※この作品はR-18です。

催眠アプリを手に入れたので、レイプする!! 奴等をエロスキルでテクノブレイク!!   作:Ω2

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反動と報告

「……『治療』はうまくいったようだな」 

 規則正しい寝息を立てながら、ベットの上で眠りについた佐藤 茜に俺は一息をついた。

 これまで何度も行ってきた事だが、失敗確率が0でない以上、こちらも緊張はする。

 ベットの端に腰かけ、俺はサングラスを掛け直した。

「すぅすぅ……」

 それにしても佐藤 茜はよく寝ている。

 少し羨ましいぐらいに。気持ちよさそうに。

 普通なら微笑ましい気持ちになるが、俺が犯した残滓がその身体に残っている為、湧き上がるのは罪悪感だけだ。

(……後始末はリルに頼むか)

 事情があるとはいえ、俺はほとんどレイプしたみたいなもの。

 後始末は同性の方がいいだろう。

 ひとまず相棒を探そうと立ち上がり、

「っ!」

 だが不意にやって来た頭痛に、俺は床に膝をつく。

(使いすぎ……か)

『治療』に使ったオーバードラッグ(・・・・・・・・)の反動が、身体に来てしまったようだ。

 オーバードラッグの使用により発生する反動は、昔の麻薬使用者によって発生するバッドドリップによく似ている。

 眩暈、吐き気、頭痛を同時にお見舞いされ、まともに動けそうにない。

「ん、く!」

 だがうつ伏せだとリルの朝食を口からリバースしそうなので、何とか仰向けにだけにはなる。

「ああ、ちくしょう……」

 何年もオーバードラッグと関わって来たのに、今だにこの反動には慣れない。

「我ながら、情けないな」

 全裸の男が仰向けで倒れているのだ。これを情けないと言わずに、なんというのか……

 

 

「いいえマスターは情けなくなんてありません」

 

 

「あ?」

 重い頭が上がり、柔らかい感触に包まれる。

 見上げると、見慣れた顔がそこにあった。

「リル……」

 いつもは無表情なリルが心配そうに俺を見下ろししていた。

 しかも俺の頭を自分の膝で膝枕しながら。

「お前『催眠アプリ』の解析はどうした?」

「終わりました」

「まじかよ」

 体感ではまだ五時間程度しか時間が経っていないはずだが。

「いくつかの重要な事が分かりましたので、マスターに報告しに来たんです」

「そうか……」

 リルが『重要』というのだ。

 余程の事なのだろう。

「報告してくれ――今すぐに」

「……いえ、マスターの身体が回復してからでも――」

「駄目だ」

 それでは遅すぎる。

「俺の身体なんてどうでもいい」

 そう。俺の身体の不調など些事に過ぎない。

「オーバードラッグを根絶するのが、何よりも優先するべき事だ」

 その為に、まずはこの事件を速やかに解決しなければならない。

 一分一秒も時間は惜しい。

「いいなリル」

「……イエスマイマスター」

 いつもは即答するリルが、返答をするのにいくばくかの間を有した。

 その理由を俺は理解しているが、こればかりは譲れない事なので、何も言わなかった。

「ではマスターの道具であるリルが報告させて頂きます……」

 

 

「『催眠アプリ』を調べた結果、明日あるホテルでアプリの保持者達全員を招いた乱交パーティーが開かれるそうです」

 

 

「そうか……」

 そいつはいい(・・)知らせだ。

 

 

「俺も参加させてもらうとしよう」

 

 

『催眠アプリ』という名のオーバードラッグを使用するクズ共を一人残らず『確保』する為に。

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