アリスいじめ 作:neonn
<あらすじ>
とうとう二部屋をぶち抜くパンチを食らって、派手にアリスが負傷したようです。
―――
アリスは、まさか俺が本当にぶん殴って来るとは思わなかったんだろうか。
いや、そんなはずはない。おそらくアリスは俺の接近を反撃の機会として利用しようとしていたんだろう。
で、それがこのような――少女のような小さいベッドのある部屋に死体のようになっているアリスを見ながら――結果となったんだろう。
さっきの首を持ち上げられたのと言い、この一番最初の腹パンと比較にならない膂力から放たれた腹パンと言い、アリスからすれば予想を大きく上回る攻撃に全く付いて来れていない。もう少し、俺に警戒心を抱いていると思ったが、どうやらまだ俺をそこら辺の気が触れただけの人間と思い込んでいるらしい。さっきは良い顔で警戒してくれて虐めがいがあるなんて思っていたが、その良い顔のまま為す術もなく吹っ飛ばされていては話にならない。つまらん。このまま適当に犯してバラして最期の悲鳴で楽しみつつ踊り食いと洒落込もうか……そう、考えていた。
アリスがベッドを支えに、右手で身体を引き上げるようにして立ち上がった。こちらに分厚い本を向けt
瞬間、俺の身体に大量の人形が刺突し自爆を行った。
その間0.5秒。
そして俺は、ゆっくりと前に倒れていった。
―――
や、やった……のかしら……
動かない、近づきたくない、でも、全身がギシギシと言わんばかりに痛みを発している。
こうしちゃいられないわ、さすがにあの爆発で死ななくても、鬼だとしても、それなりにダメージはあるはず……
早く、適当に服を着て、永遠亭に、いや、これはまず霊夢か魔理沙に言った方が、ううん、こんなボロボロの姿で外に何て出れないわ。
えっと、確か替えの下着が、っと、念のため、さっきみたいに来られたら困るから、縛っておきましょう。
……え
…………
………………あれぇ?
―――
と言う事で、アリスは今、ベッドに縛り付けてある。
もちろん、全裸で仰向けに寝かせた状態で、手足をベッドの脚に縛り付けてある。
さっきは焦ったが、あの程度の爆発であればどうにでもなる。モロで受ければ間違いなく即死だろうが、最低限の妖力と防御技術さえあれば、多分誰でも防げるんじゃなかろうか。それとも今までそういう近接戦闘を行ったことが無いんだろうか。無いんだろう、こんなお人形さんのような美少女が、近接戦闘何て荒っぽい事はしないはずだ。
下着を漁って背中を見せたアリスに、昏倒させるための弱い一撃を食らわせて今に至るわけであるが、平和ボケも甚だしい。あまり肉体的なダメージは無いと思っていたが、本当にあまり堪えていないようである。
これは、厳しい躾が必要だ。二度と歯向かえないようになるまで、どれくらいかかるか分からないが。それまで、仕方ないから、アリスの為に厳しい教育をしないといけない。
<あとがき>
なんとなんと、アリスはあんまりダメージ無いみたいです。皆さん、どうですか。あの華奢でほっそりとした美少女アリスちゃんは、案外タフなんですって。
つまりアレをしたりコレをしたりしても、ちょっとトラウマになるかもしれないけど全然、全然問題ないということです。良いでしょう、余裕の音だ。馬力が違いますよ。アリスなら車で轢いても激痛に顔を歪めるだけで済みそうですね。
我ながら、アリスちゃんの防御力を俺ちゃんの攻撃力に合わせて高くしてしまった感がある。反省。でもいいじゃん、リョナだもん。すぐ壊れちゃったらつまらんじゃろ?
本当は、瀕死のアリスが見たかったんだけどね?
でもそれだと話が終わってしまうので……別の機会に……