※この作品はR-18です。

腹黒い吹雪は欲も深くて   作:dn88k

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腹黒吹雪シリーズ第一弾。執務室で提督と二人きりになりますが、吹雪はここで異常な行動に出ます。


本編
腹黒い吹雪は欲も深くて 〜 前編 〜


 とうに日が暮れた時刻になって、艦隊が帰投して来た。口頭での報告を聞く限り、敵方の反撃は比較的強力なものであったようだが、幸いにも被害は少なかった。

「よし、お前らはすぐに入渠しろ」

 提督は怪我をした艦娘に対してそう指示を出し、

「とにかく、みんな良くやった。今日はもう遅いから後はゆっくり休んでくれ。報告書は明日で良いからな」

 と、解散を宣言した。

「了解! お疲れ様でした!」と元気よく挨拶をし、執務室を艦娘達が出て行ったが、ただ一人、今回の出撃で艦隊の旗艦を勤め、損傷も無かった吹雪だけが室内に残っていた。

「……吹雪、どうした? お前も戻って良いぞ?」

 嫌な予感を覚えつつ提督は言う。

「ええ、戻りますが、その前に……」

 と、不気味な微笑と共に言って吹雪は執務室のドアの鍵を閉めた。

「お、おい。お前、まさか……」

「クスッ……いくら司令官でもこれ位は察するようになったみたいですね」

 と言う吹雪。

 ガチャリ、と音が鳴った。吹雪が片手に装備した連装砲を提督に向けたのである。

「シたくなりましたんで、ね?」

 自分に砲口を向けながら吹雪が近づいて来た為、思わず提督は後ずさりするが、いつまでも後退出来るはずなど無く、すぐに背中に壁がぶつかり、それ以上動けなくなる。そんな提督にニヤニヤと笑いながら接近し、ついに体を密着させる吹雪。相変わらず、砲口は向けたまま。それも、顔面にだ。

「フフフ……もう半勃ちじゃないですか。実は内心期待してたんじゃないですかあ?」

「そんな事がある訳……うっ!」

「体は正直、って奴ですねえ。私が触ってあげただけですぐにガチガチになっちゃったじゃないですか」

 クスクスと笑いながら吹雪は提督の剛直をズボンの上からさすっている。

(畜生、またこうなるのかよ……)

 提督は内心、この吹雪という艦娘と出会ってしまった自分の運の無さを嘆いた。これまでの経験を鑑みるに、これから始まるのは吹雪による提督への逆レイプ以外にありえないのである。吹雪に体を密着させられて勃起してしまった事だって、内心期待していたなどという事は全く無い。彼女によって強引に行為に及ばされてしまったという経験が繰り返された結果、体が自然とそういった反応を起こすよう、学習してしまった結果に過ぎないのである。

「ほら、寝転んで下さい」

 吹雪が提督に指示する。いつの間にか提督のベルトが外され、ズボンが下着ごと引き摺り下ろされていた。吹雪が連装砲を持つ手とは反対の手を使ってやったのであろう。なかなか器用ではある。

「ねえ、頭吹っ飛ばされたいんですか? 早く寝転んで下さいよ」

 苛立ちの混ざった声で吹雪が更に言う。彼女に逆らう訳にはいかない。提督は戸惑いつつも、おとなしく仰向けに執務室の床へと寝転んだ。

「そうそう、やっぱり司令官は素直でないと」

 そう言って提督を見下す吹雪の表情は普段からは想像もつかない淫らなものだ。提督の位置からは彼女のスカートの中までも見えていた。パンツはすっかり湿っており、そこから溢れた粘液質の液体が彼女の内股を伝い始めていた。

「私も、もう我慢出来ないんです。このまま、挿れますね……」

 吹雪は砲口を提督に突きつけたまま、もう片方の手でパンツのクロッチ部分を横へとずらし、ガニ股で座って来て提督の勃起を挿入しにかかる。提督は何とか避けられないかと腰を動かすものの、吹雪は強い力で提督の顔に改めて砲口を押し付けた。

「ほら、いつも通り黙って私に犯されて下さい。じゃないと撃ちますよ?」

 吹雪は先程の淫らな顔から一転して、殺気を秘めた表情でそう言った。

「余計な事しなくて良いですから。司令官はこの粗末なものを黙って勃起させてれば良いんです」

 提督はもはや諦め、体の力を抜く。そんな彼の様子を見て、吹雪はフン、と鼻で笑い、腰を一気に落として提督の剛直を自らの蜜壺へと飲み込んだ

「はあああんっ!」

 あどけない外見の少女とは思えない艶かしい声が上がる。

「あはあっ!! 戦闘が終わった後でセックスするとやっぱりいつもより興奮しますねえ! 癖になりそうですよおっ!」

 そう言って吹雪は足をM字に開いたまま激しく腰を上下し始めた。

(何でこんな事になっちまってるんだよ……)

 吹雪の膣内に挿入している事に快感を覚えつつ、自分が部下に犯されているという非常に情けない状況に、提督は暗い気分のまま改めてそんな事を考えた。

 

 

 一見すると元気で前向き、極めて優等生的でありながらそこに嫌味な印象を覚えさせる事も無い。吹雪と出会った時の提督の第一印象はそのような好意的なものであった。提督を除けば、この鎮守府に所属している者の彼女に対する印象は今もそんな第一印象のまま変わっていないはずだ。

 しかし、しばらく接している内に、妙だ、と思うようになった。その快活さの中に、薄暗さと狡猾さを覗かせるようになったのである。はっきり言えば、その性格には著しい裏表がある。そしてその裏の部分が本性なのであろう。ただ、自分を飾るのが抜群に上手い為、提督以外は気づいていないというだけなのである。

 今思えば、吹雪は自分自身のそんな側面をあえて提督のみに見せる事で、このような状況へと持ち込むよう仕向けていたのではないだろうか。

 吹雪が艦隊に配属されてしばらくしてから、提督が一人で自室の風呂に入っていた所、どういう訳か水着姿の吹雪がそこへ乱入して来たのである。驚いた提督が訳を聞くと、日頃からお世話になっている司令官にお礼がしたい、ついては体を洗わせて欲しい、と言って来た。

 その時点では、提督は吹雪の裏の性格が見せるイタズラの一種と捉えていた。単に向こうはからかっているつもりなのだろうと考えていたのである。

 ところが、実際にはとんでもなかった。この時点での提督は吹雪という艦娘の内面をまだまだ甘い方向へ見誤っていたという事である。提督の体を洗うと言ってもスポンジやタオルを使う訳では無く、まるで風俗嬢のそれのように吹雪自身の体を使って洗うという行動に出て来たのである。しかもいつの間にか水着は脱げていて全裸の状態であった。発育途上の体を極めて扇情的に見せつけられ、押し付けられていく内に次第に欲望が高まっていった提督は、つい勃起してしまった。

 それを見た吹雪は、それまでの仮面を脱いだようにニヤリと笑い、勝ち誇った様に、

「何で勃っちゃってるんですかあ? もしかして艦娘の体に欲情してるんですかあ?」

 と言い、先程までとは一転して、艦娘へのセクハラが問題な事は知っているはず、ましてやこのように体を洗わせるなんて言語道断。発覚すれば大問題になる。と一気にまくし立てた。

「お前が勝手にやった事だろうが!」

 と提督は言うのだが、吹雪は、

「そういう話になると思います? 肝心なのはこの状況を周りがどう認識するかですよねえ? 私自身は自分をどうとでも出来てしまうんですよ?」

 と自信たっぷりに言うものだから絶句してしまった。何しろ、提督以外からの吹雪への信頼はこの鎮守府では絶大なのだ。あの真面目な吹雪が、自主的に全裸になって浴室で提督の体を自らの体で洗っていたなどと言ってもどれほど信用して貰えるだろうか。提督が彼女を自室へ連れ込んで行為を強制させたと思われてしまうのが関の山であろう。

 更に言えば、大体、提督の私室へ吹雪が勝手に入室出来ている時点でおかしいのだ。これはつまり、彼女が合鍵なりマスターキーなりを入手する手段を確保していたという事を意味するのである。これらの鍵は元の鍵を紛失してしまった場合や、何らかのトラブルが起きた時に憲兵や鎮守府の警備に当たっている艦娘達が一時的に所持を許される物であって、本来は保管先から持ち出される事すらないはずの物だ。提督が許可を出せば確かにそれも可能だが、あいにく吹雪に対してそのような許可を出した記憶は無いし、元の鍵を紛失して合鍵を作らせる隙を作ったという記憶も無いのである。だから、提督の分からない所で吹雪が勝手に手を回していた以外、可能性としては考えにくい。

 この瞬間、提督は自分が知らず知らずの内に圧倒的に弱い立場に追い込まれていた事を悟った。

「何が狙いだ……」

「別に大した要求をするつもりはありません。司令官に私のセックスの相手をして欲しいってだけなんです。ま、私の玩具としてですが」

「……は?」

「私は性欲が凄く強いみたいなんです。でも、こんな所じゃ普通は無理ですからね。司令官に相手をしてくれたらと。ああ、ついでに言っておくと、私の好みはちゃんと言う事を聞いてくれる人ですからね。それに、拒否したら後がどうなるかは分かりますよね?」

 こんな経緯で、まずはその場で最後まで行ってしまったという訳である。ついでながら、これもまた吹雪の脅迫材料の一つとなった。提督ならいざ知らず、他の者にとっては吹雪が性行為を自分から望むなど想像も出来ないからだ。この時点で、地道な努力を重ねて周囲からの信頼を勝ち取っていった彼女の念入りな下準備が実を結んだと言っていいだろう。

 以来、提督は二人きりの時間に、吹雪に性的に、一方的に弄り回される日々を送らざるを得なくなったのである。

 自己申告の通り、どうやら吹雪は性欲がかなり強いタイプのようだ。インターバルもそこそこに提督を襲い、毎回膣内射精を強制させてくるのである。

 

 

(フフ、ここに配属されたのは大当たり……!)

 吹雪は腰を振りつつも改めてそう思う。強い嗜虐性を秘めている彼女にとってセックスの相手は当然、従順な男が良い。そしてその過程でちょっとしたカラクリを使う必要はあったものの、まさに従順そのものの男を手に入れることが出来たのである。おまけに攻め立てている時の反応も吹雪好みであり、しかも精力も絶倫。逸材と言う他ない。

 歯を食いしばり、嫌なはずなのに自分の体が覚えている快感に必死に耐えるその表情。そんな提督を見つめる吹雪はゾクゾクとさせられてしまう。彼女は連装砲を提督の顔に改めて押し付け、言う。

「ホラホラ! もっと感じちゃって下さい! もっとその情けない顔を見せて下さい! 撃たれたく無いならねえっ!!」

 とは言え連装砲に砲弾の装填などされていないし、そもそも提督に発砲するつもりなど実際には全く無い。撃ってしまった途端、提督は血しぶきと共に粉々の肉片になってしまう。そうなれば後始末は困難を極めるし、仮にその場は隠しおおせたとしても提督自身は鎮守府の最重要人物だ。そんな人間がいきなり不在になったらすぐに不審がられる。そうなればほぼ間違いなく吹雪自身にも疑いの目は向けられるし、いくら彼女でもそこを誤魔化しきれる自信など皆無である。大体、折角女所帯の鎮守府に男が居るというのに殺してしまったらセックスが出来なくなるではないか。それに、今の吹雪はわざわざ兵装で脅さなくても十分に提督に対しての優位性を持っている。今、砲口を向けているのは、あくまでも自分が提督を脅して逆レイプを行なっているという事を、視覚的にも認識する事で、悦に浸るのが目的である。

「顔、動かさないで下さいね?」

 吹雪は提督の唇を奪い、その口内を舌で犯す。

「ん、ちゅぷ……ハハハハッ、相変わらず酷い口臭ですね。本当にちゃんと歯磨いてます?」

 顔を離した吹雪がそう言うと提督は実に悔しそうに睨んで来る。

(……相変わらず生意気ですねえ。ま、腑抜けになられても面白くありませんが)

 そんな事を考えた吹雪は腰を動かす速度を一気に早めた。一度提督を射精させる気になったのである。というより、自分がそろそろイきたくなった。

「いいんですよお! 出しちゃってもお! 私のオマンコに司令官の汚い精子をねえ!」

 しかし提督は首を横に振って必死に耐えている。吹雪の言うままに射精してしまうのが屈辱だからだろう。しかし、そんな反応はますます吹雪を昂ぶらせるだけである。

(アハハハッ! 司令官ってば我慢しちゃって可愛いっ!)

 提督を容赦無く攻め立てる吹雪。同時に、自分にもいよいよ絶頂が訪れる事が分かる。

「ほらあっ! ほらあっ! 出しちゃって下さいよお! 我慢は体に毒ですよお!」

 パン、パン、と音を立てながら吹雪は自らの腰を提督に打ち付けていたが、ある瞬間からそれを止め、グッとペニスを膣奥に押し付けたかと思えば、

「っクウウううん!!」

 と、体を仰け反らせて一段と高い嬌声を上げた。彼女の体はエクスタシーを迎えたのである。

 こうなった時の吹雪の膣の締め付け具合は強烈だ。元々名器と言える形状であり、それが強い力で複雑なうねりと共に締め付けて来るのだからもはや耐えようなど無い。とうとう提督のペニスはギブアップし、力強い脈動と共に濃い精液を吹雪の胎内に流し込み始めた。

「出てるううう! 司令官のが出てますよおお!」

 上を向きながら焦点の合わない目で快楽に浸り、提督の精液を受け止める吹雪。提督もあまりに気持ちが良いのか、「う、ううっ!」とうめいている。

 絶頂は次第に収まり、感覚に正常さが戻ってきた。荒い息を繰り返しながらも自分の股間を見ると、提督のペニスはいまだに硬いまま自分の蜜壺に挿さっていたが、その隙間からは精液が溢れ出ていた。

「ホント、精力だけは人一倍ですねえ」

 そう言って吹雪は指で精液を掬い、それを提督の顔に向けて差し出した。

「ホラァ、舐めて下さいよ。あなたの体の一部ですよぉ?」

 一度射精を迎えてしまったせいなのか、半ば無気力な状態になってしまっていた提督は大人しく自らの精液に塗れた吹雪の指をしゃぶり始める。

「アーッハハハハハハッ!! バカだーっ!! この人凄いバカだーっ!! 自分の精子おしゃぶりしちゃってるよぉ!!」

 もはや吹雪の笑いは狂気じみていると言って良かった。対照的に提督は虚ろな目で吹雪の指を舐め続けている。

 ようやく吹雪は笑いを収め、そして舐められた後の自分の指を見せながら提督に聞いた。

「キレーイに舐めとってくれましたねえ。どうでした? 精子って苦いでしょ?」

 提督は無言で頷く。

「ふふ、素直な男は好きですよ。そんな素直な司令官にはご褒美です」

 吹雪はそれまで持っていた連装砲を外し、脇へおいて、

「ほら、今の私は司令官を撃つ事が出来ません。私の下で好きに動く事を許可します」

 と言い、自らも再び腰を動かし始めた。ただし、先程までのM字開脚で体を上下に動かすような物ではなく、太ももで提督の胴体を包み込むような体勢で腰を前後に動かしている。

「ほら、司令官も動いて下さいよお! 私が許可してるんですからあ!」

 再び息を荒くしながらも吹雪は言う。

 提督は次の瞬間、腰を強く突き上げた。

「キャヒイッ!」

 吹雪は衝撃のあまりそんな声を出してしまう。

「吹雪っ……! 吹雪っ……!」

 自分の腰を掴み、自分の名前を呼びながら、自分の下で腰を振る提督。

(あれ? もしかして壊れちゃった?)

 一瞬だけ不安になったが、それはすぐに甘美な感覚によってかき消されてしまった。提督は吹雪の腰から手を離し、今度は吹雪のセーラー服の下に手を忍び込ませて、その控えめな胸を絶妙な力加減で揉み始めた。

「ああっ! 司令官っ! いいっ! いいですよおっ!」

 騎乗位の体勢とは言え、ある程度提督を自由にさせてやるとそれはそれで別種の気持ち良さがあって、吹雪は嫌いではない。

 どういう理由かは分からないが、提督は性交中、吹雪の快感のツボを突くような体の動かし方をしてくるのである。当初の吹雪が提督にマグロ状態でいるよう指示していた理由の一つがこれだ。気持ち良さのあまり体をうまく動かせず、自分好みの攻め方が出来なくなるのである。何故、提督は自分を蕩けさせてしまうような動きをしてくるのか。女の悦ばせ方の心得がその実吹雪の想像以上にあるのか、それとも無意識にそんな動きをしてしまっているのか、あるいは単純にお互いの体の相性が良いのか。最初の一つであればまだ良いが、仮に後者二つであれば非常にタチが悪い。本人に自覚が無いという事もあって、矯正させようが無い事を意味するからだ。

(これはあくまで、例外的な、ご褒美、なんですからねえ!! 司令官は、もっともっと、私の、思い通りの、男に、なっていかなければ、いけないんですからあ!!)

 下からペニスを叩きつけて来る提督に、自らも体を押し付けながら吹雪はそんな事を考える。

 まるで二人の腰がシンクロでもしているかのように動いている。こんな刺激の受け方をしていたらいくら吹雪でも急激に気持ち良くなってしまう。今にも果ててしまいそうだ。

(一体、あなたは、何なんですかあっ!! 私の玩具、と、言う事をぉ、自覚、して下さい、よお!!)

 ハアハア、と激しい吐息と共に吹雪は懸命に快感に耐える。しかし、先ほどと違い、今度は吹雪の限界は一気に迫ってきた。

「うあああああああっ!」

 突如と言って良い程に吹雪の体がアクメに達した。そして、またも同じタイミングで提督も絶頂に達し、再度大量の精液が吹雪の子宮に流れ込んでくる。

(凄い、気持ち良いっ……!)

 しばらく吹雪は、提督を虐げるという目的を放棄し、その快感に身を委ねた。

 二度目の絶頂が引いた後、しばらくの静寂があってから、突然吹雪が聞いた。

「……司令官、何してるんです?」

「え? い、いや……」

 騎乗位のまま自分の体の上に寝そべっていた吹雪の事を、何故か提督は抱きしめていたのである。慌てて抱擁を解く。途端、吹雪は起き上がって素早く連装砲を手に取り、提督へと突きつけた。

「確か、さっき私がイってた時からずっとそうやってましたよね?」

「も、もしかしたら、そうかも知れないな……」

「もしかしたら、じゃあ無いんですよお……」

 そう言って砲口を突きつける吹雪の目つきは恐ろしく冷たいものへと変化していた。

「あなたは私の玩具なんです。もう、何度も何度も何度も言ってますよね?」

 何も言えないでいる提督をしばらく睨んでいたが、急に自らの女陰からペニスを引き抜いて立ち上がり、

「あーあ、やる気無くしました。今日はもう終わりです」

 と言い、執務室のドアへと向かい始めた。吹雪に続いて起き上がった提督は問う。

「おい、『今日は』って、こんなのいつまで続けるつもりだ?」

 振り返った吹雪は実に呆れ返ったような表情だ。

「はあ? そんなの私が飽きるまでに決まってるじゃないですか」

「『飽きるまで』ってお前……」

 提督は怪訝そうに言う。

「ま、しばらくは遊んであげますよ。当面は飽きる事なんて無いはずなんで」

 そう言われた途端、提督はちょっとした絶望感を漂わせたような表情となった。

(ああ、その表情、素敵ですよ司令官!)

 その時、吹雪はそんな風に思い、またも昂りを覚えた。なんて遊びがいのある人なんだろう、こんな玩具に出会えた自分は実に運が良い。

 明日、明後日とまた提督のこんな表情を見る事が出来るはずだ。飽きるまでとは確かに言ったが、いつ頃飽きるかは当の吹雪自身にも皆目見当がつかない。少なくとも相当先である事は間違いない。

 

(ま、精々私を楽しませて下さいね司令官。これでも大いに期待しているんですよ?)

 提督を弄ぶという実に潤いのある生活。これからも続いていくそんな日常に想いを馳せ、心を躍らせながら吹雪は執務室を後にした。

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