罵られオナニーから一夜が明けた昼休み──。
俺は昨日のことが頭から離れず、朝から何も手を付けられずにいた。
「はぁ……。俺はなんてことをしてしまったんだ」
あんな状況だったとは言え、生徒に罵られながらオナニーしてイクところまで見せつけてしまった。情けないし、何より教師失格だ。
「でも、最高に気持ちよかったんだよなぁ……」
自責の念に駆られ、行き場を失くした本音がつい口から出てしまう。
何言ってんだ俺は! 今反省したばっかだろ。でも、気持ち良かったのもまた事実……あわよくば、またして欲しいとさえ思っている。
そんな下心丸出しの本音と教師としての自覚が激しいせめぎ合いを続けていた。
「あっ……」
せめぎ合いを宥めるように豪快に腹が鳴った。
そのお陰で朝から何も食べていないことを思い出す。
「飯、食べるか。少しは気も紛れるだろう」
そんなことを期待しつつ、昼飯を食べるために俺は早速部屋を出た。
「さてと、何を食べようか……げっ」
何を食べようか考えながら廊下を歩いていると、少し先にエミリアが歩いているのを見つける。
昨日の事を思うと顔を合わせるのは少し気まずい感じがするな……遠回りにはなるが違う道から行くか。
踵を返そうとすると、こちらの視線に気付いたのか、エミリアが振り向き目が合ってしまう。
「あ、あはは……」
咄嗟に苦笑い気味に手を振ってみせる。
「なによ、気持ち悪い。ふんっ……」
酷い罵倒と共に直ぐにそっぽを向き、そのままスタスタと歩いていってしまう。
「あの態度じゃ昨日のことはバレてないみたいだな。ちょっと心配ではあるが……」
「心配には及びません」
「あ、あるふぁ!? 一体どこから!?」
どこからともなく現れたあるふぁに驚いている俺とは対照的にあるふぁは淡々と話を続ける。
「昨日の跡、臭いは共に私が綺麗さっぱり跡形も無く除去致しました。そのため、エミリア様には昨日のことは一切認知されておりません」
「そ、そうか……なら良かった」
全然良くない。何故なら、今日俺が一番顔を合わせたくなかったのはエミリアではなくあるふぁなのだから。
あるふぁを見ると昨日のことが鮮明に蘇って、ちょっと変な気分になる。気付けば少しだけ勃起してるし、さっさとこの場から離れなければ。
「じゃあ、俺は昼飯食べるから……ま、またな! ……って、あれ?」
さっきまで居たはずのあるふぁが居ない。なんでか分からんが、これはこれで良かったか。
「先生様、この有様ではお昼ご飯どころではないと思いますが?」
「えっ……?」
居なくなったと思っていたあるふぁの声がする。しかも、妙に下から……。ハッとした俺はすぐさま自分の下半身に視線をやる。そこには屈んで俺の股間を凝視するあるふぁの姿が。
「な、何してるんだ!」
「私と会って昨日のことを思い出し、情けなく勃起した先生様の男性器を眺めております」
図星だ。ここまではっきり言われると、恥ずかしい。だが、それ以上に興奮している自分がいた。
「更に大きくなっているのはどういうことでしょうか?」
気が付けば完全に勃起し、立派なテントを張っていた。
「す、すまん。このことは見なかったことにしてくれ!」
耐えられなくなった俺は回れ右をして自分の部屋へ急いで戻ろうとする。
「部屋へ戻って自慰をするおつもりですか? よろしければ、私がその役目をお引き受け致します」
「へっ?」
部屋へ戻ろうとした足がピタリと止まる。昨日の気持ち良さが忘れられない俺にとってはまたとない誘いだった。
「本当か!?」
「はい。元はと言えば私のせいで勃起してしまったようですし、私も昨日のことで男性の性欲処理に尚更興味が湧き、色々と勉強致しました。ですから、先生様を満足させることは容易かと思います」
「よし、じゃあ行こう!」
理性を封じていた教師としての自覚などというものはとうに忘れ、あるふぁと共に自分の部屋へと向かった。
「よしっ……!」
部屋に入って奥のベッドに腰掛ける。
「準備はよろしいですか?」
「ああ、バッチリさ」
「それでは、失礼致します」
あるふぁにズボンごとパンツを脱がされ、勢い良くペニスが飛び出す。ちょっと恥ずかしい……。
「もうこんなに大きくしてるんですか? はしたないですね」
蔑むような目で言われ、興奮は更に高まっていく。
「もう我慢出来ないようですので、早速性欲処理にあたりたいのですが、どのように性欲処理致しましょう?」
「決めて良いのか?」
「ええ、私はメイドですので。童貞の先生様が考えるであろうシチュエーションには対応出来るかと」
どうすれば良いんだ……して欲しい事が多すぎる。スベスベしてそうな手で扱いてもらうも良し、あの豊満なおっぱいで挟み込んでもらうも良し。だが、今回は初めてだし無難に手でしてもらおう。
「じゃ、じゃあ、手でお、お願いしようかな……」
何だか小っ恥ずかしくてどもってしまう。
「承知しました。では……」
あるふぁはゆっくりと手を伸ばし、優しく俺のペニスに触れた。華奢な手からは想像もつかない程に温かく、触れられただけで心地良い。
その気持ちを表すかのようにペニスがビクンと一際大きく跳ねる。
「きゃっ……!」
驚いた様子であるふぁは伸ばした手を引っ込めてしまう。
「そんな声も出るんだな」
「少し吃驚しただけです……」
ほんのり顔を赤く染め上げ恥ずかしそうにするあるふぁ。
その様は普段の淡々とした雰囲気とのギャップでかなり可愛らしく見えた。
「照れるなんて、案外可愛いとこもあるんだな」
「っ…………!」
先程よりも更に顔を赤くして下を向いてしまう。
「だ、だいじょぶか?」
「可愛いなんて言葉初めて言われたもので、少しだけ取り乱しました……申し訳ありません」
可愛いって言葉でこんなに恥ずかしがって、なんて初心で可愛いんだ。
今からこんな可愛い娘に抜かれるんだと思うと興奮が止まらなくなる。
「もう我慢出来ん、扱いてくれ」
「分かりました」
気を取り直した様子であるふぁは再び手を伸ばし、ペニスをしっかり両手で包み込んだ。
さっき触れられた時と温かさは段違いだ。身どころか意識ごと委ねてしまいそうになる。
「握っただけで気持ち良さそうな顔して……擦ったらすぐ射精しちゃうんじゃないですか? こんな風に」
嘲笑気味にあるふぁは握った手を上下に動かしてみせた。
ゆっくり上下に動かされた手はペニスへ徐々に刺激を伝えてくる。少々こそばゆいが、この低刺激でも自分の手とは段違いに気持ちが良い。
「はぁ……」
つい狼狽えてしまう。
「もうそんな情けない声出して……射精にはまだ早いですよ」
嘲るような表情とは裏腹に小動物を愛でるかのように優しく亀頭から竿にかけて手のひらで何度も撫でられる。
気持ち良いことには良いが、当然こんなんじゃ刺激は足りない。生殺し状態もいいところだ。
ペニスは正直なのか、更なる快楽を求めてビクビクと震えている。
「撫でる度にビクビクして可愛いですね……。どうして欲しいか仰って下さい」
依然として生殺し状態が続く中、あるふぁは冷徹な視線を投げかける。
「もっと強く扱いてくれ……」
すぐさま俺は思いの丈をぶちまけた。
「ちゃんと言えるじゃないですか。そんな先生様にご褒美です」
そう言うとペニスをしっかり握り、先程までの撫でるような動きから一転、ゆっくりめな上下運動へと変わった。
上から下、下から上へと単調な動きながらも焦らされていたせいでかなり気持ち良く感じる。
「おお……! いいぞ……そのままで頼む」
「我慢汁もこんなに……!? しかも昨日より量が多いように見受けられますが?」
「それだけあるふぁの手が自分の手よりも気持ちいいってことだ」
「先生様にそう仰って頂き、光栄です」
あるふぁは少し嬉しそうにしながらカウパーをペニス全体に塗りたくり、さっきまでと同じように上下に擦りあげる。
カウパーが良い潤滑油となりストロークにも速さと勢いが増してゆき、淫らな水音も響き始める。
カリ首を擦られる度に自分の意と反して情けない吐息が漏れ出す。
「先生様、ここが弱いんですか?」
俺の弱いとこを察したあるふぁはすかさずそこを執拗に攻め立てる。
竿は優しく、カリ首から上は強く……メリハリのあるストロークは気を抜けば今にもイってしまいそうな程に気持ち良い。
まだイくにはもったいないと思った俺はあるふぁの問いに対して否定しようと口を開くものの快楽の波に溺れて声が出ない。それどころか身体は腰を浮かせてしまい、いかに気持ち良いかをアピールし、まるで肯定しているようだった。
「そんなに気持ち良いですか、ここ」
虐めるようにエスカレートしていくあるふぁの攻めに次第に息が上がり、射精が近いのを実感していた。
「息も上がって……射精しそうなんですか?」
「あ、ああ……もう無理そうだ……」
これ以上我慢は出来そうにない。このままあるふぁに手で扱かれて思い切り射精したい……!
「でも……そう簡単には射精させません」
そう言ってあるふぁは扱くのを止め、終いにはペニスから手を離し、一切の動作をしなくなった。
所謂寸止めと呼ばれる行為だ。
「かはぁ……!」
初めての出来事に動揺した俺は、思わず嗚咽を漏らした。
射精寸前だったペニスは何度かビクンと大きく跳ねると、尿道口をヒクつかせカウパーを再び分泌した。
「イきたいなら「イかせてください」って言わなきゃダメですよ。 でないと、本当にやめてしまいますよ?」
あるふぁの冷酷な表情が更なる興奮を誘う。
こんなんで止められたら、生殺しはおろかほんとに殺されたも同然な気持ちになってしまう。
俺は絶え絶えになりながらも声を振り絞り、再開を乞う。
「よく言えました」
あるふぁは寸止める前よりも強めに擦るのを再開した。必ず射精させるトドメの一撃と言わんばかりの動きにペニスは蕩けきり、射精は間近に迫っていた。
「先生様の特濃精液、ビュッビュッと思い切り射精してください……!」
言われなくても分かってる。と言うかもう思いっ切り射精することしか考えてない。
瞬く間に俺は射精し、全てを出し切った。
寸止めされたのもあって、出された精液は今までで一番勢いよく飛び、あるふぁの頭を彩った。
艶やかなピンク色をしたあるふぁの髪は精液に塗れ、それを戸惑い気味に払い落とそうとする様はなかなかにエロい。
「昨日よりも倍以上の量が……」
「あるふぁの手が気持ちよすぎた。それに寸止めなんてされたらもうダメだ……」
「あのようなことをすれば男性は喜ぶと書いてあったのですが……」
胡散臭いネットの記事を読んだのか分からんが、合っているからつっこまないでおこう。
「精液、髪に飛ばしちゃって悪かったな……。良かったらシャワー使ってくれ」
幸いなことに今回は俺の部屋だ。お互いシャワーに入ればほとんど証拠が残らない。
「私としましても、そうしたいのですが、その……普段はエミリア様と一緒に入っており、一人でシャワーに入るという経験がなく、先生様がよろしければい、一緒に入って頂けませんか……?」
突然のシャワーへの誘いだったが、断る理由もない。強いて言えば理性を抑えきれなくなり、あるふぁを襲う可能性があることくらいだ。まぁ今出したばかりだし大丈夫だろう。
「か、構わないぞ。それじゃあ行こうか」
タオル等の道具を持って、あるふぁと共に浴室へと向かった。
最後までお読み頂きありがとうございます。コロナはカス