戦姫コレクション チートな勇将に転生してイチャラブな旅 作:たくと七星
「ご主人、ご主人のためにかなりの有名人を登用したわ」
まあ、確かに見た感じ只者では無さそうだしな。それが一堂に集結した感じだよな。
「けど、よく鶴の募集に応じたよな・・・」
「そりゃそうよ、だって貴方、天下を取ろうとしてるんでしょ?」
謙信が俺の顔を覗いて言った。
「天下、ああ、俺はそう言った」
「そう、鶴ちゃんからそれを聞いた」
指でビシッと俺を差して話を続ける。
「天下を取っちゃおうなんてたいそれた事を言う人がいると聞いてね、そして鶴ちゃんの呼びかけに応じた、どんな相手かと思ったら、ふんふん、まあ、いいんじゃない、ねえ、信玄、信長」
そう言って信玄、信長の方を向いた。
「ちょ、何で私に振る訳?」
「またこいつの流れに乗せられるパターンか?」
信玄と信長は苦虫を噛み潰した顔になる。
「ちょっと、ちょっと、そんな顔しないの、信玄、貴方は宿敵でしょ、信長はいつもプレゼントを贈り合うズッ友じゃない~」
「はいはい、確かに見た目強そうよね~」
何か適当な感じだな。
「そう言う訳だ、謙信を始め我等、お前の天下統一のために力を貸してやると言う訳だ」
「と言っても、只で引き受けるほど甘くは無いんだけどさ~」
蘭丸がケラケラ笑って言う。なるほど、この先の流れが読めて来たぞ。
「お前が本当に天下を取れる器なのかどうか、お前の力を我等に示してみろ」
信長が剣を突き付けて来る。こうなれば結論は一つだ。
「ご主人様・・・?」
「イノリ、心配すんな。解った、訓練場に行こう」
俺は早速、訓練する広場に向かった。
「手加減は無用だ、どちらが真に強いか、ただ勝負するのみ・・・」
信長が剣を構える。俺も太刀を一つ持って構える。
「信道様、私も加わりましょうか?」
「村正、心配はいらねえよ。こいつだけで勝ってみるさ。全員に、だよな?」
「無論だ、私と蘭丸、そして謙信、信玄、島津とその配下達、全員と戦って強さを示せ。お前が強いと解ったなら、認めて仲間となろう、さあ、どこからでも来い!」
「ああ、行ってやるさ!」
結果は・・・。
「ぐぬぬ、まさかこの私が後れを取るとは・・・」
「嘘でしょ、ありえないでよ、信長様より強いなんて、何かずるしたんじゃないの?」
「あちゃ~、ものの見事に敗けちゃったわ」
「さすがです、見事なお強さ・・・」
「くう、悔しいけど、認めるしかないわね・・・」
「そうですね、天下を取ると豪語するだけの事はある・・・」
「強いのね貴方、鬼島津と呼ばれた私も降参だわ」
「ふふ、強いのねお兄さん・・・」
俺の大勝利だった。信長を始めとした姫達を全て倒したのだ。
「ご主人~!」
「さすがは信道様です~!」
鶴や高虎を始めとした皆が俺に集まって来る、俺の戦いに感心してるみたいだ。
「世良田信道・・・」
信長達が俺の所にやって来る。
「何だ?」
「いいだろう、お前が並みの器ではない事が解った。お前の夢のためにこの力を貸してやろう」
「ああ、よろしくな」
「ふん、信長様より強いなんて生意気だけど、まあいいさ、好きに使うといいよ。けど、がっかりはさせないでね」
蘭丸が皮肉まみれに言って来る。一応は認めたみたいだが、こいつ、信長以外は認めないって奴なのか・・・。
「いや~、こんなに強い子だったなんて、お姉さん、感心しちゃったわ~。こう言う子になら任せていいかもね、さあて、我等の主様がこうして帰った事だし、今晩は飲んで騒いではしゃぐわよ~!」
謙信の言葉に鶴や皆は大喜びだが、信長、信玄、絢さんは苦笑いをしていた。一体どうしてなのかはこの後に開かれる宴ですぐに解る事になった。