※この作品はR-18です。

果てなき夜で、貴方に愛を   作:毒蛇

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アンケートありがとうございました。
読者の半分が心の中にかっきーを飼っていると。


【番外】鳴き声

 季節は巡る。だが、世界が変わることはない。

 神樹に守られて常に不変であり続ける世界。たまに勇者や巫女が増え、敵の顔ぶれが変わるだけで、神樹が構成した世界で生きていく現状は変わらない。

 

 朝起きて、昼を学校で過ごして、夜に少女と夢を見る。そんな少し爛れた日々を送る。

 それを繰り返して何年経過したかを考えることもなくなった。

 少なくとも肉体的に成人した年数までは数えたが、それ以降に意味を感じなくなった。

 

 いずれ終わる世界。

 後ろ向きでその日を待つよりも、前向きで日々を生きようと少しは思えたから。

 

 この世界に来て、少女たちとの関係性は多少親密になっただろうか。

 過ごす時間が長くなればなるほど、共に交わした言葉が増えるほど、思い出を共にするほど、忘れられない一夜を共にするほどに、無垢な乙女たちの精神は変わっていったように感じる。

 見た目が変わらなくても、その眼差しに、仕草に、態度に大人びた物を見るようになった。

 

 だが、神樹に見初められただけはある少女だ。

 少し男を知って、精神年齢が変わったとて、何もかもが変貌する訳ではない。 

 人の為に勇んで行動する勇者の在り方は変わらない。

 明るく、笑顔で、周囲の人を幸せにしようと出来るだけ頑張ろうとする姿勢もだ。

 

 ──そんな勇者たちを抱く日々もまた変わらない。

 

 

 

「寝ているの?」

 

「ん……」

 

 勇者たちの変貌の切っ掛けは、男との肉体関係だろうか。

 それとも加賀亮之佑と出会ったことだろうか。

 満開の後遺症による少女たちの性的欲求の解消、それを言い訳に、快楽という底の無い沼地に脚を踏み入れて少しずつ沈んで、もう言い訳を口にせずとも身体を重ねるようになった。

 嫌悪感も、戸惑いも、恐怖も、快楽という果実を味わって変わったようだった。

 

「気持ちいい?」

 

「はっ……ぁぁ……」

 

 目の前の少女も抗う姿勢を見せながらも、以前とは比べ物にならない程に弱々しい。

 変わらぬ世界で最も近しい他人である勇者部たちと彼女は快楽を共有している。ただの友人ではない。死線を潜り抜け、果て無き夜を共に過ごし、互いの肉体の味を知るまでに至った。

 

 雄と交わること。

 仲間と共に味わったその秘密を忘れられずに、誰にも見られずにひっそりと味わった快楽を忘れられずに、今日も少女は自らの肌を見られることを許容した。

 

「別に……誰でもいい訳じゃないですから……」

 

「寝ていないの?」

 

「ぁ……っ! ……すぅ……すぅ……んッ!」

 

 とろけた寝顔を見せる少女は媚びた甘い声を寝息と共に聞かせる。

 や、あ、と嬌声を漏らしながら、露出した乳房、その先端を指で摘ままれ、くりくりと弄られる度に可愛らしい嬌声を聞かせる少女に征服欲と加虐心を煽られる。

 わざと此方の情欲を沸き立たせるかのように甘えた声で、ツンと尖った乳首を好き放題させているのかと考えながら豊満な乳房を揉みしだく。

 誘っているのかと耳元で囁いて、嫌々と否定する度に乳首を擦ると背中が反る。

 

 白い喉に汗を浮かべる少女の唇に唇を重ねる。

 餅のような質感を両方の掌全体で味わいながら、少女の喉を指でなぞる。

 

「んんんッッ……!!」

 

 艶やかな唇から覗く舌先。

 ぬめり、柔らかな舌に舌を絡めては裏側の柔らかさとざらついた質感を味わう。唾液を絡め合い啜る音を少女に聞かせながら、口端から垂れる涎に構わず濃厚な口づけをする。

 

「ん……っ、ぁ、ぁふっ、ひぁ……!!」

 

 僅かに汗ばんでいる少女の乳肉を揉み解す。

 むにゅむにゅと乳房を揉みしだき、少女の性感を刺激する。俺の手に余る程の肉果を好きに揉み、弾力と柔らかさを楽しむ。曲線美を描いた乳房を根本から先端へと手を這わせ、桜色の乳頭を指先で撫でる度に、ビクッと硬くなっては震える。

 

 豊かな乳房は熱を帯びており、つきたての餅のように柔らかい。

 白い餅を手にしながら乳輪の縁を指でなぞる。

 掌に収まる少女の乳肉にピンク色の乳頭の感度は高く、刺激の度に身動ぎする彼女のあられもない声が、揉む手と、摘まむ指の力を強くする。

 

「~~~~ッッ!!」

 

 ビクッと肢体を震わせ、小さく口を結ぶ。

 形の良い眉を寄せて、瞼を閉じた彼女は小刻みに痙攣した。

 

「ふ、ゎ……」

 

「乳首だけで気持ちよくなっちゃったね」

 

「ごめんなしゃ……」

 

「寝ているんじゃないの?」

 

「…………すぅ」

 

 ちゅっと唇を重ね、口端から垂れた唾液を舐めとる。

 見下ろす少女の瞳は虚空を見上げ、その眼差しは快楽で濡れていたが、チラリと俺を見るときゅっと瞼を下ろす。長い睫毛に縁取られた瞼は小さく震えていた。

 

 一度顔を上げて、更には上体を起こす。

 敷かれた布団の上で眠る少女。寝間着として浴衣を選んでいたのだろう、黒地にピンクの桜模様を散りばめた和風の浴衣は腰紐を解かれ、中の果実を曝け出していた。

 布団の上で、浴衣の上で、少女が目を閉じている。

 白磁の肌は薄っすらと朱色に染まり、悩まし気に漏れる吐息に唇が震える。

 

 起伏に富んだ胸元は仰向けでも、男の手で揉まれても、形を保ったままだ。

 いくら揉んで形を変えても元に戻る姿は、下腹部に血を巡らせる。手で、口で、肉棒で、その柔肌を汚し、自分色に染めることで、その美を自分の物にしたいという本能が背筋を奔る。

 

 視線をゆっくりと下げていく。

 無駄な脂の少ない普段から鍛えられた腹筋と、くびれた薄い腰肉。

 下腹部を守る薄青色の下着は生地が薄い。恥毛や恥部は色も形も丸見えで、生地面積も小さい。明らかに男を意識したような作りは、彼女の普段の清楚さからはあまりにもかけ離れている。

 淑やかで、普段見ている姿よりもやや肉感的な少女が目を閉じていた。

 

「……はしたない」

 

 聞こえたのだろう、頬の朱色が色濃く染まる。

 普段よりも幼さやあどけなさが消えた、少女よりも女に近くなった顔立ち。可愛さよりも美しさが強くなったのは顔だけではない。より豊かに、より丸みを帯びた肢体もだ。

 視線を感じ取っているのだろう、舐めるように見続けると、少女の呼気が荒くなった。

 病人のような吐息を漏らし、乳頭を硬くし、ショーツの生地の染みを広げる。

 

「濡れてる。何もしていないのに、糸引いてる」

 

「……っ」

 

「もっと、見たいな。……隠さないで見せて」

 

「……ぅぅ」

 

「エッチな声も聞かせてよ」

 

 そう囁くと、反抗的になり、きゅっと唇を結ぶ少女に唇を重ねる。

 

 開いたままの太腿を恥じらうように静かに閉じようとするも、両脚の間に座り防ぐ。

 艶やかな黒髪少女の雪肌に手を置く。

 それだけで観念したかのようにゆっくりと股を開いていく。

 目を閉じながら、朱色に染まった端麗な顔を横に向け、薄青色のショーツ越しに透ける恥部を自ら脚を開いて見せたことに礼を告げる。

 

「ありがとう」

 

「……っ」

 

 少女の絹のような黒髪は触り心地が良い。

 黒髪を纏める碧色のバレッタはない。水のように掬った手から髪の毛が零れ落ちる。掬う度にふわりと漂う甘い香りに、中毒性と、全身の細胞が雌を犯す予兆を感じて震える。

 

「綺麗だよ。すごく綺麗だ」

 

「……!」

 

 形の良い耳元で囁くと、触れた肌がピクリと震える。

 触れた少女の太腿は掌に吸いつくような感触が心地よい。

 

「寝てるの?」

 

「……すぅ……すぅ」

 

「そっか。残念だな」

 

 深緑の瞳は宝石のようだ。しっとりとした肌に指が吸い付く。

 いつまでも触っていたい。白い肌の至る所に自分の痕を残したい。

 名前を呼んで、豊かな乳房を揉んで、そんなことを囁き続けると、耳が朱色に染まっていく。

 

「ぁっ……はっ……」

 

 囁く度に身悶える少女が唯一着けた下着は先ほどよりも肌に張り付いて、恥丘が生地越しに浮かぶ。思わず恥丘を指でなぞると淫液が生地に滲み、指に付着する。

 こしゅこしゅと秘裂を指で擦ると、彼女の乳房が目に映る。

 

「ん……は……ふぁっ……」

 

 まるで食べて欲しいとばかりに少女の緊張に合わせて、乳肉がぷるりと揺れる。

 杏仁豆腐に載るザクロの実に吐息を吹き掛けると、少女が小さく息を呑む。

 何をされるのか、今俺が何をしようとしているのか、自ら瞼を閉じた彼女は想像しか出来ずに緊張しているようだったが、肢体はすっかり解れて熱くなっていた。

 

「……ぁー」

 

 ビクリと震える少女の乳首に吐息を吹き掛ける。

 口を開けて、今から食べるぞと予告すると僅かに身体を強張らせた。

 

「あむ」

 

「……っあッ!」

 

 赤子のように母性の象徴を口に含む。

 コリコリとした肉粒は唇で挟み込むとグミのように弾力があった。ぎゅっとシーツを掴む少女の谷間に垂れてきた汗も舐めとると「ひぅ」と身じろぐ。

 その合間に空いた手で片方の乳房を揉みながら、乳頭を指先で弄り続ける。

 

「ふっ……ぅん」

 

 カリカリと指先で擦る。

 

「……ぃ、ぁ……っ!」

 

 乳輪をなぞって、根本から先端に掛けて優しく扱く。

 

「は──、ぁぁ……」

 

 両方の乳房を寄せて乳首を同時に吸い付く。

 

「っぁあああっっ……!!」

 

 上体を反らして悲鳴のような嬌声を上げる少女。

 快楽に酔いしれ、伸ばした脚の爪先をピンと硬直させる彼女は、荒い呼吸を繰り返すと白い脚を蛇のようにくねらせ、シーツに皺を作った。

 

「ぁぁぁっっっ!!」

 

 わざと強めに乳首をこねり、高まった性感を刺激する。

 白い柔肉を好きに揉みながら、唾液で濡らした乳首で遊ぶ。仰向けで横に流れる乳房を手ですくうように持つとずっしりとした質量に驚きながら、下乳部分を甘噛みする。

 しっとりとした柔肉は薄い塩味がした。バランスが悪いからと、もう片方も甘噛みすると彼女も身体を震わせて悦んでくれた。

 肉粒は赤く色づき、目の前の彼女はあられもない声で喘いでいた。

 

「っ、……ァ、……っ!」

 

 やがて俺が解放すると、彼女はぐったりとした様子で荒い呼吸を繰り返す。

 乳首で絶頂に達した少女は、どうとでもなれと言わんばかりに、唾液塗れで朱色に染まった柔らかな胸を曝け出していた。

 僅かに薄く開いた眼差しは気絶しているのか絶頂に浸っているのか判断に迷う。

 全身からむわりと漂わせる淫臭は、普段の清楚な姿からは程遠く、淫らで、淫靡で、蠱惑的で、魅惑的で、これこそが彼女の本当の姿なのだと理解させる。

 

 しばらくの間、呼吸を繰り返す黒髪少女の腹部を枕に、美麗な容貌を見つめる。

 すりすりと頬ずりしながら、へそを舐めると、僅かに瞼を開けて覗く深緑の瞳と目が合った。小さく微笑む姿は慈母のようで、自らを辱める雄を受け入れるように静かに瞼を閉じた。

 

 ──味わって食べて下さい。

 無言だったが俺には彼女の態度がそう言っているように聞こえた。

 

 この姿を保存しなくていつ保存するのだろうか。

 乳房だけでも、何度目かの恍惚に身を震わせる少女のショーツのウエスト部分を掴む。

 

 殆ど履いていないような薄い生地だったが、無言で腰を上げた彼女の協力で最後の一枚をするりと抜き取ることが出来た。薄い生地と秘所に愛液で橋を架けていることを語ると、ん、と白い頬を朱色に染める少女が恥じらいの声を聞かせる。

 

 薄い生地を取っ払うと、きゅっと肉感たっぷりの腿が思い出したように両腿を閉じる。まるで構って欲しいかのような見せかけの抵抗は俺の性感を高める。

 頬を吊り上げて、恥部に顔を寄せると鼻孔一杯に少女の香りを楽しむ。

 

「~~~~ッッ!!」

 

 黒々とした陰毛に鼻を埋めて、ひくついた花弁に口づけをした。

 少女が息を止めるのに合わせて鼻の粘膜に沁みる雌の香りを楽しむ。俺の顔を太腿で挟む彼女は寝ているという意思を表明しながらも、遂に俺の顔や頭に手を伸ばす。

 

「ゃっ! そんなところ嗅いじゃ……ぅぁっ!」

 

「すぅー……はぁー……すぅー!!」

 

「ぅぅぅっ!!」

 

 乙女の花園で深呼吸を繰り返す度に、彼女の体温の上昇を感じ取る。

 ぐりぐりと茂みの中で鼻先を揺すると陰核にぶつかり、ビクリと少女が震える。

 

「はぅっ」

 

 舌先に絡む濃厚な蜜はとろみを帯びている。

 じゅるるっと下品な音を立てると、俺の顔を挟む白い肉に力が入る。

 

 僅かに腰が浮かぶが俺の顔が媚肉から離れることはない。

 露出した貝肉の香りを楽しみながら、周囲の茂みごと陰核を口に含む。ぶるりと震えた反応から今日は指の方が悦ぶことを悟った俺は自らの指に陰核の刺激を任せ、舌で貝肉に挿入する。

 

「はっ……ハッ……」

 

 犬のような吐息で、肌に汗を浮かべる少女の陰唇と熱烈なキスをする。

 俺の髪を掴む手に力が入る。

 切羽詰まった声を上げる彼女の陰核を指で弄りながら、舌で疑似挿入を続けると飛沫が顔に飛ぶ。あっという間に顔を愛液で濡らしながら、可能な限り奥から溢れる蜜を掻き出す。

 

「んぅぅぅっっっ……!!」

 

 徐々に力を弱める肉付きの良い脚を手で開くと、媚肉と顔を密着させるほどに愛液を啜る。

 腰を浮かせ、大きく痙攣。二度、三度と腰を震わせては、雫が内腿に垂れた。

 

 淑やかに絶頂に達した少女。

 口端から涎を垂らし、恍惚な表情を隠すように腕で顔を隠す少女。

 

 滑らかな腋に思わず顔を近づけて舌で舐めると、雌と甘酸っぱさと僅かな塩辛さを堪能出来た。咄嗟に腋を閉じようとする彼女の二の腕を掴みながらペロペロと舐めると、小さく笑い声を漏らしながら、好きに遊ばれることを許容する。

 満足した頃にはぐったりと脱力した少女を俺は見下ろす。

 

 様々な味わいを唾液と共に飲み干しながら、敷いた浴衣の上で裸体を見せる彼女の脚を開かせる。まるで人形にポーズを取らせるように、両脚を開脚させて秘所を曝け出す。

 柔らかな彼女の手を掴み、少女の指を陰唇の縁まで誘導させると自ら開かせた。

 

「……ッ!」

 

 外気に晒される媚肉に小さく震える少女。

 ピンク色の襞や、奥でひくついている肉は、女体の神秘を感じさせる。

 教本に載ってもおかしくはない。どれだけはしたなくて、どれだけ美しい身体なのかを、彼女に自ら奥まで見せる姿勢を維持させたまま、乳房を揉みながら俺は耳元で囁く。

 

「この姿を後世にまで残したいな~。駄目?」

 

「…………だっ──」

 

 拒否は認めない。

 ズボンを脱いで露出した肉竿を媚肉に擦りつけながらキスをする。

 可愛らしい声で擦り合わせるのを楽しむ彼女とたっぷりと口づけをして、何回か同じ質問をして、三回目で「……私のはしたない姿を撮って下さい」という回答を貰った俺はふと思いつく。

 

 少女の机に置かれた制服を取りに行く。

 急遽用意された高校の制服と、学生証を二つ手に取る。

 

 付着した少女の柔らかな甘い香りに癒されながら、彼女のブラとショーツも回収しながら、一つ目の学生証に目を向ける。

 普段見ている少女が少し歳をとっている、今とは程遠い真面目な顔写真が映っている。

 律儀に姿勢を保ったままの少女の腹部を撫でる。

 そっと、畳んだ制服と、生暖かい下着を少女の横に置く。

 

 最後に彼女の下腹部に学生証を乗せて、彼女の顔と恥部が分かるように端末で写真を撮る。

 笑顔で、彼女は流出したら人生が終わりそうな写真を撮らせてくれた。

 

「大丈夫だよ。ちゃんと保存するから」

 

 端末にはくっきりと奥まで覗いた秘所と少女自身の学生証が映っている。

 学生証に載る真面目な顔と、雄を前にした雌の顔の違いを楽しむことが出来る。

 

「安心してね。──須美ちゃん」

 

 学生証には『鷲尾須美』と書かれている。

 中学生の東郷美森よりも数年ほど成長した須美の裸体を余すことなく保存する。ついでに東郷本人の学生証を下腹部に乗せて一緒に撮る。同一人物だから差分を楽しめるのだ。

 流石に抗議レベルなのか、半眼で俺を睨む彼女は小さく頬を膨らませる。

 

「……東郷さんと毎晩こんなことをしているんですか」

 

「前にも見たでしょう? イチャイチャしたり、ちょっと激しかったりするんよ。それより寝ているんじゃなかったの?」

 

「…………激しくされたので起きました」

 

 肉体年齢は上だが精神年齢は下の少女が口を開く。

 ただ、ある程度は一致している筈の身体を俺に隠すこともしない。

 

 より豊かさに富んだ胸肉。

 より丸みと柔らかさを帯びた白磁の肌。

 やや濃さの増した恥毛と、赤く色づいた恥部。

 

 変わらない艶のある黒髪と、より女に近づいた少女の容貌。

 少女と女の境目が女に傾きつつある姿。

 それでも中身は小学生の鷲尾須美であって、東郷美森ではない。

 

「でも、これから二人ともこの身体になるんだな」

 

 布団の上に広がった浴衣と、その上で全裸となっている須美(高)。

 その隣の布団には同じように色違いの浴衣をはだけて胸と恥部を露出した東郷がぐったりとしている。見知った姿だが、絹のような黒髪は雄の子種で汚れ、その胸元は雄に蹂躙された痕を残し、ふわりとした陰毛は白濁で固まり、秘所からは汚濁が垂れる。

 口紅のように白濁で濡れた唇を時折舐める東郷の意識は未だに法悦に昇ったままだ。

 

「あれだけエッチな声を上げても気づかないなんて……自分はエッチだと思わない?」

 

「……っ」

 

「俺は好きだけどね」

 

「…………私はエッ……助平ではありませんが、亮之佑さんが私たちに責任を取ってくれるなら、……もう何も言わないですから、いくらでも東郷さんとして下さい。部室でも教室でも皆の前でも……どこでも好きにしたらいいじゃないですか」

 

「拗ねない拗ねない。二人は同じ人なのに須美ちゃんはツンツンして可愛いね」

 

「……なんですか」

 

「俺はね、須美ちゃんともシたいなって。こういう、エッチな、こと」

 

「…………あっ、えっと、わ、私も…………あ! 今笑いましたね!?」

 

「ごめんごめん。揶揄い過ぎたよ。須美ちゃんが可愛くて。すみません、須美先輩」

 

「許しません! 亮之佑さん」

 

「その姿なら亮くんだな。二人きりの時だけでもいいから」

 

 ペチンと枕にしていたサンチョ枕を俺の胸板に叩きつける須美。

 普段よりも大人びた顔立ちを赤くして、枕で顔を隠しながらそっと脚を開く。

 

「……亮くん」

 

「可愛い」

 

「もう!」

 

「ごめんって」

 

「……どうしても、許して欲しかったら……」

 

 濡れた瞳を俺の屹立した肉棒に向ける。

 見たこと自体を恥じるように、そっと逸らした彼女は、片手で貝肉を開く。

 

「許して欲しかったら……、亮之佑さんので、最後まで……シて下さい」

 

 

 

 

 身体だけ先輩となった女に正常位でピストンする。

 抽送を繰り返す度に、肉襞が蠕動し、あられもない声を巻き散らす。

 

「ひッ! ぁぁっ!」

 

 最奥を肉竿が貫く。

 須美の秘められた最奥に挿入の衝撃が伝わる。

 

「ぁっ、ぁぁあっ!!」

 

 彼女に逃げ場などなく、抽送の度に須美は髪を振り乱す。

 そもそも逃がすつもりなどないと、腹と腹が触れ合うほどに密着する。ぴたんと彼女の腿が俺の脇腹を叩き、胸板に潰れた乳房がパン生地のように形を変える。

 

 柔らかな乳房と、コリコリとした乳首が胸板を擦りながら、ピストンを速める。

 蕩けた表情の須美。結合部からは愛液と先走りの泡が垂れる。

 

「ぐっ」

 

「ぁ、あ、だめ……」

 

 きゅううっと膣襞が肉棒を引き締める。

 男を惑わせる、色香を帯びた声音を鼓膜に響かせる須美の肉体がもたらす快楽は俺の射精衝動を限界まで高めていた。既に奥歯を噛み締め、腰を動かすだけの機械と化している。

 

 目の焦点は合わず、口端からは粘度の高い涎を垂らす。

 それでも可能な限り脚を広げる須美は、本能と身体で俺を求める。

 

「ぁ、ぁ、あ……!」

 

 潰れた乳房が揺れ動き、幾度も絶頂に達する彼女の膣の蠕動が続く。

 いつでも子種を注いで下さい。そう告げている気がして、俺は滅茶苦茶に突く。

 

「ぅあぁ! ひっ……ぃぁッ!! ぁぁ……!!」

 

 既に暴発寸前。

 淫らな女は喘ぎ混じりの悲鳴を上げる。

 背中に爪を立て、大きな瞳から涙があふれる。

 

 シーツが歪み、互いの体液が絡み合う音を響かせる。

 ぱんぱんと肉が肉を叩く音を聞きながら、唇を重ねて。

 

「ぁぁあああっっっ……!!!」

 

 法悦に至った彼女に導かれ、共に果てた。

 彼女の最奥に要望通りに白濁を一滴残さず注ぎ、その快楽に視界が白く染まる。膣襞の一枚一枚に精子が吸われ、飲み込まれていく。

 

「……あったかい。ふふ……」

 

 いつの時代でも、彼女の身体は俺の子種を悦んでくれる。

 

 

 

 名前を呼ばれる。

 一人は親愛と柔らかさを声に含んで。

 もう一人もまたそれ以上の親愛を感じさせるが、どこか不機嫌だ。

 

「「亮くん」」

 

 良妻賢母な女も人目のないところでは高級娼婦となる。

 そんなことを口にすればただでは済まないが、実際に彼女たちは淑やかに奉仕を行う。

 勇者部の理念を体現し、加えて自らの主人を理解した行動は、少女たちを姉妹と見間違えるほどに一致していた。──否、同一人物だから考えることは一緒なのか。

 

 にゅるりと四つの白い乳肉が一本の肉棒を包み込む。 

 柔らかく温かい質感と共に少女たちの唾液を潤滑油に肉竿がコーティングされる。

 

 当たり前のような顔で、にじゅにじゅと自らの唾液を絡めた音を響かせながら、白く豊満な乳房はピンクの乳首と合わせて、主に視覚的に俺に快感をもたらす。

 分かりやすく彼女たちに性的奉仕をさせている。

 その状況に目の前の二人への征服感と多幸感を強める。

 

「須美」

 

「はい♡」

 

「東郷さん」

 

「……」

 

 瞳にハートでも浮かんでいそうな程に従順となった須美。

 東郷の姉と明言しても受け入れるだろう外見。乳房も東郷よりも豊かで、蠱惑的な笑みは雄に媚びる雌が見せる物だ。気持ちいいかと目線で語る彼女の頭を撫でると小さく鳴く。

 中身は東郷よりも幼く、御しやすかった。

 

「東郷さん?」

 

「……つーん」

 

 それに対して、「私、怒っているんです」と主張をする東郷。

 須美のように小さく頬を膨らませ、乳房で奉仕しながらも、僅かに顔を背ける姿は、この場で二人を並べると東郷の方が妹だと判断してしまう程に幼く、可愛らしい反応だ。

 今の須美ほどではないが、豊かな乳肉を手にするとチラリと俺を見る。

 

「私だけ……。いつの間にか須美ちゃんに亮くん呼びさせているし……それは私の呼び方で──」

 

 何かを呟く東郷の面倒臭いオーラは実体化しそうだった。

 乙女の感情の機敏まで詳しくは無いが、何となく求めていることを口にする。

 

「……美森」

 

「もう一回。愛を込めて呼んで」

 

「美森」

 

「……もう一声。亭主関白な感じで」

 

「愛しているぞ、俺の美森。一生傍にいて抱かせろ」

 

「はいっ……私もよ、亮之佑♡ 言われなくても一生、死ぬまで、死んだ後もいますから」

 

「……死んだ後も?」

 

「何か?」

 

「いいえ」

 

 名前一つで機嫌をコロコロと変える彼女は寄せる乳圧を強める。

 柔らかな口調だが、ハートでも語尾に付きそうな程に甘い声音を俺に聞かせる。

 

「亮之佑が私たちにして欲しいこと、なんでも言って良いのよ?」

 

 須美は無言だが同意であることを乳圧を強めて示す。

 ならばと彼女たちに指示すると、俺は仰向けで布団の上に倒れ込む。

 

 肉竿は痛いほどに反り立つ。

 それを今度は少女たちの媚肉で挟み込み、腰の動きで上下に扱き出す。

 

 須美と東郷が大きく脚を広げて濡れた媚肉を擦り合わせる。

 怒張を挟み、二人で密着させる姿は、彼女たちの普段の姿からは想像出来ない。

 

 思い出したかのように僅かに羞恥を見せながらも彼女たちは指示を遂行する。

 自らが極上の性玩具であると。唯一無二の存在であると。

 

「ん……んっ……んぁ!」

 

「これ……擦れてッ……あぁっ!」

  

 荒い吐息を漏らし、両手でシーツを掴んでは、腰を突き上げる。

 グリグリと腰を押し付けて、乳房を、臀部を揺らしながら、疑似的な肉穴を作って疑似的な性行為を俺にさせる。陰核が亀頭と擦れる度に嬌声を漏らしながらも健気に秘裂を擦り合わせる。

 左右から響く少女たちの喘ぎ声。

 

 本当に挿入している訳ではない。

 俺は彼女たちの媚肉を使って自慰をして、彼女たちは俺の肉棒で自慰をする。

 慣れた様子で腰を動かす東郷と、どこかぎこちなさがありながらも一生懸命な須美の花弁から溢れる蜜が肉竿を濡らし新たな潤滑油となる。

 にゅぷん、にゅぷん、と少女たちの媚肉から顔を出す怒張が震える。

 

「ぐっ……!!」

 

 噴水のように上に噴き出した白濁は彼女たちの下腹部を汚した。

 その様子に既に虚ろな眼差しをした須美と、瞳に理性と淫欲を共存させた東郷が蠱惑的に微笑む。自らに課せられた指示を達成したという主人への悦びによる物だろうか。

 

 吐精によって眠気が押し寄せてくる。

 それを見て、ティッシュで子種を拭う彼女らは自らを毛布だとばかりに左右に倒れ込んでくる。豊満な胸元を胸板に押し潰す彼女らの臀部を両手で好きに揉む。

 少女たちは俺に抱き着いて、

 

「気持ち良かったですか?」

 

「ああ」

 

「ねえ、亮之佑。……もう終わりなの?」

 

 顔を引き寄せて、ちゅっと愛らしいキス。

 乱れた黒髪、ほんのりと赤らんだ頬、美しい深緑の瞳は吸い込まれるかのよう。

 

 少女はもう卒業したのだと、唇を小さく舐める二人。

 安っぽい挑発に聞こえた言葉に、むくりと情欲が鎌首をもたげた。

 

 ──遠くに聞こえる蝉よりも、目の前の女たちの鳴き声をもっと聞きたくなった。

 

 

 




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