──王様、だーれだ。
「俺が王様ー!! はい! アイム! キング!!」
「テンション高……」
「はい、そこのクールぶってるボーイッシュ! いいのかそういうこと言って。男水着チャレンジさせてやるから番号言えよ!」
「嫌よ。そういうのは樹でしょう」
王様ゲームが始まった。
割り箸に1から6の数字と『王様』と書かれた7つを王様がシャッフルした手の中から抜き取る。初回は言い出しっぺである園子の手の中から各々が割り箸を抜き取っていく。
初回、「王様だーれだ」という掛け声と共に俺が名乗りを上げたのだったが──、
「夏凜さぁん? それはどういう意味ですか? 私も今の身体なら男だって見られませんよ!」
「樹ぃー! 脱がなくて良いから! あと私はちゃんと女の子だって分かってるわ!」
「それはお姉ちゃんだからだよー!! ……ちょっと、どこ触ってるの~! キャハハ!!」
「ほれほれ、どれぐらい成長したか見てやろうか~」
「ゃん! 普通にセクハラだよぉ〜!」
それを気にしないで笑った園子に急かされる。
俺に顔を寄せ、親しみを感じさせる笑みを見せる園子は勝者のように俺の腕を天に突き上げる。
「王様~! 王様の命令は絶対ですぞ〜! どうぞご命令を!」
「うむ」
今回はエッチな感じの王様ゲームと園子直々に宣言した。
そして、この場にいる女たちは全員が合意済みだ。
表面上の態度は素直でもツンツンしていても、このゲームの先にある行為への理解を示している。そうでなければそもそも王様ゲームに否定的な発言も出ただろう。
「そうだな、命令だが……」
そのつもりになれば『王様』特権で、自分以外の女を全裸にして尻を突き出させた状態で壁に並べることも出来る。それが王様だ。俺が王様だ。
下々の者も文句は言えども最終的に受け入れて、王の子種を媚びた声で求めるだろう。
そこまでの未来を予想した俺は、敢えて余裕の表情を浮かべる。
──最初は簡単な命令の方が良いだろう。と考えながら玉座ならぬ、リビングにあった椅子から立ち上がり、少女たちの前でポーズを決めて宣言する。
「1から6まで全員が王様に密着ハグと好きなところにチューだ」
王様の発言に、下々の女たちは顔を見合わせる。
「思ったよりも可愛いこと言い出したわね。というか二つだけどいい訳?」
「おけまる~。勇者部ルールを適用しま~す」
「……そんな命令しなくてもいつもしているのに」
「寂しがり屋よね」
「夏凜ちゃんみたいにね」
「ハァ!?」
「なーんて! 夏凜ちゃん、怒っちゃった? ごめんね。お詫びにハグしょう?」
「別に怒ってなんか……東郷、そんな目で見ないで」
散々な言われように
ちょっとだけ、もっと過激な物にするべきだったかと後悔する俺を入れ替わりで熱烈な抱擁する少女たち。
そのやり方は様々だ。
床に押し倒されて乳房を押し付けるように抱擁される。
壁に押し付けられて熱烈に抱擁される。
椅子に座らされて脚を絡ませて抱擁される。
触れ合う少女たちの肢体は既に熱を帯びつつあった。
キスの方法もそれぞれ違う。
恥じらうように唇を啄む。友達同士でするように唇を甘噛みする。
濃厚で情熱的な口腔行為を始めて、周囲に見せつける者。
……“好きな場所に”キスと命令を出したが、面白いことに全員が唇に唇を重ねた。
やがて妖艶な笑みを見せる少女たちに迫られる。
「それで王様? どれが良かったですか?」
「うーん。2位が椅子に座りながらで、1位は床に押し倒しながらかな」
「やったー! 私だー!」
「おめでとう友奈ちゃん」
「なお、今日の気分なのでランキングは変動します」
俺が精神的ダメージを抱擁で回復する頃には、口寂しそうに艶めかしい唇を舐める少女たちに見つめられていた。その中心で笑顔の花を咲かせる友奈はピョンピョンと跳ねる。
その愛らしさに周囲も和やかな雰囲気へと変わった。
途中でたこ焼きを食べ、
──王様、だーれだ。
「東郷かー。あれでしょ、どうせ英語禁止とかそういうの」
「そういうの、前にもした気がする。……いつだったかなぁ」
「王様は私。……ふふっ、それじゃあ友奈ちゃん。何番か教えて?」
「それ反則よ」
「──というのは冗談で。破廉恥な命令よね、なら……王様が命令するわ! 1番は下着をここで脱いで異性に渡せ! そして他の番号の人は1番をくすぐり辱めよ!!」
「エグいの来たわね」
ポーズを決めながら新たなる王様は異性に下着を渡すように宣言した。
その内容は俺にも利益がある。俺以外は全員が異性であり、成長した女たちの下着はまだコレクションはしていないからだ。
「亮之佑の可能性だってあるでしょう?」
「ええ。……それで、一人だけ下着を脱ぐのは誰かしら?」
暗く、悪党のような表情で高笑いする東郷に周囲が見渡す。
その笑みが凍り付いたのは、彼女の親友が呆然とした顔で呟いた時だった。
「……私だ」
「…………えっ、友奈ちゃん!? 嘘よ! てっきり風先輩だと……命令は無し! 無し無し!!」
「なんでアタシ!? ……友奈、王様の命令は絶対よ。脱ぎなさい。ここで、今すぐ」
「いいのよ友奈ちゃん。あっちで脱いできて!」
「……うん。私、脱ぐね」
恥ずかしそうに宣言しながら、周囲を見渡す友奈。
青ざめる東郷に切なげに微笑む薄紅色の女は自らの上着の中に手を入れてモゾモゾと動く。だが上手く脱げなかったのか上着を脱いでブラジャーを見せる。
ピンクのブラを着用した友奈を周囲が囃し立て、王様が青筋を浮かべる。
友奈コールを受ける本人はあどけなさが残る顔に羞恥で朱色に染まっていく。ゆっくりと背中に手を回し、ホックが外れる音に周囲が沸き立つ。
「ピンク好きよね~」
「ゆ・う・な! ゆ・う・な!」
「ああ……私はなんてことを……うああああっ!!!」
精神崩壊する王様の隣で、遂に彼女は自らのブラジャーを外して見せる。
外れるカップから覗く白い乳房。その先端の桜色が揺れた。
拍手喝采。東郷に頬を赤らめながらも慈母の如き笑顔を見せた友奈は「……見ないで」と小声で言いながらスカートの中に手を伸ばす。
スカートを巻き込み、太腿を覗かせながらピンク色のショーツ、そのウエスト部分を掴む。
ゆっくりと膝までショーツを下ろし、両脚から引き抜く。
そして自ら脱いだ下着を畳むと、まるで告白するような態度で俺に差し出す。
「あ、あのね……亮ちゃん。これ、私の……だから」
「私の……何? いつ、誰が、着用していた何?」
「え、えっと……下着だよ。私が、今着けていた下着。……はい」
恥ずかしそうに笑いながら友奈が俺に下着を渡す。
丁寧に畳まれたピンク色の布地は遠目から見ればハンカチのようだ。ホカホカで、彼女の香りがするブラジャーは可愛らしいリボンが装飾され、この感動を共有する為に、ブラジャーの紐部分とショーツのウエスト部分を掴んで広げる。
悲鳴を上げる友奈に対して、少女たちはピンク色の下着に目を向ける。
「やっぱり友奈は清楚系よね。男を知らない振りして、実は裏で……って奴」
「お姉ちゃん……。でも友奈さんのは可愛いですね」
「というか、もう濡れ……んんっ、友奈らしい下着ね」
「ぅぅぅ……恥ずかしい」
「友奈ぢゃん……ごべっ……ごべんねぇ……!」
親友の下着を脱がせる命令を出した王様は涙を流して懺悔する。
その耳元で、「許さない」と友奈の声を真似て囁く園子に震えていた。
ショーツのクロッチ部分に見える染みには誰も何も言わなかった。
湿り気を帯びた染みは彼女が既にこのゲームに悦びを見出した証拠だ。
「さて、王様からはまだ命令が残っていたな。くすぐらなければ」
「そうね。王様の命令だものね」
「夏凜、顔が笑っているぞ」
ふええ、と今にも泣きだしそうな少女を囲み、押し倒す。
皆の綺麗な両手をワキワキと動かして、大人に近づいた友奈を一斉にくすぐる。その姿は純真無垢で明朗快活な少女を凌辱せんと笑みを浮かべた男たちの姿にも見えた。
「ひゃぁぁあっ!! ぁ、あはは! やだっ、ぁん! アハハハッ!! ダメェ!!」
身悶える友奈の肢体を押さえつけて、多数の手が彼女を汚す。
普段よりも豊かな乳房を園子が笑いながら揉みしだく。滑らかな腋とくびれた腰肉を夏凜と樹が蜘蛛のように手を這わせる。
風がスカートを捲り俺と二人で健康的な太腿と、その付け根を視姦しながらくすぐる。
露出した恥部を指で開き、挿入して弄る度に嬌声と悲鳴が交互に漏れ出す。
「東郷さぁん!! とーごーしゃん!! くふっ、あはは!! あんっ! ひぁっ!」
「ゆーゆのぼた餅、柔らかいな~。綺麗なピンクで、しっとりしているのにフワフワ~」
「友奈さんもおっぱい、大きくなるんですね。……こんなスタイル良くて、エッチで……えいっ!」
「あははッ! やめっ、くすぐったいよぉ……んっ、ぁ……そこダメっ……」
「友奈ももう大人の身体ね。……ここも綺麗ね~? それともここが感じるのかあ? 濡れてるぞ~?」
「すっかり敏感だな。みんなに可愛がって貰って感じているもんな」
「ちがっ、違うよぉ……あははは!!」
大人の身体を全員で味わい尽くす。
乳房を揉み、性感帯をくすぐり、茂みを指で撫でまわし、太腿に手を這わす。
とろりと垂れる少女の蜜は俺が丁寧に舐め取る度に、彼女は笑い、喘いだ。
「かっきー、大人の玩具があるんだけど使う?」
「園ちゃん。俺たちは王様の命令でくすぐっているんだ。それで道具を隠しているなんてバレたら王様に怒られるだろう? 最初から本気でヤれって。……エグいの持ってきて」
「は~い!」
「ゃぁぁぁっっ!!」
そして園子が持ってきた玩具を身じろぐ友奈の傍に置く。
イボの生えた電動疑似肉棒、マッサージ用の器具。その他動画で見たことのある数々の玩具。
園子がそれらを持っていることに口を出す者はいない。
代わりに武器のようにそれらを持って、蛇のように身体をくねらせる友奈に使う。
「ぁっ! んんっ、ふぁっ!? あはは……!」
くすぐられて敏感になっている友奈が笑い、喘ぐ。
柔らかい脚を広げて、園子に疑似肉棒を挿入されてスイッチを押される。
ウィーンと音を立てる肉棒でピストンの真似をしながら、風が友奈の陰核を吸引器で遊ぶ。ツンと尖った乳房や下腹部には樹と夏凜がマッサージ器具を宛がう。
「ひゃあああっ!!! ~~~ッ!! ぁぁぁっっ!!」
結城友奈が仲間たちの手によって汚されていく。
それを東郷は一人、呆然と見ていた。命令は撤回出来ない。王自身でも。
静かに下腹部に手を伸ばし、首を振って涙を流す。
「ぁっ……だ、だめ、イくっ……んッッ!!」
二度、三度と友奈の腰が跳ねる。
くしゃくしゃにした顔には涙が浮かび、水分補給だと果汁酒を口移しで飲ませる。やがて一際大きな絶頂に達したと言わんばかりに小水を巻き散らした友奈に全員が満足気に笑った。
友奈の凌辱を至近距離で見ていた王様は、自らの下腹部に手を伸ばしていた。
親友の痴態を見届けて、自らを慰めていた王様は友奈に謝罪する。
「友奈ちゃん……。ごめん、ごめんね。東郷美森、腹を切って心から詫びます」
刃物を取り上げて、彼女の切腹を全員で防いだ。
──王様、だーれだ。
王様は夏凜となった。
指定した数字の人の衣服にコインを入れて、同じく別の番号の人が探るというエッチなゲームを提示した。今回は東郷の衣服を樹が剥いて探っていたのだが──。
「────」
「マ、マグロ……」
樹が困惑するのは当然だろう。
既に彼女の手によって東郷の衣服は脱がされ、白磁の肌は少女たちに晒されている。つい先ほど、ブラジャーを樹自身の手で取り払い、その豊満な乳房を揉みながら鬼のような形相を見せていた樹だったが、その怒りが困惑に変わるほどに東郷は無反応だった。
虚空を見上げる東郷の深緑の瞳に、光は無かった。
後悔で静かに涙を流す姿は脱がされる姿と相まって、路地裏で犯されたのかと勘違いさせる。
「…………」
「えっと、続けた方が良いのかな?」
「勿論」
樹以外は、東郷の姿を奇行だと片付けて気にしていない。俺も全く気にしてなかった。
既に上裸の東郷だったが、それでは可哀そうだと狐耳のカチューシャが付けられ、勇者部全員にその乳房の谷間に「ビバーク!」と顔を埋められる。
谷間の匂いを嗅ぎながら、両手で生乳を味わう至福を皆で堪能した。
「──ぷはっ。いや~、東郷って本当、エロいわね」
「……そうね」
「このおっぱいで夜な夜な亮之佑に揉まれて喘いでるんでしょうね。どうなのよ亮之佑、毎日挟ませたり吸ったりして楽しんでいるんでしょう? どこが大和撫子だ! この淫魔が! 責任取って孕め! とか言ってるんでしょう? 東郷もノリノリで答えてるのが目に浮かぶわ」
「えー、どうかな~?」
「どうせもっと凄いことして、それを撮っているんでしょ〜? アンタの鬼畜コレクション趣味は知っているけど、そろそろアタシたちにも見せなさいよ。このメンバーなら大丈夫でしょう?」
「……しょうがないな~。俺の東郷さんのエッチな動画(編集済み)見たい人いる? 1人100億円な。東郷さんだけだと可哀そうだからこの場にいる全員のを見よっか」
「わ、私のはいいわよ」
「遠慮するな。皆、とんでもない破廉恥な存在だってのが分かるよう作ったから満足度は高いぞ」
食べながらの動画鑑賞で少女たちは興奮する。
戦友の濡れ場の数々に口数少なくなる彼女たちの姿に俺も興奮した。
そして一通り見終えた後、王様の命令である東郷の衣服に隠されたコインを探す為に、遂に東郷のショーツも脱がされた。もはやそこにしかないのだと樹も躊躇いは無かった。
ノリノリの風と夏凜が東郷の両脚を開き、全員で覗き込む。
下着の下には黒々とした茂みと、その奥で蠢いてみえたピンクの花弁からは透明な愛液が垂れていた。樹が「失礼します」と真剣な顔で女が隠せる最後の場所を開いて探す。
戦友たちに促され陰唇を開き、奥のピンク色の粘膜を覗きこむも、東郷は無反応だ。
順番に指や舌でコインを探す中、友奈が東郷の乙女の花園に顔を近づける。
「友奈ちゃ……ごめ……ごめんね……」
「……東郷さん」
樹が俺の指導を受けながら乳首を指で弄りながらも、東郷は涙を流すのみ。
本当はコインなんてどうでも良かった。最初の上着を脱がせた時にテーブルの下に転がって行ったのを俺は見ていた。他に見た人もいたかもしれないが、誰も手を止めなかった。
そして東郷も止めることをしなかった。
これが罰なのだとばかりに、自らの裸体を俺たちに捧げ、辱められていたのだ。
深緑の瞳は虚空を見上げ、俺の膝に頭を乗せた彼女は謝罪を呟き続ける。
首を振る度に以前よりも短くなった髪の毛を揺らす中、仰向けで横に流れながらも形の整った乳房を、園子は疑似肉棒を挟ませて遊ぶ。
俺もまた、その豊満な乳房を揉みながら、東郷の唇を奪い、舌を絡める。
「……あえ? 友奈ちゃんの味?」
唾液に友奈の蜜がまだ残っていたのか。
友奈エキスに深緑の瞳に光が灯るも、同時に与えられた快感にも反応を示した。
「ぷぁあああっ!!? イぅッ……! ぇぁっ! あひぅっ!」
浮かび上がる東郷の腰には友奈が纏わりついている。
先ほどまでずっと無言だった彼女は、親友の恥部に指を挿入して水音を奏でる。マグロ状態から一変、釣れた魚のように跳ねては喘がされる東郷に群がる少女たち。
呆け続けている間も貯まり続けた快感が、たった今爆発を起こし、快楽の連鎖が続く。
「んッ、ぃあっ、イクっ、イクイクっ……ゆうなっ、らめッ!! ふぐぅ!? おっ!」
両手を押さえつけられ揺れる乳房を俺が揉む。
少女たちに広げられた両脚、開いた恥部に友奈が微笑む。
東郷の恥部に挿入した指を動かしながら、
「……イって、東郷さん。皆の前で」
「あ! ああっ! ~~~~ッッ!!」
しょわっ、しょわっと小水のような潮が噴いた。
戦友たちの数の前に、笑みを見せた友奈の神の如き手の動きに敗北した。
「ぁ、ぁ……」
「……凄い。動画でも見たけど、こんなエッチなのね……」
「東郷ってやっぱりエッチね……亮之佑の嫁を自称するだけはあるわ。完敗よ」
「……ハァ……ハァ、待ってみんな……動画って?」
「それより東郷さん。もう一回イこう? 大丈夫、皆も手伝ってくれるから! えいっ!」
「ま、待ってみんな。今は、ちょっと敏感で。脚、離して──」
「えいっ! えいっ!!」
「ふわぁあっ!! だめだめ出ちゃ──んぅぅッッ!!」
小悪魔が二度目の絶頂に達して、感じ入る姿を旧友たちに見せつけて三度目。ようやく解放された時にはグッタリとした様子の東郷だったが、全裸で俺に抱き着く彼女は甘い吐息で囁く。
みんなの前で色々と漏らして羞恥のリミッターが外れたのか。
周囲の声など気にせずに大和撫子(淫魔)の顔を見せた東郷が自ら恥部を開き、雄に媚びる。
「挿入してぇ……亮くんの矛がココに欲しいです……」
犯して下さい。滅茶苦茶にして下さい。
立派な肉棒で思いっきり突っ込んで、壊して。
友奈を辱めた王様を裸に剥いて、みんなの前で辱めて、貴方の子種で孕ませて。
全身から淫臭を漂わせ、甘く媚びた声音で東郷が子種を求めてくる姿は、俺を酷く興奮させる。
その姿はまるで麻薬だ。
彼女の懇願に、心の奥底から屈服させて男を教えたくなる。
スリスリとズボンを脱がせた肉棒に頬を擦り付ける東郷に笑みを見せる。反り立つ怒張は東郷だけではなくて、周囲の少女たちの目線も吸い寄せていた。
淫熱を宿した瞳に逆らえそうになかった。
このまま王様ゲームを終わらせて、ただの男女の情事が始まる──。
「駄目だよ、東郷さん」
「……友奈ちゃん」
それを止めたのは友奈だった。
小悪魔的な笑みで東郷の肌に指を這わせ少女の下腹部を震わせる。
「王様ゲームをしているんだから。次の王様次第だよ? ……めっ!」
「ハァァアン!! ……ごめんなさい! ごめんなさい友奈ちゃん」
「うーん。だめっ、許さない。我慢してー!」
──王様、だーれだ。
ようやく可愛らしい笑みを友奈が見せて、頬に肉棒を擦り付けながらも休んでいる東郷も含めてゲームが再スタートした。
これで再び東郷が選ばれれば目も当てられないが、神樹は見ているらしい。
「アタシが王様よ。皆の衆、ここに女子力の為の国家を宣言するわ! その為の礎として……そうね、3番と4番。乃木が持ってきた玩具でエッチしなさい。上と下の唇で濃厚なチューよ!!」
「王様万歳! 王様万歳!!」
風はノリノリだった。泣き上戸を超えた女子力完全体となっていた。
3番と4番の抗議を聞いたところで「王様の命令は絶対!」と一切受け付けない。それどころか王様に逆らったということで番号以外の者にも手伝わせる。
──その過程で俺と東郷は何故か免除された。
「亮之佑は東郷を満足させ、東郷は亮之佑を満足させるのじゃ。これこそが円環なり……」
「「風王様万歳! 風王様万歳!!」」
「アーハッハッハ!! このジュース最高!! ソーダで割ると上手い!! これが至福。これが王様よ! ……ほら、早く脱ぎなさいよ。余を満足させるのじゃ~」
「ぐっ、覚えてなさいよ。風」
「あの感じは記憶を無くす酔い方ですよ……諦めてシましょうか、夏凜さん。優しくして下さい」
「あ、うん……完成型勇者の私が樹の初めてを優しく奪ってあげる! 忘れられない一夜にしてみせるわ」
「饒舌ですね。……でも、私の初めては亮さんですよ」
「……知ってる。私もよ」
「ほらー、早くして。余を楽しませなさいよ!」
「……樹、あとで王様になったら一緒に風をシバきましょう」
「……はい!」
友奈と園子、風に見守られ、夏凜と樹が裸体を絡め合う。
強要される百合の花。互いに慎ましくも以前よりも成長が見られる乳房を潰し合い、腹部を密着させ、生え揃った恥毛を絡め合い、濡れた恥部を擦り合う。
荒い呼気を漏らしながら、互いに嫌悪はなく、唇を重ね合う女たち。
「ぁっ……い、樹っ……腰、それっ、奥に入って……ダメ……ぁっ!!」
「ぅんっ、……ぁ、ぁっ、か、夏凜さん……可愛い……」
二人の花弁を繋ぐのは互いの淫靡な花蜜だけではない。
園子が提供した疑似肉棒。ローション塗れの二人は徐々に快楽に染まり、周囲の目も気にせずに互いの最奥へと挿入し合った肉棒を膣で咥えて腰を揺する。
ぱんぱんと肉が肉を叩く音はどこか遠慮がちで初々しさがあった。
その初々しさも、徐々に少女たちの目の色が変わるにつれて変貌する。
「いつきぃ……もっと、奥を……ぁぁっ! ぁん!」
「こう、ですか? 夏凜さん、チューしましょうか……?」
「うん……。チューする……ん──」
ぬぽん、と夏凜の媚肉から疑似肉棒が抜ける。
樹に繋がったままの肉棒は夏凜の愛液で濡れ、樹の勝利を示していたが、ブロンドヘアの少女の瞳には野獣の如き興奮があった。
「夏凜さん。……お尻向けて下さい」
「ぁ、ぁ……」
「早く」
「……は、い」
屈服したように四つん這いになる夏凜。
そのボーイッシュに覆い被さるように、自らの媚肉より生やした怒張で、夏凜を貫く。先ほどよりもピストンを速くする樹と喘がされる夏凜。
動画か何かで見たのか、薄い尻を叩き夏凜を鳴かせる樹の背中に、園子が頷く。
「なるほど。イッつんとにぼっしーだとこうなるんだ~。概ね私の予想通りなんよ」
「私の妹、意外と肉食だった」
「あっ、見るなぁ、見るなぁ……ッ!! ぉぉ……ッ!?」
──最高だな。王様ゲーム。
少女たちの新たな一面を知りながら、俺は東郷と唇を重ねる。
互いに全裸で、汗でぬめる肢体を絡め合いながら、怒張で最奥まで突く。
正常位で、陰嚢が密着するほどに亀頭で奥を小突き回し、雁で彼女の弱点を擦り上げる。嬌声を上げて、虐めてとばかりに揺れる乳房を揉みしだきながら舌を絡め合う。
「あんっ! ぁぁっ、りょー……くぅん!! ひぁ……奥、すご……」
「どこをどうして欲しい?」
「あなたのっ……逞しい矛で……私の奥を滅茶苦茶に──」
高級娼婦は隠語を口にして、俺の怒張から涎を垂らさせる。
東郷はどこまでも俺を昂らせ、煽り、凌辱への渇望を高める。ここまで俺の理性を狂わせるのは初代を除いて、きっと東郷だけだろう。
なんていやらしい女だ。お仕置きをしなくては。孕ませてやりたい。
涙を流しながら笑みを浮かべる東郷の頬に手を宛がうと、彼女は頬を摺り寄せる。
「なに笑ってんだよ」
「──ハァ、ぁ……幸せで、滅茶苦茶にされるとっ、亮くんに愛されるって、分かるからっ……!」
夏凜たちを尻目に、俺はこれが本当の抽送だとばかりに腰を振る。
濡れそぼった媚肉は玩具ではない雄の怒張を締め付ける東郷の瞳は快楽に染まる。壊れたかのように浮かべた笑みからはどんな楽器でも奏でられない女の喘ぎ声が漏れる。
許してと。犯してと。壊してと。俺をどこまでも馬鹿にする。
乳首を捏ね繰り回すとオクターブ上がるも、既に東郷の身体は俺の全てを受け入れている。
「許してぇっ! だめになるっ! こわれりゅっ!!」
「────」
「やっ、それっ、毛が擦れて……」
まるで抵抗するかのように俺の腰に回した両脚で俺を締め付ける。
グリグリと奥を亀頭で擦りつけると、涙を流した彼女が両脚の拘束を緩める。
「だめだめっ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ──!!」
その直後を狙って、ピストンの速度を上げた。
結合部からは彼女の愛液が先走りと絡んだ泡が垂れる。
「ゃぁぁぁっ!! イぅッ! らめっ……また、イくぅ……ぁっ、……!」
時折虚空を見上げる度に、媚肉が蠢いて子種を搾り取ろうとする。
まだだと限界ギリギリまで竿を引き抜いて、一息に最奥まで腰を打ち付けると、海老のように背中をのけ反らせた東郷は壊れたように髪を振り乱す。
切羽詰まった声。俺の肩を掴む手に力が入る。
「ぁぁぁああっっっ!!!」
「イけ」
「──!! ……オッ!? ……ぉぉ゛……ぅ、ぁ」
ビクンビクンと震える哀れな女。
既に目が虚ろで、口の端から涎が垂れる。
少女の最奥を白濁で汚しながら、片手では足りない法悦に昇り続けた結果だ。
「ゃぁ……ぁ」
ちゅぱっと唇から離した乳首は硬く尖っている。
髪は汗で乱れ、先ほどまでよりも濃い淫香を漂わせる東郷と視線を交錯させる。
「……愛してる」
自然と彼女が発した言葉に、キスで応える。
映画ならばこれで完結しただろうが、王様ゲームは続く。
──王様、だーれだ。
「俺だー!!」
「亮ちゃん様だ!」
何故か嬉しそうに笑みを見せる友奈。可愛い。
愛らしい笑みで俺に抱き着く友奈の隣で佇む東郷は余裕の笑みだ。既に一人だけどこか満足気な表情で、満ち足りた眼差しで俺を見る黒髪の女。
既に半分のメンバーが裸体を晒している中で、俺は命令を告げる。
「仕切り直しだ。加賀亮之佑が命じる」
「何そのポーズ」
「──全員、水着になれ!! 室内でエロい水着になれ!! 着る内容については、王様である俺が……1番と2番……風と東郷の意見を元に決定する! 異論は認めん!」
用意は出来ていると園子は月光のような笑みを見せる。
同時に、心を抉るような言葉のナイフを無邪気に振るった。
「なんか普通だね」
「……、園子はマイクロビキニだから。もしくは絆創膏三点セット。何も隠させないから」
「……そんな水着ないよ~」
「亮くん、探してくるわね。この顔は『ある』顔よ」
「あれ~……?」
東郷は頼もしい笑みで少女たちを引き連れて行った。
何故か俺が待つ流れになっていたが、気にせずその後に続いた。
感想、評価よろしかったらお願いします
誤字報告ありがとうございます。……続きます。