勇者部での慰安旅行が終わった。
全員と肉体的に仲良くなれたと思う旅行だった。英気を養ってやる気も十分だ。
そんな訳で今日も面倒な授業を終え、休憩中の時にそれは起こった。
「亮之佑」
「夏凜? エッチしたいの?」
「ちっ、違うわ! ……ほら、あれ見なさいよ」
俺の席にやってきた夏凜は指を差す。
その方向に目を向けると、席に突っ伏した東郷が目に入った。
「ぅぁぁ……ゆうなちゃん……」
端正な横顔、虚無を見続ける深緑の瞳、綺麗な黒髪が机から垂れ落ちる。
東郷美森のいつも通りの姿だ。
「いやいや、ずっと東郷がブツブツ言ってて怖いって苦情が入ったのよ。なんとかしなさいよ。私もなんとかしようとしたんだけど……」
「わっしーをくすぐったりモミモミしたんだけど何の反応も無かったんよ~」
「モミモミだって?」
「うん。ふかふかしてた」
俺と夏凜の会話に入り込んでくるのは園子だ。
可憐な微笑を浮かべ、サンチョ枕を抱き抱えたふわふわ令嬢はピョンと俺に抱きつきながら、夏凜の脇に手を伸ばす。
「こちょこちょ~」
「ふっ、くっ……あはははッ……!! って、園子ぉっ!!」
「ひゃぅん!? にぼっしー……エッチなんだぁ……あははっ……! やぁん!」
「脈絡もなくっ、くすぐるなあ!」
「え~? よいではないか〜」
夏服となった彼女たちは互いをくすぐり合う。
そこに遠慮はない。椅子に座って見上げる俺には彼女たちの無防備な姿が見え隠れする。夏服の裾からはチラリと臍が覗き、袖からはブラや腋が見え隠れする。
少女たちが絡み合っていると、その薄い夏服越しの柔肌が簡単に想像できる。
「かっきー……私たちのエッチな姿で興奮してるんだ~」
「してないけど」
「そうなんだ?」
からかうような笑みを園子は見せる。
そのまま目の前で屈み込み、首元を僅かに引っ張ると中の様子を彼女は見せる。
色白の首筋と鎖骨、装飾がされた白いブラジャー、それに包まれるのは普段からの睡眠と俺から揉まれて育った14歳にしては豊満な乳房だ。
僅かな汗と共に芳香が漂うそこは今すぐ顔を埋めたくなる空間があった。
「……興奮しちゃった?」
胸を寄せて谷間を作って誘惑してくる園子の淫靡な笑み。
純粋な男子学生なら性癖が壊れてしまうような卑猥な行為を前に、
「乳首当てゲーム!」
「えっ?」
先程まで授業が行われていたこの多目的教室には俺たち以外誰もいない。教師と他のクラスメイト達は既に職員室や自分たちの教室へと戻っていった。
だから遠慮の必要はない。
宣言と共に両手の人差し指を突き出して、俺は園子の胸元に指の腹を押し付ける。
「……んっ、ぁ、ちょっと、かっきぃ……」
「遠慮がないわね」
「それが、ぁ、っ、かっきーなんよぉ……」
「知ってるけど。亮之佑、もうちょっと上なんじゃない?」
「いや、大丈夫。ここだ」
ピクッと身動ぎする園子。
制服の柔らかい生地とやや硬いブラの感触。その奥に潜む女性特有の形と柔らかさがある乳房の先端、恐らくはここだという予想を立てて、俺は園子の乳首を狙って突いた。
「……ぁッ」
ずむ、と指が沈み込んでいく。
彼女は小さく笑っていたが、指を左右に震わせると自らの口を手で覆う。
「ん、ゃ……は、はずれ~」
慌ててサンチョ枕で胸元を隠そうとする少女の頬は僅かに朱色に染まっていく。
本当にはずれなのか。絹のような黄金色の長髪を一束手にしながら聞くと、胸元を突く俺の手を叩き落とし、今度は顔を隠す。
その反応に一瞬俺と目を合わせた夏凜は、嗜虐心を煽られたような笑みを見せる。
「園子。今のは当たってたわね。ビクンってしてたし」
「あ、当たってないよ! ……反撃タ〜イムッ!」
「おっ」
頬を僅かに膨らませて怒っていますアピールをする園子は報復攻撃として俺の乳首を狙い人差し指で突いてくる。ピンポンダッシュをするように、連続で突いてくる。
「ここか~……?」
「はずれだ。おや、園ちゃん。油断していつものように俺の上に座ったな?」
「こうやって背中を押し付ければかっきーも私のブラホックは外せないよ~」
「残念ながら、ブラホックどころかブラを取ったよ」
「わぁー!」
サンチョ枕で胸元を隠しながら俺の太腿の付け根部分に乗ってくる彼女と笑い合う。
大人っぽい装飾が施された、男を意識しているような白のブラジャーはホカホカしていて、ハンカチとして口元を覆って呼吸する。
「すぅー……はぁー……」
「え、エッチ! ……返してよぉ……ぁんっ!」
膝に座る園子の首元からは柔肌が覗ける。
夏服の生地を引っ張るとブラで包んでいた双丘が僅かに揺れ動き、ツンと尖った乳首がチラリと見えた。裾から手を突っ込んでしっとりとした生乳を揉み、硬い乳首を指で直に押し当てる。
「……はっ、ぁ……」
園子は身体を身動ぎさせた。
その感じ方に夏凜は廊下の方を見渡す。
「ちょっと、学校よ。もう人いないけど、そういうのは空き教室か保健室とかでしなさい」
「もう少しだけ。最悪乃木さん家のパワーでどうにでもするから。……そもそも休憩時間なのに、どうして誰もこの教室の前を通らないと思う?」
「……いやいや、怖いこと言わないでよ」
「なんちゃって! ……っ、はわわ、かっきーが発情しちゃった! アレがお尻に当たってるんよ!」
「それは年中でしょ」
肉まんのような生乳を揉み、指の腹で乳首を押し潰す。
ん、は、と吐息を漏らす園子は腰をくねらせる。スカートから覗く色白の太腿を撫でると、園子は長い髪の毛を俺にぶつけるように首を振る。
「こ、これ以上は駄目。はい、終わり!」
俺からブラジャーを奪い取った園子は「もぉ~」と怒ったのか悦んでいるのか判断に悩む唸り声を聞かせる。
いずれにしても恥ずかしがる少女の動きに、夏凜も便乗する。
「園子の乳首ね……ここだっけ?」
「ぁっ……に、にぼっしー、だめだよぉ……お返し~」
「ちょっ、ひゃめっ、ん……!」
「当たりだ〜! ここがなんか硬いんよ」
「は、はあ? そこじゃないわよ、私の乳首は! ブラの感触よ!」
「そう言っている間に、私はにぼっしーのブラジャーを取り終えたのでした」
「へ……? な、にゃぁああああ……!!」
そうして俺は太腿に夏凜を座らせて、園子と共に乳首当て大会を開催する。
声を必死に抑えて涙目の少女を園子と二人で弄び、小さく絶頂させるのは最高だった。
「わっしーも乳首当てゲームする?」
「……ぅァ、ぁ──」
「はしたないからしません、だって」
──ここまでしても、東郷はピクリともしなかった。
一連の内容は東郷の隣の席でずっと行われていたが、まるで死んだかのように東郷は動かない。
「東郷さん」
「……ぅぁ」
廃人にでもなったような反応が返ってくる。
薬物を摂取してきた人間がいきなり薬物を失えば、こういう反応になるのだろうかと考えていると俺の膝に座る園子に夏凜が告げる。
「園子。もう一回、呼んでみなさいよ」
「え? うん。……ねえ、わっしィンっ!?」
下から持ち上げて園子の乳房を揉む。呼ぶタイミングに合わせて乳頭を指で扱くと令嬢には似合わない呼び声になった。
かああっと赤らむ園子を夏凜は笑った。
「ぷッ、アハハハハ! わっしぃんって誰よ? わっしぃん!」
「……にぼっしー」
「そんな怖い顔しても……ちょっ、ちょっとパンツは止めなさいって。ここ学校……わぁぁッ!」
流石に脱がされると想定していなかったのか、ズルリと膝下まで下ろされた夏凜のショーツは可愛らしいピンク色だった。
そのまま園子に渡された俺は、スカートを押さえながら取り返そうとする夏凜を膝に座らせる。
「な、なによ。んっ……! あっ、ちょっと……膝動かすのっ、止めなさいよぉ……」
「どうして?」
どうして。その問いに夏凜は答えない。
園子に乳房を制服の中で揉まれ、俺に膝で恥部を弄られると、きゅっと唇を結ぶ。
「ま、まって……だ、だめ、ん、くっ……~~~ッ!!」
顔を伏せた夏凜は静かに絶頂に達した。
……随分と敏感な身体になったものだ。呆れたように園子が囁く。
「にぼっしーがエッチに弱すぎるんよ~」
「……ッ、これは……友奈にマッサージされたからよ」
腰を浮かせ蕩けた表情で虚ろな視線を遠くに向けた夏凜は、ゆっくりと息を整える。
たとえスカートが捲れて中身が見えようとも……という覚悟を瞳に宿した彼女は、突っ伏したままの東郷の背中を撫でている園子を見つめる。
「園子のパンツも脱がすわ」
「きゃー、こわーい。かっきー助けて~………かっきぃ?」
「園ちゃんのパンツも見たいな」
同級生にショーツを脱がされた園子は、さらにはスカートまで捲られ、恥毛や恥部を晒された。
その後、スケスケのエッチな純白ショーツを手に入れた俺は、夏凜と二人で園子を絶頂させる。ふわふわのトロトロになった園子の恥毛をスカートの中で弄りながら、俺は生気の無い顔をした東郷に目を向ける。
「夏凜の今日のパンツ、友奈のみたいだな」
「友奈ちゃん!? ぁぁ……夏凜ちゃんか。……ハァ」
「デカい溜息ね。まあ、いいけど」
もう片方の太腿に座る夏凜の言葉に、園子は言葉を続ける。
「ゆーゆが風邪で休んだらこうだもんね。愛されてるなぁ……」
「俺も園ちゃんが休んだら、こうなるかも」
「嘘だよ〜。……でも、ありがと」
スリスリと金髪と柔肌を俺に押し付けて園子は微笑む。
そっと唇を押し当てて、親愛と友愛を孕んだ瞳を細める。むにゅむにゅとスカート越しに独特の弾力のある尻肉を押し付ける。同じように小振りな尻を太腿に押し付ける夏凜は俺の手を胸元から引き剥がしてツンデレ風味に告げた。
「わ、私も園子が休んだら……か、悲しいわよ」
「……にぼっし〜!」
「ひゃん!? あっ、ちょっと、スカートを捲ろうとするなぁ! 脱げちゃうでしょうが!」
「ぅぁー……ゆうにゃ、ちゃん……」
そんな絡み合いの最中でも、東郷の瞳には暗闇が渦巻いていた。
覇気もなく、よく見ると夏服の着方も若干乱れている。上履きは脱ぎ散らかし、髪の毛がくっついた唇はブツブツと「友奈ちゃん」という単語を繰り返す。
「園ちゃん。アレはどうしたら良いと思う?」
「エッチなことして忘れさせたら良いんじゃない? それかチュー」
「えー? こんなところでするのはちょっと……」
「あんた、さっきまで私たちに何していたのか忘れた訳!?」
公衆の面前ではしたない真似なんて到底できない。
可愛らしい少女たちの女の部分を見せることなんて言語同断だ。先ほどのは簡単なスキンシップであり、ここからは有料プランなのだ。
「とりあえず、おっぱいでも揉んだら~? 私が許すんよ」
「どれどれ」
「んっ……私のじゃないよ~。かっきー、私のこと好き過ぎじゃない?」
「イチャイチャしてんじゃないわよ」
「夏凜の小さなおっぱいも好きだよ」
「あ、ありがと……いや、『小さな』は余計よ! あれよ、亮之佑が声真似すれば良いじゃない。友奈の声で、なんかいい感じのこと言えば」
「それ前にやって怒られた」
「……ああ、そう」
机に突っ伏した東郷が身体を身動ぎさせる度に制服越しに主張する乳房が形を変える。
勇者部随一を争う豊満なソレは目に毒だが、暑いのかカーディガンも中途半端に脱いで不良娘となった彼女はそれを隠す気配もない。
「この後の授業も他の男子の目もあるから、私とにぼっしーがフォローするんよ」
「しょうがないわね」
「助かる」
「わっしーが正気を取り戻したら、にぼっしーも一緒に凄いことしようね~」
『凄いこと』に対しては特に否定しない夏凜は視線を壁に向ける。
丸い時計が針を刻んでおり、視線を俺に戻す。
「……というか、もうすぐ休憩時間終わるけど」
そう言葉を止めた夏凜はやや赤らんだ顔で俺の下腹部に手を伸ばす。やや躊躇したように見せかけてズボン越しに主張する怒張を小さな手で握った夏凜は囁く。
「……こんな状態で戻って授業なんて無理でしょ」
その言葉に園子は俺の頭を撫でながら、下腹部を一瞥する。
「あ~……、あっちの教室に行こう? わかちゃんやちーちゃんたちしかいないだろうし手伝って貰う?」
「それはそれでどうなの……」
「たぶんメブーもいるから、にぼっしーのエッチさを見せつけてやろうぜぇ〜」
「エッチとか言うな! ……でも、まあ、これだと勉強どころじゃないから……うん、仕方ないわね」
そんな感じで、その日俺たちは友奈抜きで学校生活を送っていた。
美少女たちとイチャイチャしながら、授業を受けて、昼休みに若葉や千景、芽吹たちにちょっかいを出しに行く。その間も東郷は生きる屍のような状態が続いていた。
放課後になった。
事情を風に説明すると全てを察して、東郷を家に連れて帰ることになった。念のために園子と夏凜も後で一緒に様子を見に来るらしい。
「東郷さん、帰るよ」
「ぅぁ……友奈ちゃん、会える?」
「駄目。朝に会っただろ? それに風邪移るから放課後は駄目って言ってたじゃん」
「ゃぁ……」
手を引いて学校を出る。
外は雨が降っていたので、彼女の腰を抱いて一つの傘の中に入って移動する。しばらく一緒に下校して、周囲に人がいなくなった頃、虚ろな眼差しの東郷の頬に手を宛がい、唇を奪う。
柔らかく瑞々しい唇を味わうと、瞳に光が宿り始めた。
瞬きを繰り返し、俺の頬に手を宛がい、無言で唇を重ねてから呟く。
「……亮くん」
「正気に戻った?」
「なんのこと? それより……ちょっと忘れ物があるから先に行ってて」
「傘は?」
「大丈夫よ、折り畳みがあるから」
そう言って彼女は出て行った。
──しばらく待ったが東郷は戻って来なかった。
だから、少し周囲を探して回ると、近くの公園で彼女を見つけた。
「うわぁぁぁあああッ!!」
「────」
雨が降る中、空を見上げ叫ぶ少女がいた。
自身の無力を嘆くように、この世の不条理に憤るように、雨雲に向かって叫び声を上げていた。顔や衣服が雨に濡れていく少女は傘もささずに叫ぶ。
「いやいや……何してんの!?」
急に叫びたくなる年頃なのだろうが、このままでは風邪を引く。
慌てて両手を広げて叫ぶ東郷に近づく。雨に濡れた少女は俺に気づくと悲し気な顔を見せる。その柔らかな頬を伝うのは涙か雨水か。
「東郷さん!」
「あ……亮くん」
「何してるの?」
「風邪をひきたくて雨に打たれているのよ」
「それはどうして?」
「友奈ちゃんだけが今も辛い思いをしていて、私だけこんな風に過ごして良い筈が無いでしょ! 私も風邪をひく! そうすれば友奈ちゃんと一緒よ!」
既に雨に濡れすぎて風邪を引いたのかもしれない。
掴んだ東郷の腕は冷たく青白い色をしていた。
「……なるほど。なら俺も一緒に雨に打たれればいいの?」
そう言葉を返すと呆けたような顔をした彼女が頭を振る。
雨に濡れた黒髪から雫が跳ね、俺の制服も濡れていく。
「だ、駄目よ。風邪ひいちゃうわ!」
「どうして?」
「りょ、亮くんが風邪をひくなんて嫌よ。──きゃん!」
ペシン、と思わず彼女の尻を叩いた。思わず臀部を押さえる彼女は自らを叩いた俺を見上げる。まるで引っ叩かれたような顔をした彼女の頬に俺は手を宛がう。
「俺もだよ。東郷さんが風邪をひくなんて嫌だ」
「りょぅ……くん」
くしゅん、と小さくくしゃみをする東郷を俺は抱き締める。全身濡れた彼女からはまるで熱を感じられなかった。
強く、強く抱き締める。
数秒ほど経過して、東郷はゆっくりと腕を背中に回す。
「そんなことで友奈とお揃いになったら、友奈はどんな顔をするんだろうな」
「……! そ、それは……」
暴走特急東郷には色々と欠落している物がある。
それは別に良いのだ。
スタイルの良い大和撫子で夜は俺の高級娼婦をしている美少女なのだ。欠点の一つも無ければ面白くない。俺の言葉に多少は理解が及んだのか、深緑色の瞳が揺れ動く。
「ご、ごめんな──ひゃう!?」
臀部を叩き、彼女の履いている黒いタイツの内側に手を突っ込んでぐいっとショーツを上に引っ張る。
……きっと友奈なら殴ってでも止めただろう。でも俺は彼女に手を上げることができなかった。ベッドの上で彼女の頬を肉棒で叩くのが精一杯だろう。
「でも、お仕置きはしないとな」
「ぁ、ゃ……ちょっと……お仕置きなんて……」
爪先立ちとなり、タイツの中で尻が曝け出される。まろやかな尻はまだ温かい。先ほど叩いた箇所を撫で回し、ショーツを上に引っ張りながら耳元に囁く。
「お前は俺の物だ。もう一人の身体じゃないんだから、大事な身体を粗末にするな」
「……うん」
首元に腕を回して端正な顔を彼女は近づけて来る。
濡れた身体を押し付けて、衣服越しの双丘を押し潰すくらいに密着して、唇を重ねる。薄く温かい唇からは吐息が漏れる。
「お仕置きだ、美森。家に来い」
彼女の下腹部が俺の下腹部に擦り付けられる。
雨音が聞こえる中、彼女は囁くように呟く。
「──はい、旦那様」
唇を離した東郷が蕩けた表情を浮かべた。
東郷の裸体は柔らかく、温かい。
「……ッ!」
怒張を突き上げる度に肉を叩く音と共に蜜壺が締まる。
「こ、こんな……ハァンッ!!」
ぺしん、と尻肉を叩く。後背位を強いられる少女から喘ぎが漏れる。
同時に抽送を強めると背中をのけ反らしていく東郷。彼女の身体から垂れる雫は温かく、滴り落ちる雫は床に落ちた小さなバスタオルに受け止められる。
「東郷さん」
彼女本人は決して崩れ落ちることは叶わない。
膝を震わせようとも俺の腕力に物を言わせて、彼女の細腕を掴んで腰を振る。
「りょぉ……くんっ、こんなッ……ゆるしゃない……!」
「許さないだって?」
振り向き睨む東郷にピストンの速度を強める。
「ぁ、あぁ、ぁぁ……!! ああっ……!! ご、ごめんなしゃい……!! イクぅぅうッ!!」
反抗的な態度を見せる東郷はあっけない程簡単に天国を見たのか、ガクンとのけ反ると潮を噴き出した。それで終わりではない。肉棒を挿入したまま、彼女の最奥へ、子宮口と悦ぶ場所を亀頭で小突くと、更に彼女は絶頂に達する。
東郷は頭を垂れて喘ぎ声と共に膣を引き締める。
「ふゎ……」
震える唇を結び虚空を見て法悦に浸る東郷はゆっくりと体勢を戻し、床のマットに手を置く。
ふるりと尻が揺れ動き、垂れ下がった双丘がぷるぷると震える。
「ちゃんとお尻を上げられて偉いね。その姿勢を維持してね」
「いじわる……いじわるぅ……」
「口答えするな」
「ひぅ……!?」
彼女が着ている物は何もない。
制服もタイツも、ブラジャーもショーツも、髪を纏めていたリボンも何もかもが洗濯中だ。今は須美のようにバレッタで後頭部を纏め、濡れた黒髪を揺らす。
「ぅぅぁあああっっ!!!」
須美が何も問題なく成長したらこんな姿なのだろうか。
生まれたままの姿の東郷が貫かれ口元に手を置く程の喘ぎ声を漏らす中で、ふと思った。それを東郷も思ったのか、出会った頃の須美のような、ちょっとした反抗的な態度を見せてくる。
今日はそういう方向性で俺を奉仕したいらしい。
「は、……んぁ……はぁ……」
ぷるぷると揺れる乳肉。
「ゆうなちゃん……私はぁ……必ず……お見舞いに……ッ!」
「やっぱり行こうかと思ったけど、東郷さんが雨に打たれていたから身体を温めることを優先させたんだろ。シャワーを浴びたからホカホカじゃないか」
「……そのあとっ、いきなり入ってきて私を襲ったじゃない!」
「あ? 一緒に入ろうっていやらしく誘った癖に!」
「ちがっ、ふぅ……っっ!!?」
一突きごとに蠕動する蜜肉は俺の精子をねだる。
彼女の態度や言動とは裏腹に締まりを強め、俺の激しいピストンに悦ぶように腰をくねらせる。シャワーを浴びさせて、彼女が温まるまでの間、ひたすらにクンニリングスで悦ばされた媚肉は熱くぬめり、怒張を歓迎する。
「だ、だめ……だめだめだめッ、ぇぁ、ぁ、ぁ~~~っっ!!」
俺に腕を掴まれたまま彼女は全身を震わせる。
小水が床で跳ねる音が響く。
びくっ、びくっと腕の中で震える少女の姿は脱衣所の鏡に映る。ホカホカとした裸体からは蒸気が上り、濡れた髪を張りつかせた女の恍惚な表情。
豊かな乳を揺らし、男に片脚を抱えられ、奥深くまで怒張を受け入れる。
「はしたない女だ」
「ひがっ……ひがうの……」
「何が違うんだ。いやらしい雌め。オラ、玄関まで歩け」
犬のように片脚を上げさせ、結合部を彼女に見せる。
目を逸らしたので剛直で一突きすると、色白な美しい背中をのけ反らせる。
「ぁぁ……ッ、ぃ、いやっ、せめて布団で……誰かが来たら……」
「口答えするな」
「ひぃん! も、申し訳ございません、旦那様っ」
白濁や愛液が混じった黒の恥毛を引っ張り、言う事を聞かせる。犬のように歩かせて、フローリングにタオルを敷いて彼女を寝転がせる。
陰核を指で弄りながら、彼女の頭を撫でる。
「……ん」
バスタオルで東郷の頭を拭くと、油断も隙も無く陰嚢を手で揉む少女。
その手を叩き落とし、荒々しく彼女を押し倒す。
「ッ、ぁ」
恥じらうように仰向けになる東郷と身体を密着させる。
当然のように、腰に脚を絡ませた東郷の最奥まで怒張が受け入れられる。
「ぁ、ぁぁ……」
腕が背中に回る。
腰を動かすと、東郷が呻く。
「もっと……つよく……」
東郷に囁かれるとどちらか優位にあるのか一瞬分からなくなる。
腰を動かす。腰を動かす。強く、腰を動かす。
生意気な女の膣襞の蠕動に誘われて、俺は夢中で腰を振った。
性行為を覚えたての子供のように、獣のように東郷を味わう。彼女の膣肉は嬉しがるように涎を垂らし、潮を噴き、俺を迎える。
ピストンの度に乳肉が揺れ動き、苛立ちを覚えて片方の乳房に噛みつく。
「ぁぅ! ……は、はへ……んむ……ちゅ……」
淑やかな喘ぎを漏らし、口端から涎を垂らす。
全身から振りまく淫香に、目の前の女を壊してしまおうとばかりに荒々しく動くと、華奢な肉体は何度も跳ねた。
男らしく動きながら、彼女の悦ぶ場所を亀頭で小突く。
背中に爪を立てられる。
「んお゛ッ!! ああっ! あんっ! あぁん!!」
快楽に少女は悶える。
黒髪を振り乱し、白い肢体をくねらせ、喘ぎを漏らす。
俺の腰使い一つで、キス一つで、東郷は咲く。
ガチャ、と玄関の扉、ドアノブがゆっくりと回される。
「えっ!? りょ、っ、ひとぁっ!?」
「このままだと、見られるね」
抵抗することを思い出したように東郷は内腿で俺の腰を叩く。
目を見開く東郷は焦ったように膣で怒張を締め付ける。俺の胸板に手を置いて抵抗しようとする中で、抽送を加速させる。
両腕を掴み、乳房を胸板で押し潰し、腰を密着するように擦り付ける。腰を浮かせ、顔を赤らめ、繰り返す絶頂に浸りながらも首を振り否定する東郷は達した。
「ひ、ぁ、ぁああっっっ!!」
じゅぷ、じゅぷ、と水音が玄関に響く。
東郷の身体は熱い。
見開く瞳には様々な感情が倒錯し、揺れ動き、涙で濡れる。
やがて覚悟を決めたように、俺の腰に強く回る。
涙を流し、唇を窄める。
その唇に唇を重ねると、強い締め付けが竿を襲うと共に唇を噛まれる。
「んんんッッ~~~~~っ!!!」
「……っ……ふ……ッ!!」
目を閉じていても意識が明滅する。
身体中を奔る電流のような快感、そして俺の吐き出した汚濁が東郷の最奥で受け止め、汚されながらもゴクゴクと呑まれていく感覚。
ぎゅうっと脚が腰に巻き付いて、互いに目を閉じて口づけする。
「お盛んだねぇ~」
「まるで猿ね」
「……ウキキ~」
汗みずくの身体で抱き合いながら掛けられる言葉。
呆れと諦観、喜悦を混ぜた声に東郷がゆっくりと目を見開く。ぴたぴたと内腿で俺の腰肉を叩き、腕を強く背中に回しながら、半眼を少女二人に向ける。
「……そんなことだと思ったわ。タイミング良すぎよ」
「……ふぅん? あれれ? ゆーゆのお見舞いに行かないの?」
「ちょっ、園子」
「ゆーゆ……? ハッ! ……友奈ちゃん!」
「お見舞い行ってきたけど、もう熱も下がって明日には学校に来れるって」
「そんな訳ない!」
「そんな訳ないって……」
怒張を引き抜き、彼女は立ち上がろうとする。
だが、腰砕けになったのか、下腹部を震わせて荒い呼気を漏らす。
「りょうくんが……ハァ……いじわるするからぁ……」
俺と園子、夏凜が見つめる中、ゆっくりと東郷が床を這う。ぷるりと揺れ動く尻肉を掴むと、ビクンと震える彼女はキッと俺を涙目で睨みつける。
その反抗的な態度に思わず尻を叩くと白濁が結合部から漏れ出た。そのまま彼女の媚肉に指を挿入しながら、腹側の膣襞を指で弄る。
ぐぽっ、ぐぽっという下品な水音と共に顔を赤らむ少女が俺の腕を掴む。
「ひゃあん!? ……ま、待って旦那様っ、私が間違ってました! 旦那様の子ども、孕みますから! だからっ、やっ、そこ、だめぇ……ひぅぅ……~~~ッ!!」
絶頂に達したばかりで敏感だったのか、俺の指で東郷は背中をのけ反らせ、達した。
ぷしっ、という水音と共に飛沫が床で跳ねる。ガクガクと腰を震わせる東郷の片足を持ちあげて、更に指を奥まで挿入して蜜壺を刺激するとピンと脚が伸びる。
「だめ、だめ! こんな犬みたいな格好で……二人に見られて……イクッ、い……くぅ……ッ!!」
「……楽しそうね」
呆れつつも顔の赤い夏凜に見下ろされながら東郷は柔らかな肢体を床に広げる。
は、あ、と荒い呼気の度に乳房が揺れる。
まるで悪党に敗北した勇者のように、甘く熱い吐息を漏らし、内腿に白濁を垂らしながら、それでも東郷は健気に親友の下へと向かおうとする。
その横顔がこちらを向いて、俺を挑発するように流し目を向けたのは気のせいか。
「ゆうなちゃ……ごめ、ごめんらはい……わらひ……わらひは……んっ、んん!」
抱き起した彼女の顔に怒張を擦り付ける。
「ん、ひゃ、はぁぁ……んっ……ぐっ……もっと強くしてぇ……」
頬を叩く。鼻に亀頭を擦りつけ嗅がせる。
ぺちん、ぺちん、と肉棒で彼女の頬を何度も叩いては、端正な顔に擦り付ける。興奮したように顔を赤らめる彼女は片手で下腹部を弄りながらも、怒張でのビンタに淫靡な表情を浮かべる。
唇に亀頭を添えると、ちゅっと口づけをする卑しい少女、流れるように自ら双丘を持ち上げて乳肉に怒張を挿入させようとする親友の姿に園子はやれやれと肩を竦めた。
「はぁ~……もう良いよ、わっしー。ゆーゆのこと忘れさせてあげる」
「どんだけ友奈が好きなのよ。手伝うわ園子。私も芽吹との戦いに備えて鍛えようと思っていたから、東郷なら良い相手になるわ。この私の完成型テクのね」
「ふ、二人とも……? その手つきは……りょ、亮くぅん……」
甘えるような声で俺に目を向ける東郷。
上目遣いで、濡れた黒髪から覗く綺麗な深緑の瞳は宝石のようだ。
「二人とも……」
俺は東郷を後ろから抱き締める。
やや冷えた身体を人肌で温める。
肉付きが良く、豊満な乳房を揉みながら、ゆっくりと彼女を持ち上げる。
「えっ、あっ……や、やだ……」
大きく脚を開かせて、同い年の少女二人に恥部を見せつける。
同じ戦友の媚肉はひくついて、園子と夏凜の視線を集める。それを恥じらうように赤らんだ顔を逸らす少女の耳元に囁く。
僅か数秒ほどの時間を置いて、東郷は自らの指で陰唇を開いて無言の懇願をする。こぽりと奥から更なる白濁が媚肉から垂れ落ち、あまりの卑猥さに夏凜が目を逸らした。
「わっしーが完全に調教されてるんよ」
「園子。あんたも似たような物よ」
「うぅ………んぷッ──!?」
赤らむ東郷の唇を奪いながら、俺は彼女に代わり二人に告げる。
「二人とも一緒に東郷さんから友奈のことを忘れさせてあげてくれ」
「よ~し、本気出しちゃうぞ〜!」
「任せなさい!」
「忘れないわ……絶対に忘れるものですか!」
──そんなことをしていたからだろう。
ろくに身体を拭かずにいたからか、俺と東郷は翌日風邪をひいた。