「寝ているのか?」
声を掛けられて、俺は瞼を開ける。
「けほ?」
風邪になって数日。
美少女たちが交代でお見舞いに来るのは気分が良い。まるで自分が偉い人になった気分だ。一応乃木家の分家という身分でそれなりの箔はあるが、連日チヤホヤされるとベッドから起き上がれない。
「それとも起きているのか?」
「すやあ」
「そうか、寝ているのか。……座るか。ひなたから何故かツーショットを撮ってきて欲しいと言われているんだ。……撮るぞ?」
パシャリ。
携帯端末で撮った画像を見て若葉は小さく息を呑む。
画像には微妙な顔でピースサインを決める美少女とシンデレラの如く眠る美少年、ただし寝ている筈なのにダブルピースをしているというホラーな画像だろう。
振り返る少女が無言で近づいてくる。
「……起きているのか?」
「すやあ」
「起きろ」
薄く瞼を開けると、俺を見下ろす金髪の美少女。
乃木若葉。
勇者たちのリーダー、最も凛々しく誠実そうな瞳を瞬かせるのは若葉だ。青いスクールブラウスにスカートという夏服スタイルで健康的な太腿を見せる。
そんな彼女がベッドに座り込み、俺の身体を揺すり起こそうとする姿はまるで──、
「ゲームに出て来る幼馴染系ヒロインみたいだ」
「ゲームか……前に千景からそういうゲームを借りたが……こういうのだろう?」
こほん、と小さく咳払い。
腰に圧し掛かりマウントを取った状態で耳元に一言。
「お兄ちゃん、起きて」
「違う。そうではない」
自分のキャラを理解していないのか。
若葉が「お兄ちゃん」などと言うものか。「お兄様」とか「兄上」とかだろうが。その俺の抗議に対し、ふんす、と鼻で笑って一蹴した若葉は肩からサラリとした金髪を垂らす。
「なんだ。元気じゃないか。いつまで仮病を使っているつもりだ」
「げほほ!!」
「普通に喋れ!」
拳骨……ということはなくデコピン一発。
病人には優しいのが勇者部。否、普段から優しいのが彼女たちだ。
「皆に出会えて俺は嬉しいよ……」
「ん……? お、おう……その、痛かったか?」
戸惑い気味に告げる若葉は唐突に顔を近づけて来る。
端正な顔、シミの無いきめ細かな肌。金髪が肌をくすぐる。
眠り姫を起こす王子のように口づけでもするのかと思ったら、彼女はコツンと額と額を合わせる。長い睫毛に縁取られた瞼を閉じる彼女の顔は近すぎて、思わず目を閉じる。
「熱は……無いな。仮病だな?」
「こほ」
「なら起きろ! いつまでそうしているつもりだ!」
「いやぁ! やだやだ!! ベッドに寝転がっているだけでチヤホヤされる生活は捨てられないのよ! やあ! もう少しだけ堪能させてよ! ブラホック外し! スカート捲り! ショーツ下ろし! なんだこの太腿は! くっ殺と言え! 園子を孕め! もしくは黙って抱かせろ!!」
「この数秒で私をどれだけ辱めれば気が済むんだ、変態め!」
「うるさい! 全裸に剥いてやる! なんだこの尻は!」
「イタッ! ……やってみろ! 私が先に裸にしてやる!」
ゴロゴロと制服姿の若葉を辱めながらベッドの上を転がる。
青色のショーツを剥ぐと整えられた茂みや恥丘、脚を開かされた若葉は赤面しながらも両脚を大きく開いて俺の腰に回すと密着してくる。
たゆん、と普段よりもブラウスの中で揺れる乳房を揉む俺の手を若葉は掴む。
その勢いで彼女は俺をベッドに押し倒す。
いつの間にか殆ど半裸になった俺のパンツ越しに主張する肉棒が圧し掛かる彼女に触れる。胸板にはブラウス越しに柔らかな乳房が潰れて形を変えて来るのが分かった。
「そんな……馬鹿な」
「ハァ……ハァ……とても病人の動きには見えないな。……なら、分かった。明日から学校に出席しろ。それで先ほどの辱めは許してやる」
「明日も休めば若葉を辱めて良いのか? 毎日休めばいつでも若葉を辱められる?」
俺の両手首を掴む若葉は凄む。
たとえ怖い顔をしても美人はお得だなと感じる瞬間だった。
「……拳骨がいるか?」
密着すると若葉の匂いが肺に広がる。
クンカクンカと首筋に鼻を突っ込み、肉棒を彼女の下腹部に擦りつける。
「これから若葉ちゃんに犯されるんだ。弱った所に付け込んで無理やり……」
「なっ!?」
ポロリと一条の涙が頬を伝う。
慌てたように両手を離すチョロくて可愛い少女との体勢を変えて耳に甘噛みする。ひなたが夜な夜な鍛えた性感帯は伊達ではない。「ぁん」という甘い女の嬌声を漏らす若葉の耳に、舌を、歯を、唇を、唾液を塗りたくるように犯す。
「ま、まへ……きょ、今日はこういうことをする為じゃにゃい……」
ブラウス越しの乳房はパン生地のように柔らかい。ボタンを外し、直に揉みながら耳を甘噛みする俺は彼女を堪能する。コリコリと乳首を弄りながら、
「良いだろ? こっちは半裸にさせられたんだ。黙って抱かせろ」
「お前だって脱がせたふにゃぁぁ……」
多少着衣の乱れた若葉を抱いてノギニウムを習得する。ノギニウムとはソノニウムの発展形であり乃木家の人間から摂取できる栄養素だ。
耳を甘噛みするだけでお手軽抱き枕になる若葉、髪に鼻を突っ込むと柑橘系の香油の香りがした。手のひらに収まるサイズの乳房を揉みながら耳元に囁く。
「それで、今日はどうしたの? もう欲求不満? 抱かれに来たんだろ? 毎週しっかりセットで抱いてるのに……俺無しじゃいられないスケベな身体になっちゃって……」
「ち、違う。もう、とか言うな……っ」
「若葉ならいつでも歓迎だよ。ほら、耳を舐めながら外から子宮を押すの。これがお気に入りだもんね~」
「ひゃん! ま、待て……」
「ひなたさんにも見せたこと無い雌の顔しようね〜」
「それッ、くぅッ、ゃめ、おすなッ、ぁ、ぅぅぅ~~~ッ!!」
それから十数分ほど経過した。
満足して起き上がった俺に続くように、若葉は薄く朱色に染まった不満顔で小さく震えながら身体を起こす。
「ティッシュをくれ」
白濁で汚れた口元を拭うと無言でブラウスを脱ぐ。白い肌に肩甲骨や鎖骨が目を惹く。
俺という男を前にして彼女は慣れた様子でブラを着け直そうとする。汗に濡れた乳房を持ち上げて手伝うが、すげなく叩き落とされた。
衣服を整えた若葉は乱れた髪をそのままに、どことなく事後感を匂わせながらも要件を伝える。
「お役目を果たして欲しい。おい、ホックを外そうとするな! こ、こら!」
どこか神妙な顔をした若葉に抱き起される。
お役目。俺に神樹からどんなお役目を与えられたのか。
「しっかりしてくれ。ほら、その、満開の後遺症をだな……解消してあげて欲しい」
あれだけ身体を重ねながらも直接的な言葉を避ける若葉の表情と挙動でしか得られない栄養素がある。俺の顔に何を思ったのか片手で両頬を掴む若葉に半眼を向けられる。
「キチンとやってくれたらサボりの件は赦すとひなたが言っていた。……撮りながらのみ、淫らな行為もして良いともな。……それに私を辱めたいと言ったな。そういうのも時間と場所を弁えるなら……今回だけだぞ」
上目遣いをしてくる若葉に対して俺は頷く。
その「今回だけ」という発言もこの世界で何回聞いただろうか。
「許すも何も、俺は風邪を引いて……わ、分かったから。顔が怖い」
しかし相手は誰だろうか。
満開の後遺症、それは性的興奮が自慰ですら抑えられない程に増幅するというエッチな副作用があるということだ。神樹は何を考えているのかは分からないがエロ方面でなら友達になれそうだと思ったものだ。
その解消役に選ばれた俺は勇者部の面々と身体の関係に至って、それなりの年月が経つ。
今でも俺好みに恥ずかしがる少女は多いが肉体関係に対しての抵抗は少ない。
精神面では大学生を超えて社会人に到達しつつある面々だ。
男を知った面構えの違う女しかいない。では今更若葉の口から解消してあげてと言われる相手とは誰なのか。間違いなく新人の子なのだろうが……。
「柚木だ」
「ほう」
柚木友奈。
短めの黒髪に長身の友奈。スタイルは中々に良く、スポーツが得意だ。どこか気怠い雰囲気を漂わせた彼女が欲求不満だという。個人的には『友奈』と名前がついただけの少女だと思っているが神樹にこの世界に呼ばれるだけの人間性はあるのだろう。
ハグを若葉に要求すると、やれやれという顔で応じる彼女が耳元で言葉を続ける。吐息混じりの声音はどこか楽し気だ。
「柚木が変身すると……妙に燃費が悪いらしいんだ。私たちもフォローしているのだが、新人だからか少し張り切っているところがある。というよりも芙蓉に引っ張られているな」
「燃費も悪く、リリに釣られて前線で張り切って満開をしてって感じ?」
「大体そんな感じだ……。そ、それはそれとして亮之佑。あんまり匂いを嗅がれるのはちょっと……」
サラサラのブロンドヘアは園子に通ずるものがある。
少女の身体を撫で回し、豊かな肢体や恥毛や恥部を弄りながら、耳元に囁く。
「若葉は良い匂いだよ。俺の好きな匂いだ」
「そういうことを普通に言うな」
「……そんなに嫌なら、ごめんな。もうしないから……」
悲し気な顔を見せると少女は慌て出す。
上目遣いで、凛々しさも勇者らしさも捨てて、一人の女が顔を見せる。
「……あ、その、い、嫌とかではない。嗅ぎたいなら好きにしろ」
「そう? 良かった。若葉、好きだよ」
「ん……私も……すき、だ」
こしょこしょと少女の耳元に囁くと耳が赤らむ。目を合わせまいと顔を背ける若葉の姿は普段の凛々しい姿とのギャップもあり非常にそそる。
「若葉って、園子みたいに隠れMなところあるよね」
「な!? へ、変態め。単純に女子を虐めて悦に浸りたいだけだろ」
「ふぅー」
「くぅぅんッ!! ひゃめッ、みみはぁ……」
「お役目が終わったら若葉ちゃんともハメ撮りしたいな。普段の凛々しい制服姿と全裸で恥ずかしがる淫らな姿を並べたいんだ」
「ふ、不埒者が……はぁん! ま、まて……ひっ、ぁぁッ、……ッ!!」
「若葉の体が見たいんだ」
「……ッく、他の女にも同じことを言っているだろ。ひなたとか、千景とか……友奈もか?」
「こっちの耳もハムハムするね」
「まさか杏にも……ゃん! ひゃめ、わ、わかった、するから、ぅぁああ~~~~ッッッ!!!」
凹凸コンビ。柚木と芙蓉の友奈コンビが頭を過る。
樹海化した際、俺は巫女の少女たちとお茶を共にするか義姉とちょっとエッチな感じのお茶会をして孤独を紛らわせているのだが、戦場ではそんなことになっていたのか……。
俺の愛撫に息絶え絶えの彼女は荒い吐息を繰り返しながら説明を続ける。
「今まではお前に内緒でひなたや亜耶たちがその……対応していたのだが……それも根本的な解決にならず、寧ろ疼きが限界に近いらしい」
「この前、歓迎会でしなかった?」
「寧ろ、それがきっかけらしい」
脳裏に浮かぶのは巫女たちと勇者の百合百合しい光景。
喘ぎ声と肌色成分マシマシだが、それでも解決できなかったのだろう。身体は疼き、本能が雄を求めてしまっているのだろう。可哀そうに。
涙目で息絶え絶えの若葉を解放して、ゆっくりと起き上がる。
「仕方ないな。一時、風邪を止めるか」
「それは風邪ではない。ただの仮病だ」
「娘が体調悪いと言っている時に気合いが足りないとか言っちゃう人? 実はイジメとかあの日かもしれないのに。反抗期と老後が楽しみだね、お父さん。もう一緒にお風呂に入らないから」
「お前は誰目線で語っているんだ」
話を聞いていくと柚木は現在寄宿舎にいるという。
「てっきり家に連れて来ていて、ソファで寝ていますとか言うかと思ったよ」
「いや、亮之佑はこの家にむやみやたらに人を連れ込むのは抵抗があるだろ?」
「若ちゃん……」
「ひなた程ではないが私もお前のことはちゃんと見ている。それくらいは分かる」
俺が若葉を見ている時、若葉も俺を見ていたらしい。
言い知れない何かがじんわりと体内に広がる。その視線にイケメン若葉が微笑を浮かべ、グータッチを互いに決める。
「そんなところに定期的に呼んで貰えるのは嬉しく思う。……ありがとう、亮之佑」
俺が少女だったら心がトゥンクして下腹部がジュンとなって抱かれていたかもしれない。ひなたはこんな所に惚れたのかもしれない。……いや、本人に聞けば「全てです」などと言いそうだ。
「そ、そんなこと言っても園子はあげないんだからね!」
「何の話だ?」
こてん、と小首を傾げるイケメン美少女。
純粋なパワーで俺をベッドから完全に起こした彼女はその場で宙返りをして床に降り立つ。無駄にスタイリッシュ、そして結構大人な感じのショーツが丸見えになりながらも、普段から鍛えている姿を見せつけた若葉が俺の手を取った。
「行こうか」
「若葉の制服姿って凄くいいよね」
「……もうしないぞ? 本当だからな?」
一時的に風邪を治して、俺は寄宿舎に向かう。
各時代から呼び寄せられた見目麗しい少女たち、無垢であった名残を残し雄を知った雌しかいないこの爛れた空間には大赦も無干渉だ。
勇者や巫女も爛れてしまい、寧ろ真の意味で俺たちの仲間に入れるように心を砕き、力を合わせる結束が深まっていた。下手な村社会よりも関係は深いのでは無いのだろうか。
その淫らな結束に何かを言う者は誰もいない。
正しい言葉は、随分と昔に消し飛んでしまった。
「あらあら、やはり溜まってますね」
「……だ、駄目っ! イクイクっ……イグッ!!!」
しょわ、と数秒ごとに訪れる水音。
ヘコヘコと腰を動かし、優し気な表情を見せる巫女、ひなたの指によって絶頂に達したのは若葉が話していた柚木だ。白いベッドはシーツが濡れ、皺が寄り、少女の涙と涎と鼻水で染みを作る。
「おかひ……おかひくなる……」
「あらあら、もう少しでお腹を押すだけで気持ち良くなれる身体になりそうなのですが……強情ですねぇ。でも、コツは掴みました。身体が納得するまで、たくさんイきましょうか」
その近くでは、もう一人の小柄な金髪の少女が、亜耶によって身体を震わせていた。
唇から涎と舌を垂らし、辛うじて意識を保っているように見える。
「は、はへ……あ、亜耶君……こ、これは重厚長大……」
「リリ先輩。さっきの玩具と違って亮之佑先輩サイズですから、頑張って下さい!」
ビクン、と他人から見ても分かる程に痙攣する少女は芙蓉だ。
同じように小柄な少女に果てさせられた彼女は荒い呼気と赤い顔で幾度か震える姿を周囲に見せる。制服は脱ぎ捨てられ、白い下着がずらされて露出した小さな恥部には黒い肉棒が挿入されていた。
それを掴む亜耶の手の動きは執拗で、角度を決めて突き上げる度に、彼女のあられもない声を曝け出させる。
「おッ、ぉ……!!」
「はい、またイきましたね!」
天使のような声音で、悪魔のように手を動かす亜耶。整った顔は涙と涎と鼻水で汚れ、小さな乳房の先端は尖り、他の巫女の唇に含まれると悲鳴が上がった。
「い、イッて……あ、いや、嘘、イッたから!」
どこにそんな力があるのか、笑顔の亜耶が芙蓉を羽交い絞めにして疑似肉棒で辱める。ぐぽぐぽっと水音を立てながら玩具で少女の性感を弄る。
ふるると小首を振り、涙で潤んだ瞳は既に何度も虚空を見つめる。何度目かの絶頂の際には小水の音が響き渡り、巫女の一人が無言で携帯端末に動画で残す。
ビクン、ビクン、と痙攣を繰り返し、意識が戻った時に俺と目が合う。
「ほえ……? ちょッ……ちょ、ま……亜耶君! 亮之佑君、来て……っ」
「それがどうかしましたか?」
「だ、ダメ……──!!!」
可愛らしく小首を傾げ、絶句する少女を絶頂に至らしめる。幼い少女の愛撫に絶頂させられる芙蓉。皆の前で痴態を晒す少女は今更ながら暴れ出して。
「えい! えいっ!」
「ひゃ……んむ──!!!」
「少し、声を抑えて下さいね」
幼い少女の手で改めて芙蓉は達した。
理性の光は吹き飛び、白く小さな身体が何度も揺れる。崩れ落ちた芙蓉はぼろぼろと涙を零して感じ入り、笑顔の亜耶の愛撫にそのまま何度も気をやった。
疑似肉棒を腰から生やした亜耶は、額の汗を拭い、俺に目礼。
弟子が彼女の小さな恥部を犯し辱める姿に成長を感じながらも、本命の用事に目を向ける。
亜耶と芙蓉が絡む姿はおまけでしかない。
下着、生地の透けたスクール水着、マイクロビキニ、全裸。
勇者部の巫女たちが集って一人の少女、柚木友奈に愛撫する。衣服の全てを剥ぎ取られ、仰向けで揺れる乳房をマイクロビキニ装備のひなたが手にする。
濡れた肌に黒髪を張りつかせた彼女は俺が来たことで暴れたが、巫女が押さえ込む。
「ま、待ってくれ……せめて……っ」
「却下です。柚木さんの恥ずかしい所、亮之佑さんにも見せてあげて下さい」
開かれた肉付きの良い両脚、愛液で濡れた濃い茂みの奥に恥部が見えた。お仕置きするように水都が陰核を指で弄ると雌の声が響く。
くちゅりという水音は準備万端の合図だ。
そこに全裸のひなたを庇うように若葉が柚木の内腿を叩き、両手を掴む。これで乳房も隠せなくなった柚木は俺や皆の視線に顔の朱色を濃くしていく。
「柚木、あまり暴れるな。ひなたにぶつかったらどうするんだ」
「若葉ちゃん♡」
その言葉は本人に聞こえているのだろうか。
集中的に攻め立てるように、下着姿の真鈴やスクール水着の静が相応に豊かな乳房をそれぞれで弄り、乳首を摘まむ。
全裸より恥ずかしいのではと思う生地の薄い水着を着用した水都と裸体を見せる美佳はそれぞれ柚木の片足を掴み、恥毛や恥部、陰核を弄って遊ぶ。
「ゃ、め……ぅ、ぁぁああッッ!!」
否、遊びではない。
誰もが皆、本気だった。本気で柚木を絶頂させていた。
汗が飛び、潮が跳ね、濡れた喘ぎが響く。
「ゃ、ぁ、あぁ、イクッ、ぁぁああっっ!!」
複数人にそれぞれの両手足を押さえつけられ、性感帯をそれぞれ弄られると快楽を味わい足りない高身長少女には喘ぎ、嬌声を聞かせることしかできない。
涙に濡れた顔を俺から背け、腰を浮かせる。
シーツを掴み、嬌声を上げて、そして潮を噴いた。
「……ッ、っっ!!?」
ただ、雄に見られるという事実を噛み締めながら自らの絶頂を柚木は見せる。
蜜裂に指を入れた美佳の愛撫が良いのか、更に腰が跳ねる。
総指揮として二人の凌辱姿を撮影しているのはひなただ。熱いのか髪を纏めた少女はマイクロビキニで隠せぬ秘所を晒す。揺れる乳房の先端が露わになり、恥毛は隠せてもいない。
俺に近づく巫女娼婦は俺の肉竿をさらりと撫でる。
「ダメですよ? 今日は柚木さんに……若葉ちゃんを摘まみ食いしましたね?」
「分かる?」
「ええ、もう長い付き合いじゃないですか」
ぷるん、と揺れた乳房に真鈴が甘噛みするのを尻目に巫女は微笑む。
「若葉ちゃんも脱ぎませんか? 下着か水着、あとは全裸のどれかになれば落ち着きますよ」
「そうなのか? ……なら、下着で」
「はい。今着けている勝負下着ですね」
「ち、違う、これは普通のだ。済まない柚木、抵抗は諦めろ。これはただの治療なんだ」
見えない上下関係のような何かがチラリと見えた気がしたが、若葉の豪快な脱ぎっぷりに気のせいだと思うことにした。
ポイポイポイ、と下着姿を曝け出す若葉は何を考えたのか俺の服を脱がす。
「お医者さんの出番です」
あっという間に室内の大半が肌色に染まる。
その中で、甘えるような声音でひなたが俺の肉茎の血管をなぞる。
「風邪はどうしましたか?」
「前に作ってくれたお粥が効いたかも。一時的に治ったよ」
「サボりは駄目ですよぉ」
むにゅ、と乳房を押し付けて半眼の巫女の小言。
黒髪が俺の肌をくすぐる中で、風邪であることを必死に主張しながら唇を重ねる。豊かな乳房を揉むと微笑を浮かべる巫女はゆっくりと怒張を扱く。「熱いですね」と肉棒の感想を吐息と共に口にしながら、
「準備はしましたから、いつものようにお願いしますね、先生」
「うむ。君は後でね。ひなた看護婦」
「助手ですよ、先生。……お待ちしております」
気分は助手か看護師か。薄笑みを浮かべるひなたの視線の先。
巫女たちに両脚を開かせて濡れた恥部を曝け出させられる柚木。愛撫などいらないから雄としての仕事をしてくれと巫女の視線を受ける中、柚木と目が合う。
「ま、待ってくれっ、こんなことしなくても疼きなら……」
「その疼きは治りませんから、こうして皆で一肌脱いでいるんです」
既に言葉を交わすタイミングは終わっているのだ。
そもそも、前の温泉旅行をトリガーに疼きは明瞭になったらしいとひなたが俺に告げる。他の巫女も共有済みなのか俺に、反り立つ肉棒に目を向ける。
閉じようとする内腿を撫でるひなたが、亀頭を恥部に押し付ける。
くちゅ、と割り拓く感覚に柚木は腰を浮かせる。
「もう、旅行の時にしたではないですか」
「それは……気の迷いで……」
「さ、亮之佑さん。いつもみたいにやって下さい。もう迷いなんて言わせないように、しっかりと」
悪役が言いそうな台詞を吐くひなた。
ふっと耳元に吐息と、背中に豊満な乳房を押し付けられた俺は従う。病人の為にと丁寧に調理された料理を前に、涎を垂らした肉棒を押し込み、ゆっくりと柚木に倒れ込む。
「──んぎッ、っ〜〜〜!!」
柚木の身が跳ねた。
虚ろな目をした少女に密着していくと膣が蠕動する。
やや豊かな双丘を胸板で押し潰す。
シーツを握る手、彼女の手を恋人繋ぎをするように握り締め、腰を振る。彼女が悦ぶ角度は既に分かっていたので、少女が喘ぐのは必然だった。
「っっ!!」
少女の背がのけ反る。
腰を浮かせる彼女の恥部に怒張を押し込んで、ピストンを繰り返す。
「ッ、ぅぁっ、ぁん! イグっっ!!」
恍惚に浸る白い肉体。
ぺちぺちと両脚が俺の腰を叩くのとは裏腹に膣は竿から子種をせびる。ぎゅうっと締め付ける雌肉に怒張を擦りつけ、目の前の乳房にかぶりつく。
「ぅ、ん、ぁ、あぁ、ぁああッ」
ぎゅうっと俺の手を握る手に力が入る。
白く肉付きの良い脚はピンと伸び、柚木が荒い息遣いを漏らす。彼女の濡れた瞳は見られることを恥じらうように瞼を閉じる。
俺は彼女の薄い唇を奪い、無理やり唇を重ねる。
「ふ──、んッ、ふ、……んん、ッお!」
ゆっくりと唇の間から舌を絡ませる。唾液が絡み、舌の裏や頬裏を舌で這わせながら竿で彼女の膣襞を擦る。雁裏が彼女の弱点らしき場所を擦るとビクッと震え、同時に舌を絡め合わせると鼻息を荒くする。
口端から涎を垂らしながら口づけをする彼女を上と下の口で味わっていると、いつの間にか脚が腰に回る。それは快楽に堕ちたのか観念したのかは分からない。
パンパン、と肉を叩くように鼠径部同士をぶつけながら、教えた大人の口づけを続ける。
「んむ──んふ……ふー……」
少女たちの愛撫によって熱く濡れた媚肉は甘く子種を求める。
口づけを交わし、腰を打ち付ける。
嫌々と首を振り汗を飛ばし、髪を揺らす柚木の手が俺の首に回る。
「ぅ、ぁぐ、ぁ……ぁぁあああッッ!!!」
むぎゅっと乳房を揉みしだく。
肉竿を押し込み、鼠径部を擦りつけ陰核を刺激する。
「おぐっ、ふ、んぅぅぅ……!!?」
全身を俺に押し付けた彼女は悲鳴のような嬌声を上げた。同時に強い締め付けに俺は白濁を彼女の最奥へと吐き出す。
腰を揺すり、一滴残らず汚濁を少女に呑み込ませる。
やがて、どろりと。
呑み込みきれなかったソースが彼女との結合部から溢れる。しばらく射精の余韻に浸りながら、酩酊したような表情の柚木と唇を重ねる。
「はー……っ、はー……っ」
濃厚なキスの合間に聞かせる彼女の呼吸は荒く、熱い。
たっぷりと愛撫されていた乳房は柔らかく、乳首は硬く胸板を擦る。首まで赤く染まった少女の瞳は潤み、恋する乙女のようだ。
ゆっくりと怒張を引き抜き、汚れた体液を彼女の茂みで拭う。
「……ぁむ、……んっ、ちゅ……は……」
汗ばむ少女と当然のようにキスをする。
ボーイッシュな友奈と唇を重ね、少女の下腹部に肉棒を擦りつけて汚れを落とすと同時にマーキングする。
唇を離すと透明な糸が橋を作り、小さな珠になった。
「お疲れ様でした。流石ですね」
柔らかく掛けられる声音と同時に背中に伝わる弾力。
豊満な双丘はすぐにひなたの物だと分かった。支えるのは彼女だけではなく美佳もであり、思わず小振りな彼女の乳房を揉むとビクッと震えて睨まれる。
「……女の敵みたいな存在ですね。郡様には──」
「今度千景が皆とゲームしている時に我慢大会と称してエッチなことをしようと思うけど、参加する? 高嶋さんも交えてまったりと、千景を悦ばせる感じで」
「……後で詳しくお願いします」
小振りな美佳の尻を揉むと彼女はおもむろにしゃがみ込む。
目の前の怒張、柚木との情事で汚れた肉棒を手にして口に含む。陰嚢を手で揉み、口腔奉仕で淑やかに怒張を清める姿をひなたは感心したように頷いていた。
「柚木君……」
「さて、リリエンソールの番だな」
「ぅぇえ!!?」
亜耶に犯されていた芙蓉は赤らんだ顔で柚木との情事を見ていたようだ。全裸の若葉にお姫様抱っこされてベッドに運び込まれると慌てたように声を上げる。
「お、落ち着かないか! 一度休みを取るべきだと進言するよ!」
そう告げる芙蓉に周囲は目配せをする。
代表して俺に胸を揉まれれひなたが可愛く答えた。
「駄目です」
「あ、いや、ひ、一つだけ良いかな!?」
慌てたようにずれていた下着で秘所を隠そうとする芙蓉に微笑む。
同じように全裸で微笑むひなたにガクガクブルブルとトラウマでも抱えているかのように震える少女は意を決したように告げる。
「どうしたの?」
「こ、こういうのってもっとお互いを知ってから──んむッ!?」
瑞々しい唇を奪うも抵抗は弱い。
亜耶に随分と可愛がられたのか、柚木よりも小さい身体と少ない抵抗は俺の行動の妨げにはならない。警戒する小動物から緊張と硬直を抜くように口づけを行う。
その様を周囲の巫女に見守られながら、芙蓉の口内を好きに味わった俺は告げる。
「そういうのは良いかなって」
「……吃驚仰天だよ。私たち、まだそんなに互いのことを──」
再び唇を奪う。
余計なことを言う少女の理屈は分かる。
「こんな風に口を──んむ、ぷはっ……はぁー……はぁー……塞いでッ!?」
最近加入したばかりの勇者たちとの仲は、今までの勇者部とは違いそこまで深い訳ではない。それでも肉体関係に持ち込めたのは単純に他の勇者や巫女たちの結束による物だ。
芙蓉や柚木の過去、細かい所までは聞いていないし、俺の話もしていない。
それは今までの少女たちとの差だ。以前の俺ならばゆっくりと関係を深めていっただろう。慰安旅行を始めとした各種エッチなイベントでも手は出さなかっただろう。
いつからか、随分と変わってしまったと思う。
「ま、待ってくれ亮之佑くん……っ、君とキ、キスをすると頭の中がふわふわしてっ──んんッ! んみゅ、ちゅ、ぷはッ……」
彼女が静かになるまで口づけをして。
その合間に彼女から下着の全てを取り上げて裸に剥く。
「そんなエッチな顔して何を言っているんだ?」
トロンとした表情をした芙蓉は、
「み、見ないでくれ……」
「身体を預けて楽にして。そうしたら友奈たちみたいに気持ち良くしてあげる」
「────」
「今、想像した?」
「してなッむぐ──!?」
キスで蕩けた少女の耳や額にキスをして、油断した所で唇を奪って。
無毛の陰唇に怒張を宛がい囁く。
「リリ。簡単な話だよ。──身体から知っていけば良いんだ」
ぬぷぷ、と肉竿が呑み込まれていく。