「かっきー」
柔らかな声音が鼓膜を震わせる。
ゆっくりと目を開くと、リボンに纏められた金髪が揺れ動いて見えた。
「かかか、かっき~……」
独特のリズムに合わせて園子は揺れる。
腰を振って、楽しそうに彼女は笑う。
「かっきー、かっきー、すきっきー……♪」
白いワンピースが扇風機の風で捲れ上がる。
それを望んでいたように「きゃあ!」とわざとらしくも可憐な悲鳴を上げる少女に目を向ける。白い生地の中から覗くのは、白い太腿と秘所を隠す紫色の布切れだ。
ほんの一瞬だけの絶景。直後、上からワンピースの裾を押さえた園子は俺に笑い掛けた。
「はい、見た~」
からかうように微笑を浮かべる園子。
風鈴の音色と遠くに聞こえる蝉の音。彼女の背後に広がる青い空。僅かに滲んだ汗を拭いながら俺は首を傾げる。テーブルに置いた麦茶のグラス、中身の氷がカランと鳴った。
「えっ、何が?」
とぼける俺を無視して彼女は問い掛ける。
「かっきー。私は今、下着を身に着けているでしょうか? それとも水着?」
珍しく普段の髪型とは違い、三つ編みスタイルの少女は腰を左右に振って挑発する。
多分暑いのだろう。白いうなじが眩しい。
そんな彼女が腰元に手を置くと純白の生地が引っ張られて豊満な胸元の形が露わになる。更にはぐっと胸を張り、薄く紫色の生地が透けて見えた。
「どっちでしょうか?」
「園ちゃんがエッチなのは分かる」
「私はエッチじゃないよ」
さて、下着か水着かどうか。
実に難しい問題だ。首を回す扇風機に合わせてワンピースの裾を思いっきり捲り上げては中の肌に直接風を送り込む姿を見せる彼女に唸る。
普段は、というよりも他でなら絶対にしない姿。東郷がいれば「はしたないわよ、そのっち!」と怒っている光景が目に浮かぶ。
学校でも寄宿舎でも、イベントにおいて主催者や傍観者を気取ることの多い彼女だが、俺の前だとどこまでも無防備だ。陰茎を酷く苛立たせ自ら犯されることを望むような言動も非常に多い。
「むふ~……どっちかな……? はい、チラッ!」
加賀家別宅の庭。窓を開けて、蚊取り線香の煙が扇風機に掻き消える。
二人きりだ。
キャッキャと俺の目と耳を楽しませ、愉しませようとする少女は蠱惑的な態度を繰り返す。奇想天外な行動で目を楽しませ、かと思えば犬か猫のように主人に対してベットリと甘えてくる。
「当てたら……んー……エッチなことする?」
「例えば?」
「そうだね~……かっきーがしたいこと……なんでも、とか?」
なんでも、ときたか。
キラキラとした琥珀色の瞳は明らかに理解した上で口にしている。
「今日の園ちゃんはテンション高いね」
「好きな人とイチャイチャするのって最高なんよ。それも二人っきりで。……そう思わない?」
素直な少女の告白はこんなにも心に刺さるのだと常々思う。
こういう時、ツンデレとかいらないのだ。素直な少女は最高である。
「……そうだね。でも、午後からはひなたさんや若葉が来るから自制心を持たないとね」
「かっきーがブレーキになってくれるって分かっているから大丈夫なんよ」
「園ちゃんがブレーキになってくれるって信じているから大丈夫だね」
二人で笑い合いながら、カットしたスイカをかじる。
親戚と言えば良いのだろうか、しっかり者の少女二人が定期的に家に来る。
血や距離感が近しい美少女二人、そして一緒に来ることも多い園子(小)との付き合いは長い。こうして園子と二人でいると爛れた大学生のように一日中イチャエロな毎日を送りかねないので、彼女たちは良きストッパーになっている。
逆に彼女たちとのアクセルが加速した時は、目の前の少女がブレーキ役にもなる。
この同じ時間を過ごす中で、持ちつ持たれつの関係だ。
「なら、今のうちにイチャイチャしないとね。パンツ、見たかったら見たいって言ってね?」
「今、パンツって言った」
「あ~、言っちゃったよ〜。パンツって言ったらだけど、かっきーってホットパンツも好きだよね。スク水とどっちが好き? 隙間ゆるゆるなホットパンツ? それとも透けるタイプのスク水?」
「気軽に難問をぶつけてくるじゃん」
園子と共にいると、いつだってトゥンクと俺の心を慰撫し、同時に心の肉棒を苛立たせる。
微笑まれると発生する身体の熱は決して暑さだけではないだろう。
柔らかな微笑を浮かべる園子と笑い合いながら、俺はテレビに目を向ける。床に寝転がりながら園子のワンピース、下から見上げる絶景と同時にテレビを楽しむ。
ああ、なんて贅沢な時間なのだろうか。
『おはようございます。本日は朝から暑いと──きゃあ!? し、失礼しました』
東郷に似た美人と噂のレポーターが俺に微笑みかける。
ドジっ子属性で放送事故が多く、男たちの欲望の目と視聴率を高めているリポーターを見ているとテレビを消された。見上げると頭に乗せられるホカホカのブラジャーと無言で見下ろす園子。
「エッチだったら誰でも良いの?」
「そ、そんなことは無いよ、東郷さんっぽかったから」
「ふーん。わっしーはあんなあざとくないけど。……とりあえず、かっきーはわっしーにリポーターの恰好をさせたり、偉い人を装ってセクハラしたりエッチな報道をさせたいと。はい、わっしーに要望を送ったよ」
「え……」
扇風機の風に携帯端末を持つ園子のワンピースが捲れ上がる。
白い薄布から覗く白磁の肌、そして紫色の布地。腰肉から腹を経て、胸元を見て見ると健康的で豊満な下乳が見えた。
「暑いけどどこもプールは混んでいるからね~。学校も水泳部が使っているし……どこかを貸し切りにして遠出するよりも家でまったりしたい、そんな時ってあるよね?」
「昨日も家でまったりしていたじゃないか」
「それはそれなんよ。私が作った焼きそば美味しかったでしょ?」
「うん。ああ、あと……その後のデザートも美味しかったな」
少女の脚に指を這わせる。
滑らかな太腿は肉付きが良く独特の弾力がある。曲線に沿って指を上に動かして腰肉に届く。ショーツのウエスト部分を掴んで引っ張るとずり下がった。
チラリと覗く金の恥毛が風に揺れ雌臭が漂うと園子から慌ててショーツを掴まれる。
「ゃ! だ、だめっ……エッチ! サイテーだよ。何のつもりかな?」
「はみ毛チェックを」
「してないよ。いつも弄ったり見たりしてるじゃん。悪戯は駄目だよ~」
「えー」
「脱がしたいだけでしょ~」
仕方なしにショーツ越しに恥丘に鼻を突っ込んで彼女の下腹部に抱きつく。
独特の弾力のある臀部を揉みしだく。
「ゃん……ぁ……もう~……」
そのまま鼻で下着を下ろしていくのを園子は抵抗しないで受け入れた。それどころか、俺のシャツを脱がせると豪快に自ら脱いだワンピースを俺の頭に投げつける。
しっとりと濡れた生地からは少女の汗と甘い香りがする。
数秒ほどの衣擦れ音の後、視線を上げるとワンピースから白いシャツを着用した園子。
「彼シャツ装備だぜ」
「エロ可愛い」
「……照れるんよ」
ノーブラノーパン装備の彼女は僅かにシャツの裾を捲る。
眩しい太腿の付け根、チラリと見える恥部と恥毛が挑発するように汗で濡れていた。
「かっきーはぁ……多分、こっちが好みだろうなって思いましたまる」
柔らかな声音で人の好みを決めつける少女に頭を振る。
「さっきのワンピースも良かった。……撮らせて欲しかった」
「下から~? ……変態だよ。豚さんみたい。鳴いてよ」
「ブヒー!」
転がる俺の顔を素足で踏みつける少女の蔑む視線にゾクゾクする。
まるで豚を見るような冷たい視線で彼女は屈み込む。わざとボタンは留めなかったのだろう、今にも零れ落ちそうな乳房がぷるりと揺れ動き、至近距離で見える陰唇が僅かに開いた。
「そういうのは後でしよっか。なんでも、って言ったからね」
「……」
「他には……昨日言っていた逆バニー……あれも着よっか? またケダモノみたいに私を押し倒して、ウサギさんみたいに発情して、身体を押さえ込んで、私が女の子なんだって理解するくらいに力強く抱いちゃうの? それとも敗北しましたってシチュエーションで無理やり私に裸で土下座させて後ろからエッチなことしちゃうの? かっきーってエッチだよね~」
「想像力豊かな園ちゃんの方がエッチなんだよね」
「そういうこと言うんだ~……ふーん」
床から持ち上げたサンチョ枕を抱き締めながら、彼女は上目遣いをする。
「もし、そこまでするなら、私がかっきーの……亮之佑くんの物なんだって、たくさん……お腹の奥で理解させて欲しいな」
「……」
「もちろん、普通にエッチしてもいいけどね?」
そっと自らの下腹部を摩ってアピールする少女。
どこまでも妖艶な雰囲気を漂わせる彼女はチラチラとシャツの裾を捲ってからかう。
「フゥー……やれやれ、園ちゃん。まだ朝だよ?」
「だから? 私と貴方の間に朝も夜も昨日も今日も無いでしょ。……二人だけだったら、いつもイケナイことしている癖に紳士ぶらないで、変態」
こしょこしょ、と耳元で艶やかに囁く。
背筋を奔る電流、快感とも呼べる何かが身体を火照らせる。薄いシャツ越しに乳房を俺に押し当てて、挑発するように俺の腕を太腿に挟み込む。
生え揃った恥毛が腕をくすぐり、濡れた貝肉が柔らかさと熱さを同時に伝える。
「かっきーのココ、もう硬いよ。私で興奮したんだ?」
くすくす、と艶美に笑う声。
ズボン越しに肉棒を撫で回す手の柔らかさ。
「……しよ?」
耳元に甘く熱い吐息。発情期のような身体の熱さ。
そのまま頷けば食べられてしまいそうな予感すらした。すっかり雄を知って育った雌の身体と女の眼差しで俺を苛立たせるのが上手くなった幼馴染の手を取る。
「ん~……?」
今なら何をしても受け入れそうだ。
二人だけの世界、空間とは彼女にとってそれだけの価値があるのだろう。そう思いながらサンダルを履いて庭に出る。俺の手を握り返す園子が隣に並ぶ。
「もしかして、プールで遊ぶの? 遊んじゃうの?」
この家には何故かビニールプールが存在している。
いつ購入したのかは分からない。倉庫にあった。でも何故か新品だった。一度園子(小)と遊んだ時に使ったきりだったが、使って戻すのが大変だ。
「だから、今度はこれを使おうと思う」
「水鉄砲?」
じゃじゃーん、と取り出したのは園子の言葉通りの物だ。
青や赤のプラスチックで作られた自動拳銃や突撃銃を模した物だ。外の蛇口にホースを刺して、バケツに水を入れて、更にそこに入れたマガジンを模した部分を落とす。水が満タンになったら銃に取り付けて遊ぶ。
本物に見えなくもない、しかし玩具なのは間違いないカラフル銃を早速園子に向け──、
「先手必勝!」
ピシュ! と勢いよく噴き出た水が俺の顔を濡らす。
潮噴きに劣らないソレは水の味が口内に広がる。思わず目を閉じながらも突撃銃を手に取り構える。
「やぁん! それっ、それッ!!」
ろくな遮蔽物も壁もない。
一般家庭の庭、多少は広いが塀に囲まれて外は見えない程度だ。芝を踏み締めて園子と水鉄砲で撃ち合う。
単純な反射神経で回避しながら、相手の胸や腰を撃ち抜く。
「ゃッ! ぁ、この! ぁん……変な所ばかり撃たないでよ~……アハハ……!」
園子は普段からふわふわしている不思議な令嬢だが、勇者として鍛えているだけはあり俊敏性は凄まじい。反復横跳びを繰り返し、しゃがみ、的確に自動拳銃を向けて来る。
俺は園子に向けられた銃口に、咄嗟に腕を盾にしながらも胸元を狙い撃つ。
「片腕使えない判定!」
「園ちゃんは胸元撃たれて呼吸困難じゃん。乳首まで濡れ透けでエロいよ! このまま全身濡れ透けの東郷さん並のエロさにしてやる!」
「わっしーは水に濡れなくてもエッチだよ〜!」
本人が聞いたら撃たれそうな発言だ。
いや、それは俺もだろうか。自然と、庭を出ない、建物内に水を撃ったら減点、というルールが作られていく。そして何回目かの攻防で俺が園子の盾をすり抜けて恥部を濡らすことに成功した。
「わーん! かっきーに濡らされたよ~。──そこっ!!」
「俺の股間がぁ! 園ちゃんの潮噴きに濡らされた!」
「おっ、大声で変なこと言わないでよ! 噴いてないしセクハラだよ! それに、そんなこと言ったら私なんてかっきーから出された物で全身ぐちょぐちょだよぉ!」
──そんなことをしていれば、あっという間に水浸しになった。
「ハァ……ハァ……園ちゃん。よく考えたら近所迷惑になるから止めようか」
「フゥ……フゥ……盛り上がったね~……これ、今度勇者部でやろっか。何年か前にもやった気がするけど」
「サバゲーは楽しいよ。特に水着でやると」
「それはかっきーが女の子の水着を見たいだけだよ」
「シャツは着て良いよ。ただしその下に何も着ないなら」
「エッチだ」
そんな風に美少女令嬢と戯れながら遊ぶ。
火照った身体、そして外の暑さに対して水鉄砲合戦は有意義だった。片付けを始めていると、園子が俺のことを呼んだ。ホースを持った園子は濡れたワイシャツ一枚という殆ど全裸に近い格好の中、自らシャツのボタンを外す。
「おっと……?」
「むふ……このホースがかっきーね。一発芸、かっきーの好きなパイズリ~」
そう言った彼女は自らの乳房で緑色のホースを挟み込む。ちょろちょろとホースから出ていた水を乳房で抑え込む。
「園ちゃん。ここ外だよ」
「この時間は誰も来ないよ。分かってるよ~……──ぷわッ!?」
ぷるりと乳房が揺れ動く。
その不自然な動きと同時にホースから勢いよく水が噴き出て園子の顔を濡らした。思わず笑って水を止める。「うへ~」と笑っていた園子は、
「あれ? かっきーの水鉄砲がこんなところに隠れてるよ」
とぼけた顔で俺のズボンを下着ごとずり下ろした。
水に濡れた陰茎は邪魔な物が無くなったことで堂々と天に向かってそびえ立つ。おお、と感嘆を漏らした園子は水に濡れた髪をかき上げる。
「お外で見るのも……なんというか凄いね~」
「改めて言われると照れるな」
ぱくっ、と園子は肉棒を頬張る。ずるずると園子の口に収まり、無意識のうちに腰を引かせて竿を引き抜く。唾液と先走りが絡み、彼女の唇を濡らした。
「──ぷはっ、硬くて大きいんよ。……これもおっぱいで挟んで欲しい?」
小首を傾げる園子に俺は無言で頷いた。
何度も何度も頷いて、彼女は淑やかに笑みを漏らした。
「かっきーみたいな人をおっぱい星人って言うんだって」
男を理解して、否、俺を理解していると言いたげな淑女の唇が緩んだ。
ワイシャツの全てのボタンを外す。
ぷるん、と飛び出る少女の双丘。剥き出しの女房は呼吸に合わせて僅かに上下していた。瑞々しくツンと乳首を尖らせた乳房は形が良く、パン生地のような質感で俺の肉棒を挟む。
両手で寄せて、にゅぷにゅぷと怒張を扱き始める。
「ん……」
吸って、揉んで、挟みたい。
男の欲望を塊とした魔性の乳房で園子は俺に奉仕する。
「……腰、動かして良いよ」
悪魔の甘言だった。
水で濡れた肉丘は程良い人肌で良く滑る。膣や口腔とは違う感触に腰がひとりでに動き出す。
下半身は脳のコントロールを離れ、青空の下で白い乳房を犯す。
雄汁を塗りたくるように怒張を彼女の乳肉で扱き、亀頭を彼女の口内に預ける。
「ぁむ……んんッ!」
濡れた彼女の髪を掴む。
鼻息がかかる中、ホカホカの乳房で俺の肉棒を挟み、上下に胸を動かす。
「……ッ」
圧倒的な征服感。
見下ろし、園子が俺に奉仕しているという事実を噛み締める。
ぬちゅ、にちゃ、と水と汗と雄汁を潤滑油に俺は腰を揺すった。
琥珀の瞳には淫熱が宿っていた。
柔らかい双丘で俺の意識も肉棒も溶かしてしまおう、そんな意思が見えた。
「……すご」
極上の乳肉、園子は程良い力で乳房を寄せる。
きつすぎず緩すぎない至福に奥歯を噛み締める。下品な水音を響かせながら俺はピストンを続ける。
「出ちゃう? 出ちゃうの?」
期待か煽りか。
判断に困る園子の言葉に、勢いよく白濁が噴き出した。
「……ぐぅッ!」
「ひゃぁん!? ……わ~、いっぱい出たんよ~」
驚きながらも怒張を挟んだまま、園子は白濁を浴びた。
端正な顔を、鎖骨を、髪と乳房を汚された彼女は笑って精液を舐め取る。彼女の長い金髪に汚れた雄汁は良く似合っていた。
ちゅ、とキスするように鈴口に口づけした園子は立ち上がる。
「汚れちゃったね。お風呂、入ろっか」
ワイシャツの張り付いた尻を振って彼女は室内に戻ろうとする。
だが、俺は──、
気がついたら俺は彼女を縁側に押し倒していた。
「……!」
彼女は明らかに食べ頃だった。
殆ど衣服として機能せず、雄を誘うだけの小道具と化したワイシャツを脱がせると濡れた裸体が白日の下に晒される。
「ここ、外だよ? 誰か来るかも」
「それが? エッチな声を漏らしたくなきゃちゃんと抑えろよ」
「……いやん」
ワイシャツを下に敷き、正常位で俺に圧し掛かられた園子は驚きに目を見張るが、直後にとろりと表情を緩める。
外で見下ろす彼女の柔肌は白く、そして金色の恥毛とピンク色の乳首が揺れ動く。
既に濡れた恥部は俺を待ち構えたように怒張を呑み込んだ。
「ぁ──、あッ!!」
園子の身が跳ねた。
ぷるん、と乳房が揺れ動き、肉棒を締め付けると同時に蠕動する。
「へ、へ……はへ……」
虚ろな目をした園子の目端には涙が浮かんでいた。
ぱくぱく、と開いた唇からは一条の涎が垂れ落ちる。数秒、遅れてから彼女は声を上げた。
「~~~~ッッ!!? ぅ、ふっ、……ぉ……!!」
正常位で深く繋がったまま、気がつくと俺は腰を振っていた。
淫らに絡みつく膣から竿を抜き、根本まで突き刺さるように貫く。
「ゃ、ぁ、ぁん……ァ、ぁああんッ!! だ、めぇぇっ……~~ッ!!」
かぷ、と園子が俺を甘噛みした。
友奈のような愛情表現のつもりか、声を押し殺すつもりか、肩に噛みついた園子の膣は蜜を溢れさせ、ピストンの度に愛液が滴る。
雄竿にきつく吸いつく感触に抗う俺は抽送に神経を注ぐ。
「はぁッ、はぁッ、ふぅぅッ……!」
荒い呼気が漏れ、しかし腰は止まらない。
園子の豊満な乳房が胸板で潰れ形を変える。軟体生物のように身体をくねらせていた彼女は何度目かのピストンで腰を跳ねて達した。
「ぅ、ぅく……ッ、ふーッ……ふーッ……」
鼻息の荒い彼女の噛む力が増す。
痛みが俺の意識を明白にし、より力強く彼女の最奥へと腰を振る。今度の園子の絶頂は先ほどよりも感覚が短く、その次の絶頂は更に短かった。
美しい肢体に朱を差して、意地で声を押し殺す園子に対して、俺は無理やり立ち上がる。
「ハッ、ハッ……かっきぃ……そ、それはダメだよぉ……!」
汗まみれに彼女は乳房と共に首を振る。
聡明な少女だ。怜悧な瞳には怯えが浮かんでいる。同時に俺を掴む手を離さない。だからこそ、俺は全ての衣服を脱ぐ。
羽交い絞めにするように背後から抱き締め全裸の園子を庭に歩かせる。
柔らかな尻を撫で、そっと脚を開かせ、
「園ちゃん」
「いや……ダメ……ダメだよぉ」
「声を抑えないなら、社会的に心中しような」
「……!」
腰の代わりに園子の生乳を掴む。
手のひらにやや収まらなくなった乳肉、操縦するように乳首を引っ張ると彼女は余裕の無い吐息を漏らし、唇を結ぶ。
滑らかな背中を見せる彼女を背後から抱いて、尻を怒張で撫で、貫いた。
「……!? かッ──!! ぁあ~〜~ッッ!!」
園子は背中をのけ反らせた。
直後、腿を伝い熱い淫水が水音と共に滴り落ちた。
「ぁ、ぁあっ……!!」
「漏らしちゃったの?」
「……しぇきにん、とってよぉ……」
上半身をくねらせる園子の乳房を握り締める。
腰に手をやり、恥毛を弄り、肉芽に指を添えると俺に涙に濡れた横顔を見せる。懇願の表情を浮かべた少女の唇を奪い、
「ハァアアアッ!!!!」
園子の肢体が反った。
陰核を愛でながら、獣のように腰を振る。内腿を伝う蜜液を乱暴に手で拭い恥部に擦りつける。
陰毛に擦りつけ、隠れた陰核に塗り付けて指で弄ると腰を反らした。
「ふぅっ……ぃく……!!」
俺の腕を痛いほどに握り締める園子の嬌声が外に漏れる。
「ちゃんと声、抑えろ」
「……いじわるぅ」
悦んでいる癖に。
陰核を弄ると腰を跳ねて、乳首を弄ると尻を鼠径部に押し付ける。
俺は狂ったように園子の乳房を揉みしだくと不規則に令嬢の肢体が跳ねた。
「ぅぁ……ぁー……」
垂れた涎を舐め、唇を重ねる。
結合部が泡立つ程の勢いで腰を打ち付ける。既に射精を待つだけの下半身は制御を離れ、彼女が漏らそうが泣こうが止まることはなかった。
「……っ、……ぅぁああぁっっっ!!!」
園子の最奥に俺は濃厚なソースを注ぎ込む。
「噛んで、ごめんね」
白い汁が少女の内腿を伝う。
それをさりげなく手で隠すが青空の下にはそれ以外にも恥毛や乳房が晒されたままだ。
園子の肩を抱き、縁側に戻ると麦茶の入ったグラスが目に付いた。
「良い感じの噛み方だった」
「アハハ……微妙な褒め方なんよ」
そのグラスをひょいっと取った園子は一息に麦茶を口に含む。
暑くて喉が渇いたのだろうと思い、ぼんやりと見ていた俺は園子の接近を許し、首に腕を回した彼女に唇を奪われた。
「────」
唇から飲まされる生温い麦茶。
口端からは垂れる液体に構わず、密着するように抱き合う。喉を鳴らし、生温くも美味なソレで水分補給を行う。
唇を離すと、からかうような微笑を園子は浮かべた。
「やっぱり夏はこれだよね」
「……そう?」
不意を打つ彼女は俺の内心を余所に、俺の腕を取る。
「ドロドロだね。お風呂入ろう? それと……今度は声、出したいな~」
「……乃木さん家一行が来る前に済ませないとね」
「私も乃木さん家だよ? かっきーもいずれ乃木さん家になるよ?」
何はともあれ、幼馴染の可愛らしい要望に俺は全力で応えた。
風呂で園子の身体を洗うように激しく犯し、ベッドでは獣の交尾のような行為をして。
耳を甘噛みし、首を絞め、優しい言葉を、罵倒を吐いて、乳房を吸って噛んで。
全身に甘噛みと痕を残し、太腿に噛みついて、腹部や腋を舐めて、コスプレさせて淫語を言わせて、恥部とキスして、喉奥を怒張で突いて、玩具でひたすら絶頂させて、後背位で、正常位で、騎乗位で、寝バックで犯し。理性の全てを捨てて雄と雌の交尾を続けて。
いつの間にか繋がったまま眠って……。
「……念の為、ご先祖様とひなた先輩より早く来たけど……かっきー先輩、匂うんよ。園子先輩臭がする〜」
「それは園ちゃんを抱いたからだな。ふかふかで抱いて寝ると寝心地が良いんだ。揉むと凄いんだよ」
虚空で乳房を揉むように手を動かして見せると、園子が静かに腕を下ろさせようとするので、彼女の乳房を服の上から揉んでみせる。
「ぁ……ちょっと……ッ……」
「ほら、ピッタリだろ? 園子は俺の物だ」
満更でも無いような顔で彼女は俺の手を掴む。強めに揉みしだくとビクッと小さく震えた彼女は俺の手を外すのを諦めたのか半眼で睨むに留める。
「ちょっと、かっきぃ……子供の前だよ」
「……子供じゃないもん」
淑やかな少女は俺に身体を預けながらも、穏やかな口調で小さな自分に語り掛ける。
「そのっち、あの二人には内緒で。怒ると怖いし。……かっきーをそのうち貸すから。ね?」
「……園子先輩、のど飴は必要ですか?」
「貰うね」
「腰、ガクガクですねぇ。服の中はどうなっているんですか~?」
「秘密だよ~」
園子の喉が枯れるくらいに。
園子(小)に半眼を向けられるくらいに俺は頑張った。