※この作品はR-18です。

果てなき夜で、貴方に愛を   作:毒蛇

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【番外】若葉と忘れない年始

 今年の雪は酷い。神樹がご乱心なのかよく雪が降って来る。

 

「新年を迎えたのに、これかぁ~」

 

 可愛らしい無垢な少女たちは何年が経過しようとも雪で楽しめる。対して年を経たクール系美少女たちの対応は二択だ。食料を持って部屋に引き篭もるか、鍛錬と称して雪かきするかだ。

 

「こればかりは仕方がない」

 

「でも、去年の今頃ってこんなに降らなかったよな」

 

「そうだったか? いや、いずれにしても丁度いい運動だった」

 

 声が浴室に反響する。

 俺の言葉に、ふやけた声で応じる少女の震動が鼓膜を震わせる。

 身動ぎしたのか、小さな水音と共に波紋が湯面に広がる。

 はあ、と大きな溜息を漏らした彼女の横顔は緩み、肩を俺の肩に触れさせる。透き通る湯に浮かぶ豊満となった乳房や、湯水が伝う鎖骨は艶やかだ。上気した肌は瑞々しく触れたくなる。

 

「……はぁー……生き返るな。そう思わないか?」

 

 紫紺の瞳が向けられる。

 夜空の星々を集めたように輝く乃木若葉の瞳が同意を求めるように俺に向けられた。

 

「~~♪」

 

 隣で鼻歌を聞かせる彼女の華奢な肩。

 やや丸みを帯びた尻や、脂の乗った腿が湯の中で伸ばされる。

 隠すモノなどない。タオルも巻かず、乳房の先端から、湯の中で揺蕩う恥毛まで露わになっている。グッと腕を伸ばすとツルリとした腋が見え、乳房がぷるりと揺れる。

 男好みしそうな肢体は俺の視線を受けても羞恥で揺らぐことはない。いくらでも見るがいいとばかりに、隣で無防備にどこまでも見せつけて俺の下腹部を苛立たせる。

 

 俺を煽る様はまさに痴女。乃木若葉は痴女だったのだ。

 

「……いや、そこまで見られると流石に恥ずかしいのだが。というか誰が痴女だ」

 

「こんなエッチな身体を見せつけるとはどういうことかね?」

 

「散々見せただろ。それに、見せる相手は決めてる」

 

 ほんのりと頬に朱を差した若葉が冗談めいた口調で告げる。

 色気と妖艶さを兼ね備えた微笑を浮かべ、小首を傾げる姿は、なるほど、ひなたが盗撮を繰り返し、危ないファンクラブが讃州中学校に誕生するのも納得だ。

 

「……風呂の時くらい大人しくできないのか?」

 

「若ちゃんと一緒に入って大人しくできるのか?」

 

「……ふん」

 

 俺の言葉に、彼女の視線が肉棒に向かったのを感じた。直後、小さく笑みを浮かべた若葉に、肉棒が一層の苛立ちを感じたが、何かをする前に若葉が立ち上がる。

 すぐ目の前にはぷるりと揺れ、水を弾く太腿。

 恥部に張り付いた陰毛と揺れるハリのある尻肉から水滴が滴る。

 

「……」

 

 思わず息を止め見上げる。

 滑らかな白い背中に、濡れた乳房は以前よりも大きさを主張する。

 

「亮之佑。脚を開け」

 

「その台詞、俺が言いたい奴」

 

 ぽたぽたと雫を湯面に垂らす若葉はきょとんとした顔を見せた。

 

「バカなこと言ってないで早くしてくれ。座れないだろ?」

 

 彼女は隣から俺の膝の間に身体を入れると再び身体を湯に沈め、はー、と大きな吐息を漏らす。

 目の前には纏め上げた綺麗な金髪と、ほんのりと赤らんだ耳。胸板に背中を預けて、首元に頭を置いた彼女は俺を見上げる。気を許した女の甘えるような動きに、そっと腕を伸ばして抱く。

 

「……あれだけ激しい運動をしたのに、まだ足りないのか。大した性欲だな」

 

「言い方が酷いよ、若葉。何より、年明けからお前と組み手をさせられた身になって欲しいんだけど。あんな無人の場所で激しく……」

 

 それも雪の降る日に何を考えたのだろうか。

 心頭滅却と叫びながら俺と組み手をする彼女と汗だくになる程度に動いた。多分、一年が始まってから最速で運動した男女ではないのだろうか。

 その後、雪かきをして、若いとはいえ随分と働いたと思う。

 

「言い方。……おい、勝手に人の胸を揉むな」

 

「許可制だったのか。揉ませて」

 

「ん……ッ……今日の組み手は私の勝ちだな。うん、なら、揉むのは許そう」

 

「ありがたき幸せ。若ちゃん好き」

 

「そうか。私も好きだぞ」

 

 浴槽の中、背後から彼女を抱き締める。

 むにゅ、とつきたての餅のような質感のそれを持ち上げるように揉む。白い乳房はほんのりと赤く、小さな乳首はピンク色で尖っている。

 乳房の付け根を指でなぞり、ゆっくりと揉むと、彼女の鼻息が首元に掛かる。

 

「あの一撃をこのおっぱいで防いだのは驚いたよ」

 

 ゆっくりと彼女の髪の毛に鼻を埋めて呼吸する。

 体臭を嗅がれるのは恥ずかしいのか、すり、と若葉の尻肉が怒張を押し潰す。

 

「アレは偶然じゃないか……っ……ん……」

 

「まあ、負けは負けだ」

 

 僅かに呼気を乱した若葉は睫毛を震わせる。

 何かを我慢するかのように漏れる呼気に微かな嬌声が混じっているのが分かった。すり、と俺の胸板を擦る彼女の肩は艶めかしい触り心地で肉棒が膨らむのが分かる。

 湯の中で腿をくねらせる若葉の動きに合わせて、ツンと上を向く乳首を指で摘まむ。

 

「ん、ぅっ……ぁ、は……」

 

 浴室に漂う淫気な空気を乱す者はない。

 浅ましい吐息が漏れようと咎める者はいない。

 今日は園子もひなたも、いずれも用事があるとかでいない。だから若葉としっぽりと運動をして、こうして風呂に入っている。

 

「……おい」

 

「ん?」

 

「……硬いんだが」

 

「ナニがだい?」

 

「…………一応言うが、更衣室でもしなかったか?」

 

「道着姿の若葉と更衣室でいちゃつくのは最高だったね」

 

「……ッ、ひぅ……耳元で囁くなぁ……」

 

 乳房を揉む俺の手を掴む若葉。

 それを無視しながら、瑞々しく、張りのある若葉の胸を後ろから鷲掴みにし、手の平で好きにこねくり回す。

 乃木家の乳はここから始まったのだと思うと感慨深い。

 耳を甘噛みすると髪を揺らし、甘ったるい喘ぎ声を漏らす。

 

「んっ、ぁ!」

 

 怒張から逃れるように身体の向きを変える少女。

 腰を浮かせ、膝に乗った彼女の生乳が眼前に差し出される。その行為が意図しての物だったかはともかく、若葉の内腿と媚肉が竿を挟み込むのは彼女の意思によるものだ。

 独特の柔らかさが膣内とは異なる密着感を生み出す。

 

「んん……っ」

 

 ゆっくりと若葉は俺の首に腕を回す。

 無言で生乳を差し出した彼女は俺に授乳させる。

 ちゅう、と吸う。

 浅ましく、欲望のままに乳房を賞味し、いつか誕生する赤子よりも先に若葉の授乳経験に貢献する。は、あ、と小さく喘ぎながら俺が乳房の先端を吸い、揉む姿を艶やかな表情で見つめる。

 すりすりと陰唇を揺すり、竿に擦りつける姿は俺の性感を煽る。

 

 ちゅぽ、と口を離すと乳房がうっすらと赤くなっていた。

 ねぶられた乳首はツンと硬くなり、思わず甘噛みすると両腿が俺の肉棒をぎゅっと締め付け、熱い呼気を漏らした。滑らかな背中を撫でながら、潤んだ瞳と見つめ合う。

 

「それでなんだっけ? 道着を着た汗だく若葉と無理やり? 覚えてない話だな」

 

「はぁ……ッ……覚えてるじゃないか! ──んむっ!?」

 

 半眼で見つめられると思わず口づけしてしまう。

 端正な顔だ。園子の先祖だけはある。驚いた顔は一瞬で、その白く細い首筋に口づけするとピクッと肢体を跳ねさせる。形の良い耳を指でくすぐると頬を淫らな桜色に染める。

 

「む?」

 

「私が……されるままだと思うなよ」

 

 亀頭に違和感。原因は若葉しかいない。

 遂に辛抱できずに俺の剛直を太腿と媚肉だけでなく、手の平で射精を促そうとしていた。

 湯の中で彼女は手淫を続ける。

 代わりに俺は若葉の生乳を揉みしだく。

 

「ふ、っ……」

 

 口づけを交わしながら、互いに好きな場所を味わう。

 

「舐めたそうな顔だな」

 

「は、はあ? そんな顔をするか!」

 

 口づけの合間に羞恥と怒りを混ぜたような顔で俺を睨むが、潤んだ瞳に怒気はない。彼女に膝立ちをさせつつ、立ち上がった俺は彼女の目の前に怒張を見せつける。

 僅かに息を呑みつつも、睨みつける若葉の濡れた唇が「あー」と開く。自然な動きで俺の肉棒に口腔奉仕をする様は快感とは別の感情を生じさせる。

 

「んむ……!」

 

 鼻息が鼠径部に吹きかかる。

 熱い呼気、それ以上に熱い口内で舌と唾液が肉竿に絡む。先走りをこくん、と飲みながら若葉が奥まで汚らわしい怒張を飲み込んだ。

 

「ん、む、ぷ……んふ……」

 

 苦しそうに、しかし吐き出すことなく肉壺で俺を受け入れる。

 思わず腰が跳ねるように動き、彼女の耳を親指で弄りながら頭を掴む。性玩具と化した肉穴に竿が沈み、浅ましく腰を振る。

 唾液で濡れた竿を根本から裏筋まで丁寧に舐める彼女は勇者には見えない。くぽくぽと頭を動かし肉竿を刺激する姿は高級娼婦こそ似合っているだろう。

 

「んっ、……! ぅぇ……ぅむ……ふぅー……」

 

 さらさらの髪の毛を掴むと髪型が崩れる。

 乱れた髪を撫で、参ったと告げると彼女は実に嬉しそうな顔をした。

 

「ん……出してないが、もういいのか? 顎ならそんなに疲れてないが……」

 

「若葉。お前の中に出したい」

 

「……そうか」

 

 彼女はゆっくりと立ち上がると小さくはにかんだ。

 同じような背丈の彼女は、先ほどまで奉仕していた肉竿を一撫ですると上目遣いを見せる。

 

「後ろからか?」

 

 否定の言葉はなく、ただ体位を聞いてくる彼女の姿は、きっと昔なら見られなかっただろう。

 耳と頬を手のひらで撫でると、小さく唸りながらゆっくりと背中を見せる。

 

「……それで?」

 

「お前……っ」

 

「ほら、早くしてよ」

 

 綺麗な背中を見ながら問いかける。

 脚を開いた若葉がチラリと俺を睨み上げるが、やがて目を伏せる。

 

「……お願いします。私に……亮之佑のを……挿入して……ください」

 

 くぱ、と片手で陰唇を開いて、若葉は俺におねだりした。

 ピンク色の小さな肉穴がひくひくと収縮し、俺に媚びを売るかのように透明な愛液が添えた肉竿の先端を濡らした。

 

「よくできました」

 

「んんッ~~……!」

 

 反り立った怒張は若葉の奥深くを貫く。

 濡れた媚肉は竿を締めつけ、掴んだ細い腰は僅かに震える。浴槽の縁を掴んだ若葉は顔を伏せ、乳房を揺らす。挿入と同時に達したのか媚肉が竿に吸い付き蠕動する。

 

「ぁ……!」

 

 彼女の悦ぶ場所を擦るように腰を引く。

 パン、と一息に挿入する。それを繰り返す。

 

「くっ、ぅん……」

 

 ゆっくりと腰を揺する。若葉が震える。

 ゆっくりと腰を擦りつける。若葉の菊座が窄む。

 

「んぁっ、あぁ!」

 

 ピストンの勢いを強めていく。

 ばしゃばしゃと浴槽の湯が波打つ。優しいだけの動きから、乱暴に射精に至る為だけの猛烈なピストンに変わると甘い喘ぎが浴室に響く。

 

「んんっ……! ふ、ぁ……ゆ、ゆっくり……~~~ッッ!!」

 

 蜜液が彼女を突く度に湯に垂れる。

 くすんだ金の恥毛では吸いきれず、結合部を濡らす中、俺はより彼女の奥深くに肉竿を沈め、弱点を抉るように腰を振る。

 肉襞は幾度も蠕動し、絶頂に何度も至ったのは把握済みだ。

 

「た、たくな……ぁっ、ひぅ……っ……!」

 

 ぺしっと尻を叩くと若葉が両脚を内股に曲げる。

 しっかりと少女の腰を掴んで最奥に射精をすると同時に小さく震えた。

 

「イク……っ!」

 

「……ぁぁぁっっ!!」

 

 背後から抱き締めて汚濁を注ぐと、溢れた一部がぽた、ぽたりと湯に垂れた。

 

 

 

 

 

「せめてっ、隣で見てるか、そういうことをするのか、どちらかにしろ……ッ!」

 

「そういうことって?」

 

「……ッ、そういうことだ!」

 

 抗議の声を上げる若葉を見上げる。

 彼女は料理をしている。うどんを作ってくれるという。そう言いながら誘っているのか裸エプロンという装備でキッチンに向かえば、当然、飢えた犬がついて行くのは当然の帰結だ。

 

「ちがっ、お前が、脱がせたんだろ……!」

 

「すべすべだ」

 

「亮之佑ぇ!」

 

 若葉の白い腿に顔を擦り付ける。

 むちむち、すべすべでそっと甘噛みすると拳骨が頭に刺さる。

 

「まったく……今度、風さんの家にご飯を食べに行くんだろ?」

 

「それがなんだね。今日、俺は美少女たる若葉の愛のこもったうどんを食べたいのだが?」

 

 そう告げると舌打ちが返って来た。

 

「調子のいいことを」

 

「本心だよ」

 

「タチが悪い。園子もこんなのに引っかかるとは……」

 

 キッチンの作業台に手を掛けた彼女の膝にはよく見るとジーンズと水色のショーツが引っ掛かっている。上着は熱いのか黒のキャミソールしか身に着けていなかったが、いつの間にか胸元まで捲り上げられて意味をなさない。

 彼女の声と共にぷるりと揺れる乳房は白く、乳首は誘うような桜色だ。

 

「やっぱり裸エプロンじゃないか!」

 

「だからお前が──んあ!!」

 

 尻を叩くと独特の弾力と共に若葉が可憐な悲鳴を上げた。

 そのまま片脚を持ち上げて、ジーンズを脱がし、足首にショーツを掛けさせる。

 そのまま作業台に彼女の腕を置かせて、湯上りで温かく弾力のある太腿を持ち上げる。可愛らしいピンクのエプロンが僅かに捲れると彼女の下腹部が全て露わになる。

 行為の後に怒りながら白濁を掻き出した陰唇が小さく口を開き、奥の卑猥さを見せる。

 

 じっとりと汗ばんだそこは見つめるほどにひくひくと動く。

 ふっと息を吹きかける。

 薄く整えられた恥毛が揺れ動き、下腹部がビクンと跳ねた若葉の尻が揺れた。

 

「……っ、ヘンタイめ……」

 

「おや? ほう……なるほど……」

 

「何がなるほどだ。煮込みうどんにするつもりか。ほら、退け。揉みたいなら揉んでッ!?」

 

 なんとなく尻を叩く。

 薄っすらと赤らんだ尻肉を今度は撫でる。

 しっとりとした肌は手の平に吸い付く。ふぅー、ふぅー、と怒りを堪えるかのような呼気を繰り返す若葉が振り向くより早く抱き着く。

 

「……おい」

 

「やだ」

 

「一発、殴らせろ」

 

「や! 悪戯させてよ。トリックオアトリック!」

 

「こんなハロウィンがあってたまるか!」

 

「ほら、若ちゃんはうどんを作って。その間に俺のうどんを──」

 

「それ以上言ったら、本気で殴るぞ」

 

 そんな訳で休憩がてら俺は若葉に抱きつく。

 彼女の膂力は人一人が背後から抱擁した程度では揺らがない。辛うじて足首に留まっていたショーツを蹴り飛ばし、調理を続ける。

 

「というか、珍しく材料が少ないな」

 

「この時期は大抵寄宿舎で集まるし、流石にこんな年始に来るのなんて若葉くらいだよ」

 

「どういう意味──んんっ!」

 

 そっと口づけする。

 優しく、愛を込めるように、唇を重ねる。

 

 彼女の腹部を撫でる。薄っすらと縦に割れた腹筋を撫でながら、立派に育った乳房を揉む。

 幾度も揉まれた生乳は俺の手の平に吸い付き、水風船のように形を変える。

 痴漢のように、怒張を陰核と恥部に擦りつければ、若葉は両脚に力を入れて、甘い痺れを俺の下腹部にもたらす。

 

「んっ、っ……れろ……はっ……」

 

 彼女も口づけに応じると調理の手が止まった。

 だから、キスを止めた。

 

「だから」

 

「……」

 

「来てくれて嬉しかったよ」

 

「……っ」

 

「これからも、一緒にいて欲しい。抱かせて欲しい」

 

 こちらを振り向こうとする若葉の耳元に頬を擦り付けて止める。ふわりと揺れる長い金髪は下ろされており、美麗な令嬢が目の前にいる。

 凛々しさは鳴りを潜め、深窓の令嬢感がある。

 このままどこかに連れて行っても、きっと誰も気づかないだろう。

 

「りょ……」

 

「あむ」

 

「ひゃう!?」

 

 爪先立ちになる若葉の耳を甘噛みする。

 性感帯の塊のように、親友に調教され続けた場所は、俺でなくても感じ入るほどに敏感になってしまった。ガクガクと膝を震わせて口端から涎を垂らす彼女を抱く。

 

「は……ぁ……!」

 

 浅ましい息が至近距離から聞こえる。

 鼻腔をくすぐる女の香りはシャンプーと甘い体臭。

 

「ぁ、く、ぅ……ぁんっ……わたひ、はっ……!」

 

「今日こそ園ちゃんを作ろうな」

 

 与えられる快楽に抗うように女勇者は身をくねらせる。

 尻肉を鼠径部に押し付けて、作業台に手を置き、身体を丸めるように震える。他の少女なら既に快楽堕ちしているだろうに、彼女の抵抗力は高い。

 だから、唇に指を突っ込んで、何かを言おうとする舌を指で弄る。

 

「ぁ、ぇ……」

 

「料理しないとね」

 

「ぁー……っ、ぅ……イく……!」

 

 くちゅ、という水音がした。

 彼女の恥部、その奥から垂れてきたのだろう新鮮な蜜液が肉竿を濡らした。それを潤滑油に媚肉に擦りつけながら鼠径部で尻を叩く。

 

「んちゅ……んふ……」

 

 指に絡む唾液の粘度は高い。

 ゆっくりと若葉が調理を進めるも危なっかしい。

 

「ほら、ちゃんとやって」

 

「……っ」

 

 抗議するように指が甘噛みされる。

 吹きかかる若葉の荒い息。

 俺の腰の動きに合わせて、睫毛を伏せ、眉をひそめ、痴態を俺に見せる。

 

「若葉の子宮にも魂にも俺を刻み込みたいなって……ずっと思うよ」

 

「んっ!」

 

「元の世界に戻って何もかも忘れても、身体と魂は忘れないで欲しい」

 

「んえっ、んぷっ、……ゆひ、はなせ」

 

「嫌だ。黙って調理して。俺にうどんを作るんだろ? ならその間、大好きな君に悪戯をしても別にいいよね?」

 

「……ふ、ンッ! ……ッ!」

 

 ぬちゅ、くちゅ、と。

 調理音とは別の水音は泡立てるような音になった。ゆったりとしたスローピストンがお気に召したのか、本気の愛液が肉棒でシェイクされたのか。

 それをわざわざエプロンを捲って確認はしない。

 彼女に密着し、耳元で囁く度に震え、ビクッと背中を反らす彼女の反応で分かるから。

 

「……ぇ、ぁ~~~ッ!」

 

「今、イッただろ」

 

「……ちがっ、う」

 

 耳まで赤らめた若葉は涙を目に浮かべていた。

 恥辱と感じているのだろう、胸元で揺れる大きなぼた餅がエプロン越しに主張を強め、ツンと立った乳首を弄りながら、俺は彼女の横顔を見つめる。

 

 一条の涙が頬を伝った。

 同時に淫らな露が俺の肉棒を余すことなく濡らし、準備を整える。

 

「……挿入しようかな? 手が止まってるよ」

 

 耳を舐めながら乳首を指で弾く。

 

「ハッ……! ゔぅ……ッ!」

 

「いた、痛いよ若ちゃん。孕ませるよ?」

 

「やっへみろ」

 

 若葉が俺の指を噛む。

 力が籠る。痛い。許しを乞うように名前を呼ぶと力が強まる。

 そう言えば、いつだったかバーテックスの肉を齧ったと聞いた。このまま若葉を弄っていると食べられてしまうのだろうか。

 

 柔肉を剛直で擦りつけながら、乳首を弄った手を下腹部に。

 ほんのわずかにピストン時の竿の角度を調整しながら、太腿を撫でた手が鼠径部を伝い、恥毛を撫で、陰核を摘まむと悲鳴のような嬌声が漏れた。

 

「~~~、ぁぁッ……!!」

 

 唇が開き、指が解放される。

 同時に俺は浅く挿入した肉棒で入口付近を擦るように軽く腰を振る。

 あくまで主役は陰核だ。

 外と中から刺激を与えるように。

 

「あーあ、若葉が噛んだから血が出た」

 

「……そんなに強くはないだろ。それよりっ!?」

 

 舐められ、噛まれた指はふやけていた。

 なんてことをしてくれたのだと先ほどまで囁いていた方の耳に指を突っ込み、同時に何もしていなかった方の耳に舌を入れる。

 澄ました顔が歪み、腰が艶めかしく動き、竿を圧迫する。

 

「ぁ、ぁ、りょう、ほうは……!」

 

 ぱくぱくと口が開く。舌が垂れる。

 開閉する唇の奥で、言葉が呑み込まれ、女の喘ぎが漏れる。会話は終わりだ。

 

「オッ!? ぁ、ぁ、ぁー……!」

 

 耳の筋を撫でるように指を、舌を這わせる。

 耳穴に舌を差し入れ、吐息を吹きかけると淫水が内腿を伝う。

 

「ぁぇ……ぁ」

 

 だらしなく舌を垂らす若葉の身がのけ反る。

 エプロンが乱れ、片方の乳房がぷるんと零れた。鎖骨を伝い垂れた汗が乳肉を伝い、肌を流れるのが見えた。

 

「ゃっ、ひゃ……!」

 

 耳の下、首筋を舐める。

 甘じょっぱい若葉の汗。愛液よりも濃い味が俺を興奮させる。入口付近の媚肉を擦りつけて、最奥に向けて肉棒を突き上げると息を止める。

 

「ぐっ、ぐぅぅ……!!」

 

 突如、尋常ではない締め付けが剛直を襲った。

 激しい絶頂に囚われたかのような蠕動は生き物のように激しい快楽を俺に与える。

 

「こ、の……!」

 

「なッ……なん、だと!?」

 

「やられたままだとっ……思うな!」

 

 脚が浮く。背中から密着した俺が持ち上げられる。

 そのまま若葉に背負われて、リビングのソファに運ばれ、押し倒される。

 にじり寄る影が一つ。

 キャミソールを脱ぎ捨てた全裸の若葉が俺に馬乗りになる。片手は俺の肉棒を掴み、自らの秘所に宛がう。

 直後、にじゅ、と温かい泥沼のような雌肉が俺を優しく飲み込む。

 

「っ、んっ、~~~ッッ!!」

 

 虚ろな瞳で焦点が合わなくなると同時に、締め付けが増す。

 ぷるんと乳房が荒ぶる。

 乱暴に俺の手を握る若葉の全身が強張るが、涎を垂らした唇をきゅっと結ぶと上半身を密着させながら腰を動かし始める。

 

「んぁ! はっ! ぁぁ……ッ!」

 

 たん、たんっ、と腰が竿の先端から根本まで上下する。

 その度に若葉の全身が震え、汗が散り、豊満な乳房が胸板で卑猥に潰れる。

 

 小刻みに絶頂に達しながら、無理やり腰を動かし、深く達する。

 それを何度も繰り返す彼女の両手を握り返しながら腰を突き上げる。

 

「ふわッ!? ぁ~~……!! っ、ぁぁ!」

 

 喘ぎ声を漏らす若葉が深く腰を下ろす。

 俺も負けじと剛直を突き上げて、互いに最高の快楽を生み出す。乱れた髪が俺の顔をくすぐり、体臭と汗と女の匂いが肺を満たす。

 ぐぽっ、ぐぽっ、と淫靡な水音。

 陰毛には蜜と先走り、白濁の泡が絡みつき、白肉が揺れ動く。

 

「ん、ぁぁ! ぁ、あ……!!」

 

 大きく目を見開く若葉の下腹部が跳ねる。

 水飛沫が結合部から噴き、若葉が俺に倒れ込む。胸板で白い乳房が押し潰れ、亀頭が彼女の最奥にぶつかる。

 達する若葉はそれでも腰を左右にくねらせ、呼気を荒げる。

 

「~~~ッ!! わたし、は……」

 

 白い脚がガッチリと俺の腰を挟む。

 娼婦のように、細い腰が互いの性感を高めるように左右に動く。

 

「わたしは……忘れない」

 

 若葉から唇を重ねられる。

 乳頭を擦りつけるように柔らかい乳肉が胸板に密着し形を変える。怒張の突き上げに声を上げながらも、若葉は言葉を続ける。

 

「忘れるものか……ぁ! んっ、元に戻っても……」

 

 唇を奪われ、噛まれる。

 指を絡め、痛いほどに手を握られる。

 鼓動が伝わるほどに密着し、俺を奥深くまで若葉が受け入れる。

 

「絶対に……亮之佑を……忘れない」

 

 口に広がる血の味。

 視界に広がる金髪と長い睫毛に縁取られた紫紺の瞳が歪む。

 

「ゔっっっ!!」

 

「~~~~ッッ!!」

 

 同時に法悦に昇った。

 噴き出した汚濁が若葉の最も重要な場所を汚していく。

 

「……ぁ」

 

 若葉の鼻が頬を突く。

 肢体を痙攣させて、絶頂に達する若葉は身を俺に預ける。

 

「……熱いな」

 

 別に重くはなかった。

 ゆっくりと脱力していく彼女と鼓動が落ち着くのを確かめながら、しばらくの間、身体を重ねて密着しながら、余韻に浸った。

 

 

 

 

 

「わーい! 若ちゃんのお手製うどんだー!」

 

「……適当なあり合わせだからな。それに、亮之佑がちょっかい掛けるから伸びてしまった」

 

 ぶつくさと文句を言う勇者たちのリーダーは年相応に拗ねた顔を見せる。

 しばらくの間、ずるずると麺を啜る音だけが続く。

 

「んむ……美味しいよ。若ちゃんの味がする」

 

「するか。麺が伸びてしまったが……まあ、悪くはないか」

 

 小さく微笑む若葉の視線が僅かに泳ぐ。

 何かを言いたげな表情で、もにゅもにゅと唇を動かす。

 

「……食べ終わったら……もう一回、その、……しないか?」

 

 決してこちらを見ようとせず、そっぽを向いた彼女は髪の毛を耳に掛ける。

 ほんのりと耳を赤らめた若葉を見て、俺は頬を緩めた。

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