世界が変わらず自分たちの中身だけが変わる。
そういう時、どうすればいいのか。
例えば、何をしても次の年になればリセットされると言うのなら、その出来事も限られた人間しか覚えていられないのなら──、
「だから勇者部の人だけなんだろうな」
「ん?」
「皆、無垢で純粋で優しいから平和なんだなって」
犯罪行為や危険な行為はしない。この状況を利用して悪いことをしない。
いつだって誰かのために力を振るえる。嫌なことは率先して行える勇者。だからこそ、神樹は元々は男を知らない少女たちをこの変わらない世界に召喚したのだ。
多少、関係性が爛れてしまっても、その関係はあくまで勇者部内のみに留まる。
それ以外は何も変わらず、世界はいつも通りに回っている。
「熱でもある?」
ぺたっと手の平を額に置かれる。
冷たい手の持ち主はやや心配そうな顔を見せる。
「大丈夫だよ、夏凜ちゃん」
「そ」
Tシャツに短パン、滑らかな腋を無防備に見せる彼女は手に持つシャーペンをくるりと回す。「別にあんたを心配した訳じゃないわよ!」みたいなツンデレ構文を口にしなくなったのは成長なのかもしれない。
そっと太腿に手を置く。
「やっぱりパンツ脱いで見せて」
「嫌よ。あっ、こら、シャーペン刺すわよ!」
手の甲をチクチク刺される。
しつこく触る飼い主に威嚇する猫のような反応にやれやれと肩を竦める。仕方がないので横になり、胡坐をかいた夏凜の短パンから見える灰色のボーダー柄ショーツで心を癒す。
俺の行為に気づいているのか不明だが、夏凜は鼻を鳴らす。
「まったく……友奈を見なさい。集中しているわよ」
「むむ……!」
テーブルを挟んで少女を見る。
きゅっと眉尻を吊り上げて伊達メガネをつけた友奈はサイドテールをフリフリ揺らして問題用紙を解いていく。その可愛らしくも凛々しい顔を見せる彼女に、隣に座る東郷も恍惚としている。
伸ばされては握られる白い拳は、おさわりと堪えているのだろう。
代わりに無言で瞳を友奈に向け続けている少女は少し危ないが、そんな人物が隣にいても友奈は気にせず、素晴らしい集中力を発揮して問題を解いていく。
「真剣な友奈ちゃん……可愛い」
目の奥にハートでも浮かべそうな蕩けた表情で東郷が呟く。
あんなことを言っているが、雄竿を前にすればより蕩けた厭らしい表情を浮かべるんだと謎の対抗心を俺は抱いた。
友奈と東郷から視線を外すと、ダイニングテーブルでは風と園子が勉強している。
「よし、よし、……あー……、よし! フーミン先輩、自己ベスト更新なんよ~」
「まあまあね。後輩たちには負けられないわよ。主に威厳的に」
正確には園子が風の勉強を見ている。
こてんと小首を傾げる彼女は小さく微笑み赤ペンを指で弄る。
「風に威厳なんてあった?」
「ちょい!! あるわよ、女子力の塊に何を言ってんのよ!」
夏凜のからかいに風が振り向く。
彼女たちが騒いでいるのを見ていると、
「あ、あの……亮さん」
くいっ、と服の袖を引っ張られる。
隣を見ると、小さく頬を膨らませた樹が俺を上目遣いで見上げる。ふわふわのブロンドヘア、薄緑の瞳をした少女が答案用紙を差し出す。
「採点をお願いします」
「うむ」
「ちょっと待って。亮之佑、私のパンツを返しなさい!」
「遊んでないで勉強しなさい」
「かっきーもにぼっしーで遊んだらダメだよ~」
「そうよ亮くん。私のならいいからね」
「東郷、ステイ」
樹の真面目な顔に夏凜のショーツを手首に巻いた俺は彼女の頭を撫でた。
──学生の本分はなんだろうか。そう、勉学である。
「今のうちに勉強しておけば元の世界に帰った時、学力で無双できるじゃん!」
と言い出したのは誰だったか。
一応、中学生なので高校受験を突破できる学力を身に着けようという話が最初に上がった。多少性的に乱れていても、学力が高ければ誰も何も言わない。それが学生社会だ。
勉強したくない組もいたが、あらゆる説得によって一致団結。勇者部で点数を競ったりしているうちに中学生の学力は完璧に身に着いた、そんな時だった。
「じゃあ、もう大学受験まで行っちゃうんよ! 身に着けた学力は無駄にならないんだぜ~」
「いや、もういいんじゃない? 乃木」
「甘ったれんな! いいか、この国で許された平等は勉強だけなんよ! 騙されたくなければ勉強するしかない。人生とは戦いじゃい! バーテックスとの戦いの先も続く以上、今から備えておくんよ!」
「熱血教師!?」
「わー! 園子センセーだー!」
「お前ら、授業の時間だ! 寝た奴は皆の前でかっきーにエッチな目に遭わされるからな!」
「園ちゃん先生。先生をエッチな目に遭わせるにはどうすればいいですか?」
「かっきー先生は生徒に手を出すのはダメだけど、休憩時間なら私としていいんよ~。ほら、タイツも好きなだけビリビリって破っていいよ~」
「淫行教師の横暴だ!」
「他にもひなタン先生とわっしー先生もいま~す。模試の点数次第で教師に昇格するんよ! さあ、競え! 戦え! お前たちが新たな教師になるんだ!」
そんなノリで始まった高校の勉強。
これもまた青春だろう。年単位でコツコツと頑張った結果、自然とテスト順位の上位を勇者部が占めるようになったが、それくらいのチートは許されてもいいだろう。
「まる……。友奈ちゃん、満点よ!」
「やったー! ブイ!」
「その笑顔が120点ね」
「えへへ……東郷さんも私の傍にいてくれるだけで100点だよ」
「友奈ちゃん……。じゃあ、私は500点ね」
東郷の言葉に咲き誇った花のような笑みを浮かべる友奈。俺に向けられるピースサインに頷きながら、樹の頭を撫でる。
「樹もおめでとう。しっかり解けるようになって偉いね」
「ありがとうございます! ……あ、あんまり嗅がないで……」
甘いミルクのような香りがする。
赤らむ肌にちゅっと唇を落とすと体温が僅かに上昇するのを感じた。
「苦手を克服できて偉いぞー。風先輩に代わってハグしちゃうんよ」
「亮さんがハグしたいだけですよね……?」
「ダメ……かな?」
「そんなことありません! どうぞっ!」
小動物のような小柄な体躯を抱き締める。
速い鼓動を彼女の薄い胸元から感じながらぎゅっと抱き締める。おずおずと細い両腕を俺の背中に回した樹が小さく笑う。背後では風がギャンギャンと騒ぎ、夏凜が俺の尻を叩く。
普段通りの日常を楽しみながら、俺は小動物の如き少女の耳元に囁く。
「樹。このまま、押し倒してもいいかな?」
「そ、それは……はい」
ほんのりと頬を赤らめて頷く妹に、背後で姉が声を上げる。
「こらー! 不純異性交遊を姉の前でやるなー!!」
「というか亮之佑ぇ! 私のパンツ、返しなさいよ!」
そんな風に依頼も何も無い日はどこかに集まって勉強をしていた。
皆、元の世界に戻っても忘れないという希望を抱いて、勉強をしていたのだ。
「それじゃあ、諸君。勉強で使ったエネルギーの補給タイムじゃ!!」
「……毎度よく作るわね」
風の家に来て行うと食事が出される。風や東郷の乳房並の特盛サイズだ。
費用は大赦持ちとはいえ、よく作るなと思う。もちろん、成長盛りの男子ならペロリだがペース配分を誤るとキッチンから追加の料理が出されるので注意だ。
「うおおお!! 勇者部五箇条! よく噛んでよく食べる──ッ!」
「なんかちょっと違わない?」
「風先輩のご飯、美味しいです。私が男の子だったらお嫁さんにしたいです!」
「も〜、照れるじゃない! ほら、じゃんじゃん、食べなさい!」
「あ、いや、ちょっと……う、うおおッ!!」
「バカね……」
「あっ、夏凜も追加ね」
「なんでよ!?」
かき揚げうどんを始め、揚げ物やサラダ。多数の小鉢。
年を経るほどに主婦力を高めた勇者部の母たる風の料理に全員の腹が膨れた。
「今日は泊まって行きなさいよ」
「乱パー? 保健体育の授業しちゃう~?」
「しないわよ」
「その時は乃木が教材ね。……さ、風呂に入ってきなさい」
そう言って俺たちの布団や風呂を用意してくれる。
交代で風呂に入り、ホカホカな彼女たちは規則正しく床につく。園子や友奈は寝る前にキスとハグ、更には乳房を押し付けて小悪魔的に誘惑してくる。
「亮くん、これ、私の下着ね」
「ブラジャー……」
生暖かい黒の大きなブラジャーを俺に渡す東郷は色気を振りまいて夜這いを期待するような眼差しで堂々と唇を奪う。更には豊満な生乳を俺に揉ませて彼女は笑った。
分かりやすい挑発だ。普段の俺なら襲ったが、今は教師として我慢しよう。
その後、樹と風が風呂に入り、夏凜はすぐに寝た。
「……こういう時に一番早く寝るのが夏凜なのよね」
「俺の園子もいい勝負だよ」
たくさんの子供を寝かしつけたような満足げな顔をした風の肩を叩く。
「あ~……ちょっと、叩くより揉んでくれる?」
「了解です」
よいしょ、と風の乳房を持ち上げるように揉む。
東郷に負けず劣らずの乳はずっしりとしており、ブラジャーとパジャマの感触と共に柔らかさを手の平に伝える。「ちょっと」と半眼で俺を見上げて風が半笑いを見せる。
「そういう『揉む』じゃないでしょ。やりそうだと思ったけど」
その小言を聞きながら揉み続ける。
「……ん」
旧勇者部のメンバーが泊まる時、風の部屋と樹の部屋に別れて少女たちは寝る。リビングには男である俺が一人で寝る。そういう建前だ。
「風先輩、お疲れ様」
「……胸を揉みながら言われてもね」
「凝ってますよ」
「アンタが揉みたいだけでしょ」
「それもある」
プチッとブラのフロントホックを外す。
ソファで二人、あれだけ騒がしかった居間は静寂が広がり、男女の息遣いや衣擦れが妙に響く。
「ん……ちょっと……」
頬に口づけする。髪の毛からふわりと漂うシャンプーの匂い。
隣に座る彼女は半眼を見せながらも、応えるように唇を俺の首元や額に宛がう。
「なに、硬くしてんのよ」
「頑張った生徒にご褒美を与えないと」
「とんだ教師がいたものね」
冗談めいた口調で俺の竿をズボン越しに叩き、ジッパーを下げる。
露わになる肉竿を躊躇いなく彼女は握る。
乱暴ながらも加減を理解した手付きで怒張を扱く風は小さく笑みを見せる。
そのまま包むように手の平で撫でながら、舌なめずりをする。肉体的には年上の彼女は俺の肩をガッと掴むや否や、唇を塞ぐ。
舌が伸び、ぬちぬちと口腔を奉仕する快感に侵される。
「はぁッ……はぁッ…………ストップ」
胸板を撫でる手が止まった。
対して俺の手は止まらない。呼気を乱した風の服の中に手を突っ込み、生乳を堪能する。しっとりとした感触を手の平に感じ取り、乳首を無遠慮に摘まむ。
「ちょっと、ずるいわよ……ん……」
指で弾き、くりくりと転がす。
ほんのりと赤らんだ風の額にキスをすると、少女は身をくねらせ、熱い吐息を漏らす。
ズボンに包まれた尻を撫でると、俺の手首を風が掴む。
「どうしたの?」
「す、ストップ。汚れるから」
「もう濡れたの?」
「ちがっ、いや……違わないけど……」
ラインを描く彼女の腿を撫で、腹部を摩る。
やや防御力があり、指で摘まむと慌てたように俺の手を腹から剥がそうとする。
剥がされたら、今度は鎖骨、胸と撫で、揉み、弄る。
「ゃ、こらっ、ぁん! ッ!」
無遠慮に風に触れていくと彼女はくすぐったそうに身を揺らす。
そのままずるりとズボンを引き下ろすと息を呑んだ。
「ぁ……」
黄色のショーツは、装飾は控えめなデザインだが男を意識した可愛らしさがある。
少なからず男の視線に晒されることを考慮して穿いたような、そんな布地は汗や愛液を吸い、染みができていた。
更には貝肉に布地が食い込み、薄っすらと陰毛が透けている。
「本当だ」
濡れてる。
そう口にすると、まるで生娘のように風の肢体が熱くなった。自覚したように淫臭を漂わせ、恥じらうように内腿をくねらせる彼女に指を伸ばす。
「ん、っ……!」
下着越しに秘裂に指を添える。
人差し指、中指、薬指。ぴっちりと貝肉に宛がうと生暖かさと同時に滲み出た蜜が指を濡らす。
恥ずかしがるように顔を近づける俺に手を伸ばすも、それを回避して顔を腋に向ける。
風呂上がりだが、肩出しニットと中途半端に外れたブラジャーのみという恰好をした風に口づけしながら指を動かす。
ちゅく、と布切れ越しに風の媚肉が淫音を奏で始める。
それを恥ずかしがるように腰を揺する風を俺の指が追いかける。
「ふ、ゃ、ぁ……!」
ソファに仰向けで寝転がる風は俺に覆い被された状態で喘ぐ。その甘い声音が俺を昂らせ、彼女の熱い呼気に応じるように俺も指を動かす。
上下に摩るように指を動かす。
すると、下着越しにコリコリとした陰核が主張を始める。まるでイジメてくれと言わんばかりの肉芽を俺は爪で弾く。
「──!!」
ビクッと風の腰が跳ねた。
じわりと下着の染みが広がり、陰唇の形が露わになる。もはや下着の意味がない。
くちゅ、くちゅ、と小刻みに指を動かして震動させると彼女の腰は跳ねて、そこから元には戻らず浮かび始める。
まるで乙女の花園を差し出す献身に、俺は陰核を中心に秘裂を苛め抜く。
「ぁぁ……!!」
喘ぎ声が響く。
「ィ、ッ……! ……!!」
淫水が彼女の下着から溢れて内腿を濡らす。
ソファに蜜液が垂れそうだったので慌てて内腿を舐める。
「~~~ッ! ふわぁッ!」
くちゅ、くちゅ。
にちゅ、ぬちゅ。
誤魔化しのきかない淫音と共に飛沫がショーツから噴く。絶頂を迎えた風が不規則に背を震わせる。
やがて息が整ったのか、ふらりと立ち上がる。
「はーっ……はー……! は、……も、もう……いいから、寝るわよ」
膝を震わせながら風がゆっくりと自室に向かおうとする。
その後ろ姿に追いつくと、無理やりリビングのテーブルに彼女を仰向けに押し倒す。
「ちょっ、も、もういいから……!」
彼女の言葉を無視して肩出しニットを捲り上げる。
上に捲ると柔らかな腹部、更に上に行くと僅かに抵抗があり、負けずに捲り上げると、ぷるんと乳房が露わになった。
「エロいですね、先輩」
「……うっさいわね。さっさと吸うなり揉むなり挟むなりしなさいよ」
「許可くれるんですか?」
「今更でしょ。……あげるから……好きにしなさい」
「好き!」
「はいはい」
息を呑む風の乳房は重力に反するようにぷるんと揺れ動き、乳首が目を惹く。思わず口に含むと甘じょっぱい味わいが広がる。
「風先輩の、まだ出ませんね」
「で、出るわけ、あっ……!」
ショーツを引き下ろす。
大量の蜜液を吸ったショーツと恥部を繋ぐ透明な糸が少しの抵抗と共に千切れて珠になる。愛液が絡まった濃い恥毛を指で撫でながら、媚肉に挿入する。
「風先輩、エッチですね。こんなに濡らして」
「あ、アンタが強引に……ッ」
指を彼女が悦ぶ場所が曲げると唇を結び、締め付けが増す。
「俺が? なんですか?」
「んっ、あぅ……セクハラしてくるからでしょ……」
「こんな風に?」
「やっ、あっ、ぁ……!」
くちゅ、と挿入した指を動かす度に水音が響く。わざと聞かせる。
そうすると風は顔を赤くして嫌々と首を振る。抵抗するように腰を振り、煽るように乳房を揺らす度に俺の性感がくすぐられる。
「可愛いですね。そんな風に喘いで、……ほら、声を聞かせまいと我慢して」
「あっ! ぁ、ぁっ……! だめっ、そこッ!!」
何年も一緒に過ごしたのだ。
媚肉が蠕動し、厭らしく収縮する中で彼女が悦ぶ場所を指が覚えている。臍側のざらついた部分を指でトントンと押す。
中指だけではない。薬指の二本で彼女を喘がせ、身を揺らす。
「ひっ、ぁっ……ッ!!?」
上下左右に指の腹で擦る。
開いた両脚を伸ばし、腰を浮かし、風の瞳に涙が滲む。
「っはッ! ぁ、ぁ、あっ……! イッ……く……!」
「イけ」
「っ……っ、っ!」
「イけよ、風」
嬌声が震える。
全身が小刻みに震え、俺の腕を掴む風は大きく目を見開く。
「~~~~ッッッ!!!」
甘い鳴き声を上げ、ぱくぱくと口が開閉する。
俺を見上げた瞳は焦点が合わず、かくかくっと腰が上下する。ぎゅうっと指を締めつけながら甘く虚ろな表情を浮かべた彼女の乳房を揉む。
硬くなった乳首は触れただけで腰を浮かせ、法悦に昇る少女の下腹部に顔を近づける。
「ま、まって……は、ぁ……い、今、イッて……」
俺は風を味わった。
情けなく喘ぐ先輩の姿を愉しみながら、新鮮な蜜液を奥から啜り続けた。やがて反応も薄くなった頃、ふらふらの彼女を抱き寄せて、俺はリビングを進み、樹の部屋に向かう。
「ちがっ、ここ、樹の……あんッ!」
ぺちん、と尻肉を叩く。
ぽた、と蜜液が床に垂れ、黙った風を抱き寄せる。
「うるさい」
「この……ドS」
「それ以上騒いだら皆の前でチアリーダーの恰好させて犯しますよ」
「いや、それ、前にしたぁう!? ……お尻を叩くなっちゅうの……」
乳房を揉みしだき乳首を弄る。
同時に樹の部屋の扉を開けながら、彼女の恥毛と陰核を弄る。髪色より濃い陰毛を引っ張り、硬くなった肉芽を指で摘まみ、弾きながら、彼女の意思で前に進ませる。
「……ふっ、ふっ」
風の鼻息が荒く、しかし声は出ない。
口元を手で覆いながら、俺の愛撫を耐えようとしている。乱暴にニットを脱がせ、ブラジャーを剥ぎ取ると眠っている夏凜に投げつける。
ニットは可愛らしい園子の頭に乗せる。
一連の行動に、慌てたように俺を見る風に笑みを見せる。
「ふごっ!? ……むにゃ」
「ん~……フーミン先輩の匂いが……」
下着を握る夏凜の前に立つ。
今日の部屋割りは、風の部屋に友奈と東郷、風自身。樹の部屋には園子と夏凜、樹という構成だった。
照明は消え、うす暗い部屋の中で寝息と小さな水音がやけに響く。
「ァ……ぁぁ……」
俺に抱かれたまま、風が達する。
髪を振り乱し、俺に陰核を愛でられ、裸体を晒して後輩の前で法悦に至る。
「──ッッ! ぅぁ……!」
涎を垂らす。
汗を背中に浮かべ、愛液で腿を濡らし、理性を溶かす。
「……おッ!? ~~……!」
「おっと」
何度目かの絶頂。
ガクン、と膝から崩れた風を抱えて、樹のベッドに向かう。
寝台で寝る妹の寝顔を見て、無言で首を振る風に笑いかける。パジャマ姿で寝る妹の隣で裸体を晒す姉を横たえさせる。
「だ、だめ……、ば、バレるって」
「風先輩の、姉の痴態を見て貰いましょうか」
「りょ……」
「大丈夫。風先輩が我慢すればバレませんから」
赤子のように仰向けにして脚を開かせる。
すぐ隣に樹がいる状況下で腰が抜けたのか、手を伸ばして抵抗しようとする風の手を握る。
怒張の先端を媚肉の入り口に添える。
ずぐん、と一息に貫く。
肉を割り拓いていく感触に思わず溜息が零れる。
「ひっ、っ、~~~ッ! ──!!」
肩に噛みつきながら骨に震動するような甘い悲鳴。
咄嗟に逃れるように身が揺れ、ベッドから落ちかける。だが、キッチリと奥深くまで挿入しているからそんなことにはならない。
俺は風の最奥にまで剛直を突き落とし、腿裏が腰に密着するまで身体を押し付ける。
「……ァ、ぅぅぅ……ッ」
法悦に昇りながらも、妹が起きないかを気にする姿は姉だからか。
それはすなわち、女の最も重要な場所に男の逸物を受け入れながらも余裕を残している証拠だ。普段よりも剛直を締め付ける媚肉に快感を覚えながら、小刻みに腰を揺する。
「……ッ、ぁ……」
目の前にある豊満な乳房を揉む。
強めに乳房を握りながら、ぱんと鼠径部同士をぶつける。
「んんッッ!!」
「可愛い妹の隣で感じちゃって、姉として情けなくないの?」
「ちがっ、ぁん! ……!」
唇を結ぶ姉の媚肉が強く蠕動し、肉棒を締め付ける。
怒張を搾りながら、鼻息を荒くする彼女を見下ろしながら腰を振る。
ぎしぎし、と小さく樹の寝台が揺れる。
必死に口元を覆う風の乳房を乱暴に指で弄りながら、円を描くように腰を揺する。涙を流し、最愛の妹の隣で一方的なピストンで蹂躙される。
「ほっ、おっ、お……ぉッ!」
たんたん、と風の尻を鼠径部で叩く。
竿を引き抜く度に雄汁と雌汁の泡が付着する。それを拭うように剛直の根本まで押し込むと風の背中がのけ反る。
「いっ、ひっ、ヒッ、あっ!? ぁぁ、ゃ、ぁ……!」
息絶え絶えな彼女の乳房が上下に揺れる。
彼女の最奥に体重を掛け、同時に俺は彼女の乳首を摘まむ。
「ッ! ~~! あっ! あんッ!」
嫌々と首を振って、俺の胸板を押して抽送を止めようとする。
唇を結んで押し留めていた嬌声は漏れ、隣で寝る樹の顔がほんのりと赤らむ。それに気づかない風に抜けかけた竿を一息に押し込み、ピストンを再開する。
「ぅ、ぁぁっっっ!! ぁ──ッッ!!」
じわりと風の愛液でシーツの染みが広がる。
ピンと伸びた脚が何度か曲がっては再び爪先まで伸ばされる。
「ぁぁ……!!」
抜いては突く。
彼女の弱点を亀頭で擦るように竿でゾリゾリと抽送する。
「……ッ! おねがっ、いちゅ、き……! おきちゃうからぁ……!」
「だから?」
「ゃ、だめっ、おっ、おくっ……イグ……ッ!」
妹のことを考えて、今更ながら行為の停止を求める姉。
だが、実際は樹を使って更なる興奮と快感に至る風の懇願の声を無視して、震える下腹部に怒張を突き続けると甘い声がベッドに響く。
「……」
薄目で姉の痴態を見届ける妹。
その視線に晒されながら俺はピストンの速度を上げる。たんっ、たんっ、と力の限り腰を振り、少女の最奥に白濁を吐き出した。
「おッ~~~~ッ!!!」
飛沫が散る、強烈な絶頂だった。
汚濁を呑み込もうと媚肉が蠕動し、膣襞の一枚一枚が竿に密着する。全身を小刻みに震わせる風を汚し終え、ゆっくりと竿を引き抜く。
解放感と共に、ごぽりと恥部から白濁が垂れ落ちる。
「……はぁー……はぁー……」
脱力する風の乳房を揉みながら、目を閉じる樹に目を向け、毛布を剥ぎ取る。
「……っ」
薄緑のパジャマ、そのズボンに入れた手を戻そうとしていた。
慌てて手を戻そうとする樹を他所に、ずるりとズボンを白のショーツごと引き下ろす。
「ぁ!」
滑らかで細い腿。
白い肌には毛が無く、手で隠そうとする恥部はまるで自慰をしていたかのように濡れていた。
「お姉ちゃんの痴態で興奮したんだ?」
「……ッ」
「姉妹そっくりだね」
やや震えた寝息が返ってくる。
仰向けで寝ている彼女のパジャマを脱がせるも寝ているから抵抗はない。
ただ、ぷるぷると顔を赤くして俺に薄い裸体を晒すだけだ。
「寝てるの? ……ふーん、そうなんだ。寝てるなら──」
ちゅ、と唇にキスしながら妹を姉のすぐ隣に。薄く開いた目で俺を見る風は事情を理解したのか、無言で樹に寄り添うと豊満な乳房と慎ましい乳房が触れ合う。
「悪戯されても仕方ないよね」