最近の天気ときたら暑くなったり、かと思えば雨が降り出して大変だ。
神樹のご乱心かと思いつつ、ひなたや東郷に聞いてみるが普通のことらしい。天気予報というのはあまり参考にならないと俺はつくづく思った。
「雨で延期だって園ちゃん言ってるよー」
無人島サバイバルミステリーツアー(仮)を乃木家所有の無人島で行う予定だったが、ご乱心の雨天が続いたことで延期になったのを知ったのは結城家の友奈からだった。
携帯端末を見せてくる友奈を背後から抱き締めながら内容を見る。
そこには園子からの悲し気な文言で『延期』と書かれていた。それをフォローするように若葉を始めとした少女たちの慰めの言葉があった。
ただ、流れを見ていくと園子を慰める過程で勇者部専用アプリ上での自撮り大会が開催される始末となっていたのである。
「園ちゃんの為に私も自撮りした方がいいかな?」
「友奈の可愛い自撮りは俺や東郷さんに送った方がずっと有意義だよ。それに、こんな誘導ができるなら大丈夫でしょ」
言葉巧みに若葉を脱がして自撮りさせているのを見ている限り、問題はなさそうだ。既にひなたが園子の下に向かい、折檻した旨のメッセージと天井から吊るされた園子の写真から目を逸らす。
そんな会話をしながら彼女の乳房を揉むと、友奈は唸りながら上目遣いを見せる。
「……うーん、でも、園ちゃんは笑顔の裏で泣く人だと私は思うよ」
「そうよ。亮くんが慰めればきっと悦んでくれるわ」
「こんな風に?」
そんな友奈の言葉に賛同する東郷。
友達想いな二人を抱き寄せ、直に乳房を揉み比べすると、きゃあきゃあ、と甘い悲鳴が響く。そのまま鳴くだけかと思ったら二人で俺の衣服を脱がせて写真を撮ろうとしてくる。
そんな風にじゃれ合いながら俺は思った。
確かに、園子はそういう少女だ。延期とはいえ何かのフォローをしよう。
──というのが昨日の出来事だ。
天気はあいにくの雨。というか、今日も雨で明日も雨の予報だ。駅前のマンションの窓から空を見上げると、果てなく広がる曇天に憂鬱になりそうだ。
そのうえ、外に出ると蒸し暑いから屋内にいるのが正解だ。
「……で?」
呆れた声音に振り返る。
俺をジットリとした目で見るのは三好夏凜と犬吠埼樹だ。対して、ソファに座ってニコニコしているのは我らが令嬢である乃木園子である。
夏凜はマンションの床に敷かれたシートの上にいた。赤、青、黄、緑色の四色に色分けされた丸マークに手足を置いている。
「で、とは?」
「いや、何よこれは!?」
「ツイスターって知らない? 指定された色のマークに手足を置く奴。負けたら一枚服を脱いで、脱ぐのが無くなったら勝者たちの前で犯されるゲーム」
何故こんなことをしているのか。
そもそもの発端は無人島でできなかったいくつかのゲームを園子がやりたいと言ったことだった。王様ゲームとか、脱衣麻雀とか、賭けポーカーとか。
元気の無い園子を慰めたい。その思いでやってきた優しくてちょろい夏凜や樹が、園子が悲し気な顔で見せた要求に逆らえる筈も無かった。
とりあえずやってみようから始まったゲームに夏凜が叫ぶ。
「そんなゲームじゃないでしょうが!」
「えー、にぼっしー知らないの? ローカルルールだよ? それに勝った方にはかっきーがオイルマッサージしてくれるんだよ~」
「それ絶対エッチなヤツ!」
「イッつんは知ってるよね? ね?」
唐突に振られた樹は遠い目をして頷いた。
「え、あ、……はい」
「後輩に対するパワハラじゃない?」
夏凜とツイスターゲームをする樹は水着姿だ。白いビキニという王道かつバニーのカチューシャ装備だが、敗北に伴い網タイツとボトムスを脱がされている。
脱ぐ場所はくじで決まる。不正などはない。
「夏はやっぱり白だね、解説のかっきー」
「そうですね、実況の園ちゃん」
ちなみに俺たちも水着だ。少しでも夏を満喫したいという家主の意向を汲んだ結果、今日園子のマンションに来る勇者部員は全員が水着というエッチな姿だった。
短時間だけの人も、長時間いた人も、お土産を持ってきた人も水着姿だ。なんというか、勇者部のノリは四国一であると叫びたくなる日であった。
「今日はみんな来てくれて嬉しかったな~」
「園ちゃん、愛されてるね」
そう言うと彼女はふにゃりと笑みをこぼした。
紐ビキニの恰好をした園子は、ツイスターに全力を注ぐ樹と夏凜に満足そうに頷く。ボトムスの中に手を突っ込むと、イヤンと喘ぎながら俺の指に秘所を任せる。
ふわりとした陰毛や僅かに水音を立てる媚肉を指で弄りながら、彼女たちの行く末を見守る。
「うん。おかげで創作意欲が少しずつ湧いてきたんよ」
そう言いながら笑顔で俺の肉棒を園子は扱く。弄り合いである。
「…………あの、良い雰囲気のところ悪いんですけど。園子さん、次の指示を出して下さい!」
ちなみに樹が諸事情でビキニブラの中に小さな水風船を入れて膨らませていることに対して誰も何も言わない。俺も水風船越しに薄い乳房が丸見えなので何も言わない。
園子は静かに微笑んで、まるで深窓の令嬢のような雰囲気を見せてくじを引く。紙に書かれた色を読み上げる。それだけのお仕事である。
「じゃあ、赤で」
「うくく……!」
「頑張れ、イッつん! 柔軟をやってきた日々を思い出せ!」
「なせば大抵ぃぃ、なんとかなるーっ!」
「にぼっしーを超えるんだー!」
幼くも濡れたツルツルの恥部が丸見えだが、樹は勝つことに全力だった。
その姿勢に感動する。躍動する水風船には唇を結ぶ。
少し苦しい体勢を維持する樹に園子は頷いて夏凜に目を向ける。
「じゃあ、次はにぼっしー。緑ね」
「み、緑は……ちょっと見ないでよ!」
対して、恥部を片手で隠しながら叫ぶ夏凜はメイドビキニの恰好をしていた。右手を限界まで伸ばして緑色のマークに置いた彼女は顔を赤くしていた。
友奈が着ている物よりもややサイズが小さいのは夏凜の体型もある。だが上半身は裸、下半身は小さなエプロンとミニスカートのみだ。
「ちょっと亮之佑、回り込むのは禁止! 変態が! そんなもの、見せつけないで!」
キャンキャンと吠える様は子犬のようで可愛らしい。
首輪をつけてリードで引っ張りたくなる。その内心を抑えながら夏凜に微笑む。片腕で胸元を隠しているが左右どちらかの乳首はポロリと見え、片腕と両脚のみで無理な体勢を保つ彼女はプルプルと震える。
自らの震動で徐々にスカートが捲れ上がっているのに気づかないらしい。
「恥ずかしがりながらの罵倒ありがとうございます」
「……死ね!」
そんなあられもない恰好で顔の朱色を濃くする彼女に俺は告げる。
「あれ? ちょっとはみ出てない?」
「あ、本当だ~。見えたんよ。にぼっしーのチラリズム~」
「なあ!?」
「ちょっ、夏凜さん!? ──きゃあっ!!」
咄嗟に尻を手で隠そうとした夏凜はグラリと体勢を崩して樹にぶつかる。
樹の胸元に顔を埋めると水風船が二つとも割れ、絶望的な顔をした樹が尻もちをつく。
夏凜も咄嗟にシートに肘をつくが、指定されたマークとは違う色に触れた為、アウトだ。ついでにスカートも捲れて秘所も臀部も丸出しだ。
顔から水を滴らせる夏凜に園子はタオルを与える。
「にぼっしーアウトだぜ! それにイッつんを巻き込んだから二枚ね。何から脱ぐ~?」
「いや、もう全部じゃない……!」
「そうだね~もう脱ぐものが無いから負けなんよ。……じゃあ、かっきー」
俺は立ち上がる。肉棒は園子の愛撫で立派に勃起していた。
尻もちをついて後ずさりする夏凜は嫌々と首を振る。
「ちょっと待ちなさいよ! こんなの反則よ!」
「でも、負けたらエッチなことをする。その事には同意したよね? エッチなことされるって分かってきてるよね? にぼっしーの大事な所が濡れてるの分かってるよ?」
「ぬ、濡れてるとか言うなぁ! ──ぁ、あぁ」
正常位で俺にのしかかられた夏凜は言葉と裏腹に口元を緩ませる。
「夏凜」
「……なによ」
「エッチしようぜ」
ぷいっと顔を背ける夏凜はふん、と鼻を鳴らす。
「……仕方ないわね。まあ負けは負けだもの。好きに……しなさいよ」
「ツンデレかわいい」
「誰がむぐっ!?」
唇を奪う。瑞々しい口腔を舌で丁寧に絡めると強張った肢体から力が抜けていく。
慎ましい乳房を揉み、指で乳首を擦ると、彼女の吐息に熱がこもる。潤んだ目で俺を見上げて、肌を指で撫でると甘ったるい嬌声を漏らす。
「ぁ、……っ、ぁ、そこは……」
ミニスカートを捲ると、既に羞恥とゲームを進める過程で行われた悪戯によってホカホカの媚肉が露わになった。
「夏凜さん。本当に濡れてるんですね」
「ッ……い、樹。あっち見てて……ぁ」
特に前戯もなく、気がつくと俺は夏凜の最奥を貫いていた。
抵抗もなく、根本まで突き進むと蜜肉が俺を迎え入れた。
「~~~~ッッ!」
樹と俺と園子の前で夏凜の身が跳ねた。
熱い媚肉が締め付ける中、一息に抜くとぷしゃりと潮が腹に掛かる。わあ、と感心したように樹が感嘆する。
「凄い敏感ですね」
「ツンデレだからね。一度でもデレた相手には性感帯もちょろくなるんだ」
「そんな、わけ……ぁん……ぁぁ!」
抗議の声を上げる度に深く繋がり、腰を打ち付ける。
細い身体が締まり、突く度に喘ぎ声を漏らし、甘い嬌声を上げる彼女の脚が俺の腰に絡む。ぷるぷると揺れる乳房を甘く噛むと、わずかな甘じょっぱさが舌に広がる。
その味わい深さに舌で乳首を転がすと、背中をのけ反らせて膣内を蠕動させる。
「ふわぁ……ゃぁ、ぁん、ぁっ、ぁー……ッ!」
「イけ! オライけ!! 夏凜ッ!」
「やっ、りょうのすけっ、はげしっ、ぁぁああっ……!!」
パンパン、と肉と肉を叩くような音を響かせる。
ずっとお預けさせられたことで射精感は昂っている。薄い胸が胸板に押し潰されて形を変える。
ピストンを加速させると、彼女は小刻みに震えて達した。
「~~ッ! ──!! まっへ、い、ま、イってるからぁ……! ぁぁ……!」
一度達すると簡単に法悦に昇るようになった。ちょろい身体だ。
快楽を享受し、喘ぎ、女の顔を見せる夏凜にあてられたのか、モジモジと腿を摩る樹に俺は夏凜の隣になるように告げる。
反抗もなく仰向けになり、秘所を露わにする樹に俺は指を差し出す。
「……やってるわね」
「あっ、フーミン先輩、ご飯ありがとうございます~」
「良いわよ。無人島の奴が延期で体調崩したって聞いたけど、元気になって良かったわ。あとは食ってヤるだけね?」
「アハハ」
「ちょっと、何恥ずかしがってんのよ。そんなスケベな水着着ておいて。しっかりするつもりじゃない」
「……セクハラですよ~。そういうのはかっきーだけで十分なのです」
「なんだとぅ、このこの~」
「やぁん! フーミン先輩に犯される~。かっきー助けて~」
「フハハハッ! この魔王が孕ませてやろう」
ふと背後で犬吠埼風の声がした。
夕飯を作ってくれていた甲斐甲斐しい勇者部部長と園子の女子高でやっていそうな会話を聞きながら、指で樹をかわいがる。
「ぁ、そ、そこ……」
「ここだよね?」
「ンンッ……ぁん……」
きゅうきゅうと締め付ける狭い膣に構わず、指で樹が悦ぶ場所を探る。
彼女の弱点は既に把握済みなので、指の腹で摩ると膣襞が震え、少女の可憐な喘ぎが背後の音をピタリと止まらせる。きっと姉あたりが真剣な顔で妹の痴態を見ているのだろう。
「っ!? んぅぅ……! ん、ぁっ」
「樹。くちゅくちゅって音が聞こえるけど気持ちいい?」
「はいっ、きもち、いい、ですっ……! あっ、はぁ……」
「ほら、風先輩に気持ちいいって報告して」
「あんっ! お、お姉ちゃん、見てる……? えへへ……今、すっごく気持ちいいことされてるよ」
「い、樹……!」
俺の指攻めにダブルピースを見せる樹を悦ばせながら、その興奮を夏凜にぶつける。
少女の最奥を突き上げる度に夏凜は大きく身体を跳ねさせて震える。少し遅れて樹が身をのけ反らして達した。二人の淫水が俺や床を濡らした。
「フーミン先輩、撮ってるんですか?」
「当たり前よ。妹のノリノリでエッチしてる所も把握しないとね。あっ、ついでに夏凜もね」
「……なっ!? ちょっと撮るなってんぁ!? あっ、亮之佑っ、ちょっとダメ……!」
「うわ、夏凜もエロいわねぇ」
「ぁ、ぁん! ぁぁ!」
夏凜に密着しながらピストンを加速させる。
風に向けて伸ばされた手を握り、腰を叩きつけると反抗的な態度は鳴りを潜め、風の前で絶頂した顔を晒した。
同時に樹の肉穴をほじくる指も決して止めない。少女たちは虚ろな目で喘ぎ、涎を垂らす。
「「あぁぁ~~~~ッッ!!」」
最後の一突きと同時に白濁を吐き出す。
同時に指の腹を曲げて、樹の弱点をぞりぞりと擦る。
樹と夏凜の同時絶頂と悲鳴。
それを肌で感じると共に汚濁を注いでいく。
「……ッ」
夏凜の最奥を汚す快感に呻きながら、ゆっくりと怒張を引き抜く。
「お疲れ様」
「夏凜ちゃんがすっごいエッチだー」
背後から気配を消していた少女たちが寄って来る。
色気のある東郷と、無邪気さを纏った友奈。いずれも水着姿の彼女たちは俺の肩や背中に触れて笑みを浮かべる。
そのまま友奈は夏凜の恥部から雄汁を啜り、風は俺から引き継ぐとばかりに妹の膣内に指を挿入して余韻の絶頂を与えている。
東郷は当然のような顔をして俺の怒張を咥えると丁寧に竿を舐める。
俺は東郷の艶やかな黒髪と豊満な乳房を撫でながら振り返る。
「……ふう」
どこか満足そうな笑みを園子は浮かべていた。
それからみんなで食事をした。
ワイワイと少女たちと盛り上がり、騒ぎ、楽しい夕食だった。
「じゃあ、乃木。冷房をつけっぱなしにせず、暖かくして寝るのよ」
「はーい」
楽しい宴の時間はあっという間に終わり、私服に着替えて解散になった。
友達想いの優しい少女たちは手を振って去って行く。俺も帰ろうかと思ったけれども、園子の手が俺を掴んで離さなかった。
「そのっち。ほどほどにね」
「じゃあねー」
それを理解しているように、澄ました顔の東郷と明るい顔で手を振る友奈も去って行く。
扉が閉まった。静寂が広がる。
玄関で俺と園子はしばらくの間、無言だった。友奈たちがマンションを出たくらいになって、ぽつりと園子が言葉を漏らした。
「みんな、良い人たちばかりだって痛感するんよ」
「そうだね」
「フーミン先輩も、イッつんも、にぼっしーも、わっしーも、ゆーゆも。他の子たちも」
色んな人が来てくれたんよー、と園子は両手を広げる。
「この世界でもみんなに会えて良かった」
「そっか」
悪戯っぽい笑みを浮かべた園子は両手を後ろに回すと俺の耳元に囁く。
「かっきーにも出会えて良かったよ~」
そうして抱き着いてくると、あむ、と何の前触れもなく俺の乳首にシャツごと吸い付く。触れてくる園子の肌は熱を持ち、長い髪の毛からは淫臭がわずかに漂う。
上目遣いをする園子の瞳には淫熱が浮かんで見えた。
「今日のゲームで園ちゃんだけ参加しなかったのはどうして?」
「……今、独り占めできるから、かな?」
前歯でぴたりと俺の乳首を挟み、鼻息を吹きかける。
まるで自身の性感を把握されたような気分で、シャツ越しだというのに乳首を弄られる俺はタイミングを見て彼女を抱き上げる。
「じゃあ、今から俺が園ちゃんを独り占めだ」
「なら私はかっきーを独り占めしちゃうんよ」
見つめ合う。
細い腰を抱き寄せると、園子が顔を寄せてくる。
ちゅぷ、と唾液を交わす口づけをする。とろりと蕩けたような表情をした彼女は口腔行為の合間に淫靡な声を漏らし続けている。
「今日ね」
「うん」
「……もう我慢できそうにないな~」
そう言って、園子は自らのシャツを捲り上げた。ショーツは穿いていなかった。長い丈のシャツから露わになったのは彼女の秘所だ。
金色の陰毛には雫がついており、新たな愛液が廊下に小さな染みを作っていた。
珍しく最初からギブアップ宣言。
園子の唇が俺の唇に触れたかと思うと、舌を絡め、ちゅっと淡い口づけを施す。
緩急を使い分け、彼女は俺にしなだれかかる。
俺が彼女の腰を強く抱き寄せ、背中をのけ反っても彼女はそれを受け入れる。
むふ、と吐息を漏らす彼女の髪に触れる。さらりとした絹のような感触と照明に照らされて輝く金髪からは甘い香りが漂う。
「園ちゃんって本当にかわいいね」
「え~、かっきーの方がかわいいよ」
嬉しいような、嬉しくないような言葉を貰う。
ゴロゴロと猫のように喉を鳴らす園子は俺の頬を撫でる。
「こんなに私に夢中になってくれるんだもん。私のことをいっぱい見て、可愛がってくれて。構ってくれて」
少女の肢体には女の柔らかさがある。
俺の背中に回った腕は強く、胸板に押し付けられる乳房はふにゅ、と潰れる。下着は着けていないらしく、シャツ一枚のみといういつでも行為に至れる恰好だ。
そんな状態で、園子は甘い声で告げる。
「すき」
キスを繰り返しながら、園子は耳元で「知ってる?」と囁いた。
「大好きな人とこういうことをすると、お腹の奥がぎゅって熱くなるんだよ」
そっと彼女の後頭部に手を回すと、園子は抵抗なくそれを受け入れた。
ぎゅっと抱くと、彼女はそれ以上の力で俺を抱きしめる。
「んっ、ちゅ……」
唇の隙間から甘い声が漏れる。
普段よりも熱い肢体は俺の身体を這い、彼女の脚が腰に回る。
「あつ……」
十分か、何十分か。
俺は園子との口づけで頭がクラクラし始めていた。彼女の体温は高く、口腔はより熱く、自然と指を挿入していた膣内は溶けそうだった。
「かっきぃ」
「ん?」
「麦茶作ったから、後で飲もう?」
「園ちゃんが作った麦茶なら口移しで飲ませて」
「わぁ、エッチなこと言ってるよ〜」
シャツを脱がせて、彼女を裸にする。
その過程で道連れのように、園子に脱がされた挙句、寝室に連れ込まれる。
豊かな胸元を晒し、間接照明の下でベッドに寝転がる彼女は両手で髪をかき上げる。
ぷるん、と揺れ動く乳房に目が吸い寄せられる。
「かっきーはおっぱい好きだね」
ふふ、と余裕のある微笑を見せる彼女は自らの乳房を下から持ち上げる。
逆に嫌いな人がいるのだろうか。
僅かに汗ばんだそれにをぽよぽよと動かして俺を挑発する彼女にコクコクと頷くと、園子は得意気に乳房を動かす。左右の乳房を動かす仕草はどこか東郷に似ていた。
「いっぱい眠って、揉まれて大きくなっちゃった~……なんて」
サンチョ枕や関連グッズが多い寝室。彼女の匂いがするベッドに俺は押し倒されると、園子は舌なめずりをした。
「じゃあ、挿れちゃうよ」
自らが捕食するのだと言わんばかりの態度で、自身の長い脚を片方持ち上げる。
濡れた媚肉と恥毛が俺の肉棒に擦れる。
小さく喉を鳴らした園子の表情には嗜虐的なものが混ざっていた。
密室の寝室に二人きりなのだ。
今更恥ずかしがることも遠慮することもない。ゆっくりと腰を下ろした園子の媚肉に鈴口が吸い付き、呑み込まれる。
「……んぁ、ぁ、ぁー……」
ぬぷぷ、と挿入に合わせて彼女の声が高くなる。
やがて雄竿の根本が膣口にキスをすると園子は目を見開く。
「あ、う……!」
甘ったるい女の悲鳴が寝室に響いた。
わずかにのけ反り、臀部が内腿に潰れた。結合部から僅かに淫水が噴くのを見ながら、俺は彼女のもっちりとした尻を掴む。
そのまま唇を求めてくる園子の最奥へと腰を突き上げる。
「ぁっ、ぁ、んっ……!」
抽送に合わせて、園子は喘ぎを漏らす。
より上質な快楽を求めてか、腰を左右に擦りつけると、目の前で乳房が左右に揺れ動く。
俺に騎乗しながら、落馬しないようにか園子は太腿で腰を挟む。やや速めの抽送を繰り返し、口端から涎を垂らすのを気にせずに怒張を愉しんでいた。
「んっ、ふぅ……あ! ゃ、んぅ……」
膣襞がねっとりと肉竿に絡みつき、キスをせがむ園子と唇を重ねる。
水音が口から聞こえるのか、結合部から聞こえるのか分からなくなってくる。
「ぅ、ぁ……かっ、きぃ……」
射精感がせり上がってくる。
奥歯を噛み締め、突き出した右手にずっしりと乳房が乗る。汗に濡れた乳肉は水風船のように形を変える。
「ふぁ~~~ッッ!!」
乳首を摘まむと、きゅううっと膣を締め付けて園子が身を震わせる。
俺の腿を愛液が濡らし、湿った肉がぶつかり合う。
存在感のある園子の乳房に噛みつく。生乳を口にすると彼女の汗が俺の舌に染み込み、そのまま乳首を舌の上で転がす。
「ぁ、っ、もっ、また、いっ、いくっ、ぁ、……~~~!」
先ほどからずっと園子は達しているようだった。
突く度に飛ぶ。達する。
振り乱した金髪から発散された甘い香りが俺の肺に充満するようだった。
「ぁ、っぁああっ! だめぇ、だめっ……ッ!!」
ぐぽっ、ぐぽっと結合部から下品な水音が響く。
大粒の涙を瞳に貯めながら、快楽に浸かった園子は嬌声を漏らす。ダメ、と口にする彼女に、俺はおもむろに立ち上がる。
「え?」
汗だくで荒い呼吸を繰り返す園子を連れて窓際に。
カーテンを開けると、外の曇天模様は薄れつつあった。
「そ、それはダメ……」
「なんで?」
「人とか……、あ、あの……」
何かを察したように首を振るがもう遅い。
窓ガラスに少女を押し付けて、俺は怒張を押し込む。形の良い乳房が潰れたが、気にせず腰を打ち付けると蜜が窓を濡らした。
「んあっ……! これ、はっ……! ぁ、ぁぁっ、ぁっ!!」
熱い園子の身体にひんやりとした窓ガラス。
顔を赤くした彼女の膣は先ほどよりも強く締め付ける。抽送を速めると彼女の身体が幾度も震えて腿に飛沫が散り、竿を引き抜く度に愛液が小水となって床を濡らした。
先ほどと違う角度で刺し貫くと、窓に映る彼女は普段に比べて蕩けた顔をしていた。
「やだっ……これ……見られっ、ベッドがいい……っ!」
抽送と嬌声の中、園子は必死に言葉を絞り出そうとしていた。
内腿を震わせながら剛直を締め付けて、俺の加虐心をそそる。本当に園子は可愛いと思う。
「ぁぁっ! だめっ、だめ、だめ……んぁぁ!!」
硬く反り立った怒張で園子を貫く。
体重を預ける彼女を喘がせて鳴かせる度に力が沸き上がる。ぷしゃっと飛沫が足元を濡らし、ひくひくと震える彼女はがくりと脱力した。
余韻が抜けないのか、恍惚な表情で小刻みに震える。
「ベッドに戻ろうか」
そう言って俺は後背位で貫いたままの園子とベッドに倒れ込む。
今度も俺が下で彼女が上だが、体勢が違う。
撞木反りと呼ばれる体位で彼女を犯すも、既に抵抗する気力はないらしい。
「ゃぁ……かっきぃ……頭、おかしくなるぅ……」
「なっちゃって良いんだよ……園子」
「んっ……」
背中を預ける園子と唇を重ね、怒張を突き上げる。
尻と鼠径部がぶつかり、艶めかしい嬌声を漏らす彼女の乳房を掴み、突く。
上下左右に動く生乳を愛撫しながら、最後に彼女の秘所に手を添える。
絶頂を意識した息遣いの彼女の陰核は容易く見つかった。
「そこっ、そこは……また……」
陰毛をくすぐり、陰核を指で潰す。
園子の全体重を身体で感じながら俺は無心で腰を振った。唇の上下で糸の橋を作り、あられもない表情を晒して彼女は達した。
「~~~~ッッッ!!」
園子の膣内の締め付けに、俺も次の瞬間に達した。
白濁を最奥に吐き出す。
彼女の尻が硬直し弛緩するのを身体で感じた。ピンと脚を伸ばし涙を流して法悦に昇り詰める。少女の最も貴き場所を汚す合間も、ツンと尖った乳首を指で摘まむと残りの汚濁も吸い取ろうと蠕動を繰り返す。
「ぅ、ぁ……」
その快感にしばらく目を閉じて射精感に酔う。
彼女の髪に鼻を突っ込み、乳房を揉み、抱き締める。
「ん、ぅ……」
解放感に満ちた吐精に、ふと園子と顔を合わせる。
汗ばみながらも、満足気な顔をした彼女が囁く。
「いじわる」
園子が俺に口づけする。
あれだけ激しくしても、彼女の唇は柔らかく愛を感じられる。
「ん……」
ゆっくりと竿を引き抜いた園子が体勢を変える。
仰向けからうつ伏せに、乳房を身体に押し付けて、さらりとした金髪が肌をくすぐる。
「雨、止むといいね」
ふと、俺はそう言った。
彼女は「かっきぃ」と甘ったるい声で呟き、何かの言葉を告げようとしていた。だが、それを呑み込んで、代わりに唇を重ねた。
それはもっと強くグチャグチャにして欲しいという彼女からの合図だ。
「ん──」
未来がどうなるか分からないが、無人島行きが今度は延期ではなく中止になったら、目一杯気持ちよくしよう。
何も考えられないくらいに、彼女をドロドロにしてやるのだ。
そんなことを思いながら俺は彼女に覆い被さる。