風呂は普通に入った。
仕切り直しと言いつつ、ひなた自身の体力が戻るのを待っているのだろう。
その間、俺は存分に彼女の乳房を揉ませて貰い、同時に互いの身体を洗い合うというプレイを堪能した。軽い触れ合いのみだが満足度は高い。
今は休憩だ。二人で浴槽に沈み、静かに湯を堪能する。
「ひなたさんの胸、浮いてる」
「……ん、くすぐったいですよ」
肉付きが良く、しかし細く小さい体躯を抱くと彼女はふふっと微笑む。
もにゅもにゅと俺の手の中で形を変える乳房と、コリコリとする乳首を弄るとひなたは小さく喘ぎながらも背中と頭を俺に預けたままだ。
このまま報復の件は忘れて欲しい。
「ダメです。どのみち亮之佑さんには、まだ射精して貰わないと困りますから」
すり、と頬をすり合わせて淑やかに笑ってくる。可愛い。
無言で乳首を引っ張ると彼女は尻を肉棒に擦り付ける。
「ぁっ!? ひっ、引っ張るのはダメです! んっ、ぁ……」
「ほら、動かないで」
「んんっ」
彼女の媚肉を弄りながら湯舟でイチャイチャと触り合う。
湯の中でたゆたう陰毛を撫で、陰核を爪で擦る。
肉棒を尻肉で挟み、太腿を柔らかい手が撫でる。艶やかな黒髪からは甘い香りが漂い、瞳はトロンとした甘い瞬きと共に熱い呼気を漏らす。
ふかふかする乳房は母性の象徴であり、揉むことに飽きが来ない。下からすくうように揉むと、ん、と甘い声がこぼれる。
「ひなたさん。好き」
「……っ、そんなこと急にっ」
「ずっと俺のターンだから。おらっ、イけ!」
「ご、強引ですよ。もう……もう……!」
浴槽の中だから、ひなたの秘所に挿入した指をかき混ぜても音はしない。
ちゃぷちゃぷと湯水が音を立てながら、指の締め付けとひなたの喘ぎ声を楽しむ。
逃げようとするもシートベルトのように腰を掴んだ俺からは逃れられない。浴室に嬌声を響かせながら、至近距離で法悦に至る表情を見届ける。
「ん~~~ッ! ハァー……ハァ……わ、私は良いですから」
「ひなたさん、抱き心地いいんよ」
「ま、待って下さい。お腹を揉むのは……! 気にしてるんですから! ぁ、やん! ぅん!」
ちなみにお腹の防御力なら風の方が上だから気にしなくていい。
こんなムチムチのエッチなボディなんだから誇って欲しいくらいだ。
そう口にはしなかったのに、何故か伝わったのかジロリと睨みつけられた。
「あっ、待ってください……わ、私怒ってるんですから……っ、ぁっ、~~~!!」
「ちょっとお腹を刺激したのに気持ちよくなっちゃうんですか? ヘンタイの巫女さんですね」
「……ふっ、ぅ」
「そんなひなたさんが好きですよ」
「わ、私をどうしたいんですか!」
柔らかい肌を抱いて、彼女の絶頂の震えを知る。
薄っすらと涙目のひなたに口づけをしながら、俺はひたすらに攻める。
彼女の奉仕は必要ない。
こうして徹底的に奉仕して、ひなたが悦ぶ姿を見て、それから最奥に子種を注ぐ。それでいいではないか。
「怒らないで下さい。仲直りしましょう。ね?」
「分かりましたからっ、許しますから! はい、仲直りしました!」
「俺と仲直りしてくれるんですか! 嬉しいです。じゃあ、お礼をしますね」
「え、それは別に……」
それから俺はひなたを味わった。陰唇に唇を押し当てて水分補給は当然。彼女はこれが好きなので、大抵のことはクンニリングスで許してくれるのだ。
無理やり立たせた彼女の恥部を舐めながら、ひなたが達する様を見上げる。
感じ入る顔、硬くなる乳首。揺れる乳房。
尻を揉みながら陰核を指で摘まむと、唇を結んで潮を噴く。最高の光景だ。
「~~~! こんなッ、乱暴にぃ……っ!」
俺の頭を掴んで抗議するひなたは顔が真っ赤だ。
見上げると下乳が揺れ動き、視覚的に非常に気分が良くなる。
「好きでしょ? 若葉ちゃんはこんな風にしてくれないもんね?」
「ちがっ、そんなことは……あッ、そこで喋っちゃ……で、でます、だめだめ、ダメぇぇ!」
少し前に杏が書いた小説に近いやり取りをしているな、と密かに思った。
そんな風にひなたとイチャイチャを続ける。
髪の毛に鼻を突っ込みながら乳房を揉む。
ぷっくりと硬くなった乳首を指の爪で弾きながら、更に絶頂させてやろうと──。
「ぅぅ……、交代です」
腰を震わせながら俺から離れたひなたが小さく頬を膨らませる。
私、怒っているんですという意思表示か。
瞳には情欲の炎を宿した彼女は俺をキッと睨みつける。
「亮之佑さん。そうやって人を辱めるのはよくありませんよ」
「でもほら、俺の精を出す儀式なら、必然的にこうなるでしょ? 普段澄ました顔しているひなたさんがドエッチな顔してなすすべもなくイかされる姿で俺はもう出しちゃいそうです」
「……」
チラッとひなたが俺の肉棒を見た。
既に反り立った陰茎に仄かに頬を朱色に染めながら、当然のような顔で触ってくる。
「……よくない瘴気が体内に溜まってますね。園子さんとアブノーマルなプレイをし過ぎて頭がおかしくなったんじゃないんですか?」
「え~、普段からエッチな自撮りを送りつけてくる人に言われたくないですね」
「あっ、そういうこと言うんですか? そうですかぁ……怒りましたよ」
ジト目で俺の胸板を突くひなたに、浴槽の縁に座らせられる。
「お仕置きですね」
反り立つ肉棒、その前に跪いた全裸の巫女は上目遣いを見せる。
肉竿を前にして恍惚とした表情だ。
カワイイ。
この少女が幼馴染だったら最高だろう。若葉がドヤ顔するのも分かる。
「本当に立派……」
「若葉とどっちが?」
「若葉ちゃんには生えてませんよ。脚、開いて下さい」
すべすべした肌が腿を摩り、脚を開かせる。
次の瞬間、肉竿が温かく柔らかい生乳に挟まれた。少しだけ不機嫌そうな顔を見せるひなたによる乳房のサンドイッチだ。
「んしょ……」
柔肉が肉棒に吸い付く。
更に上下に動くことで膣とは違う感触と締め付けが俺を呻かせる。こういう時、ひなたは俺の表情や反応を見て蠱惑的に微笑む。
「私はこうして亮之佑さんが気持ちよくなっている姿を見るとドキドキしますよ。聞こえませんか? 私の鼓動?」
そう言って微笑むひなたは艶美で、弾力と柔らかさを持つ乳房によって俺は翻弄される。
グリグリと乳首に亀頭を押し付けて鼓動を聞かせようとする。
でも聞こえない。
少女の痴態と嬌声に昂った剛直は脈動し、乳の感触で射精衝動が生まれる。
「……いただきます」
すっと開いた唇が上品に亀頭を含む。
竿を乳房で挟み、先端を口で含む。チラリと見上げる瞳。
くぽ、くぽっと口腔奉仕が俺の背中に電流のような快感を走らせる。
「っ」
ふー、と鼻息が根本に吹きかかる。
ひなたの頬裏が亀頭を包み、乳首が肉竿をコリコリと刺激する。
次の瞬間、爆発するように白濁が噴き出し、ひなたの喉奥を熱く濡らした。散った精液は口端から垂れ谷間を汚すが彼女は気にしなかった。
むしろ舌を動かして竿から汚濁を吸い取ろうとした。
「うッ、ぁ──!」
「んぶ……ん、んん……」
コクン、とひなたの喉が鳴る。
そうして精液を呑み込み、彼女はお役目を果たした。そのはずだが、上目遣いをしたまま飴を舐めるように竿を舌で転がす。
俺の手が自然とひなたの髪を撫でる。さらりとした黒髪は手入れがされていて、東郷とは違った感触があった。
ちゅる、と舌なめずりをするひなたと見つめ合うと視線を感じた。
「……それ以上は浮気じゃない?」
巫女服の美人がいた。
黒髪巨乳におっとりとした瞳が見開かれている。さっ、と外から冷気が入ってくる。
「……あら、東郷さん。どうしたんですか?」
「あんまりにも遅いものだから、私もお手伝いしようと思って」
「それなら大丈夫ですよ。もう終わったので」
そうですよね、とひなたが微笑みかけてくる。
その背景では東郷が何故かジッと俺を見つめている。いったいどうしたのだろうか。なんとなく生命の危機を感じる。
……いや、友奈だったら元気いっぱいに笑ってスルーするに違いない。
「うん、そうだね。終わった。俺の負けです」
「……はい。では私の勝ちということで」
ひなたの顔が視界いっぱいに映る。
口づけされたのだと気づいた時には唇に柔らかい感触と、ついでに覚えていけといわんばかりに乳房に手を押し付けられていた。とりあえず揉む。
「ふふっ、これって浮気ですか? ……違いますよね」
こんな風に優しく微笑まれて惚れない男はいるだろうか。いや、いない!
さらりと俺の乳首を爪でカリカリして続きを行おうとするひなたを前に、東郷がすぐ近くにまでやってくる。
「旦那様。料理の準備ができているのですが……食べないんですか?」
冷たい視線にはどこか寂しさが混ざる。急にお腹が減ってきた。
「もう終わりでいいんですか?」
シンプルに煽ってくるひなたに下腹部が疼く。
「……亮くん」
「亮之佑さん」
左右で名前を呼ばれ、ひなたから奪い取るように東郷に唇を重ねられる。
深緑色の瞳が悲し気に揺れていて、俺の罪悪感を刺激する。
……どっちを選べばいいんだ?
心の中の友奈に問いかけるが彼女はあいまいに笑うばかりだ。いや、そんなことでは愛想を尽かされてしまう。そうだ。園子ならきっと──。
「二人とも。一緒にご飯を食べよう」
東郷が見上げ、わずかにひなたが目を伏せる。
「それから……布団。一緒に布団に入って続きをして欲しいな」
おせち料理がずらりとテーブルに広がる。
和室にいるのは三人。ひなたと東郷の二人に挟まれた俺だ。
「はい。あーん♡」
伊達巻き、肉巻き。いり鶏。黒豆。ゆず大根。
「亮之佑さん。こちらもどうぞ」
筑前煮。照り焼き。煮しめ。数の子……。何種類あるのか数えるのも諦めた質と量を備えた料理だ。
それを左右交互に巫女服を着用した少女たちに箸で渡される。
ひなたも着用し直したが、わざとらしく着崩して下着をつけていないアピールをしている。
……いや、東郷もよく見たら対抗するように胸元がはだけていたし、時間が経過する度に少しずつ二人の露出度が上がっているようにも思えてきた。
「亮くん。私の愛を込めたから。食べて」
右を向いてパクリ。
「ふふっ、亮之佑さん。こちらも上手くできたんです。美味しいですよ?」
左を向いてパクリ。
「デザートもあるからね」
「へえ、どんなの?」
「ふふっ……あなたがいつも喜ぶものよ」
首が痛くなりそうだった。
エッチな接待はこんな感じなのだろうかと思いながら、俺の両手は箸でもフォークでもスプーンでもなく、少女二人の乳房を揉んでいた。
すっかり手に馴染むひなたの乳房はモチモチとした独特の弾力が。
形と大きさに優れた東郷の乳房はぼた餅のように柔らかく、そしてしっとりとしている。
「「あーん♡」」
美少女二人を侍らせて両手に花の状態だ。
俺が望んだのではない。彼女たちが積極的にかつノリノリだったのだ。おかげで俺は彼女たちの白衣からはだけた乳房を手で味わいながら、舌で料理を堪能できる。
舌に伝わる味は二人の味だ。長く時間を共にしていると味の癖がなんとなく分かる。
すっかり胃袋は彼女たちに握られてしまったと思う。
「巫女さん、最高だね」
「……巫女なのがいいの?」
「いえ、東郷さんが最高です」
「そうよね。もちろん分かっていたけど」
「亮之佑さん? 私は? あんなに私に夢中だったのに違うんですか?」
「ひなたさんも最高ですよ。もう殿堂入りです」
「亮くん? 私は違うの? 捨てるの? 他の女に乗り換えるつもり?」
「捨てないから」
色々と調整をしながらも、料理は瞬く間に消化していく。
疲労回復と同時に精がつくような料理が多い気がするのは気のせいだろう。
俺の食べっぷりに黒髪清楚美少女たちの笑みは深まる。
「美味しい? 私の愛が詰まってるのよ」
「……何か入れた?」
「うん。私の愛を」
東郷が小首を傾げるとサラリと黒髪が肩から流れる。絹のような滑らかさと光沢を誇る毛束を何気なく手に取ると、彼女は小さな吐息を漏らして俺にもたれかかる。
自然と甘えてくる東郷の体温を肌で感じていると多幸感を感じられる。それはひなたの体温もだが。
「いっぱい食べてね」
「う、うん」
「いつでも、私のことも食べていいからね?」
ふわりと漂う甘い香りに、ぎゅっと俺は彼女に回した腕の力を強める。
柔らかい身体だ。女体の神秘を感じる。
ん、と声を聞かせる東郷は俺にされるがまま、ぼた餅のような乳房を堪能させてくれる。
「亮くんは本当に私の胸が好きだよね?」
コクコクと頷くと、獲物を捕食するような笑みを東郷は一瞬だが浮かべた。
気のせいかと瞬きする時には、人を魅了するような柔らかな笑みだった。
「亮之佑さん? さっきまで私の胸であんなことやこんなことをしていたのに……」
ふと耳元で悲し気な声色が聞こえる。
目を向けると、これまた黒髪おっとり美少女が巨乳を押し付けてくる。艶美な声音と共にハリのある乳房を俺の胸元に擦りつけて、上目遣いを見せてくる。
「浮気ですか?」
「……私の夫に手を出したのはそちらでは?」
「ふふっ……面白いことを言いますね、東郷さんは。この世界ではみんなの亮之佑さん。そういう話だったのでは? それに私の作った料理の方を食べて貰っていますし」
「いえ、私の料理の方が食べて貰ってます。そうよね、亮くん」
プチ修羅場の雰囲気を感じた俺は、あーんを待たずに食事を再開する。
心の中でエッチなチアリーディング姿の友奈と園子たちに応援されながら、必死に食べた。
「二人の料理はどちらも美味しいよ」
そう言うと巫女二人は顔を見合わせる。
もう一声だと、イくんよー! と心の中の園子が語りかけてくる。
「俺の為に争わないで」
「……はい」
「……そうね」
驚くことに彼女たちは従順に頷いた。これで平和が戻った。
やっぱり少女たちは修羅場よりも和気あいあいと百合百合してエッチなことをするのが良い。
そう思った俺は、突如として押し倒された。
「そうですね。争うくらいなら分け合った方がいいですから」
「むぐッ……!」
同時に口元に何かを入れられる。
これは……黒豆のチーズケーキだろうか。デザートの時間らしい。
「ええ。私たちの愛を込めた料理を食べてくれた亮くんを私たちが食べる。これが愛の循環。この円環が我が国を導くのよ……!」
カルト信者みたいなことを言い出した。突っ込む前に口に何か甘い物が入ってくる。
これは栗きんとんのぼた餅だ。友奈にお願いされたのだろうか。
「うん。友奈ちゃんに大好評だったから亮くんにも食べてほしいなって」
おもむろに巫女服を脱いで全裸になる東郷とひなたに頭を撫でられる。
まるで子供の気分になりながら、甘い物を交互に詰め込まれる。不思議なことに彼女たちが作った愛に満ちた料理は俺から限界という言葉を消し飛ばしていた。
「はい。あーん……あっ! ごめんなさい」
ふと、東郷が差し出そうとしたぼた餅が零れ落ちた。
それは陰茎に衝突し落下を止めたが、そのまま四つん這いとなった東郷に頬張られた。
ぱくりと。
熱い舌が裏筋をなぞり、ぬめる唾液が竿を包んで呑み込む。
「あむ、んちゅ……綺麗にするからね」
「あッ、ああ……」
ごくん、と東郷は肉棒に絡んだぼた餅を飲みこむ。
少女の媚肉は濡れているのが見える。彼女は俺の腿を乳房で押しつぶすと舌で竿を舐める。
丹念に、丁寧に、淑やかな奉仕は、上目遣いで俺の反応を確かめながら。
「んっ……ん……んぅぅ……」
東郷の奉仕は止まらなかった。
陰嚢を頬張り、白く細い指先が肉竿をゆっくりと扱く。
いつの間にか息を止めていたのに気づくと同時に、ぷはっと東郷が陰嚢から口を離す。
「……美味しい」
ちゅる、と舌なめずりをしながら肉棒に頬ずりをする。
どこが清楚な大和撫子なのか。東郷美森は俺限定の娼婦だ。夜は永久指名する。
「……あ、落としちゃいましたね。今取りますから」
ぽた、とケーキが胸元に落ちる。
俺が何かを発する前に彼女も四つん這いで、わずかに汗を帯びた黒髪と豊満な乳房が垂れている。
まるで白い果実のようなソレに目を奪われる。
無意識のうちに皿のように、手のひらを上に向ける。
「えい」
ずしっと乳房が載せられ、同時に胸板のケーキと乳首を甘く舐められる。
俺の動きは止められた。
「ひなたさん。そちらも美味しそうね」
「ええ、東郷さん。程よい甘さですよ。一緒にいかがですか?」
「いいの? ありがとう」
気づけば俺は皿の上にいる料理だった。
女たちに甘やかされ、唇を奪われ、乳首を弄られ、陰茎を触られる。
淑やかで、慎ましい口づけで、両乳首を二人の女の唇に捕食されていく。
「っ」
乳首だけではない。胸板、首筋、腕。
キスの雨が降り注ぎ、匂いを擦り付けるように女二人の乳房が腹に押し付けられる。
二人の求愛行動とも呼ぶべきそれに、陰茎は反り立つ。
東郷の深緑の瞳は妖しく輝き、ゆっくりと、しかし確実に射精衝動を昂らせていく。
肉棒に指を這わせ、乳首を甘噛みし、亀頭を指で締め付けたかと思うと緩める。
「……ぐッ、ぅ……ッ!」
「……!」
視界が白く染まり、奥歯を噛む。
濃厚な白濁が噴き出すのを察知したように、東郷が肉竿の先端を口に含む。
いくらかは彼女の頬や胸元を濡らした汚濁は、彼女の口内に注がれ、俺は衝撃に備えるように東郷の頭を押さえていた。
コクン、と喉を鳴らして嚥下したことを見せつける少女は当然のように舌で残りの白濁を舐めとる。それから東郷はひなたに顔を向ける。
一瞬のアイコンタクト。そこで女たちは何かを会話した。
「とっ、東郷さん。せめてお布団に……」
「もう敷いてるでしょ?」
「あれ!?」
俺は何か逆転の策が無いかと思ったが、状況はよろしくなかった。
いつの間にか敷かれていた布団に横たえられた俺は、東郷とひなたに抱かれる。
「じゃあ、次は亮くんの好きなアレをしよっか?」
「アレ……だって?」
「ふふっ……私たちだからできることですよ?」
甘ったるい声音で少女たちが淑やかに微笑む。
差し出されたのは揺れる豊満な乳房だ。まず正面の東郷の白い乳房が俺の顔に圧し掛かる。圧迫と同時に訪れる幸福感は言葉にするのも難しい。
呼吸を求めて開いた口にはおしゃぶりのように桜色の乳首が突き出される。そのまま舐めて、しゃぶって、赤子になれと、無言で俺の乳首を指で弄られる。
「ん……美味しい?」
「ばぶ……!?」
「良い子ね」
乳首を弄るのは東郷だけではない。
背中から抱き着き、蛇のように俺の身体に密着してくるひなただ。惜しげもなく脇腹に乳房を押し付けながら両手で陰茎と陰嚢を弄る。
同時に艶やかな唇が愛を伝えるように優しく乳首に触れ、舌先がちゅっと乳輪を愛でる。
目の前は東郷の色と体温と匂いと柔肌で埋まる。
背後からはひなたが俺を射精させようと指の一本一本を竿に絡めて扱き、陰嚢をやわやわと揉む。不浄である白濁を生み出させようと乳房や恥毛、恥部を擦りつけてくる。
「いつでも出していいですからね?」
しゅ、しゅっとリズミカルに肉棒を扱く巫女。
男の身体を理解していると言いたげな手淫と自らの肉体での擦り付け、普段の姿とは比べ物にならない艶やかな声色。
同時に目の前では、ここが桃源郷と言わんばかりに豊満な乳房が顔に広がる。
息をする度に東郷の甘い香りが肺に広がり、くりくりと乳首から伝わる刺激が射精衝動を昂らせていく。思わず乳首を唇で甘噛みすると東郷が小刻みに震えた。
「ぁん! ……ん、ぅ、遠慮しないで、好きにしていいからね」
頭を撫でられ、慈しみのある視線を向けられる。
そこに羞恥をわずかに抱きつつも、硬くなる乳首や仄かに汗ばんだ生乳の魅力が、彼女の母性の象徴に対して夢中にさせる。
唇で乳首を引っ張り、乳肉に甘噛みして、吸う。
「ゃ、は、っ……」
手淫が加速し、意識が白く溶けていく中で、俺の手は空中を漂い、女たちの下腹部を這う。
東郷の尻肉を揉み拓き、奥の陰唇をなぞって指を挿入する。抵抗は無かった。
同時にひなたの尻を撫でまわし、同じように媚肉に指を割り入れる。
「ふわっ……!?」
「ひゃん! ……ぁ、ぁっ……!」
水音が響く。誰の物かは分からなかった。
互いの下腹部をくねらせ、俺の肉棒や腰に少女たちは恥部を擦りつける。柔らかな恥毛ごと陰核を擦りつけて、まるで自慰をするかのように彼女たちは身を揺らす。
この爛れた空間ではささいな羞恥よりも肉欲が優先される。淑やかさの無い下品な行為を見逃してとばかりに、少女たちは俺の肌や口元に口づけを増やしていく。
「りょう、くぅん、だしてぇ……」
「りょうのすけさぁん……我慢、しないで……」
そんなことをされたら許してしまう。
具体的にはもっと喘げとばかりに少女たちの媚肉内で指を曲げて、蜜液を出させる。
東郷たちも俺に対して容赦がない。いつの間にか手淫の手が増えて、亀頭、陰嚢、肉竿を豪華に別々の手が奉仕してくる。
相互の自慰とでも呼ぶべきか。
鼓動と水音だけが響く中、少女たちの腰が跳ねると同時に俺も達した。
「~~~~ッ!!」
荒い呼気が肌に響く。
身体を起こすと腕を引っ張られる。目の前には妖しく微笑む東郷。
髪が乱れ、頬を赤らませ、恥じらうような表情の癖に脚を広げて恥部を見せる。ぬらぬらと光るピンク色の肉と陰核、濡れた恥毛が俺を誘う。
「亮くん」
いつの間にか身体が重なる。いや、全ては自分の意思だ。
少女を組み伏せ唇を重ねる。
硬く、太く、反り立った肉棒を東郷の下腹部に押し付ける。
「ふふっ……熱くて立派……♡」
「東郷さんを今から犯すから」
「うん、いいよ。優しくしても乱暴にしても。でも、ちゃんと愛してね」
「いつも愛してる」
ぬぷぷ、と雌壺を竿が割り拓く。
俺の肩に腕を回し、東郷はあられもない声を上げた。
「あっ、ぁ、ぁ……!」
東郷の膣は温かくぬめり、歓迎するように竿を優しく締め付けた。
性行為を覚えたての学生のように俺は夢中で腰を振る。
彼女が悦ぶように、へそ側の膣襞を亀頭で擦りながらピストンをする。
「っ、ん、ぁん! あぁっ!!」
目の前で揺れる生乳にかぶりつく。
何度も甘噛みし、吸い付いて、俺を甘やかしたそれは決して飽きをもたらさない。まるで薬物のように俺に快楽をもたらし、柔らかさとハリと弾力が多幸感を生む。
俺の頭に手を置いて小さく微笑む東郷は、腰を突き上げる度に鳴く。
「アっ! ゃん! ふあ!? あぁぁ……~~!!」
肉棒を引き抜く。
結合部から淫水が散る。根本まで挿入すると腰を浮かせる。
「もっと……もっとぉ……」
甘える声音。涙に濡れた瞳。
肉竿を締め付ける膣襞は収縮を増し、蠕動を繰り返し、子種を求める。
「りょう、くんの、おっきくなってる……!」
「俺の何?」
言わせようとしているのを悟って、ジト目を東郷は見せる。可愛い。
「もう……。亮くんのたくましい……」
ゆっくりと唇が震える。
「お」の形を作る。「お」と何度か声にする彼女は恥じらうような表情と共に、
「おち──」
「聞こえない」
顔が赤い、本当に恥ずかしがってる。
「う……りょ、亮くんの……××……×××を下さい!」
ねだるように、蠱惑的な声で耳元に囁いてくる。
「奥に、私の××××に下さい!」
普段なら絶対に言わないような言葉が東郷の声で再生されると下腹部が滾る。
ぐっと奥まで肉竿を押し込む。
「んぁぁっっ!! イクイクッ……ぁ……ッッ!!」
ぱくぱくと少女は唇を開閉さえる。口端に唾液の糸を作り、瞳は虚空を見つめる。
どこを見ているのか。俺はここにいるのに。
そう思って腰を叩きつけると、東郷は「ごめんなさい」と潮を噴いた。
「はしたない女だ」
「ごめ、ごめんなしゃ……」
「ご褒美だ! 孕めッ!」
「は、ぁぅ! 出してっ、射精してぇっ、膣内にッ……!」
腰を振る。引き抜く。円を描くように腰を揺する。
ぺちん、と彼女の腿が俺の尻を叩く。
「ぁっ、あっ、あん! や、ァッ……! ああ~~ッ!!」
シーツを握る東郷と唇を重ねる。
唾液が口端から垂れるのにも関わらず、ただ下品に唾液を交換し、舌を絡め、快楽を求める。
まるで獣だ。
それを望むように喘ぎ声を撒き散らす東郷に膣がぎゅっと締まった。
「ハァ……ハァ……力強く、日本男児らしく──」
唇を重ね、亀頭で少女の最奥を小突く。
突き上げる。引き抜く。根本まで擦りつけ恥毛同士が触れる。互いの汗が絡む。
「私があなたの女だって教えて……」
どこまでも俺の雄を昂らせる彼女の要望に応える。
爆発する。
脈動に合わせて、濃厚な白濁ソースがあるべき場所に向けて注がれる。一滴も逃さないとばかりに腰に脚を巻き付けて東郷は身体を硬直させる。
「~~~~ッッ!! ──!!!」
声にならない悲鳴と跳ねる肢体。
それを俺の身体で押さえ込み、東郷の大事な子宮に精液を注ぐ。
脳が痺れるくらいの快感だった。視界がチカチカと電流が奔ったかのように白く点灯を繰り返し、しかし下半身は彼女の膣内に白濁を擦り付けるべく、グリグリと左右に揺する。
「ぁ、ぁ、だめ、ぇ……」
そう言いながら、彼女の身体が小さく絶頂に達する。
何度も。小刻みに痙攣しながら、恍惚な表情を浮かべ荒い呼気を繰り返す。
「東郷さん」
「亮くん」
唇を重ね、身体を密着させる。
そんな風に触れ合うこと一分ほどだろうか。
ちょんちょん、と遠慮がちに背中を突かれる。振り向くと少し寂しそうな、嫉妬しているような黒髪の少女が上目遣いをしてくる。
さりげなく陰嚢を揉みながら乳房を押し付けてくる様は娼婦と言っていい。
「ひなたさん」
「……もう浄化は完了ですか?」
ぺたん、と女の子座りで乳房を寄せて谷間を見せてくる彼女の態度に陰茎が苛立つ。
ここで答えなければ雄として失格だと血が騒いでいた。
「きゃあ♡」
「あん♡」
気づけば俺は巫女二人を組み伏せていた。
被虐的な態度で俺を見上げる彼女たちに肉竿を見せつけると小さく喉を鳴らす。
「……、ひなたさんからでいいよ?」
「いえ、東郷さんからでいいですよ」
譲り合い、と見せかけての牽制だろうか。
そんな物は必要ない。二人とも犯すと今決めたのだから。
「お゛ッ!? おぉぉッ……!! いぐッ、いぐいぐッ……もうゆるっ、ゆるひてぇ!!」
最初に東郷から後背位で犯した。
目の前のひなたに見られることに興奮したのか、脚を上げて結合部を見せつける。奥ゆかしさなど欠片もない東郷に反省の汚濁を注ぐ。
「ひっ……! いっ……! これ、にげられ~~~ッ!!?」
逆にひなたはねっとりと犯されることを身体で望んだ。
東郷の目の前で松葉崩しで奥の奥まで肉棒を突き上げる。「ダメ」と甘い声を上げて、抵抗もままならず、涙混じりの嬌声を上げるひなたに子種を擦り込むと潮を噴く。
そのまま頭を優しく抱いて、じっくりと口腔奉仕で蕩けさせたところで、抜かずの連発。
胸も尻も揺らして抵抗むなしく絶頂に達する姿は俺の支配欲を満たしてくれた。
「……私も同じのしたいな?」
ホカホカの状態になったところで東郷と交代。
「まだ元気ね」
同じことを望む東郷に愛と子種を送り続けると、ひなたにも所望される。
「年々、たくましくなってますね?」
ケダモノのような交尾に甘い奉仕。
二人の乳房を味わいながら肉棒を扱かれる。東郷の恥部から愛液を啜り、二人がサンドイッチして作った陰唇に竿を擦り付けて汚濁を吐き出す。
まだ終わらない。
今度は豊満な乳房に汚濁や綺麗な黒髪を白いソースで汚す。
それでも彼女たちは悦びの声を上げる。なんて厭らしい女たちなのだろう。
「亮くん、お腹空いたよね? 食べて」
一人が竿を咥えて奉仕している間、俺の口にはもう一人が食べ物を与えてくる。奉仕している少女の乳房を揉んでいる間、あーんをしてくれる。
不思議なことに力が湧いてくる。いくらでも戦えそうだ。
「まだ元気ですね」
「りょうくん。まだいけるよね?」
もう好き放題だった。
誰も俺を止めない。巫女二人は並んで尻を振って後背位を望む始末だ。交互に犯す。
「ひなたさん、頑張って下さい」
「あっ!? 東郷さん、揺らさないッ……ぅ、ぁ~~!!」
そして片方が意識を飛ばしたり動きが緩んだらフォローをする。そうして絶頂に達して動けなくなったところを交代する。
「ひ、ひなたさん? あの、あんまりそこは……」
「少し腰の動きが遅いので手伝います。えいっ♪」
「ああ~~~~ッッ!!」
乳房を揺らし、尻を振り、いつまでも白濁を求め続ける。
俺の乳首や陰嚢を二人で愛でて、反り立つ雄竿に目を輝かせる。
「亮之佑さん。起きて下さい」
「ん?」
「次は私たちの番ね」
東郷が仰向けになった俺の顔に跨り、ひなたが騎乗位をする。その逆も。
二人の蜜液を啜って彼女たちが腰を振る。そんな休憩時間もあった。
「ほら、りょうくんの好きなおっぱいだよ」
「りょうのすけさん。こっちにもありますよ?」
「ふふっ、まだ元気なんだ? いいよ、いっぱい出して」
「……ふふ、好きですよ」
「りょうくん」
「りょうのすけさん」
だんだんと意識が朦朧としてくると、俺は世界の心理に気づいた。
そう、二人は巫女ではない。俺の精から不浄を抜き取る──という名目でやってきた淫魔だったのだ!
……みたいなことを意識が落ちる寸前に俺は思ったのだった。