※この作品はR-18です。

果てなき夜で、貴方に愛を   作:毒蛇

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感想、評価などありがとうございます。本作のモチベになってます。


【番外】催眠術の敗北(友奈・園子)と勝利(杏・須美)

 それはとある日の雑談がきっかけだった。

 

「……催眠術?」

 

「はい。亮之佑さんならもしかしたらって」

 

 発端は杏だった。

 勇者部全員がバーテックスと戦い、勉強に励み、そして新たな趣味や特技を掴もう。

 挑戦を行い続けることが勇者! みたいな話がどこかで出たのだ。杏の場合は自分でも小説を書くという物だったのだが……。

 そんな会話の最中のことだった。

 

「それは……エッチな本みたいにアプリとか作って貰って?」

 

「そう、そうです! アレを見せつけられて催眠を受けるんです。無意識でも実は意識だけはあって……でもいいんですけど」

 

「う、うん」

 

 小説を書き始めてからの杏は妙な積極性があった。

 園子とは別のベクトルというか……。

 男女の関係になってからも恥じらいはあるが、エッチな話題に対しては目を輝かせる始末だ。一種の開き直りではないのかと思うが、まあそういう成長もあるのだろう。

 なにより創作仲間を得た園子が楽しそうだ。これからも仲良くして欲しい。

 

「うーん。そういうのがいいの? 俺に催眠術師になって欲しいの?」

 

「できれば」

 

「…………」

 

 目を輝かせ、そう断言した杏は無言で絶句する俺を無視して顎に指を置く。

 聡明な容貌で遠くを見る眼差し、ただし考えていることは催眠についてだ。

 

「やっぱり須美ちゃんとか、勇者部には効果がありそうな子が多そうだなって」

 

「なるほど」

 

 単純に須美に手を出したいのでは? と思ったが杏の意見も分からなくはない。

 素直ということは影響を受けやすい。

 無垢な少女が催眠術で言うことを聞かせられてエッチな展開に持ち込まれる……勇者部ならあり得ると考えても仕方ない。

 

「ちょっと考えてみるよ。期待はしないで」

 

「あ、いや、ただ言ってみただけなんですけど……」

 

 

 

 

 ひとまず杏の案を受けた俺は頭を回す。

 彼女から借りた薄い本を参考にすると最近の催眠術はアプリを使う物らしい。俺はプログラミングとかは詳しくない。勉強しても良いが、ここは東郷に頼むべきだろうか。

 いや、理由を問い質されて寝室に連れ込まれる気がする。

 なんとなく記憶ごと子種を奪われて、東郷の豊満な乳房を吸って赤子になりそうだ。

 

 最近の東郷は完全にサキュバスか娼婦となってしまったと思う。

 元々頭が良いから技術の習得に余念がなく、俺を悦ばせようとあの手この手で篭絡してくる。胃袋から肉棒まで、俺を支配しないと気が済まないらしい。

 ぶるりと身体が震える。

 

『──亮くん』

 

 ふと目を閉じると浴衣を着崩した東郷の裸体が頭を過る。

 潤んだ瞳。艶やかな唇。豊かな乳房や柔らかい腹部、丸みを帯びた尻や陰毛、濡れた恥部にムチムチの太腿。同時に押し寄せてくる東郷の嬌声や絶頂に達した時の表情。竿を咥え、自ら陰唇を開いて子種を懇願する姿。

 ぐちゃぐちゃに犯してやりたくなる。

 自然と肉棒が反応を示す。……いや、ダメだ。これでは東郷の思い通りになる。東郷を目指して進もうとした足を叩いて止める。

 

「亮ちゃん?」

 

「かっきー、大丈夫?」

 

 慌てて顔を上げる。

 目の前には二人の少女が顔を見合わせていた。

 学校の屋上に通じる階段と踊り場は人気がない。そこに集まってくれた薄紅の少女と金の少女は制服のスカートを揺らして頷く。無言のアイコンタクトだ。なんだろうか?

 

「これはダメなかっきーだ」

 

「うん。じゃあ、こうしないとねっ。えい♪」

 

「ハグ~」

 

 少女たちが笑顔で抱き着いて来る。

 むにゅ、と乳房を押し付けて、頬に口づけして蠱惑的に微笑んでくる姿は、普段の姿とギャップがある。他の学生たちが味わえば一生物の思い出になるだろう。

 

「こんなことをするのはかっきーだけなんよ」

 

 耳元で園子が囁く。吐息に背筋がゾクゾクした。

 

「園ちゃん」

 

「ねえ、かっきぃ。……分かる?」

 

 感触で分かる。園子はノーブラだった。エッチなことする気らしい。

 むにむにと乳房を押し付けられると、制服の中身を想像して下腹部に血が溜まってくる。

 

「二人ともハグが強い。でもそれが良い!」

 

「「ぎゅー♡」」

 

 心の奥底から孤独やつまらない不安が消し飛ぶ。

 幸せホルモンが体内から出ている気がする。神経がフワフワもちもちの謎物質に変化しそうだ。ついでに頭も撫でられながら胸を押し付けられてキスまでされる。

 

「あむ」

 

「……っ」

 

「かっきー、今の反応可愛いんよ。ゆーゆ見た~……?」

 

 腕を掴まれて園子の乳房を揉ませて貰い、耳を甘噛みされると、膝から崩れ落ちそうになる。

 ふふ、と小さく笑った友奈は制服とブラ越しに慎ましくも形の良い乳房を押し付ける。ぎゅっと抱き着きながら俺の竿にハイニーソに包まれた太腿を擦り付けてくる。

 

「亮ちゃん。おうちに帰ったらエッチしよ? それとも我慢できない? ……しちゃう?」

 

「あれあれ、かっきーのココかたーい。興奮してるんだ~? ……ここなら人は来ないし、しよっか」

 

 まずい。発情した勇者たちに自然な動きで食べられる。

 彼女たちに身を任せれば、きっとドロドロに甘やかされて愛されるのだろう。

 その予感を身体で察知していた。

 

「待って!」

 

 躾けられた犬のように身体の動きを止めるが、ジッと見つめてくる四つの瞳。

 時間は無い。

 さわさわと当然のようにズボン越しの肉棒を撫でられる。自らの匂いを擦りつけて、甘噛みしてくる少女たちに俺は必死に事情を説明した。

 

「という訳で」

 

「ふーん。あんずんがねぇ……かっきー、ちょっとやってよ~。アプリはいらないから。古い奴で」

 

 すごい無茶ぶり。

 一旦距離を取った彼女たちの上目遣いを前に、五円玉に糸を取り付ける。

 俺は無言で友奈と園子の目の前にそれを垂らした。

 

「友奈と園子はこれから俺の言うことを聞きます」

 

「……えっと」

 

「ゆーゆ」

 

 ヒソヒソ。園子が友奈の耳元に囁くと快活な瞳が突然光を失った。

 園子も同様にふわふわした感じから人形になったかのように無表情となった。

 切り替えが怖い。

 急にヤンデレになったみたいだ。というか二人とも演技力が高過ぎる。

 

「……はい。亮ちゃん様の言うことは絶対です」

 

「……で~す。何をしても良いですがかっきーには責任を取って貰うんよ」

 

「あっ! 私もそれで!」

 

 軽いノリで彼女たちは催眠に掛かったらしい。……こんな感じだっけ?

 

「じゃあ……そこで倒立して」

 

「わ、わかりました」

 

「最初に命令する内容がそれなんだ」

 

「何か問題ある? 園ちゃん」

 

「なんでもないんよ。かっきーがどんな性癖を持っていても、そんなかっきーが好きだよ~」

 

「この催眠術よく喋るな」

 

 二人ともすごかった。壁に倒立するとズルリとワンピースタイプの制服がずり下がる。

 スカートは漫画やアニメのように重力に逆らうことは無かった。

 当然、彼女たちの下半身はあっけなく露わになった。

 

「ぅぅ……何も見えない……けど視線は感じる。スースーするよぉ」

 

 まずは友奈だ。

 ハイニーソに包まれた太腿に丸出しの秘所に恥毛、それに臍まで露わになる。

 

「……ちょっと恥ずかしいですなぁ」

 

 次は園子だ。

 靴下と白い太腿、手入れのされた恥毛に陰唇がわずかに開く。程よい腹筋には力が入っていた。

 胸や顔は制服が床に垂れ落ちて見えなかった。

 ただ、そのあまりにも淫靡な光景に俺の手は思考よりも加速して携帯端末に収めていた。

 

「少しきつくなってきた……」

 

「そろそろ脚を支えて欲しいんよ〜……」

 

 学校で彼女たちが非常識な恰好をしている。

 女の大切な部分を人気が少ないとは言え曝け出している。誰かに見られたら大変なことになる。

 徐々に壁につけた脚がずれて、媚肉がわずかに開く。愛液に濡れた園子の陰毛が窓から差し込む光に金色に照らされる。その光景に俺は息を呑んで携帯端末を構えた。

 

「アハハ……! っ……」

 

 友奈の腹筋を舐める。甘い。悶える彼女の尻が揺れる。

 倒れそうになる友奈の足を掴んで、接写する。

 上から見下ろすとブラジャーに包まれた乳房も見えた。園子は健康的な下乳が丸見えだった。

 

「かっきー、まだ~……? ひゃん!?」

 

 乳房を突く。ぷるん、とプリンのように震える。

 制服を捲るとピンクの先端まで露わになる。これで殆ど全てを学校で露出していた。

 

「ゃ、ん、かっきぃ、ダメだよ……」

 

 ふにゅん、と揺れる乳房を揉みながら夢中で撮影しているとガン! と頭に衝撃が奔る。

 限界に到達した二人の足だった。

 

「どうして倒立を止めないの?」

 

「分かった。みんなの前に見せつけるつもりだったんだ!」

 

 顔を赤くした二人が制服を直しながら立ち上がった。

 

「ヘンタイかっきーは許せない! こんな催眠術の横暴は許すな! 二人で封印だ!」

 

「うん!」

 

 虚ろな眼差しで彼女たちは俺を囲む。儀式でもするように、二人は俺を挟んで手を繋いでグルグルと回り出す。逃がすつもりは無いらしい。

 

「なんで穿いてないんだ?」

 

「かっきーに命令されたからです」

 

「まだ命令してないんだが!?」

 

「……私の未来予知は当たるんよ。それに下着が濡れちゃうからね。ゆーゆにも脱いで貰ったよ」

 

「恥ずかしかったよー」

 

 はい、と手渡しでショーツを渡してくる園子。遅れて友奈。

 大人びた装飾の入った紐パン。手の中にある温もりは俺の肉棒を痛いほどに反り立たせた。

 

「ふふっ……かっきーの性癖を私たちがまた作っちまったぜ」

 

「セーヘキ?」

 

「なんでもないよ。ゆーゆの可愛さにかっきーが惚れちまったってことなんよ」

 

「そんなことないよ。園ちゃんのエッチで可愛いところを亮ちゃんが好きなんだよ!」

 

「何の譲り合いだよ」

 

 東郷がいたら「はしたない」なんて顔を赤くして怒りそうな光景だ。

 そして、俺は催眠術に関して新たな知見を得た。

 

「二人とも命令です。今ここでおもらしして。撮るから」

 

「そ、それは……おうちでなら」

 

「じゃあ、ここでオナニーして」

 

「学校でするのはちょっと~……」

 

 俺の催眠術には拒否権が存在するらしい。

 抱き着いて甘噛みしてくる彼女たちは虚ろな瞳で了承できる命令を待っている。

 

「じゃあ……今度は全裸でさっきのもう一回やって」

 

「ね、ゆーゆ。さっきの気に入ったんだって。それに学校でそんなことさせるなんて……とんだヘンタイさんだね。私たちを辱めることに人生を懸けてるんよ」

 

「園ちゃん。お仕置きとかしちゃう?」

 

「いいねー!」

 

「違うから。もう一度見たいだけだから。じゃあ、命令です。エッチな感じでくすぐり合って」

 

「それなら良いよ! えいっ!」

 

「やん! アハハ! ゆーゆ、ダメだよぉ~……ぁん」

 

「園ちゃんくすぐられて興奮してるの? 濡れてるよ? ……ひゃ、あ、はは……!」

 

「そ、そこを触るのは条約違反だよ。罰としてゆーゆのブラジャーを貰うんよー!」

 

「わわっ、いつの間に!? ひゃあ!? ん、ふふっ……!」

 

「ゆーゆのおっぱい、ふわふわだ~」

 

 これは催眠術とは違う何かだ。

 少なくとも受ける側に拒否権がある。ただ、受け手にその気があれば催眠術は成立するのだ。元々優しい彼女たちが俺からの欲求を叶える。その結果、催眠術が成立する。

 すなわち、これは合意の催眠術だ……!

 自分でも何を言っているか分からないが、二人にくすぐり合いをさせながら俺は思った。

 

「催眠術タイム終了」

 

 二人がくすぐりを止めて俺を見つめる。

 

「ねえ、かっきー。今度、どこかで遊ぼう? 最近、遊園地とか行ってなかったな~」

 

「え」

 

「私たちに催眠術を掛ける時はデートを一回しなくてはいけません」

 

「つまりデートをすれば催眠術をかけ放題ってこと?」

 

「どうだろうね~。ね、ゆーゆ」

 

「ほえ? ……う、うん。そんな感じ、かも」

 

 思わず戸惑った声を漏らすと園子はニヤリと悪い笑みを見せた。

 ピラッとスカートを捲ってギリギリ恥部が見えない角度で鼠径部を見せつける。

 

「かっきー……? 人にお願いする時はなんて言うんだっけ?」

 

「……お願いします」

 

 友奈と園子はまたアイコンタクトをして笑った。

 恐らく、勝った、とかそんな感じだろう。

 

「ところでこんなエッチな気分にさせられた責任は取って貰うよ~」

 

「はーい、亮ちゃんびゅっびゅしようねー」

 

 気が付くと俺は小悪魔二人に誓いの口づけをされていて。このままだと帰れないよね、ということで学校の床で園子の恥部を舐めさせられ、友奈の口内に白濁を吐き出したのだった。

 

 そう、たまにはこういう敗北もあるのだ。

 

 

 

「そういう訳でここに須美ちゃんがいます」

 

 ──勇者部の部室。休日なのに部活で駆り出されて依頼を達成して残った人に声を出す。

 5円玉に糸を付けたものを取り出して……黒髪の少女の前に垂らす。

 

「……なんですか」

 

 既にジト目の彼女は警戒気味の様子だ。東郷とは思えないツンが胸に染みる。

 それでも逃げないのは杏がいるからだろうか。

 

「須美ちゃんは可愛いね」

 

「…………ありがとうございます」

 

「はい! どん!」

 

「ひゃ!?」

 

 と、突然目の前で両手を叩く。ビクンと身体を揺らす須美。

 

「あなたは催眠が効いてくる。エッチな気分になってくる」

 

「なりません。もういいですか?」

 

「じゃあ、最後に右手を上げて。アイス買うから」

 

「……こうですか」

 

「すごい。効果があるぞ! 本物だ!!」

 

 バカを見るような半眼で俺を見る須美だが俺が大げさに喜んで見せると微妙に口元が緩んでいた。そう、大事なのは催眠術ではない。相手に『まあ、かかったフリをしてやるか』という思いを抱かせるのが大事なのだ。

 

「じゃあ、こっちに来て」

 

「……はい」

 

 トテトテ、と素直に俺の目の前までやってくる須美。

 

「ふむ。これは催眠に掛かっているのかな」

 

「掛かっていると思いますよ。まさか須美ちゃんがそんな芝居をするなんて思いませんし」

 

「……杏さん!?」

 

「そういえばそうだよね。あれ? なら杏も催眠術に掛かっているはず」

 

「え?」

 

「……確かにそうでしたね。杏さんも掛かっていました」

 

「須美ちゃん!?」

 

 驚く杏に、須美は仄かに暗い笑みを見せた。

 お返しだと言わんばかりの表情に、俺は積み重ねた年齢を感じた。

 須美。……成長したな。

 そんな訳で目の前には制服姿の女子が二人。

 いずれも見目麗しい彼女たちはじっとりとした目を向けてくるが従順に俺の前に立って見せる。

 

「じゃあ、二人ともスカートを捲ってパンツを見せて」

 

「絶対言うと思いました! やりませんよ!」

 

 キッと睨む須美に対して、杏は目を僅かに伏せてスカートの裾を掴んだ。

 

「……わ、分かりました」

 

「杏さん!?」

 

 催眠術の所為だから。

 そんな表情で杏は自らのスカートをたくし上げていく。俺と驚愕に満ちた須美の視線に晒された彼女は顔を朱色に染めながらも純白の太腿を見せ、ゆっくりと緑のショーツを見せつけた。

 

「それ、新しく買ったの?」

 

「はい。……似合いますか?」

 

「可愛い。ちょっと透けてるのが大人っぽくてエッチだね」

 

「あ、ありがとうございます」

 

 どこか背伸びをしたような布地面積の少なさと薄さ、それに小さなリボン。

 何も言っていないのに、へそとブラウスの裾まで見せる徹底具合に須美も顔を赤くする。

 

「……須美ちゃん? どうかしたの?」

 

「あれれ? ここで須美が対応しないってことは杏は自分から好きでパンツを見せつけてきたヘンタイさんになっちゃうんだけど」

 

「須美ちゃん。しないの? 催眠に掛かっていたのは私だけなの?」

 

「ぁ……ぅ、……ぁ」

 

「どうやら催眠術の効果が弱いらしい。仕方ない。須美の分まで杏を辱めるか」

 

「んっ!」

 

 ふにゅ、と杏の秘所をショーツ越しに爪でカリカリと擦る。

 布越しの柔肉の感触が指の腹に伝わってくる。

 小さな息を呑む彼女と、俺と杏を交互に見て混乱したように目をグルグルとさせる須美は自らのスカートに手を掛ける。

 

「分かりました! やりますから!」

 

「ほう。分かればいいのだよ」

 

「うう……。こういうことは東郷さんとすればいいじゃないですか」

 

「須美ちゃんが良いんだよ」

 

「嬉しくありません」

 

 小さく頬を膨らませながら、やや躊躇しながらスカートをたくし上げる。

 

「下着がカワイイね」

 

「──ッ!!」

 

 豪快にスカートを捲る須美は赤い顔で俺を睨む。涙目で睨まれてもカワイイとしか思えない。

 水色の下着は東郷も穿いていそうなオシャレな模様やレースの入ったものだ。

 恥ずかしいのか内腿をくねらせる須美の痴態に、杏は目を輝かせる。

 

「俺に見られたくて買ったのかい?」

 

「違います。これは……その、東郷さんと一緒に買いに行った時にたまたま……ぁ!」

 

 滑らかな下着越しに少女の雌肉の感触を指で味わう。

 杏よりもやや細い脚は小さく震え、そして敏感なのかわずかに湿っているのを目で伝えると、ぷいっと明後日の方向を向いて赤く染まった横顔を見せる。

 東郷の片鱗がある横顔を見ながら二人の尻を掴み、反応を楽しむ。

 

「ぁ、ん……」

 

「は、ゃ……」

 

 二人の少女が恥じらいながらも俺に肢体を託す。

 じわりとショーツに染みを滲ませながら、濡れた瞳を俺に向け、スカートを掴んだままの手を震わせる。モジモジと柔らかそうな内腿をすりよせて俺の手を挟むアピールもエッチだ。

 ただし……太さやムチムチ加減についてはひなたレベルではないと追記しよう。

 

「今、何か変なことを考えませんでしたか?」

 

「はむ」

 

「ひゃ!?」

 

 この年齢から勘の鋭い須美の内腿に甘噛みする。仄かに漂う甘い匂いには雌の匂いが混ざり、しゅっしゅとショーツを摩る指には既に蜜液が付着していた。

 腰を引かせる彼女に手を伸ばして執拗に愛撫を進める。

 前戯は大事だ。というか好きだ。

 感じ悶える姿も、俺の手によって絶頂に達する姿を見ることができるから。

 

「ちにゃ……ゃ、どこを噛んでるんですか!」

 

 ときおり、虚空を見つめる須美がビクンと小刻みに震えた。

 小さな絶頂を誤魔化すように声を張り上げるが、俺には分かっている。

 ここで再び五円玉を見せる。

 

「鷲尾須美は俺に愛撫される度に感度が倍になる。あと俺を好きになる」

 

「な、なりません。そんな簡単にゃああ!? あっ、そ、それ……!」

 

 有無を言わさずに恥部を弄る指の速度を上げる。

 くちゅ、くちゅ、と水音が響き始め、スカートを握る手に力を込めて須美が首を振る。だめ、だめ、と甘い声と共に膝を震わせる。耳まで赤くして俺を必死に睨む瞳は涙で濡れている。

 どこまでも俺をゾクゾクさせる彼女は喘ぎ声を隠せない。

 

「ぁっ、ゃ、んっ……」

 

「須美ちゃんは学校で気持ちよくなっちゃうエッチな子だもんね。返事はハイね。それ以外の返事はずっと続けるから」

 

「……は、はいっ」

 

 イヤイヤと発しながら膝を震わせて、

 

「~~~~ッッ!!」

 

 ぽたぽた、と蜜液を溢れさせた須美が法悦に昇る。

 指が濡れるのを構わずに上下に陰唇を擦り続けるとぷしゃっと飛沫が噴き、彼女の腰が跳ねた。

 

「──!」

 

 膝から崩れ落ちそうになる須美を抱きかかえながら杏と目を合わせる。

 片手で椅子を掴んで何かを堪えるように唇を結ぶ彼女に俺は五円玉を突き出す。

 

「動くな」

 

「……う」

 

 カチン、と時間停止したように身体の動きを止める。

 驚愕な表情も含めてノリノリである。いや、いいけどね。

 そのまま杏の乳房を制服越しに揉むと、恥じらうように目元を伏せた。

 

「とりあえずブラウスを脱いでブラジャーを渡しなさい。そして胸を見せるんだ」

 

「……分かりました」

 

「杏さん!? 学校ですよ……!?」

 

「ううん、催眠術だから仕方ないの。それに鍵も掛けてるから」

 

 ややおぼつかないが、杏の手が自らの制服の留め具に触れる。

 しゅるりとセーターとブラウスを脱ぐと、処女雪のような肌が露わになる。緑色のブラジャーに包まれた乳房は柔らかそうで、同時に谷間を見せつけてくる。

 

「……ッ」

 

 恥ずかしがるように小さく吐息をすると背中に手を回してホックを外す。

 ぷちん、と小さな音がして肩紐が緩み、乳房が揺れる。

 思わずおお……と声を漏らすと気恥ずかしそうに杏は半笑いを浮かべた。

 

「これは催眠術だから……」

 

 杏は俺と目を合わせないようにしながら白い生乳を晒しながらブラジャーを差し出した。

 

「ど、どうぞ」

 

 ホカホカだ。それに少し汗ばんでいる。

 俺は無言で彼女の乳房を揉む。予想通りにしっとりとしていた。モチモチの巨乳を揉みながら俺は杏と目を合わせて命令を下す。

 

「ちゃんと両手でスカートを掴んで動かないで」

 

「ぅぅ……は、はい」

 

 まるで死刑宣告を受けたような顔で、スカートを改めて掴む。

 たくし上げて再び見せたショーツを掴んだ俺は膝下までスルリと下ろす。むわりと漂う雌臭と濡れた媚肉と薄い恥毛が照明に露わになった。

 

「きゃ……!?」

 

「悲鳴を上げない」

 

「…………!」

 

 ぎゅっと唇を結ぶ杏をどこかおかしく思いながら、指を挿入する。

 ぬぷりと温かい肉壺に二本指を入れ、膣襞を探る。彼女が悦ぶ女の場所を即座に見つけた俺は指の腹でトントンと叩く。

 

「ぁぁ! ん、っ、ぁ!」

 

 瑞々しい唇を歪ませながら彼女は腰を跳ねる。

 杏が悦ぶ場所をかき出すように指を曲げて動かすと奥から蜜液が溢れる。

 

「……ぁぁっ!!」

 

 控えめな声音と静かな動きだけで少女は達した。

 膣内をぎゅっと締め付けた彼女は口端に涎を垂らしながら震える。

 

「須美ちゃん」

 

「ちにゃぁ……」

 

 杏を辱める間も俺の指は幼くも美しい少女を悦ばせていた。

 くちゅ、くちゅ、と水音を聞かせて顔を赤く染める須美の媚肉を指で攻め、新鮮な蜜液を奥から引きずり出す。ぷし、と飛沫が床を汚して膝を震わせる。

 

「ハァー……ハァー……」

 

 荒い呼吸を繰り返す彼女を抱き寄せる。

 涙を滲ませた須美のうなじに吸い付きながらゆっくりと制服を脱がせる。

 

「あ、あの、ここ学校なんですが!?」

 

「オラッ、催眠!」

 

「き、効きませんよ! ──むぐっ!? んん……! ん……」

 

 口づけを重ねる。

 幼い少女の体躯をロッカーに押し付けながら抱きしめ、彼女から理性と衣服を奪っていく。ブラウスにスカートにリボン。水色のブラジャーまで外して床に落とすと、濡羽色の髪をまとめるバレッタのみの生まれたままの姿で須美は俺を見上げる。

 そっと胸元や下腹部に手を宛がおうとするも、俺に見つめられると静かに手を下ろした。

 

「静かにしないと誰か来るかも」

 

 その言葉に反応するように一瞬俺を睨むが、その気迫も口づけに解けていく。

 発展途上ながら既に女の身体と化した肢体は熱を帯びていく。

 

「ん……ちゅ、れろ……だめです、こんなの、杏さんが見てる……」

 

「見せつけるんだよ」

 

「そんなの、はしたないです……ぁぁ……!」

 

 反抗的な口ぶりながら少女の目は潤んでいた。

 瞳に拒否は欠片も見えなかった。

 肉棒を彼女の下腹部に擦りつけながら、濃厚な口腔行為をしていく。すぐ近くには俺たちを見上げる杏。その視線を受けながら催眠状態(?)になった須美の痴態を見せつける。

 

「オラッ! 今日は俺の家にお泊りだ!」

 

「わ、分かり、分かりましたからぁ……亮之佑さんの胃袋を和食で満たします……」

 

「旦那様だろ」

 

「ご、ごめんなしゃ……んんッ!!?」

 

 須美の恥丘に肉棒を擦りつける。柔らかい少女の媚肉を亀頭が触れる度に身を震わせる少女の舌と舌を絡め、雁で陰核を擦りながら頬裏に舌を這わせて唾液を交換する。

 彼女の愛液が潤滑油となり竿を動かす度に快感が強まる。

 嬌声が響く。

 ずりずり、と硬い肉竿で須美の柔らかい恥部を擦る。小刻みに痙攣し、腕を掴み、涙を流して達する姿を何度も見続ける。

 

 だらしなく口端から涎を垂らし、歪んだ瞳には喜悦しか見えない。

 東郷によく似た相貌で、女の声を聞かせると、縮んだ東郷を犯しているような気分になる。

 

 いや、彼女は鷲尾須美だ。

 陰核に何度目かの亀頭を擦りつけると小水を噴く姿に、耳元で囁く。

 

「須美。ここで犯すけど、いいな」

 

「……はい、旦那様♡」

 

「杏。命令だ。しっかり見ていろ。普段自分でしているようにオナニーしながらな」

 

「ひゃ、ひゃい!」

 

 半口で俺たちを見上げていた杏が俺の命令に頷く。混乱したように目をグルグルとさせながら、素直に自らの下腹部と胸元に手を伸ばす。

 それを見た須美は恥ずかしがるように目を逸らす。

 

「そ、その……やっぱり別の場所で……」

 

 ぬぷ、と肉を割り拓き、ずぐんと一息に竿を突き上げる。

 

「……お゛!?」

 

 軽い体躯を抱き寄せて肉竿を締め付ける膣を貫く。

 亀頭が少女の最奥を小突く。

 

「あぁぁぁっ……!」

 

「す、須美ちゃん、あんまり声を出したら……!」

 

 杏の言葉を理解した須美がぐっと唇を結ぶ。

 だが、俺は無言で彼女の太腿を掴んで持ち上げるとゆっくりと竿を引き抜く。

 愛液が床に垂れる中で、顔の朱色を濃くした須美が俺の肩に顔を押し付けて呻く。

 

「あ、あの……」

 

「須美。命令だ。声を出すな」

 

 そう言って、俺は彼女の膣を玩具のように竿で擦り、突く。

 蠕動し、肉竿を締め付け、須美はぎゅっと俺の肩に爪を立てた。

 

「~~~ッッッ!!!」

 

 かくかく、と身体を跳ねさせる。背中をのけ反らせる。

 ピストンのリズムに合わせて須美の膣内は収縮し、一息に引き抜く。ぷしゃっと飛沫が散り、深緑の瞳は虚空を見上げて脚を伸ばす。

 

「ふ、わぁぁ……! ぁん! ぁ、ぁあっ!!」

 

 ぐにゅ、と乳房を揉み、乳首を甘噛みすると艶やかな唇から嬌声を漏らした。

 豊満な乳房の形が変わるほどに引っ張り、乳輪に指を這わして、乳首を爪で弾く。

 

「んっ! は──! ぁぁ──!!」

 

 身をよじらせて、肉棒を最奥まで受け入れる度に乳房を揺らす。

 黒髪を乱しながらも快楽を享受した彼女は自ら唇を押し付けて唾液の交換をせがむ。

 

「ちゅ……んん……むちゅ……」

 

 杏がいることなど関係ない。

 視界の端で呆然とした様子で自らを慰めている彼女に須美は一瞥もしない。

 声を抑えながらも、尻を俺の陰嚢に擦りつけて自ら肉棒を根本まで受け入れる姿勢だ。とことんまで喜悦に浸る彼女は、乳房を吸う俺の頭を掴んで蠱惑的に微笑んだ。

 

「旦那様ぁ……射精して下さい……!」

 

 準備はできていると雌穴が締め付けてくる。

 我慢しないで、と熱くぬめる蠕動に、蕩けた甘い声色で懇願してくる。

 

「だしてっ、ぁっ、ぁ、ッ……だして!」

 

 俺は彼女の求めに応じた。

 爆発するように白濁が竿から噴き出して須美の幼くも女の子宮内に注ぐ。

 

「あ~~~ッ、ひぃ……! イ、きますっ、ぁぁ~~~!!」

 

 遅れて背中をのけ反らせて須美は達する。

 小水が弧を描いてズボンを濡らす中、彼女は胸どころか全身を俺に押し付けた。

 噴き出す白濁が逆流する。

 結合部からは愛液と白濁の混ざり汁がどろりと流れ落ちる。

 

 荒い呼気の須美を床に座らせて、俺は濡れた剛直を杏の前に差し出す。

 ついでに思い出して五円玉も見せつけると、無言で咥えた。

 

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