不調を訴える可憐な少女の声に集った近所陣。
血紅色と濃緑色の瞳が見つめる先に存在するのは、ただ一人の少女。
「ぅ……ぁ」
パジャマを着用し、寝台の上に座り込む可憐な赤毛の少女。
肩にわずかに届かない程度の髪は透き通り、薄紅色の瞳は揺らめく。
凝視するような視線に対し、怖気づいたように少女は僅かに顔を伏せる。
少女の薄紅色の瞳に宿す羞恥と困惑。
そしてそれ以上の感情の渦を瞳に宿らせる少女。
必死に瞬きを繰り返すが、それでも消える事は無く、目尻に涙となり現れた。
「友奈ちゃん」
「……!」
隠し事がバレた少女は、まるで叱られるのを恐れるような表情で。
対してそんな少女に話し掛ける壮麗な黒髪の少女は穏やかに微笑んでいて。
「大丈夫よ。友奈ちゃん。大丈夫」
「……とう、ごうさん」
目線を合わせる少女の濡羽色で艶やかな長髪は青色のリボンで纏められている。
讃州中学校の見慣れた制服は彼女に良く似合い、最近履くようになった靴下とスカートの間から覗く白い素足は太陽の光など知らないとばかりの純白の輝きに、無言のままの少年の目を惹く。
「……大丈夫よ、友奈ちゃん」
大丈夫と、東郷は繰り返す。
少女の不安を鎮める為に、安心を与える為に、何度でも。
「私と、亮くんで何とかしてみせるから……ね?」
「……うん」
「ああ、任せてくれ。友奈」
亮之佑と東郷は友奈に笑いかけた。
そのまま、少女の寝台に二人で腰掛けながら徐々に距離を詰める。
わずかに不安を残した少女、それでも少女は小さく笑みを浮かべて言った。
「優しく……してね」
普段の太陽のような明るさは鳴りを潜めた、風邪を引いたような少女。
しおらしさのある少女、友奈からの承諾の合図に亮之佑はニヤリと頷いた。
「大丈夫だよ、友奈。たとえ……生えても友奈は友奈さ」
「そうよ、友奈ちゃん」
薄い生地が少女の肢体を包み込む。
少女の髪色と似た色合いのパジャマ、正確には下半身に二人の視線は向けられる。
一人はわずかに頬を赤らめながら、一人はわずかに加虐的に瞳を煌めかせながら。
「こういう時の為に、しっかり練習したから」
「ぇ……、それって、りょ―――」
「――――」
友奈と東郷の唇が触れ合った。
これ以上の言葉はいらないと拙いながらも東郷から友奈に口付けを行う。
そのままゆっくりと寝台に押し倒す様は、確かに練習の成果は出ているかもしれない。
「まあ、興奮させれば十分だけどな」
唾液と唾液を交換する濃密なキス。
口端からわずかに唾液を垂らし、舌を動かす口腔行為が眼前で繰り広げられる。
その様子を見ながら、亮之佑は友奈のパジャマの前を留めるボタンを外していく。
白い肌とやや小振りながらも形の良い乳房が姿を現す。
外気に晒された己の乳房に気付く友奈は頬に、首に、羞恥の朱色を差す。
「ぷはっ……、とうごう……さん」
「私たちに任せて、友奈ちゃん」
亮之佑はゆっくりと友奈のパジャマのズボンに手を触れる。
それに気づき、ゆるゆると首を振る友奈の抵抗を無視し、一思いにずり下ろした。
「あ……ッ!」
「……!」
「……うん」
外気に晒された少女の秘部。
下着ごとずり下ろした事で露わになった少女の秘部に亮之佑と東郷は目を向けた。
途端、熱を持った友奈の肉体、隠そうとする手を掴み、二人でマジマジと見つめる。
白く健康的な少女の腿肉。
時間が許す限り撫で、舐め、触りたくなる友奈の太腿。
その先、脚の付け根にある少女の、乙女の恥丘とも言える場所。
「これは!?」
「……もっと立派なのをよく見てるだろ?」
「……っ」
驚愕の声を上げる東郷に軽くツッコむと小さく微笑まれた。
東郷の微笑、ただしどこか冷たさを感じる笑みに亮之佑は思わず首を竦めた。
「――亮くん?」
「独り言ですよ、東郷さん。……それでいつから、こうなったんだっけ。友奈」
「私にもよくわからないの。気づいたらこうなっていて……」
結論から言えば、生えていた。
薄い恥毛、秘裂は健全ながら、陰核の代わりに反り立ち、存在感を示す存在が。
睾丸はなく、まるで生えたという表現しか考えられないような怒張が生えていた。
最近流行っているらしい奇病。
対処法は既に存在しているが、それは薬物療法による物ではない。
「確か……一杯出してしまえば元に戻るのよね……」
「三回くらいかね」
「多分……」
「……顔赤いよ」
「もう!」
「いてっ」
わずかに顔を赤くする少女による肘の一撃。
それは的確に、吸い込まれるように亮之佑の脇腹にダメージを与えた。
黙り込む少年を余所に、壊れ物に触れるように東郷は友奈の逸物に触れる。
ビクンと動く少女の逸物からは既に先走り汁が肉茎を伝う中、潤滑油として東郷は指で掬う。
にちゅ、にちゅと厭らしい音が、東郷がゆっくりと上下にしごく姿を友奈と共に見下ろす。
「ん……」
ゆっくりと東郷の手が少女を上らせるべく動き始める。
その動きと未知の快楽に呻く友奈の暖かな身体を、亮之佑は背中から抱きしめ、密着する。
「……」
「……」
密着した胸板と背中、友奈の心臓の音と匂いを感じながら亮之佑は口づけをする。
頬に、首筋に、鎖骨に、汗を舐め取るように、乳房に指を這わしながら愛撫する。
下から持ち上げるように乳肉の感触を手のひらで感じながら、時折乳首に触れる。
淡いピンク色の乳輪に円を描き、思い出したように指で乳首を弄る。
仰け反る首筋に優しく噛みつき涙目で批難する少女の柔らかい唇を何度も奪う。
先ほどの東郷のようにディープではなく、唇の感触を、形を、確かめるような口付けだ。
もっとも、東郷と亮之佑では口付けの仕方が違うだけで。
徐々に深く深く、友奈の口内を味わうように、舌の裏を、歯茎を求める。
それはさながら捕食のようで、どこか虚ろになる少女の瞳はわずかに細められる。
「んっ、ん……、ぷぁ、ん……、んあッ!!?」
そうして口腔行為をしているとビクンと友奈は身体を震わせた。
少女が嬌声を聞かせる原因、東郷がどこか慣れた手つきで弄る肉茎からは汁が垂れ落ちる。
「はぁ……っ」
「ふふっ……友奈ちゃん。出しちゃう?」
「それッ……! 先っぽ、弄っちゃ……ッ……あっ、ぁ……」
高く短い少女の嬌声。
友奈が漏らす甘い呼気に、淫魔の如き笑みを東郷は浮かべた。
ぎゅっと亮之佑の腕を掴んだ友奈は小刻みに二度ほど跳ね、震える。
海老の如く背を反らし、どこかに逃れようとする友奈の身体を亮之佑が押さえる。
ちゅこちゅこと先端の亀頭を中心に肉茎を虐める東郷は友奈を絶頂に導く。
「っぅ、~~~ッッ!!」
背筋を仰け反らし、瞼を閉じた友奈の蕩けた表情を至近距離で見届ける。
友奈にとって初めての射精は、一体どれほどの快感なのか想像もつかない。
友奈の白濁、それを自らの手のひらに残した東郷は満足気に少女に笑いかける。
「いっぱい、出たわね。友奈ちゃんの」
「……、……!」
荒い息をする友奈、その逸物は萎えるという姿を見せない。
それは若さ故か、それとも別の理由があるのかもしれないがどうでも良いことだ。
親友二人に自らの痴態を見られた少女は息を整えながら、ふと亮之佑と目を合わせた。
かああっと唐突に顔を赤くする少女。
流石にこのシチュエーションは恥ずかしいのか、頬を更に赤くした。
「大丈夫か?」
「……うん、大丈夫」
「そうか」
予想以上に見ているだけというのは興奮するものであった。
普段ならば見る事などないであろう百合の花は、亮之佑的にグッと来た。
だがこんなペースで本当に治るのかとも同時に思い、行動に出る事にした。
「あ、ぇ……?」
細い腰を掴まれ、友奈は頓狂な声を漏らした。
身を固くし、慌てて抵抗しようとするが、あまり意味はない。
寝台から身を起こさせ、尻を突き出すように少女のふやけた身体を動かす。
「まっ……、今は」
既に衣服を脱ぎ、反り立った怒張の先端が蜜口の入り口に触れる。
男性器が友奈に生えようとも少女の秘裂からは甘い蜜が内腿に伝う事は変わりない。
がっちりと掴んだ友奈の腰、ゆっくりと挿入し、少女の最奥まで一思いに怒張で貫いた。
「ふあぁあ……ッッ!!」
にゅるるとぬめる媚肉が割り拓かれる感触。
挿入の衝撃で、友奈は膝から崩れ落ちそうになる。
だが腰をしっかりと掴んだ亮之佑により落ちる事はなく、きっちりと串刺しにする。
「っ、ぁ……ッ! ぁ……!!」
恐らくは軽く達したのであろう友奈の声音。
その顔は見る事は出来ずとも、ぬめる蜜肉が熱く肉茎を締め付ける。
普段ならばこのまま少女を何度も昇らせるピストンをするのだが、今回は違う。
上半身を崩れさせ、小さく揺らす怒張にシーツを掴む友奈は喘ぐ。
そんな少女を寝台から起こし、優しく抱き締める一人の美少女がいた。
黒髪に良く映える白い肌、制服を脱いだ東郷は友奈の視線に小さく微笑む。
「とうごう、さん」
「友奈ちゃん。……こういうのってどうかしら?」
どこか余裕のある表情をした東郷は、友奈の反り立つ逸物を股の間に挟んだ。
じっくりと友奈の顔を、表情を見つめる東郷は逸物を洗うようにゆっくりとしごく。
「それ……、だめ……ッ!」
「友奈ちゃんの、ビクビク動いてて可愛いわ」
「ぅあ……!!」
呻き押し寄せる快感に友奈は悶える。
前を東郷に、背後は亮之佑に責め立てられ、与えられる快楽。
小刻みに腰を動かし、怒張の先端で奥を擦る。
手持ち無沙汰な両手は友奈の双丘、汗ばむ少女の乳房に伸ばす。
友奈の肩越しに覗く程良い大きさの乳房。
乳首が触れ合うように東郷の豊満な乳房が触れ合い、厭らしく形を変える。
むにゅんと少女達が作る極上の乳肉を視界に収める。
生乳で出来た空間に伸ばした手、緊張したように硬くなった乳首を、ぴんと弾く。
「あっ」
「ん……」
二つの肉粒を指先でこねる。
同時に、小さく小刻みに動かす腰の動きが東郷を小さく呻かせる。
強めに乳房を掴み、叩くように突き上げた。
「ぁああ……ッッ!!」
涙混じりの悲鳴のような嬌声。
同時に膣肉が締まり怒張を締め上げる。
中の白濁を全て、少女の最奥に吐き出したくなる欲望に駆られる。
欲望のままに東郷に抱き着き、喘ぐ友奈の蜜を掻き混ぜるような抽送。
「ぅあ、ぁっ、また、ぁ、でっ……!」
よほど東郷の素股が気持ち良かったのか。
それとも亮之佑のピストンか、どちらもか。どちらでもいい。
「ぅぁ、ぅぁぁ……っっ!!!」
「ぁ……ッ!」
きつく両目を閉じ、上を向く友奈。
抱きしめられる東郷は小さく声を漏らし深緑色の瞳を見開く。
彼女達の反応、特に友奈の媚肉の感触で、再び少女は射精に至ったのだと判った。
――亮之佑はまだなのだが。
たん、たん、と友奈の膝裏が亮之佑の腿を叩く。
少女が繰り返す絶頂の波に揉まれようが止める事のない抽送を行う。
「ひっ! りょ……っ、今、つらい、かぁ……っっ!!」
「医療行為だから。我慢しなくていいんだよ、友奈」
「ぅ、くぁッッ!!」
射精直後に両方を同時に攻められるのは辛いだろう。
肉同士がぐちゅりと淫らな水音をたて、友奈は嫌々と首を振る。
「ぅ……ッッ! ぁぁ……!!」
じゅぶ、じゅぶと蜜が跳ねる。
生暖かい少女の蜜は、亮之佑の腿に滴り落ちる。
陰核の代わりとなった逸物は東郷が慰め。
元からある少女の膣は亮之佑が慰め、二人で一人を絶頂に導く。
余裕のない呼吸をすぐ近くで感じながら、亮之佑はピストンの速度を上げた。
「ぁ! ッッ!!」
もだえ苦しむような呻き。
爪先をピンと伸ばし、腰を浮かせても逃げ場はない。
そしてその時は訪れた。
「~~~~~!!!」
言葉にならない強烈な絶頂。
ぷしゃ、ぷしゃりと溢れる淫水が結合部を濡らす。
同時に亮之佑も限界を迎え、少女の最奥に白濁を注ぎ込んだ。
マグマのような射精感に従い、精を膣内に勢いよく噴き出す。
熱く女の肉を濡らし、天に昇る解放感と共に友奈と東郷を抱きしめる。
「ぁ……ふ」
「お疲れ様、友奈ちゃん」
ゆっくりと怒張を抜くと、ぱたたと白濁が垂れ落ちる。
その動きにすら敏感に震える友奈、その内腿に精がゆっくりと垂れた。
脱力する友奈の身体を亮之佑と東郷で抱え込み、静かに寝台に倒れ込んだ。
「……」
吐息をしながら、友奈の秘部に目を向ける。
疲れたのか、規則的な呼吸を繰り返し眠りについた少女の秘裂。
こぽりと自身の精を注いだ事に充足感を感じつつ、その上にあった怒張に目を向けるが。
「ない……だと」
あれだけ存在感を出していた男性器は姿を消していた。
綺麗さっぱり姿を消し、ひくひくと動く秘裂の上、小さな肉粒があるばかりだ。
「ん……ぁ」
思わず手を伸ばし指で陰核に触れると、友奈の吐息に甘さが混ざり込んだ。
グミのような弾力のある肉粒をしばらく弄り、確かに無くなった事を亮之佑は確かめた。
「お疲れ様、亮くん」
「……東郷さんもね」
ふと声を掛けられ、もう一人の少女の存在を思い出す。
白い裸体、その股に付着している白濁は間違いなく先程の情事の証明だ。
寝台に寝転がり、お互い無言のままジッと瞳を交錯していると東郷が起き上がった。
「……?」
「ねえ、亮くん」
寝息を立てる半裸の友奈。
その隣で寝転がる亮之佑にしなだれかかる東郷は頬を赤らめながら囁いた。
「さっき、友奈ちゃんと三人でしたじゃない?」
「……興奮した?」
「……友奈ちゃんのが、擦れて」
亮之佑の耳元で甘く囁かれる少女の艶のある声。
ふにゅん、と柔らかい乳房が胸板で形を変え、太腿に東郷の秘裂が触れる。
柔らかな毛の感触と、熱く濡れた蜜液を擦り付け、その度に小さな吐息を東郷は零す。
「――しよ?」
「――――」
躊躇う理由など無かった。
据え膳食わぬは男の恥という言葉に従い、眼の前の美麗な少女の唇を――
---
「――っていう感じなんだけど」
夕方の日差しが窓から入り込む。
古い本の香りがする図書室で二人、何となく盛り上がった話をしていた。
一体どこからそんな想像力が溢れるのかと思いながら、俺は久方振りに口を開いた。
「俺ってそんな野獣だっけ?」
「え~、違うの? がおーって感じだと思うよ、かっきーは」
「……」
隣に座る金髪の少女の話に俺は小さく溜め息を吐いた。
心当たりが無くもないが、流石にそんな『生える』展開は無いと思いたい。
ともあれ、仮に彼女達にそんな事態が訪れようと切り捨てる気も見放す気も無いが。
図書室の端、人気も無い場所で園子を抱き抱える。
色々とあった結果、一日一回、三十秒ほど園子を抱きしめる事になった。
ふわりと香る少女の匂い、柔らかい彼女の身体には幾度となくストレスが減るのを感じる。
「なあ、園子」
「何~……?」
「実は欲求不満だったりする?」
「ち、違うよ〜。ただ今度書く小説のネタなだけで――」
「今日、家、泊まる?」
「……」
真面目な顔でそう尋ねると、パクパクと園子は口を開いた。
金魚のように口を動かし、周囲を確かめるように辺りを見渡す。
そうして金色の長い髪を肩から流し、わずかに頬を赤らめ、少女は小さく頷いた。