「あ、あら、お帰りなさい」
玄関の扉を開けて声を掛けると反応してくれた少女が一人。
長い黒髪は普段と異なりリボンに纏められず、エプロンを身に着けた彼女が歩み寄る。
透き通るような色白の肌に良く映えた黒髪。
若妻である彼女は、此方の視線に気づくと困り気に自らの頬に手を当てた。
「……そんなに見られると照れるわ、亮くん」
「旦那様だ」
「そうだったわね……あなた」
「ちなみにご主人様ではなくて、旦那様呼びね。ここ重要」
「ちょっとよく分からないけど……扉、閉めてくれない?」
「ああ」
しっかりと扉を施錠する。
靴を脱ぎ、改めて彼女の様相を見ると、その過激さに眩暈を覚えそうだった。
「……どこで覚えたんだ?」
「あなたが買った物じゃない」
「ほう……おい」
「はい」
「似合うぞ」
「……!」
フリルの付いた白色のエプロンを身に纏う彼女。
割烹着と迷う彼女に対して、洋服を薦める自分に合わせてくれたのだろう。
だがエプロンはあくまで装飾品に過ぎないのだ。重要なのは着ている少女の裸体。
――裸エプロンの彼女についてだ。
ジッと見られるのはやはり羞恥を覚えるのだろう。
やや丈の短いエプロンが捲れる事を恐れるようにフリルの端を掴む東郷の姿は、非常に男心を擽る。ロマンと言えば分かるだろうか。
己の恰好を恥じらいながらも、『旦那様』に見て貰う為に着替えたのだろう。
その想いに答えなくてはならないと端末を取り出し、目の前の若妻を撮り始める。
「ちょっ、まって、撮るのは……」
「俺しか見ないから」
「……もう」
「ほら、ピース。ダブルピースでお願いします!」
「こう?」
「はーい! 良いですね。欲しがりません?」
「勝つまでは!」
パシャリと一枚。掛け声は気にしない。
羞恥に僅かに頬を染めながらも気前よくピースをする少女。
小首を傾げつつも、廊下でエプロン一枚で微笑ダブルピース姿を納める。
何だかんだ言いながらも甘い対応の多い東郷。
廊下を歩きキッチンに向かう後ろ姿、尻肉を手で隠す姿は可愛らしい。
チラチラと此方を見る彼女の恥じらう横顔を見ながら、敢えて一歩後ろから東郷の背中を上から下までじっくりと見る。白皙の肌と艶のある濡羽色の髪の毛は美しく、黒髪から覗く形の良い肩甲骨から腰付近への女体美は艶めかしい物がある。
芸術的な美しさがそこにあった。
触れる事を躊躇うような、恐ろしくも未だ発展途上である美しき花の果肉。
「今日はどうでしたか?」
「ああ、仕事は順調だよ」
「そうでしたか。良かったわ、あなた」
「お前のおかげじゃよ」
「まあ、あなたったら……、今日も精のある物を作らないとね」
「お、そうか。いつもありがとう。何か俺にして欲しい事があったら言えよ」
「ふふっ……」
楽しそうに微笑む東郷は、そっと尻を隠していた手をどける。
何が楽しいのか、俺の荷物を手に取り、今度こそキッチンに向かおうとする。
「あっ、りょ、旦那様」
「うん?」
「ご飯にします? それともお風呂にします?」
クルリと振り返り、どこか妖艶な笑みを浮かべた彼女はそう問い掛けた。
たゆんと揺れる白い双丘は男の目を惹きつけ、エプロン越しに淫靡な存在感を放つ。
「それとも」
「……!」
悪戯っ子のような表情で眦を和らげて、東郷は甘い声音で問い掛ける。
「私?」
「――――」
それはまるで極上のプリンを俺の脳内で思い出させる。
プッチンプリン。有名メーカーのプリンを思い出して欲しい。そう、プリンだ。
地面を掘るように容器からスプーンで掬って食べるが、昔はご丁寧に皿に載せていた。更に落とした時、甘い香りを放ち、食べて下さいとばかりに揺れる動きが何故か脳裏を過る。
少女の乳房が母性の塊だというのは嘘だ。
だって、こんなにも厭らしく男の本能を掻き毟るのだから。
それはともかく三択だ。
お風呂でする? ご飯でする? 私でする?
加賀亮之佑の耳を通じて翻訳された言語は多少おかしいが大体こんな感じだ。
いずれにしても選ばないという答えは無い。
むにゅりと揺れる東郷の乳房を見ながら必死に選択肢を考慮していると、
「えっと、それは勿論――」
「もう、……見過ぎよ。はいっ時間切れ」
「そんな!」
「そんな! じゃないよ、亮くん。時間切れです」
ジッと見過ぎたからか、エプロンから覗く上乳と谷間を手で隠す東郷。
しかしどこか満更でもなさそうな顔で、揶揄うように若妻はこんな事を言い出した。
「でもあなた、もしかして疲れてる? ……おっぱ、えっと、その、……揉む?」
「揉む」
どこで覚えたのか。
普段そんな事を友奈や園子が言えばはしたないと言う少女、しかし例外があったのだろう。彼女からのOPPAI揉む? というたゆんたゆんした素敵なお誘いを断るのは勇者として在り得ないのだ。
「ん……くすぐったい……」
背後から抱き着くようにエプロンの隙間から直接乳房に触れる。
先ほどから俺の目を惹きつけていた白い横乳は触れるとつきたての餅のように形を変える。しっとりとした柔肌は普段よりも熱を帯び、指に、手のひらに吸い付く。
勇者部随一の巨乳の名は伊達ではない。
掬いあげるようにして彼女の巨乳を持つとずしりとした重みが手に掛かる。
「凄い……ずっしりしてます」
「ふふっ、なーに、それ?」
言葉を選ぼうにしても俺の脳内ではそれ以上の言葉は出なかった。
汗ばんだ下乳の柔らかさは程良く、手のひらから今にも溢れんばかりである。
機嫌良く微笑を浮かべる東郷の身体は仄かに暖かい。
それは彼女の体温だけではなく、先ほどまで風呂にいたからか。
背後から抱き着くと長い黒髪からぷわりとシャンプーの香りが漂う。
「やっぱり肩とか凝るでしょ」
「そうね……、っ」
手のひら全体でマッサージをするように揉んでいく。
愛撫とは異なる、どこか遊ぶようなマッサージに近い触れ方だ。
どこかくすぐったそうに微笑む少女は小さく頷きながら、胸を揉む俺を引き連れて二階へと脚を進める。
時刻は既に夕刻を過ぎ、夜も更けていた。
「東郷さん」
「何? 亮くん」
「新婚ごっこ、楽しかったよ」
「……」
既に夕飯は食べ終えた。
風呂は先ほど入り終えて、今は就寝間際。
ふと思いついた新婚ごっこに意外にも東郷は乗り気だった。
勇者部で培った演技力は凄まじく、彼女の行動一つ一つは真に迫る物ばかりであった。図書室での密かな遊びの事など無かったかのように、甲斐甲斐しく少し亭主関白気質のある旦那に尽くす良妻賢母な妻を演じていた。
そんな遊びも終わりだと告げると、悲し気な表情を浮かべて東郷はゆるゆると首を振った。
「……私との関係はごっこ遊びだったの? 散々弄んで?」
「……え?」
「酷いわあなた! お腹の子供は私が育てるから。有無は言わせない」
「――――」
「それにもう名前は決めてるの……ふふっ」
物憂げな表情で自らの腹部を撫でる若妻、東郷の顔には影が過る。
どこか光の消えた瞳、暗闇に映る深緑色の海には確かな嫉妬が入り交ざっている。
「……」
「それにしてもどこの誰かしら。私の男を盗った泥棒猫は。……包丁とって来ないと、ね?」
「……」
「もしかして夏凜ちゃん? 風先輩かしら? あっ、それとも防人の子かな?」
危うげな表情でくすくすと笑いだす東郷。
悪寒を背中に感じつつも、浮気された若妻という役に酔っているのであろう東郷は随分と迫真の演技をしてくる。本当に演技なのだろうか。
一体何が始まったのか、戦慄する俺の頬を撫でてくる東郷は小さく囁く。
「大丈夫よ、亮くん」
「……」
「また遊んだだけでしょ。そうでしょ? ねえ」
「……」
「何か言ってよ、亮くん」
「……」
「私を捨てないで……」
何か変なスイッチが入ったらしい東郷を抱きしめる。
傍から見れば浮気した夫と捨てられた情緒不安定気味な若妻の修羅場になるのだろうか。
じわりと少女の目尻に浮かぶ涙を拭いつつも、まるで誤魔化すように唇を奪う。
「ん……ぅ」
「捨てたりしないさ」
美少女を食らう屑男の気分で、細い東郷の体躯を撫でながら囁く。
男を誘う柔肌は熱く、くびれた腰は十分に熟れた女である事を手のひらに教える。
肩を掴む少女の力は弱く、顎を持ち上げるとゆっくりと目を閉じて唇を窄めた。
「は……ふ……」
唾液を交換し、互いの舌の柔らかさを教え合う。
どうしようもない程に下品な水音が部屋に響く中で、エプロンを引っ張る。
薄布が谷間に挟まれ、内側に隠れた豊かな双丘を外気へと曝け出した。そんな事をしながらも粘着質に絡み合った舌先は熱く、少女の身体にまで熱を帯びさせていく。
やがてそんな口腔行為にも一度終わりを迎えて、離した唇には唾液の糸が繋がれる。
「泣くなよ、東郷さん」
「……ぁ」
やや情緒不安定な彼女の身体に快楽を与えながら小さく囁く。
「俺がそんな男に見えるか?」
「……うん」
「……。なら、しっかり捕まえててくれよ。こんな風に」
個人的には否定して欲しいところである。
しかし、涙する彼女にそんな事を言うことはできず、手を握る。
指を絡め合い握った手に何かを感じたのか口付けの度に徐々に虚ろな眼差しになる。
「そうね……っ、ぁ」
豊満な乳房を片手に揉み、赤子のように乳肉に吸い付く。
汗と東郷特有の甘い香りが鼻腔を擽る中、吸い、揉む度に零れる東郷の嬌声。
ちゅ、ちゅぱ、と赤子にしては下品な音を立てて東郷の乳肉を吸う。
餅のような柔らかい白い果肉を好きにしながら、徐々に先端で硬くなる乳首に近づく。
「あ……っ!」
羞恥と期待と快楽を混ぜ合わせた表情の東郷。
その表情を尻目に俺は小さく口を開いて、彼女の何度目かの授乳経験を奪う。
「ぁー……、ッ、ひぁ!」
こりこりとした桃色の肉粒を吸う度に切なげに呻く東郷。
嫌々と首を振りながらも俺の頭に手を添える少女は無意識にか豊満な乳房に押し付けようとしている。その動きに応えるべく乳首を唇で挟み、引っ張るようにして離す。
「ひぅ!」
唾液でテカる東郷の乳首、片方だけでは不自然なので、もう片方にも。
「ぁぁっ……! それっ、だめぇ……ッ!」
白く無垢な少女の乳房は汚される。
男の唾液に汚されて、自分の物だと主張するように噛み痕を付けられて。
大きく、荒く息を吐き、乳首を愛撫する度に若妻は内股をくねらせた。
「好き? そこ」
ぎゅっと俺の頭を掴み乳房に挟み込んだ東郷が尋ねる。
夢中で母乳を吸おうとする俺を見下ろす蕩けた表情の少女に頷く。
東郷の胸に溺れていた。
とはいえ、彼女の胸に溺れるのは当然と言えよう。
溺れない男は聖人だろう。或いは枯れたか。いずれにせよ彼女のぼた餅を味わいつつも、エプロンを捲りしとどに濡れた彼女の恥部へ。
「っ」
ちゅく、と媚肉が指を押し返す。
役に入っていたのか本音なのか、秘裂を弄る動きに気を取られた東郷を寝台に押し倒す。
そういえば、目の前の女は思い込みが激しくネガティブになりやすく放置すれば切腹するような愉快な少女であったなと思う。
下手な言葉は逆効果となる事を知ってる。故に行動あるのみ。
えっ、と声を上げる東郷を無視して、寝台の端で彼女の腰を持ち上げる。
細く白い両腿を掴み、何か行動を起こす前に、最も彼女を悦ばせる事の出来る体位へ。
眼前に少女の恥部を。
むちりとした腿を強引に掴み、腰を持ち上げるとエプロンが臍まで垂れ落ちる。
隠す物が無くなった以上、当然俺の目の前には、彼女の恥部が全て曝け出された。
薄い陰毛も、菊座も、秘裂も、全て。
「ま、待って、こんなの……」
「好きだろ? こういうの」
かあああっと事態を把握した脳が彼女の顔を赤面させる間に俺は陰唇に口付けする。
雌の香りを放つ薄毛に鼻を突っ込ませながら、彼女が何か抵抗を行う前に陰唇を可能な限り口に含み、じゅるるっと一息に啜り上げた。
「あ、~~~~~~~ッッッ!!!!」
べちん、と両頬を叩く太腿。
羞恥と恥辱と快楽を同時に浮かべた瞳からは涙が一筋。
図書室で行為に及んだ時さながら、我慢をする事を忘れたようにガクッ、ガクリと絶頂を迎える。
怒張に代わり舌を挿入する。
上へ、下へ、左右へと、筋肉が許す限りに媚肉を舐める。
飼い主に尽くす忠犬のように、吸う度に溢れる東郷の味を味わっていく。
「だめっ、それッ、亮くん……ッッ、ぁぁっ!!」
可哀そうな程に顔を赤くし、全てを曝け出される東郷。
彼女の恥部は下品な音を立てて弄ばれ、閉じようとする脚は無理やり開かれる。
舌で剥いたクリトリスに鼻を押し付けながら俺は東郷の媚肉にキスをする。
上の口にするよりも激しく情熱的で下品なキスを。腰を持ち上げて東郷に見せつける。
「こんな格好……! ひっ、あ、あああぁッ!!」
せめてM字開脚だけでも止めようと両脚に力を入れる少女。
彼女を悦ばせる為に奉仕を続けながら、しかし気持ち良すぎたのか俺の頭を掴む東郷は少しでも快楽を逃がそうと浮かんだ腰をベッドに戻そうとする。
そんな若妻を絶対に逃がさない。
「んひぅ!!?」
クンニリングスを続けながらも、硬く主張するクリトリスに唇で触れる。
泉のように溢れる新鮮な淫液をピンク色の肉粒にソースの如く掛けながら吸い上げる。
「~~~~!!」
ぺし、ぺし、と俺の頬を締め付けていた腿が僅かに開き、痙攣した。
「~~! ……! ひゃめ、ひゃめっ! それ、また、イッ……!!!」
親鳥が雛鳥に餌を口移しするように、溢れた蜜液を肉粒に掛けて、一息に啜る。
若妻が最も悦ぶ淫靡な器官を口内で蹂躙し、甘噛みし、吸い尽くす。
「ッ、っ、……っ!!」
ぷしっ、ぷしゃっと時折噴き出す淫液は俺の顔に掛かり、重力に従い東郷を汚す。
機能性の薄い白いエプロンを自らの愛液で濡らし、また自らの淫液で裸体を濡らしていく。
それから十数分程、彼女へのご奉仕を続けた。
溢れ出し、時折噴き出す彼女の淫液が彼女に掛かり汚れる様を、東郷が喘ぎ、絶頂に震える様を見届けた。波のように幾度となく押し寄せ続ける快楽の波に何度も少女は気をやった。
「ぁー……、はひゅ……」
ベッドの上に乱れた黒髪、どこか呆けた表情でだらしなく股を開いている。
普段の姿からは程遠いほどに淫らではしたない姿は、彼女の限界を示している。
「もお、……ひとおもいに……! は、ぁ」
汗ばんだ身体、谷間を伝い臍に溜まる汗。
むわりと漂う雌の香りに、既に怒張から先走り汁を垂れ流させていた。
何かを考えさせる暇も、心の準備もさせない。
そんな思いを抱き、白く艶めかしい腰を掴み、ぬめる肉沼を貫く。
「ひぃ、ぃっ、ぁ!」
両目を見開き、上げた若妻の嬌声。
肉の寝台に埋もれるように息絶え絶えの横たわる彼女との距離が近づくと、ゆっくりと蛇のように脚が俺の腰に絡みつき、ふしだらに膣が雄の肉棒を締め付ける。
「っ、ッ……!!」
ふるると震える白い肢体。
目の前で揺れる肉果に俺はかぶりつき、乳首を甘く齧る。
「はぐぅ……っ」
身を捩らせ、シーツに涎を垂らす少女。
どこにも逃れる事は出来ず、快楽に呼応し濡れた肉が怒張を締め付け、余裕を失くさせる。
否、既に余裕などない。
射精を待つだけの身体は獣のように目の前の雌を孕ませようと腰を打ち付ける。
「ぁっ、ァ、ぁ、んはっ、ぅ、ぁっぁ、あああっ!!」
絶頂の階段を上る彼女は全身で俺に抱き着く。
首に手を回した東郷、支えを求める少女に応えるべく怒張を叩きつけた。
「……あああっっっ!!!」
意識が白く染まる中で、子種を彼女の子宮内に注ぐ感覚。
絶頂と支配感が脳を叩く快楽に呻く中、至近距離で東郷の悲鳴の如き嬌声を耳にした。
びゅるるっと最奥に注いだ白濁が膣内を逆行する。
僅か数秒程遅れて結合部から愛液と混ざった淫泡が陰嚢を伝う。
暫し部屋には二人の息が響く。
噛み痕と吸い痕と、雌にされた印を刻まれた東郷が小さく唇を震わせた。
「……ね」
「……?」
ぽつりと呟いた言葉。
もごもごとした声は、正確な言葉として聞き取れない。
目を向けると、うっとりとした顔をする少女がくすりと笑う。
「……いい?」
「……? ……、ああ」
主語も何もない何かを求める声音。
ただ、抱きしめた女の要求を無碍にするつもりも、一々尋ねる気力もなくて。
直後に、鎖骨付近に痛みがあった。
かりっと小さな歯が肉を齧る音と共に。
「……ふふっ」
何が面白いのか。
嬉しそうな、くすくすと笑う少女の頭が俺の横顔に触れる。
吸血鬼のように自ら付けた小さな、小さな傷跡を舌先で舐めて消毒する東郷の髪の毛に顔を埋めると、汗とシャンプーと甘い甘い和菓子の香りが肺に広がった。
「――――」
どっと疲れた。
射精に伴う疲れと、敷かれた肉布団の温かさと柔らかさに目を閉じる。
少しだけなら休憩しても良いだろう。
どのみち、全身に巻き付いた柔らかい女の肢体が、離してはくれないのだから。
「――ずっと一緒よ、亮くん」
囁き声は今度は聞こえた。
普段とは異なる、知らない女の甘い声だった。
愛おし気に囁くその声は骨を伝い、静かに脳を震わせた。