「かっき〜」
「園ちゃん」
「疲れたぁ~」
戦闘が終わると、園子が抱擁を求めてくる。
制服越しに双丘が潰れていることに気付きながらも少女は全力で俺に抱き着く。
笑みを浮かべ、甘えているところを見せつけるように抱きしめる彼女と俺の姿は見慣れた物だ。殆ど誰も気にすることなく、闘いの感想や今後の指標など雑談が始まる。
「かっきー先輩、私も~」
「お~、よしよし」
「んへへ……」
見慣れた姿よりもやや小さい背格好の金髪少女。
アルバムの写真から抜き出したような姿は、思い出の物と変わらない。
成長すれば間違いなく誰もが羨む令嬢になるだろう、そんな小学生も真似をするようにハグを要求してくる。断られるとは微塵も思っていないような蜂蜜を溶かした笑み。
可愛らしい彼女の求めに応じると、小さな園子を抱き上げてクルクルと回る。
「そーら、たかいたか〜い!」
いつの年代の園子であろうとも笑顔を浮かべている姿に頬が緩む。
最初の幼馴染にして最初の友達、加賀亮之佑の殆どの初めては彼女と共に経験したのだ。あの頃の乃木園子が目の前にいる。ただそれだけで胸中を言いようのない何かが過る。
それらを押し殺して笑みを浮かべると、優しく抱きかかえる。
「怪我とか無いか?」
「うん。大丈夫だよ~」
ふにゃふにゃな笑みを浮かべる園子(小)は満足したように離れると、そのまま同期の小学生に突撃する。
チラチラ見ていた須美やもう一人の少女に抱き着く中で、背後の柔らかい感触は変わらない。
「ほら、大きい方のそのっちもいつまでそうしているの?」
「う~ん。むにゃむにゃ、あと5分~」
「もう、そのっちってば」
首に腕を回し、抱き着いたまま眠る技術が身に付いたのか。ただの冗談か。
そんな彼女のふわふわ発言に眉を顰めるのは、濡羽色の髪をリボンで纏めた少女だ。
制服越しに主張する双丘の存在感は勇者の中でも随一。面白さも随一である。
「そうやって絶対起きないでしょう。………それにそういうのはここじゃなくても」
「な~に? わっしー」
「う、ううん。……ところで亮くんはどこに隠れていたの?」
「部室にいた」
「そんな!? 移動すらしていないなんて……! やっぱり最初から発信機を……ううん、ダメよね。あっ、でもやっぱり一番最初に見つけたかったわ」
困ったような表情で頬に手を当てる姿は様になる大和撫子。
公衆の面前で触れ合いを求める園子とは異なり、そっと手を小さく握る。
「亮くんだけじゃなく……友奈ちゃんまで先を越されて………くっ」
「えっ、なになにー? 東郷さん、私を呼んだ?」
トテトテと歩み寄ってくるのは薄紅の髪と瞳の少女だ。
サイドポニーテールをゆらゆらと揺らし、向日葵のような笑顔に誰もが惹きつけられる。
「ただいまのタッチー!」
「いえーい」
笑顔でハイタッチを求めてくる少女。
全体的に触れ合いの多い彼女たちに悪い気はしない。
「それでそれで? 何の話をしてたの?」
「ふっふっのふー……。ゆーゆにはこの後、私からの罰ゲームが待っていま〜す」
「友奈ちゃんに罰ゲームだなんて!!」
「わー、楽しそう!」
「ふっ……これからゆーゆにあーんな事とかこーんな事しちゃうぜぇ」
「きゃー!」
顔芸を披露する東郷と異なり両手を合わせて楽し気な様子を見せる友奈。
俺から離れ、女同士の絡み合いの光景に眦を和らげると、東郷に目を向ける。
一瞬で視線に気づいた深緑の瞳。
ぼやくように呟く声に俺は耳を傾ける。
「私のユウナチャンにあんな事やこんな事……」
「俺のだよ?」
「……私は?」
「俺のだよ」
「……よく聞こえなかったからもう一回」
「見つけられなかった罰に、今度は俺が食べるから」
「……!」
少しだけ頬に朱色を見せる学園のマドンナがくすりと笑みを漏らす。
奥ゆかしい白い手がそっと俺の指に絡みつき、きゅっと握られる。
「はいはーい、皆。お疲れ様」
そうしていると、勇者部部長である風が両手を叩き周囲の目を集める。
巫女組、勇者組と夏にも関わらず多くの少女たちが集った部室には隙間という物がない。周囲で同じように取り留めのない会話を繰り広げていた彼女たちが目を向ける。
「取り敢えずバーテックスも撃退したし、続きといきたいんだけど……」
勇者部による催しは大抵がバーテックスの襲撃と被る。
こういったことは珍しくなく、精霊の守護もあり、殆どは大事なく戻ってくる。
そういうことで少女たちも平然とした様子で『かくれんぼ』の続きを開始する。
とはいえ、残り時間はとっくに過ぎてしまった。
優勝者は千景であり、目を合わせると微笑を浮かべたのが印象的だった。
「若葉ちゃん? 髪型変えたんですか?」
「えっ? あっ、うん。暑いからな……」
──若葉は最後まで俺と目を合わせようとはしなかった。
+
夏の夕方は、昼頃よりも多少は涼しさを増していく。
それでも長髪の少女には少し熱いのか、後ろで纏め上げた彼女が吐息する。
「むふ~」
安堵と満足気な溜息。
「くるしゅうないんよ」
「ありがとうございます。お嬢様」
「今日からゆーゆはメイド長に昇進さね」
「へへ……光栄でございます」
髪を結った令嬢は水着を着ていた。
紫色のビキニ、どこか煽情的な下着に等しいトップスやボトムスには細やかな飾り、腿に巻かれたシュシュが生腿の艶めかしさを強調している。
泳ぐことではなく見せることを主目的とした水着は彼女に似合っていた。
「かっきー、どこを見てるのかな~……?」
俺の視線を惹きつける彼女は自身の身体の魅力を理解しているようだ。
チラリと見上げる琥珀の瞳には悪戯心と喜色を過らせている。
園子は寝ていた。
だが砂浜の上でも、海でも、プールでもない。
──加賀家別宅の、友奈の膝枕の上だ。
「ちょっとだけなら触ってもいいよ」
横になると園子の乳肉が寄せられて深い谷間を作る。
そんな白肉が紫色のビキニから覗いており、俺の手を誘う。
ぬぷぷと沈み込む柔肉と程よい質感が指先に快感を覚えさせる。
この谷間に怒張を挿入したらどうなるのか、人を揶揄するような眼差しを浮かべている園子の乳の谷間に指を出し入れしていると、声が掛けられる。
「亮ちゃん、ちょっとどいてくれる? あと園ちゃんも、動かないでね」
「うん」
ニヤリと笑みを浮かべる園子の頬を撫でる友奈が横を向かせる。
彼女もまた水着姿、黒色のビキニだが、エプロンを腰に巻き、ホワイトブリムの代わりに白色のハイビスカスを一輪だけ頭に咲かせている。
どこか生地の面積が小さい水着は少女の肌の露出を強調させている中、既に適応したメイドが右手に持つのは綿棒、長い金色の髪から覗く形の良い耳、その黒穴へ。
「お嬢様、入れますね」
「んっ、ぁ」
罰ゲームとして乃木園子のメイドになった友奈。
彼女の耳掃除術に、ぴくぴくと園子の足指が震える。
若葉も嵌った耳掃除。
耳掃除に快楽を感じるのは令嬢も同じらしい。
鼻歌混じりで綿棒を動かす友奈の指先一つで小さく声を上げる。
「ぁぁ……」
へにゃりと頬を緩ませ、綿棒がくりくりと動く度に脚を伸ばす。
綿棒の挿入を繰り返し耳垢を探る度に、声を押し殺して快楽の吐息を漏らす。
そんな園子を聖母の笑みで見下ろすのは友奈だ。
乃木家パワーで用意した衣服で着せ替え人形と化し様々な写真を撮られた彼女は最後にはビキニメイドとなって少女に仕える。
既に全身マッサージを行い、耳掃除まで園子が堪能するのを俺は見届けていた。
「ふぅ……」
「ぁー……!」
「気持ち良い? 園ちゃん」
立場上は上の園子が綿棒一つで弛緩させられる光景。
愛撫とも言えない行為に彼女は喘ぎを押し殺し、綿棒の挿入に身体を強張らせ、抜くと弛緩。罰ゲームとして自らのメイドになるように告げた園子の声は男を惑わせる。
「んぅ……」
右が終われば、左の耳を。
虚ろな瞳から光の消えた園子に友奈は耳掃除を続ける。
露出した白い背中がピクピクと震える彼女が、快楽の余韻に浸る令嬢に終わりが訪れた時、ふう、と小さな吐息を漏らしたのを見過ごさなかった。
「気持ち良かったよ〜……」
「えへへ……それなら良かったー!」
「今度わっしーにもしてあげたら? 泣いて喜ぶんさ」
「そうだね……」
耳掃除を終えて上体を伸ばす園子。
おもむろにメイドに近づく少女は友奈の腕を取ると後ろに引っ張る。
「そ、園ちゃん?」
「ゆーゆ」
「な、何? どうしたの?」
「……」
ほう、と吐息する水着姿の園子は友奈をソファへ。
おもむろにメイドを抱擁する彼女は、友奈の手首に手錠を掛ける。
「ほへ?」
きょとんとした顔の友奈。
対して無言を保つ園子はしっかりと両手首を拘束すると、ニヤリと笑みを浮かべる。
「今ね、ゆーゆに手錠を掛けたんだけど、どう思った?」
「えっと……」
女主人に背後から抱きすくめられるメイド。
彼女は戸惑い気味に俺を見やりながら、おずおずと答える。
「は、外して欲しいな~って」
「ダメ」
ひゃんっと驚きと羞恥に塗れた声が漏れた。
園子が黒い水着に包まれた友奈の乳房を両手で揉んでいた。
「あ、あの、園ちゃん。やめっ、ダメだよ……っ」
はむりと友奈の耳に園子は噛みつく。
嫌々と首を振るメイドの胸は、園子の手に合わせて形を変えていく。
濃厚な女同士の絡み合いを前に俺は息を呑む。
「さっきまで気持ち良くしてくれたお礼をしないとね~」
「んんっ……、そ、それなら大丈夫だよ」
「ダメだよ。ゆーゆが気持ち良くするのが今日の罰ゲームの主旨なんだからね~」
「そうだったの!?」
驚いたように本来の主人に目を向けるメイドだが俺も初耳である。
そうしている間にも園子の手がビキニをずらし、程よく実った胸がこぼれる瞬間を見届ける。友奈は生娘のように恥ずかしそうな声を上げて咄嗟に隠そうとするも、両手は後ろだ。
「ゆーゆはその衣装で時々かっきーにエッチなご奉仕とかしてるんだよね?」
「っ……! ど、どうだったかなぁ?」
「隠しても無駄だよ~」
頬にキスをすると上気したように朱色に染まる。
外れかけたビキニから覗く、ツンと上向いた乳房をゆっくりと揉みながら先端を執拗に指で刺激する少女は楽し気な笑みを浮かべる。
「ゃぁ……、なんで……んぁっ」
「ゆーゆは可愛いね……。わっしーが惚れちゃうのも分かるよ……」
「あ、やっ!」
俺の目の前でメイドが令嬢に弄ばれる。
耳を甘噛みし、左胸を揉んで、腰に巻いたエプロンの隙間に手を入れ、小股をなぞる。
「ほら、かっきーが見てるよ」
「んぅぅ……りょ……ちゃん」
園子は物覚えが良い。ふわふわした天才肌だ。
少女の両手がメイドを快楽に狂わせ、俺の目の前で乱れさせる。
友奈ならたとえ両手が塞がっていても抵抗することだって出来ただろう。だが、相手は園子。姉妹のように背中から抱き着いて肢体を這い回る行為に喘ぐことしか出来ない。
「ゆーゆ、エッチだね……」
パサリと白いエプロンが床に落ちる。
園子がビキニのボトムスから手を抜き、テラテラと光る愛液に濡れた指を見せる。
「んゃっ……むぅっ!!」
顔を赤らめる友奈の口に指を絡ませる園子。
淫らな二人の姿に下腹部の衝動が収まらず、俺は静かに近づく。
「ほら、ゆーゆ。お家ではかっきーを、亮之佑を何て呼んでるの?」
「……ご主人様ぁ」
「そうだね。でも、今のゆーゆのご主人様は誰だったかな~……?」
虚ろな眼差しのメイドに令嬢は躾を行う。
拘束された友奈のボトムスを下げて、露わとなった秘所に手を入れる。
少女の執拗な指責め、秘所をもぞもぞと動かしながら耳元に囁きかける。
「ゆーゆのご主人様は誰だっけ?」
「……その、ちゃんです」
「聞こえないんよ」
「ん、ぁぁっ!! くむぅっ!!」
「ゆーゆの硬くなってきたから、ここもクリクリしちゃうね~」
「ぃゃっ!」
くちゅくちゅと水音が聞こえ始める中、園子は一切手を抜かない。
首を振る友奈の髪からハイビスカスが床に落ちる中、弱っていく彼女を弄び、的確に悦ばせる園子が、その手の動きを止めることは決してない。
恐らくは小説の題材通りの展開なのだろう、妙に目がキラキラとしている令嬢。
口調は自分が書いているからなのか、或いは読んだことのある物を引用したのか。
「園ちゃん! 園ちゃんがご主人様です!」
「うん。その通りだよ。ご主人様を間違えないなんて良い子だね」
ゆっくりと秘所から手を抜き、頭を撫でる園子は子供のように友奈をあやす。
この光景を余すことなく東郷に送りたい。きっと鼻血を出して興奮するだろう。痛いほどに肉棒が勃起しており、しかし見開いた目を俺は逸らすことが出来ない。
せめて少女の傍で、その痴態を余すことなく見届けなくてはならない。
大きな瞳に涙を浮かべて主が誰かを理解させられたメイドに令嬢は微笑む。
「でも、答えるのが遅かったから……もっと気持ち良くさせちゃうね」
ソファに置かれたクッション。
園子はその下に隠していた『それ』を友奈の膣に挿入した。
「ぅ、ぇっ、ぇ───」
ピンク色のそれは男根の玩具だ。
通常の肉棒と異なり、竿にはビー玉に似た無数の突起がついている。
それが友奈の膣襞の一つ一つを丁寧に刺激し、簡単に絶頂に達させる。
「ぃ、ゃっ!!!」
ぷしっと噴き出る飛沫が園子の手を汚す。
あっけない絶頂に背中を反らし、肢体が揺れる。
「ぁ、ぅぁっ……」
よほど気持ち良かったのだろう。
パクパクと口を動かす友奈の焦点の合わない瞳が天井を見上げる。
「ゆーゆ」
「やら……そのちゃん。これ、やら……」
「かっきー以外のおちんちんで気持ち良くなっちゃったね」
「ぁ、ぁ……」
水の無い場所で跳ねる魚のように逃れようとする友奈を園子が犯す。
女を虐め、悦ばせる道具を手に持つ令嬢はメイドに快楽の躾を行う。にちゅにちゅと手首のスナップを利かせて少女の蜜壺を玩具で抜き差しする。
「あああっっ!!!」
軽い抜き差しだけで友奈が天国に昇る。
びくびくと痙攣し、顔をのけ反らせるメイド。
その身体を抱きながら、ふにふにと乳房を揉み、快楽に喘ぐ少女を見下ろす。
「りょうちゃん……! りょ、ちゃん……!! ぁぁっっ!!!」
拘束された両手をばたつかせ、必死に閉じようとする脚。
腰を浮かせて沈めて逃れようとする彼女の努力を、全て園子が台無しにする。
「ゃぁっ……またっ、またっ、イっっっ!!!」
恥部を抜き差しする疑似肉棒には蜜が光り、愛液が腿を伝う。
凶悪な突起になすすべもなく絶頂に浸された彼女は喉を鳴らす。海老のようにのけ反り、ぎゅっと閉じた目、震える太腿に光る滴は少女が法悦の空に昇ったことを示す。
「~~~~ッッ!!」
友奈の身体が痙攣する。
じゅぷじゅぷと肉棒の抽送をしながら肉芽を弄ったからだ。
的確に女の弱点を突かれた彼女には身をよじらせることしか出来ない。
そんな彼女を哀れに思う俺は、目の前でぷるぷると揺れるプリンのような白乳に齧り付いた。
「ひぁっ!? ンンッ!!」
乳肉を唇で吸い、先端を指で撫でる。
友奈の内腿を舐めていた園子が口を離し、俺に目を向ける。
「かっきー」
衣服越しに肉棒に触れる令嬢が場所を開ける。
さりげなく俺の衣服を脱がし、反り立つ肉棒を見る琥珀の瞳は興奮に揺れ動き、ソファに転がる友奈の手首を拘束する手錠を外しに掛かる。
拘束を外しても、抵抗も出来ないほどに弱った友奈はとろんとした目で俺を見上げる。
「ぁ……。りょうちゃん」
にゅるるっと少女の膣から疑似肉棒をゆっくりと抜く。
ぶどうのような突起には蜜液が糸を引いていき、吐息する友奈。
ちゅぽっと先端が抜けると共にビクッと小さく震えるメイド。その花弁を指で開く園子は俺の竿を手に取り、媚肉へと宛がう。
「まって……今、敏感だから……やらぁ」
熱くぬめる肉壺に一息に挿入する。
ぬぷぷと膣襞が本物の肉棒に歓喜を上げるように蠕動する中、俺は吐息を漏らす。
「ぁぁ~~~ッッ!! ……か、ぁ、ァ……っ!」
園子に散々弄ばれた肉襞は出来上がっていた。
ぎゅうっと締め付けが増すのと同時に友奈が普段よりも身体を大きく跳ねさせて震え続ける。甘く蕩けた悲鳴を聞きながら、俺は射精衝動に従い、ひたすらに腰を振る。
「あんっ、ぁっ、ぁっ、あぁっ!! まっ、ひゃめっ……やぁぁぁっ!!」
「本当のご主人様は誰だ?」
「はぁ、ぁッ、りょ、りょうっ……ちゃん、です」
身をのけ反らして達する友奈の唇に園子が襲い掛かる。
ちゅっと友達同士がするようなバードキスと乳房を捏ね繰り回される彼女の膣が締まり、怒張から子種を吸い取らんとする。
目尻に涙を浮かべて震える友奈に令嬢は微笑む。
「ンっ……。その、ちゃん……?」
「ゆーゆ。……いっぱい、気持ち良くなってね?」
俺は友奈の両脚を掴んだまま、真上から打ち込むようにピストンをする。
種付けするように密着しプレスされる友奈は苦しそうに喘ぐ。
下に敷かれたタオルに愛液が飛び散り、反り立つ肉棒を抜き差しする度に白濁した泡が結合部からこぼれる。
「あひっ、ぁっ……ぁ───!」
喘ぐことすらやめ、虚ろな目をする友奈の唇を奪う。
あどけない半裸の少女を串刺しにして犯す悦びを味わいながら腰を振る。
獣のように。人目も気にせず。
何度も達した膣に釘打ちするように真上から肉棒を突き刺した。
「いぅぅぅっっっ!!!」
意識が白く染まる中、濃厚な精液を注ぎこむ感覚だけが明確だ。
友奈の奥の奥までしっかりと注ぎ込む快楽に呻く。
一滴も残さずに友奈に注いだ俺の目の前に、園子が顔を見せる。
端正な顔がふらりと近づき、ちゅっ、ちゅっと唇を奪われる。
ちゅ、ちゅっと唇を交わらせる令嬢の瞳には隠せぬ興奮と喜悦。
目の前で開かれた情事に酔ったのか、友奈の秘裂から溢れる白濁のソースを指で掬い舐めとる彼女は艶やかな唇と男を惑わせる色香を振り撒く。
「次は……」
ビキニから覗く谷間、乳肉を俺の胸板に擦り付ける。
熱い呼気が鼻腔から漏れる少女の期待の眼差しに答えようと──、
「ひゃぅっ!?」
突然奇声を上げる園子。
その両手に突然、手錠が掛けられる。
下手人は誰か。決まっている。
令嬢のボトムスの中に手をいれ何かをしたメイドが薄く目を開く。
「友奈……」
弱々しい瞳に強い意志を宿す彼女がゆっくりと上体を起こす。
哀れなメイドの身体には無数のキス痕で赤みを帯びており、ずれたビキニから覗く胸はいやらしくもツンと尖っている。
躾されたであろう身体は未だに絶頂の余韻に震えている。
「園ちゃん!」
「わっ!?」
両手を前に拘束された園子、彼女を押し倒す友奈ごと俺は腕に抱く。
俺の胸板に背中を預ける令嬢は余裕の笑みを崩すことなく、窘めるようにメイドに告げる。
「どうしたのかな、ゆーゆ? 良い子だから邪魔しないでね」
いっぱい気持ち良くなったんだから、と口にする園子。
顔を上げる友奈は目尻に涙を浮かべて、悔しそうな顔を見せる。
「良い子じゃない……」
「さっきはごめんね~。ゆーゆの反応がエッチで可愛かったからね」
「ぅぅ……」
「今はまだ罰ゲーム中なんだから、ほら、私のメイドなんだから手錠を外そうね?」
ぐぬぬ、と悔しそうな顔を見せるメイド。
身体に教え込まれた園子からの快楽が彼女の従順を押し付ける。
友奈とて怒らない訳でも、悔しがらない訳でもない。
園子に罰ゲームと称して良いように弄ばれた事に咄嗟に仕返しをしようとしているのだろう。そんな彼女の意思を尊重したいと思う俺は背後から園子を持ち上げた。
「うえ!?」
園子は軽かった。
だから両脚を掴んで開脚させ、涙目のメイドの前に差し出すことくらいは出来た。
俺の意図を察した園子は嫌々と首を振る中で、友奈に目を向ける。
「乃木さんの家には何事にも報いを……という言葉があってだな」
「か、かっきー!」
「今日の罰ゲームって園子が心も身体も気持ちよくなるって事だろ?」
「そんなこと言ってないよぉ」
「さっきの園ちゃんと友奈の絡みで俺は心がスッとした。なら、あとは身体の方だね」
「ちょ、ちょっと何を言っているのか分からないかな~」
俺の肩と胸板に身体を預ける園子が振り向いて抗議する。
苦笑いを浮かべている彼女は本気で友奈が何もしないと思っているのだろう。
良い子の友奈は何もしないと。
「私は悪い子で、罰ゲームだけど園ちゃんのメイドなんだから……」
友奈の手が水着に伸びる。
園子の顔が強張る中で、メイドは宣言した。
「頑張って……お嬢様のこと、気持ち良くするから」