「──ま、待って! 友奈ちゃん!!」
空気の読める女、曖昧な笑みを浮かべて立ち去ろうとする友奈。
制服を着た彼女を捕まえるべく、尻で俺を押し退かす裸エプロンの人妻が機敏に追いかける。背中を見せた友奈に追いつくことなど東郷にとって1秒も掛からなかった。
ぷるりと揺れる尻肉に目が吸い寄せられる内に、いつの間にか友奈は捕まっていた。
「わっ、東郷さんに捕まっちゃったー!」
「捕まえたわ。──もう離さない」
きゃっきゃと無邪気に笑う友奈を背後から抱く東郷。
華奢な外見の割に、東郷の腕力は女子の中では強い。車椅子時代の名残か、その腕力を惜しむことなく友奈を抱き締め逃がそうとはしない。
片方が裸エプロンという状況を気にせず、彼女たちは平然と絡み合う。
「友奈ちゃん……」
「東郷さん……あったかくて柔らかいね」
「そんな、柔らかいなんて……友奈ちゃんこそ、友奈ちゃんで友奈ちゃん友奈ちゃん友奈ちゃん……」
うなじに顔を埋める人妻、その腕に友奈の手が置かれる。
聖母のような表情を浮かべる彼女は半裸の少女に引き留められた。
「でも、私行くね」
「駄目よ。行かせない……!」
「ううん。二人の邪魔はしたくないから……」
「邪魔なんて!! そんなことないよ、友奈ちゃん!! ……三人でしよ?」
「……いいの?」
「もちろんよ!」
東郷の説得にやがて小さく頷く友奈。
そして空気に溶け込むように入り込んできた薄紅色の少女は、ふふっと笑みを浮かべた。
「三人で、しちゃおっか」
逃げる素振りが無くなったのを感じ取ったのか。
どこか名残惜しそうな顔を見せる人妻は抱擁する腕を解いた。
くるり、と此方を振り向いた友奈は制服のスカートを広げ、東郷と俺に柔和な笑みを見せる。
「実はね、園ちゃんからプレゼントを貰ったんだー」
「そのっちから?」
「うん! これとか!」
「……こ、これは!! これは……何かしら」
「どれどれ……」
戦慄の表情を見せる東郷の背後から、俺はそれを見る。
紙袋に入っていたのは兎の耳を模したカチューシャだ。よく見るとカジノにいそうな肌の露出の多いバニーガールのコスプレが出来そうな衣装が数人分、一通りあるようだった。
ピンク色のカチューシャを取り出し、頭部に着けた友奈は小首を傾げる。
「ぴょんぴょん!」
「友奈ちゃんがぴょぁぁぁああん!!」
恍惚な表情を浮かべた東郷はふらりと身体を揺らす。
抱き心地の良い女の身体を背後から抱く俺はエプロンの隙間から覗く乳肉を掌に収める。横から覗く純白の肉果はずっしりと掌に乗り、ツンと尖った乳首を指で弾くと身体を震わせる。
「ん、っ……」
「東郷さん? 大丈夫?」
「う、うん。友奈ちゃんが可愛くて急に動悸が。そのっちもやるわね」
「えへへ……。ありがとう。そうだ。東郷さんのもあるよ! 一緒につけよ?」
東郷の嘘偽りのない賞賛に友奈は照れ臭そうな笑みを見せる。
それを誤魔化すかのように、紙袋から青色のウサ耳カチューシャを取り出すと東郷に渡す。アサガオの装飾がされたソレを受け取った彼女はおもむろに頭部に付ける。
「ど、どう?」
「わぁー! 東郷さん可愛い!」
「ふふ、お揃いね。亮くん、どう……?」
「凄い可愛い」
「もう……! 亮くんのもあるからつける?」
「いや、俺は……」
「東郷さん! ぴょんぴょん!」
「ぴょ、ぴょん!」
「ぴょん!」
「ぴょん!!」
恍惚な表情をした兎と無邪気な笑みを浮かべた兎。
裸エプロンの少女と制服の少女の戯れはいつまでも続く。そう思われたが床をぴょんぴょんと飛んだ拍子に紙袋から転がり落ちる玩具に意識が向いた。
ぴょんぴょんしていた二人もそれに大きな瞳を向け、見開く。
「ゆ、友奈ちゃん? それって……」
「これ? エッチな道具だって。こんな風にするらしいよ」
「なっ!? そのっぢぃぃい゛ぃ……! 友奈ちゃんになんてことを教えて……」
少女の歯ぎしりを気にすることなく、友奈の手が床に伸びる。
掴んだのは透けた黒色の双頭ディルド。睾丸はないU字型をした疑似肉棒を手にする彼女はそれを握ると装着するかのように自らの下腹部に宛がう。
まるで怒張が生えたかのように東郷に見せつけるかのようで、
「お仕置きをしなくては……そろそろお灸をすえないと……って、友奈ちゃん?」
「──友奈くんだよ。東郷さん」
「え? ゆ、友奈……くん?」
「見てよ、東郷さん。東郷さんがエッチだから、僕こんなになっちゃった」
「ゆっ、ゆゆ、友奈くん!? そ、そんな……私の所為で……立派な男根が」
それは黒く大きかった。冷たいゴムの塊は肉棒の形をしていた。
グロテスクさは抑えられながらも、肉竿周りに凹凸が作られている。それをまるで元からあったかのように自らの下腹部に宛がう友奈の演技に東郷は頬を赤らめ身を震わせる。
少女の疑似肉棒、その先端がエプロン越しに東郷の下腹部を擦る。
「東郷さん。僕のこれを大きくしたんだから、責任とって貰おうか」
「は、ひ」
東郷が漏らした甘い呼気。
挑発的で雄の微笑を見せた友奈に、陶然とした表情を浮かべた東郷。モジモジと太腿を摺り寄せる彼女の胸の突起が掌の中でより硬くなるのが分かった。
白昼堂々と人妻の浮気が繰り広げられていた。
「ひぐっ!! んむっっっ!!」
軋む寝台とシーツには染みが出来ていた。
喘ぎ声を漏らし、東郷は気持ちよさそうに背を反らした。
汚さないようにとエプロンは自ら脱ぎ、畳まれて隅に置かれている。
シーツに広がる裸体と黒髪、友奈の持つ玩具が結合部から出し入れされる度にくちゅりと蜜が溢れる。結合部からは白い泡が立ち、黒色の剛直が抜かれる度に淫音が響く。
甘い喘ぎ声は下腹部に血を巡らせ、揺れる乳房に目を奪われる。
開かれた口唇が震え、疑似肉棒の抽送に合わせてだらしなく緩むのは裸体の女だ。
「東郷さん、気持ちよさそう」
「ゆうな……ちゃ……ぁ、ぁっ!!」
エプロンの隣に、折り畳まれた讃州中学校の制服が並ぶ。
ピンク色の可愛らしい下着のみとなった友奈の優し気な口調と裏腹に、東郷の恥部を犯す手の動きは激しく責め立てる。
片手で東郷の秘所をディルドで犯し、もう片方の手で自らの恥部を弄る。
「っはっ、はーっ! ……ゆうなっ、くん……!」
「……っ、我慢しなくて良いよ東郷さん。もっと気持ちよくなって?」
揺れる双丘に本物の肉棒が擦りつけられる。
怒張に潰れ、亀頭と乳首が擦れる中で、友奈のディルドが媚肉を浅く出入りする。
「ひぁぁ……ちにゃぁ……んあっ!!?」
「ここをこうするとイイんだ……。東郷さんはエッチだね」
「ゆうなちゃ……くん……それ、らめ──んぐっ」
腋も乳房も肉棒を擦りつけると、喘ぐ東郷の口に怒張を沈める。
大好きな友奈に責められて法悦に緩んだ唇は、それでも男の剛直を頬張る。熱くぬめる口腔で肉棒を濡らしながら、豊満な乳房を揉む。
淑やかな妻を気取るように夫の肉棒を咥えながら、間男の怒張を秘所で咥える。
揺れる腹部に汗が浮かび、深緑の瞳が快楽に揺れる。
「んむっ、んっ、むー……っ、っ! ……!!」
夫の剛直に舌を這わせる人妻に対して、間男である友奈が責める。
彼女もまた東郷の乳房を揉みながら愛液に濡れた玩具を抽送させて秘裂から蜜を溢れさせる。
浅く貫くディルドの動きに合わせて鼻息を荒くする東郷の目は既に虚ろだ。
恍惚な表情で、時折腰をビクリと震わせる東郷の姿に友奈はクスリと笑みを浮かべる。ダブルディルド、その片方を掴む友奈は東郷の秘所を貫いては抽送し、的確に絶頂へと導く。
「東郷さん、気持ちいい?」
「はぷ……んむっ、もっ、ん……! んんっっ!!?」
「ここも好きなんだね。えいっ!」
「んぶっ! ぷっ、は……ッ! ぅぶっ……!!」
友奈の責めが余程気持ちいいのか、東郷は口を窄めて怒張を吐き出そうとする。
それを許さず俺は腰を揺すり、彼女の口腔を、時折立てられる歯の感触すら楽しむ。
友奈の手捌き、色んな角度で東郷は弄ばれる。
黒いディルドを挿入した結合部から、ぷしっと飛沫が飛ぶ。
「~~~~ッッ!!」
「わっ、また出た! 東郷さんは凄いね! さっきもお漏らししちゃったのに、まだ出るんだ〜」
「────」
気のせいかもしれないが、友奈の笑みが俺を煽るように見えた。
自分の方がテクニックは上だと。そんな風に見えて。
「ぷぁぁぁぁっっっ!!!」
腰を浮かせ、両脚の爪先を立てて東郷は身を震わせる。
かくかくっと腰を上下させる中でも、友奈は媚肉にディルドを押し込む。一定のリズムで、的確に彼女が望む膣襞を擦る度に、はしたなく開かれた脚が伸びる。
翡翠の瞳に涙を浮かべて白磁の肌は興奮による朱へと染まる。
嬌声と吐息を漏らし、汗で濡れた髪が振られ、リボンとカチューシャが寝台に落ちる。生まれたままの姿の少女、その豊満な女の身体を二人で犯して、貪るように食す。
「えいっ、えいっ!」
「く、むぅぅっ!!」
淑やかさの欠片もない、下品な悲鳴。
頭が左右に揺れ、歯と頬肉が交互に射精を促す。
東郷の頭を膝に置き、乳頭を捏ね繰り回す。
クリクリと肉粒を指の腹で擦り、少女の口に性器を捩じ込み乱暴に腰を振る。
「んぶぅッッ!!」
友奈と共に東郷を犯す征服感。
東郷美森という美しい存在を汚すことに、多幸感が高まり射精感が解き放たれる。
少女の口腔から肉棒を引き抜き、柔らかな唇に押し付けるように白濁を吐き出すと、ぶびゅ、びゅるるっと彼女の唇や端正な顔、雪肌に映える黒髪を汚した。
「ぁ、~~~っ!!」
東郷もまた、幾度目かの法悦に瞼を閉じて汚濁を受け入れる。
一滴残らず彼女を自らの精液で汚し、俺はしばしの間の放心した。汚された少女は瞬きを繰り返すと当然のような顔をして唇で亀頭に吸い付き、残りの子種を吸い取ろうと奉仕の念を見せる。
健気な妻の行為にも見えるが、それは間男の責めを無視したと解釈されたのだろう。
「む……東郷さん、私も挿れちゃうね……」
「ぁ、ぇ……?」
淫らな親友を弄んでいた友奈もまた、その淫熱に侵されている。
ブラホックを外し、秘所と透明な糸を繋ぐショーツを脱いだ彼女は東郷の片足を持ち上げる。脚を広げさせると、その根本である自らの飛沫で濡れた恥毛とディルドを咥えた秘所が晒される。
「凄い濡れてるねー……東郷さんのここ」
「っ……! あ、あんまり見ないで……」
恥じらいに目を伏せる東郷に代わり、元気一杯の友奈が脚を広げる。
彼女の陰唇が小さく開き、その奥のピンク色が覗くと同時にディルドの先端が宛がわれる。
東郷の腰を掴み、自らの恥部に疑似肉棒を挿入する。
にゅぷぷ、と黒色のディルドが少女たちの膣に飲み込まれた。
顔を赤くして、息を止めて挿入したのか、大きく吐息する友奈は艶やかな笑みを見せる。
「ぁ、ぁぁ……は、入ったね。入ったよ東郷さん」
「……っ、りょ、くん以外の……友奈くんの男根が……ごめんなさいあなた──」
「ん、く……え、えい!」
「ふわぁぁあ!!?」
ぬぷぷ、と濡れた友奈の恥部が怒張を飲み込む。
正常位ともいえる体位で、友奈と自らの恥部を交互に見る東郷は呆然と呟く。虚ろな眼差しで自らの夫への謝罪を口にしながらも抗いがたい快楽に恥部からは新たな蜜を溢れさせる。
「ぉ……、あ、ぁっ、あー……!」
口端から涎を垂らすも歯を食い縛る友奈は疑似肉棒を自らに受け入れるべく腰を打ち付ける。
同時に東郷に挿入された方のディルドがより深い場所を貫き、彼女は目を剥いた。
「ぃ、ィく……っ!」
「……う、ぁ、ぁぇ? ぁ、ぁー……」
友奈の抽送で絶頂に達したのか東郷の腰が蠕動し、シーツに新たな染みが広がる。
その刺激によるものか、友奈の腰がかくっかくっと前後に動く。
東郷のしなやかな脚を掴み、両目を閉じる友奈は身体を丸めて震える。
「……ぁー……ぁぁ……」
挿入だけで彼女は静かに絶頂に達した。
東郷の膣の蠕動が、ディルドが自らの気持ちいい部分を刺激したのか、友奈は甘い声を漏らしながらも絶頂の余韻に負けまいと蕩けた顔で虚空を見る東郷の薄い腰肉を掴む。
勇者は根性、とそれを体現するように彼女は、
「亮ちゃん印の……え、えいやっ!」
「ふわぁああ!!?」
「んんぅっ!」
友奈は腰を前後させて東郷に疑似肉棒を叩きつける。
男の真似をするかのような、しかし女を悦ばせるような的確な動きだった。
「っは……ぁ……!」
「ゆ……な……!」
互いに黒いディルドを飲み込んだ結合部から濃厚な蜜が溢れるのが分かった。
理性を削るように意識を飛ばしかける友奈は陰唇で咥えた疑似肉棒で東郷を貫く。にじゅ、にちゅ、と淫音を聞かせながら二人は同時に全身を震わせる。
「とうご……さん!」
「ゆうなちゃ……っ! ゆうな!!」
ある種の我慢比べのような、二人の性行為。
子種が出ることのない疑似肉棒で少女たちは汗を垂らして喘ぐ。二人の世界、どこまでも高鳴り、どこまでも蕩け合うように。
互いの膣襞の蠕動と、ピストンと、息も絶え絶えの少女たち。
──そこに俺の居場所はないのか。
「はぇ……?」
「りょ、ちゃん……?」
余裕のない男のように腰を振る友奈、その背後に俺は回る。
汗ばむ少女の柔らかな裸体、背後から抱擁しながら、二人の世界に終焉をもたらす。
俺はそっと彼女たちの恥部に手を伸ばす。
友奈と東郷、髪色と同じ色の柔らかい恥毛に隠れていた陰核に指を宛がう。興奮と喜悦を覚えた肉芽は両方とも硬く、見つけるのは容易かった。
きょとんとする友奈と、俺の腕を掴む東郷の姿は対照的で。
「ま、待って! 亮くぁぁああっっ!!」
「ひぁぁっっっ!!」
乱暴に陰核を押し潰す。
咄嗟に腰を引かせようとした友奈の尻が鼠径部に当たるも、彼女ごと東郷に向かって腰を振る。より深く、ディルドを飲み込んだ彼女たちはパクパクと口を開閉させる。
背を反らし、脚を伸ばす少女たち、それを気にせず陰核を責め立てる。
「まって、まってぇぇ!!」
「待たない」
咄嗟にディルドを引き抜こうとした友奈ごと東郷に向けて腰を振る。
ぱんぱんと友奈の尻肉を鼠径部で叩き、蜜液で濡れた肉芽を指の腹で弄る。
「ぅぁああ!!」
「んん、んっ、ぁ~~~っっ!!!」
逃げ場など与えず、ただ少女たちを悦ばせる。
俺に背中を預け、限界に達する友奈。
尻を何度も浮かせ、結合部から蜜を跳ねさせる東郷。
彼女たちのクリトリスを等しく、甘く刺激すると先に友奈が限界に達した。
「ッ! っ、ゃぁぁ……!!」
脱力したように、彼女は東郷の隣に倒れ掛かる。
衝撃で少女たちの恥部から抜けた疑似肉棒に蜜と白い小さな泡が残る。仰向けで倒れ込んだ東郷と友奈は双丘を前後に動かし、喘ぐように呼吸を繰り返す。
ベッドの上で仰向けになり裸体を晒すのは東郷と友奈。
力なく寝台に脚を伸ばし、ひくついた陰唇とその奥を覗かせるはしたない姿。
だらしなく開かれた脚の下には小さな水たまりが出来ていた。
二人の淫靡な行為に、怒張は既に回復していた。
重なり合った女の手が握られ、少女たちの口から切なげな吐息が漏れる。
深緑と薄紅の瞳は反り立つ肉棒に向けられ、陰唇から涎を垂らす。
「────」
並べて見ると、少女たちの差異が目につく。
匂い、肌の柔らかさ、色、味と異なる所に目が向かうが共通点が多々ある。
「……ぁ」
トロトロに蕩けた顔で男を求める。
甘い嬌声と、挿入するだけで果てそうな膣はほかほかだった。
「ぁっ、あ、あぁっ、あ……!!」
正常位で友奈に挿入すると俺の首に腕を回す友奈が軽く絶頂に達した。
ぎゅうっと熱くぬめる膣襞が怒張全体を包み込んだ。
既に友奈の身体は熱く、膣奥からとろとろの蜜を溢れさせる。
獣のように、ペースを考えず、相手を気持ちよくさせ快楽に耽る。
ピストンの度に甘美な喘ぎ声を聞かせる友奈が肩に甘噛みする中、隣に寝そべり呼吸を整えようとする東郷を抱き寄せる。
「ん」
空いた片手、抱き寄せられる東郷は何食わぬ顔で俺と友奈に擦り寄る。
豊満な乳房を揺らしながら、邪魔にならないように友奈の乳首を指で弄る東郷。その恥部に指を這わせ挿入し、肉壁を撫でる。
疑似肉棒を受け入れていた膣内は子種を受け入れる準備が万端だと言うかのようにトロトロに解れており、指を締め付ける。
深緑の瞳を見開く彼女は、自らの状態を隠すように俺の唇を奪った。
「……んッ」
白濁で黒髪の一部を染めた東郷とのキス。
おあずけを喰らった彼女の瞳には僅かな不満と、苦笑が混じる。
言葉を交わさずとも、指を抜かせまいと締め付ける膣にリズミカルに肉襞を突き上げると左右の耳から二人の声が甘く流れ込む。
友奈を犯しながら、東郷を指で愛でる。
「ちゅー………ンっ」
競うように友奈ともキスをする。東郷ともキスをする。
腰をくねらせ、脚が絡みつく中で、密着した正常位で俺は友奈を貫く。
「ん、ぁ、ぁっ、しょこっ、きもひぃよお……!」
彼女の気持ちいい場所を亀頭で擦り、そこを中心に抽送を繰り返す。
あっという間に射精感が高まる中、小振りの乳房を胸板に押し付けて友奈は声を上げた。
「ぁ……! ……!」
あられもない声音はどこまでも甘く染まる。
涙をこぼし、蜜をこぼす友奈を深々と本物の肉棒で貫く。
「~~~~ッッ!!!」
「っぁ……! はぁっ……!!」
やがて三人同時に果てた。
二人の痴態を目にしたからか、濃厚な精が友奈の奥に注がれた。
どく、どくっと全身を弛緩させた友奈の膣奥に子種を注ぎ込むと彼女は満足気に吐息する。
そのまま彼女に体重を預けて、少し休むと体勢を起こす。
白濁に汚れた肉竿を清め、そして勃起させるのは東郷だ。
「んっ、ん……」
「……、あむ」
間男に屈した人妻などいなかった。
瞳でそう告げて、誤魔化すように舌や頬肉で剛直をもてなす東郷に続いて、ゆっくりと身体を起こした友奈も剛直への奉仕に動く。
二人の女が、丹念に亀頭を、肉竿を、陰嚢を左右から触り吸い付き、回復させる。
「次は私ね」
若さと少女たちの奉仕により、再び剛直が反り立つ。
物欲しそうな顔と表情を見せる東郷は、濡れた瞳で抱擁と白濁を求める。
東郷からも正常位で奥の奥へと子種をせがまれた。
続いて友奈とも、東郷とも、色々な体位で、交互に。
少女たちの子宮が一人の男の子種で満ちるまで。
全身が多幸感に包まれながら、意識が白く薄れていくまで、俺は彼女たちを抱き続けた。
「あっ、起きちゃった?」
夢すら見ない眠りから目を覚ます。
覚醒、身体の異常は感じられず、寝台で身を起こす。
此方を見下ろすのはピンクのバニーガール姿をした少女。友奈だった。
「似合う?」
「うん」
「えへへ……ありがとう」
くるりとその場で回る彼女。
兎耳のカチューシャを身に着け、胸元が開き所々肌色を覗かせる衣装はカジノで見ることが出来そうなバニーガール姿だ。
東郷が見れば鼻血必須の装備を友奈は平然と着こなしていたが──、
「東郷さんは?」
「東郷さんは──」
「私の友奈ちゃんに変なことを吹き込んでぇぇ……そのっちいいいい!!!」
「ひえええええ!!?」
露出した肌を見せるバニー友奈が答える前に、少女の悲鳴が聞こえた。
二人の声音は聞き覚えがあって、友奈の苦笑で何があったのかを悟った。
清められた身体は最低限、下着類とズボンが着せられていた。
それなりの時間休息していたのか、やや頭もスッキリとしている。
耳を澄ませずとも聞こえる怒号と悲鳴、時折銃声や爆音。
悩ませる頭を柔らかな友奈の双丘に抱かれながらリビングへと向かう。
途中水分補給して目的地に向かう頃には静寂が広がり、少女たちの話声が聞こえた。
いったい、どういう話の流れになったのか。
「でもでも、わっしーだってゆーゆの演技に乗っかって楽しんでたでしょ? 台本も無かったのにアドリブ全開でノリノリだったじゃん。わっしーってばムッツリなんだから~」
「そ、それは……ちょっと待って。なんで知ってるの?」
「え? ……いや、勘だよ~」
「……そのっち」
「わ、わ、わっしー!? 無理やりはダメ……ああん! 剝かれちゃう~! わっしーにエッチなことされちゃ……、あ、ま、待って下着は流石に……! ひゃぁ!!」
バニーガールを従えて向かった先には、薄青色のバニーガール姿になった東郷と、衣服と生地の薄い下着が散乱し、無理矢理着させられたのか紫色のバニーガールとなった園子が簀巻きにされていた。
縄に巻かれた園子の隣には間男が人妻をチョメチョメするという台本が。
「……許しません」
「ひぇぇ……」
琥珀色の視線が向かう先は、鬼の形相をした東郷が持つ黒色のディルド。
敏い園子は東郷との付き合いも長く、そのぶっ飛んだ思考も理解できるのだろう。
「園ちゃん」
「ゆーゆぅ……」
「園ちゃん。園ちゃんのおかげで皆気持ちよくなれたから、お礼をしたいなって」
「あはは……、私はゆーゆとわっしーのくんずほぐれつな姿を見て創作意欲を刺激されたから大丈夫だよ。間に合ってるから~」
「一人だけ除け者はダメだよー!」
「そうよ! そのっちだけ……ズルいわ!」
「え~……かっきぃ……」
床に転がる園子がどういう意図を持って、衣装や玩具を持ってきたのか。
そんなことはどうでも良かった。どうでも、良くなった。
割と本気で焦っている園子を見ていると加虐心が何故だかくすぐられる。
「園ちゃんも気持ちよくならないと、ね?」
「大丈夫。そのっちが持ってきたこれを使えば飛ぶわよ」
「ひぇぇ……」
「ぴょん!」
「ぴょんぴょん!!」
──バニーガールは人を狂わせる。
そんな魅力があるかもしれないと、俺はふとそんなことを思ったのだ。