※この作品はR-18です。

果てなき夜で、貴方に愛を   作:毒蛇

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ゆゆゆい終わっちゃいましたね


第四十六話 ぼたもち・ぼたもち・ぼたもち

 普段は真面目で委員長気質な黒髪少女が頬を緩め、恍惚な表情を晒している。虚空を見上げる瞳に色はなく涎が垂れた唇はときおり何かを口走っている。

 後頭部に纏められた黒髪を僅かに乱れさせた少女はその裸体を好きに弄ばれていた。

 

「ちにゃぁ~……」

 

 時折ビクッと年齢にそぐわぬ豊満な胸を揺らす黒髪の少女。

 その姿にほんのりと頬を赤らめながら満足そうに笑うミルキーブロンドヘアの少女。

 

「気持ちいい? そうだよね、結城さんのマッサージを見様見真似でやってみただけだけど……須美ちゃんの身体ってこんなに敏感になってたんだ。こんなのもう誰がマッサージをしてもちにゃるんじゃないかな」

 

 真面目そうな口調で無垢な少女の身体に触れる少女。

 鷲尾須美。東郷の進化前の姿をした彼女は、淫らな微笑を浮かべた少女、伊予島杏によるマッサージをその身に受けていた。

 互いに裸で。

 恍惚な表情をした須美の柔肌を杏は思う存分に撫でまわしていた。

 

「……はぁ……はぁ……」

 

 荒い呼気を漏らしながら須美の肢体に触れていく杏。

 湯の中に見える彼女らの裸体、角度の問題で杏の背中と尻が見えていた。

 ぷるりと白い乳房が揺れ、肢体が絡む度に水面を叩く。

 マッサージと称しては無垢な黒髪少女の裸体を夢中になって上から下まで指で触れていく。

 

「須美ちゃん、こっち向いて」

 

「ん──」

 

「やん! 可愛いんだからぁ〜! 大丈夫だよ~、そんな期待したような顔をしなくても」

 

「あふ……ぁ……ふぁぁ……」

 

 くちゅくちゅと水音が聞こえては、ときおり二人の白肉が重なる。 

 ミルキーブロンドのウェーブがかった髪を垂らし仰向けの須美の上に重なる少女。

 尻肉が震え、色白の腿が動く度に湯水が跳ね水面に波を立てる。

 裸で抱き合っては淫靡な雰囲気を醸し出しては荒い吐息を漏らす二人。押し倒された須美は闇夜を見上げ、ランタンの光に照らされた杏の横顔は朱色に染まりつつも期待に胸を膨らませている。

 

「これは…………手遅れですね」

 

 そう、ひなたが口にするのも無理はなかった。

 百合空間、二人だけの卑猥な世界が構築されていた。

 

「いつかするだろうなと思ってました」

 

 身内が犯罪者になった時に口にしそうな台詞を口にする巫女は俺の手を借りてゆっくりと浴槽に脚を入れる。ちゃぷっと程良い温かさの湯水を腰まで浸からせると思わず吐息がこぼれる。

 先ほどまで別の温泉を楽しんでいたが、それはそれだ。

 同じように深い吐息をするひなたはチラリと俺に目を向ける。

 

「せっかくですし先に少し浸かりますか。さっきの酒風呂からお菓子とか持ってきましたよ」

 

「いつの間に……いえ、そうではなく。目的を忘れてませんか?」

 

「イチャエロしてる少女たちを肴にひなたさんみたいな美少女とお風呂を楽しむことでは?」

 

「……趣味が悪いですよ。……亮之佑さんはそこで休んでてもいいです。先に私から巫女としての立場の前に、純粋に一人の友人として一言言っておきたいので」

 

 そう言って、俺の掴んだ手をやんわり解いてそっと湯舟に沈める巫女。

 酒風呂とは違う、匂いや温度などに身体を弛緩させる俺に滑らかな背中を見せるひなた。

 彼女が進む先には須美の股に手を入れては耳元で何かを囁いている杏。

 ネチネチと東郷への成長前の肉体を弄っている少女へと水着姿の巫女は歩みを進める。解けていた長い黒髪を風呂に浸かる為に後頭部に纏めながらゆっくりと杏の背後に気配を消して近づく。

 

「はひゅ、しょこ……ふはぁあぁ……っ!」

 

「うん、そうだね。気持ちいいよね」

 

 えへへと可愛らしい笑みをこぼしながらも変態的な手つきで少女を弄ぶ杏。

 脚を広げさせては卑猥な手つきで柔肌に触れる。

 アレが本当にマッサージなのだとしても、およそ巨乳ロリを性的に喘がせる変態なお姉さんという犯罪的な絵面は擁護しようがない。

 

「ここ、こんなにしちゃって……あ~あ、いけないんだ♡」

 

 いずれにしても背後に無言で立つ巫女も巨乳ロリを弄ぶ勇者の顔も見えない。

 角度的に見えるのは、丸みを帯びた柔らかそうなひなたの水着に包まれた尻肉で、いったい何をするつもりなのかとぼんやりと見ていると巫女はその手を振り上げて、

 

「──いけないのは杏さんです!」

 

「はにゃ!?」

 

 直後、ひなたが杏の臀部を叩いた。

 ばちーんと叩かれた白肉は弾み、思わず背中を反らす杏の胸が上下に揺れた。

 

「え、ぁえ? ひなたさん!? いきなり……」

 

「はあっ!」

 

「へぁっ!?」

 

「園子さんに変な影響を受けただけに留まらず、須美ちゃんに手を出すなんていけません! ロリコンのような思わせぶりな言動をしながらも最後の一線だけは越えないと信じてたのに!!」

 

「ひゃん!!」

 

 右の尻肉が叩かれたら左の尻肉も差し出せ。バランスが悪いから。

 かつての偉人が似たような言葉を発していたような気がしたが、散々に酒を飲んでは女を抱いて回ったからか脳味噌がそんな感じの言葉だったよと修正を放棄する。

 ひなたの尻叩きはそれほどに衝撃的で、杏の左右の尻肉には紅葉が散った。

 

「杏さん! いつからそんな小さい子に手を出す変態に! 若葉ちゃんと共に戦う勇者がそんな変態になってどうするのですか! 亮之佑さんじゃあるまいし!」

 

「おい」

 

「やん! ちがっ、これはマッ……指圧マッサージです! お尻を叩くのやめて下さい!!」

 

「そんな言い訳が通用すると思いますか!」

 

「ひゃぁああ!!」

 

 杏の叫びが夜空に響く。

 瀬戸内海の潮風がふと鼻孔をくすぐり、俺はゆっくりと巫女に迫る。

 

 仰向けの須美に覆い被さり、倒れ込んだ杏の突き出された尻肉。

 酔いを醒ます為か、須美に手を出したことへのお仕置きか、勇者のサポートが仕事らしい巫女だが殆ど若葉専属なひなたも仕事はするらしい。

 ペチンパチンと巫女の尻叩きで杏の柔らかい肉が須美の上で潰れていく。

 

「ゃ、んっ……!」

 

「誰がムチムチですか!」

 

「言って、なぁっ……ん!」

 

 すっかり蕩けた須美の上で、尻を叩かれる杏が「あぁ……」と呻き声を漏らす。

 苦しそうな表情を横顔から覗けたが、単純に臀部からくる痛みだけではない。その証拠に、彼女の白く肉付きの良い腿には透明な雫が垂れ落ちていくのが見えた。

 何かに目覚めつつあるのか、それとも先ほどのマッサージで発情したのか。

 いずれにしても肩から下を湯舟に沈めたまま、俺は彼女たちに近づいていく。

 

「まっへ……まっへくらさい」

 

「須美ちゃん?」

 

「わたしが……杏さんにお願いしたんです。身体が熱くて……その……変な気分になったので、そしたらマッサージをしてくれて」

 

「……そうだったんですね」

 

「それで、一緒に大人になろうねって……杏さんが言って」

 

「……す、須美ちゃん!? もうちょっとマッサージしよっか!」

 

「ちにゃ!?」

 

「杏さん? ……今のは?」

 

「あ、えへへ……あの、ほら! 私たちもいい歳でお酒とか飲んじゃって酔っちゃった勢いで……」

 

「杏さん!」

 

「いたぁっ!?」

 

 このまま見学していても良いが、珍しく吊るす訳ではなく尻叩きというお仕置きをしている巫女も正常な状態ではないのかもしれない。

 そういえば、少女たちに隠すべき場所を晒され弄ばれた時に口移しで色々と飲んでいたことが原因なのではないかと考えながらひなたの背後に移動する。

 誰に見せることを考えていたのか、彼女の肉付きの良いスタイルを拝める事が出来る水色のビキニ水着はやや大人びた装飾がされている。肌面積もやや広めと刺激的である。

 少し攻めてみたい年頃なのか、ボトムスの両サイドは紐だ。

 

「……」

 

 ちょうちょ結びされた紐は引っ張ってみたくなる。

 そんな子供の悪戯心に刺激されて躊躇うことなく紐を引っ張る。

 

 単純に飾りな可能性も考慮していたが、思った以上に大胆なチョイスだったらしい。

 解けた紐、残ったボトムスは重力に従い垂れ下がる。

 ぽよんと目の前に現れたのは独特の弾力のある臀部だ。

 

「ぇ? ぁっ」

 

 違和感を覚えたのか一歩後ろに下がった巫女の尻が顔に当たる。

 弾力のある尻肉を顔で感じながら、前に回した手で彼女の恥部に触れる。湯水に濡れた黒色の恥毛から覗く媚肉は先ほどの刺激で濡れそぼっていた。

 思わず腰を引かせる巫女が振り返る挙動をする直前に立ち上がる。

 

「なにを……んむっ──」

 

 柔らかなひなたの唇を奪う。

 絡めた舌と口腔からは甘い酒の味。強張った少女の身体を羽交い絞めにするように抱き着いては剛直を陰唇に擦らせる。

 着け直したトップスをずらし手に余る胸肉を揉んで、口づけを行う。

 

「きゅうにっ、ん、っ、……! ゃっ……ぁん」

 

 脚を閉じた彼女の腿肉と陰唇を肉穴として扱う一方的な行為だ。

 少女たちに弄ばれ柔らかくなった乳肉を揉んでは、強張った身体が弛緩するまで彼女の口内をねっとりと舌で味わい唾液を啜る。

 鼠径部で尻肉を叩かれながら素股をすることになった彼女は言葉も態度も呑み込んで、弛緩させた身体をときおり震えさせる。

 亀頭がクリトリスと媚肉を擦る度に交わした唇から甘い呼気を漏らす。

 

 唇を重ねて舌を絡める。

 歯茎をなぞり頬裏の柔らかさを舌で感じ唾液を交換する。

 腰をくねらせて秘所同士を擦り合わせる少女の瞳はいつしか淫熱に揺れていた。

 

「んっ、ぁ、ぁっ! ぅ、ぁ~~ッ!」

 

 俺の腕を掴んで小刻みに震える巫女。

 大きな瞳には酒の酩酊と喜悦が混ざり合い、離した唇からは透明な糸が橋を作る。

 荒い吐息を繰り返し豊満な乳房を上下させる彼女に囁く。

 

「お仕置きはそれくらいで」

 

「……そう、ですね」

 

 見事な乳房が揺れ、ツンと尖った乳首は硬い。

 白い背中に汗が伝い、素股で限界まで反り立った愛液塗れの怒張を引き抜く。

 

 ひなたから離れ、彼女の蜜でコーティングされた肉棒に視線を感じる。

 仰向けの須美と彼女に覆い被さりながらも首だけは此方に向けていた杏。同年代の男女の素股をその瞳に焼き付けた彼女たちの瞳には健全な性欲が見え隠れしている。

 

「ぁっ」

 

「んっ」

 

 少女たちの乳房はいずれも豊満だ。この場にいる誰もが男を惑わせる巨乳の持ち主。白い肌をほんのりと朱に染めて、触れた乳房越しに鼓動が伝わる。

 須美の口から切なげな吐息が漏れ、杏の喉が小さく鳴るのが見えた。

 重なっていた二人の陰唇は無意識に擦り合ったのか小さな泡が立つ。

 須美の身体に覆い被さる杏を横に寝転がせると乳房が潰れるほどに密着させて抱き合った状態の杏と須美が俺の顔と肉棒を交互に見ては顔を赤くする。

 どこか初々しさを見せる少女たちに両手を伸ばすと、ふかりとした乳房の質感が掌に返る。

 

「ゃ、ぁ」

 

 仰向けになり横に流れつつも豊かな双丘はいずれも大きく形が良い。

 白い肌に細い腰、薄く生えた黒と金の茂みが絡み合い、陰唇が小さく震える。

 

「ぁ……」

 

 さらりと杏の赤らんだ尻を撫でる。

 湯水に濡れた臀部を優しく触れては、ゆっくりと片足を開かせる。

 ぬいぐるみを抱くように須美を横に置いた彼女は、

 

「す、するんですね」

 

「……」

 

「その……要望書に書いた通りが良かったなぁ……なんて」

 

「……」

 

 『景色の良いホテルで壁ドンされ、くすぐりイチャイチャしながら独占欲を見せる男とポッキーゲームしている最中に唇を奪われ、優しさとSっぽさのあるハードだったりラブラブだったりなエッチで忘れられない一夜を過ごしたい』という妄想の詰め合わせのセットは流石に厳しい。

 そういうのは小説だけにして欲しい。

 あわあわと目を回しながらもしっかりと男の裸体を見ている杏から渡された要望書への感想は泣かれたりしたくないので口にはしない。

 ただ静かに微笑して端正な杏の顔に近づくと、

 

「杏」

 

「は、はい」

 

「……抱かせろ」

 

「ぁ、ぁっ、ひゃ、ひゃい……お願いします」

 

 顔を赤くした少女のミルキーブロンドの髪をさらりと撫でる。

 一瞬、怒張に触れたり触れなかったりする乙女の手の感触に苛立ちと嗜虐心に駆られて、彼女の手の甲に手を重ねて肉棒を掴ませる。

 ビクッと身体を震わせるも好奇心が勝ったのか実物の雄竿に触れる。

 

「……すごい」

 

 色々と脳を回した結果、三文字に集約したらしい。

 じっくりと雄竿を掌で感じ取らせてから無駄な肉の少ない下腹部をぺちぺちと叩く。挿入したらどこまで入るのか恥骨から陰毛を擦る竿肉と先端の長さを肌で感じた少女が息を呑む。

 そうして、ゆっくりと濡れた膣口へと宛がう。

 

「ッ……ぁ、ァ!」

 

 広げさせた脚が閉じ、下に敷かれたタオルをぎゅっと掴む。

 僅かに腰を浮かせ豊満な乳房を揺らす杏の花弁を貫く。

 髪を揺らし乳房が上下し、熱く濡れた恥部はきつく怒張を締め付ける。張りがありやや硬さのある乳房を揉みながら先端を指で擦る。

 

「ひぐっ! ぁっ、ぁ、んんッ」

 

 ゆっくりとしたピストンで彼女の肌に汗が光る。

 荒げた息を唇ごと塞いでは、思い出したように乳房に吸い付く。

 

「は、んっ」

 

 彼女の可憐な嬌声に甘い熱が籠り始めるのに時間は掛からなかった。

 スローで抽送を続け、結合部から小さな水音を響かせる杏の媚肉は雄竿に吸い付く。杏は小動物のように身体を丸め首や顔を赤くする。

 ピストンの度に声に含む湿り気で判断していく。

 彼女の知らない弱点を雁で擦ると、腰が艶めかしくくねった。

 締め付けが増す中で入口から最奥までゆっくりとストロークする。

 

「おくっ、おくにぃ……、ォ!」

 

 腰を浮かせ、蜜が跳ね、膣が吸い付く。

 薄く目を開ける杏は生の乳房を揺らし、俺の腰に脚を巻きつける。

 

「それ……すき、です」

 

「杏……」

 

「ん! ぁ、んッ、んん、ぁ、ふぁ……」

 

 甘えるような可愛らしい嬌声。

 行為の最中は奥ゆかしい彼女は甘いキスが好みなのか、はむはむと唇を挟むキスをしてくる杏に応えながら、ふと目線を隣に向ける。

 

 本来ならば、蕩けつつある杏の横で寝転がっている筈だった黒髪の少女は、その身体の熱が冷めないようにと巫女の手によって淫熱を高められていた。

 俺の邪魔をしないように僅かに距離を取り、須美の肢体に手を添える。

 小さな東郷の秘所に指を入れ、豊かな乳房に口づけをするひなた。

 

「ふふ……若葉ちゃんにしかしないと思いましたが……これはこれで良いかもしれませんね」

 

「は、ぇ、ひなたさ……ひゃめて……」

 

「こんなに濡らしておいてやめてだなんて……素直になったらどうですか? 須美ちゃん」

 

「あっ! あっ! あっ!!」

 

「須美ちゃん。いいえ、東郷さん。私が亮之佑さんに近づいて何か問題ありますか?」

 

「にゃにを……くあっ!?」

 

「東郷さんこそいつも亮くん亮くんってベタベタと……。普段人にそういうことをしないように釘を刺しておきながら、この前部室ではしたないことをしていたの知ってるんですよ?」

 

「私じゃにゃぃ……」

 

「この前は挿入したまま部室での会議をやり過ごそうとしてましたよね。エッチな本や動画と違って皆さん気づいてましたよ。それも込みで興奮されてたんでしょうね。こんなふうに……っ!」

 

「ひぁぁ……ッ!!」

 

 先ほど東郷に辱められたことを思い出すかのように指先は激しく動く。

 既に敏感になった身体に巫女の責め苦は堪えるのか。

 可哀そうなほどに顔を赤くした須美に、暗い笑みを見せて指を動かす巫女。楽しそうだ。

 

「しら、ない……あぁっ!」

 

 ぷるぷると乳房を揺らして、閉じようとする脚を巫女に無理やり開かれる。

 風にそよぐ薄い恥毛を撫でる白魚の指が肉芽を擦り、秘部に挿入する指が抽送を続ける。

 ちゅぷちゅぷと水音を立てて、イヤイヤと巫女の腕を掴む勇者は喘ぐ。髪を揺らし彼女特有の香りを巻き散らす少女は涙を滲ませた深緑の瞳を此方に向ける。視線が絡み合った。

 

「……み、見ないでっ、亮之佑さん……!」

 

「イク時はちゃんと『イク』って言いましょうね? そうじゃないとまだクリクリしちゃいますよ?」

 

「……ぃ、ィ、イク……っ」

 

 唇をきゅっと噛み締めて、目を閉じる。

 奇しくもそれは絶頂に達しようとする杏と一緒で。

 

「「ぁぁあああっっっ!!!」」

 

 須美と同時に果てた杏の媚肉は驚くほどに締まり怒張を吸う。

 円を描くように腰を揺すると結合部から濡れた音が聞こえる。今まで見たことのないような恍惚な表情のままで杏はされるがままだ。

 目は焦点を結ばず、口の端から涎が垂れる。

 

「ぁっ、んっ、ふ……っ、んぅ………──ぷはっ!」

 

 乳肉を揉まれながらキスを求める勇者。

 ふわふわな髪を振り乱し、甘い香りを巻き散らす。

 

 そんな淫らな彼女に乱暴に腰を揺すりたくなる衝動を抑えつつ、少女の恥部へと指を這わせる。透き通るような肌に伝う汗は恥毛に付着する。

 髪と同じ毛色の柔らかな陰毛を指で撫でると羞恥の籠った呻き声を聞かせる。

 頬を紅潮させる杏は、もじもじと落ち着かなさそうに腰を動かした。

 

「あ、その、そこはあんまり……汚いですから」

 

「杏の身体に汚いところはないよ。髪の毛みたいにすごく柔らかい」

 

「そんな……、うぅ……恥ずかしい……」

 

「凄く綺麗だよ」

 

「……もう……揶揄わないで下さい」

 

「ここ、よく触ってるでしょ?」

 

「そんなことは……え? あ、ま、待って──」

 

 普段から一人で弄っていたと思われるクリトリス。 

 水気を吸った恥毛から覗く肉芽は硬く、まるで指で弄られるのを待つように震えていた。

 自らのどこを弄られようとしているのか、頭の回る彼女は息を呑み、上目遣いで俺を見る中で、親指と人差し指で摘まんでは擦る。

 

「く、ぁぁあああっ!!?」

 

 甲高い声で、杏が背を反らした。

 処女でも感じる器官への刺激は彼女に声を上げさせる。

 

 同時にこれまでで一番感じていた膣襞付近を中心に怒張で突き上げる。

 

「ひぁ、ぁあっ! やあぁっ!」

 

 腰に巻かれた脚からは力が抜け、口からは涙混じりの吐息が漏れる。

 感じ入っているのか涙を流す杏が腰を引かせようとするので、深く雄竿が入るように抽送と肉芽への刺激を続ける度に甘い香りが巻き散る。

 

 あられもない女の喘ぎ声。

 隣から聞こえる少女の声と同時に響く水音。

 

 一突き毎に息を荒げる。

 妄想ではない性行為を身体で味わう白い肢体を組み伏せたまま、俺はひたすらに肉穴を抜き差しする。

 あぁぁ、と背中を反らす杏はぎゅっと唇を噛む。

 

「っ」

 

 最後の一突きをする。

 甘い悲鳴が露天風呂に響いた。

 

「ぁぁああああっっっ!!!!」

 

 創作ではなない本物の白濁が勇者の最奥を汚す。

 どくっどくっと精子が彼女の媚肉に飲み込まれ、飲み込めないソースは逆流して結合部から垂れ落ちた。

 ちらりと見下ろすと荒い呼気で肢体に力のない少女。

 

「……ぁー」

 

 はぁー、はぁーと胸を放り出し脚を広げた姿は普段の彼女ならば絶対にしないだろう。

 性行為を味わい尽くして、雄竿を抜いた恥部から白濁を垂らしながらもどこか満足気な顔で虚空を見上げ続ける彼女の意識は法悦の空へ。

 暫く戻ってくるのに時間は掛かるだろうと隣に目を向ける。

 

 サポートのつもりなのか、隣で須美を責めていたひなたは順調に彼女を淫らに咲かせていた。

 手慣れた様子で少女の恥部に自らの恥部を擦り合わせ、互いの貝肉で蜜を絡み合わせている。じゅぷじゅぷと下品な水音と共に少女たちの媚肉から愛液と共に垂れ落ちる。

 

「あんっ! ゃ、あッ!」

 

「……! ん……!!」

 

 脚を広げ、まるで犯すようにひなたの腰が揺れる。

 情欲に濡れた吐息を漏らしながらも、少女の無垢な陰唇を白濁と愛液混じりの恥部で濃厚で深いキスを繰り返す。ぐぽっぐぽっと結合部からこぼれる白い泡が少女たちの黒色の陰毛を濡らす。

 

「……!! く、ぁ……!!」

 

 ビクッビクッと身体を震わせる須美はもはや喘ぎ声すらなく、巫女に犯されていた。

 腰を振るというよりは、擦りつけるように肉と肉が擦れ合い黒髪は揺れ、乳房も揺れた。

 

「須美ちゃん、気持ちいいですか? ……これが大人になるということですよ?」

 

「……ッ、ぅぁ……!」

 

「ふふ……指も二本入るようになって、舌を入れられると悦ぶのは若葉ちゃんみたいで可愛かったですよ。ほら、ちゃんと『イク』って言いましょうね?」

 

「…………ィ、く」

 

「女の子だけでもこんなに気持ちよくなれる……それを覚えておいてください」

 

「~~~~~!!」

 

 余裕のある表情で、涙目で赤らんだ顔の少女を見下ろす。

 返事も叶わず、しょわっと小水の如き飛沫が貝肉から溢れた。大人の身体と同等の豊満な身体は経験で勝る少女によって快楽を教えられ、法悦の空を幾度も舞い続ける。

 

「……!」

 

 それを満足気に見守る巫女が俺に目配せした。

 恥部の間を蜜の糸が出来ながらも、満ち足りた身体はむわりと淫臭を漂わせる。無言で触れて来るひなたの肢体は熱く、艶めかな唇からは酒の匂いがした。

 白い裸体が闇夜の中でランタンに照らされる。

 目を細め、唇を舐める仕草は艶やかな少女は指でそっと竿を撫でた。

 

 ──須美ちゃんが食べ頃ですよ。

 妖艶な雰囲気を醸し出す少女が目線で語る。

 

「────」

 

 眼前の少女たちの肉の宴を前に肉竿は力を取り戻していた。

 

 無言で彼女と場所を入れ替える。

 目の前にはトロトロになった黒髪の少女、その濡れた瞳が懇願するように俺を見る。

 

「……亮之佑、さん」

 

「須美。──今から須美を食べるね」

 

「……! ……優しくして下さいね」

 

 巫女によって濡らされた花弁を貫くと、それでもなお怒張をきつく締め付ける。

 東郷に比べるとやや軽い身体を抱擁するように抱き上げると、俺の首に腕を回して切なげに喘いだ。見慣れた大きさよりもやや小ぶりの乳房がむにゅんと胸板で潰れる。

 顔を赤く染め、俺に全身で抱き着く彼女の爪が肩に食い込む。

 

「ぁ、あっ……! あ──!」

 

 東郷と肉体的に同じ存在なのは理解している。

 悦ぶ場所は同じで、喘ぐ声の高さは随分とそっくりだった。

 

「んっ、ゃ、あぁっ……! ンっ、んッ──」

 

 肉竿に縋りつく肉穴から蜜が太腿へと垂れる。

 繋がったまま唇を交わすと、貪るようにキスを求める。

 

「は、ぁぁ……やっと………」

 

 涙に濡れた瞳で、須美が恍惚の吐息を漏らした。

 白い肢体を揺らし、生の乳房を押し付け、膣が蠕動する。

 

 ゆっくりとした抽送の度に、俺の脳が焼かれていくのを感じる。

 周囲には女の匂いが満ち溢れ、喘ぎと水音が響く。

 

「ぁ……っ!」

 

 いつかお気に入りになる角度で突くと、彼女は喘いだ。

 いつか懇願することになる膣襞を雁で擦ると嬌声を漏らした。

 

「りょう……のすけ、さぁん……!」

 

 普段の理性的な姿は抜け落ちた少女の甘い声音。

 俺にしがみつく脚からはすっかりと力が抜け、俺の腕と肉棒に支えられた状態の須美の肢体が震える。

 吐息する唇を奪っては、差し出される舌を絡めて抽送すると媚肉が締まる。

 

「ふぅッ……んぐっ、んぅぅっ!」

 

 突き上げる度に須美の尻肉が揺れた。 

 蜜が飛び散り、ぴんと少女の両脚が伸びた。

 

「ぁぁ! ぁっ! イクっ……イきますっっ!!」

 

 巫女に告げるように調教された彼女の宣言通り。

 俺にしがみつく須美の媚肉全体がうねった。

 

「あぁ~~~~ッッ!!」

 

 甘えるような嬌声が耳朶に響く。 

 二度目の吐精の勢いは変わらず、最奥へと注がれていくのは目の前の須美の表情の変化が物語っていた。

 天国へと果てた少女を浴槽の縁に座らせる。

 怒張を抜き取る。こぽりと陰唇から垂れる白濁が行為を物語り、目を合わせてもその瞳はどこか遠くの喜悦に浸っているように虚ろだった。

 

「はぁ……はぁ……はぁ……!」

 

「はぁ〜……」

 

 スタイルの良い金髪と黒髪の少女を左右に並べる。

 ぷるりとした乳房は汗に濡れ、桜色の乳首はツンと尖ったままだ。

 無意識に腹部を撫でる彼女らの鼠径部を汗と湯水が伝い、陰唇からは白濁が落ち、浴槽の縁を汚した。満足感を覚える光景が広がっていた。

 

「ふふ……凄いですね。見ているだけで孕んでしまいそう」

 

 くすりと笑みを浮かべて耳元で囁く巫女。

 かつて勇者だった男に豊満な乳房を押し当てて甘い香りを漂わせる。

 

「────」

 

「……しますか?」

 

 そんな挑発的な上目遣いに少女たちを見下ろす。

 俺は無言で、愛液と白濁で濡れた肉棒を差し出した。

 

 

 

 

 

 

 

 三人の乳房で怒張が扱かれる。

 両手で生乳を寄せて谷間を作っては肉棒を上手に挟み込む者も、それを見様見真似で行う者も唾液を亀頭に巻き付けて乳房で扱く者も。等しく征服欲と程よい快楽に脳がしびれる。

 三者三様のやり方で雄竿に奉仕する巨乳少女たち、そうして復活した怒張を恐る恐る咥えたのは杏だった。

 小説でよく舐めているシーンがあるとかで要望書にもあった。

 変態的な要望だったが口にはせず、杏の口の中で淑やかな舌の奉仕を受ける。

 

 くぷくぷと亀頭を咥えて頭を上下に動かす少女。

 左右の少女たちは髪を好きに撫でられながら陰嚢を思い思いに舐めたり揉む。

 

「んぶっっ!!?」

 

 丁寧とは聞こえが良いが羞恥を感じさせる奉仕に思わず喉奥に怒張を突っ込む。

 妙なじれったさに苛立ちを覚えてしまったからだ。

 ふわふわとした髪を掴んで口腔に無理やり肉竿を揺すると歯が擦れて彼女は激しくむせ込んだ。先走り汁を口からこぼして手で口元を覆う杏の背中をひなたは摩る。

 

「駄目ですよ亮之佑さん。そんな乱暴にしては」

 

「い、いえ……私が要望したことだったので。今のは37ページの内容の再現ですね?」

 

「ん? ああ、もちろん。味わってくれて何よりだよ杏くん」

 

「え?」

 

「その、フェラチオはともかくイラマチオって思ったよりも苦しいんですね。嗅いだことのない匂いで……でも、こう……亮之佑さんから俺の女にしてやる! って感じが伝わってきました!!」

 

「……え?」

 

「でも小説と違って現実だと苦しかったですね……あっ、ピカーンと閃きました!」

 

 抗議の声を上げる巫女に感謝する勇者。

 背中を摩る手を止めたひなたの手を目を輝かせた杏が掴む。

 

「ひなたさんなら最後まで出来るんじゃありませんか? 須美ちゃんを手玉に取っていた時といい、なんだか先ほどから余裕な感じの……デキる夜の女のオーラを感じます! 若葉さんと夜な夜なエッチをしながら昼間にはコッソリと亮之佑さんで夜の腕を磨いたんですか?」

 

「……! それって不倫なんじゃないんですか!? 浮気ですか!?」

 

「浮気パワーですね!」

 

「ちがっ、違います! 亮之佑さんとはそういう……」

 

「あっ、そうだ! 須美ちゃんも『あの』東郷さんの素質があるからイラマチオも笑って我慢出来ると思うよ!」

 

「いらまっ……ひ、ひなたさんなら出来ます! 私たちに手本を見せて下さい」

 

「須美ちゃん!?」

 

 気がついたら二対一で巫女の口腔で怒張を扱くことになった。

 一人だけ余裕のある表情をしていたのも事実で、仰向けにした端正な少女の顔に陰嚢を押し付けて肉竿を喉奥に押し込む。

 ぴんと脚を伸ばす彼女の乳房を揉みながら喉奥を突く。

 

「んぶっ! ん゛! おぶッ!」

 

 苦しそうな声でむせるひなたの立てた歯が肉茎を擦る。

 硬質な歯の痛みと唾液の絡んだ柔らかさが竿を襲う。

 左右に頭を振り、独特の刺激が俺の射精を促す。歯が当たり、頬肉がぶつかる感触は膣穴とも異なる快感をもたらし、思わず腰を振らせる。

 

「んふっ………んんッ!!」

 

 少女の鼻を陰嚢で叩くピストンに俺は獣欲に駆られる。

 涙目で悲鳴を肉棒に押し潰される姿は清楚からは程遠く、呼吸を乱して怒張を吐き出そうと脚を伸ばしては暴れる姿。

 バシャバシャと湯水が跳ね飛び、身をのけ反らせる。

 見学していた少女たちが仰向けの巫女の裸体を押さえた。

 

「ンっ! んぷ──! ん゛っ………ぉぇ!」

 

 ビクッと巫女が痙攣した。

 無言で、しかしどこか愉しそうな光を瞳に宿したミルキーブロンドの少女は赤らんだ顔で凌辱される巫女を見る勇者に目線で何かを促す。

 アイコンタクトはロリとロリコンの間で行われ、二人の手がひなたの秘所へ。

 

「わあ……」

 

「どうしたの? 須美ちゃん」

 

「その、凄く……凄いです」

 

 思わずといったように須美が呟く。

 しとどに濡れた陰唇をおずおずと指で挿入する彼女と大胆に挿入しては荒い呼気で弄る杏。

 苦しさを快楽で塗り潰そうとしたのだろうか。

 無邪気に恥部を同性に弄られる彼女が俺の腿を叩いて暴れる。

 

「興味津々って感じだね」

 

「ええ!? あ、いや、その……他の人のここはあんまり見ないですから」

 

「須美ちゃんもこんな感じだよ。うーん、でもひなたさんのは結構……あ、ほら、ここのザラザラしているトコロじゃないかな。須美ちゃんもいつもしているみたいにやってみて?」

 

「し、してません!」

 

「もう……ここまでしておいて~、あ~んも~可愛いんだから♡」

 

「ンンッ! ン~~~ッッ!!」

 

 しかし三対一には勝てない。

 閉じようとした肉付きの良い腿を開かされ、愛液が垂れるどころか噴き出す。

 

 楽しそうに創作に魂を奪われた少女と官能的な空気に支配された少女は生贄となった少女で思い思いに楽しむ。

 やり返しているのかペチペチとひなたの尻肉を揉むように叩いて笑みを浮かべる杏と乙女の秘所に興味津々の須美。彼女たちの行為が気持ちいいのかひなたの口腔が怒張を締め付ける。

 

「ィゥッッ!!!」

 

「……」

 

「須美ちゃん、今ひなたさんのことエッチだって思ったでしょ」

 

「……く、苦しそうだなって思っただけです……!」

 

「……んっ、そっか……」

 

 口を犯されるひなたを見下ろしながら、その横で杏と須美は自らの陰核に指をやる。

 荒い呼気に乳房を揺らしながらも、同時に巫女の恥部への刺激も忘れない。

 

 ぴちゃぴちゃと陰唇から溢れ、顔を陰嚢で押し潰す抽送に奥歯を噛み締める。

 上里ひなたという存在を汚すことに罪悪感と支配欲と薄暗い色々な物が混ざり合い、俺の鼓動と射精衝動を限界まで導く。

 直前に女体を弄る少女たちの生乳を揉んで呼びつける。

 意図を理解している彼女たちはひなたの顔近くにまで端正な顔を近づける。

 

 その瞬間が訪れた。

 

「ぐッ!」

 

「~~~~っっ!!!」

 

 ひなたの口から押し出されるように唾液でコーティングされた怒張。

 喉奥ではなく、三人の少女たちの顔へと精液を吐き出して、俺はしばらく放心する。

 

 しょわわわと小水の如き飛沫がひなたの花弁から噴き出して少女たちの指を汚す。倒れ込みそうな身体を彼女たちの頭を掴んで堪える。

 三人の顔が白濁で化粧されて、同時に見せる表情は様々だった。

 

「……こんな味なんですね」

 

 官能的に舌なめずりする杏。

 真似するように指ですくっては白濁を舐める須美と、

 

「…………」

 

 白濁と涎と涙で端正な顔をぐちゃぐちゃにしたひなた。

 肉竿で頬を叩いても反応せず、完全に気絶してしまったようだった。

 浴槽の縁に裸体を横たえながら呼吸や鼓動を確認する。

 

「あ、あの……」

 

 少しやり過ぎてしまったことを反省する俺におずおずと掛けられる声。

 目を向けると、もじもじと身体を揺らし、目の前でぷるぷると乳を揺らす杏。

 

「その、ですね」

 

 告白でもするかのように妙に歯切れの悪い彼女の視線は揺れ動く。

 揺れて、揺れて、視線はときおり雄竿へと向かう。

 

 白濁で汚れた怒張へ。

 

「……杏」

 

「は、はい」

 

 呆然と虚空を見上げ続けるひなたの隣に座り、軽く脚を開く。

 少女の手を引いて、汚れた肉竿の前に座らせるとおもむろに頬を竿で叩く。

 驚いたように雄竿で叩かれた頬に手を置く杏に、

 

「あ、な……」

 

「──汚れたから掃除しろ。丹念にな」

 

「────」

 

「命令だ」

 

 微妙に口元を歪ませては笑みを隠そうとする少女。

 しかし、そんなことでは彼女の性癖も変態性も隠すことなど叶わない。

 そしてそれを知らない須美だけが正常な反応を示す。

 

「亮之佑さん、いったい何を……」

 

「──分かりました」

 

 やがて杏はとろりと笑みをこぼした。

 脳内にある要望書の後半にある欲望。

 恥ずかしいからと読んだ後は廃棄された彼女の心の奥底にある望み。

 それが要望通りに通ったことに、そしてそれを実践できることへの喜びを示した。

 

「……ぁむ」

 

 それは上手なフェラチオではなかった。

 読んだ小説の真似をするような稚拙さの残る奉仕。

 

「その、下手なのは許して下さい」

 

「駄目だ。今すぐ上手くなれ。……その乳も使ってな」

 

「……はい。失礼します」

 

 耳に柔らかな髪をかけて白濁をちゅるると舌と唇で拭っては喉を鳴らす。

 はあ、と恍惚な表情で喜びを露わにする少女を呆然とする須美と共に見下ろす。

 

 気絶したままのひなたと疲れたような表情をする須美。

 彼女たちを抱き寄せ、杏に好きに奉仕させながら、少しだけ目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 せっかくなのでと、露天風呂で写真を撮った。

 何を撮るつもりだったのか、木桶の中にあったひなたのスマホ端末で。

 半眼の須美が自らの身体を抱きながら、犯罪的な行為をしている巫女に目を向ける。

 

「いつの間に……」

 

「ウエーイ! 細かいことは気にせず皆見て! うどんでピース!」

 

「ピース!」

 

「ぴ、ぴーす」

 

「須美は俺にもっとくっついて」

 

「ぁ、ちょ、ちょっと……誰かに見せたりしないで下さいね」

 

 右から杏と須美、俺とひなたが密着して並んでいる。

 ネット上に流れれば大変なことになりそうな裸体、乳房から恥毛、秘所まで余すことなく映した自撮り写真を彼女の端末に収める。

 酔いが冷めた頃には後悔していそうな恥ずかしい写真をジッと見る。

 同じように覗き込むのは撮った後に体力を使い果たしたのか、ふらふらの勇者と巫女。

 

「見てひなたさん。良い感じに夜景に合わせて撮れた……これでアルバムも増えるよ!」

 

「……そう、ですね」

 

「さりげなく杏さんの胸を揉んでますね」

 

「亮之佑さん……」

 

「ん? 撮り直し? ひなたさんのもちゃんと揉んでるよ?」

 

「いえ、そうではなく……お願いが」

 

 ひなたの端末から俺の端末に送っていると、彼女から頼まれる。

 

「若葉ちゃんの……浴室限定の艶やかな写真をこれで……。自撮りならいくらでも送ります……私は既に限界が……誰かさんに乱暴されて、こんな身体ではもう若葉ちゃんのあんな姿やこんな姿を撮れない……ッ! それはもうこの国の、いいえこの世界の損失!!」

 

「────」

 

「どうか……どうかぁ……がくり」

 

「あの、ひなたさんなら私たちで介抱しますから、行って下さい」

 

「二人とも……」

 

 ここは私たちに任せて先に行け。

 そんな格好良い台詞を艶々の杏たちから送られる。

 

「でもこんな場所に放置するのはちょっと……」

 

 流石に少し疲れたのだが、NOと言って後悔したくはない。

 かといって二人だけに任せるのも如何なものかと、フニャフニャになったひなたを抱き抱えて須美と杏を連れて露天風呂から施設内へと戻る。

 俺はサウナに向かう前に、酒風呂で戯れていた勇者部の少女たちに彼女らを預けるべく脚を進めた。

 

 

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