林間学校最終日。特別試験によって優劣を決める日がやってきた。試験内容は『禅』『スピーチ』『駅伝』『筆記試験』の4つだ。
俺たち一年は座禅、筆記試験、駅伝、スピーチの順番で試験を受けることになる。
朝食を済ませた俺たちは座禅場に向かった。
今朝は特別試験のため清掃が免除されており、すぐに試験が開始されることになっている。
座禅の試験の採点基準は2つある。道場に入ってからの作法、動作と座禅中の乱れの有無だ。
石崎を筆頭に不良生徒たちが不安がっていたが、何度も授業を受けていたおかげで、グループ全員問題なく試験を終えることができた。
10分の休憩を終えると、そのまま筆記試験が開始された。
筆記試験に関しては特筆すべき点はない。
この林間学校で学んだことが、そのまま問題となっている。
俺は順調に問題を解いていき、90点は取れていると思う。
テストが終わると、自己採点をするためグループ全員で集まった。
石崎は案の定、わからなかった問題が多かったようだが、ゆきむーと綾小路がほぼ満点なので問題ないだろう。
筆記試験の次は俺的にメインイベントとなる駅伝だ。
グループ全員が一度用意されたバンに乗り込み、教師からルールの再説明を受ける。
俺たちはルールを念入りに確認し、第一走のゆきむーだけを降ろし出発した。
俺たちの走る順番は体力に自信がない生徒からだ。ゆきむーが一番手で、次に墨田、アルベルト、時任、石崎、森山、弥彦、橋本、綾小路、俺の順だ。
俺以外の生徒が最低条件の1.2キロを走り、残りの距離を俺が走りゴールをする作戦だ。
バトン交代のポイントに着くたびに、次々に生徒がバンから降りていく。
「本当に俺たち1.2キロでいいのか?」
前の座席の橋本が心配するように言ってきた。
「だから大丈夫だって。俺のタイム教えただろ?」
「……そうだな。今さら心配してもしょうがないよな」
「そうそう。俺を信じやがれ」
「おう」
そんな橋本とも別れた後は、俺もバンから降り、ゴールから7.2キロ前で綾小路がやってくるのを待つ。
「絡みたくないやつしかいねえ……」
同じポイントで待つ生徒は龍園、葛城、名も知らないBクラスの生徒だった。
恐らくアンカーなのは俺だけだろう。
「よう」
「うげっ」
離れてストレッチをしていたのに、龍園が近寄ってきやがった。
「おいおい、そんな冷たい反応するなよ。悲しいじゃねえか」
「お前に悲しいという感情はない」
「そんなことはねえよ。それよりお前はアンカーじゃないのか?」
「アンカーだけど?」
「マジかよ。一人で7キロ以上走るのか?」
「ああ」
嘲笑いながら確認してくる龍園。
「馬鹿にしてるようだけど、長距離なら俺に勝てる生徒はいないと思うぞ」
「ククク。そうとう自信があるようだな」
「おう。俺の長距離はお前にとっての武力だ」
「なるほどな」
「ストレッチするからそろそろ離れてくんない?」
教師が近くにいるから龍園は手を出してこないだろう。
「せいぜい頑張れよ」
予想通り龍園は感情がこもってないエールを送り去っていった。
「ちょっといいか?」
今度はスキンヘッドが声をかけてきた。
「お、おう……」
しかし本当につるつるだな。病気だから同情するけど、一度でいいから触ってみたい。
「俺はAクラスの葛城だ」
「俺はCクラスの上里だ」
「知っている。弥彦が世話になってるようだな」
「わざわざ弥彦の状況を確認しに来たのか?」
「そういうわけではない」
頬を赤らめて否定する葛城。大男のツンデレとか誰得だよ。
「きもいからそういうのやめて」
「きもっ……!?」
「弥彦は軽口は多いけど、問題なくやってるよ。今日だって真面目に試験に取り組んでいた」
「そ、そうか……」
「一応仲間にはなれていたと思う」
「そうか。教えてくれてありがとう」
「どういたしまして」
素直にお礼を言えるところは好感を持てる。
そもそも葛城は外見以外は妹を愛する少年だ。これでイケメンだったら人気が出ただろうに、可哀そうな奴だ。恨むなら原作者とトモ〇を恨んでくれ。
「どうやら俺が思っていた人物像とは違うようだ」
「俺をどう思ってたんだよ?」
「クラスメイトから女の敵、下半身がだらしない、伊藤誠二世と聞いた」
「そんな悪く言われてたのか!?」
俺を嫌ってる連中は多いのは知っていたが、さすがに伊藤誠二世は酷い。
「だが直接話してみてわかった。上里はそこまで悪い人間じゃないようだ」
「わ、わかってくれたなら嬉しいぞ」
「ああ。それではお互い試験を頑張ろう」
「あいよ」
葛城との話を終えると俺は入念にストレッチをする。
体内時計で40分ほど経った頃、ようやく一人の生徒が姿を見せた。
しかし綾小路ではなく神崎率いるBクラス中心のグループの生徒だった。それから次々に生徒が到着する。綾小路は原作より下位の5番手だった。恐らくゆきむー、アルベルトなどが足を引っ張たのだろう。
「すまん頼んだ」
「おう!」
まったく息切れしていない綾小路からバトンを受け取る。
駅伝なんだからたすきにしてほしかった、と愚痴を零しながら俺は走り出した。
俺は先に走る生徒を次々に抜いていった。
予想通り俺に匹敵するほどのランナーはおらず、5分ほどして先頭走者を抜き去ることに成功した。
俺たちのグループ以外はアンカーを残していたので、少しだけ不安があったが、勢いそのままに後続を突き放し、2番手に大差をつけて一着でゴールした。
ゴール地点にはほかの生徒が大量にいたので、長距離で俺に適わないということはアピールできたと思う。
☆☆☆
時刻は17時。特別試験を終えた生徒たちは体育館に集まっていた。
これから結果発表が行われるが、俺たちのグループは上位間違いなしだろう。問題は上級生のグループが、どれだけの点数次第だ。
10分ほど待つと、林間学校の責任者が壇上に上がり、男子生徒の退学者は0であることが告げられた。
「そうか、退学者はなしか……」
ゆきむーが顔を綻ばせ息を吐いた。
「よかったな、ゆきむー」
「だからゆきむーって言うな!」
あだ名をなかなか受け入れないゆきむー。
責任者は続けて総合1位のグループを発表した。
結果は原作と同じく堀北先輩のグループだった。これで南雲パイセンとの戦いに勝利したことになる。
「1位か。敗北を知りたい」
「あまり調子に乗るな!」
冗談なのにゆきむーが突っ込んできた。
小姑みたいでうざいが、これも親しくなってきたからだろう。
「1位獲得、おめでとうございます堀北先輩、さすがですね」
悔しそうな表情で南雲パイセンが祝辞を述べる。
「ありがとう。いろいろ仕掛けたようだが残念だったな」
「……いつから気づいてたんですか?」
「橘を狙ったことか?」
「それしかないでしょう」
本来なら南雲パイセンの息がかかった女子たちが、橘先輩を退学の道連れにする予定だった。
だが俺からの忠告で、罠に気づいた橘先輩は、自分の採点が減点されないよう振る舞い、一週間を過ごした。
もともと生徒会に選ばれる高スペックの生徒だ。仕掛けがわかっていれば引っかかることはない。
「答える義務はないな。それぐらい自分で考えろ」
「っ……」
顔を歪ませ、歯を食いしばる南雲パイセン。
ざまあみろ。
原作で帆波を傷つけたり、橘先輩を泣かした罰だ。
「おいどうした、夜神月みたいな顔つきになってるぞ」
橋本が何か言ってるが聞こえない。
今日は南雲パイセンの表情でご飯3杯はいけるぜ。
「そんな顔をするな。俺が卒業しても、お前を楽しませてくれる生徒はいる」
綾小路のことを言ってるのかな?
楽しませるどころか、破滅へと導いてくれる生徒だぞ。
「……へえ。誰なんです?」
「上里歩夢だ」
かみさとあゆむちゃんか。可愛らしい名前だな。きっと美少女に間違いない。
「あいつが堀北先輩のお気に入りってわけですか?」
「そうだな」
なんかみんなこっちを見てるような……。
こんなに注目されたのは、体育祭のリレー以来じゃないか。
「おいおい、とんでもないことになったな」
「ああ。橋本が堀北先輩に気に入られてたなんて知らなかった」
「俺じゃねえよ。お前だよ」
あの坊ちゃんめがねええええぇぇぇぇ!
俺を売りやがった!
妹のことで少しからかっただけなのに、ずっと根に持ってやがったんだな!
くっそおおぉぉぉぉ!
堀北先輩には勝てないから、鈴音に仕返ししてやる!
「それと上里曰く、ほかにもお前を潰せる生徒がいるようだ」
「それは面白いですね」
火に油を注いでるんじゃねよおおぉぉぉぉ!
龍園にも狙われてるのに、南雲パイセンも相手にしないといけないとか、無理ゲーじゃねえか!
「上里、来い」
偉そうに俺に命令してんじゃねえぞクソメガネ。
「はい、なんでしょう」
笑顔で堀北先輩のもとに向かう俺。
情けなくて涙が出てきそうだ……。
「よう。これから俺を楽しませてくれるんだってな」
「南雲先輩は十分楽しんでるように見えますけど」
「それは堀北先輩がいたからだ。だが4月からはいない」
「なら堀北先輩を追って、飛び級で卒業すればいいのでは?」
「面白いことを言うな」
もうここまできたら覚悟を決めるしかない。
「……まあ、仕方ないから相手してあげますよ。堀北先輩以下の南雲先輩が俺の相手になるか疑問ですけど」
「あ?」
「だって南雲先輩が、堀北先輩に勝てるところなんて、一つもないじゃないですか」
「……ほう」
お兄ちゃんを褒められて上機嫌な鈴音が頷いている。
寮に戻ったら犯しまくってやるから覚悟しとけよ。
「とりあえず先に一年で倒さないといけないのがいるんで、高みの見物をして待っててくださいね」
「いいだろう。お前がどのくらいのものか見定めてやる」
「どうも」
どうせ俺に気づかれないように小細工してくるんだろう。
あんたはそういう人だよ。
こうなったら朝比奈先輩を寝取ってやろうかな。
そうしたらもっと悔しがるんだろうな。
「よし帰るぞ! 須藤、橋本、綾小路、アルベルト!」
「おう!」
「別にいいけど、俺はAクラスなんだが」
「わかった」
「OK」
ノリで喧嘩強い奴らの名前を呼んでしまったが、ついてきてくれてよかった。
「こ、こら! まだ結果発表は全部終わってないぞ!」
「っ……!?」
☆☆☆
「この! このこの!」
「あんっ♡ あぁぁぁんっ♡ 激しいっ♡」
寮に戻った俺は鈴音を自室に連れ込みすぐに押し倒した。
溜まりに溜まった怒りをぶつけるため、濡れてない状態で挿入して少しでも痛みを与えようとしたが、俺に腕を掴まれて押し倒されただけなのに、鈴音のあそこはグチョグチョに濡れていた。
それならばと、髪の毛を掴んだり、お尻を叩いたり、首を絞めたりしたが、ドМの鈴音は歓喜するだけだった。
鈴音も林間学校初日以来セックスが出来ていないことや、他人との共同生活に怒りを募らせてたいたようで、何度も中だしをしても、もっと激しく犯して欲しいと懇願してくる。
「ひぃああぁっ♡ 歩夢くん、嬲ってっ♡ もっと嬲ってええぇぇぇっ♡」
四つん這いで犯されている鈴音が、想いを獣のように咆哮する。
「十分嬲ってるだろう!」
髪の毛はぐしゃぐしゃ、お尻は真っ赤に腫れあがり、首には締めた跡がついている。
「ひぎゃあああぁぁぁっ♡ お尻、い゛いぃぃぃぃっ♡」
「そんな気持ちいいのか?」
「気持ぢいいっ♡ お尻叩かれるの、気持ぢいいのおおぉぉっ♡」
鏡に映る鈴音の顔は幸せに満ち溢れている。
とても兄には見せられない下品な顔をしているが、幸福感が満ち溢れている。
「あ゛ひぃぃぃぃん♡ うあ゛あ゛あぁぁぁぁああ゛♡」
「そろそろ
「あひっ!? だひてっ♡ 子宮にザーメンだひてええぇぇぇっ♡」
ちょうど十発目となる精液を、牝豚の子宮に流し込む。
「あはああぁぁっ♡ 来てるぅ♡ 精液、きてるううぅぅぅっ♡」
涙と鼻水を流しながら、種付けされる悦びを放つ鈴音。
とうとう限界が来たのか、射精が終わる直前に、痙攣が激しくなり、鈴音が白目を剥きだした。
「あっ……あぁっ♡ いひぃ……へぇぁ……♡」
射精を終えると同時に、鈴音が意識を手放した。
胸やお尻を叩いたり、肉棒を顔に擦りつけたが、起きる様子はない。
どうやら完全に気絶してしまったようだ。
「とりあえずシャワー浴びるか」
気絶した鈴音だが、右手で俺に触れられているため、起きたらすぐに求めてくるだろう。
俺も今日は朝まで付き合えそうだ。
林間学校で鈴音、波瑠加、帆波、椎名とやったが、野外で一発ずつだったため、思ったより性欲が溜まっていたようだ。