翌日の放課後。一之瀬から相談があるとのことで、俺は体育館裏に連れて来られていた。
相談内容は原作と同じくクラスメイトからの告白だった。
一之瀬は相手を傷つけたくないとのことで、俺に彼氏のフリをするようお願いをしてきた。
「調べたら付き合ってる人がいるのが一番傷つかずに済むって……」
「それってどこ調べだ?」
「ね、ネットだけど……」
「そうか」
告白相手がクラスメイトなので、Bクラスの人たちに相談出来なかったのだろう。だから一之瀬はネットに頼った。そして違うクラスの俺に彼氏のフリをするようお願いをしているのだ。
「ちなみに一之瀬は友達と恋愛トークしたことあるのか?」
「あるけど。……それがどうしたの?」
「白波さんだっけ? その子から彼氏の有無を聞かれたことないか?」
「あるよ。……あっ」
「彼氏のフリしていいけど、何で黙ってたんだって問い詰められると思うぞ」
恐らく彼氏がいるのを知っていれば、白波は告白してこなかったはずだ。
「それは恥ずかしいから黙ってたってことにすれば……」
「それだと嘘に嘘を重ねることになるぞ。一之瀬は友達に嘘をついてもいいのか?」
「……っ。でも千尋ちゃんを傷つけたくないし……」
一之瀬は目を逸らしながら言い訳を続ける。
「好きな人に嘘をつかれる方が傷つくと思うけど」
本当なら彼氏のフリをして、そのまま一之瀬を美味しく頂きたい。だがそれには問題がある。いくら偽物とはいえ、特定の彼女を作ると、堀北や佐倉との関係が面倒なものになりそうだ。だから俺は特定の彼女は作らない。
「そ、それは……」
一之瀬は完全に俺に押されている。もう少しで説得できるだろう。
「白波さんは勇気を振り絞って告白しようとしてるんだから、一之瀬はそれに答えるべきだと思うぞ」
「……そうだよね。私が間違ってた。千尋ちゃんの気持ちを受け止めようとしないで、傷つけない方法だけを考えて逃げようとしていた。それって間違いなんだよね」
「それじゃ邪魔者は去るぞ」
「うん。……後で連絡してもいいかな?」
「もちろん」
俺はそう答えると、その場を後にする。道中前を見ないで走ってた白波にタックルを受けたが、一之瀬には黙っておくことにした。
30分後。一之瀬から連絡を受けた俺は喫茶店に来ていた。
「千尋ちゃんの告白きっぱりと断ったよ」
店員に注文を済ませると、一之瀬は報告をしてきた。
「そっか。お疲れさん」
「うん。明日からはいつも通りにするからって言ってたけど……。元通りやっていけるかな」
「それは二人次第だろ」
「だよね」
原作通りなら元通りになる。けれど絶対ではないので俺は断言はしなかった。
「今日はありがとう。変なことに付き合せちゃって」
「いいさ。頼れるものに頼れって言ったのは俺だし」
「私って上里くんに頼ってばかりだよね」
「そうでもないだろ」
「そうでもあるよ。過去問を提供してくれたり、重たい荷物を持ってくれたり。それにCクラスの男子に絡まれてた時も助けてくれたでしょ」
俺が学校でセックスできる場所がないか見て回ってる時に、Cクラスの男子に取り囲まれていた一之瀬を助けたことがある。
助けたといっても、大声で先生が近くにいると嘘をついたら、勝手に退散してくれただけなんだが……。
あれは原作にないイベントだったので焦った。しかも取り囲んでる連中に石崎がいたので、余計に焦った。原作7巻で綾小路に秒殺された石崎だが、相手が化物だっただけで、喧嘩が弱いわけじゃない。むしろ強い方だろう。
(しかし女子を大勢の男子で取り囲むって……。原作より龍園は容赦ないのかもしれない)
ますます目立たないよう気をつけねば。平田には俺の隠れ蓑として頑張ってもらおう。
「だから今度は私が協力する番。やれるだけのことはやってみるね」
「ああ。頼りにしてるよ」
「うん!」
一之瀬は天使のような微笑みで元気よく応えた。
俺はそんな一之瀬に癒されつつ、その笑顔を淫らな表情にさせたいと、欲望をかきたてた。
☆☆☆
「ストーカー?」
その日の夜。俺は佐倉の部屋で彼女と身体を重ねていた。佐倉の手料理を頂いたことにより俺の性欲は天元突破したようで、既に五回も彼女の膣内に欲望を吐き出していた。
当然佐倉の体力が持つはずもなく、五回戦終了後に休憩を取ることにした。
その休憩中に佐倉が俺に相談をしてきたのだ。
「うん。これ見てほしいんだけど……」
佐倉はベッドから起き上がり、机の棚から大量の手紙を取り出した。ちなみに起き上がった際に、佐倉の爆乳が揺れるのをガン見したのは言うまでもない。
俺も佐倉に続いて起き上がって、手紙の内容を確認する。
「全部ストーカーからなのか?」
「……うん」
佐倉がストーカー行為をされてることはもちろん知っていた。なので佐倉から相談を受けるのを待っていたのだ。
「それとブログのコメントにも……」
佐倉はスマホで自身のブログにアクセスし、コメント欄を表示させる。
『無視するなんて酷いじゃないか。それとも気が付かなかったのかな?』
『雫愛してるよ。雫も僕を愛してくれてるよね?』
次々と気持ち悪い書き込みが出てくる。
「犯人に心当たりはあるのか?」
「多分、量販店の店員さん……」
そして佐倉は経緯について語りだした。入学直後にデジカメを購入するために量販店に赴いたこと。その際に接客した店員に自分の正体を気づかれたこと。量販店に赴いてから毎日手紙がポストに投函されていたこと。ブログのコメントが過激になっていったことを。
佐倉は想像を絶する恐怖を身近に感じて怯えて過ごしていたのだろう。
このことを相談したということは、俺を信頼してくれた証だと思う。
気づくと佐倉は大粒の涙を流していた。
「き、急にこんなこと相談してごめんなさい……。でも頼れる人が上里くんしかいなくて……」
俺はそんな佐倉を優しく抱きしめた。
「謝る必要ないぞ。佐倉は俺を頼っていいんだからな」
「……いいの?」
「当たり前だろ。佐倉は……俺の大切な人だから」
ここで彼女と言えないのがきつい。でも仕方がない。佐倉は大切な人だけど、彼女ではないのだから。
「……っ。上里くんっ!」
佐倉も俺の名前を呼びながらぎゅっと抱きしめてきた。
二人とも全裸なので、佐倉のたわわに実った果実の感触がダイレクトに伝わってきて、息子が膨張しかけるが、必死に我慢した。
今は号泣している佐倉を慰めることが優先だ。
「よしよし。今まで一人でよく頑張ったな」
子供をあやすように佐倉の頭を優しく撫でる。
佐倉は俺の胸の中で泣き続けた。
五分ほどして泣き止んだ佐倉が見上げてきた。
「もう大丈夫か?」
「うん。人前で泣くなんて随分久しぶり。ちょっとすっきりしちゃった」
「そっか。俺はよく泣いてるけどな」
「上里くんはそんなイメージ持ちにくいかな」
「アニメ見て泣きまくってるぞ」
アニメ以外で泣いたことないけどな……。
「そうなんだ。……嬉しかった。私を大切な人だって言ってくれたこと」
「事実を言っただけだ」
「うん……。わ、私もね……上里くんのこと……大切な人だって思ってるよ……」
「……ありがとう」
生まれて初めて女の子にそんなこと言われたので照れてしまった。
「私こそありがとう」
佐倉は小さな笑顔でそう言う。それを見て、今までにないほどに佐倉を愛しいと思ってしまった。
「とりあえず、ストーカーは俺に任せてくれ。何とかする」
「だ、大丈夫なの……?」
「問題ない。佐倉は俺のものだからな。俺のものを傷つける奴は許さない」
「わ、私は上里くんのもの……」
調子に乗って恥ずかしいことを言ってしまったが、佐倉は恍惚とした表情を浮かべていたので結果オーライだ。
「あっ」
「どうした?」
「か、上里くんのが大きくなって……」
佐倉に指摘され、目線を下にやると、息子が膨張しており、佐倉のお腹に当たっていた。
「わ、悪い……」
カッコいいことを言ったくせに勃起してるなんて……。恥ずかしくて死にたい。
「ううん。……したいの?」
「いや、これは息子が勝手に……」
「私はしたいよ」
「え」
「そ、その……寝る前にもう一度上里くんに抱かれたいです……」
潤んだ瞳で佐倉は俺を見つめてくる。
そんな佐倉に抗えるはずもなく、俺は彼女の唇を奪った。
「ふぅ……んっ……」
俺は佐倉と唇を重ねて、その柔らかさを堪能しながら、ゆっくりと舌を滑り込ませていく。
「んっ、んくっ……ふぅっ……んん……」
佐倉もすぐに俺を受け入れて、互いの舌を愛撫しあう。
「ふぅっ……れろ……んちゅっ、んっ……」
佐倉はすっかりと甘いキスに感じ入っている。
「んっ……ぷあぁ……や、やめないで……もっとしたいです……」
口を離すと瞳を潤ませて、続きを求めてくるほどにのめり込んでいた。
「ちゅ……ちゅ……んく……れろっ、むちゅっ……」
佐倉の気持ちに応えて、決して口は離さずに、濃厚なキスを続けていく。
「んっ、ちゅっ、ふぅん……ふぅ……んちゅっ……!?」
俺はキスを続けながら、しっとりと汗ばんだ秘部をなぞる。
「ふぅ……んっ、ふぅん……ちゅ……んふぅ……」
掻き分けて膣口を探っていると、先ほど注入した精液と愛液がブレンドした液体が指に絡みついた。
指を入れて柔肉を描き回し、指の腹でクリトリスを優しく叩く。
「んっ、ふぁっ……ふぅっ……ちゅ……んんっ……」
佐倉は強烈な快感に身を震わせながら、なおをキスを続けようとする。
「んっ……んんっ~~~~~っ!!」
しかし、とうとう軽い絶頂に達して、ゆっくりと口を離した。
「イっちゃったか?」
「はぁっ……はぁっ……上里くん、ひどい……」
唾液の糸を引かせながら、蕩けきった表情で佐倉が言う。
「悪い、佐倉。もう待てそうにない」
「私も……早く、上里くんと繋がりたい……」
佐倉はベッドの上に仰向けになり、腕を伸ばして俺を誘う。
「上里くん……きて……。きゃっ……」
俺は佐倉に近づくとぴったりと閉じた両膝を掴んで、大きく足を開かせた。
そして伸ばされた両腕をぎゅっと掴み、勃起したペニスを佐倉の股間に押し付ける。膨れ上がった肉棒は既に限界だった。
「
「……うん」
蕩けきった表情の佐倉を見下ろしながら、濡れそぼる膣口へと亀頭を宛がった。
「あっ……ふぁっ……きたぁ……」
そのまま腰を前に突き出し、ゆっくりとペニスを膣内に挿入する。
「ふぅんっ……ふっ……すごい、ぬるってして……温かい……」
「そうだな」
佐倉の言う通り、膣はいつもより温かく感じられ、少し腰を揺するだけで複雑な肉壁の感触が伝わってくる。
「んっ……はぁっ……上里くん、私をめちゃくちゃにしてください……」
「……っ!」
潤んだ瞳でそんなことを言われれば、興奮は否が応でも高まっていった。
「はぁっ、ふぁっ! やっ、ひゃうっ! 上里くん、上里くぅん……あっ、あんっ!」
俺は佐倉の両腕を手綱のように掴んだまま、柔らかな股間の膨らみに向かってパンパンと腰を打ち付ける。
「あっ、あっ! 気持ちよすぎちゃう……っ! んっ、あっ、やぁんっ!」
「俺も気持ちいいぞ、佐倉っ!」
乱暴に腰を引かれ、また深く抉られる度に、佐倉は背中を仰け反らせて快感に悶えた。
「あっ、ひゃぁっ! そんな、奥ばっかり突いちゃ、だめ……っ!」
俺は形ばかりの抵抗を見せる佐倉を無視して、蕩けきった膣穴を突き続ける。
「だ、だめぇっ……イっちゃうっ……! まだ、イキたくない……お願い、もっと、ゆっくり……」
「我慢しろ」
強く突き上げるたびに、佐倉は小さく腰を震わせて、いやいやをするように何度も首を左右に振った。
「んはぁぁ……あっ、いいっ……んっ、んんっ……あひぃんっ!」
寮の部屋は防音がしっかりしている。なので音や声を気にする必要が一切ない。佐倉も気兼ねなく、甘くてとろけるような声を上げ続ける。
「んひぃっ! あっ、あっ……奥、トントンってされるの……気持ちいい……んぁっ……あ、ああっ……!」
膣奥を小突くたびに子宮頚部は残っていた精液と愛液を溢れさせ、濡れた柔壁が肉茎に絡みついてくる。
俺は込み上げてくる射精感を何度となく耐えながら、佐倉の生膣を堪能していった。
「はぁ、はぁ、ひぁっ、んぉっ! 気持ちいい……気持ちいい……!」
佐倉もまた濃厚なセックスの快感に酔いしれ、口の端から涎を垂らし、全身に玉のような汗を浮かべている。
「はぁ……はんっ! ん……んんっ! だめ、イク……本当にもう、我慢できない……っ!」
「俺もそろそろ限界だっ!」
俺がそう言うと、佐倉は安堵して顔をほころばせる。
「んぁっ、はぁうっ! こ、このまま一緒に……っ!」
「ああっ!」
佐倉に求められるままに、俺は激しく腰を動かして膣奥を擦った。
「あぁぁっ、んぁっ! きてっ……ナカに、精液出して……! ひゃうっ、あああっ……あっ、んぁっ!」
「……っ、
「あああぁぁああぁぁっ!」
ぴったりと腰を押し付けて、膣内に精液を吐き出していく。
「んぁぁっ! あっ、はぁんっ! れてるぅ……熱い……ふあぁんっ!」
同時に佐倉もピンと足を伸ばして、激しい絶頂に達していることがわかった。
「ふぁっ……あああっ……ナカで、どくどくって……! すごい、こんなに……」
出し切ってようやくペニスを引き抜くと、小さな膣穴から大量の精液が溢れだしてくる。
6回分の精液なので相当な量だ。
「ふっ、はぁっ、んっ……。どろどろって、すっごく、いっぱい出してくれたんだね……」
「そりゃ佐倉の極上の身体を抱ければな」
「う、嬉しい……。上里くんの精液……」
しばらくの間、佐倉は感慨深そうに、シーツの上に溜まっていく精液を見つめていた。
「上里くぅん」
人心地つくと、佐倉は両手を逃して俺にハグを求めてきた。
俺は佐倉のリクエストに応えて、ぎゅっと抱きしめた。
「上里くん、キスしてほしいです」
「なんで敬語なんだよ」
俺は苦笑いしながら唇を重ねる。
「んっ、ふぅん……ちゅ……ちゅ……れろ、んくっ……」
「んふぅ……れろ、んちゅ……」
情事の終わりを告げるキスなので軽いものかと思ったが、濃厚に舌を絡まれてしまった。
「ぷはっ……はぁ、はぁ……」
相変わらず佐倉は蕩けた表情のままだ。
「佐倉、一緒にシャワー浴びるか?」
「……うん」
俺は佐倉の手を引いて、一緒に浴室に入っていった。
そしてお互いの身体を洗いっこして楽しんだ。
その際に誤って右手で触ってしまい、七回戦に突入してしまったのは言うまでもない。
堀北はアブノーマル担当
佐倉はいちゃLOVE担当