佐倉が自室に帰ったのは11時を過ぎた頃だった。堀北が来るのが13時頃なので、俺は空いた時間で録画していたアニメを消化することにした。
くつろぎながらアニメ鑑賞していると、珍しい人から着信があった。
「もしもし」
『上里さん、お久しぶりです。神です』
「神様、お久しぶりです」
俺をよう実の世界に転生させてくれた神様(処女)だ。
「神様から俺に電話だなんて珍しいですね」
『はい。暇だったので様子を伺おうと思いまして』
「なるほど」
『それで何人の女の子を抱いたんですか?』
俺は相手が神様だということもあり、素直に三人の美少女を抱いていることを説明した。
神様曰く、他のハーレム希望の転生者よりペースが遅いらしい。
俺と神様はそのまま雑談を続けた。
『そういえばあまりにも暇だったので、
「決め台詞ですか?」
『はい。是非聞いてください!』
「わかりました。お願いします」
『それでは。……狙った女と落とすには色々と手間がかかる。だが俺の
「
神様はどんだけ暇だったんだよ……。
『だ、駄目でしたか……』
「駄目です。ていうか言うタイミングがないでしょう……」
『言われてみれば確かに』
最初は素敵な女性だと思ったのに。神様の印象が変わってきてるぞ。
『あ、そろそろ定例会議の時間なので切りますね』
「はい。お仕事頑張って下さい」
『上里さんもセックス頑張って下さいね』
「ありがとうございます」
神様とのどうでもいい通話を終え、スマホをベッドに放り投げる。
「疲れた……」
午後から堀北とセックスするのに、余計に体力を消耗してしまった気がする。
今度から神様の電話は着信拒否にしようかな。
☆☆☆
午後1時頃。堀北が部屋にやって来た。そんな堀北は白色のチュニックに、落ち着いたデザインのショートパンツを穿いている。
「どうしたの?」
美脚をガン見していたら堀北に訊ねられた。
「お前の美脚に見惚れていた」
「そ、そう……。ありがとう」
「どういたしまして。あがってくれ」
「ええ。お邪魔します」
堀北を客用のクッションに座らせ、俺はベッドに腰を下ろした。
「学校の鞄なんか持ってきてどうしたんだ?」
堀北は私服に不釣り合いな学校指定の鞄を抱えていた。
「来週から期末テストでしょう。上里くんと一緒にテスト勉強をしようと思って」
「そっか。……それじゃ勉強するか?」
「ええ」
普段は教科書を教室に置いたままの俺だが、真面目な堀北のことなので、テスト勉強をする可能性を考えて、今週は教科書をすべて持って帰ってきていた。
「私が苦手な英語からでいいかしら?」
「もちろん」
二人同時に英語の教科書とノートをテーブルに広げる。
本当は堀北のために用意した道具をすぐに試したかったが、テスト勉強の邪魔をするわけにはいかないので、我慢することにした。
どうせ堀北は今夜泊まっていくことになる。
(まだ慌てる時間じゃない)
今はクールな表情の堀北を脳裏に焼き付けておこう。そうすることで、セックス中の下品な堀北の顔を見て、ギャップに興奮するはずだ。
テスト勉強を開始してから二時間。俺と堀北は休憩することにした。
「ふぅ。やっぱ期末は範囲が広いな」
「仕方ないわよ。……今回も他の人たちの面倒を見るの?」
「そのつもりだ」
Bクラスとの合同勉強会がある。池や山内は他のクラスの女子との交流に浮かれそうだから、気をつけないといけない。
「……そう」
「堀北も参加するか?」
「しないわ。上里くん以外の人と関わるつもりはないもの」
堀北はそう言うと、立ち上がり、俺の隣に移動してきた。
俺に密着し、腕を絡ませてくる堀北からはいい匂いがする。
「ねぇ」
「なんだよ」
「期末テストが終わったら、泊まりに来てもいいかしら?」
「いいぞ」
テスト期間中はセックスはしないので、溜まった性欲を満たしたいんだろう。
「約束よ」
「ああ」
「それと……そろそろいいわよね?」
堀北は俺の右腕に抱きついてる。そして右手は堀北の太腿に触れていた。
つまり堀北は発情している状態だ。
「ああ。今日は鼻を調教するぞ」
「……ええ」
俺は堀北にアナルの次は鼻を調教すると宣言していた。
「とりあえず抵抗しないようにこれをつけてくれ」
「……え?」
「ドン○で買った手錠だ。安かったけど割と本格的だぞ」
ジャラリと割と重みのある金属音が鳴る。
「そ、そんなものが売っているの……?」
「ああ。パーティーグッズコーナーに置いてあった」
「そ、そう……。でも私、抵抗をするつもりはないのだけれど」
「今はその気がなくても、痛みで抵抗するかもしれない」
「……そんなに痛いの?」
「そこそこ」
インフルエンザの検査で鼻をほじほじされたのが懐かしい。
「なぜ上里くんが痛みを知っているの……?」
「おい、引くな。自分で鼻を調教したわけじゃない」
「ならなぜ……?」
堀北があからさまに引いた顔をしている。
「インフルエンザの検査で鼻の奥まで棒を突っ込まれんだよ」
「そうだったのね」
「俺は堀北と違ってマゾじゃないんだ」
「……っ。わ、私もマゾではな―――――ひゃんっ!」
堀北の言葉を遮るように、彼女の胸を鷲掴みにした。
「マゾだろ。こんな乱暴に胸を鷲掴みにされて、感じるなんてさ」
「か、感じて……あぁっ……や、やめ……んひゃっ!」
愛撫とは程遠い乱暴な手つきで、胸を揉みしだく。
それなのに堀北は、嬌声を上げ始める。
「んぁっ、あんっ、ひぃぁっ、だ、だめっ……!」
「そんな淫らな声で駄目って言われてもな」
俺はそのまま堀北の胸を揉み続けた。
揉み終わるまで、彼女の甘美の声は鳴り響いた。
「それじゃ椅子に座ってくれ」
「はぁ、はぁ……わ、わかったわ……」
息を荒くした堀北が、俺に言われるがままに、椅子に腰を下ろす。
そのまま両腕を椅子の背もたれに回して手錠をかける。
「あぁ……凄い。私、上里くんに手錠をかけられて……」
手錠をかけられて、そんな蕩けた表情をするなんて……。やはり堀北は真性のマゾだ。
「足にもかけておくからな」
両足にも手錠をかける。これで堀北は完全に手足の自由が奪われたことになる。
俺はケースから長めの綿棒を取り出した。
「それじゃ入れるぞ」
「え、ええ……」
堀北の返事を聞き、綿棒を堀北の鼻の穴に入れる。
まずは浅い部分から弄ることにする。
「ふぁ……く、くすぐったいわ……」
「だろうな。くしゃみもしていいからな」
鼻の肉壁の浅い部分を綿棒でなぞっていく。
そしてよく見えるように指の腹で、堀北の鼻をつり上げた。
「ふごぉっ……!?」
やはり豚鼻の堀北を見ると興奮する。
俺はゆっくりと綿棒を奥まで挿入していった。
「あぁ……ふぎぃ……んぉ……」
堀北の顔を見ると、痛みはまだ感じていないようだ。
しかし鼻水が大量に垂れている。
「んはぁ……は、はなみずがぁ……ぁあ……」
透明な鼻水は、堀北の可愛らしい小さな唇を伝わって、上着に垂れており、白いチュニックには染みが徐々に広がっているのがわかる。
「次は左の穴だ」
俺は堀北の鼻を交互に責め続ける。
豚鼻と両穴から垂れる鼻水により、堀北の顔は期待通りの下品なモノになっている。
「んぎぃ……ふごぉ……うぁ……」
「凄い鼻水だな。口の中にも入ってるんじゃないか」
堀北もまさか夏にこんな大量の鼻水を垂らす羽目になるとは思わなかっただろう。
「それじゃそろそろ奥まで入れるか」
堀北は痛みに耐えられるか。
そして痛みから快感に変換することができるのか。
俺は期待半分、不安半分な気持ちで綿棒を鼻の奥へ一気に突っ込んだ。
「あがっ……?」
「痛いだろうけど我慢しろよ」
「い、いだ……いだぃ……いだぃぃぃぃぃっ……!」
予想通り堀北が悲鳴を上げた。
俺もインフルエンザの検査で、みっともなく悲鳴をあげたもんだ。
「や、やめ……やめでぇ……っ!」
「駄目だ」
「お願いっ! いだぃ……いだひぃ……っ!」
涙を流しながら懇願してくるが無視する。
「黙って調教されてろ」
「そ、そんなぁ……あぁ……いだぁ……!」
どうやら堀北が思ったよりも痛みが強いらしい。
手錠をかけておいてよかった。
「じきに気持ちよくなる。だから我慢するんだ」
「も、もう許して……ぁ! んぐ……っあああっん……!」
このまま痛みだけで終わってしまうかと不安に駆られたが、やはり堀北はマゾだった。
「あががっ……きもひぃ……っ!」
5分ほど鼻を責め続けてると、堀北が嬌声をあげ始めた。
やっと痛みが快感に変換したようだ。
「お、奥までぇ……入れてっ……!」
「わかったよ」
涙と鼻水を垂らしながら堀北の要望に応える。
「はがぁっ……あが、あひぃ……っ!」
「気持ちいいのか?」
「き、気持ちいいっ! んぉっ! ふひぃっ!」
醜い顔を晒しながら堀北が甘美の声をあげ続ける。
鼻水が口の中に入っていくが、本人は気にせず、喘ぎまくっている。
「一本じゃ物足りないだろ」
「んひぃっ、あぎぃっ……ふぇ……?」
俺はケースから大量の綿棒を取り出し、一気に両方の穴に差し込んだ。
「ふぎゅぅぅぅぅぅぅっ!?」
大量の綿棒を入れられたことにより、堀北の鼻の穴が限界以上に広がる。
「んおぉぉっ……は、鼻がぁ……あががっ……」
「凄く下品な顔してるぞ、堀北」
「ああぁ……見ないでぇ……」
「それは無理だ」
俺はスマホを取り出し、顔を逸らさないよう頭を掴みながら、撮影する。
「い、いやぁ……とらないでぇ……!」
「だから無理だって」
人には見せてはいけない状態の堀北の顔の写真がスマホに保存されていく。
(とりあえず鼻の調教は一旦終わりにするか)
撮影を終えると、俺は堀北の鼻に突っ込んだ綿棒を一気に引っこ抜いた。
「ふごぉぉぉぉぉっ!?」
「はは、凄いうめき声だな。豚かよ」
「ああぁぁ……」
鼻の穴から、今までとは比べものにならないほどの、鼻水が大量に垂れてきた。
それは余韻に浸り、半開きになっている堀北の口に流れ込んでいった。
☆☆☆
「んはぁっ! はぁうっ! もっといっぱい動いてええっ!」
「わかってるよっ!」
堀北の鼻の調教を一旦終えた俺は、ベッドに横たわった堀北の片足を持ち上げ、背後から犯していた。
ぬかるみきった膣洞にペニスが出し入れされるたびに、堀北は感極まった嬌声を張りあげている。
「んふぅぅン、オチンポいいっ! 大好きぃっ! ふはぁああっ!」
堀北の膣肉は、相変わらず男根をしっかりと包み込んで密着し、竿の全体を心地よく締めつけてくる。
「あはあああぁっ! す、すごい! オチンポすごい、すごいぃぃっ! ンヒイイイィィンン!」
鋼のように硬く反り返る肉棒が往復すると、堀北はいっそう淫らによがり喘ぐ。
「あふううううんっ! いっぱい擦れてっ、気持ちいいのぉっ!」
「お前の声を聞いてればわかるよ」
「あっ、あっ、あぁあああっ!」
「こっちも気持ちよくしてやる」
俺は乳首を摘まんでいた指に力を入れ、グリグリと押し潰して強く責める。
「んふわああああぁっ! ひゃあああんっ!」
すでに硬く勃起している乳首を乱暴に弄られて、堀北は強い刺激に官能を覚え、高々と色っぽい喘ぎをあげていく。
「ふはああ、あふぅあふぅ、んはああぁっ!」
膨れ上がる肉欲に任せ、牡と牝の本能をぶつけ合う荒々しいセックスを楽しみ、俺と堀北は互いに息を弾ませる。
そして俺の射精感が高まっていった。
「くっ……、そろそろ、やばっ……!」
「んはぁぁっ! か、上里くんっ! オマンコにいっぱい出してええぇっ! ああぁんっ!」
「んぐ……!」
発情しきった膣穴が肉棒へ強い圧搾を与えてきて、ぬめる媚肉が竿にべったりと絡みついてくる心地に、惚けてしまいそうな快感を受けて俺は思わず声をあげる。
「ひはあああぁ! あああンッ! 出してぇっ!」
膣肉が捲り返るほどの激しい抽送を受けて、堀北は呼吸のペースを乱しながら叫び、腰をビクビクと震わせた。
「あひゃあんっ、あぁあああっ! イクぅぅ! オマンコイクぅぅ!」
アクメが近づくにつれ膣穴は射精を促すように緊縮し、肉棒を中から痺れさせるような激感を見舞ってきた。
「ふわぁあああっ! 上里くんっ! もう限界っ! イクっ! イクゥウウッ!」
「ああ、俺も限界だ!」
放出を予感させる熱さを竿の根元で感じ、俺はとどめにひときわ強く腰を打ちつけた。
「あひゃあぁああああああぁっ!」
膣奥への一撃が引き金となって堀北は絶頂に達し、甲高い声を響かせて、勢いよく潮を噴き上げる。
堀北と同時に俺も絶頂を迎え、膣穴に埋め込んだ肉棒から怒涛の勢いで精液を放出した。
「ああぁんっ、凄いっ! イクぅうっ! 中出しでイクぅっ!」
膣内をドロドロした劣情で満たされる悦びに浸り、牡に媚びる甘ったるい声で大胆に叫んでは、欲望のままに精液を求め、ペニスを締めつけてくる。
「はぁっ、あはぁぁぁぁ……ああぁん……すごい……んふぅぅぅ……」
膣内射精が終わる頃、強烈なアクメから抜け出した堀北は、嬉しそうに溜息を吐く。
俺は"ある道具"を取るため、肉棒を膣穴から抜いた。
「あぁぁん……抜いちゃだめぇ……ザーメン、溢れちゃう……」
「すぐに入れてやるから待ってろ」
俺は手錠と一緒にドン○で購入した道具を買い物袋から取り出した。
堀北は気になったのか、重たい体を起こして、隣にやってきた。
「堀北、次はこれをつけてやるぞ」
「そ、それって……」
「ああ、鼻フックだ」
☆☆☆
彼は笑顔でとんでもないものを私に見せてきた。
鼻フック。
どうやら私の鼻の調教はまだ終わっていなかったようだ。
「こ、これもドン○で買ったの……?」
「ああ。なんか罰ゲームに使うのに流行ってるらしいぞ」
こんなものが流行るなんて日本は大丈夫なのかしら……。
「堀北、つけてくれるよな」
その言い方はずるい。
あなたにお願いされたら、私は言うことを聞いてしまうのをわかってるくせに……。
「……ええ」
「それじゃつけるぞ」
彼は私の顔に、鼻フックを装着させた。
鼻フックを装着されたことにより、私は物理的に豚鼻にされてしまう。
「あふっ、ふごぉっ」
「やっぱり似合ってるな。堀北はもっと下品な顔にならないと」
「えっ……ぬがっ!?」
鼻が強く引っ張られる感覚に襲われる。
彼は私の豚鼻に不満があったようで、より鼻を引っ張り上げたようだ。
「あっうっ……いああっ、おごぉっ……」
「牝豚の堀北はこれくらい豚鼻にならないとな」
牝豚。
人格を否定する言葉。
なのに私は彼にそう言われると嬉しくてたまらない。
だって私が牝豚なのは事実だから。
私は快楽を貪る牝豚だ。
(あぁ、凄い……。もうあんな大きくなって……)
射精したばかりだというのに、彼の肉棒がまた大きくなっている。
豚鼻になった私の醜い顔を見て興奮してくれたのだ。
もっと彼を興奮させたい。
もっと醜い私の顔で興奮してほしい。
そんな衝動に駆られた私は……
「ぶ……ふ、フゴッ、フゴッ、ふごふごふごっ……!」
豚の鳴き真似をしてしまった。
彼は一瞬驚いてきょとんとしたが、すぐに嗜虐的な笑みを浮かべた。
「……なんだよ。牝豚と自覚したら人間の言葉を発せなくなったのか?」
「フゴフッ……う……ブヒッ、ぶひぎっ、ひぎっ、ぶひっ!」
私は必死で自分の鼻に口の中から空気を送り込んで音を鳴らす。
「ふごっ……フゴフゴ……ふごぉっ……!」
豚の鳴き真似をしながら、挿入をせがむように、足を広げて、精液と愛液がドロドロ垂れている性器を見せつける。
「そんなに
「ふごーっ! ふごご、フゴフゴッ!」
私はこの上なく惨めな顔と声で、彼に懇願した。
人としての尊厳を完全に失ってしまった私に、彼は優しく微笑みかけた。
「わかったよ。
やっと挿入してくれる。
牝豚に興奮してくれた肉棒が私の膣内に入ってくる。
「いくぞ」
「ふ、ふひっ……! ぶひぶひっ!」
彼は私の腰を掴むと、一気に膣奥までギンギンに硬くなった肉棒を挿入した。
「んひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」
それから私たちは今まで一番荒々しいセックスをし続けた。
相手を一切気遣うことをしない、欲望をぶつけ合うセックス。
嗜虐心を満たしていく彼。
被虐の悦びに完全に目覚めた私。
私は心も身体もいたぶられながら堕ちていった。
☆☆☆
翌朝。彼より早く起きた私は、朝勃ちしている彼の肉棒から精液を摂取してから、色んな体液で汚れている身体を洗い流すため、シャワーを浴びていた。
「いたっ……」
お尻にある引っ掻き傷にお湯が沁みる。
私のお尻には何ヶ所も引っ掻き傷がある。
これは彼が私に与えてくれた傷跡だ。
彼はセックスに夢中になりすぎると、爪を立てる癖がある。
つまりこれは彼が私とのセックスに夢中になってくれた証拠だ。
「あぁ……痛い……」
彼に与えられた痛みで幸福感に浸る。
傷跡にお湯が沁みる度に、心が満たされていく。
「佐倉さんや一之瀬さんも、彼に傷つけられているのかしら」
彼が以前から佐倉さんと関係を持っていたことは気づいていた。
教室で彼を見る佐倉さんの目は、完全に恋する乙女のものだった。
それに気づいてからだ。
私が彼に抱かれる回数が減っていったのは……。
もちろん不満はある。
正直にいえば、私以外の女なんて抱いてほしくない。
けれど私は恋人ではないので彼に文句を言えない。
それに独占欲を見せて、面倒な女と思われるのは嫌だった。
佐倉さんと一之瀬さんは彼が自分以外の女を抱いていることを知っているのだろうか。
一之瀬さんはよくわからないけれど、佐倉さんはメンタルが弱そうなので、私や一之瀬さんの存在を知ったら、ショックで寝込んでしまうのではないだろうか。
「まぁ私以外の女がどうなろうと、どうでもいいけれど」
回数は減ったけれど、今日のセックスで、彼が私に夢中でいてくれてることはわかった。
なら私がやることは一つ。
このまま彼との関係を続けていき、私が彼の一番になればいい。
彼との相性が一番いいのは私だ。
彼とあんな荒々しいセックスが出来るのは私だけのはず。
人間の尊厳を失うような変態行為を受け入れられるのも私だけだ。
「あっ」
膣から子種汁が垂れてしまった。
「あぁ……もったいない……彼の精液が……」
せっかく彼が私の膣内に注入された子種汁が体外に放出されてしまった。
私はすぐにそれをすくい、口から体内に戻した。
するとあそこがきゅんとした。
(万が一、彼が私を選ばなかったとしても、彼に捨てられない方法はある)
彼に捨てられない為にはどうすればいいのか。
簡単なことだ。
身籠ればいい。
さすがの彼でも、身籠った女を捨てるほど、鬼畜の所業はしないと思う。
私は彼の傍にいる為なら妊娠してもいいと思っている。
佐倉さんと一之瀬さんに、その覚悟はあるだろうか。
「ないわよね。だったら私の敵じゃないわ」
もちろん今すぐに身籠るつもりはない。
高一で妊娠しても、二人で暮らしていけない。なにより彼に迷惑がかかってしまう。
妊娠するなら高三の冬辺りがベストだろう。お腹が目立たない程度のタイミングで卒業できるよう逆算をすればいい。
彼には悪いけれど、Aクラスで卒業して、そのまま就職してもらおう。そして私と赤ちゃんを養ってもらう。
そして子育てをしながら、彼との性に溺れる日々を送りたい。
「ふふ、もしそんなことになれば私は勘当されるでしょうね」
私は厳格な家庭で育ってきた。
父も、母も、そして兄も私に厳しく接してきた。
もちろんそのことに対しては不満はない。
両親は教育のためなら金を惜しまなかったし、兄さんは私の憧れでいてくれた。
妊娠をしなくても、今の私の性に溺れた生活を知れば、両親も兄さんも私に失望するだろう。
けれどそんなことはどうでもいい。
だって私には彼がいる。
上里歩夢くん。
彼と出会ってまだ数ヶ月だけれど、彼は私の中で誰よりも大きい存在になっていた。
彼に抱かれるだけで、心も身体も満たされていく。
兄さんに褒められるより、幸福感に包まれてしまう。
もう私は彼なしでは生きていけない。
だからこそ私は両親と兄さんに感謝をしている。
両親は兄さんと同じ道を歩もうとした私を応援してくれた。
そして兄さんは、高度育成高等学校に入学してくれた。
兄さんが私の目標でいてくれたから――私はこの学校に入学することができた。
兄さんが私の目標でいてくれたから――私はこの学校で彼と出会うことができた。
兄さんが私の目標でいてくれたから――私は彼に女としての悦びを教えてもらうことができた。
お父さん、お母さん。
ごめんなさい。
鈴音はあなた達の期待に応えられる子ではありませんでした。
兄さん。
ごめんなさい。
鈴音は兄さんの自慢の妹になれませんでした。
鈴音は快楽に溺れた、愚かで、下品で、どうしようもない牝豚でした。
鈴音は彼と共に堕ちていきます。
父さん、母さん、兄さんは私を愚かな人間だと思うでしょう。
私も自分が愚かな人間であると自覚しています。
彼と一緒にいると自分が壊れていくのがわかります。
それでも彼と一緒にいたいんです。
彼に抱かれると、私は無上の幸せを感じれるのです。
私をこんな幸せにしてくれる人は、彼以外にいません。
だから私は、兄さんたちにどう思われようと、彼と一緒に生きていきます。
「おーい、シャワー浴びてるのか?」
彼の私を探す声が急に聞こえてきた。
やっと目覚めたようだ。
彼のことだから、このまま浴室にやってくるだろう。
ならばやることは一つ。
彼に貪られる準備をするだけだ。
「ええ、先にシャワー浴びさせてもらったわ」
そして今日も私と彼の性に溺れる一日が始まる。
堀北がどんどん堕ちていきます!
今回は珍しくヒロイン視点でエッチしました!