7月某日。とうとう一之瀬が南雲パイセンに呼び出された。
なぜ俺が一之瀬が呼び出されたことを知っているかというと、昨晩に一之瀬本人から直接連絡があったからだ。
その一之瀬は今頃生徒会室で南雲パイセンと面談をしている。
(やはりこの世界でも一之瀬は南雲パイセンに目をつけられていたのか……)
一之瀬ほどの美少女が、女好きの南雲パイセンに目をつけられないはずがない。
今頃南雲パイセンは、一之瀬の身体を舌なめずりしながら視姦していることだろう。
けれど俺は一之瀬の心配を全くしていなかった。
なぜなら原作と違って、一之瀬は生徒会に入るつもりはないからだ。
一之瀬は生徒会より俺との時間を優先してくれた。
なので俺は気楽に一之瀬の帰りを待っている。
「どうせ生徒会に入るつもりがないなら、呼び出しに応じなくてもいいのにな」
一之瀬は先輩からの呼び出しということもあり、南雲パイセンの呼び出しに応じた。
橘先輩によると、生徒会室にも監視カメラは設置されているので、一之瀬が襲われることもないだろう。
(問題は一之瀬がBクラスになった理由を聞かれるかどうかだな)
原作では生徒会に入れさせてもらう代わりに、一之瀬は中学時代の過ちを告白した。
そのせいで坂柳や南雲パイセンのおもちゃにされそうになったわけだが……。
「やばい。なんだか心配になってきた……」
制服に着替えて俺も学校に行こうか迷う。
しかし一之瀬が学校に向かってから一時間経っているので、そろそろ帰ってくるかもしれない。
それなら部屋で帰りを待っててあげたほうがいいかもしれない。
「どうすっぺ……」
一人きりなのでつい方言が出てしまった。
魅力度ランキング47位の方言をクラスメイトに聞かれると馬鹿にされそうなので、普段は方言を控えて生活をしている。
(そういえば関西人もいないな)
他のクラスはわからないが、Dクラスは東京出身が多かった。ちなみに茨城出身は俺だけだ。
もしかしたら関西にも同じような学校があるのかもしれない。
違う方向に思考が傾いた瞬間、呼び出しを知らせるチャイムが鳴った。
急いで玄関のドアを開けると、予想通りの人物が立っていた。
「おかえり」
「……っ!」
ドアを開けた瞬間、一之瀬が抱きついてきた。
「……どうした?」
「ごめん。少しこのままでいさせて……」
「わかった」
幸いなことにドアは自然に閉まってくれたので、他人に見られることはない。
一之瀬は身体を震わせながら、俺に身を預けた。
「……ありがとう。もう大丈夫」
しばらくして、一之瀬がゆっくりと離れた。
大丈夫と言っているが、大丈夫そうには見えない。
「とりあえず部屋にあがってくれ」
「うん」
一之瀬は部屋に入ると、自然な動きでベッドに腰を下ろした。
俺も一之瀬の隣に腰を下ろし、左手で彼女の右手を握った。
「嫌なことでもされたのか……?」
「ううん……」
恐らく南雲パイセンに、一之瀬が成績優秀にも関わらずBクラスになった原因を聞かれたのだろう。
「あ、あのね……」
「おう」
「私……その……南雲先輩に……あの……」
「落ち着け、一之瀬」
「あっ」
震えが止まらない一之瀬を優しく抱きしめた。
「よくわからないけど言いたいことがあるなら気分を落ち着かせてから言った方がいい。一之瀬が落ち着くまで俺は待つから」
「……あ、ありがとう……」
「何だったら一発するか?」
「しないよっ!」
俺の冗談に突っ込めるようなら大丈夫だろう。
「もう……真面目な話をしようと思ってるのに……」
「悪い悪い。もうふざけないから」
「でも私のためだよね」
「ん?」
「私を元気づけようとしてくれたんでしょ?」
「……それはどうかな」
「……好き」
一之瀬が想いを告げながら、俺をぎゅっと抱きしめた。……大きな二つの果実を押しつけながら。
「好き……大好き……」
「そ、そうか……」
「うん。……だから上里くんに私の過去を知ってもらいたいの……」
どうやら過去を告白してくれるようだ。
再び身体を離し、向かい合う俺と一之瀬。
「一之瀬の過去……?」
「うん。今日、南雲先輩に呼び出されたでしょ?」
「ああ」
「上里くんの予想通り生徒会に誘われたんだよね私」
それしか生徒会室に一之瀬を呼び出す理由がないからな。
「もちろんすぐに断ったよ。私は生徒会より上里くんの方が大切だから」
一之瀬の言葉に、今すぐに押し倒したい気持ちになるが、雰囲気を壊さぬよう必死に衝動を抑える。
「南雲先輩は意外な顔をしてた。私は謝ってからすぐに帰ろうとしたんだけど、生徒会室を出る直前に呼び止められたの」
「怒られたのか?」
「……ううん。ただ質問をされただけ」
「質問?」
「うん。……私がBクラスになった理由を」
これも予想通りだ。恐らくなんとか一之瀬を自分のモノにしようと思った南雲パイセンは、一之瀬の弱みを握ろうとしたのだろう。もしかしたら自分の誘いを断った一之瀬に対して怒りを感じていたのかもしれない。
「今から言うことは誰にも言ってないこと。もちろん南雲先輩にも言ってないから」
「俺に教えてくれるのか?」
「……本当は知ってほしくない。他の誰よりも上里くんには知ってほしくないっ」
涙を浮かべながら一之瀬が答える。
一之瀬の気持ちはわかる。誰でも好きな人に自分の過ちを知ってほしくないものだ。
俺だって一之瀬たちに、転生前は切れ痔だったことは知ってほしくない。
「でもそれじゃ駄目だと思った。このままじゃ私……上里くんに甘えてばかりで駄目になるっ!」
個人的には駄目になってもいいんだけど。
なんならBクラスの学級委員長をやめて、俺に依存しまくって構わないと思っているまである。
「だから上里くんには……私のすべてを知ってもらいたい。……いいかな?」
「ああ、聞かせてくれ」
俺がそう言うと、一之瀬は両目を閉じ、静かに呼吸を整える。
「私ね――――万引きしたの。それで中学三年生の時、苦しくて半年間学校を休んだ。誰にも相談出来ず自分を責め続けて。ずっと部屋に引きこもってたの」
一之瀬はゆっくりと語り始めた。
母子家庭で裕福ではないが幸せに暮らしていたこと。特待生で高校に進学するため必死に勉強をしたこと。その結果、中学三年時に生徒会長になったこと。妹の誕生日プレゼントを買うために母親が無理して働いて倒れたこと。妹の笑顔を取り戻すためにヘアクリップを万引きしたこと。すべて原作と同じ内容だ。
「……これが私の過去。……幻滅した?」
ここで俺はなんて答えればいいんだろうか。
原作では綾小路は一之瀬の話を聞くだけだった。しかし俺は本人に直接問われてる。しかも扉越しだった綾小路と違って、一之瀬と向かい合ってる。ここで俺が「俺は扉だ」と言ったら、意味不明すぎる。
「いいや、幻滅なんてするわけがないだろ」
とりあえず否定しておく。
「でも私犯罪者だよ……? 上里くんは犯罪者の女を抱いてたんだよ……?」
「俺が抱いていたのは一之瀬帆波だ。過去がどうであれ俺はお前を手放す気はない」
「……っ」
一之瀬が俺に何をして欲しいんだ。……もういいや。俺が考えても無駄だわ。そもそもクズの俺に善人な一之瀬の考えを理解しようと思ったのが間違いだったんだ。本人に直接聞こう。
「一之瀬、お前は俺に何をして欲しいんだ?」
「……え?」
「許してほしいのか? それとも……断罪して欲しいのか?」
「わ、私は……」
こんなに弱弱しい一之瀬を見るのは初めてだ。
引きこもってる間も、ずっとそんな顔をして過ごしていたんだろう。
「私を……苦しめてほしいっ」
「…………え?」
ちょっと何言ってるかわからない。
「私、半年間引きこもってる間ずっと苦しんでた」
「あ、ああ……。半年も苦しんでたんならこれ以上苦しむ必要はないんじゃないか……?」
「ううん、あれは自責の念にかられただけ。……私は上里くんに苦しめられたい―――罰して欲しいの」
「罰か……」
俺にそんな資格はないんだけどな……。
「私、みんなを裏切った。家族、友人、先生。でも私を罰してくれたのはお母さんだけだった」
「先生には怒られなかったのか?」
「注意はされたよ。でもそれで終わり。一之瀬だって過ちを犯すことはある。そう言って私を哀れんだだけ」
いい先生じゃないか。俺の担任なんか女子生徒にセクハラして解雇になってたぞ。
「友人は?」
「怖くて会ってない。学校に復帰してからはずっと保健室登校だったから……」
「そっか……」
そりゃ半年も学校を休んでたら教室に入りづらいよな。しかも生徒会長の立場で万引きをしたんだから。
「馬鹿なことを言ってるのはわかってる。でも上里くんにしか頼めないから……」
「そうか……」
「どうか私利私欲のために万引きを犯した私を罰して下さい」
……もしかして一之瀬はずっと自分を罰してくれる人間を待っていたのか。
そういえば処女を奪った時も、少しでも長く痛みを感じていたいと言っていた。
一之瀬は自分を断罪してくれる人間が現れるのを待っていたんじゃないか。
「……わかった」
「ありがとう」
「でも具体的にどう一之瀬を罰すればいいのかわからない」
「そうだよね……」
転生と右手以外は普通の高校生の俺にどう罰せよと言うのだろうか。
罰というから重たく考えてしまうのか。ならもっと俺たちに合う言葉にすれば……。
「だから……俺は一之瀬をお仕置きする」
「お、お仕置き……?」
「ああ。こっちの方がわかりやすいかと思ったんだけど……」
「……うん、そうだね。私にお仕置きをしてくださいっ」
お仕置きなら任せろ。堀北相手に何度もお仕置きプレイをしてきたからな。
☆☆☆
「フェラすればいいの……?」
私は上里くんに言われるがままに、全裸で四つん這いになっている。
上里くんはベッドに腰を下ろして、私の顔におちんぽを近づけている。
「違う。一之瀬にはイラマチオしてもらおうと思って」
「それでお仕置きになるの……?」
「苦しいらしいからお仕置きになると思う」
「……わかった。それじゃお願いします」
私は口を開けておちんぽを咥える。
直後に、彼に後頭部を掴まれた。
「んぐぅぅっ! んっ……んむうっ! んぐううぅぅっ!」
いきなり喉の辺りにまでおちんぽを突っ込まれて、私は呼吸もろくに出来なくなってしまった。
「んごぉっ! んぐむっ……ぐっ……ぐぶううぅぅっ!」
「限界がきたら言ってくれ」
上里くんは頭をがっちり掴んで、ますます奥までおちんぽをねじ込もうとしてきている。
「ぐぅっ……んっ……んぐぅっ……んぐぐっ……!」
息のできない苦しさを感じながら、私はどうにか鼻からの呼吸でぎりぎりの酸素を確保しようと必死になった。
「んぐぅっ……んふぅっ……んっ……ふぅぅっ……」
少しでも油断すると、猛烈な嘔吐感ですぐに呼吸がままならなくなってしまう。
私はイラマチオがこんなに苦しいものだと思わなかった。確かにこれならお仕置きになる。
「動かすぞ」
「ぐむっ!?」
がっちり頭を掴まれた状態で、上里くんが自分から腰を動かして、私の口を、喉をおちんぽで突くようにしてきた。
「ごもぉっ!? んごっ……んごぉっ……! んぐっ……んぐぐぐぐぅっ!?」
気管が塞がれて、呼吸が途切れがちになる。
「ほごっ! おごおおっ! んぐぅぅぅっ……んおおおおおっ!」
口の位中の粘膜を強引なまでに擦りたてられ、痛い。
「んぐぐぐっ! んっ……えぉっ……えっ……えげぇっ……!」
喉の奥を突かれて、猛烈な吐き気が襲ってくる。
急激にいくつもの苦痛に襲われて、私は何がなんだかわからなくなってしまっていた。
「ほごぉっ……ほごっ……ごっ……ごぇっ……ええぇっ……」
酸素が足りないせいか、頭がくらくらする。
「一之瀬、大丈夫か?」
大丈夫じゃない。
大丈夫じゃないけど、我慢しないといけない。
これは私が望んだお仕置きなんだから。
途中でリタイアすることは許されない。
「もぐぅ……っ」
私はおちんぽを奥まで突っ込まれながら、何とか頷いた。
「そうか。ならこっちも弄らせてもらうぞ」
「もごおおぉぉぉぉっ!?」
乳首を思いっきり捩られる。
私はそんな状況でも、口のおちんぽを噛んだりしないようにしていた。
「あがっ……ごっ……ごぼっ……ごおおっ……ごっ……」
新たに生じた乳首の痛みに、私は自分でもびっくりするくらいに汚い声を漏らして悶絶してしまう。
「むごおぉぉぉっ! むぐっ! むぐぐっ! むぐぅっ!」
窒息しそうになりながら、私は必死にそれに耐える。
「んっ……ほぉっ……おごっ……ほぉぉぉっ……」
じわじわと広がる嘔吐感で、脳が痺れていく……。
「おごぉっ……おっ……おほっ……おほぉぉぉっ……」
「一之瀬、もしかして気持ちよくなってないか?」
「んぐむっ……!?」
「すごいエロい顔してるぞ?」
そんなはずない。
だってこれは苦しいことなんだから。
気持ちいいことなんかじゃないのに……。
「気持ちよくなっちゃ駄目だろ」
頭をぎゅっと抑えられて、ますます激しく喉を犯される。
「んごっ! ごもっ……ごっ……ふごっ……ふごごっ……!」
私が気持ちよくなってる?
ぼんやりと、ぼけたような視線で、揺さぶられるようにしながらも、上里くんを見た。
「んもぉっ……もごっ! もごぉっ! んごっ……ごぇぇっ……!」
「うぐっ……!」
気持ちよくなってるのは上里くんじゃないの?
私も気持ちよくなってるの?
「ほもごぉっ……!? んっ……んごぉっ! おごっ!」
上里くんがより強く乳首を引っ張りあげた。
(な、なんで私……あそこが濡れて……)
太腿をだらだらと伝わって落ちる、自分の愛液の感触。
上里くんに直接弄ってもらってるわけではないのに、大量の愛液が垂れているのがわかる。
「もごっ……ごっ……ごほぉっ……おおっ……おごぉっ……」
私、感じてしまっている。
勘違いや錯覚なんかじゃない。
お仕置きなのに、私は気持ちよくなってしまっている。
「んぐぐっ! んごっ……ごほぉっ! おごっ……おごごっ……」
「悪い。そろそろ
「ほごっ! ごおっ! ごっ……ごもぉっ! んごおぉぉぉっ!」
私は激しく乱暴になっていく上里くんの動きに、出来るだけ合わせた。
窒息しないように息を吸い、歯を当てないように気を使って、猛烈な吐き気と苦痛に耐える。
「おごごっ! ごもっ! ごももおぉっ! んっ……んげぇっ……! えげぇっ!」
これじゃお仕置きにならない。
せっかく上里くんが私の要望に応えて、イラマチオをしてくれているのに。
申し訳ない気持ちが込み上げてくる。
でもそれ以上に私は気持ちよくなってきてしまって……。
私の思考がますます混濁して、そのまま意識の隙間に落ち込んでしまいそうになってしまった、そのとき……。
「
「もぶうううううぅぅぅぅぅぅぅっ!?」
口のなかと言わず、喉の奥と言わず、ねっとりと熱い液体で急激に満たされていく。
「もごほぉっ! おもっ……おぼおおおおっ!?」
ねっとりとした液体は、完全に私の気管を満たして、わずかな酸素さえ通さなくしてしまっている。
「ごっ! ごぶっ……ごぼぼっ……ごぼっ……ごっ……ごぉっ……」
死んじゃう。
このまま息が吸えなくて死んでしまう。
ぞっとするような恐怖と、意味の分からない安らかな快感が脳を引っ掻き回していた。
「んむびゅうううぅぅぅっ!?」
びゅっと、激しく鼻から白濁した液体が吹き出した。
「おぶぶっ! んぶっ……んぶううぅぅぅっ! ふむぶぅぅっ!」
びゅるびゅると、両方の鼻の穴から、どろどろと黄味がかった液体を吹き出していく私。
「おほぉっ……ほっ……ほごぉっ……おっ……おぼっ……」
同時に気管に詰まった液体が排出されたことで、かろうじての酸素が流れこんできていた。
「大丈夫か?」
口からもおちんぽが抜かれて、ようやくまともに呼吸ができるようになる。
「……ぅん……げへっ……えっ……げぇっ……! がっ……かふっ……げえぇぇぇっ!」
喉に、口の中にへばりつく精液を、咳き込んでどうにか吐き出していく。
いつもなら飲むところだが、今回はそんな余裕はなかった。
「ぐっ……うううぅっ……。んぐっ……じゅるっ……じゅるるっ……」
鼻に詰まった分は、どうあっても出て行く気配がないので、仕方なくそのまま、鼻をすするようにして吸い込んだ。
「うえぇぇっ……えげっ……げへっ……えへぇっ!」
「よく頑張ったな」
彼が私の頭を優しく撫でる。
私は彼に頭を撫でてもらえるほど頑張ったんだろうか。
お仕置きなのに気持ちよくなってしまった私にそんな資格はあるの?
☆☆☆
「よく頑張ったな」
俺はイラマチオに耐えた一之瀬の頭を優しく撫でた。
途中一之瀬が気持ちよくなっていたが、右手で触ったせいなので仕方ない。これで十分お仕置きになっただろう。
「落ち着いたらご褒美あげるからな」
「……だ、だめ……」
「何が駄目なんだ?」
息を荒くしながら、一之瀬が俺を見上げてきた。
「だ、駄目だよ……。私……気持ちよくなっちゃった……。上里くんが、お仕置きしてくれてるのに……」
「それはだな……」
「だから私にご褒美をもらう資格はない」
「……わかった」
一之瀬の真面目な性格を甘く見ていた。
俺にお仕置きをされてるのに、気持ちよくなってしまった自分が許せないんだろう。
本当に一之瀬は損な性格をしてる。
「それじゃ追加でお仕置きをしてやる」
「……うん」
追加のお仕置き。
発情してしまっている一之瀬に一番効くお仕置きは……。
「部屋に戻るんだ」
「……………………え?」
「今日は一之瀬を抱かない。これがお仕置きだ」
発情させて放置する。これ以上のお仕置きはないだろう。
「ま、待って……。そんなのお仕置きにならないよっ!?」
「いや、なる。……だって一之瀬は俺のちんぽが欲しくてたまらなくなってるだろ?」
「……っ」
否定しても無駄だ。
「そ、それは……」
「マゾな一之瀬にこれ以上苦痛を与えても、気持ちよくなるだけだ」
「そんなことないよっ!」
「ある。実際、イラマチオされてあそこを濡らしていただろ」
「あぁぁ……」
事実を言われて、急激に頬を紅潮させる一之瀬。
自分の性癖を明らかにされたことに、羞恥心で一杯になっていることだろう。
「だから今日は帰るんだ」
「……わかった」
一之瀬はゆっくり立ち上がり、制服を着始める。
きっと一之瀬の心は色んな感情でぐちゃぐちゃになっているはずだ。
その状態で、
「それじゃ帰るね」
「ああ」
一之瀬は寂し気な表情をしながら、俺の部屋を後にした。
(まだ午前11時か。夜まで我慢したらいい方だな)
すっかりセックスの虜になってしまった一之瀬。
恐らくまずはオナニーで身体の疼きを抑えようとするだろう。
それでも疼きは収まらず、逆にそれは増すばかり。
結局折れて俺の部屋に来るはずだ。
「あっ、昼飯作ってもらうの忘れた……」
失敗した。今日は一之瀬が昼食と夕食を作ってくれると思ったから、珍しく自分で食材買ってたのに。
仕方ないので俺はカップラーメンを食べることにした。
久しぶりに食べるそれはとても美味しかった。
☆☆☆
「あんっ、あんっ、んっ、あ……っ、あぁ……っ! は、入ってるぅ……上里くんのおちんぽが入ってるぅぅ~~っ!」
「ああ、一之瀬のまんこ、よっぽど俺のちんぽが待ち遠しかったんだな」
俺は一之瀬をベランダのガラス戸に手を突かせ、立ちバックの状態で挿入している。
窓には快感を貪っている一之瀬の表情が映っている。
一之瀬が俺の部屋に戻ってきたのは日付が変わる直前だった。
相当我慢していたのだろう。一之瀬は制服姿のままで、下着を穿いてるにも関わらず、愛液を大量に垂らしながら部屋にやって来た。
そんな一之瀬の顔は、快楽に溺れた牝そのものだった。
「んぅ、だ、だってぇ……すごく、すごく我慢したんだよ……。上里くんのおちんぽが欲しいのずっと我慢してたのぉ……っ!」
「一日も我慢してないだろ。それじゃお仕置きにならないな」
「そんなぁ……。わたし、わたしぃ……っ」
「冗談だよ。よく我慢したな」
「うんっ……。だから気持ちよくしてぇ……ひゃんっ!」
一之瀬の尻を両手で掴み、リズムよくピストンをするたび、愛液がびちゃびちゃと音を立てて床に吹きこぼれる。
「はっ、はっ、ぁあっ! ま、窓ガラスがぁ……おっぱいの形に跡が残ってるよぉ……、んんううぅぅっ!」
確かに胸を押しつけられたガラスが、一之瀬の熱で曇り、胸の形をくっきりと色濃く残す。
「ね、ねぇ……誰かに見られたりしないかなぁ……?」
「もう0時過ぎてるんだ。それにここは四階だし大丈夫だろ」
不安げな表情をしながら振り向く一之瀬に答える。
「そ、そうだよね。ならエッチに集中していいよね……? んんぅう~~っ! あ、ぁああっ!」
「そうだ。一之瀬は気持ちよくなってればいいんだ」
「んはぁんっ! 窓ガラスぅう……冷たくて、気持ちよくて……んぅ、ぁあ、いひゃぁぁっ!」
無機質な無明色のガラスが、一之瀬の吐息と熱で、どんどん白く変色していく様は、見ていてすごく興奮する。
「一之瀬、上の口もすごく熱くなってるな」
「んふぅうう……っ! んじゅ……んぅ……んふぅ……!」
口の中に手を突っ込み、熱くなった舌を掴みだす。
「んふぅっ、んぅ……んふぅ、ふぅ……んんぅ……んむぅ……んぅ……!」
舌を引っ張りだされ、涎をだらだらと垂らし、情けないほど火照った顔で一之瀬が何かを喋ろうと口を動かす。
「何言ってるかわからないぞ」
「んふぅ……! んひゃう……んぐっ、んふぅ……ふぅ……んぅ……!」
最初は何かを喋ろうとしていた一之瀬だったが、すぐに諦めて、好きなように口の中を弄らせてくれる。
「舌の表面、ちょっとザラザラしてるな。膣内と同じように熱くて、ヌメヌメしてるぞ?」
緩やかなピストンで、膣ヒダと舌の感触を確かめながら、ひとつひとつ秘所と舌の違いを確認していく。
「んっ、んぅ……! んぢゅっ、じゅぷっ、じゅぢゅ! んぅ、んっ、んぢゅるっ!」
指を喉の奥まで突っ込む。
イラマチオと比べれば苦しくないだろう。
「んぐふうぅっ!? んぅう……っ! んぐぅ、んふぅ! んぅううっ!」
喉の奥でぶら下がる喉ちんこが振るえるたび、指先に触れて、こそばゆい。
喉奥を弄るたびに、膣壁が締まっていく。一之瀬は喉奥が新たな性感帯になってしまったようだ。
俺はさらに指を奥へと進めた。
「んふぅうっ! んぅぅ~~~! んぐ、んぐぅう! んぢゅっ! ぢゅぽっ、ぢゅぷぅ……んふぉお! ~~~っ!!」
獣のような、声にならない声で一之瀬が鳴き、激しい痙攣と同時に大量の潮を吹き出す。
「んぶほおおぉぉぉぉっ! んぼぉ……んぐぅ……ふぉ……んぅう……」
「イったのか? やっぱり奥の方が感じるんだな。それじゃ……」
「んんぅうううっ……!?」
舌を肉棒に見立てて、舌の根を掴んだ指を激しく擦る。
「んはっ、んっ、ふぅ、じゅるっ、んふぅぅ~~~~!」
指の早さにつられるように、どんどん腰の動きも早く、力強いものになっていく。
「んじゅるぅう……! んふぅ、んぢゅぅ、んぢゅぷぅ、じゅぽっ、じゅるぅ!」
舌を擦る指にも自然と力が入り、俺は一之瀬の持つ二つの秘所の感触に快感を募らせた。
「うぅぅっ……! もう
「んぢゅっ! んふぅ、ぢゅぼっ、ちゅぽっ、ん……ぐふぅううっ! んふぉ! んふぅ! んふぉお~~~っ!」
「うおぉっ!!」
「んぼおおぉぉぉぉっ! んんふぅううぅぅぅ! んんぅううっ!」
抜きだした肉棒から勢いよく噴出された精液が、一之瀬の制服や後ろ髪、窓ガラスまで飛び散った。
「ぷぁっ! はぁ……はぁ……、はぁ……、ぁ……ぁあ……っ」
一之瀬がずっと待ちわびていた精液を浴びて、絶頂の快感に浸る。
「ま、窓ガラスぅ……涎と……精液で汚しちゃったね……」
窓ガラスに乳房の形をくっきりと残した跡を、涎と精液が垂れ、形を崩していく。
「そうだな。休憩するか?」
「しない……。もっとセックスするぅ……」
一之瀬は振り返り、俺に抱きつきながら、甘えた声でおねだりする。
「もう制服脱いでいい……?」
「まだ駄目だ」
「なんで……。直接おっぱい弄って欲しいのに……」
一之瀬は不満げな表情を浮かべながら、乳房を押し付けてくる。
「もう夏休みだろ? もっと一之瀬の制服を精液で汚したいんだ」
「夏休みだけど……旅行もあるんだよ……?」
「……そうだった」
一之瀬の制服を汚したい欲望にまみれて、旅行のことを忘れてしまっていた。
「もう一着あるからいいけど……」
「それじゃ問題ないな!」
「きゃっ!」
一之瀬を抱きかかえ、ベッドに下ろす。
そして両足を広げさせ、愛液まみれの陰部に挿入する。
「あひゃあぁああああああぁっ!」
「今日は精液まみれにするからな」
「そ、そんなぁ……膣内に出してほしいのにぃ……」
宣言通り俺は一之瀬を精液まみれにした。
しかし七回戦で、顔射をしたところ、一之瀬の目に精液が入ってしまい、目が開けられない状態になってしまった。
一之瀬に文句を言われたので、実はこれが本当のお仕置きだったと言ったところ、怒られてしまった。
次回は堀北か星之宮先生!