※この作品はR-18です。

ようこそ発情ヒロインがいる教室へ   作:御米粒

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何か右手に不思議な力が宿ってる主人公って右腕を切り落とされるのが多いと思います!
上条さんとヴォイド王子しか知らないけど……


35話 軽井沢恵の過去

 特別試験二日目。俺は早めに朝食を済ませて、自室で平田と試験について話し合っていた。

 最初は昨晩に試験を終わらせてしまった高円寺について話していたが、彼について話をしても意味がないため、早々に違う話に切り替えた。

 

「今のところうちのクラスの優待者は櫛田さんと南くんの二人だね」

 

 昨晩、平田にDクラスの優待者が誰か調べるようお願いをしたところ、平田はクラスメイト全員に呼びかけ、櫛田と南の二人から自身が優待者だと申告があったらしい。

 優待者の法則は原作と変わらないようだ。

 ちなみに星之宮先生には試験の内容だけを訊いており、優待者までは確認しなかった。

 理由はまだ原作知識を活かせる範囲だからだ。

 

「となると軽井沢も優待者になるな」

「なんでだい?」

 

 俺は平田に優待者の法則を説明した。

 データがDクラスの生徒三人だけなので、心許ないが原作を知っている俺が言うので間違いない。

 もちろん転生者であることは平田に言えないので、説明に突っ込んでくると思ったが、どうやら平田の俺への信頼は非常に高いようで、あっさり信じてくれた。

 

「それじゃこの法則に従えば、全グループの優待者がわかるってことだね」

「そうだな。ただ今回の試験は勝たない方がいいと思う」

「え……?」

 

 俺の発言に平田がきょとんとする。

 ちょっとなに言ってるかわからないって顔だ。

 

「他のクラスの優待者を全員当てればAクラスに上がれる可能性は高いだろう」

「うん」

「だが俺たちにはまだ早すぎる」

「時期尚早ってことかい?」

「ああ。ただでさえうちのクラスはお調子者が多い。追われる立場になるのは早いと思うんだ」

 

 平田は真剣な表情で俺の話を聞き続ける。

 やっぱりイケメンはどんな表情もイケメンだ。

 

「ようは卒業するまでにAクラスに上がればいいんだ。これから特別試験は何回もある。だから今回はうちのクラスの優待者を守ることだけ考えないか?」

「……そうだね。確かに上里くんの言う通りだ。ここでAクラスに上がったら、他のクラスからのプレッシャーが強くなるのは間違いない」

「そうだな。現時点で俺たちDクラスが総力戦でA、Bクラスに勝てるとは思えない」

「Cクラスには勝てると思ってるのかい?」

「ああ。Cには勝てる」

「そっか」

 

 何が面白かったのはわからないが、平田が笑みを浮かべて頷いた。

 

「わかった。今回は上里くんの指示に従うよ」

「指示じゃないんだけどな……」

「このことは僕たちだけに留めておくかい?」

「いや、軽井沢と鈴音と愛里と三宅には言っておこう」

「軽井沢さんと堀北さんはわかるけど、佐倉さんと三宅くんにも?」

「その二人も口が堅い。それに三宅にはこれから色々と協力してもらいたいからな」

「なるほど。だから最近、三宅くんと親しくしてるんだね」

「そういうこと。まぁ一緒にいて落ち着くからってこともあるけどな」

 

 原作で綾小路が三宅と親しくしているの理由がわかった気がする。

 それに元不良が弓道部に所属しているのもウケる。

 

「それじゃ話も終わったことだし、俺は適当にぶらついてくるよ」

「わかった。僕は二度寝でもしようかな」

「平田でも二度寝するんだな」

「まぁね」

 

 無人島試験からリーダーとして頑張っているので、けっこうお疲れなのかもしれない。

 安らかに眠ってくれ。

 

 

☆☆☆

 

 

 午後一時になり、三回目のグループディスカッションが始まった。

 今回は軽井沢から席を離れるために鈴音と愛里を連れて30分前に入室した。

 開始五分前に軽井沢が入室すると、案の定すぐに俺を探し始めた。

 俺の両隣の席が埋まっていることがわかると、一瞬落胆した表情を見せたが、軽井沢は椅子をずらして、なんと―――俺の後ろに座りやがった。

 完全に俺を盾として利用してやがる……。

 俺は盾じゃなくて竿の勇者なんだけどな。

 

「堀北さん、何の本を読んでるの?」

「シェイクスピアのテンペストよ」

「なんだか難しそうな本だね」

 

 鈴音と愛里が普通にお喋りをしている。

 原作ではあまり見られない光景に、少しだけ感動してしまった。

 それより話し合い中に読書とは、参加する気ゼロだな……。

 

「うわっ、手札最悪じゃん」

「ばれるから言うなよ」

 

 そんな俺は絶対に負けられない戦いに参戦している。

 原作通り、帆波がトランプを持ってきて、信頼関係を深めるために大富豪に興じているわけだ。

 軽井沢は俺の後ろで、余計なことを言いながらゲームを見ている。

 

「あ、ごめんごめん」

「軽井沢って名字だから、やっぱり口が軽いのか?」

「名字は関係ないでしょ。それにあたしは口軽くないから」

 

 知っている。軽井沢は龍園にいたぶられても、綾小路の名前を出さなかった芯の強い少女だ。

 だからこそ俺じゃなくて綾小路に寄生して欲しかったんだけどな……。

 

 結局ゲームを変えながら、解散可能なアナウンスが流れるまで、トランプゲームを堪能してしまった。

 次回は人生ゲームをしてみたいが、さすがに旅行にボードを持参している生徒はいないだろう。

 俺たちがトランプを片付けてる間に、Aクラスはそそくさと退室していった。

 Aクラスに続いて、伊吹と真鍋たちCクラスの面々も退室した。

 昨日は伊吹を怒らせてしまったので、今日は彼女を呼び出すのはやめておくことにした。

 

「歩夢くん、よかったら一緒に葛城くんに会いにいかない?」

 

 俺も続けて部屋を出ようとしたところ、帆波に呼び止められた。

 

「なんで葛城に会いにいくんだ?」

「このままAクラスに逃げ切りを許すわけにはいかないから」

 

 ここでも原作通りの展開になった。

 ただ俺はこの誘いを断らなければならない。

 帆波についていったら、龍園と接触するのは確実だからだ。

 

「悪い。俺は遠慮しておく」

「そっか……。わかった。それじゃまたねっ」

「ああ」

 

 少しだけ切なそうな表情を見せたが、納得してくれたようだ。

 悲しい思いをさせてしまったので、今夜は帆波を呼び出そう。

 もちろんエッチはできないが、帆波はいちゃつくのが好きなので、喜んでくれるはずだ。

 

 俺は退室すると鈴音、愛里、軽井沢の三人を自室まで連れてきた。

 そして優待者の法則がわかったこと。今回の試験は勝利を目指さないことを説明した。

 鈴音と愛里はすぐに納得してくれたが、軽井沢はクラスポイントが欲しかったようで、ぶーぶー文句を言っていたが、最終的には納得してくれた。

 

「ていうかさ、優待者の法則を見つけたってことは……あたしが優待者だって知ってるわけよね?」

 

 軽井沢が念のため確かめるように訊ねた。

 

「そうだ。だから今回の試験はお前を守ることに全力を尽くす」

「なっ……!?」

 

 なぜそこで顔を赤くするんだ。

 文脈からわかるだろうが。

 それに鈴音も愛里も俺を睨まないでほしい。

 

「軽井沢は普段通りに振る舞えばいい。鈴音と愛里も普段通りでいいから」

「ええ」

「う、うんっ」

「とりあえず注意するのは帆波だな。AクラスとCクラスは問題ないだろう」

 

 もしかしたら綾小路がやってた携帯入れ替え作戦もする必要があるかもしれない。

 うろ覚えなので何とか思い出さないと……。

 

「そうかしら? 彼女なら簡単に騙せそうだけれど」

「確かに人はいいが、観察力には優れている。普段の様子に騙されない方がいい」

 

 本性はセックス大好きな爆乳ガールだからね。

 露出、お漏らし、イラマチオ好きと属性も沢山ついている。

 

「そう」

 

 俺の回答に不満げな表情を浮かべる鈴音。

 他の女を褒めたのは気に入らないんだな。

 

「それじゃ夜のディスカッションも頑張ろう」

 

 そのまま解散しようとしたが、なぜか三人とも部屋から出て行かず、そのままくつろぎだしてしまった。

 綾小路と三宅が部屋に戻った時の、気まずそうな表情が忘れられない。

 二人には申し訳ないことをした。

 

 

☆☆☆

 

 

 夜の特別試験が始まる一時間前。俺はハンバーグの唄を歌いながら、いつもの指定されている部屋に入室した。

 一番乗りだと思っていたが、なんと俺より早く入室した人物がいた。

 

「今の歌なに?」

 

 軽井沢恵。

 原作のメインヒロインポジションにいる見た目ビッチだが、純情系処女ガールだ。

 

「どうやら聞かれてしまったようだな。ならお前を始末するしかない」

「こわっ……!?」

 

 俺は恥ずかしさのあまり妙なことを口走ってしまう。

 

「……なんでこんな早いんだよ。まだ一時間もあるんだぞ」

「平田くんに、上里くんがもう部屋に向かったって聞いたから」

「ストーカーかよ。怖い」

「ち、違うしっ!」

 

 俺の冗談に真顔で否定する軽井沢。

 意外にお前が重いのは知ってるんだぞ。

 

「上里くんに話があったらあたしも早く来ただけだからっ」

「俺に話?」

「うん」

 

 もしかして自分の過去を打ち明けるつもりなのだろうか。

 この部屋には俺と軽井沢の二人しかいないので逃げ道はない。

 

「実はあたしと平田くんは付き合ってないの」

 

 軽井沢が語りだした。

 小学生から中学を卒業するまで酷い虐めにあったこと。考えられる虐めは全部受けてきたこと。地元から離れるためにこの学校に入学したこと。そして高校では中学と同じ目に遭わないように、平田に恋人のフリをしてもらい、カーストトップの地位についたこと。

 

「驚いた?」

 

 中学時代の出来事を思い出したのだろう。顔を青くした軽井沢が訊ねる。

 

「少しな」

「少しだけなんだ」

「お前と平田が本当に付き合ってるのか疑ってはいたからな」

「え? な、なんで……っ!?」

 

 今度は慌てた様子で軽井沢が訊ねた。

 

「付き合って三ヶ月以上たつのにお互いに名字呼びだからだよ」

「あっ」

「さすがにおかしいだろ」

「も、もしかして……他の人たちも疑ってたりする……?」

「勘がいいやつは疑ってるかもな。ただうちのクラスは俺以外はいないんじゃないか」

「そ、そっか……」

 

 一番勘がよさそうな鈴音は俺以外に興味ないからね。

 後は意外とゴシップ好きの長谷部が疑ってる可能性があるな。

 

「それで俺に何をして欲しいんだ? 虐めを受けないよう守ってほしいのか?」

「そうよ」

「平田の彼女という地位だけじゃ不安なのか?」

「……平田くんはみんなに優しい人だから。場合によってはあたしを守ってくれない可能性があるし」

 

 平田のことをよく見てるな。

 実際原作でも、軽井沢に非があった真鍋たちとのいざこざには介入しなかった。

 

「なるほど。けど俺もお前だけに優しいわけじゃないぞ」

「それはわかってる。でも平田くんより上里くんの方が頼りになるし……」

「頼りになるって言われても、腕っぷしは弱いぞ。喧嘩したことないし」

「別にいい。だって昨日は真鍋さんを論破してたじゃん」

「あれは真鍋たちが低能なだけだろ」

「それでも女子に口で勝った。うちのクラスの男子じゃ女子に口で勝てるのは上里くんと平田くんくらいだと思う」

 

 平田だけじゃなくてクラスの男子全員を見てるのか。

 平田を寄生先にしたのも、慎重に慎重を重ねた結果なのだろう。

 

「そうか」

「それでどうなの。あたしのこと守ってくれるの?」

 

 とうとうここまで来てしまった。

 転生当初は軽井沢に寄生されるとは思ってなかった。

 美少女たちと楽しくエッチ出来ればいいと思っていた。

 俺に綾小路の代わりが務まるのだろうか。

 無理だ。俺と綾小路じゃスペックが違いすぎる。

 だがそんな俺でも軽井沢を虐めから守ってやることはできる。

 幸いこの世界の軽井沢は、原作ほど高圧的じゃない。真鍋が絡んできたのも、やっかみが原因だろう。

 

「そうだな……」

 

 改めて軽井沢を見る。

 やっぱり可愛い。それに見てるとちょいちょい虐めたくなってしまう。

 もし俺が断ったら他の男子に寄生するのだろうか。それとも平田に寄生し続けるのか。

 そんな未来を考えてみたが、なんだか面白くない気分になった。

 恐らく軽井沢と親しくなるにつれて、それなりに彼女に愛着が湧いてしまったのかもしれない。

 ならば俺の答えは……。

 

「わかった。お前を守ってやる」

「……本当にいいの?」

「お前がお願いしてきたんだろ」

「そうだけど……」

「ただ平田の彼女役はしばらくは続けろよ。彼氏と別れてすぐに他の男と親しくなってるなんて、女子たちの反感を買うだけだ」

「そんなのわかってるし」

「あくまで俺は友達だ。幸い俺は平田と親しい方だから、彼氏の友達と親しくなれる彼女ってことにすればいい」

「な、なるほど」

 

 そのまま俺と軽井沢はこれからの関係性について話し合った。

 人前で二人きりで会わないこと。他人に高圧的な態度をとらないこと。虐めから守る対価として特別試験の際は俺に協力することなどだ。

 

「えっと、それじゃよろしくねっ」

 

 軽井沢が右手を差し出す。

 俺はそれを左手で握り締めた。

 

「なんで左手なの?」

「俺の王の右手はそんな安いものじゃないんだよ」

「え、きもっ」

「おいやめろ」

 

 女子から言われて傷つくワード一位を言うな。

 小学生の頃に好きな子の前でかっこつけたくて、教室にいた毛虫を素手で握り潰した時に、好きな子から気持ち悪いと言われたのを思い出してしまった。

 

「平田くんにはあたしから言っておくから」

「わかった」

 

 こうして俺は軽井沢を虐めから守るナイト役を担うことになった。

 本当は右手で握手して、彼女を抱きたかったが、船上ではセックスするのが難しいので、彼女を抱くのは寮に戻ってから、じっくりタイミングを伺って抱くことにした。

 

 

☆☆☆

 

 

「あんっ、んぁっ、やぁんっ!」

 

 深夜の最上階の非常階段。

 誰も来ないであろう場所、時間帯で最高級の美少女が胸を揉みしだかれていた。

 

「やっぱり帆波の胸はブレザー越しでも柔らかいな」

「やぁ……こんな強く揉まれたら声出ちゃう……あふんっ!」

 

 揉まれているのは一之瀬帆波。そんな彼女の爆乳を堪能しているのが俺だ。

 

「それじゃ弱くするか?」

「だ、だめぇ……弱くされたら……感じなくなっちゃう……」

 

 俺は夜の11時頃に帆波をこの場所に呼び出した。ちなみに伊吹を呼び出した場所とは違う階数である。同じ階数だとなんだか罪悪感を感じてしまうので、違う階数の非常階段に帆波を呼び出した。

 

「感じるのはいいけど、あまり大きな声は出すなよ」

「……ん……んんっ……がんばる……っ……」

 

 最初はいちゃいちゃしていただけだったが、帆波がこれでもかというくらいに爆乳を押し付けてくるので、つい胸を揉んでしまった。

 帆波もそれでスイッチが入ったようで、途中まででいいからエッチすることになってしまった。

 

「暑いからそれ脱いじゃえば?」

「うん……そうする……」

 

 俺に言われるがままに帆波がブレザーを脱ぎだした。

 その際に彼女の大きな二つの果実が激しく揺れるのを俺は見逃さなかった。

 

「脱いだよ」

「そうだな」

「んぁんっ……!」

 

 ブラウス越しに彼女の胸を乱暴に揉みしだく。

 

「は、はげし……んぁっ、んふぅ、あぁぁぁんっ!」

「だから声大きいって」

「だ、だって……あひぃ……んおぉっ!?」

 

 胸の先端部分を指で押し潰すと、帆波が新たな嬌声を上げた。

 乳首が押し潰される快感に酔いしれたのか、帆波の顔は完全に蕩けている。

 

「乳首、潰されちゃ……はぁんっ、んくっ、んひぃっ!」

 

 さすがに左手だけで弄るのが限界に近付いてきた。

 

「歩夢くぅん……両方のおっぱい……虐めてほしいよぉ……」

 

 帆波も右手を使うのをご所望である。

 ここで発情送り(ハートリジェクター)を使用していいのだろうか。

 

「歩夢……く……ん……」

「わかった。両方たっぷり虐めてやる」

 

 久しぶりに見る帆波のエロい表情で、俺の覚悟は脆くも崩れ落ちてしまった。

 

「それと……最後までしたいんだけどいいか?」

「うん……んぁっ……私も……最後まで……ふぁっ……したい……」

 

 快楽に酔いしれてる帆波の了承を得た俺は、久しぶりに彼女の膣内を堪能することにした。

 だがまずは彼女の豊満な乳房をたっぷり味わうことにしよう。




一之瀬とのエッチシーンは次回に続きます!
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