テスト勉強会は順調に行われていった。三馬鹿も櫛田を通して退学することのデメリットを説明したところ、危機感を持ったようで、勉強会に参加して必死にテスト勉強をしていた。
もちろん俺だけでは面倒を見切れないので、櫛田と王に協力してもらった。王は英語だけならクラスでトップの学力を誇っている。
勉強会をこなしつつ、合間を縫って、堀北との情事も重ねた。特に土日は半日もセックスに時間を費やした。
抱くたびに堀北の淫乱さは増していった。
アフターピルを精液と一緒に飲みたいと言われた時は引いてしまった。
恐らく堀北は俺の肉棒なしでは生きられない身体になっている。
テスト範囲の変更も、平田に毎日茶柱先生に確認するようお願いをしたおかげで、すぐに対処出来た。
一之瀬との関係も、毎日図書室で顔をあわせたおかげで、順調に親交が深まっていった。
過去問は平田がサッカー部のパイセンから入手してくれた。過去問は須藤が寝落ちしてもいいようにテスト三日前にクラスメイトに配布した。
一之瀬の好感度を上げるために、Bクラスにも過去問を配布した。一之瀬には抱きつかれそうな勢いで感謝された。
結果としてDクラスは一人の退学者も出すことなく中間テストを乗り越えた。
俺も堀北も全教科満点という文句なしの成績を収めた。ちなみに一之瀬も全教科満点だったとメールで報告があった。
テストの結果発表日の放課後。俺たちDクラスはカラオケで打ち上げを行った。希望者のみの参加だったので、参加者は半数程度だったが、とても盛り上がった。
隣に座った櫛田に危うく右手を触られそうになったが、なんとか防ぐことができた。
帰宅後。堀北に打ち上げが終わった旨をメールしたところ、すぐに部屋にやって来た。
そして風呂にも入らず身体を重ねた。
翌日が土曜だったこともあり、深夜まで俺たちは快楽に溺れた。
余りにも荒々しいセックスに、堀北の綺麗な顔は歪みっぱなしだった。
こうして原作一巻のイベントが終了した。
堀北と肉体関係が結べたこと。一之瀬と親交が深められたこと。中間テストで原作以上の結果が残せたこと。
これ以上ない順調な滑り出しとなった。
(次は須藤の暴力事件か)
六月の最終週に須藤は暴行事件を起こしてしまう。Cクラスが仕掛けた罠にはまってしまい、須藤がCクラスの生徒を殴ってしまうのだ。
だが問題ない。すでに対策は練っている。
俺が毎日張り込みをして、動画を撮影すればいいのだ。
これなら原作よりスムーズに解決できるはずだ。
「まだ起きてたの?」
俺の腕の中で寝てたはずの堀北が訊ねた。
「なかなか寝付けなくてな」
「そう。……ならもう一回しましょう」
「堀北は寝てたんじゃないのか?」
「そうだけれど……。何だか身体が火照ってしまって……」
堀北は蕩けた表情で俺を求めてくる。
「ね、いいでしょ?」
「しょうがないな」
知らない間に右手で堀北を触っていたようだ。
「もうまんこびしょびしょなの……。だからすぐに
「なにもしてないのに濡れてるのかよ」
俺は身体を起こし、呆れたように言った。
「仕方ないじゃない……。上里くんに触れられたんだから……」
「男に触れられただけで濡れるってどうなんだよ」
「上里くんだから濡れちゃうの。いいから早く
堀北は四つん這いになり、可愛らしい尻を突きだしてくる。
そしてにちゃりと淫らな粘音を響かせて、堀北は自らの手で女の生殖器をすべてさらけ出した。
「また後ろから犯してほしいのか」
「……見ればわかるでしょ」
ド淫乱な堀北の好きな体位はバックだ。
「そうだな。それじゃ……っ!」
「んはぁぁぁぁああっ!」
硬くみなぎった肉棒を牝穴へ一息に突き入れると、堀北は感激の叫びをほとばしらせた。
「あぁ……ちんぽぉ……入ってきたぁ……」
堀北の尻を掴み、高揚感の赴くまま腰を動かし、肉棒を打ち込んでいく。
堀北は歓喜の淫声をあげて、快感によがっていく。
「あひぃっ、んぉっ、んぁっ!」
「堀北は突くとすぐに喘ぐよな」
「だって……だってぇ……、んひぃっ!」
尻穴まで晒してる堀北を見下ろしながらピストンを激しくしていく。
「あンッ、あひゃぁあっ、はふっ、はひぃぃっ!」
ピストンが速くなり、激しく膣洞を抉られると、堀北の官能は一気に強まったようで呼吸は跳ねるようなテンポに変わっていく。
「アンッ、これいいっ、すごいっ、ひぃぃんっ!」
「なにが凄いんだ?」
「んひぃいっ! あぁっ、まんこのおくぅっ……ちんぽで……いひぃぃぃっ!」
堀北は淫語を連発しながら、嬌声を上げ続ける。
堀北のような美少女に淫語を連発されて興奮しないはずがない。
俺は堀北の最奥を突き上げるほど強く下腹部を叩きつける。
「はひぃっ!? やぁっ、そこっ、あぁんっ……!」
堀北は派手な嬌声を上げ、背中をビクンと大きく仰け反らせた。
「どうした? 子宮を突かれて気持ちよかったか?」
「んはっ、はぁっ、壊れるっ、ひぃっ、壊れちゃうっ!」
「こんなんで壊れるわけないだろ」
尻肉から手を離し、堀北の勃起してる乳首に移動させた。
すっかり硬くしこりきっていた乳頭へ狙いを定め、指で摘んで転がすように捻る。
「んぁああっ! それすごっ、ああぁっ! 乳首がっ! あひっ、あひぃんっ! 刺激が強いぃぃっ!」
敏感になってる乳首を責めながら、激しく膣奥を突き上げる。
俺の愛撫すべてに堀北が狂ったように乱れていく。
「はひっ、ひゃぁっ! おまんこがっ、こっ、壊れちゃうっ!」
堀北の悲鳴に似た嬌声を聞いて、俺はますますピストンの速度を上げていった。
「んはぁああっ! そんなっ、まだ激しくぅっ!?」
絶え間ない責めの嵐に、堀北はもはや決壊寸前だ。
ベッドをギシギシと軋ませ、かぶりを振って長い髪を躍らせる。
膣穴の締まりも強まってきて、射精感がこみ上げてきた。
「んひぃっ! ひぃっ、ひぃいいっ、むりむりっ! イくっ、イくぅぅぅぅぅぅっ!」
どうやら堀北が先に絶頂を迎えそうだ。
「あひぃぃぃぃぃぃんっ!」
予想通り堀北の身体は快楽の許容量を超え、絶頂へと突き抜けていった。
「あぁ……イっちゃったぁ……」
「呆けてる暇はないぞ。俺はまだイってないからな」
「……え?」
脱力しそうな堀北を無視し、容赦なくピストンを続ける。
「ひゃひっ、ひぁああっ! だめっ、動かないでぇっ! イってるっ、イってるからぁっ!」
「だから俺がまだなんだって」
「ひゃぁぁぁんっ! やめっ、ふぁっ、これ以上激しくしないでぇぇっ!」
俺の容赦ないピストンに、堀北はもはや恥も外聞もなく淫らに叫び、髪を振り乱してよがり狂う。
「んはぁっ、やだっ、またイクっ! ひぁっ、あんっ!」
「堀北、そろそろ
「はっ、あっあぅっ! だしてっ! はやくだしてぇぇぇっ!」
「ん……おぉ……っ!」
俺は腰を力強くぶつけ、一番奥で精液を放った。
「ひぁああぁぁああっ!」
子宮口に食い込む亀頭の先端からねばついた精液を勢いよく注ぎ込まれ、堀北が部屋中に嬌声を轟かせた。
「あひっ、ひぁっ、あぁっ、すごいぃっ、これすごいぃぃっ!」
堀北の膣穴は俺の肉棒を締め付けて固定し、吐き出される精液を子宮口でごくごくと吸引していく。
「うぐっ、はぁっ……はっ……はぁっ……」
やがておびただしい量の精液を吐き出した射精が終わり、堀北が長かったアクメから解放され、全身をぐたりと弛緩させた。
だが堀北の口からこぼれる甘い呻き声は収まらず、痙攣もまだ小さく繰り返している。
「気持ちよかっただろ」
乳首を捻りながら、堀北に問いかける。
「うぁ……あぁ……あひぇ……」
「聞こえてないか」
堀北の身体は限界を迎えたようだ。
こうなってしまった堀北は覚醒するまで時間がかかる。
俺は無様な姿を晒してる堀北を撮影してから眠りについた。
☆☆☆
六月某日の放課後。俺はとある女子と接触するため敷地内を見て回っていた。
「しかし暑いな」
まだ六月だというのに気温は25度を超えていた。こんな暑い日は冷房をガンガン効かせた部屋でアニメを見るに限る。
(でもそろそろ交流しておきたいしな)
沢山のヒロインたちとエッチすることを目標に転生した俺だが、肉体関係を結んでいるのは堀北一人だ。もちろん堀北に不満があるわけではない。俺と堀北の身体の相性は抜群で、堀北の名器には何度もお世話になっている。ただ他のヒロインも抱きたいという願望もあるので、こうしてとあるヒロインと接触するために汗を流してるわけだ。
「あ、上里くんだ。やほー」
「おっす」
お目当ての女子と同格のバストを誇る一之瀬と遭遇した。
「なにしてるの?」
「適当にぶらぶらしてるだけだ。一之瀬はどうしたんだ?」
「ちょっとしたトラブルの処理だよ」
トラブルの処理のために、こんな人気がないところに来たのか。
「もしかしてCクラスと何かあったのか?」
「……っ。よくわかったね……」
原作読んでるからね。一之瀬が万引きしたことも知ってるぞ。
「BクラスとCクラスが揉めてるって噂が耳に入ってきてな」
「そうなんだ……。上里くんは情報通だね」
「普通だろ。それでもう解決したのか?」
「何とかね。でも今回が初めてじゃないから……」
俺は見逃さなかった。一之瀬の表情に陰りが差す瞬間を。
「お疲れのようだな」
「え」
「学級委員長だから難しいかもしれないが、頼れるものには頼った方がいいぞ」
「っ……」
原作の綾小路と似たようなことを言えば好感度が上がるはず。
「えっと……その……ありがとう」
「特に礼を言われることはしていないけど」
「そ、そんなことないよっ!」
「そうか。まぁ困ったことがあったら言ってくれ。話を聞くだけなら俺でも出来るから」
「あ、ありがとう……」
完璧だな。これでクールに立ち去ってフィニッシュだ。
「どわっ!」
踵を返そうとしたところ、躓いてしまった。
「だ、大丈夫っ!?」
「大丈夫だ。問題ない」
俺の心が大丈夫じゃない。恥ずかしくて死にたい……。
「擦りむいてない?」
「大丈夫大丈夫」
「そう。ならよかったけど」
「心配かけて悪かったな」
「ううん」
「それじゃまたな」
「うん、またねっ!」
この時ばかりは一之瀬の優しさが痛かった。
俺がお目当てのヒロインを発見したのはそれから5分後のことだった。
(いた!)
人気のない校舎裏。スマホを片手に自撮りをしまくってる女子を発見した。
佐倉愛里。
原作のヒロインの一人で、目立つことを極端に嫌う気弱な美少女だ。学校では伊達眼鏡をかけて地味な少女として振舞っている。
しかしその正体はグラビアアイドルの雫だ。
原作では雫モードは鳴りを潜め、マスコットキャラになりつつあった。
俺は自撮りに夢中になっている佐倉に近づき声をかける。
「もしかして佐倉か?」
「ふぇっ!?」
どうやら撮影に集中するあまり、俺の存在に気づかなかったようだ。
「佐倉も自撮りが趣味なのか」
「し、し……失礼しますっ!」
「あっ」
顔を真っ赤にしながら佐倉が一気に俺の横を通り抜ける。
「きゃうっ!」
直後に、佐倉の可愛らしい悲鳴が聞こえた。振り向くと下着をさらけ出して転倒している佐倉の姿があった。
「大丈夫か?」
他人事じゃないので見過ごすことは出来ない。むしろ親近感が湧いてきてるまである。
「……ありがとう、ございます」
倒れてる佐倉を左手で起き上がらせる。
「膝擦りむいてないか?」
「だ、大丈夫です……」
「そうか。急に声をかけて悪かったな」
「い、いえ……」
眼鏡をかけてる佐倉も可愛いけど、かけてない佐倉は可愛すぎる。
こんな可愛ければストーカーを生み出してしまうのも仕方がないことかもしれない。
「あ、あの……」
「ん?」
「い、いえ。何でもありません……」
「聞きたいことがあるなら聞いてくれ」
「え」
「佐倉のペースでいいから。時間はあるから急かしたりしないし」
少し話しただけでわかる。佐倉のコミュ力の酷さが。
よくこれでグラビアアイドルをやれたな……。
「上里くんも、自撮りが趣味なんですか……?」
「そうだ」
本当は堀北の痴態を撮るのが趣味です。この二ヶ月で画像は50枚以上保存している。
「そうなんですね」
佐倉の表情が緩んだ気がする。もしかして同じ趣味を持つ者が現れて嬉しいのかもしれない。
「つーか、俺のこと知っててくれたんだな」
「そ、それは……。上里くんはクラスで目立ってるから……」
「そうか」
「上里くんこそ、私のこと知っててくれたんですね」
「まぁな。そもそもクラスメイトに芸能人がいたら知らないわけがない」
「……っ」
佐倉の表情が驚愕に染まる。
きっと誰にも知られたくなかったんだろう。
だが俺はあえて言う。
「安心してくれ。俺以外の生徒は誰も気づいてない。当然俺も教えていない」
「な、なんで……?」
「佐倉が芸能人であることを隠してるのは何かしら理由があると思ってな。本人の許可なく教えるわけにはいかないだろ」
「……そ、そうですか……」
「そうです」
徐々にだが、佐倉の警戒心が薄れてきたような気がする。
「他の人には言わない方がいいだろ?」
「そうしてくれると、ありがたいです」
「わかった。そのかわり条件がある」
「じ、条件ですか……?」
「ああ」
佐倉の表情に緊張が走る。
「俺にお勧めの撮影スポットを教えてくれ」
「え」
「色々見て回ってるんだけど、インス○映えとかよくわからなくて」
これは嘘じゃない。インス○映えまったくわからない。
「そ、それくらいなら……」
「交渉成立だな。これからよろしく」
「よろしくお願いします」
こうして俺と佐倉のインス○映えスポットを巡る旅が始まった。旅といっても敷地内で一時間で終わる短い旅だが……。
佐倉もイラスト減ってきて悲しい