※この作品はR-18です。

ようこそ発情ヒロインがいる教室へ   作:御米粒

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久しぶりにウイイ〇にはまってしまい投稿ペースが遅くなってます!


76話 網倉麻子と接触

「歩夢くん、起きて。朝だよ」

「ん……」

 

 肩や背中をさすられながら起床すると視界に裸エプロン姿の帆波が映った。

 

「今日もランニングするんでしょ?」

「……ああ」

 

 スマホで時刻を確認すると5時半を回った頃だった。

 帆波たちには雨が降ってなければこの時間に起こすようお願いをしている。

 

「さてと起きるか」

 

 ジャージに着替え、洗顔をしてから準備体操をする。これを怠ってランニングをすると怪我をする可能性が高くなるので十二分に体をほぐす。

 

「今日は一日曇りだって」

「ふーん」

 

 帆波が朝の情報番組に表示されている天気予報を見ながら言う。

 正直、裸エプロンの帆波を襲いたくてしょうがないが、我慢してランニングを終えてから抱くようにしている。

 帆波のエッチな格好は見慣れたが、魅力的な肉体のおかげで毎回息子が反応してしまう。

 

「それじゃ行ってきます」

「いってらっしゃい。ちゅっ」

 

 玄関で軽く口づけを交わすのも日課になった。

 舌を入れそうになるのを我慢をする。入れたらスイッチが入ってしまうのでこれも我慢だ。

 

「あっ……」

 

 唇を離すと帆波が物欲しそうな顔を向けてくるが無視をする。

 玄関を開けると通路にはクラスメイトの姿があった。

 平田洋介。クラスの頼れるリーダーである。

 

「え……?」

 

 その平田は顔を真っ赤にしてこちらを見ている。

 

「きゃああああああっ!」

 

 背後にいる帆波が悲鳴をあげた。

 俺は急いで玄関を閉めた。

 

「お、おっす」

「えっと……」

 

 クラスメイトにとんでもないものを見せてしまった。

 平田は現状が理解できていないのか、挨拶をしても返してこない。

 

「とりあえず今見たことは忘れてくれ」

「う、うん……」

 

 もしかしたら帆波は露出癖があるので興奮してるかもしれないが、平田には黙っててもらうことにした。

 平田もランニングをするために早起きしたようで、俺たちは一緒に走った。

 平田は口が堅いのでお願いをしなくても帆波の裸エプロンは黙っててくれると思ったが、念のため帰りに飲み物を奢った。

 

 部屋に戻ると帆波がうなだれていた。

 

「あぁ……やっちゃったよぉ……」

 

 どうやら平田に裸エプロン姿を見られたのが相当ショックだったようだ。

 あれから40分近く経っているが、調理を始めていないのがその証拠だ。

 

「黙っててくれるようお願いをしたから大丈夫だ」

「でも平田くんって柴田くんと仲良いよね?」

「そうだけど」

「もし柴田くんに知られたら私クラスにいられなくなっちゃうよ……」

 

 平田はそれなりに信用できる人間だが、他人である帆波は平田の人間性がわからない。

 

「裸エプロン委員長ってあだ名をつけられちゃうよ……」

 

 なにそれかっこいい。

 大嘘憑き(オールフィクション)が使えそう。

 

「そんな心配しなくて大丈夫だって」

「でも……」

「むしろ裸エプロンで済んでよかったじゃん。もし排尿セックスしてるところ見られてたら終わってたぞ」

「見せるわけないでしょ!」

 

 そんな怒鳴らなくても。

 せっかく励まそうとしてあげたのに……。 

 少しだけムカついたので朝食後に悲鳴があがるまで帆波を犯しまくった。

 

 

☆☆☆

 

 

「上里、ちょっといいか」

 

 教室に入ると三宅に声を掛けられた。

 

「どうした?」

「少し気になることがあってな」

「気になること?」

「ああ。昨日弓道部に石崎や小宮たちが顔を出してきやがった。見学ってことで先輩たちは許可してたけどよ、ずっと俺を睨んでいてやりづらかったぜ」

 

 これは原作7巻で起こったイベントだ。

 原作と展開が違っているのでどうなるか不安だったが恵と綾小路関連以外は同じイベントが発生するかもしれない。

 

「そっか。おそらく龍園の指示だろうな」

「龍園の?」

「ああ。一学期にBクラスも同じようなことをされているんだ。直接手は出してこないで、こっちが先生に報告できないレベルで絡んでくるみたいだ」

「なるほどな」

「やりづらいだろうが静観してくれ」

「わかった」

 

 三宅は理性的なのでDクラスが直接手を出してこなければ問題ないだろう。

 念のため須藤にも注意を促した。

 

「どしたの?」

 

 長谷部が俺の背中に抱き着きながら訊ねる。

 自室では帆波。教室では長谷部。

 朝から爆乳の感触が味わえて最高だ。

 

「三宅がDクラスの生徒に絡まれたらしい」

「え、みやっち、大丈夫だった?」

「ああ。部活中に睨まれただけだからな」

「そっか。なんか怖いね」

 

 長谷部は何度か龍園に絡まれているので危機感を抱いてるようだ。

 

「先日の特別試験で二人も退学したからな。龍園も焦ってるんじゃないか」

「三宅の言うとおりだな。長谷部も注意してくれ」

「注意って何に注意したらいいの?」

 

 お前の爆乳のせいで爆発しそうな俺の下半身に。

 さすがに教室ではそんなことは言えないので真面目に回答した。

 

「あまり一人で出歩かないようにって、私は友達少ないからね~」

 

 長谷部は基本ぼっちだ。

 鈴音ほどではないが付き合いが悪いので彼女を嫌っている女子たちもいるらしい。

 

「何かあったらあゆむーが守ってくれるよね?」

「喧嘩以外なら任せろ。喧嘩は三宅よろしく」

「俺かよ」

「みやっち、頑張って」

 

 せめて俺に戦闘系のチート能力があればヒロインたちを守れるのに。―――なんてないものねだりをしてもしょうがないので、そっち方面は三宅と綾小路に任せよう。

 

 昼休み。俺は珍しく綾小路と食堂に来ていた。

 食堂には多くの生徒が見受けられ、空いてる席を探すのも一苦労だ。

 

「綾小路は何を頼むんだ?」

「生姜焼き定食だ」

「生姜焼きか。それじゃ俺はとんかつ定食にするか」

 

 券売機には長蛇の列が出来ているので、どの生徒もすぐに食券を買っている。

 俺もこの背後からのプレッシャーを感じて長考する度胸はない。

 

「オレに話ってなんだ?」

 

 昼食を食べながら綾小路が問う。

 

「Dクラスのことだよ」

 

 俺は三宅から聞いたことをそのまま綾小路に伝える。

 そして龍園が暴力を訴えてきたら、俺では役に立たないため協力するようお願いをした。

 

「あまり目立ちたくないんだが」

「気持ちはわかるけど、最近さぼりすぎだろ?」

「それを言われると痛いな」

 

 俺は綾小路と櫛田と協力関係にあるのだが、俺と櫛田ばかり動いており、綾小路はまったくクラスの力になっていないのだ。

 このままフェードアウトするかもしれないので、こうして綾小路に協力するよう依頼することにした。

 

「……わかった。もしオレの力が必要になったら協力しよう」

「本当だな?」

「ああ。ただお前を隠れ蓑にさせてもらうが」

「俺、喧嘩したことないっていろんな人に言ってるんだけど」

「……急に力に目覚めたことにすればいいんじゃないか?」

「そんな中二病な展開でみんなが納得するわけないでしょ……」

 

 俺には女子を発情させる力しかないんだ……。

 そのおかげでセックスしまくりの日々を送れてるわけだが。

 

「あれ? 珍しい組み合わせだね」

「ん?」

 

 いきなり綾小路の隣に女子が座ってきた。

 どこかで見たような気がするが名前が出てこない。

 

「網倉か」

 

 綾小路が女子の名前を口にする。

 そうか、思い出した。帆波と仲がいいポニーテール美少女だ。

 

「おひさー。綾小路くん、元気?」

「それなりにな。今日は一人なのか?」

「そだよ」

「珍しいな」

「だから一緒してもいいかな?」

「オレは構わないが」

 

 綾小路が俺のほうをちらっと見る。

 

「俺もいいけど……」

「ありがとう。私は網倉麻子。帆波ちゃんの親友だよ。よろしくね!」

「よ、よろしく……」

 

 綾小路はいつの間にBクラスの女子と交流していたんだ?

 ただの友達か、櫛田と同じ協力者か。

 

「……綾小路って他のクラスに友達いたんだな」

「まぁな」

「私が困ってたところを助けてくれたんだよね。それからちょくちょく話すようになったの」

「そうなのか」

 

 綾小路が狙って接触したのか、椎名みたいにたまたま関わるようになったのか。

 俺じゃ判断がつかない。

 

「上里くんのことは帆波ちゃんから聞いてるよ」

「そ、そうなのか……」

 

 俺はいろんな女子に手を出してるクズと認識されているので、帆波の親友である網倉にも嫌悪されていると思ったが、特に嫌われてるようには見えない。

 

「イケメンなのにアニオタなんでしょ?」

「別にアニメ好きに容姿は関係ないと思うんだが」

「確かに!」

「綾小路くんは相変わらず読書ばっか?」

「ああ」

「図書室によく通ってるもんね」

「あそこは教室と違って落ち着くからな」

 

 確かにあそこは落ち着く。

 そういえば椎名は綾小路には声を掛けていないだろうか。今度本人に聞いてみよう。

 

「綾小路くん、騒がしいの苦手だもんね」

「苦手ってほどじゃないけどな」

「私は逆に静かな場所が苦手なんだよね」

 

 見るからに活発そうだからな。男女問わず人気ありそう。

 

「なあ」

「なに?」

「さっきから喋ってばかりだけど、ラーメン食べないのか? 麺が伸びちゃうぞ」

「あっ!」

 

 俺に指摘され慌ててラーメンを食べだす網倉。

 食後、網倉と連絡先を交換したが彼女を抱くつもりはない。

 帆波の親友にまで手を出すのはリスクが高すぎる。

 

 

☆☆☆

 

 

 翌日。三宅に続いて須藤がDクラスの生徒に絡まれたと報告を受けた。

 

「廊下で龍園たちにいちゃもんをつけられたんだよ。廊下で歩くのを邪魔しやがって」

「手は出してないよな」

「もちろんだぜ! 目の前で深呼吸をしてやったからな! 全員唖然としてたぜ!」

 

 そりゃするよ。喧嘩を売ってるのに目の前で深呼吸をされたらするにきまってる。

 

「SHRまでまだ5分あるな。ちょっくら精神統一してくるぜ」

 

 須藤はそう言って教室を出ていった。

 まさか須藤に喧嘩をする心配がないと思う日が来るとは……。

 

「彼、何か変なものでも食べたのかしら?」

 

 隣の席で俺と須藤の話を聞いていた鈴音が疑問を投げかける。

 

「いや、メンタルトレーニングの効果だろ」

「……そう。少しは成長したみたいね」

「少しどころじゃないだろ。それより鈴音は大丈夫か?」

「ええ。Dクラスの女子に絡まれたくらいよ」

「絡まれたのかよ!」

「問題ないわ。肩をぶつけられたくらいだもの」

「そっか」

 

 負けず嫌いな鈴音ならやり返しそうだけど我慢したんだな。

 

「お返しに足を踏みつけてやったわ」

 

 思いっきりやり返してたよ……。

 

「私を痛めつけていいのは歩夢くんだけだもの。やられたらやり返さないと気が済まないわ」

「そ、そっか……」

「だから今度は肩を中心的に痛めつけてほしいの」

「お、おう……」

 

 肩を痛めつけるってどんなプレイをすればいいんだろうか。後でグーグ〇先生に聞くとしよう。

 

「それと……」

「なんだ?」

「名前は忘れたけれど、私以外の女子も絡まれていたわ」

「Dクラスの女子にか?」

「ええ」

 

 どうやら龍園が本格的に仕掛けてきたようだ。

 綾小路、三宅、二人の出番はもうすぐだぞ。

 龍園が潰れてくれれば伊吹と椎名と学校でも絡めるようになるから頑張ってくれ。

 

「歩夢くんも気を付けて」

「問題ない。俺には秘密兵器があるからな」

「秘密兵器?」

「ああ」

 

 龍園たちに絡まれても喧嘩にならないように俺はある機器を購入した。

 購入したときに店員に怪訝な顔をされたのが懐かしい。

 

「もしかして三角木馬かしら?」

「どうやってそれで龍園たちを撃退するんだよ!」

 

 教室なのに鈴音が平常運転すぎる。

 

「つーか教室なんだから下ネタは自重しろ」

「それは命令かしら?」

「……そうだよ」

「わかったわ。お願いなら拒否したけれど、命令なら従うしかないわね」

「そうですか……」

 

 普通逆だと思うんだが、マゾで牝豚な鈴音は命令の方が嬉しいようだ。

 

 放課後。平田からの報告によるとクラスの半数以上がDクラスの生徒に絡まれたとのことだった。

 ほとんどが遠目から睨まれたり、軽く肩がぶつかる程度だったようだが、須藤のように罵声を浴びせられた生徒も数名いたようだ。

 その数名の中の一人である軽井沢恵と俺は一緒に下校をしていた。

 

「マジ朝は最悪だったし……」

 

 恵の話によると廊下で真鍋たち数名のDクラスの女子に平田と別れたことをからかわれたらしい。

 俺の忠告を受けていた恵は無視していたが、それが気に食わなかったようで、真鍋たちは恵を大声で中傷したとのことだった。

 

「久しぶりに他人から大声でブスって言われた」

「中学以来か?」

「うん」

 

 客観的に見て恵は美少女だ。ギャル系が苦手な人もいるかもしれないが、大半は恵を見て美少女と評価するだろう。

 

「女の嫉妬は醜いからな」

「……それはあたしが可愛いってこと?」

「そうだよ。何度も言ってるだろ」

「……うん」

 

 頬を紅潮させ恵が密着してきた。

 香水なのか、いい匂いがする。

 

「あのさ……今日部屋に行ってもいい?」

「平田と別れたばかりで大丈夫なのか?」

「大丈夫。あたしは洋介くんに捨てられた女だから」

「そうだったな」

 

 苦笑いしながら自虐する恵。

 平田の思惑通り、恵が俺と絡んでいても、彼女を悪く言う人はいなかった。

 鈴音、愛里、櫛田、長谷部、佐藤の五人が恵を睨んだり、怪訝な目を向けたくらいだ。

 

「だから……いい?」

「いいぞ」

「ほっ……。それとさ、夕食作ってあげようか?」

「お願いします」

「それじゃスーパーに寄るわよ」

「いってらっしゃい」

「歩夢も来るのよ!」

「冗談だよ」

 

 さすがに女子一人で買い物に行かせるほど鬼畜ではない。

 それより恵は俺に抱かれる気満々だな。

 俺から手を出すのを待っているのだろうか。

 確かに恵を抱く気満々だが、俺からは手を出さない。

 俺から手を出してしまったら、恵がより面倒な女になりそうな気がする。

 だから今回も発情送り(ハートリジェクター)を使用して女の方から求めさせる。




次回は軽井沢の初体験です!
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