※この作品はR-18です。

真っ黒ダンジョン(仮)   作:クラクモ

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列車と俺と失敗と

 

 

 

 

 空いた時間に魔法の術式を弄ったりしつつも、いつものグループメンバーで警備業務を遂行していると珍しく魔法使いや神官の居ないパーティと遭遇した。

 

 

「チッ、めんどくさいわね……」

 

 姐御は魔法使いが居ない事を確認した時点でやる気がごっそりと失われているようだ。こちらまで攻撃が届く弓使いの一人を魔法で吹き飛ばした後は、退屈そうに様子を見るだけになってしまった。アニキ達はいつも通り探索者の前衛とその屈強な肉体を駆使してのぶつかり合いだ。先輩は先輩でどうやら魔法が無い分を補う為に連れていたらしい荷物持ちの男を捕まえてエロコンボを決めている。

 

 俺はもう一人居た弓使いを氷刃の魔法でチクチクと牽制をしている。……というか、何となく麻痺の毒やら先日覚えた焦熱の毒やらを氷刃の材料にして何発か使ってみた所、えげつない効果が発揮されて哀れな弓使いはぶっ倒れて麻痺している筈なのに痛いという、わけのわからない地獄の苦しみを味わっているようだ。

 

 あっさり片付いたので3人居た相手の前衛を牽制しようとすると、なんとその内の一人が女戦士である事に気がついた。そこで珍しい女戦士だきゃっほー! と、ちょっかい出して暗示をかけて無力化して……ここまでは良かったんだ。でもさ、ふと我に返ってみれば最初から女だと気付かなかったのにも訳があったんだよね。

 

 先ず身長、180cm位の俺よりもさらにデカい。日に焼けたその肌を内側から押し上げているのは柔らかなふくらみ……ではなくてがっちがちの筋肉。そして割れていないのが奇跡にも思えるそのたくましい顎に太くて力強い眉毛。言うなれば……そう、女性ボディービルダー?

 

「…………」

 

 暗示によってぬぼーっと突っ立っているマッチョさんを前に、周りでアニキ達の戦いが終わりに向かっているのを眺めながら一つ溜め息をついて思考をめぐらせる。いやこれは無いでしょ……淫魔の肉体的に行為そのものは可能だろうと思う。でも人として大切な何かを失っちゃいそうだ。俺もう人じゃないけど。

 

 

 どうしたものかとあれこれ考えていれば、誰かがトントンと俺の肩を叩いた。え、アニキ? 「こいつを譲って欲しい」ですって? 了解しました、どうぞどうぞ! と反射的にすぐさま返事を返す。

 

――うんうん、渡りに船ってのはこの事だなぁ。

 

「ンモ゙っ」

 

 悪いな、こんな美人をって……あぁいや、アニキにはいつもお世話になってますから、はい。

 

 アニキへと好意を向けるような魅了をかけてマッチョさんを引き渡すと、その大柄でいかついボディを担ぎ上げたアニキは喜び勇んでどこかへと移動していった。走るアニキの腰布が内側から盛り上がって……いや、俺は何も見てない、見ていないったら見てないぞ! 忘れるんだ俺。

 

 

 

 ふー、ミノタウロスと淫魔との文化や価値観の溝は思ったよりも深いな! アニキだって男なんだから、そういう衝動を発散したくなる時もあるだろうけど。ううむ……その現場をどう想像してもエロいイメージが湧かない。なんというか、ガシーンガシーンと工業用プレス機の動作を見学しているような印象を受けるんじゃなかろうか。

 

「あーあ……まぁ、彼もそういう時くらいあるわよね。仕方ないわ、これといった気配も無いみたいだし、今日の所はこれでおしまい。解散にしましょう」

 

 姐御の号令を受けて皆もそれぞれに散らばっていく。

 

 

 さて……今日は自由時間も普段より多めに取れるみたいだ。丁度いい、上の階層をうろうろして地理をチェックしたり拠点に使えそうな小部屋でも探しに行こうっと。

 

 そう、俺は気づいてしまったんだ。中階層には熟練の探索者しかやってこない、これはもうどうしようもない事さ。でも、それなら浅い階層ならどうだろう? そこには成長途中の探索者が出入りしている筈だ。つまり……若い女のコも沢山居るんじゃないか、ってね!

 

 力は多く得られないかも知れないけど、可愛い女のコとスるのはそれだけでも良いものだし……ね、うひひ。

 

 

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

 

 

「……ぁぁぁ…………」

 

 んん? 何か聞こえる、ような?

 

 ひと通り浅い階層に近い中階層の地理を把握し終わった頃に、遠くから妙な音が響いてくるように感じた。どうやら探索者から"大通り"と呼ばれている階段と階段を結ぶ通路の方から聞こえているっぽい。

 

「……ぁぁああああぁぁぁ……」

 

 盗賊さんから得た知識にある隠行スキルを意識した動きで目立たないように顔を出してみれば――

 

「ぁあああああああああ!!!」

 

 なんと全裸のマッチョさんが叫びながら猛ダッシュで駆け抜けていった。うわぁ……変なもの見ちゃったよ。見た感じ行為そのものは受けてたみたいだから、アニキが賢者タイムになった時にでも逃げ出したんだろうか。

 

 そのまま大声を上げて走り去るマッチョさん。その後を付近の低級獣人で構成されたグループが大挙して追いかけていく。

 

 

「きゃ、なにアレ……」

 

「おいそれどころじゃない、ヤバいぞ」

 

 ぼけっと見送っていると近くの通路からそんな声が聞こえる。俺と同じようにマッチョさんの声が気になって確認しにきた探索者のパーティが居たのか。

 

「げっ、こっちに気付いた! 逃げよう!」

 

……おおー、マッチョさんに引き離されていた後続の獣人さん達に発見されて急いで逃げていった。こうしてトレインはどこまでも続いていくんですね、わかります。

 

 ふむん……若い女のコの声もしてたし、ちょっと先回りして様子を見てみようかな。

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

 突発的に発生した獣人の群に追われていく探索者パーティの皆さん。警備員の魔物は、たとえ走る事に疲れても真っ黒なナニカから力を供給されて回復するから、基本的に全力で追い続けられるのが強みだね。マッチョさんは驚きの体力と速度で追手をブッち切ってたけど。

 

「ラップぅぅーー! く、クソぉ」

 

 そんな回復能力も地力もない一般的な探索者の皆さんは、走り続けた疲労か一人倒れ、獣人に捕まってまた一人減り、最後に残ったのは体力がありそうな鎧の男と、軽装の女のコか……ふふふ、丁度良い。

 

 

 

「!? こっちですっ!」

 

 いかにも無関係な風を装って通路の角から颯爽と俺登場! 倒れそうになっている三つ編みの女のコの手を引く傍ら、角を曲がる際にこっそりと鎧男君の足へ毒針を突き刺す。

 

「なっ……ぐぁあああ!」

 

 痛みに転んで獣人さん達の波に飲まれていく鎧男君。

 

「グレイっ!」

 

「彼の犠牲を無駄にしてはいけない!」

 

 迫真の演技で振り向く女のコをなだめて、強引に手を引いてその場から離れる。手近な小部屋に駆け入って扉へと結界魔法を唱えて……と。

 

「結界魔法です、これでしばらくは気づかれないでしょう」

 

 まあこんな事を言っても、俺が三つ編みちゃんを"捕らえた"時点で獣人さん達の追跡は終わってたりするんだこれが。どうも警備員的な繋がりで、知能の低い魔物達は他の警備員が戦闘状態に突入したらそこで無関心に戻るようになっているらしい。だから通常はあんなに大量の追手がかかる事は無いんだけど……今回のこれはマッチョさんが戦闘状態になる事無く駆け抜けて、周囲の群れが集まってしまったのが原因だろう。

 

 

「はぁ……はぁ……はぁ、あの……ありがとうございました」

 

「いえいえ、お礼を言われるような事じゃないですよ。もう一人の方を救えませんでした」

 

 もちろんそんな気は最初からなかったけどね!

 

 俺の言葉を聞いた三つ編みちゃんは永遠の別れとなってしまった仲間達を思い出したようだ。暗い色の浮かんだ瞳に涙を滲ませて、ひっくひっくとしゃくりあげている。

 

「あ、はい……うぅ、ぐすっ……みんなぁ…………」

 

「それに……」

 

 言葉を続けながら三つ編みちゃんの隣へと腰を降ろす。

 

「あなたは別に助かってないんですよ?」

 

 肩を掴んで押し倒し、全ての擬態を解いてねじれた角や尻尾を露にする。

 

「きゃっ……え!?  ぃや……いやぁあぁーーー!」

 

 ふふ、どんなに悲鳴をあげたって誰にも届かないよ。さぁて、三つ編みちゃんはどんな味がするかなぁ。

 

 それでは、いただきまーす。

 

 ― 軽戦士♀を手に入れた ―

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

 とは言ったものの、ふーむ……ここの階層はどの辺までが安全なのかな。まだそこまで詳しくないけれど、先ほどの暴走みたいに魔物達の配置が大きく変化する異常事態が発生している場合、探索者達も安全なエリアへ退避していってこのあたりに戻ってくるのはしばらく後になってからだと思われる。なので手っ取り早く済ませるくらいの時間は確保できる筈ではある、と思う。

 

「なっ! やっ、はなしてっ」

 

 非力な三つ編みちゃんの両手首を片手でまとめて押さえつけた。それから空いた手で皮鎧の止め紐を引きちぎり、続けてビリビリと三つ編みちゃんの服を引き裂きながら考えをまとめる。

 

 姐御はともかくとして、神官ちゃんも盗賊さんも念入りに肉体をほぐしてからヤってたけれど、最近改めて聞いた先輩の話じゃ男の淫魔でも数分で"食事"まで持っていけるものらしい。ここはひとつ、ガッと突っ込ンでぱぱっと行為に及んだ場合にどうなるのか試してみよう。

 

 

 それにしても三つ編みちゃんの肉体はちょっと残念だね。姐御みたいに細身……と、言うよりは貧相という言葉が該当しそうだ。これくらいの駆け出しから一歩出た位の探索者って、そんなに良いもの食べられないんだろうか。顔の造形もマイナスって訳じゃないけど、うーん……そこそこ、という感じ。

 

「ヒっ、あぁ……やだぁ……」

 

 恐怖に震える若い肉体を裸にひん剥いて、今度は誰得ローブから俺自身を露出させた所で三つ編みちゃんに更なる怯えが走った。ふふふ、コレを見て怖がるって事は、男と女のアレコレを知識としてはちゃんと知ってるんだなぁ。いかにも初心そうな感じだから実体験として知ってるかは解らないけど……それも直ぐにわかる事だしね?

 

 硬直してしまっている三つ編みちゃんをよそに、今はまだ固く閉じられている泉の入り口へと俺自身をあてがい……

 

 ズグっと、強引にその際奥まで突き入れた!

 

「あ、ぎッ!  ……ああ、ああぁ」

 

 ぽろぽろと涙をこぼす瞳を見開いて痛みに震える三つ編みちゃん。独特の感触もあったから、三つ編みちゃんは男を知らなかったみたいだ。

 

 とりあえずお構いなしに腰を動かしてみる。

 

「っ! あぐ……いた、痛いっ」

 

 そりゃそうだよなぁ……まだ全然濡れてないし。はっきり言ってこちらもそれほど気持ち良くはない。こんなんで先輩みたいなスピードフィニッシュを迎えられるんだろうか。

 

「痛ぁ、いたいっ! やめてっ」

 

 

 と、そんな風に疑問を抱きながらも三つ編みちゃんの様子を伺っていれば、その内部を30往復した位から変化が見られ始めた。

 

「うく…つぅ……ひっ、あぁ……」

 

 痛みから発せられる声が次第に小さくなり、わずかなふくらみにちょこんと乗っている先端がツンと起き上がり充血していく。

 

「いたっ、イっ……あっ、ぁいッ……ふ」

 

 そこからの変化が劇的だった。三つ編みちゃんの声に確かな艶が混じり始め、その瞳も恐怖や痛み以外の原因で潤みだす。

 

「なっ、なにこれッ。……うぁ、んんっ……ぅ……」

 

 その内部では急速にヌメリが増していき、包まれた俺自身もスムーズに出し入れ可能になってきている。

 

「あぁ……わたし、なんでぇ……」

 

 はぁはぁと熱い吐息を漏らす三つ編みちゃん。その肉体もいつしかほんのり桜色に染まっていた。

 

「やだぁ……あっ、こんな……あん、あぁっ……」

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

「あぁっ、はぁ、あぅ…んぁっ、あぁ、あッ!」

 

 うわぁ……これは予想外だった。あれよあれよという間に完全に男を受け入れる状態になって、俺の下でぎこちなく腰を振っている三つ編みちゃんを見下ろす。

 

 神官ちゃんの時に"入れ惚"なんてネタにしていたけど、これはそのものと言っても過言じゃない効果だなぁ。抵抗力が高い訳でもなく、様子からして強く抵抗する理由となる恋人が居る訳でも無い。三つ編みちゃん位の一般人に毛が生えた程度の能力だと、淫魔の肉体の前にはこんなにも簡単にぐにゅぐにゅになっちゃうのか。なんというイージーモード。今までの苦労はなんだったんだろうか……いや愉しかったからあれはあれでイイのだけど。

 

「あ、ひっ! んんっ、あぁッ……あっ」

 

 試しに微妙なふくらみの先端をきゅっとつまんでみると、三つ編みちゃんは快感に眉をゆがめて悦びの声を上げる。熱さにぼやけたような瞳からは、もう恐怖や痛みを感じている様子が完全に失われている。

 

「あふっ、イイっ……あっ! ふぁ、あぁあっ!」

 

 刺激によって収縮した内部を俺自身が前後に進み、さらなる刺激を生み出していく。どうもこの感じでは三つ編みちゃんはこのまま直ぐにでも達してしまいそうだけど……まぁいいか、早く済ませるのが目的だし。

 

 そのまま三つ編みちゃんのふくらみ……と呼ぶには平坦な胸部へと手を置き、両手で先端をつまみ上げながら機械的に行っていた前後運動を加速させていく。

 

「ひゃぁ、あッ! あぁ! あぁ、あハっ!」

 

 術式を用意して、そのまま、最後まで……

 

 

「アぁ! はぁク…うあぁあ、ああアあぁっ…………ッ!」

 

 快楽に翻弄される三つ編みちゃんが絶頂を迎えるのに合わせて、その際奥へと欲望を注ぎ込んだ。

 

 

 

……ふぅ、解っていたけど三つ編みちゃんは魂の力が少ないなぁ。あと一回が限度だろうか。淫魔の性質にまかせて行為をしたせいか、どうにも達成感も希薄だし……ううむ。全体的に三つ編みちゃんが貧相なのも相まってちょっとつまらない。

 

 でもまぁ、折角手に入れた女のコだから、他の新しい事でも試してみようかな。

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

 さて、今回お試しいただくのはこちら! そう、雷撃の魔法です! 俺自身の相性もあってか雷撃の魔法は威力が弱いんだけど、弱いなら弱いなりに使ってみよう!

 

 という訳で、軽く集中して静電気よりも弱い位の威力で自分の身体へと雷撃の魔法を纏わせる。

 

「はぁ……はぁ……あぁ……」

 

 じっとりと汗ばんだ素肌を晒して横たわる三つ編みちゃんへとのしかかり、手足を絡めて身体全体を使うようにして、その全身を擦り合わせてみる。おそらく、これだけでも擽るような刺激が間断なく伝わっている事だろう。

 

「ひぅっ、あ……ああぁ、あふ、んんンっ」

 

 そんな魔法を帯びたまま、ジジジジ……と微かな音をたてながら再び三つ編みちゃんを貫いていく。触れ合った足を軽く動かすだけで三つ編みちゃんはビクビクとその身を震わせる。

 

「あひっ、クぅ! はふ、イっく……あッ!」 

 

 さらに自分のその動きだけで感じてしまうのか、三つ編みちゃんの震えは納まる事が無い。びくびくと激しく反応するその内部は驚きのペースでいやらしい液体を生み出してきている。何て呼ぶのか知らないけど、早漏の女性版という感じだろうか。

 

「ふあっ! あぁッ、アっ! くひっ! ひぁぁっ!」

 

 それほど強くは無い筈だけど、まるで感電したかのように全身を震わせる三つ編みちゃん。その口元の涎を舐めとりながら、今までに無い強さで締め付けてくる内部をぐいぐいと突き上げて堪能していく。うん、これはこれで愉しめそうだ。

 

「ひうっ…く、あっ! はヒ! あクっ…んッ、くぁ!」

 

 

 

 

 

         ……◇……◆……◇……

 

 

 

 

 

「あっ、あッ…あっ、あッ、あっ、あっ……」

 

 その過敏とも言える反応が面白くて何回も連続してイかせちゃったけど……ちょっとヤりすぎだったかな。涙の跡が残る焦点の合わない瞳で揺れる三つ編みちゃんを眺めながらそんな思いを抱く。声をかけても聞こえている様子は無く、結合部から送られる刺激に対して虚ろな声を漏らすだけになってしまった。

 

 あちゃー、女のコは感情の起伏があるからこそ可愛いんだよなぁ。こうなっちゃったら、ただ生身であるってだけの人形と変わらないね。どうにも気が乗らなくなってしまったので、くいくいと腰を使い最後の区切りとして一度絶頂させてあげて……と、ふぅ。後は念のために魂のライン経由でこの場の記憶を消して、体力を回復してから地上へ戻れと暗示を与えて放置かなぁ。

 

 これ以上魂の力を吸い上げたら死んじゃいそうだったし……まぁ、おやつ代わりとしては丁度良かったかも知れない。

 

 

 

 

 

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