※この作品はR-18です。

FGO 英霊とXXXX   作:アマゾンズ

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カルデアのマスターによる二人へのサプライズ

何故か旦那から許された(房中を)

※NTRではありません(それに近いけど)


虞美人と項羽とマスターと芥ヒナコ

ここはカルデア、人類最後のマスターとなった青年や数多のサーヴァント、英霊達が集う場所である。

 

最も正確には違う場所にあるのだが、それは割愛させて頂く。

 

そんな中で虞美人と呼ばれるサーヴァントが誰かに手を引かれて、マスターに何処かへと案内されていた。

 

その案内人には後輩であるマシュ・キリエライトがいる。ちなみに虞美人は目隠しされ、ヘッドフォンを着けさせられていた。虞美人は困惑の中、マシュに手を引かれて付いてきている。

 

「よし、到着!少し待ってて!」

 

マスターは部屋の一室へと入っていった。この機関はサーヴァント一人一人に部屋が割り当てられている。赤兎馬だってダレイオス三世だって広々と使える部屋です!

 

「項羽、居るかな?」

 

「主導者よ、何用か?」

 

マスターの目の前にいるのは項羽、始皇帝の時代の英霊で現在はバーサーカーで現界しており、人馬一体の姿となっている。

 

「今日は項羽にお礼をしたくてね、とっておきの贈り物を用意したんだ!」

 

「主導者よ、私に礼など不要だ」

 

「そうはいかないよ、あくまで俺自身の気持ちとしてね」

 

「む・・・」

 

「少し待っていてくれるかな?」

 

部屋の扉を開けたまま、マスターは再び外へと出て行く。そこで待っていたマシュに虞美人のヘッドフォンを取るように頼み、目隠しを取ってあげるよう頼む。

 

「ちょっと!いきな・・・むぐっ!?」

 

「しぃーーーっ!声を出さないの、ヒナちゃん。あの部屋の中に行ってみて」

 

「?」

 

口を手で塞がれつつも、虞美人は何でと視線で訴えかけている。それを察したマシュが声をかけた。ヒナちゃんと呼ばれるのは少し恥ずかしいと思いながら。

 

「先輩、ここはヒナコさんを部屋へ押し込んでしまいましょう」

 

「うん!はい、いってらっしゃい!」

 

マスターは虞美人を部屋の近くまで案内すると、虞美人の背中を押し、部屋の中へ入れると同時に居なくなってしまった。

 

「なんなのよ、もう!」

 

「その声の音色、もしや・・・虞か?」

 

「え?ま、まさか・・・・!?そ、そんなはずは!」

 

人馬一体の姿となっていても、その声を忘れる訳がない、虞美人にとっても項羽にとっても最も出会いたく、それが叶わぬと割り切っていたはずの出来事。

 

「項羽・・・様?」

 

「おお、妻よ・・このような形で再会出来るとは」

 

「ああ・・・やっと・・・やっとお会いできました」

 

「そうか、先導者からの私への贈り物とは・・・生涯ただ一つの無念を報われさせてくれる事であったのだな」

 

「(全く、余計な事を・・・)」

 

悪態をついてしまうが、嬉しいのは事実である。だが、虞美人の中ではマスターに対する大きな借りが、出来てしまったと思っている。

 

歴史的に最愛の夫である項羽との再会、サーヴァントになるべきという言葉を聞き入れ、なんの因果かカルデアのマスターに召喚されてしまい、更にはそのマスターの手によってありえないはずの再会も果たせた。

 

考えてみれば自分は悪態をついてばかりで、マスターに借りを作ってばかりだ。何かを返そうにも勉学は普段、彼はきちんとやっている。料理は・・・赤い外套の未来の英霊やヴィクトリアの女王などにおよばないし、物を渡そうにも買い物なんて出来ない、レイシフトすれば問題ないが今更何をと思ってしまう。

 

他になにかあるとすればマスターが目に毒と言っていた自分の肉体・・・普通の人間ならば考えもしない事を虞美人は考えていた。

 

「虞よ、何を考えている?」

 

「項羽様、私はマスターに何も返せていない事を考えていたのです。私達を召喚し、引き合わせてくれたあの者に」

 

「・・・・」

 

「こうして再会の機会を与えてくれたのにも関わらず、何も返せない自分が歯がゆいのです」

 

「妻よ、先導者が他の者と話しているのを聞いたものだが・・・」

 

 

 

◇

 

 

数日前。

 

「なにいいい!?マスター、お主!女の経験が全くないだとおおお!?あれだけ美しい者達に慕われているのにも関わらずか!?」

 

「ちょっ!でかい声で言わないでよ!」

 

「ああ、スマンスマン」

 

野太い声で叫んだのはフェルグス・マック・ロイ。カラドボルグの所有者であり、ケルト神話の英雄で豪胆、大胆、そして絶倫の三拍子が揃っている男でもある。

 

「しかし、マスター?ケルト、極東国、円卓、ローマ、はたまたウルクの女神に至るまで慕われているのに何故、肌を交わさんのだ?女の柔肌はいいものだぞ?」

 

「いや、俺だって一端の男だから女性は気になるよ?でも、その・・・相手が相手だけに・・ね」

 

「ん~?そうか、見目麗しい女達と言っても相手は英霊や女神、萎縮してしまうのだな。マスターとは言えども人間だった事を失念していた。だが、慣れておくに越した事はないぞ?」

 

「わかってるんだけど・・ね」

 

講義で教わったが、男の魔術師の精液というのは魔力の塊らしい。それを性交渉する事で魔力供給が可能らしいが、男女に分かれなければ難しいとのことだ。

 

まるで中学生の保険体育による性教育のようなものではあったが、知識は必要だろう。マスターはそう思いながら講義を聞いていたのを思い返していた。

 

 

◇

 

 

「という事があったのだ・・・」

 

「・・・・」

 

虞美人は内心、驚きと呆れが同時に起こっていた。あのマスターがという思いと、このような話を聞きたくはなかったという思いだ。

 

「あの・・・項羽様、私にどうしろと?」

 

「・・・・答えは知っておるのだろう?」

 

「それは・・・そうですが・・・」

 

「私とて先導者に礼を尽くしたいが、効率を重んじた結果がそれなのだ」

 

解っている。この方は効率を重視するお人だ、それだけにマスターであるアイツに何が足りないかを見抜いておられるのだ。

 

「分かりました。私が何とかします」

 

「うむ、頼んだぞ」

 

 

 

 

◇

 

 

 

 

「とは言っても、どうすべきかしらね・・・」

 

居場所を聞いたが、今現在は剣や日本の刀を使うサーヴァント達と訓練中との事だ。己を鍛え続ける姿勢には好感を持てるが、前線に出ない自分がどうして鍛えるのかと尋ねた事があった。

 

『自分の身を自分で守れるようになっておかないとね』

 

この言葉で少しだけマスターに対する印象が変わったのは事実だった。自分が居た世界で出会った時は、魔術のイロハもわかっていない素人同然で人理を救ったと聞いた。

 

更には自分の世界を滅ぼさないために、他の世界を滅ぼすという現実を知った時も折れかけた自分自身を持ち直したらしく、心の強さも評価できる。

 

私自身、辛辣になっているが決して嫌いではない。知らないからこそ知っておく、届かないから追いかける、そんな直向きさを見せられて、少しだけ心が動いた、それだけのことだ。

 

「・・・・この格好だと私が自分を許せない・・・そうだ!」

 

何を思いついたのか虞美人は自分の自室へと走って向かった。自室に入ると同時にクローゼットを開け、中にある目的の服を見つけ出すとそれに着替え、髪も結直し、眼鏡もかけると自室を出て行った。

 

 

 

◇

 

 

 

 

「今日はここまでだ。お疲れさん」

 

「はぁ、はぁ・・・お疲れ様」

 

「だいぶ慣れてきたみたいだな?」

 

「それでも、まだまだ・・・だと思うけど」

 

水分補給しながらマスターが話しているのはランサーで現界しているクーフーリンだ。その師匠ことスカサハもいるのだが、特訓メニューだけを考えてもらい、訓練の相手は男性サーヴァントだけだ。

 

筋力トレーニングはスパルタで有名なレオニダスから直々だが、人間であるマスターに合わせて訓練してくれている。

 

「まぁ、あれだ。サーヴァントと戦うのは無理だが、人間相手ならイイ線行くんじゃねえか?」

 

「俺は戦いたくて鍛えてるんじゃないよ」

 

「へいへい、それじゃあな」

 

「さて、シャワー浴びて部屋に戻ろうかな」

 

シャワー室へ入り、特訓でかいた汗を流す。マスターの身体は年相応だが、特訓の成果が出てきているのか全身が締まっており、重さを感じさせない筋肉がついている。

 

「ふう・・・」

 

石鹸の泡を流し、髪をシャンプーで洗い、リンスをかけて流し、顔を石鹸で洗って流すとシャワー室から出た後に顔のケアをする。

 

男性といえどもお肌の手入れをしておくべきものよ。というフランスの王妃様や嘘を絶対に許さない和風少女からのアドバイスを聞き入れていたのだ。

 

「さて、明日も種火集めだから頑張らないとなぁ・・レベル上げないと」

 

少しだけメタい事を言いながら自室の扉を開けると、目の前にはベッドに座っている芥ヒナコ(・・・・)がこちらを見ていたのだ。

 

「遅いわよ、全く」

 

「え?え?ヒナちゃん?なんで俺の自室に!?」

 

ヒナコはベッドから立ち上がるとマスターに近づいてくる。上から下までをじっくり観察している様子だ。

 

「・・・ふーん、ちゃんとエチケットはあるみたいね?アンタから石鹸の匂いがする、それに顔からは男性用の化粧水の匂い・・・ケアまでしてるってどれだけなのよ!まぁ、嫌いじゃないけどね。それとそのヒナちゃんって呼び方やめてくれない?恥ずかしいんだから」

 

「え、あ・・・うん・・・だけど昔の中国の人の名前って呼びにくくてさ」

 

「はぁ・・・まぁそうよね」

 

「うん、ってそうじゃなくて!なんで俺の部屋に来てるの!?虞さんは人間が!むぐっ!?」

 

その先を言おうとした瞬間、ヒナコの手がマスターの口を塞いだ。その先は言うんじゃないという視線が感じられる。

 

「私は人間が嫌いだけど、文化とかが嫌いなだけ。それとね」

 

ヒナコがマスターに近づいてくる。女性特有の甘い香りがマスターの鼻腔をくすぐってきて軽くぼんやりとなりかける。

 

「ここに来たのは項羽様のお言葉を受けたからよ」

 

「え?項羽の?」

 

「呼び捨てはやめなさい!項羽様はアンタに恩返しがしたいと思ってるの。私もアンタにこんな大きな借りを作られたままじゃ嫌だし」

 

「借りって・・・俺が二人を呼べたのは偶然だよ!?ただ、項羽が先に来て、虞さんがその後に来たから再会させてあげようって」

 

「っ・・!それが私にとっては返しきれない大きな借りなのよ!解る!?あの日に別れてから何千年と待ち続けたのよ!?なんの因果かアンタによって目的が叶ってしまった!私に・・・とって項羽様と・・・共に有れるのは・・・」

 

怒りながら泣いている虞美人を見てマスターは、それが嬉し涙なのだと理解できていた。もしも自分が同じ立場になれば同じようなことを口にしてしまうだろう。

 

「っ・・・これからアンタに魔術師として学ぶべき事を学ばせてあげる!」

 

「?ちょ!?」

 

涙を拭った虞美人にいきなりベッドへ引き込まれ寝かせられる。緊縛も何もされていない、照明も虞美人の手でまるでロウソクの灯のような常備灯状態にされている。

 

こんな雰囲気て行うことなど一つしかない、分かりたくなくともそれが分かってしまった。現に虞美人は芥ヒナコの姿のまま下着姿となってこちらに密着しつつあるのだ。

 

「どうしたの?」

 

「どうしたのじゃないって!なんで、こんな!?相手がいるのにこんな事!」

 

「言ったでしょ?学ぶべき事を学ばせてあげるって」

 

「だからって、これは・・その」

 

「そう言ってる割にはソッチの方は大きいけど?」

 

「あ・・・こ、これは、その生理現象で!じゃなくて!こんなことしちゃダ・・・ん!」

 

「っ・・・ん」

 

否定の言葉は塞がれてしまった。そう、口づけによってである。因みにこのマスター、スキンシップでキスされる事はたまにあった為にキスだけは慣れていた。

 

「どう?相手が居る女の口づけは?」

 

「うう・・・」

 

「確かに、虞美人としてアンタに抱かれるのはゴメンよ、それが例え項羽様のお言葉でもね」

 

「だ、だったら」

 

「でも、今此処に居るのは虞美人じゃない。此処に居るのはアンタにとってカルデアの先輩である芥ヒナコ(・・・・)よ」

 

甘い毒のようにその言葉が心に染み渡っていく。だが、最後の理性が彼女との接触を拒む、相手は項羽という生涯を誓った相手が居る、なのにこうして行為を行おうとしている。

 

「手ほどきしてあげるって言ってんのよ。それとも、男なのに操を立てる相手でもいるの?」

 

「いや、いない・・よ」

 

「なら大丈夫じゃない」

 

マスターは意を決してヒナコの両肩を掴んだ。抱く為ではなく話を聞くためである、どうしてなのかと。

 

「どうしてさ?どうして俺なんかに?」

 

「アンタ、女の経験がないんでしょ?」

 

「な、なんでそれを!?」

 

「項羽様がお聞きになられていたそうよ」

 

「う・・・」

 

あの時の会話を聞かれていたのを恥ずかしく思う。だが、聞かれてしまったものは仕方がないのだ。そう思っていると、ヒナコが肩を掴まれた手を振り解き再びマスターに唇を落とす。

 

「んぅ・・・」

 

「んん・・」

 

抵抗が出来ない、寧ろさせてくれない。少しずつ理性が溶かされていく、最後の理性を飛ばされたマスターはヒナコによって裸体にされていた。

 

「へぇ・・・サーヴァントと訓練してるのは嘘じゃなかったんだ」

 

白い指先でヒナコはマスターの胸元をなぞる。筋肉の鍛え具合、どれだけ己を戒めてきたのかを確かめているようだ。

 

「うう・・・」

 

「ふふ、女の先輩にこうして触られてるだけで真っ赤になるんだ?経験がないだけじゃなく初心なんだね。下は大きいままだけど」

 

ヒナコ自身もいつの間にか裸体になっており、長く艶やかな髪が胸元の突起を隠しており、扇情的かつ情熱的な色気が出ている。

 

「それじゃ、本番行くわよ?」

 

「うぁ!?ああ・・・ううっ」

 

ヒナコはマスターの男根を手で軽く握り、上下に動かし始めた。痛すぎずキツ過ぎず、絶妙な手加減で与えられる刺激にマスターは呻き続ける。

 

「ふーん、このくらいの刺激でこの反応、自慰行為もしてなかったのね」

 

「う・・・くあああ」

 

「手淫でこれなら、口淫したらどうなるのかしら?」

 

マスターの反応を楽しんでいるヒナコは、絶頂へは導かせなかった。まずは耐えさせることを身につけさせなければ意味がないからだ。

 

「耐えなさいよ?少し髪が邪魔ね・・・」

 

そう言って、ヒナコはマスターの男根を己の口の中へと入れた。ズレた眼鏡を直し、艶やかな髪をかき上げながら、頭を上下に動かして口淫してくる奉仕の姿はマスターにとって淫靡かつ、美しく映るだろう。

 

「んんっ・・・!ふぅ・・・ん、ちゅう(なによこれ・・・女殺しクラスじゃない!まぁ、一切経験がないのなら当然か)」

 

「うあああ・・・ああ・・ああっ!」

 

舌の動きと吸い出そうとする勢いにマスターは声しか上げる事が出来ない。止めようとしても止められない、快感に押し流され、射精寸前までなった時、口淫が止まってヒナコが口を離してしまった。

 

「え?」

 

「出させないわよ?初精には膨大な魔力があるの、それは私に供給されなきゃ意味がないのよ」

 

ヒナコはベッドに寝そべると両腕を広げた。誘うような仕草にヒナコへ近づくがマスターはその包容を受けなかった。

 

「まだ、俺がやってない」

 

「慣らしたいの?なら此処よ」

 

女性の恥部を見せ、口淫と似たような事をやってみろとヒナコは誘っている。その禁断の華に口をつけると、その蜜を舐め始めた。

 

「あっ!?・・・・・・んんっ・・ずいぶん・・優しい・・じゃない」

 

恥部を舐めているマスターだが、技術も何もない。あるのは優しさのみ、それだけで感情を走らせていないのだ。

 

ヒナコ自身もその優しさを受け入れている。自分が愛する者と出会った時代は抱くだけ抱いて、すぐに終わらせたり、当時の思想で絶頂前に終わったりしてしまっていた。

 

たかが性交ではあるが、この目の前の男は違う考えを持っている。性交とは快楽だけではない、愛もあれば、気力を分け与える意味もある。

 

この男(マスター)はおそらく前者だ。知識はあっても性交を愛として考えている。

 

「んんっ!も・・もう・・・!…うぅ!だ…ぁめぇ!」

 

ヒナコは全身を震わせ、果ててしまった。全く経験のない相手に絶頂させられるなんて、と思うがそうではない、人間の中にある微かな優しさ、それだけをぶつけられた結果だ。

 

「はぁ・・はっ・・おいで・・・」

 

「ん・・」

 

今度こそ、マスターはヒナコの脚の間に入り、己の男根をヒナコの恥部へと充てがった。その時の刺激で僅かに呻く。

 

「良いわよ・・・入れなさい。がっつかないでよ?」

 

「頑張ってみる・・・」

 

「ん!んんんんっ・・!!」

 

「くう・・っ!?」

 

少しずつ、導かれるようにヒナコの中へと入っていく。射精は耐えられてはいたが、マスターの頭の中は火花が走っていた。

 

初めて入る女性の中、触れ合う異性の肌、自分が青年から男へとなった自覚、項羽に申し訳ないと思う背徳感、自分を受け入れてくれた芥ヒナコへの感謝と愛情、その全てが入り混じっている為だ。

 

「ふふ・・・初めての・・相手が私だなんて・・・あ・・ん・・・どう?初めて入った女の中は?」

 

「わから・・ない、ただ包まれて暖かいって事だけしか」

 

「ゆっくり・・・んぅ・・動いて?」

 

言われた通りにマスターはゆっくりと腰を動かし、ヒナコの中を往復し始める。マスターは射精を、ヒナコは絶頂を耐えようと必死になっている。

 

「んっ・・ん!な・・に・・奥・・届いて」

 

「はっ・・っく・・・ヒナ・・・コ・・・先・・・輩・・・もう、無・・・理・・・!」

 

「あんっ!?っ・・・良いわよ?このまま、果て・・なさい。あっ・・あっん!」

 

お互いに余裕はなく、マスター自身も引き抜こうとしているが、それをヒナコが許さない。魔力を得るという考えでマスターを受け入れたが、これ程までとは思わなかったのだ。

 

「うっ!?あああああっ!」

 

「あっ!ああああんっ!?」

 

中で果てたマスターは、射精によってヒナコの奥へ精液を送り込んでいる。快楽を得るのと同時に初精による膨大な魔力を受け止めたヒナコ自身も、これまで経験した事のない絶頂を味わってしまった。

 

「アンタ・・少しは・・・遠慮・・・とは言っても初めて・・・だったから無理もないか(魔力よりも快感が強いってどういう事よ)」

 

「ごめん・・・」

 

「別にいいわよ、それよりアンタ・・・私の事、先輩って呼んでなかった?」

 

「呼んでないよ」

 

「呼んだわよ!」

 

「呼んでない!!」

 

学生カップルのようなケンカを始める二人であったが、双方とも疲れてベッドに横になってしまった。一回の性交で、数回分にも匹敵する快楽を得てしまったのだから当然だ。

 

「明日からは元に戻るわよ?」

 

「うん・・・」

 

「快楽依存にならない為の魔術ぐらいかけておいてあげるわ」

 

「ありがとう」

 

「ふん、疲れたから今日はここで寝るわね」

 

二人でシャワーを浴び、ベッドメイキングも済ませ、部屋の中を快適な温度にすると裸体のままベッドに入り、ヒナコは背を向けて、すぐに眠ってしまった。

 

「うん・・・ありがとう。ヒナコ先輩(・・)」

 

「・・・・(バカ)」

 

眠ったフリをしていたヒナコこと虞美人は、マスターからの先輩呼びを聞いていた。たった一夜の過ち、魔力供給とも、項羽の頼まれたからなど、借りを返したかったなどの理由もあるが、この男に忘れられたくないという気持ちがあったのだろう。

 

「・・・んぅ」

 

起きたフリと寝ぼけたフリで虞美人はマスターへ言葉を送った。

 

「もしも、人理の修復が完了して自由になった後。その気があるなら、私を捜しなさいな・・・世界のどこかに私はいるから」

 

それは、再会の約束、子孫であろうとまた会いたいという本心からの言葉だった。この後、マスターは男が上がったと話題になった。その後、どうなったかは定かではない。

 

ただ、マスターの視線の先には笑顔で項羽の傍にいる虞美人が必ずいた。

 

「どうした?マスター」

 

「いや、何でもないよ」

 

そう言ってマスターは訓練所へと向かっていった。




芥ヒナコ先輩可愛いすぎる。

何気なく友人と回したら来ちゃったんです。虞美人。

項羽は引けませんでした(日数的に)

このお話はNTRではなく、先輩からの魔力供給の指導ックス&手ほどきックスでした
。

マスターにはDTになってもらいましたが、全くない方が指導しやすいのかな?と考えた設定です。

なんというか知っていても愛してしまう話が好きで、虞美人に恋しちゃうとこうなるのかな?と妄想しました。

恋が報われない系が多くなりますがご了承ください。

報われない系で読みたいというリクエストは受け付けております。メッセージにてお願いします。

※注意

すぐに書けるとは限りません、ただしリクエストは必ず書きます。
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