※この作品はR-18です。

FGO 英霊とXXXX   作:アマゾンズ

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リクエスト第一弾です。

相変わらず報われない。

とある彼女の意識が起こした奇跡。


私は、お前を犯(ころ )し尽くしたい(殺式)

とある特異点において出会った。最上級の魔眼を持つ女性、両儀式。彼女の虹色の目は直死の魔眼と呼ばれ、モノの死が見えるそうだ。

 

何かを補うように自分の事を「俺」と言ったり、何かを考えていたりしていて、どこか猫っぽく見える。

 

そんな彼女も今ではカルデアの一員で、部屋の一つを自分が住んでいたというマンションと同じ模様にして住んでいる。もっとも今現在はアサシンクラスのサーヴァントとして登録されている。

 

何気ない日常の中で、魔眼についていろいろ聞いてみたら、面倒くさそうな態度をしつつも質問に答えてくれた。

 

両儀さんがいうのにはモノの死が見えているのは事実だが、自分はそこから見える線をなぞっているだけのこと。

 

「全く、お前も物好きだな?オレなんかと居て楽しいの?」

 

「楽しいとかじゃなくて、両義さんって俺達と年代が変わらないでしょ?」

 

「お前からすれば違う世界の人間なんだけどな?今はサーヴァントだけど。オレからすれば、此処に居るのは人理焼却が起こっている間の夢なんだし」

 

愚痴っぽくなりつつも、式はカルデアのマスターから手渡されたミネラルウオーターを手に、それを飲んで喉を潤す。

 

式からすればマスターはどこか抜けていて、すぐに厄介事に首を突っ込むタイプなのに何処か放っておけないという印象を持っている。

 

「まぁ、良いけど。そろそろ寝る時間だろう?明日も訓練するようだし、早く戻れよ。オレは此処にいるから」

 

「ああ、うん。それじゃ・・・また」

 

マスターは式の部屋から出ていき、式もマスターが出て行った後、自分が感じた違和感に対して考え事を始めた。

 

「アイツ、様子がおかしかったな」

 

 

 

 

◇

 

 

翌日、マスターは式と同じアサシンクラスで現界している呪腕のハサンと百貌のハサンの二人から特訓を受けている。

 

「!そこですぞ!」

 

「なんの!」

 

「甘い!」

 

呪腕の張り手がマスターに当たり、吹き飛ばされる。が、踏みとどまって堪えると同時に百貌が投げてきた投擲武器に当たってしまった。

 

「うぐっ!?」

 

「今宵の訓練は此処までですぞ、主殿」

 

「マスターは迷いが生じております。その状態で鍛錬は難しいでしょう」

 

ハサンの二人から言われ、マスターは訓練を中断した。訓練といっても反射神経を鍛えるための物であり、ハサンの二人にとっては基礎中の基礎とも言える。

 

もっともマスターの迷いにいち早く気づいたのは百貌の中にある、心理に詳しい人格であった。

 

「ありがとう、それじゃ・・シャワーを浴びて戻るね」

 

マスターの背中を見送った二人のハサン、そのうちの百貌の中の一人が呪腕に話しかけた。

 

「どう思いますか?マスターのご様子を」

 

「良くはないな・・・私は恋慕というものをあまり理解できぬが」

 

女性の人格であり、最も恋慕を理解している人格であった。マスターはそれを振り切ろうとしている事も心理学に詳しい人格から聞いている。

 

「恋慕だけはご自身の問題ですからね・・・」

 

マスターが自分の思いで苦しんでいても、それはマスターが己で解決しなければならない事であるため忠誠を誓っているハサン達には歯がゆい思いだけが支配していた。

 

 

 

◇

 

 

 

 

 

シャワーヘッドから出てくるお湯に頭から晒して、自分の迷いを確認するマスター。理由はわかっている、自分の中にある恋慕の想い、式への恋だ。

 

普段マスターは特訓は肉体を鍛えるくらいしかしていない、身体を激しく動かす特訓などほとんどしていなかった。

 

今回に限って行ったのは恋慕を振り切るためであった。しかし、振切ろうとすればする程に思いは強くなっていく。

 

彼女は放っておくことが出来ない、どこまでもどこまでも先へ行ってしまいそうで、自分は足りない何かを探し続ける迷い猫のように。

 

「・・・・俺、何考えてんだろ」

 

彼女は同じ時間軸でありながら別世界の人間でサーヴァントになっている身だ。自分の役割が終われば自分の世界へと帰るのが当然のことだろう。

 

「・・・・」

 

汗を流し、身を清め終わった後に着替えを済ませ、マイルームへと向かい部屋に入ると同時にベッドへ倒れ込む。

 

「・・・・眠い」

 

そのまま眠りへと落ちてゆく。そんな中、光が見えたような気がした。恐らくサーヴァントの人生を夢で見させられる現象だ。

 

 

◇

 

 

『今のおまえなら、殺してやる!』

 

一番最初に目に入ったのはどこかの学園の制服を纏った見知った女学生へと向かっていく両儀式。

 

『・・・そんな事で、逃げられはしませんよ!』

 

「(両儀さんと浅上さん!?これが・・・二人が殺し合ったっていう出来事か)」

 

その正体は偶然にも同じ時間軸からこちら側へと来た浅上藤乃であり、この二人は今でこそ気にしてはいないが、こうして殺し合っていたのだ。

 

「これが、両義さんが求めるもの」

 

戦いを見終えると、夢の中の式がこちらを見ている。その目は虹色でこちらを認識出来ている様子だ。

 

『何だ、魔術をかじってるけど人を殺した事もないただの人間か・・・?幽霊みたくこっちに干渉してくるなんて変わってるな?お前』

 

「え?」

 

『早く帰れよ。じゃないと燈子に悟られるぞ?本当に幽霊なら俺が切ってやろうか?』

 

『式?どうしたのさ、何も無い空間に話しかけて、会話のできる幽霊でもいた?』

 

『似たようなものだって、大したことじゃない』

 

夢の中のはずなのに会話が成立してしまっていた。次の瞬間、自分の視界が薄くなってくる感覚に引っ張られる、これは意識が目覚めるのだと解る。

 

夢の中から帰還し、身体を起こす。部屋から出るとサーヴァントも寝入っているのか、薄暗くて静かだ。この施設では生前のようにサーヴァント達が暮らしているため、睡眠もとる。

 

マスターはマイルームから出ると施設内を歩き始めた。目的は考えない、ただ自分の意識に身を任せて歩いていく。

 

「あら、奇遇ね?マスターさん、と呼べば良いのかしら?」

 

「あ・・・」

 

レクレーションルームのような場所で白い着物を着て佇んでいるのは両儀式、正確には肉体の人格が表に出てきている式である。マスターにとってはセイバーの式として認識している。

 

「ごめんなさいね。貴方の知るサーヴァントの私ではないわ、肉体を借りて本来の世界の私の意識がこちらへ来ているだけ」

 

「そう・・なんだ」

 

「」という存在。本来あるべき世界から意識だけが肉体を借りて意識だけを飛ばし、ここにいるのだ。

 

「マスターさん、貴方は式が好きなんでしょう?アサシンのサーヴァントの霊基を持つ式が」

 

「いきなりの直球ですね。その通りです・・・でも」

 

「貴方が言おうとしている事は解るわ。確かに式はこの世界の住人ではないし、何よりも彼女を捕らえている人が居る」

 

「コクトーと言っていた、本名・・黒桐幹也さん・・・両儀さんを一番理解している人ですよね?」

 

「サーヴァントの人生を夢で見る共有で知ったのね?そう、式は彼に惹かれていると言えるわね」

 

「っ・・・」

 

惹かれている人、そう聞いて僅かにマスターは歯軋りした。自分の頭では理解できているが、やはり感情は抑えにくいものであった。

 

「ごめんなさいね、諦めて欲しいと言っている訳ではないわ。式だって貴方の事を嫌いじゃないのよ」

 

「わかっていますよ。両儀さんはこの世界じゃなく、自分の世界があるから」

 

「・・・」

 

少しの間、「」の人格である式は大きな窓の外へ視線を移した。降っていないはずの雪が降っている、それは地に着いたらすぐに消えてしまう細雪のようで。

 

「貴方は夢をどう考えているのかしら?」

 

そんな言葉を投げかけてくる。マスターは淡々と会話に応えた。どうしてこんな事を聞いてくるのだろうと疑問を抱きながら。

 

「夢って、無意識の集合体でしょう?睡眠中に起こる己の中の願望などが形となって現れる」

 

「一般的にはそうね。だけど、夢は人間総ての深層意識と繋がっているとも言われているのよ」

 

「・・・」

 

「貴方が式の隣に立つ事は叶わない、それでも想いを伝える勇気があるなら私が叶えてあげる。貴方は黒桐くんとは違う、英霊との縁が強い事こそが異能、何かを願い続けなければならない人間」

 

「願い続けなければならない人間・・・?」

 

「そう、人間が持つ本能とでも言えばいいかしら?生きていたい、死にたい、取り戻したい、手にしたい、そういった願いを貴方は持ち続けるなければ生きていられない」

 

「」の言葉を否定はしない。願い続けるというのは自分自身にピンとくる言葉であったからだ。今あるサーヴァントとの縁すら失いたくないと今でも願い続けているのだから。

 

「一夜の夢という言葉あるけれど、それでもいいの?私は其のくらいしか貴方の願いを叶えられないから」

 

「・・・ずっと一緒にはいられないけど、両儀さんとの時間を大切にしたいっていう気持ちは本物だよ」

 

「そう、そろそろ時間ね」

 

一瞬だけマスターは視線を窓にやり、雪は止んでいた。もう一度「」が居た場所を見たが彼女の姿は消えていた。

 

「・・・戻ろう」

 

マイルームへ再び戻り、ベッドへ寝転ぶと掛け布団をかけて二度寝する。夢は見なかったが、深い眠りについていく。

 

 

 

 

◇

 

 

マスターは目を覚ますと身体が少し軽くなっている感覚に身を任せつつ、起き上がる。時計を見ると朝の7時半、理想的な時刻だろう。

 

「起きよう」

 

いつもの白い服装に着替えると食堂へと向かう。そこには相変わらず弓のエミヤ、ライダークラスで限界しているマルタ、タマモキャットなど料理を得意としているサーヴァント達が働いていた。

 

「おや?マスター、丁度良い時間帯に来たな。本日のメニューはどうするかね?」

 

「和食で、おすすめの焼き魚定食をお願いするよ」

 

「わかった、少し待っていたまえ」

 

朝食が出来上がるまでの間、待っていると相席になる形で式が座ってきた。頬杖を突いてマスターに視線を合わせてくる。

 

「マスター、今日はライダークラスの種火集めの日だろ?オレを連れてけよ」

 

「え・・・ああ、うん。分かったよ」

 

「ほら、朝食出来たようだから取りにいけよ。オレも行くから」

 

それから二人は朝食を取り、小休止した後にアサシンをメインにしたパーティーで種火集めに向かう。

 

「直死、死が・・・俺の前に立つんじゃない!ああ・・・吐き気がする」

 

危険ターゲット扱いされている神腕を宝具で即死させ、ミッションを終わらせた。式以外のメンバー先に向かっており、式だけがマスターの近くにいる。

 

「これから帰還するんだろ?戻ったらまっさきにオレの部屋に来いよ?」

 

「え?何で?」

 

「たまにはお前と話したくなるんだよ」

 

それだけを言うと式もパーティーメンバーに合流してしまった。首を傾げつつ、帰還する。無論埃だらけになった身体を洗ってからだ。

 

 

 

◇

 

 

自室に来いとの約束を守るために式の自室へと向かう、扉の前でノックすると中から返事が聞こえてきた。

 

「開いてるから勝手に入ってこいよ」

 

「お邪魔します。・・・っ!?」

 

「なんだよ?」

 

マスターにとっては目の毒とも言える格好だろう。今の式は胸元をはだけさせたワイシャツ一枚の格好なのだから。

 

流石に下着は履いているが、胸元には何も着けていない。式は自分を俺と言っているが肉体は女性そのものだ、男として反応しない訳がないだろう。

 

「両儀さん、そんな格好して」

 

「あ?一番楽で動きやすいし、休憩してるんだから構わないだろ?冷蔵庫にストロベリー味のアイスクリームがあるから食っていけよ」

 

「む・・・わかりましたよ」

 

ベッドから動かずにスプーンを咥えたままの式から離れて、冷蔵庫の冷凍室にあるアイスクリームをひとつ手に取って、スプーンを用意し、外蓋と中蓋を開けてベッドの淵に座る。

 

「美味いか?」

 

「うーん、久々に食べたって感じかな?アイスクリームって食べる時と食べない時が激しいから」

 

「ま、そうだよな」

 

そう言いながら、式はマスターの身体に密着する。まるで猫が主人と認めた人間に擦り寄るみたく。

 

「あ、あの・・・両儀さん・・なんで密着してるのさ?」

 

「オレがしたいから」

 

正直、このようなスキンシップは苦手だ。恋した相手ともなれば尚更で、意識してしまい心臓がたかなってくるのが分かる。

 

「ん?まさかお前、オレ相手に興奮してるのか?」

 

「え・・あ・・・」

 

「わかり易すぎ、心臓の音も早いし視線は泳いでるし、脂汗だって出てる・・・密着してるならすぐにわかるだろ」

 

「うう・・・」

 

式に看破され、マスターはうなだれる。その姿は式にとって黒桐幹也と同調しているものだった。式は自分の中で納得する、ここまでアイツに似ているからこうしたくなったのだと。

 

ああ・・ダメだ、もう。抑えることができない・・アイツと似過ぎていて、自分の中に湧き上がる衝動が抑えられない。

 

「・・・・」

 

「両儀さん・・・?どう・・うわっ!?あ・・ぎっ!」

 

式にベッドへ引き込まれると同時に押し倒され、首筋を思いっきり噛まれる。まるで、噛み付く場所を理解しているように強い。

 

「ぐ・・ぐぐぐ!痛い・・!両儀さん!」

 

「・・・・それだけ?」

 

「え?」

 

「今の私はお気に召さないか?」

 

「何を言って・・・?」

 

今の式は織としての補える物を見つけたような表情になっている。だが、それは殺人貴としての一面でもある。

 

式の着ていたワイシャツはズレ落ちており、形の良い女性特有の膨らみが見せつけるように視覚情報に入ってくる。

 

「両儀さん・・まさか、ダメだよ・・俺は」

 

「関係ない、前にも言ったろ?これはオレにとって夢なんだ・・・それとも、こんなにしておいて嫌だって言い続けるのか?」

 

「うあっ!?」

 

ズボンに手を差し込まれ、直接男根を触れられたマスターはビクンと反応してしまう。式は構わずまるで柔らかいボールを握り続けるように刺激を与え続ける。

 

「なんとか言ってくれ・・マスター」

 

「俺・・は・・・こんな・・・」

 

「私は、お前を犯(ころ )し尽くしたい・・・・」

 

マスターの衣服を強引に剥ぎ取り、裸体に剥いてしまう式。殺人と同じ衝動を性欲に切り替えてマスターを襲っている。

 

マスター自身もそんな式に抵抗できない。恐怖心もあるが、女性として見ていた為なのか、和風美人という言葉が似合うであろう式の姿を、見続けていたいという気持ちが高まり続ける。

 

ましてや自分が恋した女性が裸で自分の目の前にいるとあっては、聖人君子でもない限り押し退ける事は出来るはずがない。

 

「お前から魔力・・・もらうよ」

 

マスターを寝かせたまま、半勃起させた男根に騎乗位の格好で己の女性器をさすりつけて興奮を高めさせていく。

 

「うああ・・あああ」

 

殺されていく感覚、死にたくない、生きたい。願い続ける。肉体を殺しにかかっているのではなく、精神を殺しにかかっているのだ。

 

「立ったな・・・んっ・・・ぐうう!」

 

解しも無しに式は一気にマスターの男根を自分の膣内へと収めてしまった。マスター自身は心配よりも女の中に入っていることが信じられない状態だ。

 

「私が動け・・ば・・・んんっ」

 

そのまま腰を上下に動かし、男根を刺激する。普通雨の女性ならば快楽に逆らえず激しく喘いでしまう所だが、式はそれに耐えて動き続ける。

 

「うああ・・りょう・・・ぎ・・さ・・ん!」

 

「言ったろ、あ・・・ん、わた・・し・・は、お前を・・・犯(ころ )し尽くした・・・いんだ」

 

女性の魅力が刃物となってマスターを切りつけていく。快楽という名の刃はマスターの心に甘い傷をつけていく。

 

次第に激しくなっていく腰の動き、それに合わせるようにマスター自身も抵抗するかのように、式の腰を掴んで動き出す。

 

「んっ!?」

 

「こ・・・のまま」

 

二人は絶頂に上り詰めそうになる、離れようとするマスターを逃がさず、そのまま動き続ける式。快楽雨に抗えなくなっていくマスター。

 

「も、もう・・・!」

 

「いい・・ぜ。このまま・・・オレの中・・で・・果て・・ろ・・んんっ!」

 

「く・・ああああっ!」

 

「ん・・あっ・・・!っ・・・熱・・いのが・・オレの中・・に」

 

二人は強烈な快楽にお互いに殺されてしまい、繋がったまま気絶してしまった。

 

 

 

◇

 

 

マスターが目を覚ますとそこは雪の降る何処かの原っぱであった。ああ、此処はと見覚えのある場所だ。

 

「式と結ばれたのね・・・一時の夢かもしれないけど」

 

「うん、だけど・・・もう平気」

 

「一時の夢であっても、願い続けながらも歩みを止めないのね」

 

「俺は・・・サーヴァントを好きになってしまった。でも・・・その人は戻るべき世界に戻るべきだもの」

 

「・・・貴方らしいわね。不器用で真っ直ぐ・・でも、幸せを願い続ける。そして優しすぎる・・そんな人」

 

「」の言葉を噛み締める。優しすぎるからこそ、マスターは相手の幸せを願い続ける、そんな星の下に産まれてしまったのあろう。

 

「私は元の世界に戻る事になるわ、だから式の未来をほんの少しだけ見せてあげる」

 

「」に頬を触れられた瞬間、マスターの中に映像が浮かび上がる。黒桐幹也の妻となり、美しい成女となった式の姿、そして、横になりながら慈愛の目で娘らしき女の子を見つめている姿を。

 

「ああ・・・幸せになっているんだ」

 

「本来の世界での未来よ、貴方に見せておきたかった・・・辛いかもしれなけど」

 

「辛い・・ね。でも・・・幸せになっていてくれてるなら嬉しい」

 

「本当に優しすぎる人・・・・」

 

マスターの両頬に手を添え「」の顔が唇が触れ合う寸前まで近くにまで来る。だが、触れる事は無かった。「」の気まぐれだったのだろう。

 

「そちら側にいる式の気持ちを私は分からない、でも・・・貴方を好きになるという事がありえたかもしれないわね」

 

「貴女には感謝しかないよ・・・俺は」

 

「その優しさ・・・傷つける事もあることを忘れないでね」

 

「」はその声を最後に消えていった。マスターも式の部屋で目を覚ますといつの間にか繋がりは離れており、隣で式を丸まった猫のように眠っている。

 

起こさないようにベッドから抜け出すと身支度を整え、簡単な置き手紙を近くに置くとマイルームへと戻っていった。




新年おめでとうございます!

考えに考えていたら新年になってしまった!

リクエストをくれた方、申し訳ないです。

ただ、一言・・・。両儀式の性描写・・・とんでもなく難しすぎる!!

次回の候補は鈴鹿御前辺りの予定ですが、リクエストは最優先に致します。

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