□用語
・落とし物
一九九九年七月に存在が確認された異能力の名称。
人の精神力をエネルギーに超常の力を引き起こす。
また、同時に能力者自身を指す言葉でもある。
・柴鳳学園
東京の多摩西部に位置する国内有数の『落とし物』保持者養成学校。
三年制で、分類上は高校になる。
・紫鶴学園
北海道の札幌に存在する『落とし物』保持者養成学校。
深海真里亜の転校元。
・ランク
E~Sまでの六段階ある『落とし物』の評価基準。
世界共通の単位であり、高い程優秀あるいは有用とみなされる。
国に登録している『落とし物』はランクに応じて国から現金が支給される。
・訓練場
屋内。体育館や道場のような造りをした場所。
・個室訓練場
屋内。専用の建物が設けられており、
各個室は剣道の試合で使うフィールドよりやや広い程度。
防音完備。施錠可。
□登場人物
・和泉知尋(♂)
柴鳳学園一年生。ランクはE→D。能力は『読心』と『睡眠促進』。
読心に付随する効果として、一定以上の強い感情を増幅可能。
座学の成績は悪くないが、あまり筋肉が付かない体質もあってフィジカル面は弱い。
・深海真里亜(♀)
柴鳳学園一年生。ランクはC。札幌の紫鶴学園から転校してきた。
能力は『報復』と『自己治癒』。
黒髪黒目。髪はショートだが、サイドの一部だけを長く伸ばしている。
容姿は非常に整っており、豊満な胸を含め男好きのする雰囲気を纏う。
非常に性欲が強く、自らを管理する『ご主人様』を求めて和泉知尋に辿り着いた。
・西崎李狐(♀)
柴鳳学園一年生。ランクはD。能力は『幻影』。
染色による金髪。目は気が強そうな感じ。
胸の大きさなどは真里亜には劣るものの可愛らしい少女である。
知尋を目の敵にし、ことあるごとにいじめていたが、
知尋自身により報復されレイプされたことをきっかけに彼の奴隷となる。
・高槻愛華(♀)
柴鳳学園一年生。ランクはD→C。能力は『治癒』。
ふわふわしたセミロングの髪とやわからい表情。
誰にでも分け隔てない性格で、クラスで孤立しがちな知尋にも話しかけてくれる。
神代悠希に告白を受けるも、その話はなかったことになっている。
・神代悠希(♂)
柴鳳学園一年生。ランクはC。能力は『身体強化』。
クラス内最強を誇る少年。
長身かつバランスの取れた肉体を持ち、戦闘では肉弾戦を好む。
ただでさえ高い運動能力を能力で強化することにより、
並の生徒では太刀打ちできない戦闘能力を発揮する。
性格的には非常に真っすぐで素直である。