※この作品はR-18です。

ろくでなし刑事   作:もっち~!

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必要悪の狩人*

初めてかもしれない。こんなにも愛しい人に出会えたのは…照れによる誤魔化しや、キザぽい態度を取らない彼。新一とは大違いだ。

 

彼の事を考えながら自慰に耽る。新一に対してしたことは無い。彼に会いたい。毎日接したい。新一ではかなわぬ夢が、彼になら叶えて貰える。

 

独占するのは難しいだろうな。無理をすると、簡単にあしらわれてしまいそうだ。きっと、経験が豊富なんだろうな。かと言ってプレイボーイタイプでも無い、不思議な彼…

 

 

 

---江川拓也---

 

う~ん。出来ない女体2体と生活している。どうなんだ、これ?蛇の生殺しか?

 

「したいなら、していいんだよ」

 

って、美和子。体内が膿んでいる女体とは出来ない。悪化するでは無いか。

 

「やせ我慢は身体に毒だよ」

 

って、由美。そう思う。

 

「だから、指示通り生活して、早く治せ!」

 

酒はダメって言っているのに、女二人集まれば、ビールで乾杯って、なんだ?

 

由美も広域調査室で預かることになった。庁舎に戻らずに、家で仕事出来るのはいいことではあるが。平井は当分、入院である。あんなヤワじゃダメだろうに。

 

今回の処分…警視庁捜査一課班長の目暮警部は減俸3ヶ月、千葉、高木両刑事は自宅謹慎1ヶ月だと言う。そこに、今後美和子と由美に接触することを禁ずるが加わった。やけに軽いバツだな…

 

で、美和子と由美は、完治するまで自宅勤務になり、俺の部屋に越してきた。美和子は隣に住んで居るんだから、引っ越す必要性は無いのだが、由美と俺を二人きりはさせないって、ことらしい。

 

そして、学校…暇だ。薬物事案の形跡が無い。本当に流行っているのか?ガセでは無いのか?長期欠席中の工藤新一以外、問題無いように見えるんだけどなぁ。

 

時間は過ぎ、昼休み。蘭が弁当を抱えてやって来た。

 

「昨日はどうして休んだのですか?」

 

って、怒っている。有給休暇を使った事にしている俺。

 

「誰とデートですか?!」

 

デートと決めつける蘭。まぁ、デートと言え無くも無いが。

 

「ガールフレンドくらい、いるよ。一応、健全な男子だし」

 

「それはそうでしょけど…今度から休むときは連絡をしてください。心配だから…」

 

あ、心配してくれていたんだ。蘭の頭を抱き締めた。

 

「いいですね。先生…」

 

「わかったよ、毛利…」

 

◇

 

放課後、魔が差して、降谷のいる喫茶店へ行くと、蘭が待っていた…

 

「奇遇ですね、先生」

 

降谷が苦笑いしている。待っていたのか…あぁ、クラブ活動出来ないもんなぁ。

 

「私の家はすぐそこなので、夕食を食べていってくださいね」

 

すぐそこ?真上だろうに…逃げられそうもない。ケーキセットを食べ終わると、お持ち帰りされた俺。

 

蘭の家で、懐かしい顔に出会ってしまった。そう言えば、姓が同じだよな。兄妹?違うよな…娘なのか…見た目から想像が付かないんだが…

 

「拓也か…」

 

「毛利先輩…」

 

「え?先生とお父さんって、知り合いなの?」

 

「先生って…拓也、刑事を止めたのか?!」

 

「今、学校の先生をしています…」

 

「止めた?お前がか?まさか…モグラか?」

 

返事に困る俺。

 

「娘の学校で何を探っているんだ?」

 

毛利先輩の迫力に圧される俺。耐えないと。

 

「この俺にも言え無い事を探っているのか?」

 

「ねぇ、お父さん!先生が困っているから、やめてよ~!!」

 

蘭が俺の前に立ってくれた。

 

「蘭!、ソイツは公安の潜入捜査官だぞ」

 

「えっ!」

 

正体をバラすのは反則だよ、毛利先輩。

 

「先輩、元ですよ。僕は今、学校の先生なんですから」

 

元公安の潜入捜査官って言い方は間違いでは無い。所属は公安では無いし。

 

「まぁ、そんな訳だ。毛利、もう俺には近づくなよ」

 

俺は毛利家を後にした。

 

◇

 

その足で冴子のマンションへ…

 

「あれ?何をしに来たのかな?」

 

予定外の俺の来訪に、驚いている冴子。

 

「蘭の父親が、毛利小五郎って知っていたのか?」

 

「えっ!まさか、あの毛利先輩の娘だったの?」

 

知らなかったようだ。

 

「俺の正体をバラされたんだけど、どうするんだ?」

 

「毛利先輩がバラしたの?」

 

頷く俺。

 

「そうなると、潜入先を変えた方がいいわねぇ」

 

って、冴子に隙が生じたので、意識を狩り取り、ベッドルームへ連れ込んだ。着ている物を総て脱がし、耳に耳栓、口には拘束具、頭部には黒い布製の袋を被せ、腕を背中の後で拘束し、ベッドに上半身だけ固定した。

 

どうボロボロにしてやろうかな。顎で使いやがって…ここらで一度清算しようぜ。

 

 

 

---野上冴子---

 

マズい…拓也がキレた。何も見えない、何も聞こえない、声すら出ない…最悪な状況である。下腹部が疼き始めた。徐々に下半身の感覚が鈍くなっていく。薬を使っているようだ。ヨダレがダダ漏れている。身体の芯が熱い…元公安だけあって、女体の拷問、調教は得意なようだ。あぁ、欲しい…刺激が…

 

うっ!胸に蝋燭を垂らしてきた。気持ち…ドエムにされて行きそうだ。逃げないと…うごっ!股間に蝋燭かぁ…慣れると至極気持ちが良い…もっと、虐めて欲しい。壊して欲しい…ソレくらいの刺激が欲しい。

 

朝日が昇る頃、エム字開脚でのスクワットを、拓也の上でしていた。黒い袋と耳栓だけは外してくれた。目の前に置かれた姿見に、私の姿が映る。ボロボロである。全身に蝋が貼り付き、ヨダレや鼻水、涙などの体液がダダ漏れしていた。シャワーを浴びたい…だけど、拓也から、お許しが出ない。

 

一見寝ているように見える拓也。だけど、サボると、ヒモを引っ張る。ヒモの先端には洗濯ハサミがあり、乳首とクリを咥えていた。引っ張られると、目が醒める激痛が全身を襲う仕組みになっていた。

 

太股が限界に達している。痙攣しているようだ。頭がフワフワする。思考の限界が近い。そして、目の前が真っ暗になり…

 

 

 

---江川拓也---

 

遂にぶっ倒れた冴子。今日はこの位にしてやるか。冴子の体内に、大量に溜まっていた物を出せたし、良しとした。さて、帰るか。

 

朝帰りすると、美和子と由美が正座をして待っていた。どうした?

 

「態度を改めます。ですから、朝帰りはしないでください」

 

と、二人の土下座で出迎えられた。

 

「仕事で遅くなったんだよ」

 

「どこの女体と過ごしていたんですか?」

 

美和子が抱きついて来た。

 

「治すことに努力しますから…」

 

冴子の調教も仕事の内である。たまにはしないと、上下関係を忘れられてしまうから。

 

「あぁ、そうだ。学校は解雇された」

 

「まさか、生徒に手を出したの?」

 

アレは出したけど、手は出してはいない。

 

「違う。正体をバラされたんだよ。もう行けない」

 

「そうなんだ…敵対勢力?」

 

「昔馴染みの元刑事にだ。まぁ、薬物使用の兆候は無いし、ガセだったようだよ」

 

これで通常営業に戻れそうだ。

 

 

 

---毛利蘭---

 

お父さんが、先生の正体を看破したせいで、先生は学校を辞めてしまった。もう逢えないのかな…先生の後輩だと言う安室さんに相談してみた。

 

「先輩のヤサですか?う~ん…」

 

安室さんも警察関係者なのかもしれない。ヤサって、警察用語だったはず。

 

「無いんじゃないかな。いや、学校の先生ってことは、有るはずだな」

 

ネットで教職員名簿を見つけてくれ、住所を教えて貰った。その住所へと向かう。あれ?ここって、美和子さんの住んでいるマンションじゃなかったっけ?先生の部屋へ向かうと、隣は美和子さんの部屋だった。なんて、偶然だ。で、先生の部屋の呼び鈴を押した。

 

玄関先で固まる私と美和子さん。美和子さんの部屋って、隣だったはず…、じゃ、なんでここにいるの?

 

「蘭ちゃん…彼に会いに来たのかな…」

 

彼?まさか、先生の彼女って、美和子さんなのかな?

 

「蘭!早く入れ!足首悪いぞ」

 

先生に呼ばれた。玄関に入り、靴を脱ぎ、先生の元へ…。あれ?なんで。由美さんもいるんだ?

 

「蘭。ベッドに横になれ、テーピングを貼り直す」

 

言われるまま、ベッドに横になった。靴下を脱がされ、テープが剥がされていき、消毒液で拭かれた後、新しいテープを貼ってくれた。

 

「3日に1回のペースで、ここへ通え。あぁ、来る前には連絡をしろよ。いない時もあるからな」

 

私の足首の心配をしてくれていたんだ。

 

「先生…美和子さんと付き合っているんですか?」

 

「いや、同棲しているだけだ。この二人は怪我人で、ここで治療中だよ。隣に住んでいるのに引っ越ししてきたんだよ、コイツ」

 

先生に側頭部を小突かれる美和子さん。大胆…隣じゃなくて、一緒にいたかったんだ。

 

「先生、私も治るまで、ここに住んでいいですか?」

 

「はぁい?」

 

先生の困った顔。

 

「毛利…授業はどうするんだ?」

 

「先生、蘭と呼んでください。先生は学歴が大切ですか?」

 

「いや、それは…」

 

更に困った顔の先生。いや、もう先生では無い。彼だな。

 

「面倒見て上げないよ、拓也さん」

 

って、美和子さんが援護してくれた。

 

「美和子がいいなら…」

 

美和子さんを気遣う彼。

 

 

 

---江戸川コナン---

 

おっちゃんと蘭が大ゲンカをして、蘭が家出をした。公安のモグラの正体を看破したら、ダメだろうに…コイツ、潜入捜査していますって、娘とは言え当事者の前で、公表しちゃ…蘭の想い人は学校を去ったそうだ。そのことが原因でおっちゃんと蘭の大ゲンカが勃発したのだ。

 

『あぁ、コナン君。美和子さんの家に泊めて貰うから、心配しないでね。そう、お父さんに伝えてね』

 

って、直接メッセージも送りたく無いのか。おっちゃんに、届いたメッセージを見せた。

 

「佐藤刑事の家に転がり込んだのか。なら、安心だな」

 

って、新聞紙を逆に手にしている、動揺しまくっているおっちゃん。

 

新一の声で蘭へ連絡をしてみるが…はぁ?着信拒否だと…マジに、あの先生に惚れたのか?公安のモグラはダメだろうに。だけど、本名を名乗っていたんだよなぁ。潜って居なかったのかな?

 

「おじさん、拓也って刑事さんは、どんな刑事さんだったの?」

 

今更であるが恋敵の情報収集を始める。

 

「あ?あぁ。拓也か?巨大な圧力と戦い、この国を追われたんだよ」

 

国外追放されたのか…

 

「権力者にはジャマな存在って感じだな。正義感は強かった。だけど、尊敬している刑事が、圧力により刑事の職を辞することになり、アイツは変わったそうだよ。必要悪は必要って考えになぁ」

 

海外で心の変化が有ったのだろう?通り一遍の正義では、勝て無い相手がいて。

 

「もし、蘭が本気でアイツのことを思うなら、応援はしてあげたい。但し、アイツが刑事で無ければだ」

 

復職している可能性があるのか。海の向こうか…安室さんに訊いてみるかな。

 

◇

 

「うん?拓也先輩のことか?」

 

それは公安で、先輩だったってことか…

 

「どんな人って…優しくて真面目な先輩だよ。どうして、知りたいんだい?」

 

「必要悪は必要って言っていたようだから、興味を持って」

 

「あぁ、コナン君は必要悪も悪って考え方だったねぇ。俺は必要悪って、ホワイトナイトだと思うんだよ。警察が機能出来ない悪に対して、鉄槌を与える悪って感じだよ」

 

「あの組織も機能しないの?」

 

「いや、機能はするが、証拠が無い。捜査機関は動けないと思う」

 

まさか、狙いはアソコか?

 

 

 

---江川拓也---

 

仕事で海老名に来ている。獲物を見つけたと連絡を受け、ハンティングするように命令が下りてきた。現着して、黒のポルシェ356Aを見張る。助手席に座る人物は手配書の男性である。後は運転席に手配書の男性を目視出来れば、作戦決行になる。

 

勝負は一度きりである。失敗すれば、もうこういうチャンスは来ないだろう。待つ事2時間、手配書の男が運転席に座り、エンジンを掛けた。その瞬間、ガソリンタンクを狙撃した。一瞬で車は火だるまになり、載っていた二人も火だるまになりながら、無防備な状態で外へ出て来た。チャンス到来、二人の額を撃ち抜いた。

 

次のターゲットを求めて厚木へと向かった。丹沢の山小屋に狐を2匹見つけたそうだ。手配書を確認しながら、ターゲットに間違いが無いかを確認した。

 

これで4匹を殺処分完了だな。疲れたし、家にへ帰るか。

 

『5匹目を見つけた。強襲部隊は、横浜に集結してくれ』

 

局長から指令が飛び込んで来た。まだ、狩るのか?バイクを横浜に向けて走らせた。

 

 

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