---美里---
入室すると、洋子さんから
「おはようございます」
と声を掛けられた。
「おはよう~♪あれ?ヒロ君は仮眠室かな?」
部屋中を見渡しても、彼はいない。こんなことは初めてだ。
「開発部に出向中です」
洋子さんが私の行動に気づき、教えてくれた。
「開発部?」
「う~っと、美里さんに話していいのか、わからないので、詳しくは話せませんけど…」
洋子さんは言葉を濁す。ベータテスト案件か?
「新エリアで何か動きがあるのかな?」
「私からは言えませんよ~」
何かを隠している雰囲気だ。これは何かが追加されるんだな。
「わかったわ!開発部に行ってみる~」
◇
そして、開発部に…なにやら殺気立っている。
「あぁ、美里さん…良いところに来てくれました。ヒロさんを3日くらい拉致してもらえませんか?」
って…え?!どういう事?
「どうしたの?」
「話には聞いていたんですが、ヒロさん…鬼です。開発と運営と企画からプログラムを10本ほど依頼したんですよ。納期10日くらいで。なのに、なのに…3日で仕上げて、今全員でデバッグ作業中です」
開発リーダーの瞳は充血しているようだ。
「短納期で仕上げてもらって、良かったって話でないの?」
「全員ヒロさんレベルって、前提でのデバッグ作業ですよ。無理…俺2徹中です」
凹んでいる開発部員。モニタ画面には情け容赦の無い量の指示が表示されている。
「ヒロさんって、腕何本あるんですか?全員に個々の指示を出しながら、プレイしていますよ」
目を白黒させている開発部員もいるし。戦場か?ここは…ほぼ、全員のモニタ画面に複数のメッセージウィンドウが開き、1つずつ修正して、デバッグ内容を返信しているようだ。
「で、ヒロ君は?」
「企画部で、企画部案件のアルファテストしています」
◇
企画部に向かう。すると、目指す人物はいた。後ろから彼の作業風景を眺める。彼の目の前には3つのモニターが置いてあり、左には少し違和感のある通常画面、真ん中には縦長の窓が4つと、データが流れている窓が1つ、右には、ウィスパー専用なのか、色々なメンバーとの窓がいくつも開いていた。
「これは何?」
思わず、ヒロ君に質問。
「え?あぁ、美里さん…」
私の方を振り返って、私をエスコートして、仮眠室へ…
「ちょっと…」
彼は無言で私をベッドに押し倒して、胸の谷間に顔を埋めて、直ぐに寝息が…それと同時に、企画室からは
「女神様が降臨してくれた~。この隙に、休も~♪」
「「「うぉ~!」」」
はぁ?事態が…見えない…
「美里さん、すみません。ヒロさんをお願いします。彼、5徹です」
と、企画部長から声が掛けられた。えっ?5徹…仕事の鬼か、コイツは…
「申し訳ないですが、しばらく、ヒロさんをお願いします」
って…おいおい。抱き枕をしに来た訳では無いんだけど…
「企画部長、ヒロ君の身柄はしばらく預かるけど、何を彼は根詰めてやっているの?」
「あぁ、スポンサーの美里さんなら、話しても大丈夫かな。あっ、他言はまだダメってことでお願いできますか?」
「勿論、スポンサーとして守秘義務は守るわ」
「他社さんからVR機能無しバージョンを出すんですが、そのプログラミングです。PC版とスマホ版とガラケ版。で、そのアルファーテスト中です。それと同時進行で、新エリアへの船を2種類の製作。1つは乗船料金安めで乗り心地が悪くて、海の魔物と遭遇する危険のある輸送船、もう1つは乗船料金高めで、乗り心地が良く、カジノ、レストラン、ホテルを設置している豪華客船で、そのカジノスペースのゲームのプログラミングと、種族選択可能なシステムの構築です」
「3つ?それを並行して製作して、デバッグしながらアルファーテストしているの?」
「そうです。鬼でしょ?」
「ねっ、ゲーム画面が5つ開いていた気がするんだけど…」
「ヒロさんったら、5つのIDを同時に操作しています。挙動が5パターン見られるって…鬼畜ゲーマーですよ。正気の沙汰では無いです。いや~噂では聞いていたのですが、実際に見ると、鬼です」
「ねぇ、ヒロ君の確保しているんだから、私にもアルファーテストさせて~♪」
「スマホ版でいいですか?」
「そうだね。それって、VR版のIDと連動できるの?」
「できます。ヒロさんは、企画書以上のスペックで作り上げていますから。で、企画書以上なのが、てんてこ舞いの原因の1つだったり…ははは」
企画書に書かれていない、重箱の隅をつつくプログラミングかぁ。噂では聞いていたけど、凄腕のプログラマーにして、鬼畜クラスのゲーマーなのは事実のようだった。彼のその才能、技術を買っている重役達。役職は低いけど、プログラムの決裁権は、重役並って聞いたことがある。
◇
そして、ヒロ君が復活したのは3時間後くらいだ。
「あれ?なんで美里さんの胸の上にいるの?」
おい、状況を覚えておけ!
「ヒロ君が、この部屋に連れ込んで、押し倒したんでしょ?」
不思議そうな顔の彼。
「う~、記憶に無い…なんか損した気分です…って、あれ?ここって、どこ?」
「企画部の仮眠室だって…」
「う~~っと、をぉ…そうだ。アルファテスト中だ」
「ねぇ、5徹なんでしょ?休まないと…」
「だって、これを早く終わらせないと、僕の本来の仕事が出来ないんだよ」
「ヒロさん、後はヒロさんの部署での、アルファテストで良いですよ。テストマシンは移動させて置きますから、今日はお帰りください」
って、完徹仕事人には帰宅して貰いたい、顔が引きつり気味の企画部長から声が掛かった。
「そうなの?」
顔を横に傾けて、私の顔を見る彼。迂闊にも、彼のその仕草に胸がキュンとしてしまった私。こんな無防備な表情が出来るのか…
「そうだよ。ヒロ君、お持ち帰りだからね。早く帰る用意をして~」
そして、ヒロ君をお持ち帰りした。メインプログラマーを休ませるのも、スポンサーの役目だ。いや、スキンシップもしたいし…って、個人的な趣向ではあるけど。
◇
私の部屋に着き、ソファーでうたた寝をするヒロ君。そんなヒロ君の隣に座り、
「ねぇ、何もしないで寝ちゃうの?」
って、甘えた声で耳元で囁き、耳タブを舐めてみた…ヒロ君が、豹変した?ソファーに私を押し倒し、唇を重ねてきた。彼のアレを触ると既に…かっ、固い…えっ?なんで?
「疲れていると悶々と…」
いつも責め役の私が、ヤラレ役になりそうな予感…いや、それはちょっとなぁ。エスプレイは好きだけど、エムプレイは…その場を離れようと、身を捻るとバックを取られた。後ろから胸を揉み、耳を舐め返された。お尻の谷間には、彼のキャノン砲が…
「あっ…ダメっ…あぅっ…ダメっ…あぁっ…」
しまった。プチ絶頂…全身の力が抜けていく。今夜は彼の玩具になるのね…って、その後のアクションがまるでない。ソファーに腹這いになっている私の上に載って、寝息の聞こえ始めた彼…おい、こんな体勢で寝るな~!
---ヒロ---
朝、目覚めると、美里さんの部屋の床にいた。なんでだ?
「起きた?」
「おはようございます、美里さん」
「じゃ、これを設定して」
美里さんから手渡されたのは、開発中のID連動タイプのスマホ版のシリアル番号だった。
「なんで、美里さんが?」
「はぁ…まるで記憶が無いの~」
「すみません。無いです」
時計の日付をふと見る。あれ?
「僕…何日くらい寝てました?」
「2日半だけど…ねぇ、アレのプレイ中に寝るって、どういうことかな~」
アレのプレイ中?
「何のプレイ中?」
「えぇ~、本当に覚えていないの~?」
「ここにいるってことは、アレかぁ…でも、服は着ているし…まったく記憶に無いです。すみません」
「それならいい~」
何かやらかしたかな?よくわからないけど、分かることをしていこう。早速、美里さんのスマホに設定をした。
「注意事項は、VRヘルメットを起動して、スマホ版をすると、データ壊れますから、注意してください。必ず、両方ともログアウトしている状態で、ログインをしてくださいね」
「了解♪これって、移動範囲は、新エリアだけ?」
「ファストの街と船と新エリアだけです。もう少し、デバッグが進めば、ベータテスターの方にもテスト項目追加で、試して貰うことになるけどね」
「ねぇ、ヒロ君のキャラは新エリアにいるってこと?」
なんか、美里さんの目が光輝いた気がした。
「いるけど…」
「戦闘していたよね?」
「まだ、解放していないエリアだよ」
「ツヴァイ、カザミネ、アース、エルさんといるけど。どうかな?」
「う~、それは僕の決裁権では決められない。運営に、訊いてみてください」
「ヒロ君のパーティーは?」
「僕のパーティーは、エフと、ハイエルフ、エルフ、ダークエルフ、鬼神、龍神、天使、悪魔だけど」
「ちょっと…なんか知らない種族が…」
「企画部の種族選択ってヤツのテストだよ。まだ、パラメーターの調整中だからね。それに、このパーティーでも地下35階くらいしか行けないし」
「新ダンジョンって、何階まであるの?」
「地下100階。簡単に到達されても、つまらないだろうから。地下50階くらいまで降りるのに、1週間くらい見ておいた方がいいな」
美里さんが驚いたような顔をした。
「え?1日で終わらないの?」
「終わらないよ。ダンジョン内に野営をするんだ。モンスターが夜襲するかもしれない場所にね。難易度が高いでしょ?ふふふ」
「えっ…」
「安全地帯は18階と50階だよ。あとは、安全ではない」
「食べ物とかは現地調達?」
「そうなるかな。アースが居れば、料理は問題が無いだろうけど」
---エフ---
そして、いつもの部署で、久しぶりにVRヘルメットを装着して、インをした。残りの4IDもインをさせていく。VRヘルメット操作で、4つは無理かもしれないけど、まぁ、試してみないと、テストにならないし。
新しいキャラは、天使のガブ、悪魔のヴァイラ、龍神のオーフィス、鬼神のリアスだ。全部女性にしてみた。男性キャラの方が、デザインが楽らしいので、あえて女性にして、企画部の創造力を試してみたというか。この4体はスマホ、ガラケバージョンで動かしている。PC上でそれぞれのエミュレーターを起動して、1PCで4体操作を可能にさせている。
画面は視点ビューで、食事をしている姿は、自分では見えない。人型以外は、それなりの食べ方に固定した。ヴァリエーションを持たしすぎても、重くなることが判明したので、企画も納得した。ちなみに僕の4体は全員人型だ。天使は頭に輪っかがあったり、鬼神は額に角があったりなどの特徴は持たしている。
「今日は、どうする?」
ルイさんに訊かれた。
「地上に戻って、スパイス類を手に入れたいなぁ」
ミノタウロスの肉は結構美味しいのだが、味の変化は欲しいところだ。
「そうだな。上がろうか」
「ライカはどう思う?」
ハイエルフのライカに訊いてみた。
「そうですね。宿屋のベッドで寝たいといいますか…」
ここ1週間くらい、野営だもんなぁ。身体は痛いだろう。NPC達は…
「よし、地上に戻ろう。18階で1泊して、それから地上にしよう」
テントを畳んで、戦闘要員兼ポーターのオーフィスとリアスに、嵩張って重い機材は背負って貰った。
「オーフィスさんと、リアスさんが居て良かったよな」
って、ルイさん。
「まぁ、こんだけ深いと、僕達だけじゃ無理だし。ライカ、索敵を頼むよ」
「了解です♪」
---ミリー---
ベータテスターまでという条件で、言っても良いと、企画部に言われたので、パーティーで、知り得た情報を知らせた。
「掲示板にリークしてあったら、カザミネ君って事になるからね~」
「えぇ…僕って札付きですか?」
「あぁ、お前は、怒り買っているからな」
と、ツヴァイ。
「料理スキルが無いと辛いダンジョンかぁ」
アースは新ダンジョンに興味があるようだ。
「でも、エフのパーティーでも35階だって~」
「う~ん、100階まであるんですよね?クリア出来るパーティーがいるのかな?」
と、カザミネが呟く。
「バグ取りが終われば、解放なんだろ?準備はしておいた方がいいなぁ」
と、ツヴァイはアースに言った。
「そうだな。スパイス類は多めに持っていった方がいいかな」
アースが呟く。ダンジョンの内容について、詳しいことは知らされていないから、準備のしようはないんだけど。
「俺的には豪華客船も気になるなぁ」
とは、ツヴァイ。
「カジノで身ぐるみ剥がれたり~」
「そうですよ。ミリーさんの言う通りです、ツヴァイ」
と、カザミネが私の発言に乗っかった♪
「いや、乗り心地の問題だ。船酔いがリアル再現されて、ダメだよ、あの輸送船は」
エルさんは、アースに寄り添ったまま、会話を聞いていた。
「エルはどう思う?」
アースがエルさんに尋ねた。
「アースが一緒なら、それで良いよ♪」
もう、エフの事は記憶に無いのだろうか?まぁ、エフの望んだことだし、いいっか。
「なぁ、ミリー。エフに新ダンジョンの案内を頼めないかな?」
って、ツヴァイ。
「まだ、ダメだと思うよ~」
「エフが一緒でも、まだ入れないか」
「ウィスパーで、居場所を確認したら、今夜は18階で宿泊だって~」
「あぁ、18階は安全地帯だったな」
コラボ作品を読んで、少し予習をしているツヴァイ。
---エフ---
宿屋に着いて、3部屋に別れて、寝る。エルフ達、僕、僕のサブ達って分け方だ。これで、ようやく1体だけの操作が出来る。VRヘルメット装着だと、4体はキツいなぁ。チート技使うかな…チート用のプログラムに目を通し、目視でのデバッグをしていく。問題は無いと思うけど、どうかな?こっそりとオートプレイモードを作っておいたのだ。うまく作動出来れば、製品版にフィードバックさせても良いし。これにより、多少はキー操作の回数が減るから、操作苦手な人も取り込めるかなっと。
ふと、頭に浮かんだ。18階でもスパイス類が買えると便利だな。早速、開発にウィスパーを飛ばす。しばらくすると、
【了解!】
と、返事が戻って来た。あと、やることは…あっ…そうだった。龍姫にウィスパーを飛ばした。
【龍族とドラゴン族を混同して、すまなかった。龍王様に、謝りに行きたいんだけど、いつ行けば良いかな?】
と。返事はすぐに戻って来た。
【謝らなくても良い♪ダーリンの事は、父上に話したから。今、どこにいるの?妾がソッチに行きたい♪】
【何を話したの?】
【妾の想い人だと。父上も、龍の国に来たことのないダーリンの勘違いは、もっともだと言っておったぞ。だから…今、どこにおるのじゃ?】
【内緒。また連絡をする】
と、ウィスパーを閉じた。このエリアはNPCには分からないと思うし。とは言うものの、龍の国は行かないとダメだよな。僕は、エルフ部屋を訪ねた。
「地上に出たら、龍の国に行こうと思う」
と、みんなに告げた。
「ドラゴンと龍の違いがわからなかった件ですか?」
と、ライカ。
「龍王には謝らないといけないからね」
「知識が無いと龍もドラゴンも同じに思えるよな」
と、ルイさん。
「ドラゴンの国って、どこかわかる?」
「龍の国の隣辺りかな?」
と、トイ。龍の国で訊けば良いか。
◇
翌日、地上に向けて進軍をする。このダンジョンから転移をすれば楽なのだが、今回はデバッグを兼ねているので、地道に地上を目指す。4体のオートプレイモードも試して、これもデバッグをしながら進軍を続けた。
そして、ようやく地上に出た。
「エフ、おかえり~」
って、ミリーさん達がダンジョンの入り口で待っていた?いや、ダンジョンに入れずに、たむろっていたのかもしれないな。
「まだ、入れないよ。デバッグが終わらないし」
「18階まではどうかな?」
って、ミリーさん。
「通路からで外れると、何が起きるかわからないけど」
「チェックしきれていないの?」
「う~、まだだよ、ミリーさん」
ふと、顔を上げると、エルと目が合った。何か言いたげな彼女。僕は、僕達のパーティーを率いて、宿屋に向かう。
「じゃ、明日、龍の国の入り口まで転移します。今日はフカフカのベッドを満喫してくださいね」
笑顔のルイさん、ライカ、トイ、ライナ。僕も僕の部屋のベッドで、フカフカ感を満喫する。満喫ついでにうたた寝をしていたようで、ドアのノック音で目が覚めた。ドアを開けると、エルがいた。
「入っていい?」
「ダメだ。エルにはアースがいるだろ?」
何かを思い詰めた顔をしている彼女。
「あのね…アース君は友達なんだよ。いつまで経っても…」
「アースの処に行こう」
僕はエルと共に、アースの元に転移した。突然、僕とエルが現れたことに驚くアース。
「どうしたんだ?」
「それは、こっちのセリフだ、アース」
「エル…エフに何を言ったんだい?」
首を横に振るエル。
「あのねぇ…私は…アース君と一緒に旅が出来て嬉しいよ。でもねぇ…」
「アース、彼女を頼むよ」
僕は転移をしようとすると、彼女に呼び止められた。
「待って!エフ…私は…アース君と友達なんだよ。いつまで経ってもね。戦闘の度に、アース君はあの場面を思い出してしまう」
「思い出すってことは、友達以上なんだろ?アース、どうなんだ?」
「エフ、彼女は君の事を忘れていない。自分はエルのことを、大事な友達だと思っている。一緒に旅が出来て嬉しい。でも、彼女の心は支えられない。自分は彼女の耳に触る許可は貰っていないんだ。エフ、お前なら意味がわかるよな?」
え?なんで?彼女の方を振り返る僕。
「なんで?エル?アースとあんなに逢いたがっていたじゃないか?」
「逢いたいのと、抱き合いたいのは別だよ」
顔を真っ赤にして俯いた彼女。
「私はエフに貰ったプレゼントが嬉しかった」
「何かあげたっけ?」
「もう1度生きること…もう1度、アース君と旅をすること…」
「なぁ、エフ。頼むからエルと生きてくれないか?自分にとって大事な友達なんだ。お前になら、安心して託せる」
アースの言いたいことはわかる。でもなぁ…
【お前、わかっているのか?僕のパーティーにはハイエルフがいるんだぞ!】
と、アースにウィスパーを送った。
【あっ…そうだったねぇ…】
【エルが苦しむと思わないのか?そんなことになれば、ハイエルフの彼女も苦しむだろ?お前…状況を考えて話せよ!】
【すまん、失念していた…】
顔が青ざめていくアース。それに気づかないエル。さて、どうするんだ?なんか、女難の相が蠢いているような…