私の問いかけに彼女は
「あれ?なんでだろう?」
忘れたのか?彼女の表情はウソではないようだ。
「で、その2匹の猫は?」
猫をまじまじと見て
「記憶に無いなぁ」
身体は成長しているけど、おつむはあの時のままか?しょうがない、奥の手だ。
「頭で覚えていないのであれば、身体に訊くぞ!」
彼女の反応を待たずに、彼女の眉間に魔弾を撃ち込みトランス状態にした。そして私も全裸になり、彼女の膣にペニスを差し込み一体となった。呪文を唱えて、彼女の唇に私の唇を合わせて、私の眉間からオーラを彼女の眉間に放っていく。
私は彼女の意識に潜入した。彼女の意識から、少し過去のことを探るためだ。見える景色は、彼女の目を通してではないので、彼女がどうなったかがわかる視点である。どうしてって言われても仕組みは、よくわからない。
◇
棺みたいな物に納められている。こいつ、死んだのか?二匹の狛犬のいる神殿にいる。そして呪文を唱えられて、黒い玉に吸収されていく、彼女と狛犬二匹。黒い玉は大砲みたいな物で、上に打ち上げられた。そして、地上の環状線内の部分を跳ね上げ、地表に面した箇所で止まった。
◇
彼女から離れ、服を着た私。手に入れた情報だと、黒い玉が落ちてきたのではなくて、打ち上げられてきた。それは、環状線内の都市は壊滅したのではなくて、天空に存在している可能性がある。誰が施したかわからないけど、環状線の下には結界が貼られていて、結界で囲われた部分だけ、地表から分離したのだろう。
狛犬だった猫の意識を探りたいけど、獣姦はいやだなぁ。どうしたものか?悩んでいる間に白い猫が意識を取り戻した。私に警戒をしているようだ。私は施錠をして、その場を後にした。
仲間が戻ってくるのを待って、行動するかな。まずは地表の下。たぶん、冥界だろうな。まぁ、更に下の冥府辺りから探索してもいいかもしれない。
屋上に上がって、太陽光パネルをチェックする。晴天だと効率が良さそうだ。
「ただいま」
後ろから声をかけられて振り向くと、仲間の一人のアプロがいた。この世界で一番最初に知り合った女神様で生殖と豊穣を司る。世間ではアプロディーテーと呼ばれていた。
「おかえり」
私は彼女の唇に軽く口づけをした。それから、情報収集をしにいった結果を聞いた。
「どうだった?」
「何かが起きているみたいだよ」
「どこで?」
彼女は上を指した。天界かぁ。
「ブラウンの方はどうだった?」
私はマヤの意識から読み取ったことを話した。
「冥界でも、何か起きているのね。原因を突き止めて解決したら、ブラウンはジャンプしていなくなりそうね」
アプロが寂しそうにつぶやく。私は彼女の手を握りしめた。
「どこに行っても忘れないよ。ジャンプした後も、スキルと記憶は消えないから」
アプロが抱きついてくる。豊満な胸だけど、それ以外の箇所は引き締まった身体だ。戦の女神という側面も持つ彼女は戦いでも心強い。彼女が胸をはだけさせてきた。私は彼女の柔らかい胸と戯れる。乳首は乳房の大きさの割に小さいが引き締まっている。固く突き出ている乳首を押してみてもビクともしない。口に含んで舌で転がす。転がしているうちに乳首が降参して押し込めるようになる。
「あっ…いぃ…」
チュウチュゥ…ジュワ…ゴクリ…
たまに性欲を高揚させるミルクが出てくることがある。性欲が増していく。我慢が…彼女を金網のフェンスに押しつけて、全身をなめ回す。最後に下腹部に顔を埋めて刺激する。下腹部の仕組みは人間とは違う。人間相手では膣とかクリトリスとかは普段ない。それなりの英霊にならないと、交わりは出来ないみたいだ。
「ごめんね。処理が出来なくて」
彼女が申し訳なさそうにいう。しょうがない。私もわかっている。神と人間なんだから。
「大丈夫、自分で処理しますから」
自分で処理して、ウェットティッシュでペニスを拭う。一息つけてから、アプロにコンポスト室の稼働状況を見てもらった。彼女は豊穣の女神。そのコンポストを使った場合の収穫が見えるのだ。
「豊作だけと、コンポストの量が足りないわね。ここは私の力で…」
手で彼女の言葉を遮った。
「自然の恵みは自然に委ねるですよね?アプロの力を借りたのでは、意味がないよ」
私の言葉にアプロは苦笑いしている。
「そうだったわね」
アプロを伴ってマヤのいる部屋に向かった。施錠を外してドアを開けて中に入ると、何かが襲ってきた。咄嗟に攻撃呪文を唱えた私。襲ってきた何かが、炎に包まれてその場に蹲った。炎が消えると、見たことがないの女が、重度の火傷で倒れていた。
「お姉様をよくも!」
後ろからも何かが襲ってきたので、回し蹴りで壁まで蹴り飛ばした。壁に激突して、これも見たことがない女が壁にもたれるようにして倒れた。
「いつ、ここに侵入したんだ?」
部屋を見回すと、マヤは全裸のまま放置してある。あれ?猫二匹が…いないぞ?