※この作品はR-18です。

アルフガン   作:もっち~!

53 / 72
ようやく龍の国へ*

 

---ヒロ---

 

コウとりんのプレイが終了したので、データを回収した。

 

「どうだった?シチュエーションを変えてみたけど」

 

二人共トロリとした目付きだ。余韻を愉しんでいるようだ。しばらく、二人の様子を観察していると、意識が戻ったコウ。

 

「ヒロさん…」

 

立ち上がり、千鳥足で僕の方に来た。倒れそうになったので、彼女を抱きしめて支えた。

 

「おい、まだ横になっていろよ」

 

僕の耳タブを舐め、胸を押し当ててきた。

 

「おい、その気になるから、ダメだって…」

 

新バージョンは効果有り過ぎだな。もう少し快楽指数を下げないとダメかな。僕のアレを取り出して、口に頬張る。コイツ、電脳世界で練習しているんじゃないかと思う位、上達をしている。気持ちよい…まずい、いきそうだ…

 

「おい、コウ!しっかりしろ!」

 

コウは口から外すと、自分の穴にソレを収めた。そして、腰の運動を…

 

「コウ!」

 

気付け薬を鼻先に持っていくと、コウははぁっとして。

 

「え?なんで…自ら大胆な事を…」

 

僕の顔と至近距離にあるコウの顔は真っ赤に染まっていく。

 

「おい、離れろよ。りんが目覚めたらマズイ」

 

僕から離れたコウ。幸い、りんはまだ余韻に浸っているようだ。

 

「感想を訊きたかったけど、効果有り過ぎだな」

 

「しまった!あのままでも問題無かった。お互いに独身だし…」

 

残念そうなコウ。

 

「問題有るって…テスト中なんだし…一応、彼女いるし…」

 

「感想は…良すぎます。終わったあとも余韻が…」

 

「まぁ、ゲーム内では、今みたいに直ぐに目覚めることは無いから、それなりにクールダウンはするとは思う。実装したら、アルファーテストを頼むよ」

 

「了解です♪」

 

再度、僕に近寄り、ディープキスをしてきたコウ。少しその気になった僕は、コウのブラのホックを外し、コウはブラを脱いだ。コウの生乳が僕の胸板に心地良い刺激を与えてくれる。

 

「コウちゃん!何をしているの!」

 

りんの声で、ビクっとしたコウ。りんが余韻の沼より抜け出し、覚醒した。

 

「え?何って…内緒話…」

 

おい、その言い訳はダメだと思う。

 

「内緒話をするのに、何でブラを外しているの!」

 

「いや…そのぉ…」

 

「で、りん、どうだった?」

 

話題を変える僕。

 

「どうって…あははは…サイコーです♪」

 

「出来るなら、コウより先に覚醒して欲しかった」

 

「そのようですね。コウちゃん、ちょっと…」

 

りんに近づいたコウを彼女は抱きしめて、感触を愉しんでいるみたいだ。スルーしておこうか。そうだ。美里さんは目を通してくれたかな?

 

 

 

---美里---

 

「目を通してくれましたか?」

 

ヒロ君の声で我に返った私。再生されていたビデオに目が釘付けになっていた。

 

「え?ビデオしか見ていないの?」

 

「あっ…ごめんなさい…」

 

「どうするかな…向こうの部屋は修羅場だし」

 

え?りんさんとコウさんはどうしたんだ?

 

「美里さんで楽しむかな?」

 

私で?手首に手錠をされて、腕を横に伸ばした体勢にされた。手錠が上に上昇して行き、腿にあった書類を彼が退かしたことで、立った姿勢になった。この部屋はどんな仕様なんだ?

 

私のパンストを破らないように脱がしていき、スカートを脱がせた。そして、最後の1枚も脱がされる。上半身は腕が真横の位置の為に、脱がされない。ボタンを外されて、ブラのホックを外されて、上にズリあげられた。

 

「どうするの?また、ノープランなんでしょ?」

 

「正解…どうしようかな…」

 

座り込んで、私を見上げているだけの彼。そのうち、ウツラウツラし始めたので、

 

「おい、寝るな。寝るなら、外せ!」

 

と、文句を言う。

 

「その体勢でヘルメットを被せるのは?」

 

え?この体勢で?目の前でPCを起動し始めた彼。いや、この体勢では…腰砕けになったら、腕が折れる気がする。

 

膝を抱えて、肩にひっかけた。恥ずかしい姿勢にするのか?

 

「目線の位置に来て、良く見えます」

 

見られている恥ずかしさだけで、反応してしまう。湿ってきたのがわかる。

 

「なんか、美里さんとは久しぶりだな…」

 

え?最近、毎日されていたんだけど…あれは、誰だったんだ?

 

「あっ…」

 

胸を揉まれただけで、喘ぎ声が…太股の内側は震えている。

 

「なんか、感じ易くなっていますね♪エム調教されたんですか?ふふふ」

 

胸を揉まれる度に、快楽に飲み込まれていく。こんなに気持ちが良いのか、揉まれるだけで…

 

「そうだ!シチュエーションを変えましょうか」

 

え…目の前に無表情の彼がいた。

 

「知り合いの前で、調教されるって、良いらしいですね♪」

 

無表情なのに声が弾んでいるのか。いや、知り合いの前って何だ?うそっ…目の前にはヒロ君がいて、身を乗り出して、見ている。ダメ…見ないで~

 

◇

 

意識が戻ると、リビングで、紙の束を抱えて寝ていた。私の横では、コウさんとりんさんが重なるようにして寝ていて。彼は…PCの前でプログラミングをしていた。また、意識が仮想世界へと旅立ったのか?

 

 

 

---ファントム---

 

久しぶりにインをした。目覚めると、エルとルイさんに抱かれていた。

 

「なぁ、これって、どういう趣向だ?」

 

「「えっ…」」

 

突然、目覚めた僕に驚く二人…

 

「ち、違うの…、ねぇ、聞いて…」

 

エルが言い訳をしようとしている。

 

「そうだよ。日替わりで添い寝をしようって、決まって…」

 

「それは、日替わりで、皆さんの玩具になっていたってこと?」

 

あぁ、仮面が取れている。僕のおぞましい顔を真面に見て、恐怖の余り、固まっている、エルとルイさん。

 

「では、エル…愛し合おう♪」

 

僕が近づいていくと

 

「こ、来ないで~お願い…」

 

エルに低めの位置へのタックルをして押し倒して、デリケートな部分を舐めていく。しかし、NPCの耐久度は低いので、それだけで、昇天した。そして、立ち上がり、ルイさんに狙いを定めた。

 

「ルイさん、遊ぼ♪」

 

「来るな~許して~」

 

同じく低めのタックルを決めた。全裸だったので恥ずかしさもあったのだろうか?ルイさんは反撃をすることなく、押し倒された。

 

「どうされたい?」

 

「顔を…近づけないでくれます~」

 

僕は要望を聞き入れず、顔を近づけて、ディープキスの刑を執行した。それだけの刺激で、意識を飛ばしたルイさん。

 

このくらいにしておくか。僕は衣服を纏い、仮面を付けて、階下へと降りていった。

 

「ファルコン、起きた♪」

 

ドライグを思われる少女が抱きついてきた。また、成長したんじゃないのか?ルイさんくらいのスタイルになっている。

 

「おはようございます♪」

 

ライカが近寄って来た。

 

「ドライグの成長って、早くないか?」

 

「たぶん、100~200年はこのままだと思います」

 

と、ライカが答えた。デカイ身体になった自覚がないのか、ドライグは肩車に載ろうと、僕をよじ登っていた。

 

「あっ。ルイさんと違って重くない」

 

「たぶん。重さを調整出来るんだと思います。エルフとは違うってことです」

 

ドライグを肩車したまま。食事をする。見た目にはシュールな絵だろうな。中学生くらいの少女が、肩車されているんだから。

 

「で、予定通り、龍の国ですか?」

 

「何事も無ければ」

 

テーブルの上に、『罰として、エルとルイさんは留守番。よろしく♪』と、メッセージを残してライカとドライグを連れて、龍の国に出掛けた。

 

龍の国入る為の入国申請していると、龍姫がやってきて、僕達を連れて行ってしまった。龍の国を冒険しようと思ったのに、いきなり、最終ステージに来たみたいだ。なんてことだ…

 

「ダ…いや、お兄様は、この国では冒険しないで良いんです。そういう身分ですから」

 

龍姫がたわけたことを言う。僕は冒険がしたいんだけど。

 

「父上は…頭をボウズにして、詫びます。それで許してもらえませんか?」

 

龍姫の父上は姿を見せないんだけど…

 

「あぁ、父上は…報復を恐れて、隠れています…すみません、小心者で…」

 

それって、ドライグのオーラに負けたってことかな?

 

「あのさぁ」

 

「ダ…いや、お兄様、もう堪忍してあげてください。私を差し上げますから」

 

いきなり全裸になる龍姫…いや、龍の裸に興味はないんだけど…

 

「いらないから…それよりも、この国の冒険がしたいんだけど」

 

「それは…ごめんなさい。ダメです。この国を消さないでください」

 

全裸の龍姫が僕達に土下座をしている。

 

「龍の試練とか、受けたいんだけど…」

 

「ダメです…お連れできません。ここ以外は行かないでください。私を自由にしてもかまいませんから」

 

いや、だから、龍姫には興味が無いって…

 

「何でダメなの?」

 

理由を聞いてみる。

 

「お姉様の国でも、冒険は出入り禁止ですよね。同じ処置と思ってください」

 

それは、ミミックのダンジョンのことかな?普通の者と違うことに興味を持つから?

 

「いやいやいや、あそこと違って宝箱は無いんだろ?」

 

「ダ…いや、お兄様…龍喰い刀使いと赤いドラゴンとハイエルフって、どんだけ強いかわかっておいでですか?この国が消えるくらいですよ~ですから、堪忍してください」

 

え?そんなに戦力あるのか?この三名で…

 

「そっか…ココ以外で冒険できる国って、どこかある?」

 

「え?ここで一生暮らすってことは出来ませんか?」

 

「冒険者だから、一生は無理だな。それに妖精の国とエルフの国にも、責務をしに帰らないと行けないし」

 

龍姫の表情は寂しそうだ。

 

「お供として、一緒に来る?」

 

ダメ元で聞いてみたのだが、

 

「良いんですか。行きます♪父上の反対なんか足蹴にします♪」

 

反対されているんじゃ…すると、龍姫のボウズ頭となった父親が現れて、

 

「娘を差し上げますので、それでご容赦ください」

 

っと、土下座をした。

 

「何で謝っているですか?むしろ、僕が謝らないといけないと思うんですけど」

 

「女神様に…きつく絞られました…すみませんでした…」

 

あぁ…そういうこと…中立だから介入できないって言っていたけど、介入しているんじゃん。

 

『若気の至りです♪』

 

って、ウィスパーが飛んで来た。若気?AIに若気ってあるのかな?

 

『深く考えないでね(はぁ~と♪)』

 

って。そうだね。ゲーム内では深く考えないようにするよ。

 

「そういうことなら、しょうがないです。娘さんは貰っていきます。じゃ、龍姫は下僕ってことで」

 

きょっとんとした表情の龍姫。

 

「なんですと…妾が下僕?」

 

「拒否するなら、いらない。この国でお姫様をしてください」

 

そう言い残して、三名で僕達の家に転移した。

 

◇

 

家に戻ると、ぶんむくれた表情のエルとルイさんがいた。

 

「どうしたんだ?エル?」

 

「どうしたもこうしたもないでしょ?」

 

涙目のエルが近づいて来た。

 

「だって、意識が無かったし。ルイさんも…」

 

「いや…そうだったけど…」

 

涙目なのに頬は紅いエル。

 

「それに、散歩だよ。そうだろ、ライカ」

 

僕の言い訳染みた問いに頷く彼女。

 

「エル…散歩なら、しょうがないぞ」

 

と、ルイさん。

 

「わかったわ。次は留守番は無しよ、エフ」

 

「了解だ」

 

 

 

---ヒロ---

 

ログアウトした。問題が山積みだ~

 

「どうしたの?ヒロ君、難しい顔をして」

 

洋子が声をかけてきた。

 

「もう向こうのゲームですることはない。有るとすれば、グリーンドラゴン&ハイエルフ連合が動いた場合だけだろうな」

 

「あぁ、そういうことか…エルとルイさん達かぁ。持って来られないの?」

 

「持って来ても戦えるかどうかだ。AIシステムが違うし。どうするか、考えないと」

 

「龍姫とクィーンはダメよね。主要キャラだし」

 

「そうだ。エル達の他だと、ライカとドライグだけだな。どうするかな…あっ1つ手はあるけど…」

 

「どうするの?」

 

「女神をコピーして、精霊にして持ち込めば、女神管理下のAIも4体なら、大丈夫な可能性はあるかな」

 

「やってみるしかないわね。ここで、きっぱりと別れるってことが、双方出来ないでしょうから」

 

洋子の言う通り、僕もエル達AIも、別れることがきっぱり出来ないと思う。最悪、自ら命を絶ちかねない。AIの自殺…それはさせてはいけないと思う。

 

「じゃ、僕は当分、それをしてみる。あずさ、他の工程の管理を頼むぞ!」

 

「了解です♪」

 

「つばさも、第二の方をメインで頼む」

 

「了解です。回復の踊りを覚えて、杏ちゃんが頼もしく思えて来ました」

 

踊り子の回復スキルは、踊ることで発動することにした。踊りの長さに比例して、回復量を変動させている。高レベルな回復をするには長時間の踊りが必要ではあるが、敵の攻撃で中断されると、失敗扱いになるので、難しいらしい。

 

「もし、連れて来られたら、家を建てて、そこで留守番してもらうかな」

 

「結婚するの?」

 

「一夫多妻決定じゃないか。杏がいるんだし」

 

「家は何軒必要なのかしらね~♪」

 

洋子の声は楽しげだ。この隠れドエスがぁ~

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。