※この作品はR-18です。

アルフガン   作:もっち~!

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ベータテスター投入 Part2*

 

---美里---

 

私の希望を通したように見せかけて、罠を仕込んでいたヒロ君。ゲーム内での彼は、怒っているようだった。彼が去った後、ツヴァイ達に、文句を散々言われた。話せる範囲で事情を話したが、結論は私が悪いってことになった。

 

ログアウトしてから、部屋でぼぉ~っとしている。最初の選択画面以外は、問題が無いみたいだった。ツヴァイもアースも、先が楽しみみたいに言っていたし。

 

ヒロ君の機嫌を、直して貰わないとダメかな?彼の家に向かう私。

 

「どうしたの?美里さん?」

 

珍しく家にいた彼。

 

「ゲーム内で怒っているようだったから…」

 

「怒っていないよ。楽しくゲーム造りをしているけど」

 

そうなのか?一瞬、意識が遠くなる感覚に見舞われて、気づくと彼の部屋にいた。

 

「今日はどうされたいの?」

 

また、時空を飛んだのだろうか?身体の自由が効かない。私の服を脱がせていく彼。身体が動かない私は、無抵抗のままだ。

 

「好きにいていいよ」

 

私の意志を無視して、口から言葉が勝手に出た。

 

「いいんだね♪」

 

とても嬉しそうな彼。私の股を開いて、秘部に顔を埋めて、感触を愉しんでいるようだ。身体の自由が効かないだけでなく、感覚がまるでなかった。なのに、口からは、喘ぎ声が勝手に出て行く。不思議な感覚だ。

 

そして、また意識が飛ぶと、

 

「美里さん、大丈夫?」

 

え?ヒロ君が心配そうに私を見ている。彼に抱き抱えられて、どこかに運ばれている。服は着ている。また、時空を飛んでいたようだ。

 

ドアの中に入ると、待っていた寝台に載せられて、白衣を着た人達に運ばれていく。ヒロ君が心配そうに後から付いてきている。ここは病院?そう言えば、消毒液っぽい香りがsるし。

 

処置室のような部屋に連れ込まれた。ヒロ君は一緒に入って来られなかったみたい。そこで、私は全裸にされ、入院患者用のパジャマに着せ替えられた。それから、また、どこかに運ばれた。

 

大きな筒みたいな装置に入れられる。これって、MRIかな?私、どこか悪いの?手足を固定され、動けないようにされ、装置を動いている。そこでも、見えない手に色々な箇所を弄られるような感覚に陥っていく。私の身体はどうなってしまったの?

 

「どうですか?」

 

遠くでヒロ君の声が聞こえている。

 

「う~ん、どこも異常は無いです。ソレよりも、浩介君、君の方が…」

 

「僕はいいんです。今の仕事が終われば、後のことはどうでもね」

 

「そうか…」

 

ヒロ君は、どこかが悪いのか?

 

「で、美里さんは?」

 

「異常が無いからなぁ。疲労かな。欲求不満か、寝不足になるかな。充分にストレスを解放してあげて、充分な睡眠が取れれば良いと思う」

 

「そうですか」

 

その後、服に着替えて、フラフラであったけど、ヒロ君に家まで送ってもらった。

 

「上がっていって」

 

ヒロ君を家に連れ込んだ。

 

いつものソファでまったりとする、彼と私。

 

「どうされたい?」

 

また、時空が飛んだのか?

 

「どうすれば、美里さんのストレスは無くなるの?」

 

え?予知夢だったのか?

 

「どうって…ヒロ君を…」

 

「う~ん、僕もエスだからねぇ。それは無理だな…」

 

真面目に答えてくれている彼。

 

「じゃ…私を…」

 

「いいの?女王様なのに?」

 

「いいよ。好きにして…でも、優しく愛してね♪」

 

彼に身を委ねるようなことを言うと、何かが解放されていった。彼は私から、衣服を丁寧に脱がし、産まれたままの姿にしていく。彼も私同様に産まれたままの姿になり、口を合わせて、胸を合わせて、下半身を合わせて、私をソファに押し倒した。

 

◇

 

目覚めは久しぶりに晴れ晴れしい気持ちだったのだが、自分の置かれている状況が理解できなかった。目隠しをされている。後ろ手にされ、拘束具をつけられている。舌に拘束具が付けられている。両足は開脚され、どこかに固定されていた。

 

「あぁん…あぁ~…あぁ…」

 

言葉を発することが出来ない。唾液が口からこぼれていく。

 

「美里さん、お目覚めですか。おはようございま~す」

 

爽やかな声のヒロ君の声がした。こいつ、何をやらかしたんだ?

 

「美里さんコレクションのエスプレイ用器具を、試しに使っています♪」

 

はぁ?見付からないように隠して置いたのを、探し出したのか?

 

「軟膏とかクリームがあるんですけど、これって、アレですか?」

 

それは、ダメ!って、言葉に出したいが、言葉にならず、そして、唾液が零れ出て行く。

 

「どこに塗ると良いのかな?説明書が無いんですよね」

 

「うがぁ…あぁぁ~」

 

クリに塗り込みやがった…あぁ、下半身の感覚が…

 

「おぉ、凄い。一撃で大洪水ですねぇ~」

 

子供のようにはしゃいでいる。いや、子供が扱う代物じゃないぞ。やめてぇぇぇぇぇ~!

 

「で、蝋燭なんですけど、色で温度が違うんですか?」

 

言葉で説明したいけど、言葉が出せない。そんな私を尻目に、実演して試す、彼…身体を捩る私。そして、無言になる彼。この瞬間が怖い。何をしでかそうとしているんだ?このノープラン男は。いや、寝ている可能性もある。彼も寝不足だし。

 

ガサゴソと音がしている。何をしているんだ?想像しただけで、反応している私の身体。彼のもたらしてくれる刺激が愉しみになっているようだ。

 

「説明書付きがあったんで。これ試してみますね♪」

 

説明書付き?それって、私がまだ試していないヤツじゃないの?ダメだって、ちょっと…濡れまくっている穴に、タブレットを入れた様な感覚がある。次の瞬間、とてつもない刺激の波に飲み込まれて行く私。身体中の突起物が固く突き出ていく感覚になる。乳房や子宮がふくれていく感覚が追っかけてきた。ダメ…いく…いきそう…

 

そこにヒロ君が入って来た。ダメだって…ピストン運動により、タブレットが溶けて、薬効たっぷりの泡が、奥へ奥へと押し込まれていく。とても、言葉にならない程、気持ちが良い…意識が飛んでいった。

 

意識が戻ると、徹夜続きだったヒロ君の静かな寝息が聞こえる。私に載っかったまま、差したまま、寝ている彼。私は拘束具を装着された上、彼に載られて、身動きが出来ない。でも、嫌な感じはしなかった。彼の感触を愉しむ余裕がある。責められている感触を愉しむ余裕もある。エム心が開花したのだろうか。彼が起きるまで、このままでも、悪くないなぁって、思える自分に驚く私。

 

 

 

---ヒロ---

 

3日振りに職場に復帰。

 

「どうしたの?」

 

洋子にきかれた。

 

「美里さんに載っかったら、気持ちが良くて、爆睡しちゃったよ」

 

「え?良く怒られなかったわね」

 

「エム心が開花したらしいよ」

 

「ふ~ん」

 

僕のデスクには決裁書類の山があった。

 

「何、これ?」

 

「デザインとか、マッピングとかの決裁待ちの書類よ」

 

あぁ、僕がいると上がって来ないのに、僕がいないと上がってくる不思議さ。

 

「マーフィーの法則みたいな物でしょ?」

 

僕の心を読んだような、洋子のツッコミ。書類を1枚ずつ、目を通して、決裁をしていく。

 

「で、美里さんの体調不良の原因は何だったの?

 

「あぁ、最近抜いてなかったみたいで、そのストレスみたいだよ。思いっきり抜いてあげたら、元気になって、エムでも大丈夫になったし」

 

「さすがドエスプレイヤーやね。女王様をエムに調教とは」

 

洋子が呆れていた。

 

「あぁいう物は素質が無いと開花しないって」

 

「そうしておいてあげるわ」

 

「そうそう、6つ目のランクアップは砂漠横断にしようかな。で、7つ目は雪山超えとか」

 

「そうなると8つ目は水中戦とか?」

 

「おしい、それは9つ目だ。8つ目は川渡りだ。で、9つ目は湖攻略だ」

 

「敵は出ないの?」

 

「出るよ。あぁ、7と8は入れ替えた方がいいな。水の連チャンだと飽きるかもな。6以降はエリアボス攻略戦にしようかと思う。心が折れたら5番目の自宅で休養とかさぁ」

 

「エリアボスは?」

 

「砂漠は大サソリ。川は電気ウナギ。雪山は鎧を着たドラゴン。湖は首長竜」

 

「雪山が難しそうね」

 

「雪山は簡単だよ。足の裏には鎧が無いから。だから、湖が難しいかと。頭しか出さない首長竜だよ。胴体を攻撃するには。潜るしかないし」

 

「そう来るかぁ…」

 

洋子がメモを取っている。これで、練っていくか。

 

「祠のある湖の水が、滝のように、9つ目の湖に注ぎ込んだり」

 

「それは、グラフィックチームの腕だな」

 

「まぁ、これで大まかな設計は出来たと思う。はじめに、ボスキャラのデザインを頼もう」

 

 

 

---ツヴァイ---

 

最初に躓いた以外は、奥の深いゲームだと思う。今までのゲームにおける、ヒロさんなりの疑問に答えを出したのだろう。確かに、モンスターを倒して、お金を得られるのは、不自然ではある。倒したモンスターから、売れる部位を取り、街で売り、お金にするのが自然だと感じた。ただ、部位を切り出す作業を簡略化する為に、ドロップ品としたのが残念かな。切り出せればそれなりに、リアルだと思う。まぁ、解体作業の出来ない人もいるので、このドロップ品という方式も悪くはないけど。

 

漸く、2番目の街に入った。入った途端、ランクが上がり、レベルが1に戻った。

 

「え?またレベル1から?」

 

「ランクが上がると、レベルが1に戻るって書いてあったよ~」

 

っと、俺のぼやきにミリーから指摘がなされた。

 

「そうか、このシステムがあるから、ワンモアのステイタスのまま、進めないんだな」

 

アースが、ステイタスの変更の意味を嗅ぎ取っていた。ヒロさんのゲームに魅入られ始めていたアースではあったが、ドエスの餌食になっていた。弓使いのデメリット。矢を自分で作り、大量に持っていかないと、戦闘途中で弾切れ状態になる。そんな訳で、弓使いをマスターせずに、剣士に切り替えたアース。レイジも転職出来るようになると、すぐに剣士になり、コンポタは僧侶、ミリーは魔法使いに転職した。

 

2番目のランクアップ条件は塔の攻略だった。これは順調にこなし、3番目の街へと進んだ。ここで、剣使いメインのパーティーに試練が訪れた。

 

「洞窟戦…ってこの洞窟、高さが低くないか?」

 

剣を振り上げることの出来ない低さ…ドエス炸裂か?レイジ、アースですら、頭を抱えた。ミリーの攻撃に頼ろうにも、まだ魔力の上限が少なく。クリアするまで保たない。

 

「宝箱らしき物がないから、盗賊にならなかったことが、裏目だったな。ここは短刀系か弓だな」

 

アースが凹んでいる。剣士でもナイフ系は使えるが、武器、防具にも経験値があるようで、それに適したジョブで使えば、経験値の上がりが良いようだった。経験値が上がれば、技とかが覚えられる特典がある。剣士で剣を使い込んだ経験からの知識である。基本的にこのゲームは、そういう法則やルールを見つけることも、ゲームのうちらしい。

 

ベータテスター専用の掲示板で、情報交換をしているが、そういうルール、法則系の書き込みは削除対象になっていた。「探し出すのもゲームの内」って、運営からコメントがつくこともある。ドエスなゲームだ。まったく、もぅ…

 

「ツヴァイ、1つ戻って、盗賊に転職するか、ポーター役を作って、矢を運んで貰うかだ」

 

アースから提案がなされた。確かに、このままでは進めないかな。横振りで剣を出しても、致命傷はきついかな?そこで、2つ目の街の塔で鍛錬をすることにした。

 

◇

 

2つ目の街の宿に入ると、エフからメッセージが届いた。

 

『9番目の街まで設計が出来たよ。いまはマッピングをしてコーディング中だ。きっと、楽しめる冒険が待っているから。待っているよ。10番目の街で…いや、5番目かな?』

 

って。みんなにメッセージの内容を伝えた。

 

「5番目の街って、何かあるのかな?」

 

アースが呟くように言った。

 

「あるんだろうな。最後の街ではなく、中間の街で待っているって。何があるんだ?」

 

「あっ…」

 

ミリーが何かを思い出したようだ。

 

「ミリー、心当たりがあるのか?」

 

「う~んとね~、もしかすると、住宅街かもね~」

 

って。うろ覚えのミリーから情報を引き出すと、家が持てて、結婚が出来たはずだと言う。結婚?

 

「結婚って?」

 

「それをすると、アダルトモードが出来るらしいよ~」

 

「あぁ、そうか。1つの街だけの限定で、そういうことが出来る様にして、サーバーの負担を減らしているのかもしれないな」

 

と、アースが考察している。

 

「エル達がいるから、そうなんだろうな、きっと…」

 

「エフは相手がいるが…そうか、レイジとコンポタが結婚すれば、良いじゃないか」

 

レイジとコンポタは見合って、顔が赤らんでいるようだ。

 

「詳しい情報はあるのか?」

 

「ないんだよ~。私、閉め出されたから…」

 

ミリーが少し寂しげな表情をした。

 

「当面の目標は5番目の街だな」

 

「いや、3番目の洞窟攻略が先だぞ、ツヴァイ」

 

アースに苦笑いされた。

 

 

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