※この作品はR-18です。

アルフガン   作:もっち~!

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それぞれの望み*

 

 

---アスナ---

 

冒険からヘトヘトになって部屋に戻って来ると、あの方が部屋で待っていた。疲れがどこかに飛んでいった私。

 

「疲れているところ、すまない」

 

「いえ、問題は無いです」

 

「少し、地形を変えたので、知らせに来た」

 

地形を変えた?

 

「神の杖の周囲の街を、開発する為、始まりの街から、クレーターに直接行けるトンネルを造った。ちょうど、最後の街の下を潜る感じだ」

 

そうなると、ダイレクトに神の杖に行けるってことかな?

 

「いや、冒険者は第5の街に行かないとダメだ。まぁ、そこからもトンネルで神の杖へと行けるようにした。始まりの街のトンネルは、あくまで非戦闘員用だよ。戦闘員は5番目まで行かないとダメ。行かないでトンネルを潜ると、非戦闘員扱いにするからね。注意してくれ」

 

非戦闘員だと、不老不死属性が消えるんだったよな。う~ん…

 

「で、6,7,8,9は行かないで良いことにした。大物はきついだろ?」

 

後半はデカイ敵ばかりですよね…それは助かるな♪

 

「その代わり、4番目までで基礎を学んで欲しい。神の杖内部は、サポート部隊は付かないからね」

 

それは、つらい…

 

「でね、5番目の街に、スキルを学べる、ギルドという塾みたいな物を設置する。そこで、戦士の方向性を決めて欲しい」

 

「シュウさんはどんな方向性ですか?」

 

「僕は魔導戦士だよ。アスナ君は回復系の戦士が良いかと思う。君の彼氏は剣士だろうし、義理の妹は魔導剣士だろうから」

 

あの兄妹はそうかもな。

 

「で、君の仲間のリズベット君だけど、神の杖の街で鍛冶屋をしてもらおうと思う」

 

「それだと、リズの不老不死属性は?」

 

「残るよ。戦士の為のサポート要員も、戦士と同じ扱いだ」

 

それは一安心だ。そうなると、エギル達もかな?

 

「彼らは…伴侶の考え次第だ。不老不死ってつらいことだからね」

 

え?そうなの?

 

「僕もそうなんだけど、愛する者が老けていくのってつらいよ。僕は変わらないのに」

 

「愛する人も不老不死にすれば良いのでは?」

 

「それをすると、不老不死だらけになる。その結果、生まれて来る者はいなくなる。死ぬ者がいるから、魂が転生して、新たな命を灯すんだ。そのサイクルが壊れるってことだ。だから、種族ごとの寿命は生きている。例外は、僕達のように、誰かの為に戦い続けることが出来る者だけは、不老不死属性にしているんだ。代えが利かない職種だからね」

 

彼はどこか寂しそうな表情だ。不老不死である為に、嫌な事があったのかもしれない。

 

「ただ、人間の寿命よりは長くする。生命維持装置内が空になるまでね」

 

人口が少ない内は、不老不死に近いのか…

 

「そういうことだから、5番目の街までは行って欲しい。そこでリズベット君には、鍛冶を学んで貰う」

 

「わかりました。そう皆に伝えます。で…あのぅ…」

 

言いにくいことを言おうとするが、言葉が出ない。

 

「ファントムのAアダプタじゃダメなのか?」

 

彼に笑われた。う~ん、ダメってことは無いけど、あれには彼のデータは入っていない、なんて言えないし…あははは

 

「あぁ…言って無かったけど…」

 

うん?彼は何か言いにくいことがあるようだ。なんだろう?

 

「僕達、心の中を読めるんだよ…読心術って言う物を取得しているんだ。声を出さないでも会話が出来るようにね」

 

って…あっ…顔も耳も真っ赤になっていく感覚がある。今まで、心の内はダダ漏れだったことになる。えぇ~っと…

 

彼は、私の服を優しく脱がしていく。私も彼の服を脱がしていく。そして、肌を合わせていく。彼は、私の臭いを嗅ぐことが好きだ。胸の谷間、秘密の花園など…そして、臭いを満喫すると、舐めてくれる。なるべく、音を立てないようにして。私は感触だけを愉しめるように…

 

「いい…もっと、奥まで舐めてください…」

 

「そんなに舌が長くないけど…」

 

心の疲れが、花園からあふれ出る蜜と共に流れて行ってくれる…そんな感じで、肩の荷が降りていく。

 

「えっ?そこは汚いですよ~」

 

後ろの穴を舐めていく彼。

 

「アスナ君が汚い訳が無いだろ?」

 

彼の声は笑っているようだ。キリト君にも、こういうことして欲しいなぁ…彼は単調すぎるんだよな。

 

「あっ…あぅ…蕩けそう…」

 

どこをどうされているのか、分からないけど、感じたことの無い刺激で、今夜も乱れていく私。Aアダプタでさえ、こんな刺激は無い。

 

「もっと…虐めてください…」

 

色々な刺激を得たい私は、彼に要望した。

 

「あぁ~~」

 

乳房の中を弄られているような、妙な感覚だ。皮膚に触られた感触は無いのに、乳房を…乳房の神経を弄ばれているのか…口から豪快に唾液が溢れていく…そのあふれ出た液体を音を立てて啜る彼。音で犯されるのって新鮮♪

 

朝、目覚めると、ベッドには私一人が寝ていた。起きて鏡を見ると、昨夜の汚れはきれいになっていた。プレイ後に全身を洗ってくれたのか、微かに石けんの香りがしている。

 

◇

 

朝食後、みんなに、昨夜聞いた情報を伝えた。

 

「スキルが学べるのか」

 

キリト君、リーファちゃん、アースさん、ツヴァイさんが食らいつくように、興味を持ったようだ。

 

「鍛冶のスキルが身に付いたら、みなさんの武具を打ちますから、期待して待っていてください」

 

と、リズ。

 

「私はドラゴンナイト狙いです」

 

ってシリカ。彼女の使い魔のピナが、ドラゴンとして戦力になりつつあった。

 

「やっと、剣士になれる」

 

キリト君の目にはやる気が漲っているようだ。

 

「私もお兄ちゃんと一緒♪」

 

リーファちゃんもかな。この二人、良い夫婦になれそうだな。って、考えたり。そうすれば、私は気兼ね無く…そんな邪な考えが頭をよぎったりもする。

 

「アスナはどうするんだ?」

 

キリト君にきかれた。

 

「取り敢えず、僧侶だわ。回復系を覚えないと、キリト君達が安心して戦えないでしょ?」

 

「あっ…そうですよね」

 

リーファちゃんが考えを変える気配だ。私と同じ道に進むのか?

 

「魔法も剣も使える、魔導剣士になろうかな♪」

 

と、今後の抱負を語っていく。

 

 

 

---ミリー---

 

今後かぁ…どうするかな。私的には、ヒロ君のそばにいたい。その為には、戦える者にならないとダメだよな。魔法使いかな?ヒロ君の下僕って職種あるのかな?う~ん…

 

私同様にアイズさんも悩んでいるようだ。彼女は彼女の兄と一緒に居たいだけだし。

 

「5番目の街に行く前に、4番目の試練が問題よ」

 

と、リーダーのアスナさんから、問題が提起された。あそこは問題だ。弓か魔法が使えないと、辛い局面だ。一応、4番目対策で、弓を使えるように皆で練習を積んでいるのだが、弓の生産が思う様に進まないでいた。一人100匹以上倒さないといけない上、弓1本で倒せる相手ではないのが問題だった。

 

「アリスさん達は、まだ戻らないし…どうしよう」

 

悩むアスナさん。

 

「大丈夫だよ、ママ。ファントムさんに力を借りれば良いんだよ~」

 

って、ユイちゃんから良案が出された。

 

「貸してくれるかな?」

 

「私頼んでみるよ~」

 

ユイちゃんは出掛けていった。

 

「私達も手助けしますよ~」

 

って、華奢な剣士の少女が声を掛けてきた。きりんちゃんって言ったっけ?

 

「きりんちゃん、助けてくれるの?」

 

「まぁ、サポートチームではないですけど、遊軍扱いですから♪問題は…」

 

「あぁ、供物ねぇ」

 

頭を抱えるアスナさん。きりんちゃん以外のメンバーは、野獣である。男女関係無く食する、肉食系女子であった。

 

「たまには違う子がいいな…」

 

って、ゼノヴィアさん。私と目が合い、私は抱えられるように、別室に連れ込まれた。

 

◇

 

別室で、全裸にされ、野獣に蹂躙されていく私。相手は、エスのシルキーさん、エムのゼノヴィアさんだ。責められながら責める…私にとっては新しいプレイスタイルかもしれない。が、思っていたよりも拷問系だ。

 

シルキーさんの責めで、喘いでいると、ゼノヴィアさんへの責めの手が止まる。

 

「愉しんでいないで、責めてくれよ~。じゃないと、私もエスになるぞ!」

 

って、苦情が出て、ゼノヴィアさんの責めに集中すると、

 

「感じ無いのか…ではもっと強く…ふふふ」

 

っと、シルキーさんからの強烈な責めが押し寄せてくる。助けて…ヒロ君…

 

体液塗れで、精も根も尽き果てた頃、ヒロ君が助けに来てくれた。

 

「もういいでしょ?彼女は貰って行きますよ」

 

「はぁ?もう?」

 

「続きは団長としてください。話は付けて来ましたから」

 

っと、私は彼と共に、どこかに転移した。転移した先で、お風呂に入れてもらった。ボロボロな私の身体を彼が、大切に洗ってくれた。

 

「ごめんな。あの人達、あんなんだから…あそこの部隊と戦うと、僕の部隊はやられちゃうから…」

 

「ヒロ君の部隊って、弱いの?」

 

「あっちの部隊が強すぎるんだよ。アリスさんの処よりも強いだろうな。シルキーさんって、アリスさんの姉だから…」

 

「また、助けに来てくれる?」

 

「うん、ただ、あのタイミングだよ。何回か喰わないと、戦闘になるから。きりんさんの部隊は、団長の直轄部隊だから、強すぎるんだよ。僕の部隊なんか、サポート部隊だから…はぁ~」

 

凹んでいるヒロ君。

 

「ヒロ君の部隊もサポートしてくれるの?」

 

「あぁ、ヴィヴィアンとマヤが手伝うって。あと、エルとルイさんにも声を掛けたから、来てくると思うよ」

 

懐かしい名前が聞こえた。あの時の仲間達だよね。チームアルファーの…洋子さんや杏ちゃんに会えるのか…少し嬉しい気分になった。

 

 

 

---亜衣----

 

ミリーさんはファントムに助けられて、5番目の街に連れて行かれたそうだ。いいなぁ…私が餌食になったら、お兄ちゃんは助けに来てくれるのかな?

 

「お前が甘えっ子のアイズか?」

 

知らない間に、ラスボスが私の隣にいた。ソイツから離れようとしたが、腕を掴まれた。

 

「はぁ?逃げるのか?どこに逃げるんだ?」

 

目付きが物凄く冷たい…

 

「お前は精霊になりたいそうだな?」

 

えっ、願いを叶えてくれるの?

 

「覚悟は出来ているのか?」

 

なんの覚悟?

 

「覚悟も無く、精霊になりたいって言うんじゃない!」

 

「お兄ちゃんと一緒に居られるのであれば、どんなことでも乗り越える覚悟はあるもん」

 

私の抑えていた感情が爆発した。

 

「ふっ…そうか。ならば、願いを叶えてやる!汝、アイズはユイと立場を入れ替える」

 

身体にかかる感触が変わった。身体が小さくなった気がする。えっ?背中に羽が有り、それで宙を飛んでいる。精霊になれたのか。

 

「団長…良いのですか?」

 

ユイちゃんが大きく見える。いや、私が小さくなったんだ。

 

「魂の数は変えられない。変更可能な魂があったからね♪今後はキリト君達と同じ様に生きなさい」

 

「ありがとうございました」

 

ユイちゃんが部屋を出て行った。

 

「さてと、そこの精霊よ。お前は格が一番下だ。ブラウン達の下僕になる。同列には、決してなれない。覚悟して臨めよ」

 

言葉を言い終わると、私をどこかに転移させた。どこに転移されたんだ?周囲を見ると、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいる。

 

「新入りの精霊か。お前の部屋は鳥かごだ。用を言い渡すまで、部屋で待機しておけ」

 

お兄ちゃんが命令口調で言う。

 

「お兄ちゃん…」

 

「もう、お前の兄ではない。精霊になったばかりの新入りが、同列で話し掛けるな!」

 

え?どういうこと?

 

「お前は、覚悟を持って、精霊になったんだろ?今までと同じ扱いは出来ない。お前は新入り精霊のアイズだ。いいな!」

 

え?覚悟って…一緒にいる為の…

 

「一緒にはいる。ただ、お前は下僕だ。僕達に尽くせ!いいな!」

 

話が違う…そうじゃない…騙された…

 

「騙す?あなたが勝手に誤解をしたのよ」

 

お姉ちゃん…

 

「精霊にはなりたくても、なれないのに、団長が無理をしてくれたのよ。感謝こそあれ、恨みは論外だからね」

 

え~、酷い…私は、お兄ちゃん達の部屋にある、鳥かごに入れられた…

 

 

 

---アスナ---

 

ユイが私達と同じ種族になったそうだ。精霊扱いではなくて、人間になるのかな?シュウさんが、アイズさんの望み、精霊になりたいを叶える為に、ユイと種族を交換してくれたそうだ。

 

「これで、一緒にいつまでも同じ様に生きられるよ。パパ、ママ♪」

 

とても嬉しそうなユイちゃん。キリト君も喜んでいる。良かったね、ユイちゃん。

 

『人間としての生き方を、まず教えてあげてね。お風呂とかトイレとか月の物とか…』

 

って、シュウさんから念話が届いた。あっ…生理が来るのか…それは、どう説明すれば良いかな…ユイちゃんを私の部屋に連れ込んだ。男性の前で話せないことを教える為に…

 

 

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