---アスナ---
5番目の街に着き、必修の剣士初級をマスターした私達。次の進路について、キリト君に相談をしようと彼の部屋を訪れると…
「うっ…うん…うん…」
「やぁ、アスナ。どうしたんだ?」
私は目の前で展開している光景に、固まった。全裸でベッドに腰掛けているキリト君。
「つっ、次の進路はどうするのかっ…て…」
全裸のリーファちゃんが、彼のモノを、口で奉仕している。
「次…ソレなんだけど、アスナ…」
キリト君はベッドに横になると、リーファちゃんが彼を跨ぎ立ち、腰を屈めて、自分の中に彼を誘導していった。私が見ているのに、まったく気にしていない兄妹…
「僕達は」
僕「たち」は?
「街に行く。そして、二人で暮らす」
「ふたり」で、「くらす」?
「ど、どういうこと?」
胸倉を掴みたい気分だったが、彼らの傍には、近づけない。二人だけの空間にいる彼ら。
「戦う為に鍛錬をする意味が、わからないんだ。一体、誰と戦う為なんだろうって」
それは、護りたい人を護るため…
「だから、スグと二人で、街の自警団を結成しようかなって」
「あっ!」
「うぅっ!」
同時に達した二人。上にいるリーファちゃんが、ゆっくりと彼の元へと倒れていく。ソレを優しく受け止めて、自分の胸元へと連れて行くキリト君。そして、二人は口づけを交わらせていく。
「わかった…キリト君…さようなら…」
私は彼の部屋を後にした。
◇
自分の部屋で、一人泣き濡れている私。いつの間に、あんな関係になったんだ?気づかなかった…ショックだった。あぁなることを望んでいたけど、知らない間に、あのような間柄になっていたことに、ショックを受けた。
「どうしたんだい?」
「何でも無いです…」
涙を拭いて、目の前の男性に笑顔を見せる私。
「オーラが…言いたくないなら、訊かない」
彼は私の隣に座り、優しく肩を抱きしめてくれた。私は彼の胸に縋り付き、抑えていた物を吐き出すように、泣き出した。そうだった。彼には隠し事は出来ないんだ。
「そうか…キリト君は、そういう選択をしたのか…」
何も言わずとも、理解してくれた彼。優しく私の頭を撫でてくれる。私を翼で包んでくれた。
「アスナは、どうするんだ?」
私の進路を、気にしてくれているんだろう。そうだ、キリト君に言われた事を訊いてみよう。
「何の敵の為に鍛錬を積むのですか?」
「まだ知らぬ敵だよ」
即答で答えてくれた。
「まだ?」
「そう、まだだよ。だって、敵が現れてから鍛錬しても遅いだろ?それでは、護りたい者を護れない。だから、平和のうちに、鍛えておくんだ」
そう…ですよね…新敵が来てから鍛えても…
「今までもそうだった。平和が続くって思った時もあったけど、長くは続かない。だから、平和のうちに少しでもスキルアップしておきたいんだ、僕達はね」
彼は私の目を真っ直ぐに見つめて、説明をしてくれている。
「私は…隣で戦えるようになりますか?」
ふと、浮かんだことを訊いてみた。
「現状では無理だ。君を無駄死にさせたくない。でも、今後の鍛錬次第かな。出来れば…鍛錬が大変になるけど、聖戦士を目指して欲しい」
聖戦士?
「回復系の術が出来る者だ。バーサクヒーラーって言えばいいのかな?僕のチームには、回復系が少ないものでね」
彼ははにかんだような表情をして言った。
「わかりました。目指します…ですから…」
彼は私の手首を優しく掴み、自分の方へと引き寄せた。そして、唇を重ねて来た。
『期待しているよ、アスナ♪』
と、脳裏に彼の声が届いた。舌と舌が絡み合い、離れようとすると、お互いの唾液が蜘蛛の糸のようになり、繋がっている。いつ、服を脱いだのか、いや脱がされたのか分からないけど、彼と肌を合わせている。私の乳首をしゃぶり、手で優しく乳房を揉みほぐしてくれている。
「アスナ…いい?」
小さく頷く私。もう、気づかない間に、お互いのアソコは準備オーケーだった。ゆっくりと、私の中に侵入してきた。そして、私の身体の中の汚れを落とすように、蠢いている彼の…
◇
「アスナさん…」
耳元で誰かに呼ばれている。
「起きて下さい…アスナさん…」
肩に小さくて柔らかい手の平が触れている。
「うん?誰…」
徐々に意識が覚醒してきた。気分も気持ちもすっきりしている。だけど、身体が重い。何をしたんだっけ?昨晩は…
「私ですよ…ユイです♪」
え?ユイちゃん?声のした方を見ると、背中に羽が生えている、妖精姿のユイちゃんがいた。
「どうしての?それ…」
「昨夜、アスナさんの部屋から出て来た団長に、頼んでみたんです。妖精に戻りたいって…」
あっ、そうだ…昨晩は彼と…え?戻った?照れているような表情のユイちゃん。
「どうして?人間になりたかったんじゃ?」
「う~ん、考えていたより、人間って大変すぎたんです。決定的だったのは、おむつかな…あの感触がダメって言うか…あははは♪」
あぁ~、そういう理由なのね。分かる気がする。
「で、条件を3つ出されて、すべて飲んだら、戻してくれました」
条件?
「3つって…何を出されたの?」
「1つ目は、妖精に戻る前にやらせてって…」
顔を真っ赤にしたユイちゃん…シュウさんらしい条件だけど…
「2つ目はアスナさんを、アスナさんと呼ぶこと。もうパパは違う人と一緒になったから、もうママと呼ぶなって…」
ユイちゃんの表情に陰りが見える。たしかに、そう呼ばれると、キリト君のことを…
「3つ目は、アスナさんの使い魔になって、回復術の手助けをするようにって」
少し間を置いて、話し出したユイちゃんは、また嬉しそうな声になった。私のサポート役…これからも一緒に居られるんだ。
「で、アスナさんへ、団長から伝言です。昨晩、汚れを総て浄化したから、2,3日の間、身体が重くなるそうです」
汚れ?浄化?え?何、それは…
「後、ユイはよく分からないんですけど…膜を新調したから、次回が愉しみって」
へ?膜?って処女…膜。愉しみって…そういうこと?ははは、シュウさんらしい配慮だわ♪リスタートしろってことかな。って、言うか、私の初めてはシュウさんだったのに…なんか、得した気分である。
---ラリー・シャイアン(A面)---
最近、神隠し事案が増えている。ここは、警察組織の非科学的な事案を捜査する部署で、私は部長である。
「で、何か分かったか?」
「原因はまだ分かりません」
返事を返してきたのは、部下でITが専門のレビア・マーベリックだ。
「ただ、VRMMOの『アルフガン』というゲームの関係者が多いようです、ラリー部長」
ゲーム関係者?そう言えば、以前SAO事件って言うのもあったな。でも、あれは神隠しでは無かったけど。
「どこに消えたかは、不明か?」
「依然、不明です。神隠しに遭う前日も、当日も、何も変わりが無かったらしいです」
---香津美・リキュール---
相棒のキティ・フェニルと共に、『アルフガン』の製作、運営会社に向かっている。
「今回の件は、どう思う?」
車を運転しながら、キティが訊いてきた。
「神隠しねぇ…何らかの痕跡が残るはずよ。どこで遭ったかが分かれば…」
私は魔導関係が専門で、キティは軍事関係が専門である。
「消失地点の捜索か…難しいなぁ。神隠しに遭う前の足取りが、分からないからな」
今回の事案は、不思議なことに足取りがまるで追えないのだ。こんなにも監視カメラが溢れている街で、追えないなんて有り得ない。
しばらくすると、目的の会社に着いた。受付で用件を伝え、担当部署の部屋へ向かった。その部屋へ向かうまで、何重ものセキュリティをパスして、ようやく辿りつく。ゲームなのに、この厳重さは何だろうか?違和感がある。
「何か用ですか?」
男性社員が部屋に入れてくれ、用件を訊かれた。
「最近、多発している神隠し事案を捜査中です。ご協力をお願いします」
「うん?このゲームと何か関係があるんですか?」
驚いた表情の男性。
「被害に遭ったと思われる者達に、このゲームの関係者が多いんです」
「って、言われても…単なるゲームですよ」
だよね…
「風評被害が恐いなぁ…ちゃんとした証拠が出てから、関連を疑って欲しいな」
不満そうな男性。それは、もっともです。
「だけどな、ゲーム関係者に被害者が多いのは事実だ」
っと、キティが口を挟んできた。
「まぁ、プレイヤー人口が多いから、そうなるでしょうけど」
少し、開き直ったか?
「この部署は一人なのか?」
「一人ってことではないけど…今日はみんないないだけだよ」
うん?何かの術の発動を感知した。この男が術者か?
「あっ…うぅ~」
キティが急に呻きだした。私は銃を手にして、男に向けた。
「おい、何の術を発動したんだ?」
「ふ~ん…そういうの分かるのか」
え…有り得ない刺激が身体を襲ってきた。
「いやぁぁぁぁぁ~…ダメ…やめてぇぇぇ~!」
私とキティは悶え始めた。有り無い刺激が全身を襲う。
「結構、ウブなんだね。もっと、遊んでいるのかと思ったよ」
この男…何を発動したんだ?
「うぅ~ん…うぅ~…」
キティは男のモノを口で奉仕している。男の手が私の胸に襲いかかる。直接、乳首と乳房に刺激が…
「いやっ…やめてぇぇ~…」
気持ち良すぎて、大声が出せない。いきそうだ…乳首を指で撫でている。それだけの刺激で、グショグショになっている。欲しい…もっと…刺激が…
◇
いつの間にか、意識が飛んだようだ。目隠しをされて、拘束されている。
「あぁ…いい…もっと…もっと…奥まで…」
私は彼に求めていた。無意識のうちに…私の中に挿しているモノが、抜かれると、生暖かい粘度のある流動体が、私の中から流れ出していく。
「もっと、流れしこんで…」
お尻を突き出し、前のめりな体勢で拘束されている。首と同じ高さで手首が拘束されている。乳首は吸引されている。乳房は揉まれている。口の中に入ってきたモノ。それを舌を駆使して奉仕していく。暫くすると、何かが放出され、口一杯に注入されている。
すると後ろの穴にも注入し、前の穴にも…そして、口に戻るを繰り返して居るようだ。一体、何名で回しているんだ?
「ウブな身体だけど、お前達、好き者だろ?ふふふ」
あの男の声がした。
「ください…」
◇
意識がはっきりすると病院のような場所にいた。股間を開くように拘束されていた。手首と首が台に固定され、動けない。横を見るとキティも同じような状況だった。
「たすけて…ここは、どこ?」
術がまるで使えない。術を使えないようにされているようだ。その時、膣に金属の筒が差し込まれた感触があった。
「お前の銃、お前に返したよ」
なんてモノを入れたんだ…
「助けてやるけど、何をして遊んでもいいかな?」
「撃たないで~」
「そんなことはしない。死んだら遊べないだろ?」
銃は抜いてくれた。その代わり、棒が2穴同時に差し込まれた。下腹部の方を見るが、誰もいない。気配すら感じ無い。でも、確実に入っている。そして、口にも…見えない相手と4Pだ。
乳首を吸われている。乳房も吸われている。臍が吸われている。クリも…でも、プレイヤーの姿はまるで見えないし、気配すら無い。ただ、感触だけが私に襲い掛かってきている。
「うぐっ…うぅ…」
口の中に相手の精液が放出されている。膣にも、お尻も…有り得ないけど鼻にも、耳にも…私の身体の中は、見えない相手の精液で塗れていく。
もうダメだって思った瞬間、差し込まれていた感覚は無くなり、穴から一斉に流れ出ていく精液らしきモノ…気持ちいい…こんな刺激初めてだけど…虜になりそうだ…
◇
「おい、香津美!キティ!大丈夫か?」
身体を揺すられて、起こされた。心配そうなラリー部長の顔。
「ここは…」
「署内の駐車場だ。お前達、どうしたんだ?車の中で恍惚な表情って、有り得ないだろ!」
有り得ない拷問の話をラリー部長にした。
「有り得ないな。証拠に、お前達、パンストが破れていないばかりか、伝染すらしていない」
確かに…ヤラれたのであれば、脱がされたはずだ。なのに形跡がまるでなかった。
「先方から着いていないって連絡が有り、探してみたら、まだ署内にいるとは」
時計を見ると、永遠に近い時間の拷問プレーだったのに、まだ、車に乗り込んで2時間しか経っていなかった。
「もし、香津美達の言うことが本当だと、敵は既に近くにいるってことだな」
ラリー部長は周囲を索敵をしていく。
「気配を感じないのか。おかしな気配は感じ無いな。お前達、医務室で調べ来い」