誤字、脱字がある可能性があります。
字数の関係で豪華2本立てになっております。
ある日、私と雪ねぇは背中合わせで座っていた。
「ねぇ、紗月。」
「何?雪ねぇ。」
「・・・大好きだよ。」
「どうしたの?突然。」
「ふふっ・・・ごめん、伝えたかっただけ。」
「・・・知ってるよ。雪ねぇが私の事が大好きだなんて。でも、ありがとう。私も雪ねぇが大好きだよ。言葉じゃ表せない位ね。」
「ありがとう。紗月。」
・・・
「「ねぇ」」
「・・・ごめん、雪ねぇ先いいよ。」
「いや、紗月からでいいよ。」
「・・・じゃぁせーので。せーの」
「「キスしよう。」」
「ふふふっ・・・やっぱり私たち姉妹なんだね。」
「あははっ、そうだね。いくよ?」
私達は背中合わせから向き合った体勢となり・・・
ちゅっ・・・
キスを交わした――――
END
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『9-nine-そらいろ そらうた そらのおと』やったら書きたくなった
本編
「ねぇ…雪ねぇ。」
いつもと変わらない夜。
わたしの部屋で紗月と一緒に寝ている時、少し悲しそうな顔で紗月が聞いてきた。
「もし…さ、私が消えちゃったら雪ねぇはどうする?」
「…どうしたの?突然…。そんなこと聞いてくるなんて…」
握っている手が少し震えている。
目をちょっと逸らしたあと急かすように言った。
「いい…から…答えて。」
「…それはさ、事故で死んじゃったとかじゃなくて、なんも前触れもなく突然にってこと?」
「うん。」
「んー…とりあえず紗月の携帯に電話かけるかな。出ないなら心当たりのある場所で探す。それでも見つけられないなら…ごめん、分からないや…それ以上は…」
「そう…だよね…私こそ、ごめんね?変なこと聞いてさ…」
「何か悩み事?」
「うん、ちょっと…ね。最近さ、思っちゃうんだ。もし、雪ねぇが私の前から消えちゃったらって。」
「…」
「そんな時、雪ねぇだったらどうするのかなって…」
珍しく、いつも元気であのお調子者の紗月が泣きそうな震えた声で喋る。
「やっぱ、どうも出来ないよね。特別な力がある訳でもないし。」
「もちろんそんな事はないって思ってるよ?でも、考えちゃうんだ。この…雪ねぇの温もりが消えてしまったら私、どうなっちゃうんだろうって…」
もし、紗月が私の前から消えてしまったら…
そんなの考えたくもない。
だって、絶対にそんなの耐えられない。狂ったっておかしくない。
「紗月…」
私は握る手に力を込める。
「私だって…分からないよ。紗月がいなくなっちゃったらなんて…でも、そんな事は絶対にしないし、させない。決めたんだ、この暖かさは、紗月は絶対に離さないって。だから安心して?」
「そう…だよね…私も、雪ねぇのことは絶対に離さないよ。どんなことがあっても。」
「うん。」
紗月は泣き顔を見せたくないのか、私の胸に顔を埋めた。
「ぐすっ…ほんとにごめんね。変な事聞いて…でも…もう、大丈夫だから。」
私は握る手を離し、紗月を優しく抱きしめた。
「ふふっ…まだ泣いてるくせに…」
「うるさいな…」
夜は更けて行く――
ハイ謎
次回はいつになるか分かりません。
気が向いたら書いて投稿します。