※この作品はR-18です。

シスコン×シスコン   作:緋桜 篝火

6 / 7
百合、展開が謎などの要素が含まれます。
誤字、脱字がある可能性があります。
字数の関係で豪華2本立てになっております。


第6話

ある日、私と雪ねぇは背中合わせで座っていた。

「ねぇ、紗月。」

「何?雪ねぇ。」

「・・・大好きだよ。」

「どうしたの?突然。」

「ふふっ・・・ごめん、伝えたかっただけ。」

「・・・知ってるよ。雪ねぇが私の事が大好きだなんて。でも、ありがとう。私も雪ねぇが大好きだよ。言葉じゃ表せない位ね。」

「ありがとう。紗月。」

・・・

「「ねぇ」」

「・・・ごめん、雪ねぇ先いいよ。」

「いや、紗月からでいいよ。」

「・・・じゃぁせーので。せーの」

「「キスしよう。」」

「ふふふっ・・・やっぱり私たち姉妹なんだね。」

「あははっ、そうだね。いくよ?」

私達は背中合わせから向き合った体勢となり・・・

ちゅっ・・・

キスを交わした――――

 

END

 

**********************

 

『9-nine-そらいろ そらうた そらのおと』やったら書きたくなった

 

本編

 

「ねぇ…雪ねぇ。」

いつもと変わらない夜。

わたしの部屋で紗月と一緒に寝ている時、少し悲しそうな顔で紗月が聞いてきた。

「もし…さ、私が消えちゃったら雪ねぇはどうする?」

「…どうしたの?突然…。そんなこと聞いてくるなんて…」

握っている手が少し震えている。

目をちょっと逸らしたあと急かすように言った。

「いい…から…答えて。」

「…それはさ、事故で死んじゃったとかじゃなくて、なんも前触れもなく突然にってこと?」

「うん。」

「んー…とりあえず紗月の携帯に電話かけるかな。出ないなら心当たりのある場所で探す。それでも見つけられないなら…ごめん、分からないや…それ以上は…」

「そう…だよね…私こそ、ごめんね?変なこと聞いてさ…」

「何か悩み事?」

「うん、ちょっと…ね。最近さ、思っちゃうんだ。もし、雪ねぇが私の前から消えちゃったらって。」

「…」

「そんな時、雪ねぇだったらどうするのかなって…」

珍しく、いつも元気であのお調子者の紗月が泣きそうな震えた声で喋る。

「やっぱ、どうも出来ないよね。特別な力がある訳でもないし。」

「もちろんそんな事はないって思ってるよ?でも、考えちゃうんだ。この…雪ねぇの温もりが消えてしまったら私、どうなっちゃうんだろうって…」

もし、紗月が私の前から消えてしまったら…

そんなの考えたくもない。

だって、絶対にそんなの耐えられない。狂ったっておかしくない。

「紗月…」

私は握る手に力を込める。

「私だって…分からないよ。紗月がいなくなっちゃったらなんて…でも、そんな事は絶対にしないし、させない。決めたんだ、この暖かさは、紗月は絶対に離さないって。だから安心して?」

「そう…だよね…私も、雪ねぇのことは絶対に離さないよ。どんなことがあっても。」

「うん。」

紗月は泣き顔を見せたくないのか、私の胸に顔を埋めた。

「ぐすっ…ほんとにごめんね。変な事聞いて…でも…もう、大丈夫だから。」

私は握る手を離し、紗月を優しく抱きしめた。

「ふふっ…まだ泣いてるくせに…」

「うるさいな…」

 

 

 

夜は更けて行く――

 




ハイ謎
次回はいつになるか分かりません。
気が向いたら書いて投稿します。
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