アインズ&アルベド「「入れ替わってる!?」」【18禁】 作:紅羽都
アインズ様完堕ち
フフフ……SEX!
ふたなり?
いつの間に眠ってしまっていたのだろう。薄暗闇に沈む意識が、つい先刻まで自我が喪失していたことを教える。
一体いつからだ?ここはどこなんだ?脳裏に浮かぶ疑問は絶えない。途切れる前の記憶を辿るため、周囲の情報を得ようと霞むような意識を向けた。
ピチャ……ピチャ……
耳朶を打つのは、滴るような水の音。でも、ただの水の音とは違った。ネチャネチャとした少し粘性がある液体だ。そして、それを捏ねくり回すと、丁度こんな感じの音が鳴るだろう。
その音は足元の辺りから聞こえてきている。いや、もっと近い。音源は腹の下の辺りにあるようだ。それから、なんだかとってもふわふわとした感触が、音源の場所に触れているのが分かる。
プシュッ、ジョォォォ
不意に、暖かい飛沫が腿を濡らした。膝まで飛び散ったそれはシトシトと垂れ落ち、尻の下に小さく水溜りを作る。体が心地よい開放感と、深い脱力感に包まれる。なんだか、幼少の頃を思い出す、懐かしい感覚だった。
「あらあら、お漏らししてしまったでありんすか?ふふっ、仕方ありんせん、このシャルティアが舐めて綺麗にしてさしあげます」
微妙に間違えている廓言葉。その口調はペロロンチーノの創造した階層守護者、シャルティア・ブラッドフォールンのものだ。だが、奇妙なことにその声はシャルティアのものよりも大分低い声だった。そう、まるでアルベドの声かのような。
ピチャ……ピチャ……
また、水音がした。薄ぼんやりとした思考を中断されて、意識の全ては音源へと向けられる。今度は膝の縁をなぞるように、ふわふわとした感触が這い回る。少しこそばゆいけれど悪い気はしない。なんだかお腹の奥が浮つくような気持ちになった。
つつっと、ふわふわが膝から上、太腿の方へと移動していく。先程、暖かい飛沫で濡れた所を丁寧に丁寧に、優しく拭き取るようになぞっていく。濡れた所為で僅かに冷えていた足が、ふわふわになぞられた箇所だけ強い熱を宿した。熱は身体の芯へと伝わり、浮つくような心地良さがより強まる。
ちゅっ、ちゅぅっ
不意にふわふわが形を変えて、強く吸い付いてきた。ビクンッと、突然の刺激に自分でも驚くくらい身体が跳ねる。散々溜め込まれて限界にまで達した何かが、ちょっとした刺激で溢れてしまいそうになるような、そんな危ない感覚。
でも、もっと欲しい。こんなんじゃ物足りない。もっと強い刺激が欲しい。身体中を掻き回すような、お腹に溜まった熱を解き放つような、そんな強い刺激を。
「ふふふっ、こんなに濡らして、そんなに欲しいんでありんすか?でも、まだダメでありんす」
ふわふわが反対の足へと移る。また、先程と同じように、膝の縁をなぞり始めた。1周して2周して3周して、ぐるぐる、ぐるぐる、ひたすら同じ所をなぞり続ける。時折、太ももの方へと方向を変えるが、その先へは進まずにまた膝へと戻っていく。
もどかしい。一体何が?もどかしくて堪らない。何がもどかしいんだ?その先が欲しい。その先とは何だ?答えのでない疑問が頭の中をいっぱいにする。自分でもわからないものを、自分が求めている。何が何だかわからない。
「もっと……」
「うん?何でありんすか?」
いや、違う。求めているのは自分ではない。
「お……ねがぃ」
この身体が求めているんだ。その先、という何かを。
「いじわる……しないで……」
だって、その証拠に。
「もっと、気持ち良く……してぇ……」
口が、勝手に動いている。
「ぐはっ!?はい、アインズ様!全ては御身の望むままに!」
ずじゅっ!びちゃっ!ずちゅうっ!
膝の上で戯れていたふわふわが、一気に足の付け根へと移動する。そうすると、また最初の時と同じ所から水音が聞こえてきた。けれど、先程とは音の質が全然違う。荒々しく激しい、攻め立てるような音だ。ふわふわの感触も、一層強く押し付けられていて動きも激しい。
「ああっ!ひあっ!」
誰かの嬌声が遠くに聞こえた。男に媚びるような蕩けた甘い声。ひどく艶めかしく淫らな声。
「あんっ!ひゃうぅ!」
これは自分だ。自分の声だ。だって、喉が震えている。喉の震えに合わせて、音が響いている。淫らに喘いでいる。なら、何で自分はこんな声を出している?
「ああんっ!んうぅっ!」
それは、そうすると気分がいいからだ。喉を震わせるのは、もっと刺激が欲しいから。相手の興奮を掻き立てれば、もっと強い刺激が貰える。本能がそう理解している。相手を昂らせる為に淫らに乱れて、そして自分自身も気持ちを昂らせて、どこまでも絶頂へと達して。
「あっ!あっ!ああっ!あうぅっ!」
そして2人で一緒に溶け合うのだ。
「んっくうううう!」
プシュッ、ブシュゥゥゥ
ビシャッ、ゴクッ、ゴクッ
また、最初に飛沫が飛び散った時と同じ感覚だ。でも、さっきとは違って腿を濡らす暖かい感触は無く、代わりに何かを嚥下する音が響く。あぁ、心地いい。ぬるま湯に浸かっているみたいな、ほんのりと逆上せたような穏やかな心地良さ。
「ぷはぁ、アインズ様の聖水、実に甘露でありんした……」
何やら満足気な声が聞こえた。さっきの自分が上げていた嬌声と同じような、蕩けた甘い声だ。きっと、彼女も興奮してくれているのだろう。一緒に溶け合いたいのだろう。そう思うと、心の底があったかくなって、何だかとてもホッとする。
でも、まだだ、この程度じゃ満足できない。全然足りない。もっと、もっと欲しい。掻き回して欲しい。ぐちゃぐちゃにして欲しい。気絶するまで絶頂させて欲しい。
「もっと、もっとしてぇ……好きにしていいから、何でもしてもいいから、めちゃくちゃにしていいからぁ……ここ、壊して、おかしくさせてぇ……」
くちゅ、にゅちゃっ、ぷちゅっ
だから、もっと乱れる。彼女を昂らせる為に、自分自身を昂らせる為に。どこまでもどこまでも溶け合う為に。いやらしく、いかがわしく、艶めかしく、卑猥に、淫らに、言葉で、身体で、仕草で、色香で、相手を挑発する。
「んぐぅっ!?アインズ様、どうなっても知りませんからね!アインズ様が誘ったでありんすから!覚悟してくださいまし!」
ズンッ!強い衝撃が腹の奥を突き上げた。バチバチと脳髄に電撃が走る。思考が全てクラッシュして、切れかけの電球のように意識が明滅する。
「もう、我慢できんせん!」
凄くお腹が窮屈で苦しい。堪え切れない程の異物感に襲われる。でも、それ以上の幸福感で全身が満たされる。身に余る程の快楽が脳を焦がす。
「ああっ!いいっ!いいよぉっ!もっと、もっときてぇ!」
乱れる、紊れる、どこまでも淫れる。身体を包むのは、溢れんばかりの快楽の渦。津波の如く押し寄せる絶頂の波。ああ、なんて幸せなのだろう。ずっとずっと、この幸せの中に浸っていたくなる。このまま永遠に……
止まることを知らずどこまでも昇り詰め続けた身体は、やがて限界を超えてシャットダウンを起こす迄、善がり狂い続けた。