───さて、では今一度
狩人は白い花畑に佇み、月の魔物を待っていた。その胸中は、オドンへの嫉妬と殺意、そして女たちへの情欲が渦巻いていた。
「◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎……」
───ああ、待ちくたびれたぞ。
「◼︎◼︎ ◼︎◼︎◼︎◼︎ ◼︎◼︎◼︎」
───だが、悪いな。カットだ。
悪夢100周マラソン完走の実力は伊達ではない。月の魔物がどれだけ攻撃しても当たらず、一呼吸の隙に都合7度は刻まれる。
狩人は無心であった。いや、脳内はこの次の夢で予定している行為のための煩悩でいっぱいなのだが、それ故に迫力は凄まじかった。『テメェのような前座は早よ死ね』と言わんばかりに斬って斬って斬りまくる。
ノコギリの刃が肉と粘液で滑るようになると、即座に別の武器に持ち替える。
取り出したのはパイルハンマー。旧市街のデュラが使っていた浪漫武器である。ねじ込んでいる血晶石の質も非常に高い。パイルハンマーの性質を最大限に活かせるよう、厳選された物ばかりであった。
───さあ、もう終わらせよう。貴様を殺し、自分は夢の先へ進む。……まあ、
『◼︎◼︎…ッ⁉︎ ◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎ァァァァァァ!!!!???』
───嘆いているのか? それとも憤っているのか? だが、もはや無意味だ。
限界まで溜めた一撃。突き出された切っ先は、月の魔物の顔と思わしき部位を粉々に破壊し、青ざめた血と肉片の花を咲かせた。
全身に血を浴びながら、狩人は自分の肉体がまた少し変質したことを感じた。幾度も繰り返したが、この一瞬間の幼体だけはあまり慣れない。
しかし、それこそ狩人の目的に
今の状態では不十分、狩人は月の魔物を殺すたびにそう思うようになっていた。このまま(レベルカンスト)では、これ以上にはなれない。
そんな時、脳に瞳を得すぎてもはや瞳が脳になった頭から、とある考えがはじき出された。
───そうだ、産まれ直そう。
カンストを初期値にするという矛盾を孕んではいたが、人の超越、その幼体である今だからこそ、それを可能とすることができる。
幸いにも、母胎となる生命体は自分の最も身近な存在だ。親和性も高く、無事に自分を新生させてくれるだろう。
───嗚呼、人形ちゃん、人形ちゃん……。
ズルリ、ズルリ、ナメクジとイソギンチャクを足して2で割ったような物体が、這いずりながら動く。その先には、膝をついて両手を広げる人形の姿。
しかしその姿は、いつもの服ではなかった。マタニティウェアと言うのだろうか、ワンピース型のゆったりとした服を着ていた。
「狩人様。ああ…狩人様。私の内に肉を持った心が出来てから、初めての役目があなたの母となること。ああ…ああ…来てください、狩人様。触れてください、私の中へ、どうか……」
ズル、ズルリ…グチャ…ベチャ…。
粘液を介した摩擦の音が静かに響き、幼体の狩人はゆっくりと、ゆっくりと人形の腕の中へ進んで行く。その光景は、まるで初めて立ち上がった赤子とそれを見守る母親のよう。微笑ましく、美しい。しかし2人の目的は、エロスと禁忌に満ち溢れていた。
───あ◼︎◼︎◼︎、も◼︎や時間◼︎がな◼︎。頭の中◼︎が…ッッグ…。
「狩人様、もう少し…はい、もう少しです。あと少しで、私はあなたの─────────」
歩み寄るのは狩人、あくまで人形は迎え入れる側だ。しかし、一度触れれば決して離れることはない。
絡みつき、絡まり合い、『離したくない』という意思表示のように、互いが互いを捕まえていた。
そして、とうとう幼体の触角が、人形の指先を捕らえた。人形もそれに合わせ、幼体の身体を両手で包み込む。
「さあ、狩人様、私の中へお入りください。私を使い、身の内より産まれてください。この身はあなたの母となり、また女としてあなたを愛します」
それは告白であった。狩人に対する愛を唱えながら、人形は幼体を自分の股の間へ持っていく。
白い花が一面に咲く、儚く美しい庭で行われるそれは、まさしく神秘の交わりだった。
「……っ、ぅ…ぁ、ハッ、あぁっ……っんぅ…」
ヌチヌチと人形の陰唇を広げる幼体。それに合わせ、人形も両手で持った幼体を己の中へ誘うように押し付ける。徐々に幼体の小さな身体が、人形の膣内へと埋没していく。
小さいとはいえ、それでも人形の腕と同じくらいの太さを持つ身体だ。常人ならばその激痛から泣き叫ぶのだろうが、人形は違った。幼体が肉襞を擦る度に艶声をあげ、すでに秘所からはトロトロと淫蜜を溢れさせていた。
「あっ…んぅ……っ、ハァ…っあぁ!──か、りゅうど…さま…ッ…、もっと、もっ…と…来て……ぁっ…ください…っ」
もはや幼体は言葉を発しない。その代わりに、幼体は未発達な触角で膣壁の凹凸を余す所なく掴み、グジュリ、グジュリと奥へ進む。
人形は遂に地に両手をつき、身を襲うとてつもない快楽に身体を震わせる。花畑に淫蜜の溜まりを作り上げ、今なお自分の中をほじくる幼体に翻弄されながら、それでも人形は喜びの涙を流す。
今まで、自分はほんのひと時しか寄り添えなかった。血の遺志によって狩人を強くしても、結局は協力者でしかあれなかった。狩人の苦痛も葛藤も後悔も憤怒も、何一つ共に支えてあげられず、目の前で車輪や血刀で自害する狩人を見ていることしかできなかった。
しかし、今は彼の女であれる上に、これからは母としても彼を支えられる。女として彼を愛し、母として彼を愛す。自分を初めて孕ませた相手が彼であり、初めて身篭った子も彼となる。
ああ、なんと
「───んぉっ…ぉ゛ぉお…、か、りゅうど…さまっ…ハッ、あぁぁ…奥、へ…あ゛あ゛ぁぁッ……ええ、
とうとう幼体は
人形の秘部より垂れ落ちる淫蜜は止まることを知らず、蜜溜まりを広げ、地面はテラテラといやらしく月光を反射させていた。
人形が発する嬌声は次第に大きくなり、声音は完全に快楽に溺れている。
「ぁあ゛っ…ふぅぅ…ッ、ぉ、ぁ、ぉお゛お゛ぁぁぁッッ……、んっ…ぁ、あ、あ、んんっん゛ん゛ん゛あぁぁぁぁ…ッッッッ!」
しとどに濡れた秘部から勢いよく潮を飛ばし、獣のような艶声をあげながら絶頂を極まらせる人形。幼体はその脈動と同時に子宮口をグパッと広げ、子宮の中へと到達した。
「ッッッッッ……っんぉ゛…!」
もはや秘部より
艶熱により煮立った子宮は、幼体の身体でミッチリと埋め尽くされた。もう隙間らしい隙間もない。
ふぅ、ふぅ、と深い絶頂から自我を戻すため、息をつく人形。少しずつ姿勢を起こし、膝をついて膨らんだ腹を優しく撫でる。今も動く感覚がある。その幼体の身じろぎひとつで途轍もない快楽の波が己を襲う。
たまらず人形は
しかし、そこで幼体の様子が少し変化した。動きが鈍くなってきたのだ。今まで身を捻り、のたうつように子宮を内部から愛撫していたというのに、今では快楽こそあれど絶頂を極まらせるほどではなかった。
「ふふっ、愛おしい狩人様…あぁっ…、ええ、んっ…感じます。あなた様が今、私の中に定着したことを」
人形が浮かべるのは優しい微笑み。人形は知っていたのだ。この静まりは、幼体が自分の中にしっかりと定着した証拠なのだと。
そしてこの静まりの後に、今までの快楽など比較にならぬほどの
「さあ、来てください。私の中で、狩人様を
人形は両手で腹を撫で、言い聞かせる。いつしか、子宮の中の幼体は、その身体にマグマのような熱を持たせていた。
熱に反応した快楽神経が、人形の全身に、これから訪れる特大の快楽を知らせて回る。
「はい、ご存分に…来て、ください。さあ、さあ────」
そして幼体は子宮の中で、溜めに溜めた神秘を決壊させた。その神秘は白く濁っており、ところどころプリプリと凝固している。粘度は糊のようで、子宮内はもちろん、粘膜という粘膜に張り付き侵す。あまりの膨大な量の神秘で子宮は膨張し、卵管をも拡張していく。
「ひぃ゛ッッッッ!?ぁあ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁあ゛ッッッ…ほぉお゛お゛ぉぉんん゛ん゛ん゛ぅぅぅぅ…っ、イッ、あぁ…がっ…ハッ、あ゛ぁ……ッッッ!!」
幼体により念入りに解されていた子宮は、目に見えて大きくなり、あっという間に人形は臨月のような腹になった。
言葉を発する余裕もなくなり、今はただ、叫ぶように艶声をあげる。
「んぅううう゛っ…ぅあ゛…ッ、んぁお゛っ……!ぁ、あ゛っ……づぅぅぅぅん゛ん゛ん゛ぅッッッ…ハッ、ふぅ…ふぅッう゛んんんんんッッッ……!!」
波の余韻ですら今の人形には絶頂の着火剤だ。子宮の中で神秘が揺れるたびに小さな絶頂を極まらせる。
しばらくして、絶頂快楽の奔流によって仰け反った身体は、波が引くと同時にパタリと仰向けに倒れた。いつのまにか周りでは使者たちが、不思議そうに自分を見ている。
荒い息をあげ、人形はなおも自分の膨れた腹を撫でる。愛おしそうに、慈しむように、あなたを心底愛していますと伝えるように。
「狩人様、私はあなたを──────────
まさかの人形ちゃんママになる。
いやね、啓蒙高いと思いますよ自分でも。
人形ちゃんを母胎とした新生狩人様とか新しすぎる。こいつこそが再誕者だろう。
これからの話の方針↓
これより狩人様が強すぎてブラボが軽く無双状態になります。道中で救助活動を行い、隙あらばエッチな夢に女の子を連れ込みます。
あと狩人様は変身できます。触手量が増えた月の魔物です。触手全てに生殖能力があります。もちろん、ちゃんとオチンポもあります。つまり全身がオチンポ。
うちの狩人様最強だろこれ(白目)
読んでくれてありがとう!
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