※この作品はR-18です。

魔王と契約書   作:ガンダムラザーニャ

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遅くなって申し訳ありません。

今回はアンケートでも多かった、マイスター時代のシャル・アクスティカの話を書かせて頂きます。

また新しくアンケートを作りますので、よろしければそちらも読んでいただければ幸いです。


光の粒子と恋する乙女

フランちゃんと契約して二週間後。

 

あれからフランちゃんは、屋敷の外で遊んだり、俺の家に遊びに来るようになった。

 

それから、外に出るようになってから学校にも通って、友達も作ってるみたいだ。

 

ヴラドさんは娘さんの元気な姿に涙を流していたらしい。

 

しかも、俺はその件で報酬としてヴラドさんから一億をもらった。

 

俺は最初何かの間違いだと思った。

 

だって一億だよ?

 

そんなの普通に見かけるようなもんじゃあねぇ。

 

つーかそんなの渡されて、どう使えってんだよ!?

 

ボランティアなのか、ボランティアに出せってか!?

 

あーそうかよ、上等だよ!

 

そっちがその気なら、俺だってそうしてやるよ!

 

…まぁ、すぐにセラフォルーさんたちに止められたけど。

 

とりあえず、今はその一億はセラフォルーさんに預けてある。

 

 

そんな感じで新しく眷属が増えた俺は今、何をしているのかというと。

 

「お兄ちゃん、このパスタもう茹で上がるよっ!」

 

「わかった、じゃあすぐにソースのところに入れようじゃあないか。

麗衣ちゃん、手伝ってくれる?」

「うんっ!」

 

「主人、この鶏の丸焼き焼けたから、もう皿に盛り付けるぞ!」

 

「ありがとう姐さん!」

 

俺は今麗衣ちゃんとアタランテの姐さんと一緒にご飯を作ってる。

 

経緯は色々複雑ではあるけれど、八人もの眷属が集まったので、その記念に皆で食事会を開くことになった。

 

今はまだ春乃先輩もフランちゃんもまどかちゃんも来てない。

 

というのも、春乃先輩とまどかちゃんが、フランちゃんを迎えに行ってるからだ。

 

なので待ってる間三人にも手伝って貰っていたが、モードレッドは料理が雑で、ほむらちゃんは料理は料理でも冷凍食品を電子レンジにぶち込む始末。

 

セラフォルーさんも料理はできるが愛情料理とか言って媚薬を混ぜようとするため論外。

 

以上のことからまともに料理ができるのは俺と麗衣ちゃん、そして焼くのは得意だということで姐さんもサポートとしてだが、この三人だけである。

 

残りの三人は暇そうにテレビを見たり、ゲームをして待機している。

 

その料理も皿に盛り付けたので完成し、あとは春乃先輩とまどかちゃんを待つだけである。

 

噂をすれば、すぐにチャイムが鳴ったのですぐに開けた。

 

「後輩ちゃんっ!!」

 

「お兄さんっ!!」

 

「お兄様っ!!」

 

「うおっ!?」

 

すると、春乃先輩とまどかちゃんフランちゃんが慌てて入ってきた。

 

しかも、息が荒くなってるボロボロの制服らしき服を着た、まどかちゃんと同じぐらい小柄で白い髪の女の子の手を引いて。

 

…どなた?

 

「この子にごはん食べさせてあげたいけど、構わないねっ!!」

 

「え?

あ、ど、どうぞ…」

 

春乃先輩の、ものすごい勢いに断ることもできなかった俺はとりあえず、その子を中に入れる事にした。

 

 

 

 

 

女の子が俺たちに申し訳なさそうにしながらも、麗衣ちゃんに促してもらい食事を摂っている間、俺は春乃先輩とまどかちゃんとフランちゃんから事情を聴いた。

 

何でも先輩とまどかちゃんがフランちゃんを迎えに行って、俺の家に行く途中家々の狭い通路のところで倒れていたらしい。

 

しかし、問題はそこからだった。

 

その少女から、瘴気とも毒ガスとも言えないが危険な光の粒子が漂っていたのだ。

 

これにはさすがの先輩も近づけないので、フランちゃんがその光を手で薙ぎ払い、まどかちゃんが駆けつけて回復させた。

 

一応そのガスみたいなものは出てこなくなったが、女の子の具合が悪く、しばらく何も食べてないのか一人では立てない状態だった。

 

そこで先輩が手を引いて連れてきたのだという。

 

ちなみにまどかちゃんは治療する際、その女の子の体に触ったが、特に薬品とかは使われていなかったという。

 

「あぁ、ちょっと待って!

どこに行くの!?」

 

「うん?」

 

俺は麗衣ちゃんの声を聞いて振り返ると、女の子がフラフラした状態で立ち上がって、家から出ようと玄関に足を向けていた。

 

「おい待てよてめぇ、飯を食わせてやったのに感謝の一つもないのか?」

 

「触らないでっ!」

 

「っ!」

 

モードレッドが女の子を止めようと掴みかかった途端、女の子から突き放される。

 

「…お願いです、私に、触らないで、ください…。

もう、放っておいて、ください…」

 

声が出せるほどの元気が出てきたのか、俺たちに向けて、怯えるように言う女の子。

 

「ま、待ってくれよ!

どこに行く気なんだ、当てはあるのかよ!?」

 

「…ありませんよ。

でも、私は、急いで貴方たちから、離れ、ないと、私は、貴方たちを、殺して、しまい、ます…!」

 

「俺たちを殺す?

待ってくれよ、それってどういう…」

 

「…こういうことですよ」

 

すると女の子の体が光に包まれ、鎧らしき物を身に纏う。

 

らしきという表現は、鎧は鎧でも、モードレッドのそれのようなものではなく、明らかに未来的な物で機械的だった。

 

というかもはやロボットのそれだ。

 

背中には何かコードのようなものが繋がっていて、全身にはスラスターのようなものや、ゴタゴタした箱みたいなものが取り付けられているような感じだ。

 

色合いはトリコロールとも言うべき、様々な色で散りばめられているような感じだった。

 

しかし、問題はそこではない。

 

女の子がそれを身に纏った途端、光の粒子が吹き出したのだ。

 

だが、その吹き出し方が、何か異常さを俺たちは感じた。

 

まるで、光自体がものすっごく圧縮されているというか、自分の意思でやっていないような、暴走してるような感じだ。

 

あれは危険だ、長く浴びると、こっちの身が持たない。

 

そう本能が強く囁いてるのだ。

 

その時に、フランちゃんが前に出た。

 

「…危ないっ、お兄様、皆、下がってっ!!

ええいっ!!」

 

フランちゃんは吸血鬼の力を発動させて、一撃で光の粒子を消し飛ばした。

 

消し飛ばしたことを確認した女の子は、息苦しそうにしながら鎧を解除する。

 

そしてそのまま膝をついたのだ。

 

「…これで、わかった、でしょう?

私がいたら、今の光が、出てくるんです…。

だから、わた、しの、そば、に…」

 

女の子はそのまま前のめりに倒れて、気を失った。

 

「お、おいっ!?」

 

「気を失ってるみたいだね。

それよりも、ダーリンはこの子をどうしたい?」

 

「え?

…そりゃあこの子をこのままというわけにはいきませんから、とりあえず俺の部屋に寝かせようかなって」

 

「…わかったよ、ダーリンがそうしたいなら、それで良いよ」

 

俺はこの子を部屋に運んだ。

 

まどかちゃんや麗衣ちゃんたちは心配そうに俺を見ているが、俺はそのまま部屋へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

「うっうぅ…、ここは…?」

 

「ここは俺の部屋だよ。

気が付いたかな?」

 

「…っ!?

あ、あなたは…」

 

俺の部屋で寝かせてからしばらくして、女の子が目を覚ました。

 

案の定俺を見た途端に怯えていた。

 

「落ち着いてくれ、別に君を害するようなことはしないよ。

…お茶でも飲んで、落ち着いたらどうだ?」

 

「…っ!

い、いただきます…」

 

女の子は俺が持ってきたお茶を飲む。

 

少し熱めのお湯で入れたから、息を吹き込みながらだが。

 

それでしばらくしてお茶を飲み干して、気持ちが落ち着いたのか、顔が少しだけ明るくなったと思った。

 

「あ、あの、ありがとう、ございます。

それと、すみません、食事で済むはずが、お茶まで用意してくださって」

 

「別に大丈夫だよ。

…けど、いくつか俺からの質問に答えてくれるかな?

例えば、君の名前とか、どうして道端で倒れてたとか、色々と」

 

「…は、はい。

私でも、答えられることであれば…」

 

それで俺は色々と質問して、女の子から話を聞いた。

 

彼女の名前はシャル・アクスティカ。

 

名は訳あって言えないが、人を襲う悪魔や契約者から人々を守るために設立された組織の一員だそうだ。

 

彼女は神器を持っているが不安定な状態で、能力がまともに働いた試しがなかった。

 

実際、シャルちゃんの神器は本来の力を発揮するどころか、神器から出る粒子を操ることもまともに出来ていない状態なのだ。

 

だが、それでも普段は先ほどのようなことは起きなかったのだ。

 

ただ、五日前に仲間とともに神器の能力がまともに作動できるように練習をしていたのだが、突然神器の調子がおかしなって、息が苦しくなり体が思うように動かなくなったのだ。

 

それで一緒に練習をしてくれた仲間二人が助けてくれたが、その二人は助けた後で暴走した力のせいで意識不明になり病院送りになった。

 

彼女も意識を失ったが、すぐに意識を取り戻して、二人の状態を聞いた。

 

それで悟ってしまったのだ、自分が神器をもっと早く使いこなせていれば、二人はこんな目に合わずに済んだのにと。

 

自分のせいで、二人はこんなことになったのだと。

 

未熟な自分を責め、彼女はそのまま飲まず食わずであてもなく彷徨っていた。

 

フラフラとした足取りだったので、何度も転倒して擦り傷が絶えずできていた。

 

それに浴びた粒子の影響なのか、元々茶色かった自分の髪は白くなった。

 

体の至る所に強い痛みが走り、呼吸も満足にできなくなった。

 

震える手を見ると、神器を使ってる時の粒子が少しずつだが吹き出していた。

 

それでも、自分のことなんかどうでもよくなっていた。

 

仲間をあんな目に合わせた自分に、今更おしゃれだのなんだの、そんな資格なんぞないのだ。

 

生きる資格もないのだ、だから、そんな自分は誰にも迷惑をかけないように、このまま朽ち果てればよかったと。

 

それで狭い通路を通っている間に、体が限界に達して、倒れたのだ。

 

これで良い、自分が死ねば、あの二人も、少しは気が楽になるだろう。

 

そのまま瞼を閉じて、自分の体が冷たくなるのを待っていた。

 

その時に、三人、春乃先輩とまどかちゃんとフランちゃんが駆けつける音が聞こえたのだ。

 

以上が、シャルちゃんの経緯だった。

 

…正直な話、俺はこの話を聞いて、冗談抜きで重いと思った。

 

聞けば、シャルちゃんは仲間の足を引っ張りたくなくて、必死で努力をしてきたのだ。

 

なのに、こんなシャルちゃんも二人の仲間も救われないような、バッドエンドじみたことになっているのだ。

 

多分、俺たちに怯えてたのも、その意識不明になった仲間たちのような目にあって欲しくないから。

 

けど、ただでさえ放っておけないのに、それを聞いて余計に放っておけなくなった。

 

確かに俺には戦う力もなければ、セラフォルーさんたちみたいな力もない。

 

強いて言うなら、契約して眷属にし、力を制御できるようにすることだ。

 

その過程はとても最低なことだが、俺にできることは、結局のところそれだけなのだ。

 

…それだけではない、できることあるのだ。

 

「…わかったのなら、もう、良いですか?

私には、もう、仲間に合わせる顔も、ないんですよ…」

 

「…君は、それでいいのか?」

 

「…え?」

 

「それでいいのかって聞いてんだよ俺は!

俺、君の仲間がどんな人なのかは知らない、けど少なくとも君を助けたのだって君を助けたくて、失いたくなくて、君に悲しい顔をして欲しくなくて助けたんだろ!?

顔を合わせたくないって言っておいて、本当は、その二人に会いたいんじゃないのか?」

 

「な、何を言ってるんですか?

私にそんな資格は…」

 

「資格とかそんな話じゃない、君がどうしたいのかってことだ。

それに、そんな諦めたような顔をしてるのにその流れる涙は何だ!?」

 

「なみ、だ、が…?

あれ、どうして…?」

 

自分でも気づかなかったのか、ポロポロと溢れ出る涙に困惑するシャルちゃん。

 

…この子、自分ですら気づいていないのか、自分の本当の気持ちに。

 

なら、俺は言わないといけない。

 

的外れでもいい、彼女にかけるべき言葉を言わなければ。

 

「その涙は、君の本当の気持ちじゃないのか?

本当は君は、あの二人に会いたくて仕方ないんじゃないのか?

会って謝りたくて、だけど、どの面下げて会いに行けば良いかわからなくて悲しいんだろ、苦しいんだろ!?

その辺りどうなんだよ、シャルちゃん!」

 

もちろん今俺が言ったのは、はっきり言えば出任せだ。

 

だけど、俺も考えもなしにこんなことを言ってるわけじゃない。

 

「…言い方は悪いけど俺の眷属の一人に、回復能力を持ってる子がいてね。

その、二人の仲間の傷だって治せるかもしれないし、意識を取り戻すこともできるかもしれない。

だけど、意識を取り戻した先で君がいなかったら意味はないんじゃないのか?」

 

「そ、それは…」

 

「もう一度聞くぞ、シャルちゃん。

君はどうしたいんだ?」

 

「…私、は」

 

シャルちゃんは震える体を抱きしめる。

 

だが、それはどこか助けを求めてるようにも見えた。

 

「私はっ、二人に会いたいっ…!

会って、ごめんなさいって謝りたいっ!

また一緒に戦えるようになりたいっ!!」

 

「…そうか。

それが君のやりたいことか」

 

「…はい!」

 

「わかった。

俺は、君の意思を尊重するよ。

…それで、だ」

 

「な、何ですか?」

 

「君は多分気付いてるかもだけど、俺は、その…、契約者、なんだ」

 

「は、はい、さっき、俺の眷属って言ってたので、まさかとは思いましたが…」

 

「そっか…、やっぱり気付いてるか」

 

「あの、それがどうかしましたか?」

 

「…いや、もし君と契約すれば君の神器を制御できるし、今君が抱えてる症状とかもどうにかできるかもしれない。

その辺りはまぁ、俺の推測なんだけど」

 

「…」

 

「君はその、俺と契約、したい?」

 

「…もちろん、私は貴方と契約したいです。

貴方に話をして、本当のことを言えてから何だか胸がぽかぽか、するんです…」

 

「そうなんだ…」

 

まぁ、人は何か悩み事があって、それを打ち解けれるようになれば現状は変わってなくても安心を覚えるからな。

 

誰だってそうなる、俺だってそうなる。

 

でも、この子の場合状況が状況なだけあって自分を責めて、けどその心の奥底にあった想いを真剣に聞いてくれたから胸がぽかぽかするって言ってるんだろうな。

 

…だけどここからが問題なんだよな…。

 

ここまで真剣な話をしてなんだけど、今から言うことはふざけてるのかと殴られそうな感じにもなりそうだし。

 

いや、この子ってそんなイメージないからそれはないだろうと思いたい。

 

それでも、この子にとってそれが無理ならはっきり言ってお手上げだ。

 

まどかちゃんに頼んでこの子の仲間を治すことはできても、この子をどうすることもできない。

 

下手すれば一生神器のことで頭を悩ませ、体が蝕まれるかもしれない。

 

さすがに考えすぎかもだけど。

 

…だがもうここまで来たんだから、賭けに出るしかない。

 

もう一々契約方法でビクビクしていられないからな。

 

「…じゃあ、これから俺と契約するとき、どんな方法でも受け入れられるか?」

 

「ん?

はい、大丈夫です」

 

「…そっか。

それで、俺との契約方法なんだけど、さ。

SEX、なんだよ」

 

「………え?」

 

「俺と契約するとき、SEXする必要が…」

 

「いやいや、二回言わなくてもわかります!

でも、その…、SEX、ですよね?」

 

モジモジとしてるシャルちゃん、さっきと比べたら多少明るくはなってるけど、顔が赤い。

 

「あの、期待しておいてなんだけど、嫌なら…」

 

「…やります!」

 

「おいおい、良いのか!?

俺が言うのもあれだけど、純潔とか捧げるってことなんだぞ?」

 

「構いません、それで、私が、ちゃんと制御できるのなら。

それに…」

 

「それに?」

 

「…な、何でもないです!

それよりも、やるんですよね、その、セ、SEXを!?

具体的に、どうすればいいですか!?」

 

シャルちゃん、顔を真っ赤にして…。

 

多分この子、恋愛とかそういうことに、興味津々なんだろうな。

 

…まぁ、結構初心だったりするけど。

 

いや、基本誰だって初心だよ!?

 

俺だってそうだもん、セラフォルーさんと契約した時点で童貞卒業しましたけど!

 

「…そうだな、じゃあ少し準備するから。

少し、待ってもらえる?」

 

「わ、わかりました」

 

そうして俺は部屋を出て、ある準備をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

準備を終えてから俺とシャルちゃんは洗面所にいる。

 

そう、準備とは、お風呂の掃除のことだったのだ。

 

「お風呂、ですね」

 

「そうだな。

君も、フラフラしてたから、汗水を洗い流すのも悪くないかなって」

 

「あ、お気遣い、ありがとう、ございます!

えっと、じゃあ…」

 

「あぁ、これからお風呂入るから、服を脱がないと、な?」

 

「そうです、ね」

 

そうして俺とシャルちゃんは手早く服を脱ぐ。

 

俺はシャルちゃんの裸を見た。

 

本来なら、ここに来る途中で擦り傷とかあったと思うけど、まどかちゃんがここに連れてくる前に治療したのだろう。

 

さすがに髪色はどうしようもなかったみたいだが、それでも程よい肉付きで、お尻とかも魅力的だった。

 

膨らみかけの胸も、幼さの残る顔つきも、きゅっと引き締まった腰元も綺麗だった。

 

「あ、あの、あまり見ないでください…」

 

「ごめんごめん!

じゃあ、お風呂に入ろうか」

 

そうして俺たちは浴室に向かい、バスチェアに座らせる。

 

前に鏡があるので、シャルちゃんは前を隠す。

 

「俺が今から、君の髪を洗うから、目を閉じててくれるかな?」

 

「だ、大丈夫ですよ!

ちゃんと、自分で…」

 

「良いから。

君は、目を閉じてれば良いんだよ」

 

俺はそう言ってシャルちゃんの頭にシャワー浴びせる。

 

もちろん、お湯が冷たくなってないかを確認して。

 

シャルちゃんは驚いて目を閉じる。

 

俺はそれを確認したら、髪全体にお湯が当たるようにシャワーのホースを動かす。

 

髪自体は神器の影響で、色素が抜けたように真っ白だった。

 

だが、一見不健康そうに見えて、俺からすれば不思議と綺麗だと思った。

 

同時に、元の髪色も見てみたいなと思った。

 

きっと、その色も彼女には似合ってるのだろうなと。

 

それから俺はシャンプーを泡立たせたり、セラフォルーさんが用意したのだろうトリートメントを使って、シャルちゃんの髪を洗う。

 

髪は女の命とも言うから、なるべく痛まないように丁寧に洗った。

 

時々ビクビクしているシャルちゃんの顔を見ては、安心させるために、優しく頭を撫でる。

 

緊張がほぐれたのか、強ばっていた表情も緩んでいた。

 

それを見てから俺はシャワーでシャルちゃんの髪を洗い流す。

 

髪が長いので、ちゃんと洗い流せるか少し不安を覚えるが、それでも手で撫でながら髪をゆすぐ。

 

何とか洗い終えてタオルで髪を拭く。

 

正直な話、俺は女の子の髪を洗うこと自体初めてだ。

 

これまで他の眷属と契約はすれど、こういう風に髪を触ったことがない。

 

けど、鏡を通してシャルちゃんの表情を見て、気持ち良さそうにしているのでホッとした。

 

何だかその安心仕切ってる顔を見て、目を開けて良いと言うべきかどうかを悩んだが、黙ってシャルちゃんの背中を洗うことにした。

 

「ひゃん!?」

 

「おっと、流石に驚いたか」

 

「か、体を洗うなら言ってくださいよぉ。

おかげでびっくりしたじゃないですか…」

 

「ごめんごめん、シャルちゃん気持ち良さそうな顔してたから、中々言えなくてさ」

 

「もぉ…」

 

「拗ねないの。

ほら、背中を洗ってるんだから前を向いた向いた!」

 

「…前は私がやりますからね」

 

プンとそっぽ向くように前を向くシャルちゃん。

 

しかも分かりやすく顔が膨れてる。

 

何だこの小動物は、かわいいじゃあねぇか。

 

…おっと、忘れるところだった。

 

今は背中を洗うんだったな。

 

それにしてもここでSEXするのは決めてるけど、どのタイミングにしようか。

 

俺は背中を洗い、その下のお尻を洗う。

 

「んっ、んぅ…」

 

お尻を洗っているのを感じて変な声が出そうになるシャルちゃん。

 

…どうしよう、めっちゃかわいい。

 

ふと、その時あることを思いついて、片手をお尻から足の付け根を通って、秘部をなぞるように触る。

 

「あっ…!?

ちょ、前、は…!?」

 

シャルちゃんはびっくりして、俺の手をどかそうと胸元を押さえていた手を放した。

 

その隙に俺はもう片方の手で、胸を押さえていたシャルちゃんの手をどかして、後ろから胸を鷲掴みにする。

 

膨らみかけとはいえ、やはり女の子の胸なんだって思えるぐらいに柔らかかった。

 

まるで小さめのマシュマロを思わせるものだった。

 

「ま、前は、するって…!?」

 

「ごめんシャルちゃん。

君の反応がかわいいから、興奮してしまったから。

…でも、なるべく優しくできるように、リードするから、安心してくれ」

 

「あ、あう…、わかり、ました」

 

それから俺はシャルちゃんの体を洗った。

 

ただ、やっぱり男と女で勝手が違うのか、シャルちゃんは変な声が出ないように耐えていた。

 

そんなシャルちゃんの反応がかわいくて、乳首をピンと弾いた。

 

「あぁんっ!!」

 

シャルちゃんが顔を真っ赤にして、声をあげる。

 

反射的に内股になっていた足の隙間に手を入れて、秘部を優しく洗う。

 

「うっ、んぁ、あん…!」

 

優しく洗っているがシャルちゃんの喘ぎ声が段々激しくなっていく。

 

全身にシャンプーの泡がついているが、所々泡の隙間から肌が見えて、尚且つ喘ぎ声をあげながら体をくねらせてるシャルちゃんはエロい格好だった。

 

俺は更に激しく秘部と胸を触りながら洗うと、更に喘ぎ声も激しくなった。

 

「シャルちゃん、とってもかわいいよ」

 

「えっ!?

~~~~~っ!!!」

 

耳元でかわいいと言われて更に興奮し、シャルちゃんは絶頂し、達した。

 

シャルちゃんの体が大きくはね上がり、秘部から愛液が吹き出した。

 

達して、余韻に浸ってるのか、体から力が抜けるように倒れそうになったので、体を支え、シャワーでシャンプーを洗い流した。

 

その間にでも、シャワーの感触で、何度も達することになった。

 

 

 

 

「はぁはぁ…」

 

何度も絶頂し、俺の腕の中で、肩で呼吸を整えるシャルちゃん、だらしなく口から涎が出ている。

 

俺がシャルちゃんの唇に口付けすると、体がビクンと大きくはね上がる。

 

「…シャルちゃん、鏡を見てみなよ」

 

「はぁっ、はぁっ…、え?

~~~っ!!??」

 

シャルちゃんは言われた通り鏡を見ると、恥ずかしそうに悶絶する。

 

両手足を投げ出すように広がり、胸の立っている乳首も、愛液で濡れそぼってひくひくになってる秘部も見えているのだ。

 

顔も絶頂したことにより顔が赤くなり、だらしなく口が開いて涎が垂れている。

 

はっきり言えば、乙女としてははしたない、もといエッチな格好だ。

 

俺はシャルちゃんが悶絶している間にさっと自分の体を洗った。

 

洗ってる時に気付いたが、肉棒が、ビンっと立っていた。

 

シャルちゃんの体を洗ってる時に興奮したのだろう。

 

いや、実際かわいいし、興奮していたのだ。

 

俺は洗い終えて、改めてシャルちゃんの方へと向く。

 

「…っ!!

~~~~っ!!」

 

シャルちゃんは俺を見た途端、両手で目を塞いだ。

 

俺の姿というより、俺の肉棒を見て、なのだろう。

 

…いや、俺だって恥ずかしいよ!?

 

俺は別に露出狂でもないからな!?

 

…まぁともかくとして、思えば浴室に来るまで、シャルちゃんは俺の方を余り見ようとしなかったな。

 

女の子に、そう易々と見せるようなものじゃないし。

 

…でも、俺もこの子と契約するって決めたし、シャルちゃんもやるって言ったんだ。

 

互いの興奮が静まらないうちにやらないと。

 

俺はシャルちゃんの足を開いて、秘部に肉棒を入れた。

 

「うひぃっ!?」

 

シャルちゃんは秘部に肉棒が入った感覚に、思わず変な声をあげた。

 

そして、改めて自分の秘部を見る。

 

「は、入っちゃった…、私のあそこに、貴方のが…」

 

「あぁ、入ったな…。

じゃあ、動かすから、な!」

 

「あぁんっ!?」

 

俺はシャルちゃんの腰を掴み、激しく腰を振る。

 

それにより肉棒が激しく秘部から出し入れされる。

 

シャルちゃんは激しく突かれて体が揺れながらも、両手足で俺の体にしがみつく。

 

「は、激し、すぎ…っ!

でも、気持ちよくてっ、頭が、どうにか、なっちゃいそう!

こっ、これって、こんな、気持ちいいっ、もの、だったの…っ!?」

 

「さぁ、な!

その、あたりは、人に、よりけり、だな!

もう、そろそろ、出そう、だけど、いけるか!?」

 

「あぁ、もうっ、ダメっ…!

出して、出してぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっ!!!!」

 

「どらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

俺はシャルちゃんの黄色い喘ぎ声を聞いてすぐに、本気で腰を打ち付けた。

 

そこから勢いよく、精液が噴き出すように、シャルちゃんの膣内に流れ込む。

 

その度にしがみついていたシャルちゃんの体がビクンと仰け反り、胸も上下に揺れる。

 

「あ、あぁ…!

ふぅふぅ…!!」

 

絶頂したシャルちゃんは俺の体にもたれ掛かり、息を荒くしながらも、俺に抱きついていた。

 

俺はシャルちゃんの体を抱き上げて、肉棒を秘部から抜き出す。

 

ゴボリと、秘部から入り切らなかった精液が流れている。

 

力が入らない足にゆっくりと伝うように流れている。

 

すると、俺はあることに気が付いた。

 

俺の顔のすぐとなりに来ていたシャルの頭を見ると、先程までの真っ白な髪が、薄茶色の髪へと変わっていた。

 

おそらく、これが本来の髪色なのだろう。

 

うん、とても綺麗だな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…それにしても、さっきは激しすぎですよ」

 

「ごめんって、でもそれは君がかわいかったから…」

 

俺たちは行為を終えて、後片付けを終えて、互いに背中合わせになる形で湯船に浸かってる。

 

とりあえず、これで契約は完了したってことだよな?

 

神器が制御できたのか、髪色も元に戻ってるみたいだし。

 

体の調子とかは、今お風呂に入ってるからよくわからないけど。

 

少なくとも悪い感じではなかった。

 

「その、ありがとうございます」

 

「うん?」

 

「貴方と契約できたことはもちろん、私の中で、沸々となんですけど、何か力が沸いてくるんです。

それに勇気も」

 

「…」

 

「私はずっと、皆に置いていかれるんじゃないかって怖くて、自信が持てなかったんです。

けど、貴方に話を聞いてもらって、契約してもらってから、不思議と自信が持ててきたんです」

 

「…!」

 

俺の後ろに何か柔らかいものが当たる。

 

しかも手を回されてるのだ。

 

俺は振り返った瞬間、唇に柔らかいものが当たる。

 

唇だ、彼女の唇だ。

 

俺はのぼせそうになってる頭で理解し、改めてシャルちゃんの顔を見る。

 

それは、初めて恋を知った乙女の顔だった。

 

「この力もそうですが、私に自信と勇気くれた貴方が、好きです。

だから、これからもよろしくね、マスターさん」

 

シャルちゃんは恥ずかしそうに俺を見つめながら、そう言った。

 

それはもはや、愛の告白のそれだった。

 

「…会って契約して一日も経ってないのに、よく言うよ」

 

「えへへ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからお風呂から上がった俺はまどかちゃんに、シャルちゃんから聞いた病院に行って、二人の仲間の体を治してもらうよう頼んだ。

 

翌日、俺はシャルちゃんとまどかちゃんと一緒に病院に行って、まどかちゃんに二人の体を治してもらったことにより意識を取り戻した。

 

そしてシャルちゃんは二人と再会し、再び組織で一緒に働くことになったそうだ。

 

それから二週間が経った日のことだった。

 

「えー、今日からこのクラスに、転校生が来ます」

 

「転校生?」

 

「おいおい、このクラスに転校生って、どんなやつだ?」

 

他のクラスメートやモードレッドも、どんなやつが転校生で来るのかと騒然としている。

 

「静かに!

…さて、入ってきても良いですよ」

 

「はい!」

 

先生に言われて、一人の生徒が入ってきた。

 

…おい、あの子、どこかで見たことあるぞ?

 

あの小柄な体格に、薄茶色の髪、幼さが残る顔立ち。

 

…おっと、これはまさかの?

 

「はじめまして、シャル・アクスティカと言います。

家の都合でこの高校に通うことになりました!

よろしくお願いします!」

 

「…シャル?」

 

「シャルちゃんが…?」

 

いや、驚くのはそこじゃない。

 

「俺たちと同年代だったの!?」

 

嘘だろ!?

 

下手すれば中学生とかだよ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、落ち着いたところで、屋上で話をした。

 

何でも組織に許可を取って、ここの生徒として通うことになったそうだ。

 

目的はもちろん、俺の護衛のために。

 

「まさかシャルちゃんがこの学校に来るなんて思わなかったよ」

 

「うん、あれから組織でも働き続けて、その功績でマスターさんが通ってる学校に行かせてもらうようお願いしたから、とてもうれしかったの」

 

「ふーん、オレは組織とかよくわかんねぇけど、お前も大変なんだな。

まぁ、これからマスターの眷属なんだから、よろしくな、シャル!」

 

「うん、よろしくね、モードレッドさん!」

 

「それで、神器はもう大丈夫なの?」

 

「大丈夫だよ!

今見せるから、少し待ってて」

 

そう言ってシャルちゃんは俺たちから離れて、体が光を帯びて、鎧を身に纏う。

 

それはかつてのトリコロールの色合いではなく、白の装甲だった。

 

それと前みたいなケーブルもゴタゴタした箱もなく、身軽で、頭も角だけ取り付けてあるため、髪がふわりと舞っている。

 

少量ながら光の粒子も出ているが、前みたいな危険なものではなく、安心感を覚えるものだった。

 

総じて女性的で、神秘的な姿だった。

 

俺もモードレッドも見とれてしまった。

 

見とれてる間に、シャルちゃんが俺に近付いて、キスをした。

 

「えへへ、改めてよろしくね、マスターさん」

 

そう告げたシャルちゃんの笑顔は可愛かった。

 

とても女の子らしい、明るい笑顔だったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそうとモードレッドさん?

 

そんな殺意に満ちた目でシャルちゃんを睨むの、やめてくれませんこと!?

 

怖ぇんだけど!

 




シャル・アクスティカ

種族 人間

駒 騎士

ある組織に所属している少女。元々不安定だった神器が暴走して、それで二人の仲間が意識不明になり、その事で自分を責めてさまよっていた。契約時に自分のことを優しく接してくれた上、勇気と自信をくれた主人公に惚れている。契約後は神器が進化して本来の力を発揮できるようになった。具体的には神器が進化したことにより、光の粒子を使ってバリアを張ること、または浴びた相手を制御下に置くことができるようになった。また、進化した神器を素体に、砲撃と防御重視、または近接と制御重視にそれぞれ優れた形態に変えることができる。

※分かりやすく言うと、プルトーネからナドレに進化した上で、それを中心にヴァーチェとアクウオスに換装できるような感じです。

FGOで出して欲しいキャラ

  • 遠坂凛(イシュタルかエレシュキガル)
  • イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
  • アビゲイル・ウィリアムズ
  • 葛飾北斎
  • ヴァン・ゴッホ
  • ジャック・ド・モレー
  • 望月千代女
  • モルガン
  • アルトリア・キャスター
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