また今回はいつもとは違って普通の回です。
活動報告のリクエストの募集を続けてますので、皆さんのリクエストをお待ちしております。
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俺は今、調ちゃんとシエルちゃん、それからセラフォルーさんに連れられ、ある所へと連れてこられた。
その場所は駒王学園。
俺が住んでる町の近くにある駒王町って言うところにある学校で、調ちゃんとシエルちゃんもそこに通ってるらしい。
それを証拠に、二人は今学校の生徒として、駒王学園の制服を着ている。
セラフォルーさんも空気を読んでか、いつものコスプレではなく、深緑の落ちついた感じのワンピースを着ている。
ちなみにマリ姉もかつてここに通っていたOBだそうだ。
駒王学園に入って、俺は客人であるためそれ用のスリッパを履いて三人についていく。
「あのセラフォルーさん、俺ってこれから誰に会いに行くんですか?」
「ん、私の妹だよ?
ここの生徒会長してるんだ♪」
「実はセラフォルーさんから以前からマスターに妹さんの生徒会長に会わせたいと話がありまして」
「それでここに通ってる私たちがお兄ちゃんを案内するために、こうしてここの生徒として連れてきたの」
「へぇ、それでセラフォルーさん、その妹さんってどんな人ですか?」
「そうだねぇ、もう可愛いの!
真面目でしっかり者でね、今の私があるのも、あの子が生まれてきたからってところが大きいかな」
「ん?
じゃあセラフォルーさんって昔はそんなコスプレ好きじゃなかったんですか?」
「…あー、その辺りはちょっと色々あってね」
どこか気まずそうにしながら、頬を掻くセラフォルーさん。
何だかこれ以上は踏み込むのは良くないと思い、俺はそれ以上聞くことはなかった。
だが、そうしてると、大きなドアの前に着いた。
「ここが生徒会長の部屋です」
「さーて、じゃあ我が愛しの妹ちゃんとの、ご対面だよダーリン♪」
「あ、あぁ」
「…失礼します生徒会長。
例のお客様をお連れしました」
調ちゃんがノックし、ドアを開けるとそこには一人の少女が椅子に座っていた。
シエルや調ちゃんと同じくこの駒王学園の制服を着ており、セラフォルーさんと同じく艶のある黒い髪ではあるが、眼鏡をかけて鋭い目でこちらを見ていた。
「こんにちは、あなたが例の金色の契約者ね?
私は支取蒼那、ここの生徒会長よ」
「あ、どうも…?
あれ、セラフォルーさんの妹さん、ですよね?」
「ふっふーん、そりゃあ当然だよ!
支取蒼那って名前は人間としての名前、本当はソーナ・シトリーって言って、シトリ―家の次期当主なんだよ?」
「もう姉さんったら大声でそう言うこと言わないでください!」
セラフォルーさんの軽口に少し怒った口調で非難するソーナさん。
「あ、あの…、一応ソーナさんのことはセラフォルーさんから聞いています。
だけど、何だかセラフォルーさんよりも、しっかりしてるみたいですね」
「ちょっダーリン!?
それだとまるで私がしっかりしてないみたいな言い方じゃない!?」
「いやセラフォルーさんだってしっかりやる時はやるひとだって頭では理解してるんですよ?
けど普段からコスプレしてるせいか、何かそう言う印象が…」
「姉さんこの人の眷属になってもコスプレをしてたのですか!?」
「だって可愛いんだもん!
キラッ☆」
『…』
セラフォルーさんのキレッキレのポーズと屈託のない笑顔に、俺たちは何も言えなかった。
だがしばらくして、ソーナさんがせき込み、話を戻そうとした。
「…こほん、まぁ姉さんのことはいつものことですのでまぁいいとして、今回はあなたに話があるのですよ、金色の契約者さん」
「あ、はい、何でしょうか」
眼鏡をあげて、改めて俺に向いてソーナさんが言う。
「姉さんからあなたの話は聞いております。
何でも元々望まずして契約者になったそうですね」
「あぁ、はい。
教材と間違えて、その…」
「それで、契約者になってしまった以上、命を狙われる可能性があるから、自分の身を守る目的で眷属を増やしてる、そう言うことですね?」
「まぁ、最初はそうでしたけど、途中から目の前の子を助けたくてその子を眷属にしてるのも、ありますね。
…まぁ結果、気が付いたら眷属の数がとんでもないことになりまして」
「そうですか…」
ソーナさんは少し考えるように顎に手を置く。
「ところで契約者さん」
「はい、何ですか?」
「よろしければ私たちと友好関係を築きませんか?」
「え?」
「そ、ソーナちゃん?
それはどういうことかな?」
「簡単な話です。
実は最近、困ってる人に手を差しのべる一方、金色の契約者の勢力が拡大していると聞きました。
しかし、その実態が眷属の増加に関わることなら、話は別です。
このままだと、あなたはより多くの契約者や組織が、全力を持ってあなたの命を狙うでしょう」
『っ!?』
「そ、そんな、俺は別にそんなつもりじゃ…」
「本人がそう思ってなくても、周りにはそう見えてしまうものです。
…姉さんだって、こうなることは予見していたのではないんですか?」
「あ…、その辺りはちょっとね、あはは…。
でもダーリンだって自分の命が大事みたいに考えてるけど、困ってたり今にも死にそうな人に手を差しのべるのは本当だし、ダーリンのそういうところ私は好きなんだよ?」
「だったら尚更考慮してください。
…そういうことですので、後ろ楯が必要になります。
そのために、私はあなたに友好関係を築こうと提案してるのです」
「…でも良いんですか?
俺の後ろ楯になるって言ったって、俺自身ソーナさんに何もしてやれないと思いますけど…」
「その辺りはご心配なく、あなたたちには私達に何かあれば依頼しますし、後ろ楯以外にそちらから何かあればできる限りのことはしますので」
「そうですか…、じゃあたまにで良いんで、交流とかできればと思います。
形だけの友好関係ってのも何か違いますし、友好関係を築くのなら、交流も深めればと思うので」
「ふふっ、それもそうですね。
…姉さんとあなたたちも、それで構いませんか?」
「うーん、ダーリンがそう言うのなら私は構わないし、ソーナちゃんとまた会えると思うと嬉しく思っちゃうな♪」
「私からは特に異存はありません。
それでマスターが守られるのであれば」
「私も、同じです」
セラフォルーさんはノリノリで、シエルと調ちゃんは特に反対はないと答える。
「ありがとうございます。
今後ともそちらと友好関係を築いて行ければと思っております」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」
俺とソーナさんは握手をし、互いに連絡先を交換して、駒王学園を後にした。
「…あれが、金色の契約者」
駒王学園から出る途中、こちらを見ていた人影に気付かずに。
FGOで出して欲しいキャラ
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