戦闘前の一幕です。
「えくすかりばー」
「ええ、エクスカリバーよ」
ジョンの棒読みにリアスが返す。
此処はオカルト研究部の部室。夕闇に沈みつつある外とは隔離されたこの場所に、今回ばかりは茶飲み話で済まない類の重大案件が持ち込まれていた。
分かたれた聖剣エクスカリバー二種の強奪と、その奪還に乗り出した教会のエクソシスト。
それが紫藤イリナとゼノヴィアである、とリアス・グレモリーはそう言った。ちなみに後方支援役の少数に関してこの時点の彼女は聞いてもおらず、知らないままだ。
対するジョンは、しばし言葉を失くして黙り込む。思わずズズズと紅茶を飲み干し、堂々たるマナー違反に朱乃の視線が厳しく光った。
が、あまりにも突然過ぎるこの話、聞かされた側が僅かに呆けても仕方ない。
平穏な生活を享受する最中に、まさかのエクスカリバー案件。加えて友人二人がこの町に居る。
もっと早く言えよコイツ、とジョンは思った。口には出さない。繁華街で派手にやらかした彼は、文句を言える立場ではないからだ。目撃した一般人の記憶処理から記録映像の改竄まで、後始末をしてくれたリアスにはしばらく頭が上がらない。
――というか教会側から話が来たのがその後始末の直後であるのだ、早く言えないのも当然だ。
場所が場所だから大変だったのよ、と疲れた顔をして言う紅髪の悪魔は、それ以上の文句を決して口にしなかった。本当に、身内には甘い女である。
そして何時の間にか身内判定されている事に、ジョンは一切気付いていない。実に友達の少ない女でもあった。
堕天使によって強奪された二振りのエクスカリバー。
これを、たった二つと言ってはいけない。名高き聖剣がそれぞれ二宗派からほぼ同時に盗まれたなんて、教会からすれば醜聞以外の何ものでもないのだ。憤死するほどに恥ずかしい。教会側の主観では、先んじて消えた『祝福の聖剣』を合わせて三つの被害、とも考えているから尚の事。
こっそりコカビエル配下である可能性さえ考慮されている元教会の戦士ジョン・オーリッシュ。彼は当然、その事にだって気付いていた、が。
「エクソシストの拠点は」
「そこまでは聞いていないわね。この件に悪魔は関わるな、というのがあちらからの要求よ」
ジョンが今最優先で考えているのはイリナとゼノヴィア、友人二人の事だった。
とはいえ、所在を訊いても分からない。彼としても、逃走したイリナとそれを追うゼノヴィアの行方を追うだけの余裕は無かった。あの時はアーシアの事が一番心配だったのだ、一手二手の遅れを取っても当然だろう。
リアスからすれば「悪魔って堕天使と組んでるんすか^^違うなら手ぇ出したりしませんよね^^^^」などと煽られた上での不干渉、自分からそれを破るなどプライド的な意味で出来ない事だ。今回の件での敵対を疑われている立場がゆえに、教会側の今後の動向に関して根掘り葉掘り、と訊いていないのも仕方ない。
ジョンが一つ、溜息を吐いた。ついでに紅茶の御代わりを朱乃に頼む。
彼の視線が小休止ついでに室内の端から端を見渡した所で、見慣れた顔が一つばかり足りない事に気が付いた。リアス、朱乃、小猫、一誠。其処にあと一人だけ、睨まれ慣れた視線が無い。
木場は? と聞けば、今度はリアスが言葉に詰まる。
「……自宅謹慎中よ」
言われて思わず首を傾げたが、聖剣に対して含むもののあるらしい木場が、悪魔側に話を通しに来たエクソシスト――話を聞くからに恐らくそれ自体はゼノヴィア単独、との対面に影響されて調子を崩しているそうだ。
崩したというのも身体ではなく心の調子だが、木場が自分で謹慎を言い出すほどに悪い、らしい。
リアスとしても、ジョンと知り合って以降の木場に関して思うところが多々あるのだが、初対面の聖剣使い相手に喧嘩を売るほど血迷っているわけでもないのだ。彼の望む復讐云々に関して肯定的な意見を持てない御主人様は、せめて当人が望む通りに眷属仕事を休ませて、一時の休暇を与えてあげる事しか出来なかった。
――ああ、心配だ。時間が出来次第、様子を見に行ってあげなければ。
などと思い悩みながら、当の木場くんが今現在何をしているのか、実は彼女はまだ知らない。
「ところでアーシアはどうしたの? 一緒に来ると思っていたから二人分の御持て成しを用意していたのだけど」
どうしたのかと訊かれれば、路地裏セックスのし過ぎで現在自宅療養中である。
が、流石にセックスどうこうと口には出さず、体調を崩して休んでいる、と言って誤魔化した。
となれば、次はアーシアを心配しだすのがこの人の良いグレモリーさんである。最近になってリアスの人となりをより詳しく理解し始めたジョンがどうやって宥めようかと悩む姿を、紅茶の用意を済ませた朱乃が小さく笑った。
実に平和なひと時であった。
今は、まだ。
□
「……ようやく寝た、か」
寝台の傍らに腰掛けるゼノヴィアが、溜息と共に小さく呟く。
仮の拠点である安ホテルの一室。二つある内の片方の寝台には先程ようやく寝入ったイリナが、閉じた目蓋から涙を零して丸まっている。
逃げて、追いつき、また逃げて。ゼノヴィアが再度発見した時の紫藤イリナは、本当に酷い有り様だった。思わずその原因を罵りたくなるほどに。
「ジョンめ。ジョンの癖に。これだからジョンは……」
友人を宥めて寝かし付けるために多大な労力を要したゼノヴィアが、口中のみでぶつぶつ呟く。
少女の眠りを邪魔せぬ程度に罵倒を抑え、それでも我慢出来ずに何度でも。
互いに理由はあるのだろうが、傍に居ながらゼノヴィアだけが蚊帳の外。後方支援のエクソシスト達は今も別室で術式を行使し、聖剣探索の真っ最中。戦闘要員である彼女等二人はもはやイリナが戦えない。
当人はきっと、今の状態でも任務に従事する事を望むだろう。いや、むしろ今の状態だからこそ、我武者羅になって戦うかもしれない。例え自分が死ぬ事になっても関係無いと、心配する周囲を顧みるだけの余裕も無くして。
本国に救援を要請するべきか、と考える。が、すぐさまそれを却下した。
連絡さえすれば新たな戦力が来るだろう。愛娘を心配する紫藤トウジ辺りが、今現在も更なる増援の認可獲得に走り回っている可能性は高い。イリナの現状が彼の下に届けば、立場を辞してさえ自らこの国に飛んで来る事も充分有り得た。
しかし、駄目だ。連絡は出来ない。
理由は当然、旧知の友人ジョン・オーリッシュ。
「ジョンの阿呆め、向こう見ずめ。本当に、あの馬鹿は……っ」
思い出すのは繁華街における一瞬の交差。
己の振るう『破壊の聖剣』とぶつかり合った『祝福の聖剣』を、イリナはともかくゼノヴィアだけは確かに見ていた。――ああ、つまりそれは。
彼が失踪する際に『祝福』を盗み出したという噂は、本当だったのだ。
友人である彼女等二人が否定して回った単なる疑惑が、よりにもよって当人自身の手で真実なのだと証明された。本当に、腹が立つ。理由は知らないが魔女と共に居た事だって驚いているのに、それに加えて聖剣泥棒。あの男はどれだけこちらを心配させれば気が済むというのだ!!
「……いや、違う。心配なんてしてないぞ、あんな奴」
内心の憤りが一瞬で冷めて、誰も聞いていないのに否定する。
心配しているのはイリナの方で、私の側は、あれだ、ほら、あれだ。なんというか、義理? 一応友人だから、みたいな。ホントだぞ。――などと一人で寸劇を演じだす。見る者も居ない、実に無意味なツンデレだった。
ともあれ、これで本国への連絡は出来なくなった。
何故ならば現状を報告するという事は、この町に居る魔女と『祝福』泥棒の存在もまた知らせるという事。都合の悪い情報だけを握り潰す、などという小狡く器用な真似事を、実は頭が良い癖に基本使う事をしないゼノヴィアに出来るわけが無い。
そういうのは、何時だって
だから。
「だから。キミが此処に居れば、それだけで良かったんだよ……ジョン」
だから、だからと言い訳をして。遂には弱音を吐いてしまう。
何時も三人で居たじゃないかと、ほんの少し前までの日常を恋しく想う。
そんな弱音を、数度繰り返して振り切った。
何時までも弱いままではいられない。友人のみならずゼノヴィアまでもが足を止めれば、何もかもが台無しになるのだ。三大勢力の関係に今更波風を立てるなど、任務如何に関係無く、止めねばならぬ悪行である。
イリナが駄目なら自分がやるだけ。友人の手の届かぬ場所には、自分が代わりに手を伸ばす。何時だって互いにそうしてきたのだから、今回はゼノヴィアの番だった。
差し当たっては聖剣の奪還。任務を果たしてまず一つ、彼女の重荷を取り除こう。
片手に『破壊の聖剣』を掴み取り、眠るイリナに背を向ける。
『擬態の聖剣』はこのままイリナの手元に置いて、部屋には万が一のための結界を敷いた上で、後方要員にも連絡だけは欠かす事無くしておこう。
この町は既に戦場だ。傷付き果てて無防備な彼女が更なる被害を受けるような事態だけは、ゼノヴィアにとって絶対に許されない事だった。
本来ならば今からでも本国へ帰還させるべきなのだが、移動の際にイリナが目を覚ませば、暴れ出してでも此処に留まろうとするだろう。それは、駄目だ。だからせめてこの部屋で、少しでも心穏やかにあって欲しい。
「行って来るよイリナ。目が覚める頃には任務も終わって、ジョンの首根っこを引っ張って来れていれば良いんだが――」
そう上手くは、行かないだろうな。
波乱の予感に、ゼノヴィアは一人厳しい顔をして呟いた。
眠る友人に届かないとは分かっているが、それでも無言のまま放置したくはなかったから。
敵は間違い無く強大で、自分だけでは勝てないだろうとも知っている。
助けを、呼ぶべきだ。戦士の勘と、普段は眠りっ放しの明晰な頭脳がそう言っている。だが出来ない。ゼノヴィアは傷付いて眠る友人も、この町で再会した傍迷惑な友人の事も、両方大事だ。
どちらも損ないたくはない。だから一人で戦いに向かうし、本国への連絡もしない。愚かな選択を自ら選ぶ。
死ぬという事の本当の重みを、それが周囲に与える強過ぎるほどの影響力を、本当の意味では理解していないから。
二人も大切な友を持ってさえ、彼女の人生は信徒としての道を外れられない。かつてのジョンと同様に。
敢えて悪し様に言うのなら、教会は既に幾つも間違った。何も分かってなどいない。
どれほどの才気を秘めていようと。将来的に教会の重鎮、あるいは天界の要職さえ担い得る綺羅星の如き人材だろうと。――今はまだ、三人共に子供なのだ。
如何に伝説の聖剣を携えようと。一流のエクソシストさながらの戦果を叩き出そうと。十数年しか生きていない、彼女等の心は未だ熟さぬ脆いもの。
信仰の否定で今までの己を壊したように。
旧友の拒絶に今も泣き伏せたままであるように。
友人達を想うが余り、独りで死地へと向かうほど。
ジョン・オーリッシュも。紫藤イリナも。ゼノヴィアも。揃って未熟な子供に過ぎない。
それを理解出来ずに放した結果、今まさに未来の可能性が摘み取られる寸前にあった。
ゼノヴィア一人を外へと出して、扉が静かに閉められた。
残されたのは、泣きながらに眠る少女が一人。
オカルト研究部部室からジョンが退室するのと同時同瞬、日が沈む直前の事だった。
□
また考え事ですか、とアーシアが言った。
窓の向こう、カーテンに隠された空は暗い色。黙り込むジョンの表情も似たようなものだ。
其処はもはや過ごし慣れたマンションの一室。彼と彼女の、愛の巣である。
ソファに座った少年の膝の上、横向きに腰掛ける少女の顔もまた、少しだけ沈んだものだった。
先の問いへの答えは返せず、少年は、少女を抱き締める事で返事を誤魔化す。
が、それだって答えの一つになった。横から抱き締められたアーシアは、小さく はにかんで想い人からの抱擁を受け入れる。彼女の側にも悩みはあるが、触れ合う温もりに対して嬉しそうな顔を隠せなかった。
最後に目にしたイリナの顔が、少年の中から消えてくれない。
いや、そもそも積極的に消したい顔でもないのだ。傷付いたように見える表情だった事が気にはなるが、ジョンはイリナを忘れたいとは思っていない。
教会での彼の立場は既に無く、だからこそ其処に属する彼女達と関わる事などもはや無いのだと割り切っていた。だが。
未だ言葉を交わせる位置に居るというのなら、離れたいわけが無いだろう。
だって友人だ。尊敬していた、親しい相手だ。消えて欲しくないのは当然だった。
聖剣強奪。相手は堕天使、その幹部。任務に従事するエクソシストも、リアスから聞いた限りではイリナとゼノヴィアの二人のみ。――嫌な想像ばかりが膨らんでいく。
それを誤魔化すために、腕の中の女体を まさぐった。
抵抗は当然、無い。アーシアの身体から、行為を受け入れるように力が抜けた。
衣服越しの乳房を弄び、もう片方の手を股の間に差し込んだ。
持ち上げるように胸を揉みながら、内腿の滑らかな感触を とっくり楽しむ。鼻先を彼女の首に寄せると流れるような金髪に埋もれて、そこに篭った匂いを嗅いだ。落ち着く匂いだ、と少しだけ、急いた心が持ち直す。
指先で鍵盤を叩くように太腿を撫でていく。時には いやらしく撫で摩り、前後に動きながら手と指でそこの柔らかさを味わっていると、指先がアーシアの秘所を覆う下着に触れた。
「っ、」
軽く、小さな声を聞く。不意に指先が当たる度、少女はぴくりと反応を返した。
やがて内腿ではなく其処へと至る。体温の高い、僅かに湿った少女の陰部に。
薄い布地の下から上へ。膝の上で横座りとなっている彼女の脇腹を腕で抱えて、もう片方の手が下着の表面を執拗に嬲った。
奥に秘された女の形を確かめる。撫でるように、擽るように。その度に手の内に熱が生じて、僅かずつ湿気が増していく。それが楽しくて、夢中になって弄り続けた。
少年の呼吸が激しくなって。少女のものもまた、ふつふつと跳ねる。
そればかりに没頭していく。暗がりに火を灯すように。落ちた種火が燃え広がるように。
興奮から勃ち上がっていく少年のモノが、座る少女の尻を押す。位置関係ゆえ少々ズレて、太腿と臀部の境目辺りを熱い塊が押し上げている。
少女も当然、ソレの存在にはすぐさま気付いた。
応えるように、己の下着の中央辺りから広がるものも自覚した。
まさに今日、己の中心を抉ったモノが、此処で今一度の機会を望んでいる。己自身も待ちかねていた。
それを受け入れる、――わけにはいかない。
「ジョンさん」
そっと唇が落ちて重なる。
さらりと流れた金色が、少女の顔と一緒に彼の顔をも包み込む。突如生まれた暗がりで、翠の瞳が彼を捉えて微笑んだ。
そのまま、一センチ未満の距離に離れた唇が開く。
「大丈夫です、私は。だから」
――友達だと呼んだ
熱い吐息が、互いの唇を温めている。激しく行き交う呼吸はどれがどちらのものであるのか、混ざり過ぎていて分からない。
何時かの膝枕。いりな、という小さな呟き。それの指す相手があの栗毛の少女なのだと、アーシアは正しく知っている。だから言うのだ。互いに想い合っている友人ならば、手を伸ばしても良いのだと。手を伸ばして欲しいのだ、と。
一時置いていかれる程度なら、彼女が拒む理由は無い。聖女時代の経験もあって、我慢にはとっても慣れている。
だから、と。優しく聖女が言い切った。
心の内の、彼女自身自覚さえしていない女としての嫉妬を隠して。
アーシアの言葉は今までで一番強い響きを伴っていた。
拒絶ではない。懇願でもない。何よりも、ジョンが本当にしたいと思った事を後押しするように、言葉でもって焚きつける、これは彼女なりの応援だ。
行かなければならない理由は、無い。
だって、本当ならば此処で彼は逃げ出す予定だった。リアス・グレモリーと契約した時に考えていたように、アーシアだけを連れて拠点を捨てて、何処へなりとも去るべきだ。
堕天使幹部コカビエル。信徒時代の、信仰に衝き動かされていた彼ならともかく、今のジョン・オーリッシュが挑む事など不可能だ。勝てる相手では当然無いし、挑む事など有り得ない。
そう、有り得ないのだ。友人である二人さえ居なければ、絶対に。絶対に逃げている。
短すぎる距離を詰めて、少女の唇に己のものを押し当てる。
少しだけ、舌先で柔らかい朱色の肉を舐めると、直ぐに離れた。
少女の身体を脇に退かせて少年は一人立ち上がる。
「すぐ帰る」
「はい。――帰って来るまで、起きてますから」
外は既に暗闇だ。星はあっても、明かりとしては町の街灯の方が役に立つ。
勝てる相手ではない。敵は堕天使幹部、すぐにでも逃げ出すべき怪物だ。信徒ならば喜び勇んで殉死するところだが、教会を追放された捨て犬には無関係な話である。
逃げたところで、それによってこの町に住む人々や悪魔が死んだところで、それは彼個人の判断を左右するには重みが足りない。
仮に、友人が二人も来ていなければ。
その友人が揃いも揃ってそんな怪物に挑むような教会の飼い犬、考え無しの阿呆でなければ、立ち向かう事など有り得なかった。
ああ、なんと悲しい話だろうか!
友達は選ばないとな、とジョンは大きな声で呟いた。
選ぶ権利があったとしても、結局はあの二人くらいしか友人が出来ないだろう自分自身を散々胸中で馬鹿にして、仕方が無いから戦う事を心に決めた。
仕方が無い。まったくもって、仕方が無い。我が事ながら呆れて笑ってしまうほど。
神は己を捨てたのだろうが、己は友を捨てたくないらしい。繁華街で斬りかかった事はこれでノーカンだからな、とイリナに対する勝手な言い訳を用意して。未だホテルの一室で眠り続ける少女の抱く、本当の悲しみも理解しないまま。
一人の聖剣使いが、夜の駒王町へと飛び出した。
オリ主がやっと主人公っぽいムーブを始める話。
以下設定メモ。
後方支援用エクソシスト
教会勢力の専用支援ユニット。モブ中のモブなので立ち絵も台詞も、名前だって当然無い。
基本的に安ホテルの一室で聖剣に仕込まれている追跡術式を弄り回しつつゼノ助&イリ蔵への情報サポートを行っている。戦力値としては計算出来ないフレーバー設定。何故ならモブだから。
多分少女二人に先んじてホテルに向かう途中で一人か二人殺されている。