管理局贔屓の情報屋 作:トクメイデス
これは夢だ、とすぐに気づいた。
「ぁ……っ…………」
着衣は引き裂かれて散乱し、女体の秘所を保護すべき下着類も意味を成していない。それどころか、本来ならば生涯を誓う相手に捧げられるべきだろう純潔も
「ぅ…………」
相手は先程迄、嗚咽を漏らしながら悲しんでいた。
当然だろう、強姦されて悲しまない女等いない。そう思っていたが、実際は違った。
「…………もう、落ち着いた?」
……その女は、真っ先に強姦相手を、俺を心配してきたのだから。
「……という夢を見た」
「待機中にヘビーな話、しないでくれない? セフィ姐聞いたら確実にブチ切れるよ」
夢で見た話を、たまたま先に来ていたジェノスに聞かせたのだが、感想は明白な嫌悪感だった。とはいえ、他の連中は未だに準備中で、頭もフットワークも軽そうなこいつくらいしか話し相手がいないのだ。それくらいは勘弁してもらいたい。
俺達がいるのは待機所として使用している会議室だった。
試験運用航空特殊遊撃部隊『
それが俺達の部隊名だった。
部下の一人であるセフィリア・アークスという女が、将来率いる部隊が機能するかを確認する為の試験部隊。特に問題がなければ、頭を入れ替えるだけで正式採用されることが確定した、仮運用の部隊だ。
その部隊の体裁を整えるのが俺の仕事なのだが、肝心の
ちなみにジェノスも俺の部下だが、こんな年下の上司に敬語を使う人間なんてセフィリアくらいだ。他の連中は最近来た新入り含めてタメ口をきいてくるというのに。
俺が許可したんだから、上司の命令として聞けばいいだけなのに……本当に頭の固い奴だ。
「……さて、そろそろ仕事の話をするか」
ぞろぞろと入ってきたメンバーだが、全員がセフィリアを先頭にして入ってきた。
要するに、俺抜きで勝手に話をまとめていたのだろう。どっちつかずなジェノスは肩を竦め、最近入ったばかりの相棒は俺に申し訳なさそうな顔を向けてくる。
……別に気にしてないんだけどな。
「……で、方針は?」
「先程入りました情報を精査した結果、二面作戦が望ましいかと」
「つまり、いつも通りだな」
よく使う手だ。
一方が派手に逮捕劇を決めている間に、それをおとりにして別の事件を解決する。面倒な事件を同時に投げられるこの部隊では、当たり前の光景だ。
「いつも通り私が囮側を指揮しますので、隊長は本命側をお願いします」
「よし。……ベルゼー、補佐はしっかりな」
経験の長い副官が傍にいるので、これ以上は俺が指導する必要はない。セフィリアに足りないのは思考の柔らかさと実績だけだ。その実績も担当する事件が多いこの部隊なら、すぐに貯まっていくだろう。
「さて、俺も行くとするか……ジェノスもこっち来るか? はみ出し者のよしみで」
「勘弁してく……ださいよ。隊長」
セフィリアに睨まれて、慌てて敬語に戻すジェノスに呆れて息を吐いてから、俺は受け取った資料と共に席を立った。
「そんじゃ、今日もまとめて解決しますか」
全員がデバイスを構える中、俺は相棒に声を掛けて、いち早く部屋を出ようとする。
「行くぞ、ランスター」
「…………ああ、朝か」
今日は一人で目を覚ました。周りには恋人どころか人一人いない。
いつものことだと言い聞かせながら、今まで見た夢のことを思い出していた。
「忘れたい過去に、溺れたい過去って……意外と未練がましいよな、俺も」
デバイスである『疑似装飾銃・ハーディス』を手に、俺はベッドから降りた。
思えば、昔使っていたデバイスを元に作ったこれも、そろそろ長い付き合いになってくる。これはただのストレージデバイスだが、昔使っていた方のA.Iはセフィリア並みに頭が固い印象を与えてきていた。
……なんでそんなデバイスを使っていたんだろうな、当時の俺は。
「さて…………墓参りに行くか」
夢で昔のことを思い出したのは、それが理由だからだろう。
……今日は相棒の、ティーダ・ランスターの命日だった。
「はやてさん……」
「ん? スバルやん、久し振りやなぁ」
はやてが管理局内にある休憩スペースのテラス席で昼食を摂っている時だった。
そこに近づいてきたのは、かつて率いていた部隊員の一人であるスバル・ナカジマだった。同じ管理局で働いている以上、昼食の場所や時間が被ることがあっても不思議じゃない。
しかし、スバルの顔色から、恐らく偶然ではないと、はやては悟っていた。
「……どないしたん?」
「はやてさん……聞いてもいいですか?」
「まあ……答えられることなら」
昼食のパンを置きながら、はやては向かいの席を指差した。スバルはそれに従い、
「失礼します」
と一礼してから着席した。
「はやてさんはティアの、ティアナ・ランスターのお兄さんについてご存知ですか?」
「……ああ、あのことかいな」
スバルからの話を聞き、彼女が何を聞きたいのか理解したはやては、タンブラーに口をつけながら答えた。
「葬式でティアナのお兄さんを罵倒した、上司の話やろ?」
「やっぱり、本当なんですか……?」
「本当やで」
はやてはなんでもないかのように、コーヒーを啜った。
……スバルが拳を握りしめているのに気づいていながら。
「…………その人が、私の恋人や」
(久し振りだな……ランスター)
用事がなければ寝起きが悪くて寝坊することが多い中、唯一寝起きがいい時がある。いや、寝つきが悪すぎる時が、という表現の方が正しいか。
……本当、脳内で説明する癖、直さないとな。誰得だという話だ。
(こっちはしばらく、そっちに行く予定はないからのんびり待ってろ。……ああ、安心しろ。妹には手を出さないから)
その証拠に、俺はデバイスを抜くこともしなかった。
「……撃たないのか?」
「気づいていたんですか……」
フェイク・シルエット、という幻惑の魔法が使えることは、既に調べがついていた。それを応用して姿を隠していたのだろうが、普段から魔力を感じるように心掛けておけば、大した脅威にはならない。
「もう少し魔力を抑えておけば、完璧だったけどな。殺気を隠す術は合格だが」
「そもそも……殺す気はないですから」
ランスターの妹ことティアナ・ランスターは俺にデバイスを向けることなく、手に持っていた花束を墓前に供えていた。事前に供えていた、俺の花束を退けることなく。
「あなたのことを、誤解していました」
「……誤解じゃねえよ」
それは俺が一番、よく理解している。
「お前の兄貴は、ただの馬鹿だ」
手柄目当てに先走った。そう言おうとしたのだが、先に答えられてしまった。
「私によく似た子供が誘拐されたから、ですよね?」
……俺は何も、答えなかった。
結局は、それが真実だからだ。
ある事件の裏を取っている間、ランスターはその被害状況を確認していた。他のメンバーがいれば、誰かが止めてくれたかもしれないが、その日は別の事件で出払っていた。普段から二面作戦を取っていたのが、この時ばかりは裏目に出てしまった結果だ。
後から気づいて追いかけた俺が見たのは、誘拐された子供を庇って死んだあいつの姿だった。ランスターに気を取られている間に犯人は逃げられてしまい、残ったのは怪我一つしていない子供達だけ。
……死体はボロボロだった。
犯罪者が非殺傷設定なんて殊勝な心掛けを持ち合わせているわけがない。せめて俺に声を掛けてくれれば、まだましな結果になったかもしれないのに。
しかし、過去は変わらない。
ランスターの死体を見て、墓場でさんざん罵倒している間、俺の心は眠っていたのだろう。その証拠に、ランスターの妹であるティアナ・ランスターのことは一切気にしていなかったのだから。
気が付いた時には、俺は拘束されていた。
違法な手段で犯人達を見つけ出し、八つ当たりも兼ねて徹底的に痛めつけた。隊員に続いて隊長迄不祥事を起こしても、部隊は存続し続けた。いや、丁度いいからと再編成され、俺達の居場所はなくなった。
当然だろう、ランスターは死に、俺は自分の部下達によって逮捕されたのだから。
「……撤回する気はないぞ。あいつは馬鹿だ。少し冷静になれば、死ぬこともなかったのに」
「大丈夫ですよ。それ以上に馬鹿な人を…………私は知っていますから」
……そいつはきっと、管理局で積み上げてきたキャリアをあっさりドブに捨てて、得られるはずだった退職金もふいにして、その日暮らしの情報屋家業で糊口を凌ぎながら後悔している筈だ。
まあそいつに恋人がいるのが、唯一の救いだろうがな。
「この後、時間はありますが?」
「……要件は?」
「稽古、つけて頂けませんか?」
話を聞き、スバルは何も言えずに、顔を歪めている。
そうなることが分かっていたのか、はやては何も言わずにパンの残りを咀嚼し、飲み込んだ。
「何が正しいのかは分からへんし、過去は変わらへん。でもな……この件に関してはティアナ以外が顔を突っ込んだらあかん、だから私も……何も言えへんねや」
「そう、ですか……」
「別に私のことをどう思おうと構わへんよ。ただ……」
悩むスバルをそのままに、はやてはテーブルを片付けて席を離れた。
「彼と別れるつもりはない。それだけは……たしかや」
「……どう、ですか?」
「大方高町が教えたんだろうが……」
ランスターの妹の戦闘スタイルは自らを砲台に見立てて固定、降り注ぐ攻撃全てを迎撃するものだ。そこらの人間なら『非実用的』だの『魔力の無駄』だの言いそうなものだが。
「……その戦い方、続けるメリットは何だか言ってみろ」
「『背後に庇った者に決して、流れ弾一発降り注がせない』。不測の事態の一切を起こさせないようにすること、です」
「間違っちゃいないが……仲間が駆けつけなければあっさり死ぬぞ」
たしかに誰も傷つけないかもしれないが、そんな時間は長くは続かない。特に銃型のデバイスを使う人間にとって、魔力という銃弾がなくなるということは、死を意味する。
余程状況を甘く見ているか、腕に自信がないとできないことだ。
「……兄さんも、同じだったと思います」
「あいつが?」
「兄さんもきっと、信じていたと思いますよ……必ず駆けつけてくれると」
「じゃあ俺はあいつの気持ちを裏切ったんだな……結局は間に合わなかったんだから」
デバイスを展開すると、今度はランスターの妹から俺は攻撃するように指示を出した。
「単純だが実用的な技を見せてやる……来い」
「あ、はい……」
とは言っても、降り注ぐ魔力弾を地面に叩き落としただけだ。
誘導が追いつかない威力と、追撃すら弾く速度で。
「慣れれば弾いた魔力弾を打ち返すことも、接近戦でのバリエーションを増やすこともできる。『弾丸に頼るな』。他の戦い方を試してみて、使えそうな物はどんどん吸収していけ」
「はいっ!」
元気なことで……俺には眩し過ぎるな。
簡単な稽古も終え、俺はランスターの妹と別れてから家路に着いた。
俺は車を戻して、そのまま飲みに出かけた。
今日、はやてには家に来ないよう伝えてある。いや、去年も同じことを言ったのだが、あいつは聞かなかった。だから、今日は日付が変わるまで、飲んだくれていようと思った。
店は情報収集用に通ういつもの裏クラブではなく、表向き普通だがガラの悪い人間の多いバーだった。そこで酒瓶を開けながら、馬鹿共の喧嘩を肴に酒を楽しむ。
つまみのジャーキーを噛み締めている間も、ずっと一人でいた。
……元々、俺は一人だった。
ProjectF.A.T.Eで生み出されたクローンの一体として生を受け、管理局に保護されたのを契機に管理局員として働いてきた。別に正義感なんて持ち合わせていなかったが、辞める理由もなかったので続けていたに過ぎない。割りと高給取りだったし。
そんなこんなで騒々しい中、空になったグラスをカウンターの上に置くと、向かいのバーテンダーから新しいものを差し出された。
「……まだ頼んでないぞ?」
「あちらのお客様からです」
そして指された方を向き……激しく後悔した。
二つ程離れた席に腰掛けたはやてがカクテルグラス片手に手を振り、烈火の将がデバイス片手に近付いてくるチンピラを伸していた。
本気で頭を抱えたくなる。
「……偶然、じゃないよな」
「もうちょっと静かな所で飲まへん?」
やかましいのはお前の連れだと突っ込みたいところだが、そうも言ってられなくなった。
俺も連れだと思ったのか、チンピラの手がこっちにも伸びてきたのだ。仕方がないのでデバイスを抜いて殴り飛ばしたのだが、数の多いこと多いこと。
中にはデバイスを持っている奴もいたので、使われる前に撃ち抜かないとやられかねない。
「……おい、何でここにいるんだよ?」
「仕方ないだろう。主はやてが望まれたのだから」
烈火の将に背中を預けてからデバイスのカートリッジを再装填しつつ聞いてみると、案の定はやての方から俺の言いつけを破ってやがった。人が気を遣えばあのアマ……それで去年、何があったか忘れたのかよ。
「お前……本当は気付いているんだろう?」
「ああ、できれば貴様をぶった切りたいくらいだ……っ!?」
八つ当たりする俺達を背に、はやてはバーテンダーに新しいグラスを注文していた。
「……あ、次はコリンズグラスで三つ」
「かしこまりました」
俺達が一通りチンピラ共を伸した頃に、はやてが注文したカクテルが並べられたのであった。
結局家に帰った俺だったが、その後ろをはやてが普通についてきていた。烈火の将はチンピラに混じっていた指名手配犯を手土産に帰ってしまった。なので二人だけだが、正直に言って居心地が悪すぎる。
「……来るな、つったよな?」
「聞いたで。でも従うとは一言も言っとらんやろ?」
「お前な……」
いつものソファに向かい合って腰掛けている俺達だが、その雰囲気は普段とは違い過ぎた。まあ、主に俺のせいだが。
「…………去年、俺に強姦されたのをもう」
「いや、私気にしてへんし」
「少しは気にしろよ被害者……」
はやてにとっては、本当にひどい初体験だった筈なんだがな……こいつ、気にしてもいないのかよ。
当時は知り合ったばかりで恋愛感情なんて皆無だった筈なのに、その
今でこそ付き合うことに対して前向きだし、結婚して責任を取るくらいの甲斐性はあるつもりだが、当時のこの狸は、何を思ってか俺を告発するどころか今まで通りの関係を求めてきやがった。そこから進展したわけだが、はやてが何故、関係を切ろうとしなかったのかは未だに分からない。
「で、去年同様人の言うことを無視してくれたわけだが……覚悟はできているんだろうな?」
「……あ、破かれたくないから服だけは脱いでええ? 間違えてお気に入り着てもうて」
「そういう問題じゃねえだろっ!?」
立ち上がってはやての胸倉を掴む俺。しかしこの狸は若干苦しそうにするだけで、特に顔色を変えたりはしなかった。
「まあ、たしかにそういう問題ちゃうわな……」
はやてはおもむろに俺の手を払うと立ち上がり……慣れない拳で殴ってきた。
「……っ」
拳自体は軽かったが、受け止めた頬を通して、何故か妙に響いてくる。
「自分が全然甘えてくれへんからやろうが」
「何を言って」
「……なんで『相棒』のこと、話してくれへんの?」
それに対して、俺は何故か……答えられなかった。
「そうやって、ずっと自分一人で抱え込んでいるから、こっちは無理にでも聞き出そうとしとるんやろ。去年も……今も」
「……それ、処女捨てる程の理由か?」
「分かってへんなぁ~」
はやては俺の隣に移動して、その腕を引いてきた。その勢いで並んでソファに腰掛けるとそのまま肩にもたれかかってくる。
「……それだけ一緒にいたい、ってことやんか。去年も、そして……今も」
「…………」
……去年の今日、俺ははやてを
ただの八つ当たりだ。別に誰でも良かった。それがたまたまはやてだったに過ぎない。というか、こいつと知り合う前に風俗で童貞捨ててたから、いまさらこだわる理由も特になかった。
だが……不謹慎な話だが、今の俺はこいつが相手で良かったと、心の底から思っている。
「はやて……明日、休めるか?」
「もう有休取ってあるで」
用意のいい恋人で助かるよ。
「今日は飲もうか。ゆっくり」
相棒の話を肴に、俺達は朝まで飲み明かした……わけではなく、話し終わってすぐに寝床に着いていた。
そして、今俺達はベッドの上にいた。
「ふ、普通に抱かれてた方が楽やった……」
「まあ、たまにはいいだろ」
というわけで、二日酔いに苦しむはやてであった。
というか、俺達は二人して下着姿だった。酒が回り過ぎて一度寝ようと、服だけ脱いでそのまま潜り込んだのだが……シャワーくらい浴びれば良かったな、本当に。
「今日はゆっくりするか……」
「そ、やな……あたたぁ…………」
はやてが抱える頭を撫でながら、俺は天井を見つめながら、瞼を降ろした。
(ランスター……恨んでもいいが嫉妬しないかなぁ)
あいつたしか、彼女いなかったんだよなぁ……恨みより嫉妬がないことを祈ろう。
「……まあ、先にあいつにぶった切られないことを祈ろう」
烈火の将がはやてを迎えに来るまで、俺達はベッドの上でゴロゴロとくつろいでいた。
ティアナ・ランスターとの関係:かつての部下の親族
……ようやく、話の肝が書けたと思います。
元々は一話のみの短編のつもりだったのですが、まさかここまで続くとは思いませんでした。
次回もまた、ネタがあれば一年以内に更新しますので、思い出したらよろしくお願いいたします。(次は誰をメインにするかは、まだ決まっていません。ネタ的にこれで終わる可能性もありますが、できればもうちょっと続けたいと考えています)
後、『BLACK CAT』のキャラも複数登場させていますが、単に登場人物の水増し程度にしか考えていませんので、設定以外は特に気にしなくても大丈夫です。(はやてとセフィリアのキャットファイトネタも考えましたが、上手く絡ませられないので多分没になると思います)
それから主人公はハーディスを使っていますが、別にトレイン(『BLACK CAT』の主人公)というわけではありませんので悪しからず。
……同等のスペックは持ち合わせていますが。
それでは皆様、コロナに気をつけて、良いお年をお迎えください。
【参考までに】主人公の名前で希望があればご協力願います。
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今まで通り、名前は伏せたままにする
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オリジナルで名前を考える
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トレイン=ハートネット
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別のキャラクター名【なのはから参考に】
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別のキャラクター名【黒猫から参考に】
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別のキャラクター名【その他から参考に】