naiaさん、糖尿病予備軍さん評価付けありがとうございました
ふと、目が覚めた。
何故かと問われれば何となくと答えただろう。
数瞬後、ドアが開く気配と人の気配を感じた。
思考が覚めると同時に、薄目を開けて目を慣らし、微細に身体を動かして暖めた。
これで、明かりを照らされても暗闇でも動ける。
ホワイトルームで寝込みを襲われ慣れ、自然と出来るように訓練された身体は瞬時に体勢を整えた。
空気の振動、匂い、足音、気配から相手の素性を弾き出す。
女一人、背丈150半前後、体重50半前、肉付きが良い、素人、気配を感じてから一秒強でここまで理解し準備を終えることができた。だから、調子は不調ではない。分析が正しければ対処可能だ。
違ったら、オレの対処できる相手ではない逃げを打つ。
今、女は扉を閉めている。本人はそっと閉めているつもりだろうが、気圧気温の変化と音で目に浮かぶ。
ゆっくりと細心の注意を持って扉をしめるだけに注力している女が
背後から襲えば仕留められるが目的が解らない、オレが襲った途端に第三の人間が出てくる可能性も含めていくらでもある。
様子見だな。
幸いなことに恵は昨日の夜帰した。朝から弄んだから息絶え絶えだったが、無事着いたと連絡があったから良しとする。挿入こそ出来なかったが口と股は良かった、羞恥に泣き叫ぶ恵もまた。
サディストだの鬼畜だの散々言われながら、嬲り尽くした身体を思い出しながら、今度は高ぶらせて最後の止めに傷痕の刺激で絶頂させようと決意する。最大のコンプレックスによる絶頂、恵はどうするだろう。
そんなことを考えていると女がベッドのそばにやってきた。
こちらの様子を伺っている。寝ているかを確認し終えたのだろう、ほっとため息を漏らす。
スルスルと衣服を脱ぐ音がする。下着に手をかけたものの脱いだ気配はない。こいつ、あの時もそうだが良くも悪くも女の子なんだよなあ。
下着姿でオレの足元に来て布団に手をかけた。
「えっ」
体内時間3時前、こんな時間に男の部屋に来るとは襲ってくれといっているものだ。いや、夜這いをかけられたのだから襲っても何の問題はない。この女にオレの身体能力がある程度ばれたとしても問題はない、カメラの対処はしている、オレを止めるものは何もない。
布団を女の頭から被せる。
「ふえっ」
パジャマを脱いで全裸になりながら、流れるように布団を頭からはずそうともがく女の腰を捕まえて、180度ひっくり返す。体をこちらに向けた逆立ちの姿勢になる女。
膝の間に一度女の頭を固定して、股に顔を突っ込んで一舐めする。
「んひィ」
ベッドに腰掛けて、両腕で女の腰を掴んで女の下腹がオレの顔にくるまで上げる。抵抗しようにも逆立ちの姿勢、特に鍛えていない女の足は自らの重みで動きを制限され、暗闇の中で白い足がなまめかしく動くだけだ。
乳房を支えるブラジャーが邪魔だから剥ぎ取るが、特に動きはないパニックになっている。
「ああっ……あっ、あっ」
ゆっくりと女の身体を下ろしていく。乳房がオレの身体で擦られて突起が隆起しているのを感じる。
「ひぃっ。ヤ、ヤダっ!……ああっ」
顔を下ろした先に逸物があるのに気付いたのだろう。顔を背けようとする女の顎を掴んで口を開ける。
「んっ、んぐっ」
まだ半立ちの逸物を根本まで突っ込むと、生温い口内に刺激されすぐに勃起してきた。
「むぐっぅっ!」
口内で膨れ上がる逸物に女は何もできない、歯で噛み付こうにもすでに歯を動かせるだけの余裕は口にはない。
逸物で喉まで串刺しにした、もう頭を抑えておく必要はない。
シックスナインの逆立ち版の姿勢に満足してパンティに手を掛ける
「んんっ!んんんっ」
嫌だと抵抗するように足を動かそうとして、自重により限界を迎えた。重力と人体の構成に従って大股開きの姿勢で足が固定される。秘所どころかアナルまで丸見えの、女性として隠しておきたいところをすべて男の前に明かしてしまった格好。
パンティをはずす指を、秘所とアナルを掠めるように動かして今自分がどういう姿勢なのかを教え込みながら、最後に足を押すようにして脱がした。
「んんっ、んっ」
涙か汗か熱いものがオレの太股にかかる。女のパンティを丸めて固定してボールのようにして明かりのスイッチに投げる。命中。
「んむっ!?んふぅ!」
「おはよう櫛田。夜這いをかけられたからな、手荒く迎え入れさせてもらった」
明かりの下で改めてみるとすごい格好だ。
逆立ちブリッジの姿勢で固定された櫛田の足は開脚に大股で開いて地面に足先を向けている。
関節をオレ側ではなく櫛田側に曲げたため、うっすらと開いた秘所と、ピンクのアナルがせり出すように俺の目の前にある。
腹のところで潰れる乳房が心地良い。
櫛田の両手はオレの太股を掴んでいるが、力がほとんど入っていない。
逸物による圧迫とと逆立ちで血が上っているからだろう、喉まで突っ込まれた顔は後ろ頭しか見えないがここから見ても苦しそうだ。
「あぐぅぅぅ」
シミひとつない見事な尻を片手で弄り回す。年齢からしたら張り出しているが、発達途上というように縦にくりっと丸みを帯びている。
秘処からトロリとした蜜が流れてきた。
「濡れてきたな」
「んぐぅぅっ」
我ながら鬼畜なことをしていると思うが、愉しい。櫛田はどう思っているのだろう。まあ、どう思っていようがオレのやることは変わらないが
数時間前、櫛田桔梗は電話から逃げていた。
今は留守電設定にしているがそれでもちかちかと通知を光って教えてくる。いっそ壊してしまいたい。
「どいつも、こいつも」
曰く「あんな噂を立てる奴がいるなんて恐いわね。私もだまされたわ。だから、私は悪くないの。それに、私たち友達でしょう、許してくれるわよね。これからも仲良くしてあげるから、仲良くしましょうね(意訳)」
こんなのが先輩同級生男女関係なく押し寄せてきて、よく笑顔で対処できてるなって自分でも思う。
「どうなってんのよ。本当に……私もそうだけど皆面の皮厚すぎるでしょ」
いや、今までは対処できていたのだ。今までは無理なく――でもないが何とかした、だけど今は無理だ。心も身体も限界になったから少しそっとしておいて欲しいのに、皆自分の想いを優先して突っ込んでくる。
そうしても私なら嫌がらないと思って、嫌がることなんてないと信じて、あれだけ罵倒しても許してくれるという理想を押し付けてくる。
確かに今まで皆にそう思われる自分を創ってきたし維持してきたから、やらざるを得ないんだけどさあ
「もう……無理」
最初の一日はまだましだった……顔を泣きはらして身体を引きずるように動かす私に同情してかまだ大人しかった。
夜10時過ぎまで女子だけのパジャマパーティにもつれ込まされたとはいえ、まだましだった。
それからの水木金土は思い出したくない。分刻みのスケジュールであちこちに呼ばれたり押しかけられたり、無理をしすぎてよく倒れなかったと自分でも思う。
私が無理しているのを察して休ませるとか、そういう心の機微とか思いやりを持って欲しい。
万人に気を遣えとまではいかなくてももう少し、こう
「いや、皆がそんなことできるんだったら、私が人気者になるわけないよね。一之瀬見習えとはいわないけど、軽井沢レベルさえ求められないとかどうなってんのよ」
私が目指す理想を体現してムカつく女だが、一之瀬は流石だった。私の疑いが晴れたことを一言だけ祝福した後は、それとなく周囲に注意して私に無理をさせないようにしていた。
軽井沢の謝罪も見事だった。「私は悪くないよね」と暗に言っていたほかの連中と違って、疑ったことを自分の責任として素直に謝罪した。真っ先に彼女の謝罪がなければ、もっと陰湿な謝罪という名のナニカを聞かされただろう。彼女に対する評価が私の中で革新といっていいほど上に変わった。
「堀北を……マシに思う日が来るとはね」
相対的にだがあいつはマシだ。いや最初から最後まで一本筋が通っていたのは好感すら持てるというか
「堀北って嫌な奴じゃないっていうか好きなタイプなんだよね……今更だけど」
ああいう不器用な真面目ちゃんは、扱いやすいのもあるが決して嫌いなタイプではない。性格的に利害が一致しやすいし、自分がコミュニケーション能力で優れていることが確認できて優越感を与えてくれるから、相手をしてもストレスがほとんどない。
私の過去を知っていなければ、良い関係を保てただろう。いや、過去の焼き直しのような今回の件で終始味方になったこともあるし、何よりも私が前より過去を気にしなくなったから今からでも遅くはないんだけど
「綾小路くんは、さぁ、本当にさぁ」
こいつがネックなんだよね。本当に。堀北と関係改善とかは、この無表情鬼畜非道男に比べればまだ易しい気がする。
「むかつくむかつくむかつく」
普通さあもう少し私をフォローするよね、普通。あいつ自分が私の男だってこと、忘れてるんじゃないのかな。
少しは期待していたのだ、少し――いや、かなり……とても期待していた。助けてくれるって、期待していたんだ。また魔法みたいに何とかしてくれるんじゃないかと。
「私が、散々苦労して苦しんでるときに、堀北とよろしくやりやがって、電話してもお前がまいた種だ自分で刈り取らないと意味がないとか、最悪。まじで意味わかんない」
毎晩いつ呼ばれてもいいように、体を綺麗にして下着もお気に入りのを着けて待っていたのに、連絡なし。心身ともに限界なのに眠気を抑えて待っていたのに、こちらから連絡しないと返さない。
……改めて思うと自分の健気さに泣けてくる。
そんな私を放っておいて堀北としっぽりとかどうなってるんだろうあいつの頭の中は
「盛りのついたケダモノの色情魔のくせに」
誠心誠意相手するとか勿体ないくらいのいい女とか言ってくれたのに、堀北っていう性欲解消手段があるとこれだ。
……私の身体が辛いから今は癒してくれとかメールじゃなくて、直接会いに来てお茶でも飲みながら言うことだよね。
数日間何もしなかったから、まだ股に綾小路くんが入ってるみたいだけど痛くはない。
そう、何もしてくれなかった。何かするべきでしょうが
これだから男って奴は
「あいつ私のファーストキスと処女奪ったってこと忘れてんじゃないでしょうね」
しかも、あんなとんでもないものでだ。
裂けると思ったアレのことを、経験者(自称)の先輩に話を聞いたら「桔梗ちゃん、冗談上手いねー。そんなデカイのある訳ないじゃない。仮にあったとしてもそんなの入れられるなんて無理。裂けるわマジで。愛しても受け入れられる限度ってあるよね(意訳)」
「ありえないでしょ。ホントに裂けたと思ったんだから、教えてくれた一番デカイサイズあいつの7割くらいじゃない……」
一人の先輩が「高円寺君じゃあるまいし」とか言って皆が盛り上がっていたが、綾小路くんのサイズが規格外だということは理解した。ついでに続けて5回も射精したりなんてまずないということも
それ以前に初めての女の子を縛るとか、酷すぎてあり得ない。
「あのサディストのド変態、女の子をおもちゃにしてあんなものを私に入れた挙句に、放置とか何様のつもりなのよ、あの馬鹿……」
復讐しよう……静かに決意した。
深夜に寝込みを襲うんだ。
綾小路くんのカードキーを握り締める。私が勝ち取ったカードキーを。
これは数日放っておかれた私の正当な権利だ。
一眠りして準備することにした。
軽く化粧してお気に入りの下着に身を包んで、綾小路くんの部屋に向かう。
男の人の部屋に深夜に行くという行為は、ドキドキする。
――振り返れば、疲れとストレスで私はおかしくなっていたのだ。
AVでも見ないような死にたくなるほど恥ずかしい格好で、綾小路君のペニスを捻じ込まれて息できなくなりながらそう思う。
「んぐぐっ」
死ぬっ死んじゃうっ
巨大すぎるペニスで口をふさがれて鼻で必死で呼吸をする。濃い男の匂いが私を襲うけど、死にたくなければ鼻で呼吸しないと……臭いっ
あ、顎がはずれちゃう、喉が犯されてる……男の人のペニスっていうか綾小路くんのって……なんて硬くて大きいのよ。
お尻を掴まれていやらしく弄られて苦しさに目の前が霞み始める。このままだと意識が……
「むっ、むぅぅっ」
身体が上に持ち上げられていく。喉からペニスが出てきて楽になるかと思ったときに、身体を下に動かされてまた喉奥まで突っ込まれる。ジョリジョリとした陰毛とムッとした男の匂いで頭がくらくらする。
小さく悲鳴を上げて、激しく腰を揺らす。苦しさに目を白黒させるが構いはしない。抵抗しないとこのままじゃ、とんでもないことをされてしまう。信じられない、この変態このまま私で……
「櫛田」
綾小路くんの足が何かを引き寄せる。引き寄せたものをみて、私の力が抜けてしまう。
テープとロープだ……なんて奴、信じられない。
縛られるんだ、また、私縛られて酷い事されて泣き叫ばされて……イカされるんだ。
ジュンと私の胎の中が――
「むぐむぐむぐむぐ」
違う違う違う違う、私は期待してないから、変態じゃないから、発情してないから、溜まってたストレスが減ったりしてないから、こんなに酷い事されて怒っているから、違うから
馬鹿な想いを振り払って、抵抗を再開する。少しでもいい身体を離さないと
「んっ、むぐっ」
――無理だ。逆さにされて腰に腕を回されているだけで、私の体力は消耗しきっていたからもう何もできない。頭は血が上って男の匂いでくらくらして何も考えられなくなってきた。
諦めと絶望が私の心を覆う。
「夜這いの罰だ、櫛田。しゃぶってくれ。射精すれば解放する。イエスなら舌で舐めろ」
腐れ外道のサディストが悪魔みたいな脅迫をしてきた。舐めたことも前の時が初めてだったのに強制的に咥えさせられた女の子が従う訳なんかない。
私のプライド、怒りはそんなに安くはない。
――ペロリとペニスを舐めた。
「もっと唇をすぼめて、頬の内側で擦るようにしろ。舌を動かすんだ」
かなり酷いことを言ったのに、すぐに大人しく受け入れた櫛田にあれこれと指図する。櫛田は初めての行為に目を白黒させながらも唯々諾々と従う。限界以上に開かれた口では困難なのか苦痛の鼻声が聞こえる。
掴んだ腰を上下にして唇の先から喉の奥まで、いきり立った逸物を出入りさせる。
「ん……んぐ」
じゅぽじゅぽと唾液とカウパー液が潤滑油となって逸物の出入りがスムーズになっていく。雁首の出っ張った部分が口内と喉内の粘膜を擦る。逸物の根元まで差し込まれるたびに黒々とした陰毛が唇を嬲って、亀頭が喉奥を抉る。
「むっ……むぐっ」
酷いことをされている。文字通り性欲解消の道具のようにぞんざいに扱われる怒り、口の中を犯される屈辱……綾小路への複雑な想い……それらの感情が混じり合いながら、もう一つ湧き上がってくる衝動がある。
「んぐ……んぐぐっ」(嘘でしょ……何で気持ちいいのよ)
膣と子宮が疼いているのを感じる。オレの固い腹筋で擦られる乳首は尖り火照って快楽を送り込んでいく。
櫛田は限界まで開いた口の端から涎を垂れ流して、必死で唇をすぼめて体を持ち上げられていくときには逸物の亀頭に舌を這わせる。舌先で鈴口をくすぐり溢れ出すカウパー液を飲み干しながら舌先で敏感な先端をなでてくる。
「その調子だ……何も言われなくても歯を当てずに舌をうまく使ってる」
「んっ……んんっ」
櫛田は、頭を撫でられると苦しさに涙がたまっていた目を細める。生来の承認欲求の強さはこういうときにも働いてしまい、拙い奉仕の力がさらに入る。口の中で広がる塩味のおかげで、唾液は後から後から湧いてくる。
口の中や唇が性器になったように敏感になっている。綾小路のものを愛撫しているとむず痒い快感を覚えてしまう。
かすかにほころんだ秘所から愛液が分泌され溢れていくのを自覚した。自身の陰毛を濡らしている液体の正体を認めたくなくて、櫛田は甘酸っぱい濃厚な匂いを漂わせる場所をせめて太ももで隠そうとする。
「んんーっ、んんっ」
オレが舌先でぷっくりと膨れた秘所の大陰唇に触れると、櫛田が悲鳴じみた呻き声を上げる。
「驚きすぎだ。そろそろオレも目の前で発情している部分を、弄ろうとしているだけだ。気にせずにしゃぶってくれ」
「んんーっ」(ふざけんなこの鬼畜)
舌を大きく出してクリトリスのすぐ下辺りから会陰に向かって舐め上げる。
「んんっ」
「ちゃんと洗ってるな。へんな味はしないし、ボディーソープのいい香りが残っている。発情して出てきた愛液の匂いでほぼ消えているがな……愛液の味も酸味が少し強いだけで変じゃないから安心していい」
「んーーっ」
殺意に溢れた呻き声を上げる櫛田の大陰唇を舌先で開いて、雌の香りを楽しみながら丹念に舌を這わせる。
「んっ、んんーっ」
無理矢理奉仕させられているのに濡れていることを知られるのがよほど恥ずかしいのだろうか、羞恥にまみれたうめき声を上げながら豊かな尻をくねらせて太ももで頭を挟もうとしてくる。力が入らずに太ももで顔を擦ることしかできず、オレに心地良い感覚を与えるものでしかないが尻を少し離れさせることに成功した。
櫛田の体重なら、体を上下に動かすのには片腕で十分だ。
ぱあんっ
「ん、んんーっ!」
逃げようとする尻を軽く叩く。白い尻に赤い手形が出来る。
「どこへ行く」
尻の赤い手形を撫でながら温度を低くした声で呟く。太ももに櫛田の涙と思える雫がかかる。
「……んっ」
大人しく腰を突き出して、秘所を目の前に捧げるように突き出してきた。それでいいと櫛田の頭を撫でてやると安堵した鼻息を漏らした。
――我ながら最近タガが外れている気がする。
少し悩むが切り替えて陰核にへとしゃぶりつく。
「むうんんっ!」(ダメェーー!)
敏感な部分を刺激された途端、櫛田はビクンッと腰を震わせながら大きなうめき声を上げる。
「んんっ、んんっ」
舌の動きに過敏に反応して細かく痙攣しながら、まだ慣れない官能にもだえる櫛田。
初々しくも淫らな反応を楽しみながら舌の先で陰核を覆う皮を捲る。
敏感な部分を軽く舌で転がされ、甘いうめき声で制止してくる。
「んーーっ、んーーっ」
「舌が止まってるな櫛田、ちゃんとお前がしゃぶらない限りこのままだ」
淡々といいながら、露出させた陰核を唇で挟んで強く吸い上げる。
「んんーーっ!!」
刺激の強い部分を吸い上げられて櫛田が絶頂する。
押し寄せる快楽に秘所がヒクヒクと蠢き、ドッと愛液が溢れてくる。
「……んっ……んっ」
ぱあんっ
昇天して意識が朦朧としている櫛田の尻を、再度先ほどよりも強く叩く。愛液が飛び跳ねて顔に当たる。
「しゃぶらないと、いつまでも終わらないぞ。お前が何度絶頂しても、オレが射精するまではこうする」
本気だとわからせるために、櫛田の耳元で軽く腕を素振りしながら舌を動かして秘所を舐め始める。
「んんーーっ!」
慌てて唇をすぼめて舌を動かし始める。呻き声をあげるたびに頬裏と喉の粘膜が逸物を刺激して心地よかったが、やはり能動的にやってくれたほうが気持ち良い。
鼻息を荒くして逸物に舌をくねらせて唇と頬をすぼめることで、自然と強く吸い上げる形になる。
拙くとも懸命な奉仕の姿は、オレの嗜虐心を煽り立ててくる。
「んんっ、んんっ」
コツを段々とつかんで来たらしく、体を上下に動かしているときの何時唇と頬をすぼめる力を入れたり緩めるタイミングが的確になっていく、舌の動きもオレの感じるところを適度な強さで巧く刺激してくる。
「巧くなっているな櫛田、お返しだ」
「んんっ」
お返しと聞いて、期待するように乳房を腹にこすりつけてくる。火照り押しつぶされた乳房と隆起しきった乳首が、一定の速度で擦られ続けてたまらないのだろう。何とかしてほしいとねだる姿は淫らで初々しく可愛らしい。
「んふぅぅっ!?」
膣口に舌をねじ込んだ瞬間、絶頂した櫛田の身体が派手に震えて腰をくねらせる。
「……むぅぅっ」
すぐに意識を取り戻して、当てが外れたといったうめき声を上げて乳房をさらに擦りつけてくるが、しっかりと快感は感じている。突き入れた舌を痛いほど締め付ける膣から、舌を伝って大量にこぼれてくる愛液がその証拠だ。
「熱いなお前の中はやけどしそうだ。汁も溢れて止まらない」
口いっぱいに広がる愛液の味と舌を締め付ける膣の感触に興奮する。櫛田の身体を上下に動かしながら、じゅるじゅると音を立てて思い切り舐めていると、櫛田がそれに答えようとするように一心不乱に逸物に奉仕してくる。
その奉仕で櫛田自身の興奮も再び高まっていっている。舌をくるむ膣と肛門がヒクヒクと蠢いていて、快楽をねだるように胸をこすりつけて、尻を左へ右へと振る。
そろそろたまらなくなってきた。
「そろそろ出すぞ櫛田」
「んんっ!んんっ」
一瞬慄いたように身体を震わせたが、すぐに口の中で膨れ上がる逸物を逃さないように唇をさらにすぼめてくる。
ラストスパートに、櫛田の身体を少しだけ速く動かす。ギリギリ耐えられて奉仕できる速さで
「くっ……出る」
「んんんぶぅうっ!!」
勢いよく噴出した精液を喉奥に受けて、その衝撃で同時に絶頂に達した櫛田が、くぐもった嬌声を上げる。
射精に合わせてびくびくと身体を震わせて、膣口からは潮を噴出す。
「んっ……あつ、いっ……!んんんっ……!」
飲みきれなかった白く濃い精子が櫛田の顔に降りかかり、明るい美貌から栗色のショートヘアにまで飛び散り、視界を白く濁らせる。
「はあ、はあ、はあ、はあ」
射精が収まると同時に逸物を櫛田の口から抜き取り櫛田の身体をベッドに寝かせる。同時に絶頂も収まり身体の痙攣が落ち着いてきた。
急激な疲労感に襲われた櫛田は荒い呼吸を繰り返す。
「わたし……あんなことされて……何度も……イッっちゃって……口に出されて……顔も髪も汚されたのに……どうなっちゃたのよぅ」
長時間の逆立ちフェラチオで呼吸は詰まり、顎が痛い。おまけに複数の絶頂により薄いフィルターを被せたようにぼんやりとした意識で呆然と呟く。
濃厚な精液で顔も髪もべとべとに汚されている。顔よりも手間暇かけている髪を汚されたことに、怒りたくても気力がわいてこない。
「ふあっ」
呆然としていると、綾小路くんが暖かい濡れタオルで丁寧に拭いてきた。心地良い気持ちよさに目を細める。認めたくないが、綾小路くんは丁寧に優しく後始末してくれる。他の人に聞いた話だと、自分だけとか後始末さえしないような男さえいるのだという。
こんな風に、私が世に一つしかない宝物のようにするなんて聞いたことがない。普段の人に無関心というか自分が興味ないものに一切興味を持たない態度とのギャップが凄い。というより酷い。
性行為のときの熱情も含めて、それだけ自分に興味を持ってくれたのだと思ってしまわない女の子が居るだろうか
……これが計算ならまだ良い……でも、もし素なら犠牲者がこれ以上増える前に
「こいつ、刺し殺したほうがいいんじゃないかな」
思わずぼそりと呟いてしまう。
「?なんだ、櫛田」
「ううん、なんでもない。もう少し髪拭いてほしいな」
「任せておけ」
くそぉ、信じられない、こいつ私がするよりも髪のケアが巧い。ホント何なんだこいつは、世間知らずなところがあるのにこういう技術みたいなところは完璧以上だ。
探ると何が出てくるかわからないから怖くて探れないけど、そのギャップも好奇心を刺激される。どうしようもないほどに女の敵だ。何とかしたほうが良い、絶対に。
色々考えたけど疲れきっていた私は、コクコクと渡されたスポーツドリンクを飲み終えて、丁寧な後始末に目を細めて眠ってしまいそうになる。
油断したといえば油断したんだ私は裸で男の前で、綾小路くんの前なのに
「さて」
「ひぅっ」
突然、うつ伏せにされて突っ伏してしまう。大きく股を開かされて膝立ちにされて腰を上げさせられる。
背中がたわむほどにお尻を突き出されて覗き込まれる。顔を伏せて高く掲げたお尻を後ろから覗かれて恥ずかしいところを全部見られる。
こんなに恥ずかしいことがあるだろうか
「あっ、あっ、あっ、あっ」
あまりの恥ずかしさに声が出ない。しゃっくりあげて震える私のお尻を綾小路くんの手が掴んだ。
硬くて熱いものが私のあそこにあてがわれて、グチュっといやらしい音を立てる。本能的に逃げようとするが指一本動かない。恐怖に顔も上げられず、目を閉じて布団に顔を押し付けて震えて叫ぶことしか出来ない。
「いや、いや、やめて!いやだ、こんな格好っ!」
「上の口も開けておいたほうがいい、そのほうが通りがいいからな。舌を噛むなよ」
じんわりと突き進んでくる巨大な気配に一瞬凍りつく。夢から覚めたようにハッと顔を上げると同時に一気に突き入れられた。
「あぐっ、痛あ!」
それ以上は叫びにもならない。
固く閉じていた目をカッと開いて、まるで杭を打ち込まれたように、私の身動きが止まる。
二回目だ。一回目と比べれば確かに痛くないと思いたいけど無理だ。
衝撃のあまり、体中の毛穴がいっぺんに開いてしまうような感覚に襲われる。口が、自然と開いてふるふると震える。
自然と俯き、目から涙がハラハラと流れていく。
「動くなよ。まだ全部入ってない。下手に動くと裂けるぞ」
脅しじゃない。直感で理解した。
大きな雁首がやっと入っただけでペニスの太さに形を変えてギリギリまで広がった膣口を綾小路くんは慎重に見る。
「いくぞ」
意味を理解してハッとして顔をあげた途端に内臓が抉られたような衝撃が胎内に走る。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、ごめんなさいィィ」
自分のものとは思えない絶叫。意味も分からず謝って、泣き叫び続ける。
「ひぐぅ!」
口から胃が飛び出るんじゃないかと思う衝撃に、意識が遠くなる。同時に女の本能は、綾小路くんの――男の全てが入ったと理解した。
ふらりと身体が傾きそうになるが、綾小路くんに掴まれた体にはそんな自由もない。
しばらくそのままの姿勢で慣らしていたのだろう。
私は何とか息をして声が出るようになった。
「た、助けてぇ!」
綾小路くんに向けたものじゃない。何か大きなものでもなんでもいい。今の状態から解放されるなら悪魔にでも助けを請う、そんな叫びだった。
「動かすぞ」
当たり前だけど綾小路清隆という名前の悪魔は、私に余裕ができたと判断してゆっくり腰を動かし始めた。
その日、私は昼まで散々犯された。
「……んっ、助け……う、あんっ!……」
きしむベッドの上で抑えようとしても零れ落ちる泣き声。
「……はぁっ、あっ……つぅっ!……」
痛み一色には決してせずに快楽を混ぜながら攻められる。
「……ああっ、胸っ、潰さないでぇ……」
ずっと放置されていた胸を嬲られてイカされてしまう。
「……あぅぐっ!……やぁ、もう……だ、め……」
泣き叫んでも何度絶頂しても離してくれない。
「あ、綾小路くんっ!私……もうっ、え、清隆くんって、呼んで、いいの?」
気力体力の限界に達したと思ったら回復させられ
「わ、私のことも、桔梗って、お願いっ……っ!!」
言葉は優しく、身体は激しく
「あぁっ……! 清隆くん……っ!!」
最後に甲高い声を上げて、私はベッドに崩れ落ちた
「……はぁ……はぁ」
身体が痺れて動かない、もう、無理――深くて心地よい闇に沈み込む。
「……え?」
……何で、まだ硬くて大きいの
「……ちょ、ちょっと、待って、あんた、もうっ」
…………5回も出してっ
「……や、やだっ、何でっ……ひあっ」
……お尻叩かないでっ
「う、ぅぁぁっ……私、叩かれっ、てっ……」
……イッてない、偶然だよ偶然
「清隆……くん、おねがい、ゆるし、て……」
……だれか、たすけて
「ひぁぁぁぁっ!!!」
……ここで私の意識はなくなった。
丁寧に後始末されて部屋に戻って準備する。来客を迎える準備だ。見せたい物も用意できたから、準備は完璧だ。
ふらふらとして目の下にはうっすらと隈が出来ているが気にはしない、私も、相手も
と。そこで来客がチャイムを鳴らした。玄関まで迎えに行く。
「こんにちわ。堀北さん座って」
「……こんにちわ。櫛田さん……体調が悪いのなら別の機会にしたほうがいいと思うのだけど」
こいつ最近甘くなったな、心配そうにこちらを見てくる。それとも堀北がそう思うほど私の体調が悪そうなのだろうか。部屋の中に招いてテーブルを挟んで座ってお茶を出す。
「気にしないで欲しいな。これでも自己管理は出来ているつもりだから」
「そう……呼び出したあなたがそう言うならそうするわ……で、話って何かしら?」
「堀北さんと言葉遊びしても仕方ないからはっきり言うね……堀北さんって綾小路くんにいつもどういう風に抱かれているの?」
真っ赤になった堀北というレアなものが見れたが気にはしない、目に力を入れる。
「な、何を!?」
「別にいいじゃない今更カマトトぶって恥ずかしがらなくても」
そんなこと言う私の頬も染まっているだろう、同じ男に抱かれていることもあってかとても恥ずかしい。
改めて思うと、とんでもない関係だ私達。マウントとるために仲良くしようとして、お互いに嫌いだと確認して嫌いあってから、一方的に必要だから仲良くしようとされて、色々あって同じ男に抱かれている。
何だコレ。掴みあいになっていないことが信じられない。
「勘違いしないで欲しいんだけど、私はあんたのこと責めようとしてこんなこと聞いてるんじゃないの。そりゃ、ちょっと――ううん、すごく複雑で苛立ってムカつくけど、それがわかってあいつに抱かれたんだから、文句をいまさら言っても仕方ないって感じだし」
「……私も、複雑だし気に食わないし苛立つし腹が立つけど納得しているわ。少なくとも納得は」
「そう、なら良かった」
なら何の問題もない、いや問題がありすぎてどうしようもないのかもしれないけど深くは考える必要はない。どうやら堀北も同じ考えのようだから大丈夫。
「だから、純粋に聞きたいのよ。綾小路くんって、堀北さんに対してはどうなのかなって……あっちのほうが」
堀北の目に深い理解の色が浮かぶ。彼女は一言
「酷いわ」
「酷いよね」
「ええ」
今まで生きていてこれだけ共感できた一言はない。これ以上ないほど堀北とシンパシーしているという確信がある。
「やっぱり、そうなのね」
「うん、そうなの」
同時にため息をつく。堀北との間にあった断絶が埋まったと確信する。堀北もそうなのだろう僅かにあった警戒心が消えている。
そのまま、私たちは見つめ合って黙り込んでしまった。
ようやく書きたかったところのさわりまでこれました。これも皆さんのお陰です。
次回まで時間が空くと思いますが、良ければ見てください