※この作品はR-18です。

ようこそ淫蕩な教室へ   作:サリエリキキ

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アルミラージラビットさん、男魂さん、カツ丼Qさん、一人ボッチの犬さん、IT06さん、評価付けありがとうございます。
高山流水さん誤字修正ありがとうございます


もっと短くしなければならないと思うんですが、長くなってしまいました。


堀北鈴音&櫛田桔梗⑥

「あぁあああああッ!」

 

 ミチミチと秘肉を押し広げられ、あまりの逞しさに一発で絶頂へと導かれてしまった。鈴音はピンと伸ばした四肢を突っ張らせ、背を弓なりにして顎をのけ反らせる。

 そのままくたりと便座に倒れそうになる鈴音を突く。

 

「あぅっ、あひっ! あっ、あうっ、やっ、ひあぁっ!」

 

 便器の上で鈴音に腰を強く打ち付ける。鈴音は口の端から涎を垂らし、逸物が律動する度に真っ赤に染まった裸身を震わせ、汗を飛び散らせる。

 

「……ああっ、わたし、もぅ、だめぇ……どうにかなっちゃう」

 

 快楽に硬質の美貌を蕩けさせ、嬌声を叫ぶ。

 長時間の言葉責めの後、尿意をこらえての道具を使っての恥辱の数々に、焦らしに焦らされた痒みが快感で癒される悦び。止めに言葉に出来ないほど恥ずかしい放尿。

その連鎖的な責めにあって、鈴音の理性は麻痺し、被虐の性感が燃えあがる。

 

「スッキリしたのが良かったようだな。さっきよりも締め付けてくるぞ」

「やぁぁ、ちがう、私はぁ……ひっひいっ!」

 

 酷い言葉の責めに僅かに理性が戻り、目を見開いて否定しようとするが、腰を回しながら抽送すると声は喘ぎ声に変わる。

 

「ぐちょぐちょだな。オレのが溶けてしまいそうだ」

「いあぁぁっ!……あっ……あっ……ああっ!」

 

 鈴音の背中がぐいんとのけぞり、汗で張り付いた黒髪の先端からたらたらと汗をたらす。秘所から流れ落ちる愛液がぽたりぽたりと便器の水溜りに落ちて音を立てる。

 さきほど鈴音が漏らした尿のような音を。

 

「駄目ぇっ……駄目よっ!」

 

 恥辱に真っ赤になった顔から出た可愛らしい声がトイレに響き渡る。その声に囃し立てられたように抽送するたびに、柔らかな胸が背もたれでぐにゃりと変形する。

 

「そうか、駄目か。ならもっと駄目にしてみようか」

「あぁぁっーーーっ!!?」

 

 深々と子宮を突き上げられて鈴音のたおやかな上半身が限界まで仰け反り、宙に浮いて痙攣する。

 真っ赤に染まった美しい顔が仰け反り、オレの顔の近くまで来る。

 すかさず抜ける寸前までぬらついた逸物を引いて、鈴音の耳を甘噛みながら腰を掴んで叩き込む。

 

「ひああっ!……あひいっ……ああッ!……むねぇ……あひあひィィっ!」

 

 激烈な抽送が、後ろから膣壁を抉るようにずぶずぶと貫き引きずられる。

 打ち込むたびにびしゃんと肉と肉のぶつかり合う音が響き、引き出すたびにじゅるじゅると濡れた肉が引きずり出される音が響き、鍛えられた鈴音の体が体操選手のように柔軟に反り、跳ね上がる。

 

「胸かわかった」

「あうっ……ああっ……うああっ!」(こんな!こんなの!無理よ!)

 

 背中ごとオレの身体に倒れこむようにしてきた鈴音を、背面立位の体位で逸物を叩きつけると、鈴音の震えがこちらに伝わる。

 発情しきった熱い身体が、すっぽりとオレの胸の中に入ると、平均的な体格の少女の折れてしまいそうな白くて細い肢体を実感して、なんともいえない庇護欲と獣欲が滾る。

 

「あ、あひぁぁっ!」

 

 勢いに乗ったオレに乳房を揉まれ、ピンと尖った乳首を転がし、扱き、ギリギリと押し潰すようにして刺激されると、あられもない嬌声でよがり狂い、いっそう腰をくねらせる。

 

「ああっ……ひぎぁっ!……うぐっ……あがっ……ふあっ!」

 

 抽送の速度をさらに上げると、一突きごとにピチャッピチャッと粘度の高い愛液の弾ける淫らな音と鈴音の動物のような嬌声がトイレに響く。

 完全に脱力した身体をオレの背中に預けて、突かれるたびに背筋をしならせ腰をくねらせて快感の虜となっている。

 

「あうっ……ああっ……もうっ……だめぇっ……」

 

 美貌を上気させ、鈴音はもう耐え切れないと首を振る。小さな絶頂で潮を吹き、便所の水溜りが音を立ててももう気にしていない――否、できない。

 

「あっ……もうっ……だめぇっ……」

 

 硬質の美貌を蕩けさせ、鈴音はもううわごとのようにあえぐことしかできない。

 思考はかすみ、結合部には感覚がなくなり、子宮にズンズンと鈍く重い痺れが溜まった。今まで何度もあった感覚、綾小路清隆に犯された時にしか感じられない感覚、自分の男に深く愛されているという女の喜びの感覚。

 

「そろそろイカせてやる」

 

 その声に鈴音の思考は少しだけ色を取り戻す。雌としてミミズ千匹の膣を期待に蠢かせ、女として男を案じる。

 

「ああっ!……だめよっ……あなたも……ずっと……私の中で出してくれないとっ!」

 

 手で俺の上腕を掴んで囁くように言ってくる姿は途轍もない健気さと淫らさを併せ持ち、オレの限界を誘発する。

 

「安心しろオレも出す」

「なら……お願いっ……一緒にっ!」

 

 トイレの中で、性感を男に完璧にコントロールされ、大粒の涙と涎をたらし普段の品のある態度からは想像も出来ないほど淫らな姿で、鈴音は健気に笑う。

 散々いじめるオレの精を注がれるのが幸せだというように。

 

「あっ!あ!あ!あ!」

 

 ギアをあげて短い抽送で鈴音の膣穴を責め立てる。

 普段と角度を変えた逸物がGスポットを連打する。その瞬間、しなやかな裸体が電撃を浴びせたように震える。

 

「出すぞ」

「あ、あああああっ!だめえええええええ、イッちゃうぅぅ!」

 

 頭を仰け反らせて鈴音が絶叫する。胎の奥に精を放出されてがくがくと全身を震わせて、尻をはねあげギリギリと痙攣した。

 

 

 

「はあっ……はあっ……はあっ」

 

 荒い息を吐いて舌をたらす鈴音。とろとろに蕩けきった顔は、情欲を煽られて仕方ない。

 オレは、ズッポリと鈴音の秘所にハメたまま、鈴音をぐるりと体を半回転させる。

 

「ひぎゃあああああっ!!?」

 

 突然、巨根でかき回され悲鳴混じりの嬌声をあげた鈴音。俗に対面立位と呼ばれる体位になった。

 身長差で鈴音の身体が浮いていることが違い、衝撃にビクリビクリと震える鈴音にさらに追い打つ。

 

「今からベッドに戻る。このままでな」

 

 言いながら一歩を踏み出す。

 自然と鈴音の身体が軽く浮いて、何が起こるか理解しハッとして止めようとする鈴音。

 

「ひがぁぁぁぁ!」

 

 足を踏み込むと同時に落ちた身体が、逸物に勢いよく子宮を抉られて悶絶する。

 鈴音の名器たるミミズ千匹がさらに逸物に絡み付いて、歩いてここまで気持ちよくなったことはない。

 いつもこうして歩きたいくらいだ。……着衣下着なしは、他人に裸を見せないからアリだな。検討しよう。

「さて、早く戻らないとな」

 

 さらにもう一歩

 

「待って!しがみ付く、だから、お願い、待ってぇ!」

 

 鬼気迫る声に足を止める。

 両腕でオレの首にしがみつき

 両足をオレの腰に回してしがみつく。

 

「こんなに大胆に鈴音に抱きつかれる日が来るとはな」

「い、言ってなさいぃ……ひああっ!……ここに来るまで、あなたが、抱き締めてくれたから、油断してたわ。鬼畜サディストに油断するなんて――く、あ、あ、あ」

「乳首が立っているな。胸に擦れて気持ちいいぞ」

 

 一歩踏み込むと、鈴音の柔らかな乳房の先端が、オレの胸と擦れ合い、グミのような硬さのものが体をなぞり上げて心地よく。こすれるたびに快楽に顔を歪める鈴音がさらにたぎらせてくれる。

 快楽に耐えて体を必死で固定しても、逸物で串刺しにされていることは変わらずに、自然と抽送される。

 情を交わしあった男に抱きついた身体は、自然と燃え上がり胸の鼓動を速くして、オレにもうるさいくらいに聞こえる。

 接触部全てから快感が送り込まれて、悶え泣き叫ぶ少女を見て情欲がたぎる。

 

「う……う……うぁ」

 

 それらを理解した鈴音はぎゅうと抱きついて、少しでも刺激を少なくして耐えることにしたらしい。目をつぶる。

 いじめなければならない使命感を滾らせて責める。

 

「お前の乳首が擦れる度に、お前のここはよく締――」

「ちゅ……んぅ……ん」

 

 言葉責めの途中で突然キスされる。

 選択肢が直ぐに浮かぶ。このままキスをするか、キスを止めていじめるか。

 チラリと鈴音をみる。言葉責めを止めるつもりで必死でキスをしたのに、オレとのキスの心地よさにうっとりとしてしまった鈴音を。

 決断は直ぐにした。応えて鈴音の好きな啄むような恋人のキスをする。

顔を綻ばせ、きゅっと縮こまってオレに身を寄せ、濡れたような視線をオレに向ける。何てイジメたくなる姿なんだろうか。

 

「んんっ!」

 

 今度は一歩進んで半回転し、トイレのドアを閉める。

 振動にピクリと身を震わせながら、唇を離さずに男の劣情を受け止める。

 

「喉が渇いただろう。まずは冷蔵庫に行こうか」

「んっ、そこで一回休ませて、はぁ、はぁ、ベッドまでは無理よ」

 

 いけるいける。飲み物を飲んでいるときも、この姿勢のままだ。鈴音の柔らかい身体と名器の組み合わせが気持ちよすぎるから、変えたくない。とりあえず三歩くらい歩いてみれば解る。

 

「ひぁぁぁぁっ!」

 

 ――甘かった。鈴音の絶頂の声と愛液を浴びながら思う。

 散々嬲った鈴音に力が入らない今、この姿勢だと常に子宮を押し上げて、ぽこりとお腹を膨らませている。

 まだまだ、それほど身体がセックスというか性的快感に慣れていない鈴音には酷だろう。

 

 でも、オレには気持ちいいんだよな。

 それに、鈴音をもっと俺の色に染めるためには必要な課程だ。

 

「……あひっ、なんで、歩くのっ、もうっ……無理っ……」

 

 躊躇わず一歩踏み出した。引き攣った悲鳴を聞きながら、ゆっくりと歩こう。飲み物飲む時は休ませれば、大丈夫だ。

 ……きっと

 

「あっ……ひっ……んっ……や、あっ……」

 

一歩踏み込む度に、ピチャッピチャッと粘度の高い淫汁の弾ける淫らな音と、動物のような絞り出すような嬌声が聞こえる。羞恥で震える鈴音を見ながら、スキップしたり、跳んだりしたい衝動を堪える。

 いつか、着衣で入れたまま階段を昇降しよう。人目につかず監視カメラもない場所は、いくつかピックアップしているのだから。

 来る未来に決意を改めていると、時間は掛かったが、何とか冷蔵庫に辿り着いた。

 冷蔵庫に着いた時、鈴音は腕も脚もだらりとしてオレにもたれ掛かり、全ての体重を逸物にかけている。

 

 ペットボトルに入ったスポーツドリンクを何本か取り出し、床の上に胡座をかいて座る。

 

「ああぁっ」

 

 脚はオレの腰を挟んでM字型に大きく開かれた対面座位で、身体ごと凭れ掛かっているために腰は深くオレの上まで引き寄せられている。

 ぽこりと逸物に押し上げられた子宮で膨れた腹を見ると征服欲が満たされる。

「ほら」

「ん」

 

 ペットボトルの蓋を外し、口を付ける。グビグビと飲んでから、口に含んで鈴音の唇を割り口へ流し込む。

 鈴音にも桔梗にも恵にも、いつもやっているから癖になっている。相手が嬉しそうに、コクリコクリと喉を動かしているから悪くはないのだろう。

 

 子猫のように目を細めて、スポーツドリンクを飲み込む鈴音を見ていると、鈴音を床へと下ろして立ち上がる前に一発しておきたくなった。

 

「休憩は無しだな」

「え?」

 

 ピンク色に染まった鈴音の尻を掴むと、呼吸を整える。時間はたっぷりあるし、鈴音が力尽きても桔梗が居る。普段と違って加減せずに情欲の限りを尽くせる。

 我ながら鬼畜以外の何者でもないな。

 

「ああーー!?」

 

 べっとりと汗をかいた整った顔が、歪んで獣のような嬌声をあげる。

 その姿に口角を上げてゆっくりと秘所から逸物を引いていく。

 

「う、あっ、あっ……出ちゃうぅ!」

 

 長時間圧迫し続けた逸物が引き出される。

 痺れるような、ずるずると排泄が続いているような快楽を感じて、鈴音は泣きそうになった。

 鈴音にはまだ任意に締め付けるような技はないが、短期間で犯され続けた天性の名器はピッタリと男の逸物に絡み付く。

 

 

 

「あ、ああっ!こんなぁ、こと、されていたら、私っ」

「こんなことってどういうことだ」

 

 いつもの私を徹底的に責める時の眼差しで、清隆君が見据えてくる。胸の奥と清隆君のモノを入れている私の胎がキュンと締め付けられてたまらない気持ちになる。

 彼には恥ずかしくて絶対言えないし、それどころか心の中で思っただけでも恥ずかしくてたまらないのだけど……清隆君にこうして力強く抱きしめられたり、体重をかけられたりするのは、なんだか彼に包み込まれているみたいで安心する。

……一番安心するのは、今みたいに清隆君の精で子宮が満たされている時なのは、認めるのはまだ早いからあまり考えないようにしている。

 

「そ、そんなことっ、言えないぃ」

 自分の声とは思えない濡れたような声が出る。清隆君に抱かれるまでは出したことのない声、今では出さない日の方が少ない恥ずかしすぎる淫らな声。

「ほう、そうか」

「ふぁぁっ!」

 

 清隆君に子宮の近くを突かれて、頭の中で弾けるように火花が咲いた。イッたんだと、頭の中で冷静な声がする。彼とするまで知らなかった、私の身体に眠っていた快感に支配される。

 気持ちいい。最初は子宮の近くが気持ちいいかなと思っていたくらいだったのに、お腹、下半身に広がっていって、今はもう、気持ち良さが身体全身を塗りつぶすような身体に、清隆君にされてしまった。

 

「はぁ、はぁ……あっ……はぁ、はぁ」

 

 そのまま、ふらりと横に倒れそうになるけど、清隆君が、肩に置いた手のお陰で頭をくらりともせずに済んだ。

 そのまま、私の回る視界が少し落ち着くまで離さないのは、私が今まともに背筋も伸ばせない位、身体に限界がきていることを知っているからだ。

 さっきトイレの中でも、トイレから此処に来るときも、いつも、私を手酷くいじめる清隆君だが、さりげなくフォローして私に無理はさせないようにしてくれる。

 こういったさりげない優しさも、前から頭では理解していたけど、素直には認められていなかった。今なら解るとても好きだと。

 

「あっ、あひぃっ、かき回したらぁ、ひぁっ」

 

 前、彼に近づいたら自分がどうなるか不安で距離を置こうとしたのは、正しかった。

 排卵の時期に身体が影響を受けて、ムズムズした性衝動を抱いていた時に、清隆君の顔が浮かんで、考えるなと頭から消して否定していた時のように、正しい反応だった。

 私らしくないが、女の勘が働いたのだ。

 これ以上近づいたら、自分が壊れて自分でなくなってしまうと

 

「かはっ、駄目っ、今、敏感でぇっ、ふぁぁっ!」

 

 予想以上に、近づいたらこんなにも乱れて、淫らになってしまった。

 あの頃は自分で慰めなかったし、清隆君に責められて性欲が満たされている今も慰めていないが、こんなことを真剣に考えている時点で、私は駄目だ。

 心と身体の両面を清隆君に可愛がって欲しい。そう強く思うようになってしまった。

 倫理観、貞操観念、羞恥心よりも清隆君を求めてしまう。

 

 だから、あんなに激しくひどくて優しい責めを、受け入れてしまい。最後には溺れて深みに嵌り出られなくなる。

 ――今の私のように、ベッドで微笑んで眠る櫛田さんのように。

 援軍欲しさに櫛田さんを起こしたくなる危機感と、このまま寝かせて清隆君を独り占めしたい独占欲と、少しでも櫛田さんを休ませたい優しさがぶつかる。

 そんな想いも、清隆君の一突きで消えて快楽一色になるくらいに、私は堕ちてしまった。

 

「ああっ、い、いつもよりっ、キツイわぁ!」

 

 今までよりも、かき回す円を大きくして責めてくる。

 最初は痛みと痺れしか感じなかった私の固い膣は、清隆君に柔らかくされて、今では清隆君のモノの血管の脈動さえ感じられる。

 ……限界ギリギリを責めて、耐えられる範囲を次第に拡げているのだと解っている。これは、もう調教とか開発とか育成と呼ぶべきだと解っている。

 恥ずかしいことを叫ばされた後、子供みたいに駄々をこねたことや、放尿を含めて、今日させられたことを思い返すだけで羞恥で死にたくなるけど、もう無理だ。離れられない。

 

 もう認めよう。所詮、私も一匹のメスだったということだ。

「はぁ、ああぁっ、胸がっ!あぅぅっ」

 

 腰を止めると、絶頂直後の敏感になった乳房を弄られる。清隆君に抱かれてから、揉まれ弄られた乳房は発達して、最近下着のサイズがキツくなってしまった。

 サイズを上げるかずらさない限り敏感になった乳首が刺激されてしまうから、買い換えないといけない。

 ……上だけでなく彼のモノを挿入されて腰周りが発達してきた下も

 

「ふぁぁぁぁっ!乳首っ、くすぐらないてぇ!」

 

 何か別のことを考えれば快感が薄くなるのは嘘だ。本とネットに騙された。

 ぷるんと、私の乳房を下から横からさするように弾ませて、乳首を優しくくすぐられると、乳房の芯がしこりジンジンと感じて、発情した猫のような嬌声を出す。

 

「あ、あっ……なんでぇ」

「何がだ」

「っ……何でもないわ」

 

 何分も胸を愛撫されるだけで、硬く逞しく私のお腹の形を変えて串刺しにしている彼のモノは、動いていない。疑問が口からでる。

 間髪いれずに応え、嗜虐の色を瞳に浮かべた清隆君をみて、背中を震わせて誤魔化す。

 知っている目だ。私を快感で狂わせて、はしたなくて死にたくなるような恥ずかしいことを、言わせて、させる時の目。

 きゅぅぅと胸の奥が締め付けられる。身体の奥底を貫かれて、乳房を弄られ、理性も思考も溶けていくのにあんな目で見られたら私は抵抗のしようがない。

 だから、いつもこういうときは、一思いにして欲しい。

 なのに

 

「何でもないか、そうか」

「うぅっ……あぅぅっ」

 

 胸を愛撫されるだけしかしない。余裕綽々でじわじわと嬲りながら責めてくる。

 ……私には余裕なんてとっくになくなっているのに

 余裕のある責めが憎らしくも、もどかしくも感じてしまう。

 

「うぅっ、ひあっ……ああっ」

「どうした鈴音?残念そうだな」

 

 鈴音と彼に呼ばれる度に跳ねる胸の鼓動と、感じる暖かい安心感が、清隆君に知られていないことを願う。

 この、正真正銘のドSに知られたら、何をされるか知れたものじゃない。

 

「な、何でも、何でもないわ……あぅぅっ」

 

 まただ。清隆君は、胸を刺激するのを絶頂する直前で止めてしまう。

 何をさせたいのか解っている。また、はしたないことを言わせて、私を辱しめたいのだ。かれのドSが段々酷くなっているような気がする。このままだと、いつか責め殺されてしまうかもしれない。

 その前に、このまま全身がどろどろに蕩けきったままじわじわと嬲られていたら狂ってしまう。

 

「なるほど」

 

 突き放すような声に、火照りきった私の身体は我慢の限界だった。動きたくても嬲られ続けた身体は疲労で動かないし、自分で動くやり方はよく解っていない。清隆君のように私の弱い所、感じる所を、腰を捻りながら的確に突いてもらうことなんて出来はしない。

 体内の清隆君は、最初と変わらない硬度を保ったまま、私を貫いて、存在するだけで私を追い詰める。

 昂ぶらせるだけ昂ぶらせて、止めをさしてくれない清隆君。

 情欲と嗜虐に満ちた獣の目付きで、見つめられる私は、どんな顔をしているんだろう。

 きっと、とてもはしたなくて、清隆君が際限無く興奮するくらいに、いやらしい顔をしているんだろう。

 さっきの櫛田さんのような。

「お、おちんちんを、わ、私の、お、おまんこで、う、動かして下さい」

 

 恥ずかしさで目が潤むけど、仕方ない。正気なら絶対に口に出せない言葉を口にした。メスなのだから、もう、私の意地は一時だけ止めてしまおう。

 後はもう、好きなように、清隆君に溺れてしまおう。さっきの櫛田さんみたいに。

 櫛田さんは友人だけど、プラスの対抗心みたいな良性の想いを抱いている。

 微かに残っていた理性が櫛田さんへの対抗心が引き金になって取り払われた時、私の心はふわりと軽くなった。

「よく言えたな」

 

 満足そうに頷くと清隆君は抽送を開始した。

 異常者レベルのサディストが快楽を叩きこんでくる。

 彼しか知らない私だが、清隆君がこういう行為に慣れていることだけは解る。

 その癪な想いと、清隆君のたまらない匂いに混ざる櫛田さんと私のメスの不快な匂いが無ければ、私は今思考さえ出来ていないだろう。

 

「あっ、ひあぅぅっ!こすられてぇ、あぅぅっ!」 

 

 腰を持たれてゆっくりと持ち上げられ、胎の中のモノが抜けるに従い、快感と圧迫からの解放と――清隆君の暖かさが少なくなる寂しさに鳴く。

 

「ひィィィ!きつい、キツイわぁ!出ちゃうっ」

 

 下げられるときには、ゆっくり肉襞を割り盛られて、締まりかけた穴を清隆君の形に広げられて、快楽と圧迫に呼吸さえ困難になり――清隆君の暖かさで埋められ染められる悦びに鳴く。

「あ、ああっ、うぁぁぁぁっ!くひィィ!」

 

 その度に腰を回転させて、私の弱い所を的確に責められると、私はどうしようもなく乱れ鳴く。

 観たAV男優より間違いなく彼は巧い。動画では、こんなに女性を狂わせるような腰使いじゃなかった。

どういう人生を送ればこうなるのか、頭の片隅で彼に対する疑問が湧くが、検索するつもりはない。

 清隆君はここに居るのだから、しがみ付くようにして嬌声をあげる。

 

「相変わらず、凄いなお前のまんこは」

 

 快楽の波にもまれるなか、聞こえた感嘆の声に様々な感情を同時に感じる。

 清隆君が滅多にしない感嘆で誉めるくらいに、私の身体は、清隆君を満足させているんだと、喜び。

 もっと気持ちよくなって欲しいと、願い。

 他人よりも、清隆君を気持ちよくさせられる身体に生まれついたことに対する、感謝と昏い優越感。

 これなら、清隆君に棄てられない、安堵。

 

「あっ、あひぃィィ!あっあっあっ、あぁぁっ!」

 

 そんな女の情感は、清隆君の浅いところを中心としてたまに深く突く抽送で、混ざり弾けて快楽しか残らない。

 私の思考など、清隆君の一突きで流れるものでしかない、情欲のままに快楽でメスとして鳴き叫ぶ。

 清隆君のモノにされた圧倒的な幸福感で、獣のような嬌声を上げて清隆君にしがみつき身体を擦る。少しでも清隆君を感じたい。

 濃密な、綾小路清隆の、息吹で、匂いで。むせかえるほどに、私を抱擁して欲しい。

 

「ああ……ああっ!きたっ!すごいのが……気持ちいい!気持ちいいィ!」

 

 きもちいい、すごい、だとかそんな幼稚な思考しか頭に浮かばない。

 普段、あんな風にならないと思っていた、頭の悪い女にされてしまった。

 

「あ゛っ!あ゛っ!あひあっ!もっとっ!突いてっ!突き上げてっ!すごいっ!気持ちいいっ!」

 

 頭の中までドロドロになって、ずっぷりと清隆君のモノをはめ込まれた私のあそこは、痙攣して、ぷるぷると蠢いて、咥えこんだそれを無意識に、締め付けていくのがわかる。

 

「腰を動かすのはいいが、合わせろ。こんな……風に」

 

 無意識に腰まで動かしていたらしい。不安定なリズムのまま、清隆君が打ち付けるときに腰を引いたりして清隆君の抽送が不発に終わったりしたのだろう。

 私の腰をつかむ力が大きくなって、清隆君の抽送に合わせられる。

 ぐぽぅっ、ぐぱんと清隆君との結合部から、人間の出す音とは思えない音が響き渡る。自分が犯されているのだと身体全体で感じる。

 

「ひああぁぁっ!う゛あ゛あ゛あ゛あっ!……あっ、あっ、いぎっ!あひあぁぁっ!」

 

 獣の咆哮で泣き叫ぶ。

 頭の中は、真っ白で、チカチカと光り続けている。

 イカされて、意識が飛んで、犯されて戻って、イカされて……を繰り返してただ清隆君に縋りつく。

 もう、気持ちいいという考えと中に出してほしいという繁殖欲しか私には残っていない。

 清隆君に育てられたあそこのひだひだが、清隆君のモノに絡んで、懸命に奉仕しているのがわかる。

 そんなひだひだを抉るように清隆君のモノが進んでいって、子宮口の近くポルチオを突き上げられて叫ぶ。

 好きな人に、犯されて、発情しきって息を漏らしてただ悦ぶ、一匹のメスでしかない。

 

「き……やっ、きよたかっ、くん、わたし、もう、もう、いっしょに、いっしょにぃ……っ!」

「そうしたいが、締りが少し緩くなったな。きっちり締めてもらうぞ」

「……え?……ひィィっ!?だめぇ!あひィィィあーーっ!!?」

 

 聞き覚えのある清隆君の口調に、背筋が震える。

 私のお尻を掴んでいた右手の人差し指がお尻の穴に入れられて、私の身体をぐいと持ち上げられてめり込んでくる。泣き叫びながらお尻に力を入れる。

 

「いい感じだ、鈴音。締りが元に戻った。これなら一緒にイケる。動かすからな、一緒にイクぞ」

「あっ、あ、あっ、あーっ、あっ」

 

 涙で潤む視界の向こうにある嗜虐的な目で見られながら、言葉の意味を理解してしまい、何かを言おうとしても衝撃と快楽で言葉にならない。

 自分がイクまでお尻の穴に指を突っ込みながら動く、射精すればその刺激で私の意識は飛んでしまうから、結果的には一緒に絶頂する。と清隆君は言っている。

 

「――――っ!!!」

 

 根元まで埋め込んだ中指を上のほうに――つまり、膣口のほうへと折り曲げられて声にならない悲鳴。

 清隆君のモノでギチギチのあそこをお尻から刺激されて、耐えられるはずがなく視界が暗くなる。

 清隆君に抱かれて、まともに意識を保っていることなど私にはとうてい出来ない。今から考えてみると、もしかしたら初めて彼に抱かれたときが一番まともだったかもしれない。

 

「ひっああひあいいぁ!!」

 

 律動とともに、お尻に入れられた指を折り曲げてひねった、のだと理解できたのは後のことだ。この時の私は何も考えられずただ獣の様に鳴き叫ぶ声を聞いて、自分の意識が戻ったのを知ることしかできない。

 

「あっああっ、あぐあっ!……うぁっ、かはっ!あひあっ」

 

 清隆君の指で、お尻を蹂躙されながら膣の急所を突かれているのだろう……多分。

 なにもかもめちゃくちゃだ、火傷しそうなくらいに熱くなっているお尻の穴で気持ちよくなっているようにさえ感じてしまう。

 一突きされるたびに絶頂して意識をなくしそうになり、また一突きか尻穴を弄られると意識を戻されると、もうどうにもできない。全身を硬直させ、清隆君にしがみ付きながら、ひいひいと呻いて泣き喚く。

 

「あひぁっ!ひッ、ひいッ……あ、ああッ」

 

 清隆君の指がリズミカルに尻穴をえぐるのにタイミングを合わせて、膣が清隆君のモノでえぐられる。

 そのたびに私の肛門と膣が勝手に入っているものを締めあげ、味わったことのない淫靡な快感が全身をゾクゾクと走り回る。

 指が薄皮を隔てた清隆君のモノをなぞるように動かされると、女自身と肛門で快感が乱反射して増幅され、全身が勝手に痙攣して意識が飛んで戻される。

 

「あひっ!あ、あ、あ、あひあっ」(出してぇ、お願い、出してぇ)

 

 この地獄のような天国から解放されるには、清隆君に出してもらうしかない。祈るような想いでただ請い願う。

 

「あっ……ぎっ」

 

 清隆君のモノがさらに一回り膨れ上がって、苦悶と期待の入り混じった呻き声を出した。

 

「そろそろ……中に出す、ぞ……っ!」

「あ、ぁ、いっく、いくっ、あッあ゛っお゛っ!イクううぅううぅううあああああ!!」

 

 ゴツン、と最奥を強くつきこまれて、弾けた。身体が無くなって心だけになってしまったような浮遊感。

 あ、あ゛っという、ふだんの生活では絶対に出さないような下品な喘ぎ声と、ほぼ意識がなくとも教え込まれた身体は勝手にイクと叫び声を上げる。

 ぼやけて曇った視界。チカチカと頭の中で光り、周り全てが歪んで、何もかもまるで他人事のようで現実感がない。

 ひくひくと断続的に腰が震えて、びくんと時折跳ねる。あそこで清隆君のモノがふるえるたびに、こじ開けられた子宮口から熱い液体が流し込まれる。

 そうして子宮から爆発するみたいに強烈な快楽が弾けて、胎から全身の神経へと浸透していくように、性の快楽が、染みわたる。

 

「あっ……ああっ……はぁ……あっ」

 

精を流し込まれながら、快楽に浸る。ぬるま湯につかったような心地よさに抗えない。体から心まで丸ごと清隆君に支配されたかのように、気持ちいい。 

ほんとうにだめになってしまう。そう思うのに、子宮に精液をどくどくと流し込まれると、安心して何も考えられなくなってしまう。

 

子宮に精を注ぎ込まされる、汚されて満たされているのだという、相反する独特の感触。

なにをやっても、どこか満たされていなかった堀北鈴音という器が、今満たされるかのような、不思議な感覚。

 

好きになった男の人に、女として、全てを支配されているのだという被虐が混ざった快感。

清隆君の身体に包まれて、抗えないまま、清隆君は精液を私に注ぎ込みながら、モノになるように屈服を強制してくる。

 

―――もう、とっくの昔に私は彼に屈服して、清隆君のモノなのに。……こんな風にいじめずに犯してくれていれば、もっと受け入れるのに。

 

 いや、その、こういう風にされるのも、正直なところを言うと、清隆君に知られたくはないから、隠し通すつもりだけど、それほど――――嫌なわけではない、のだけど、受け入れるのは困難なのだ。とても。

 

 そんなことを思考の片隅で思いながら、脈動して射精し続ける脈動する清隆君のが、子宮口と触れ合い、最後の一滴までもしっかりお胎の中に注ぎこまれた。

 

 精を注ぎ込まれた子宮が膨れ上がって痛いくらいなのに、子宮に栓をするかのように、射精した後も硬くなったままの清隆君のが入ったままだ。

「ふぅ……はぁ……ふぅっ……はぁ……」

 

頭のてっぺんから脚の指の先端まで、快楽の余韻にうっとりと浸りながら、震える。

このままずっと、包まれるように抱かれ、繋がったままで、一生離れないでもいいと、本気で思ってしまった。

 

「はぁぁっ……っきもち、いい。」

 

私の身体の一番大事な所の子宮の中で、清隆君の精子が元気いっぱいに泳ぎ回っているのを感じ――妄想かもしれない――て、ふわぁっと私は愚かな女として蕩けきった顔で笑った。

 

 

 

 冷静な思考が出来るようになり、言葉を出せるまで息が落ち着くまで二、三十分かかった。

 彼とこんなことをするようになってから、加速度的に増えているが、今まで考えていたことは、墓場まで持っていくつもりだ。

 

「あれだけ、辱しめて、休憩させずに、また犯すなんて」

「ああ、お前の身体が魅力的すぎて我慢できなかった」

 

 清隆君の肩に頭を預けながら愚痴を漏らす。あんなところを弄られながら、意識が何度も昇天仕掛けたのだから、一言くらいは欲しい。

 なのに、あっさりとした口調で返され、フツフツとした思いが沸いてくる。これが彼の地だとは解っているけど、もう少し何かこうあっても良いでしょう。

 魅力的と言われて喜んだりしていない、私は。

 羞恥と快楽で頭が茹ってしまっているまま言葉を続ける。

 

「もし、私を棄てたりしたら――」

「なんだ」

「あなたを殺して私も死ぬわ」

「解った。言っておくが、お前みたいな魅力的な女をそう易々と棄てたりしない――」

 

 自分でも驚くほど凄いことを言ってしまった。一切の他意が混じっていない、本気の言葉を言ってしまう。普通ならかわされるか引かれるだろう。

 

「もったいないからな」

 

 でも、清隆君は自然と受け入れた。私の言葉を、うわ言でも戯れ言だとも判断せずに本気だと認識した上で、当たり前のように。

 もし、彼が少しでも躊躇ったり否定したならば、私は心の奥底を抉り抜かれただろう。それくらい心の弱いところを曝け出し吐き出してしまった一言だった。

 彼の器の大きさと怖さを思い知るのはこういうときだ。普段はぼんやりしているように見えるのに、ここぞと言うときは間違えず誰よりも頼りになる。

 この人なら、きっと何とかしてくれる……そう思える。

 思考の方向が、どこまでも畜生というか、人をまず道具としてみているが仕方ない。これも彼の味だ。

 

「……そう」(何を考えているのよ。私は)

 

 静かにこちらを見据えている清隆君を見返せず。自身の動揺を振り払うようにして、そっぽを向いた。

 自分がこんなにも動揺しているのに、彼はどこまでも落ち着いている。その差が腹立たしくて仕方ないが、あまりにも子供じみている。

 呆れてられているのではないかと横目で見ようとして

 

「あっ……」

「成程」

 

 私の女の象徴の部分は、清隆君のモノを締め付け始めた。

 少し体力が戻った途端にこれとは、あまりの羞恥に顔をさらにそらしてしまう。

 

「こんなにいやらしくなったお前を堀北兄が見たらどう思うかな?」

 

 どこか楽しげに言う清隆君だが、何を考えているのだろうか。

 

「兄さん?兄さんは関係ないでしょ。兄さんに見られたら兄妹揃って居たたまれなくなるとは思うけど」

 

情事の時に家族の話題を出すなんて清隆君は何を考えているのだろうか、まさか

 

「……わざと見せられたなら、あなたを殴るし兄さんに説明するときに付き合ってもらうけど」

「そ、そうか……いや、見せないんだが」

 

 情事を家族に見られるなど、冗談抜きで責任を取ってもらわなければならない。首根っこ捕まえても、彼を兄と両親に紹介しなくてはならない。

 そういう意図があっての言葉かと思って、期待を込めて清隆君を見る。

 何故か彼は焦ったように否定した。普段とは違って一瞬とはいえ本気で焦っているが、責任を負うことを恐れてはいない、当てが外れたというか思っていたのとは違うという色だ。

 何を想定していたのか解らない。ポーカーフェイスに戻った、彼の顔色からこれ以上読むのは不可能だ。

 でも、責任を恐れていないのなら仕方ない、少し残念だけど、ここは引こう。

 

「なら、いいでしょう。こんなときに兄さんのことを言うなんて呆れるわ」

 

そういえば、兄さんのことを思考の隅でも考えたのは久しぶりだ。

あれだけ私の頭を占めていた兄さんのことも最近考えない。考えるとしたら、兄さんと清隆君と仲が良いと喜びを抱いたときだ。

 

「あなたが兄さんに挨拶でもするかと思ったけど」

 

 清隆君ならあっさりと兄さんは受け入れるだろう。将来を考えて兄さんと清隆君と仲が良いことがプラスになると、心を満たされて呟く。

 

 料理をしていても清隆君に食べさせたらと考えながら作るのは楽しい。兄さんの妹として完璧にと切迫した思いを抱いて、どこか苦しかった頃とは違う。

 勉強も料理も掃除も日々の生活に張りが出て、最近楽しくなり、全ての技量の力量さえあがってしまった。

 兄を尊敬しているが、目標としなくなったことで、私は自分が成長しなくなるか衰えると思っていたのだが、逆に自分でわかるほど成長している。

 ひょっとしたら兄はそれがわかっていたから、自分から遠ざけようとしたのだろうか。

 清隆君と兄は自己愛型で、私は他者愛型だったのだと今ならわかる。

 誰かに復讐しようとすれば、二人とも他を一時的に無視したり忘れてあっさりするだろうけど、私は周りを全部忘れて、復讐に臨んでいる自分をイメージ出来ない。

 どちらが優れているかではない。方向性が違うだけだ。

 真逆の方向に行こうと足掻いている妹を、兄は心配してくれたんだと今なら理解できた。

「あ…あっ、また、大きくなってぇ」

 

 兄さんよりも今は此方の方が大事だ。

 呼吸さえ苦しくなるほどお腹を圧迫されて、嗜虐的な色を目に浮かべた清隆君を見ると、ただでさえ力が入らない全身の力が抜ける。

 どんな風に犯されるんだろうと、何となく櫛田さんのほうに目を向ける――向けてしまった。

 

「~~っ!!」

 

 自身の失策に全身の血の気が引いていく。

 

「鈴音を犯しているときは、桔梗が見る番になるだけだ。だったな。……すまないな。自分の言葉を忘れていた」

「ひぁぁっ!ちがっ、まってぇ!」

 

 立ち上がりながら言われて、子宮を押し上げられながら半狂乱で喘ぎもだえる。

 ぽろぽろと涙を流しながら、穏やかに眠りについている櫛田さんに心中で謝り続けながら、清隆君にしがみ付く。

 清隆君がゆっくりと足を踏み出す。振動に被虐の快感に悶えながら近づいていく櫛田さんを見つめ続けた。




 綾小路君、お兄さんに絡めていじめようと思ったのに、堀北さんが成長していたために不発に終わりました。なので違う方法でいじめます。
 ある意味、最悪のタイミングで櫛田さんは起こされます。
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