ちょっと駆け足になってしまったので、修正するかもしれません。
「え、ええっ、と……」
鏡に手をつけた立ちバックの姿勢のまま、自分の股の間に突然出された異物に帆波が目を白黒させる。
「…………う、え? ……」
一瞬で帆波が目どころか思考まで奪われたモノ。
「だ、だって、そんな……そんなの、おおき、くて……」
鏡越しで帆波に見られながら脱いだオレがトランクスから出された巨大な肉棒。
黒々とした剛毛の中心から隆起した竿は、どれだけ使い込んだのか赤黒色に染まっている。
肉棒の周囲にはいくつものぶっ太い血管をぼこりと浮き上がらせて、逸物だけが独自に呼吸するようにピクリピクリと脈動していた。
鉄球が付随しているのかと二度見しても変わらない、傘を広げたような高く鋭くエラの張ったカリ首と亀頭。そのあまりの形状は、刺されば吐き出し萎むまで獲物を決して逃がさないと連想させる。
「……も、銛……」
パンパンに膨れあがるまで充血したそれは、くすんだ赤紫色の輝きを放ち、ピクピクとうごめいていた。
その先端にある割れ目からは、白く濁った粘液が、あふれ出て一筋垂れる。
「うわ……すごい匂い……」
距離があっても発情した体は濃厚な雄の匂いを嗅ぎ取り、沸き起こった本能的な衝動で帆波は無意識の内に若々しく張りのある尻をもぞもぞと動かす。
処女の本能で、何とか壊れないように規格外の逸物を受け入れるための最適な姿勢を探してしまい、後背位ではどうあがいても壊れてしまうと無意識下で認識して遂には静止する。
「帆波」
「ぁ……え? ……」
肉棒とともに姿を現した、巨大な二つの睾丸。それなりの経験者でも唖然とする代物を自分の股にピタピタと当てられながら呼びかけられても、帆波は茫然としたままピクリとも動かない。
いや、動いたらどうなるかわからず動けない。
それほど、帆波にとってはグロテスクで理解できない生き物でしかない。
なのに、その姿を見て匂いを嗅いでいると、今までの人生で一度も入らなかった生殖本能のスイッチが入ってしまう。
「帆波」
「にゃ、にゃぁ……」
再度の呼びかけにもぞりと帆波の腰が蠢く、無意識のままに内股になった腿を擦り合わせながら荒い息を吐き続だすだけで、視線さえ鏡に映った逸物から動かさない。
(荒療治が必要だな)
これでは進めない、強制的に進める。
今までの一方的にオレが愛撫してばかりではセックスとは言えない。何もかも始めての帆波に強制して口に含ませたりはしなくとも手で握らせるくらいはしてもいいだろう。
片手でぼんやりとしたままの帆波の顎を掴み、顔を直接オレの逸物に向けさせる。
「あ……う……」
そそり立つ男根が鏡越しではない視界に入ると意識を取り戻し、すぐに視線を泳がせ顔を背ける。
帆波の顎を掴んだ手で再度視線を逸物に向けさせ、もう片方の手で帆波の手首を掴み帆波の瑞々しい太ももに挟まれた股間の逸物へ導いた。
「帆波、これを握ってくれ」
「ふ、ふえ?」
その指示に、帆波は目を丸くして、羞恥と戸惑いの色を顔に浮かべる。
「握るんだ」
もう一度言って、掴んだ腕を逸物に近づける。帆波は逡巡したあと、恥ずかしそうに逸物をおずおずと握った。
「あ……熱い……っ!?」
帆波の柔らかな手で握られ、ただでさえ巨大な逸物がさらに逞しさと大きさを増したことに、驚いたような怯えたような声を出す。
男の象徴を直視するのも初めてなら、手で握るのも初めてなのだ。手から感じる熱さと硬さ、何よりもその濃い赤黒い先端だけで自分のこぶしより一回り小さいだけの大きさだと言う事が信じられない。
「指が……回らない……」
肉竿をしっかり握りしめていても本当に指が回らない。中指と親指の間にできた間隔の広さは、回した部分の半分ほどにあることに帆波が驚愕して手を離してしまう。
「熱くて……硬い……それに、大きい……こんなのが私の中に入るの? ……ううん、堀北さんも桔梗ちゃんも入ったから、大丈夫、だよね……?」
「ああ、大丈夫だ。しっかり準備をしたからな。二人とも大丈夫だった」
「そ、そうだよね……平気、だよね……準備ってどうするの?」
「そうだな……例えば」
「……あっ!?」
「帆波、手をこうやって」
上目遣いで見てくる帆波の手首を掴み上下に動かす。
「握りしめた後、上下に動かしてくれ」
帆波は顔を真っ赤にして、恥ずかしそうな顔を強める。
が、準備の一貫だと素直に認識し、言われるがまま、手で肉棒を包むようにしてゆっくりと先端へと動かす。
「う、うわ……」
ゆっくりと指を滑らせて先端に向けると、指の間隔は僅かに縮んで行く。
が、その隙間が半分くらいになった所で、巨大なカリ首に到達してしまい、両手で包めるのではないかと思いたくなるほど親指と中指の間が広まったことが信じられないと、帆波がまた手を離してしまう。
くちゅり
「あっ」
同時に内股に擦り寄せた帆波の股の間から水音が響き、かああと真っ赤になる。巨大すぎる逸物を肌で感じた体が、受け入れようと愛液を分泌させて準備を始めたのだが、処女の帆波にそんなことがわかるわけがなく羞恥に震えて固まってしまう。
そんな帆波の姿を見ながら、柔らかく暖かい腿に性器で触れていると我慢が出来なくなった。
愛液で濡れそぼっていても、未だ帆波の膣はほぐしたりない。挿入するためには、何度か絶頂させる必要がある。
初めて鈴音とした次の日、鈴音が言った言葉が脳裏に浮かんだ。
立ちバックの姿勢で鏡。帆波の可愛い顔を見ながら後ろから責めることができる。改めてそう認識した瞬間に、体は動いた。
「ひんっ!?」
両の太腿をさらに広げ、内腿の間に逸物をねじ込む、両端からむにゅっと太ももの肉が挟んできて、帆波の閉じた秘裂の筋をなぞり上げる。
焦らされ感度が上がっていた帆波は、秘所に逸物が擦り付けられる刺激に敏感に反応して嬌声を上げながら、いきなり犯されるのかと全身を震わせる。
「あわてるな。これもまた準備の一貫、素股だ、帆波」
帆波のこんもりと盛り上がった熱く火照った陰唇にカリ首の裏側を優しく擦り付けながら言う。
「す、すまた……!? あ……」
昂っていた未発達な秘所が開いて逸物に覆うように開き、愛液がどぷっと吐きだしてオレの逸物に幾つもの筋を作る様を鏡で見せられた帆波は、自分の性知識にない単語を言われた驚愕と合わせ、目を白黒して羞恥の余り人類の限界レベルに紅くなる。
「そうだ。帆波のまんこと手とオレのちんこを擦り合いながら、互いに気持ちよくして体液を分泌させて入れやすくするんだ」
「そ、そんなこと言っちゃだめ……ひああっ!?」
あからさまな言葉に帆波は、真っ赤になったまま、ろくな余力が残っていない体で器用に片腕で両耳を塞ごうとする。
許さず腰を前後にゆっくりと律動させて逸物を帆波の陰唇を擦り付けると、生まれて初めて敏感な粘膜を、性器同士で擦れ合わさせられた帆波は、火照った体に与えられた刺激にぐにぐにと腰をよじらせて嬌声を上げる。
「太ももをギュッと強く締めろ……そうだ、いいぞ。それから、脚からはみ出たちんこを、お前のすべすべの手で撫でるんだ。優しく、いとおしむようにな。そうじゃないと素股にならない」
腰をよじらせると同時、反射的にぎゅっと太腿を引き締めて逸物をしっかり挟み込んでしまい、あたふたする帆波の性的な知識が薄いことをいいことに、素股+手コキを強制する。
「にゃ、にゃああ…… うわ、お、おへそ、まで」
自分の太腿を経ても余裕で先端がへそまで届く逸物の威容に声が震える。本当にこれが入るのかと顔を驚愕の表情で固めたまま鏡についた右手ではない左手を自分の股間に持っていく。
「ふぁっ」
こわごわと帆波のしなやかな指が亀頭に触れると同時に、ゆっくりと溝をカリ首でなぞると、くちゅくちゅと粘着性の水音がする。
自身が興奮している証のいやらしく官能的な音に、帆波が熱い息を漏らし小刻みに震える。
「うっ、うぁっ……! ひうっ! ……ぁっ」
「喘ぐのもいいが、オレのもいじってくれないか」
「……ぁ……う、うん……」
オレが腰を急に止めたことに不思議そうな顔をしていた帆波は、指で亀頭をつまむようにして、ぎこちなく指を動かし始める。敏感な粘膜に帆波のほっそりした指が触れ動くたびに腰が蕩けるような快感が走る。
「腿ももっと閉じてくれ」
「う、うん……」
もちろん締めつけは膣にかなわないが、竿が柔らかい肉に包みこまれている感触はこれも格別なものがある。ムッチリした太ももとムニムニした秘所は、肉厚感と柔らかさを楽しませてくれる。
帆波の温かい愛液が逸物に絡みつき、後から後から尽きずに溢れていくのも楽しい。
その先を帆波の手がそっと包みこみ、手のひらで亀頭をスリスリと撫でる。いじらしいほどにソフトで拙い愛撫であるが、そうであるが故の心地よさがある。
「なかなか上手いぞ帆波」
「ひゃぅんっ!? お、おっぱい、んっ、んんっ」
褒めながらツンと先端が上を向いた乳首をつまむと、帆波は鼻にかかった声を上げ、大きく目を見開いて背を仰け反らせる。充血してこりこりと硬くなった乳首を根元から優しく撫でながら豊満な乳房をもむと、元々豊満な乳房がちょっと張り詰めてきた。
帆波が発情したことで、手応えが指を跳ね返すような弾力に変わった乳房を優しく乳腺を刺激しながら揉む。
「ぅんんっ! にゃ、にゃああっ……そ、それっ、だめぇっ!?」
開発されていない乳房に一番効く愛撫をされて、甲高い声が目をつぶった帆波の唇から上がる。ぴくん、ぴくん、と細く括れた背がオレが乳首を撫で豊満な乳房を揉むたびに跳ねて、未知の快感に悩ましくくねりながら元に戻り、耐えようと全身に力を入れる。
太腿に一層力が入り、ふっくりと柔らかな陰唇が逸物に密着する。
「はんっ! にゃ、にゃぁぁっ……そ、そんなにいじっちゃ、だめぇ……あぅぅっ……」
自分の性器に硬い逸物が触れた感触で、帆波は目を開いて鏡を見る。愉悦の声を上げながらよだれをたらし、体をいやらしくくねらせ、頭を振って快楽から逃れようとする自分の姿を見て、竿に密着した陰唇が一層熱を帯び、愛液を垂れ流す。
「ぁぅぅっ! にゃ、にゃあぁっ、や、やあっ……」
「駄目とか嫌とか言いながら、ずいぶん気持ちよさそうだな。そんなにいいのか?」
自分のあまりの艶めかしい姿に羞恥で視線をそらそうとしたところを、すかさず言葉責め。
「そ、それは……」
「どっちがいいんだ? こっちか?」
「ひうぅぅっ!?」
コリコリとした両方の乳首の先端を弄られ、帆波は大きく括れた背を仰け反らせる。
「あっ、んっ……っ、ひぅっ……だ、だめぇ……さ、さき、さきっぽ、そんなにされちゃ……うぁああぁぁっ!」
感じにくい巨乳といえども、繊細な神経が集中した乳首、それも乳頭部をほじられ、帆波は首を振って嬌声を上げる。
限界まで起立した乳首を弄られ喘ぐ帆波の乳頭部を人差し指で優しくほじりながら、乳房を揉む力を強める。
「ひんぁぁっ!? ……それっ……だめぇ……へ、変に……」
「それとも、帆波が弄るのを忘れたこっちか」
乳首からくる快楽が全身に駆け抜けたせいで、亀頭をこね擦る手を休めていた帆波に、奉仕を再開するように促す。
「へっ? ……ひゃうぅぅんっ!?」
さっきまでの当てるだけのものではなく、オレは本格的に腰を動かし、反り返った逸物を帆波のぴったりと合わさった二枚の花弁を開くように秘所に擦りつける。
「あぁっ!? そ、そん、な……ふぁぁっ! ひぅぅっっ!?」
すっかり充血してぷっくりと膨らんだ陰唇を割り広げると、膣口から新たな愛液が溢れてくる。ねっとりとした粘液を使ってスムーズに逸物を滑らせる。
「や、やっ、やっ、ま、まっ、わ、私、そ、そこ、初め……ひぅぅんっ!?」
小さな秘裂、初めて他人、いやこの反応からして自分でも押し広げたことがない秘裂。それが指ではなく男性器でされることに、帆波は上ずった悲鳴を上げようとするが、その途中で擦り上げられ仰け反る。
「そ、そんなところ、だめぇ……こ、擦っちゃ、だ、だめだよ……ぁあんっ!? んはぁぁっ!?」
丸いオッパイが2つ、発達しきっていない桜色の乳首も性的興奮とともに、固く起立し赤くなりプルプルと揺れている。オレが一突きするたびに、オッパイが揺れ、乳首があっちこっち向いて、アゴが上がる。
「そうか、両方がいいんだな」
「ひぅんっ!? お、おっぱ、おっぱいも、あぅぅっ!? ど、同時なんて、だめ……えぁあはぁぁっ!?」
帆波の開いた陰唇の内面のヌメヌメとした粘膜の感触が気持ちよく、処女の帆波ではどちらがいいのか決められないだろうと決めつけ同時に責める。
「んぁぁっ!? ひっ……ひゃぅぅんっ、つ、摘まま、ひゃうぅっ!? ……う、動いたらっ!?」
蝶の羽が開いたような陰唇が竿が移動するたびに竿の太さに合わせて形を変えてオレの逸物を包み込み。
つきたての餅のような乳肉を両手で味わい。柔肌の頂点の桜色の乳頭を人差し指でほじる。
「あくぅっ!? くうぅぅぅっ!?」
もう言葉にならず、帆波は顔をくしゃくしゃにして、肢体をよじらせた。
「可愛いぞ。体全体でオレのちんこにしがみついてくる」
「んぁあぁっ!? ひっ……ひんっ、そ、そん、んぁぁああぁぁっ!?」
オレの素股責めに驚きと興奮と快楽で、はあはあと荒い息をついて喘ぎ悶え、鏡の中で快楽の混じった哀切の表情になる帆波。ヒクンヒクンと何度も眉を震わせ背を仰け反らせる様が、オレの嗜虐心を刺激してやまない。
「こうするとどうだ」
嗜虐心のまま、姿勢をわずかに変える。
「あっ、んっ、ひぅんっ? ……ぁ? ……んはあああぁぁっ!?」
カリ首がグリっと包皮に包まれたままのクリトリスを擦り上げた瞬間。帆波は甘ったるい悲鳴じみた声を上げて体全体を仰け反らせた。
「あぁっ! にゃ、にゃに、そこ……ひぁんっ!? やっ、あぁっ、そ、そこ、だめっ!? ひあぁぁっ! くぁぁああぁぁっ!?」
淫らな悲鳴を上げまいと必死に唇を結んで、帆波は頭を振って初めて感じる噴火のような快楽に耐えようとする。
快楽から逃れようと、オレの下で括れた腰と豊かな尻をくねらせる帆波の姿に、オレは滾りを抑えきるつもりもなく、未熟な、初めて触れられる粘膜を、さらに激しく、ぐちゅぐちゅと逸物で擦る。
「そうか、此処か。此処がいいんだな」
「ふぁぁんっ!? そ、そこ、だめっ、そこだ、んゃぁぁあぁっ!?」
勢いよく腰を律動させ、亀頭からカリ首までで常にクリトリスを擦り上げる。手に余る乳房を揉みしだき、乳頭から乳首を押し潰すようにして責めたてる。
「あぁぁっ!? ふぁぁっ!? にゃ、にゃ……にゃあぁ、お、おにいちゃ……こ、こすれ、つぶれ……ぇあぁぁぁっ!?」
未だ異物を入れたことがなく開発のかの字もされていない膣内を除く、オレの陰毛で擦られるアナルも含めた女の敏感な快楽神経が集った場所を容赦なく責められ、帆波の秘所は絶え間なく蜜を溢れさせる。
「んはぁぁっ! んぅぅっ! はぅぅぅっ!?」
大きな尻にガツンガツンと乱暴に腰をぶつける。鏡に映る帆波の顔を見ると、目をつぶって歯を食いしばり、襲い掛かる快楽に耐えている様子。まるで嫌がる女を無理やり犯しているような感覚。獣じみたセックスにも思えた。
「ひんっ、ふあぁぁっ! ふぁああぁぁっんっ!」
オレは腰のバネを使って若く未熟な陰唇に、本格的なピストンで赤黒い逸物を激しく擦り付ける。
睾丸が帆波の腿裏に当たり、愛液にまみれてぐちゃぐちゃと湿った粘膜音を立てる。
パン、パン、パン。
尻を打つ音が大きく響き渡る。
そんなことに気に回す余裕さえなく、次から次へと送り込まれる快楽に軽い絶頂をつぎつぎと味わう帆波は、目をつぶったまま嬌声を上げ続けるだけだ。
目を開かせなければな。そう思い、腰と手を止める。
「帆波」
「ひゃぅっ! ……ぁ……ぁ……ぇ?」
いきなり止まった快楽に帆波はビクリビクリと全身を震わせながら、吐息を吐くように疑問の声を上げる。
「目の前に映っているお前の顔を見てみろ」
「え?」
「可愛い顔をしているぞ」
耳元で甘くささやかれたオレの言葉に、帆波はくすぐったそうに身を捩り目を開く。
そして見た。目を潤ませ、涙を頬に垂らし、涎を唇から垂らし、荒すぎる鼻息で鼻水さえ垂らしている、自分の淫らな表情を。
忘れていた恥ずかしさがよみがえり、瞬時に耳から首まで真っ赤に染まった。
そんな帆波の火照り切った頬に軽くキスをする。
「そのまま鏡で自分の顔を見ておけ」
「え……んぁぁああぁぁっ!?」
火照り切った体に、再び刺激を与えられ帆波は言いつけ通り鏡の中の自分の顔を見ながら悶える。
「ぁあぁぁっ!?」
乳首を押し潰され、乳房が形を変えて歪みながら、眉を寄せて喉奥から声を出す自分の顔。
「ふぁぁんっ!?」
クリトリスごと陰唇を大きくこすられ、首を振りながら涎を宙に飛ばす自分の顔。
「ひゃぁぁっ!? ……ぁ……」
オレが腰を引いたことで、陰唇から逸物が離れてしまい、悲哀の表情を浮かべながら熱い吐息を漏らす自分の顔。
「あっ! くうぅぅっ! やっ! やっ!」
そんなものを見続けながら快楽の源泉を責められ続けた帆波は、迫りくる限界にビクビクと強張る全身から逃れすがるように、オレの逸物に添えた手をぎゅっと押し潰すように握りしめる。
その拍子にクリトリスが包皮から剥け出て上を向くくらい露出するのを見て取った。
腰を大きく前後して、パンパンに膨れ上がった亀頭から竿の根まで幼い膣粘膜と露出したクリトリスに擦りつける。
すると
「ふあああああぁぁぁぅぅぅっ!!??」
咆哮のような絶叫とともに、鏡に顔をつんのめるように押し付けた帆波が、引き締まった背筋を弓のようにして伸びあがり絶頂すると同時に、オレの股間に熱い塊が限界を超えて、迫りあがった。
「だすぞ」
「あ? あ、あぁっ、ぁぁっ……」
逸物から勢いよくほとばしる白濁が、鏡の中の帆波の無垢な白い体に飛び散っていく。
「ふっ、あぁ、はぅ、はぅ、はぅぅ……」
激しく脈打つ亀頭から何度も放出される精が、痙攣する帆波の乳房と顔と膣を白く染めていく。
「ぁ」
精を放出したままのオレに、くらりと腕の中に倒れこもうとする帆波を何とか優しくベッドに横たえながら精を放出する。
「はっ、はぁはぁ、はぁはぁはぁはぁはぁはぁ……ふぁぁっ……」
何度も逸物を波打たせて精の放出を終えると、帆波は硬直を解き、初めての本格的な絶頂による快楽と衝撃でぐったりとシーツに体を横たわらせたまま、不規則に痙攣し続け止まる。
「は、はぅぅっ」
快楽の熱でボンヤリした表情の帆波に対して後始末をしようと、ベッドの横に置いた保温ボックスから濡れタオルを手に取って振り向き、動きを止める。
「にゃぁ」
トロンとしたままの帆波が、豊満な乳房の谷間に潜り込んだ精液を掻き出し、くちゅくちゅと手の中でかき混ぜすんすんと香りをかいだかと思うと
「これが……精子」
少し口内で味を確かめるように転がしてからごくんと飲み込んだからだ。
「変な味、でも……あったかい」
酔っぱらったように、ふわりと柔らかな笑みを浮かべて頬に手を添えながら、豊満な胸を揺らしながらもう一度掻き出して嗅いで味わい飲み込む。
「ふぁぁっ」
そこでまた顔を蕩けさせて目を細める帆波。
「あっ」
そこで、自分を見ている視線に気づき、羞恥に真っ赤になる。
「にゃ、にゃぁっ、ご、ごめんね。そ、その、タオル。そう、タオル……使わせて……ほ、欲しいなあって」
「……」
誤魔化そうとしたのだろうが、無言で見つめるオレに誤魔化せないと諦めたのか。それとも、気だるすぎて身動きさえろくにできない疲労感で諦めたのか。
おそらく、その両方で諦め、帆波は両手を合わせて指と指を弄ぶ。
「にゃ、にゃああ。ごめんね。へんな事しちゃって、引いちゃった……よね」
現在進行形で、手に精液擦り付けて指と指の間に橋を作っていながらそんなことを言ってくる帆波。
「でもね、おにいちゃんの……が、暖かくて、なんか安心しちゃって、ここがね」
そっと胸を押さえる。乳房のにこびりついた精液を手に浸しながら。
「なんかポカポカするんだ……へん、だよね」
柔らかな笑みをさらに深くして鼻にかかった精液を啜り、目を伏せ悲しそうにつぶやいた。
「帆波」
「は、はい」
そんな帆波に対する静かな呼びかけに、変態とでも罵られると思ったのか帆波は全身をびくりとさせる。
「心配しなくていい。帆波は精液に興奮するタイプなだけだ」
「え!?」
「精液を飲んだり匂いを嗅いだりするとたまらなく興奮する人間は割とよくいる。だから別に変なことじゃないんだ」
「ほ、本当!? 本当に!? う、宇宙で、私だけなんじゃないの」
帆波は興奮気味に拳を作った。
誘導しないで自分は精子で興奮しますと認めるあたり帆波だなあと思いながら言葉を続ける。
「こんなことで嘘はつかない。帆波が思うほど気にしなくていいことだ。ちょっとした個性でしかない」
「そっか、そうなんだあ」
「ああ、そうだ」
そう言いながら、オレは内心で『そうか、帆波は精液で興奮するのか』とサディズムの喜びに身を浸しながら、絶頂直後の桜色に染めた肌で安堵に大きく息を吐く性交の準備が整った帆波を見た。
次回本番ですが、遅くなります。
試し読みに憎悪うんぬんとありましたけど、ホワイトルームの刺客が、綾小路くんの子供を産んだ経験有りみたいなことにならないように祈っています。