堀北さんの心情書いていると長くなってしまいました
「うぅぅ……あ、あっ……はぁ……はぁぁ……」
最後に一度、身体を踊らせたあと、ぐったりとベッドの上に身体を投げ出している堀北。
全身を汗まみれにしてはぁっ、はあっと大きく胸を上下させぼんやりと天井を見つめている。
オレはタオルを取ると堀北の顔を上から見下ろす。
眼を半開きにして口からは涎をたらしながら、初めての絶頂にどこかうっとりした顔をしていた。
「あ……あ、あや……綾小路君」
タオルで汗だくになった堀北の身体をぬぐっていると、まだぼんやりした表情で彼女は俺の名を呼んだ。
まだ完全には意識が戻ってないようなのでそのまま身体をぬぐうと「ふぁっ」と心地よさそうに目を細めた。
「さっきお前が言っていたようになんとかしてみたが……どうだ、今の気分は?」
「え……あ……あっ」
一通り拭き終えたずねると、見開いた瞳が少しずつ焦点をとりもどし、オレの顔をはっきりと認識し、先程までの乱れに乱れた己を思い出したようだ。
「あなた、あんなっ、ううう」
顔を赤く染め、裸身をオレに見せないように狂乱ではがれたシーツを身に纏おうとしているが、力が入らず腰の上に乗せるくらいしか出来ていない。肝心の胸や秘所を隠せずにその両手で隠そうと身体をくねらせる姿は
「……エロいな、お前」
「──-っ……うぅ」
反論しようとこちらを一度睨みつけるが、今の自分の格好に視線を這わせた後、情欲に満ちたオレの視線と合うと目を瞑りうつむいて横向きの体勢で背中を向けてしまった。
今までの恥ずかしいことを思い出しているのか、頭を振りながら全身を羞恥に震わせる姿を見ていると、さらにいじめたくなる。
「っくぅ!」
背後から抱きつくように取り付き、その乳房に手を伸ばす。直接触らずに縁を優しく愛撫すると、絶頂直後の堀北の身体はそれだけでピクリと身体を震えさせる。
「っんうぅ」
ひとしきり乳房の縁を愛撫しながら舌で耳を愛撫する。
舐め始めたときピクンとこちらを見てきたがすぐに目を瞑って顔を背けてしまう。
そのまま耳周り、耳たぶ、耳穴の入口を吐息で愛撫しているときも嬌声をあげずに身を震わせるだけ
太腿についた堀北の愛液で手を湿らせ、そのままへそまでゆっくりと手でなぞるように愛撫する。
ピクリとピクリと震わせながらも声を出そうとしない。
だから、今度は脇腹を、腋を、首筋を、鎖骨を、蜜が足りなくなったら決して秘所には手を出さずに近くの場所で蜜を補充して、優しく丁寧に塗る。
「──はあっ」
火照った身体に自身の体液を塗られるなんともいえない感覚と敏感な部分を触れるか触れないかの強さでねっとりと這わせる心地よいくすぐったさに、堀北は頭を振る。
滑らかな髪から漂う汗のにおいとジャンプーとリンスの匂いが混じった匂いを音を立ててかぐ。
「ぅぅぅ」と呻きながらこちらに振り向きそうなそぶりを見せるがそのまま羞恥に体を振るわせるだけ、ただくすぐったそうに身体をくねらせ、秘所と胸だけはさわらせまいとするように両手で隠す。
「んひゃあ!?」
髪から出てきた、白いうなじをぺろりと舌先で舐めてやると素っ頓狂な声を上げてこちらを見、はぁとどこか物足りなそうな吐息を漏らす、背中からうなじを舐めあげる。
背中越しから見える隆起しきった突起に触らずに、控えめな乳輪をくすぐり円を描くように嬲る。
円をじわじわ狭くするように描きその突起へと触れる寸前で、また円を拡げるように指を躍らせる。
乳首への刺激を予想して期待に強張った体が自然と脱力して、ぴくり、ぴくりと震るえる。
身体の持ち主からオレに向けられる求めるような視線を無視して逆のうなじを舐めてもう片方の乳房も同じように愛撫する。
「……あっ、むねが」
「胸が、どうした」
数分後、思わず漏れてきた言葉を逃さずに問う、堀北の逡巡は一瞬だった
「……むねが、たまらないのよ」
「わかった、胸だな」
力強いオレの頷きに、ほっとしたような笑みを浮かべた堀北は胸を反り返し、二つの乳房を天井に向かって突き出してきた。
はしたない格好をとると、誘うように身体を揺らす。自らの行動に、羞恥に染まりきった顔で揺らす。
ふるふると揺れる乳房をもみしだく。若々しい張りのある乳房は心地よい反発を指先に返す。
「……ふぁっ、はぁぁぁ」
安堵しきった吐息を漏らし、しばらく身を任せるように愛撫を受けていたが、次第に不満そうで切なげな顔をしてきた。
足りないと横顔が語ってくる。
オレの手で下乳を弾ませるように揉まれほよんほよんと揺れる自身の乳房、正確には塗った蜜と汗を先端からぴゅっと飛ばす充血しきった先端を親の敵のように睨むと、視線でこちらを問いかけるように見てきた。
ゆっくりと頭を振り否と伝えると、弾けるように身体をこちらに向けてきた。
「あなた、私に、どうさせたいのかしら? 正直なところ、わりと、限界なのだけど」
我慢をし続けて怒りと情欲と羞恥に染まりきった目で、一言ずつ区切る様に言ってくる。
「そうだな、お前の意をある程度組むことは出来る……だが俺は、お前に恥ずかしいことでも言わせたい。下劣だが、お前の意を汲んでするよりも言葉で恥ずかしいことを言わせたいんだよ」
「確かに、下劣ね。自分の欲望しか話していないわ。ふぅ……わかったわ。ええ、わかった。出来る限り、やってみせる……お願い。乳首も、さわって」
わりと鬼畜な発言だったが、堀北はため息をしたあと吹っ切れたような微笑みを浮かべて乳房を突き出してきた。
快楽と羞恥で上気していた肌は、恥ずかしい台詞と同時に乳房を男の目前に突き出しているというさらなる羞恥で元の肌の白さをなくすくらいの赤さになっている。
「はぁぅ! ……きゃ」
充血して尖りきった乳首を、舌先で舐め上げた。堀北が嬌声をあげて仰け反る。
待ち望んでいた刺激に、堀北は顎を反らし紅潮した綺麗なのどを見せてくれたので音を立てて首筋に吸い付きしゃぶる。
思い切りキスマークがついてしまうが、堀北の交友関係からすれば絆創膏を首筋につけても怪しむ者はいないだろうし、運がよければ明日からの休日で消える。
「あっ、ばかっ、あとついちゃ、たらっっ──っ!」
甘い堀北の匂いを嗅ぎながらちゅうちゅうと下品な音を立てて先程とは逆の首筋を吸う。
顎を反らせたまま可愛らしい嬌声をあげる堀北の乳首を両方ともつまんでしごき立てる。
「あっ、ぅぅ……ん、あっ」
痛みを与えかねないほど強く乳首を握りつぶしたかと思えば、次は指の腹でくすぐるように嬲り、二つの指で交互に擦ってやる。
優しい刺激に堀北が落ち着いたところを見計らい。
「あっんんああああっ! んんんんっ! いっくぅぅぅ!」
爪を立てて乳首を軽く潰してしごきあて弾き強い刺激を与えてやる。
絶頂したばかりで散々玩ばれて性感を高められ刺激を待ち望んでいた場所を刺激された身体は、乳房での絶頂を覚えた。
「はぁっ、はあっ、あっ……にゃ」
首筋と乳房に意識の大半を持っていった堀北の隙をつくように秘所に手を伸ばすと、猫の泣き声のような声を出す。
寸止めをし続けて絶頂させた後なだけあり、花びらのような大陰唇を開くとむわっとする熱が濃い匂いとともにオレの顔にまで届き、ドロッと流れる愛液がシーツにシミを広げていく。
シミが堀北の尻にまで届くと絶頂の余韻に浸っていた彼女に反応があった。
「トロトロのぐしょぐしょだな。シーツまでぐっしょりにじゃないか。触れていると火傷しそうなくらいに熱い。感じきった女のまんこだぞ、これが……どうだ触ってみて」
「……あ、あつ、い」
シーツを濡らしていく蜜と自身の女の匂いに、呆然とする堀北の右手を彼女の秘所に持ってきて膣壁を触らせてやると唖然とした声を出した。
堀北のことだ、触るどころかこうなった秘所を見たこともないだろうと考えると同時だった。
仰向けにした堀北の足を一瞬跳ねあげ、股の間に身体をねじりんでのしかかり立ち花菱と袈裟固の合わせ技に近い形で抑えこむ。これで堀北の身体である程度動かせるのは右腕の前腕部のみとなった。
腰の下にひざを置く事で、堀北の顔をほぼ同じ目線にした秘所とご対面させる。
「……──-っ!」
あまりのことに一瞬呆然とした後恐ろしく高い悲鳴を上げてきた。
抵抗して振りほどこうと身体をゆすりたてるが、完璧に技が決まっているし、唯一動かせる右腕は秘所のうえだ。何も出来ない。
「乳首が当たってくるな」
「ううっ……、ひいっ、くっ」
体ごと押し潰した堀北の乳首が胸板で擦れる。隆起した硬い乳首が胸板で潰れる感覚はなんともいえない楽しさがある。敏感な部分を刺激される堀北が、ぴくぴくと震えるのもまた格別だ。
「自分から擦り付けてくるとは、さっきまでそんなによかったのか?」
「──っ……はっ、ふぅ」
このまま抵抗してもどうなるか悟った堀北は、快楽の呻きをあげて力を抜いて頷いた。それがオレの問いの返答になっていると悟り身体を羞恥に染め、首を振る。
言葉で責めるのもよかったが、愛液を溢れさせている秘所で責めることにする。
目を瞑って首を振り続ける堀北の目を開いて頭を掴んで、自分の秘所を見せた。ピンク色の粘膜を堀北の網膜に映させる。
「……あっ……すごいわたしの、こんな風になってたのね、知らなかった……」
恥ずかしいのだろう声を震わせている。
そんな堀北の手を互いの小指を絡ませて秘所に誘導する。
「どうすごいんだ」
「……こんなに、熱くて、ひうっ、ピリってきた、敏感なんだ……いつっ……綾小路君がしてくれたときとは違うのね。自分でやっても、痛いわ……どうすればいいのかしら?」
痛みに顔をしかめて聞いてくる。
「少し力を抜いて、オレに任せろ」
「ええ、お願い」
堀北の指を優しく誘導する。
「あっ、気持ちいい……さっきみたいにピリッとするけど、痛くなくて気持ちいいわ。んあっ、ゆっくり、やさしいと、気持ちよくなるのね。んんっ、あっ、声が出ちゃう、恥ずかしい、ひんっ、もっと熱くなってきて、んうっ、液がもっと出てきたわ。恥ずかしい、んうっ、綾小路君が見てるのに、もっと溢れて来ちゃったぁ、んんっ恥ずかしい……」
羞恥の涙を流しながら自分の秘所の状況を言い続ける。
「白いのが流れて、あうっ、透明なのがでて、粘ついて、んんっ、あっ、混ぜるの、なんでっ、あっ、透明が、しろくなっ、うんっ、あひっ、そのっ、びらびらしたところっ、もっと敏感でっ、はずかしいっ、頭くらくらして、うぅ……やめっ、ひろげちゃ、うぁん、また、たれちゃっくうっ」
小陰唇をさらに開けて溜まった蜜を落とした。
堀北にもっとよく見せるために少し呼吸を落ち着かせて涙をぬぐう。
「……二つ、あながあるのね、一つは小さくて見えないくらいね、もう一つからは……液がでて……うぅ、うぅぅ」
そこまでで羞恥の限界に達したのか、うなり、こちらを見てくる
「……綾小路君」
「なんだ?」
「……あなたが言ったように、恥ずかしいことを言っているのだけど……あなたこういうのが好きなの?」
「大好きだ」
普段クールで硬質な美少女隣人の堀北が羞恥と快楽に顔をぐしゃぐしゃにして恥ずかしい言葉を口にしているのに、それ以外の答えがあるのだろうか。
言ったときは多少のおねだりをさせたいくらいにしか考えていなかったが、こういう冷静に解説しようとしながら出来ずに恥らう姿も良い。
オレの逸物はすでにズボンを破ってしまいそうなほど滾っている。暴発しないよう刺激を与えないようにして堀北の肌にはあてないように気をつけるのも限界に近い。
「……そ、そう、そうなの……それなら、その、続ける……わよ」
「続けてくれ」
珍しいことだと思う。普段よりも、今のオレは本能で動いている。堀北が性行為の相手として魅力的なのは確かだが、それだけで、ここまでになるものなのか
一度離していた手を再度近づけていく堀北の手を見てそんなことを思う。
「どうした?」
秘所の前で堀北の手が止まっていた。
「……はずかしいのよ」
顔を真っ赤にしてそんなことをつぶやくと、こちらに顔を向けてきた。
「……一人で、手で、私のあそこに、あなたの目の前で、触るのが、恥ずかしいのよ」
視線を合わせて一言ずつ区切るように言ってくる。
「……さっきみたいに、あなたの手を感じさせて、でないと、わたしには出来ないわ、あっ」
あまりにいじらしい姿に堀北の手を掴んだ。堀北の安堵の吐息を聞きながら再度秘所に手をやる。
「やっぱり、熱い、んっ……二つの、あな、うんっ、どっちが、その、あなたと、っん、……するときに、使うのかしら?」
「上の穴だ。愛液をいやらしく垂れ流している方のな」
「──っ、変態、変態、この変態」
わかりやすく教えたのにこちらを睨みつけてくる。
へそにまで垂れて来た愛液の感触に「ひゃん」と鳴くとこちらから目をそらして触らずに見始めた。
「はぁ、はぁ……こんなに、小さいのに、ふぅ……本当に、入るのかしら?」
「大丈夫だ。女の身体はそもそも入るように出来ている。それに、ちゃんと入れるための準備の前戯を今もしているからな」
「そう、そうよね。前戯か、そうなんだ……皆こういう風に前戯しているとは思えないのだけど?」
「千差万別だ。人によって違う。他の誰かから聞いたり見たりして、何か心当たりでもあるのか」
「いいえ。母からも聞いたことはないし、見たこともないけど……」
そこで母親が出てくるあたり、こいつの性知識は下手したら義務教育だけかもしれない。妊娠は知識があってもセックスの知識がない可能性がある。いや普段読んでいる本で触りくらいは知っているだろう。
「でも、あなたみたいにこんな風に女性を拘束するのはないわよね」
「いや、少数派だろうがあるぞ」
手錠、縄、テープ、革、拘束具、布、人の欲望は果てしない。「……え?」と幼げな顔をしてこちらを見る堀北には、想像もできないのだろう。
物があれば、こんな風に身体で拘束しなくてもよかった。布テープしか置いてないのは失敗だ、あれは肌が荒れてしまう。縄とテープを用意して部屋に置いて置こう、こいつの白い肌には黒でも赤でも茶でも似合う。
邪な思いを感じ取ったのか鋭くなってきた堀北の視線から逃れるために、堀北の手を秘所に誘導する。
「続けてくれ、堀北。前戯しないと後がきつい」
「わかったわ……ここに入れるということは、ここが膣口なのね。んっ、ここも、ピリってする」
素直に膣口の縁をなぞり始めた堀北からは、今まであった行為に対する疑問の空気が薄くなっている。
こいつ、前戯という言葉を知らなかったのではなかろうか。後で間違いなく調べるだろうな。まあ、問題ない。前戯の範囲はあまりに広大だ、いくらでもごまかせる。変態呼ばわりはされ続けるだろうが
「……この白くて薄い膜みたいなひだはなんなのかしら?」
「処女膜だ」
「これが、そうなの……あっ……いたっ」
いきなり薄いひだに手を伸ばしてなで始めるが、人差し指では太すぎて膣口との間に挟んでしまい痛みに顔をしかめた。
「……これから、あなたに奪われてなくなるのね、この膜、生まれてからずっと一緒で、今日始めて見たのに今日にはなくなってしまうの……あっ……忘れて、お願い」
堀北はオレを殺すつもりなんだろうか、股座がえらいことになっているんだが
耐え切れなくなってきた、膜を優しく慎重になでる堀北の指をもっとも敏感な肉芽へと膣壁をなぞりながら連れて行く。
「……ひゃ、はあっ、あうっ、あっひぃぃ、な、なにそこっ、だめ、そのっ、だめっ、なに、そこ?」
「クリトリス、もしくは陰核だ。剥くぞ」
多少肉芽からの先から露出していたとはいえ、今まで剥かれてない亀頭を露出してやる。
「むくって、ひっあぅう、やあっ、つめたっ、あつっ、だめぇ、そこだめ、そのしろいとこ、まっ、まって、空気にふれただけでぇ、こうなるところ、に、ゆびっ、あっああああ」
堀北の指を真珠みたいな部分においてやさしくなでさせる。
短時間に絶頂を2度経験した身体はそれだけで限界に達した。
「んあっ、またあついのきちゃったぁ、わたし、イっちゃう」
「イきたいなら、イかせてくれと──」
「イかせてえ! あ、は、はずかしいぃ、でも、あつっいのぉ、イかせてえ!」
俺の言葉に喰らいついてくる堀北の指で真珠をつまませた。
「あ、ひっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
抑えこんだ身体をバウンドさせるようにしながら、堀北は3度目の絶頂に達した。
「はあっ、はあっ、はあっ、はあっ」
「少し休むぞ」
一度身を離し堀北の荒い呼吸が収まるまで、休ませることにする。
スポーツドリンクを冷蔵庫から取り出しておく、堀北の蜜をのんでいたオレはともかく堀北は脱水症状になる可能性がある。
呼吸とともに身体を上下にさせる堀北の顔を見る。涙と汗と涎でぐちゃぐちゃにしても綺麗な顔だ。
さらに隆起しようとする逸物がさすがに窮屈になりズボンと下着を脱ぐ。
堀北に脱がさせたかったが、冷蔵庫に行っている間に軽い眠りに落ちたので次の機会にまわす。十分くらい眠らせてやろう、夜はまだまだこれからだ。
「堀北」
「……あっ……綾小路君」
呼び声に堀北がうっすらと目を覚ます。ベッド脇に立つ俺の姿を見て柔らかく笑ってきた。
「おはよう、堀北」
「えっ……あっ、ごめんなさい、私寝てし……えっ!?」
起き上がった堀北が、目の前に曝け出された俺の逸物に目を奪われている。
目の前のものが現実かどうか疑ったのだろう、一度目をこすり再度目を向けてきた。
割と今まであったので慣れてしまった。この後おそらく上げる悲鳴も含めて
「うそ……すごい……えっ、なにそれ……な、何なのそれっ!? 男の人の、男性器ってそんなに大きいの!?」
でも、驚きのあまり羞恥心がどこかに飛んでいって、いきなり掴まれたのは初めてだ。暖かく柔らかな手が気持ち良いが
「……うそでしょう、太い……片手でこれだけ余るから……そんな、わたしの手首より太いわ、これ、私平均サイズの太さなのに……信じられない、……それに熱くて、硬いし、びくびくって震えて……長さも……両手でたりない、三つなら……うそでしょう? ありえないわ。三つでたりないなんて、あれ、わたしの手の幅、7cmちょっとだから、えっ……まって、そんな、ちょっと」
散々人の逸物をいじくったあと、おもむろに両手で擬似的なオレの太さの輪をつくり、秘所に押し当て始めた。亀頭ギリギリを触るとかあいつわかってるな。
堀北の顔からさあっと血の気が失せる。
「……あ、あなた、私を、こ、殺す気、なの!?」
ぽろぽろと涙を流し青ざめた顔で震え怯えきった声を出す堀北。間違いなく、想像して混乱している。
どうもめんどくさいことになった。無理やりやってもいいが、堀北相手にはあまりやりたくない。
「さっきも言ったが女の身体は男を受け入れるように出来ている。確かにオレは大きいほうだが、大丈夫だ。今までも大丈夫だった」
過去と比較するのは他の女と比較していることに他ならないが、混乱状態の堀北がそこに思い当たらないことを願う。
「ほ、本当でしょうね。本当に、大丈夫だったの?」
「本当だ、本当に大丈夫だった」
願いは通じた。オレの断言に堀北は安堵の息を漏らして再び逸物を握る。
「……あっ、熱い、こんな熱くて、硬くて、大きいものが、もうすぐ私の中に、綾小路君のが、入って……こんなすごいの、どう考えてもねじり込まれるわ。絶対痛いじゃないの、信じられない、こんなのねじり込ませて、私をどうするのかしら、でも、これが、綾小路君のなのよね……すごい匂いだわ……あっ、わたし、なんてはしたないこと、でも、におい、すごい、あっ、頭が、くらくら、する」
うっとりした顔ですんすんと匂いを嗅ぎながらこんなことを言われて我慢できなくなってくるが、まだ早い。挿入するときはイかせつづけて訳もわからなくなってからだ。堀北のためにもそのほうが良い。
「やっ……ん、んっ、あ、あやのこう、じゃぁ、んっ!」
乳首を甘噛みしながら、秘所にいれた指を描くように回す。
「あっ、あぁぁん! あっ、いたっ、うっ、ひんっ」
膣口の縁はともかく奥へ入れようとすると痛がる。
指先にかすかに触れる薄膜を破らないように気をつけながら、膣口の周りを軽く押しながら愛撫する。
「はあっ、あっ、中で、かきまわっ、ふぁぁぁぁ!」
中をかき回される刺激にもだえる堀北。
「は、あっ、そこ、そこだめぇ、んぁぁぁっ!」
今までで掴んだ堀北の感じるポイントを集中攻撃する。
「もう一本、いけるな」
「やっ、そんな──っ! はぐっ!? あ、んっ! んんんっ! あっあぁぁぁ!?」
おもむろにもう一本入れて、咲いた花びらになっている小陰唇をつまんで閉じてこすり合わせて弾き、堀北を絶頂させる。
「はぁ、あっ……やっ、もう、あ、あやの、こうじ、あうぅ」
休ませずにすでに何度も絶頂させ意識を朦朧とさせ秘所もほぐしにほぐした。これなら次イかせれば挿入してもすぐに痛みで泣き叫ばないだろう。
やけどしそうな堀北の秘所に、欲望を滾らせた逸物を叩き込めることに口角を吊り上げる。
「も、もう、あぁっ、わた、しっ、だあぁぁぁ!」
散々泣かせ真っ赤な濡れた瞳を俺に向けてくる。ぺロリと瞼を舐めると恐ろしく熱い。
その熱さを滾りに変えて秘所に入れた二本の指で優しくかき回す
じゅぷっじゅぶっ、ぐちゅっぐちゅっぐちゅっ
「んっ、あっ、んんんっ! くあっ! もっ」
下と上で奏でられる心地よいデュオは耳を楽しませる。
締めは、乳首を噛み切るような強さで噛むか、それとも肉芽をつまんでしごきあげるか、露出したクリトリスを弾き飛ばすか
迷う。
「あっひぅぅ、あ──っ! イっちゃう、イっちゃ、ひああぁ────っ!」
「……え?」
絶頂の叫びとともに堀北の身体が跳ね上がり秘所から潮を噴出す。
顔に当たる堀北の乳房と指に感じる秘所の蠢きが、堀北が確かに達したことを教えてくる
「……嘘だろ、何でこんなに速い」
ここ数時間弄んだ経験が俺に教えてくれる、まだ絶頂に到達するときではない。
そんなに強く攻めていないのだ。これからかき回すのを強くしたり速くしたり、真っ赤に変色するほど弄りまくった乳首も攻めたり、首筋に吸い付いても脇腹を攻めてもいないのに、堀北は達してしまった。
「あはぁ……うぅぅ……はぁぁぁ……ぁぁぁ……」
堀北の唇から静かな泣き声が漏れる。
その身体からは完全に力が抜け切っている。
「ぅぅぅ……はぁぁ……あぅぅぅ……ぁぁぁ……」
胸の中に抱き上げるが反応はない。
今まで絶頂させたあと、触れば全身をぴくり震わせ、抱きしめれば照れたように視線を合わせようとしない堀北の可愛らしい反応がない。
もはや意識のかけらすらなく、閉じられた瞳は開く様子はない。
「堀北」
呼びかけても反応しない。
オレはそんな彼女を抱きしめながら、どうしたものかと考える。
何せ自分の逸物は今から本領を発揮するのだとやる気に満ちているからだ。
だが、さすがにこの状況の堀北に逸物を挿入するのは気が引ける。冗談抜きで屍姦に近いだろうさすがにそんな趣味はない。
「……自業自得ってやつだな」
大分思考がめぐってしまった。認めたくないのだ、この昂りが果たせなくなったことを。堀北の膣に叩き込んで中に出して一晩中犯すということが出来ないということが認められない。
まあ、誰が悪いというと間違いなくオレなのだが
性的に初心だった堀北を何度もイかせるのならともかく、堀北の反応があまりにも楽しかったせいで焦らしたり、拘束したり、恥らわせた。
恥ずかしいことを言わせていたとき堀北は出来るだけ平静であろうとしていたが、平時と比べれば雲泥だった。全ての精神的負担はかなりのものだったろう。
スポーツドリンクも飲ませなかった、というより途中から忘れてしまった。全身からあれだけの体液を流させて補給なしだ。むしろよく持ったというべきかも知れない。
どう考えても初体験でやるには濃厚すぎただろう。
「でも、楽しかったんだよなあ」
堀北の髪を撫で付けながら言葉を漏らす。
身近な人間と性行為をするのがこれだけ楽しいとは思っていなかった。
最初はもっと酷いことをするつもりだったのに、割と優しくしてしまったのはそのためだろう。
「はあ……」
ため息が漏れるが、仕方ない切り替えよう。
今日は休ませて、明日朝一から犯そう。寮のカメラは明後日まではごまかせるから何とかなるが、この8時間は人生で一番長くなりそうだ。
「はぁぁ──……」
虚しい、本当に虚しくてつらい。
「あ……ん、あっ……あ、あやの、こうじく……ん?」
うっすらと堀北が目をあける。どうやらため息が大きすぎたようだ。
「大丈夫か、堀北?」
「え……あ……い、いいえ」
「だよな」
やはり水分が足りてなかったようだ声が枯れている。そんなことにも気付かなかったとは
「あ、ごめん、なさい、わたし」
「いや、いい、ちょっと待ってろ」
とりあえず堀北にスポーツドリンクを飲ませるため堀北を降ろそうとすると止められた。
「……でも、あやのこうじ、くんの……まだ」
「ん……ああ、まあ、大丈夫だ」
あまり大丈夫ではないが、8時間の辛抱だ頑張れる。いや、頑張る。
そんなオレを堀北は見ていた。
隣人の綾小路清隆を問われれば私は良くわからないと言う。
無気力の事なかれ主義者──-これも一部本当。
高い能力を持ち他者を操るクラスの黒幕──-これも一部本当。
冷静沈着で律儀なところがあるクラスメイト──-これも一部本当。
でも、おそらく、それら全てが上辺だけの見せ掛けだろう。底知れないという言葉が、これほど似合う人を初めて見た。
それでも一年以上見ていて、ただ一つだけは言える。彼は恐い人だ。
本当の彼は、私を歯牙にもかけていない。何の関心も持っていない。いや、誰のこともなんとも思っていない。必要が無くなれば捨てるものでしかない。それがたまらなく悔しかった。赦せなかった。
だから、抱かれに来た。櫛田さんもクラスのこともただの言い訳。
私はただ身体だけでもこの恐い人と繋げようとしただけだ。
馬鹿な行動をする愚かな女だと自分でも思う。
うっすらと開いた目に綾小路君が映る。
いつものように人形のように表情を変えていない。
でも、瞳の中には違う色がある。いつもにはない情欲の色が、食事のとき以外全く読めなかった今までとは違う、感情の発露。
私を欲することで見える感情。
気のせいかもしれない、妄想でしかないかもしれない、でもそれでいいと思う。
どこまでも愚かな女だ、私は
ここまでひどいことをされたのに、あの綾小路君が、私を情欲の対象というだけでも、色をもって見てくれていると喜んでいる。
少しでも彼の何かになれたと思えることが嬉しい。
兄さんごめんなさい。あの日、兄さんとの別れの日にああ言ってくれたけど、いいえだからこそ、兄さんは私の理想の一つでした。兄さんみたいに賢く正しく優しい人に成ろうと目指していました。
でも、もう兄さんのような人には成れません。
私は、もっと愚かな女でした。
こんな恐い人の近くに居たいだけで身体を預ける愚かな女です。
こんな恐い人を知りたくて執着してしまう愚かな女です。
──―でも、こんな自分が嫌いではありません
堀北鈴音という少女は、兄より優先するものを知った。
誰かへの恋より先に誰かを愛した。
「あやの、こうじ、くん」
女として使われたいのに、疲れきった身体は言うことを聞いてくれない。それでも
顔には力いっぱいの笑みを、動かない手足を出来る限り開いて彼を迎えよう
「……きて……」
もう辛抱たまないけど、相手に気を使ってなんとか抑えたときその相手から
涙を流しながらうっすらと誘う様な笑顔を浮かべ
上気しきった乳房と突起を震わせながら手を広げ
開けた太腿と太腿の間に蜜で出来た橋を見せ付けるように
「きて」とか言われた
頭の中のどこかで理性が弾けた。
秘所の花びらをあけ膣口に逸物を押し当てる
逸物から出たカウパー液と愛液が混ざり卑猥な音を立てる。
腰に力を入れると、唇に柔らかさを感じた。
「さい、しょは、キス、でしょ……馬鹿、ね……おんな、の、こよ……わたし」
柔らかな優しい笑みと掠れた声に頭の中で弾けていたものが戻った。
独りで何かに打ち込み続けた人の性知識の乏しさは恐いくらいです