※この作品はR-18です。

ハイスクールじゃないD×D   作:おーり

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早速筆が頓挫する今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
わたしはきょうもげんきです(吐血

文字数少ないキガスル
話が進んでないキガスル
書き終えたのが随分前なのだけど投稿し忘れていたキガスル

そんなわけの最新話


オリ主が要らない? 同感だ(オリ主視点)

『――我は夜を照らすシトラリクエ、星の代弁者、星を統べる女王、星辰の果てに眠る頂きにて世界の暁を夢見る鯨。流星すら身動(みじろ)ぎのひとつ、恒星の瞬きすら指先である。その我に何を臨む、何を求める、塵芥に過ぎぬ一介の意思の分際で、命を慮ることもせぬとは片腹痛し、――その生き方で以て証明せよ。汝は所詮【  】である、と』

 

 

 思った以上にヤバいモノにぶち当たったらしい。

 死して遭遇したソレは私の耳朶を打つ科白の節々から推定するにも、どうにもコズミックホラーな側面しか伺えなかった。

 転生する前のターニャ・デグレチャフおじさんでも、もーうちょっと言葉の交わせる相手だったはずだぞー?

 いっそ目を覚ました彼女の影響で私の前世がフレキシブルに無残なことになっていると良いなぁ、とやんわり妄想する。

 

 別に其処まで世を儚んだり恨んだり悔やんだりとは致していないが、あまり楽しく生きられなかった以上はその結果もまた推して知るべし。

 人体に於けるアポトーシスの役割は自ら死ぬことでより適切な身体へと形成されてゆく『全体への後押し』であるが、人間は群性でありながらそういう『生き方』に対する『役割』をあまり強いることを善しとしない。

 無論、私たちは細胞などではなくそれぞれが別個の『特別』なので、俯瞰して全体への良い影響だからと一部を切り捨てられるような指令は受諾できるはずも無いのだ。

 それぞれがそれぞれに、自分がそれに充てられたら、という想像が出来るのだから。

 要するに、私が不幸を感じていたのは大体が社会が悪い。ふぁっきゅー全体主義。

 

 

 そんなわけで、恐らくは私は生まれ直した。

 生後10年、女子らしい。

 クロエ=ガーネット、前世合わせて三十路なの。

 薄ピンクシルバーというスタンスの謎な髪色に褐色肌でコバルトな瞳の美幼女、何処かで見たことあるかのような外見だ。

 

 明確に言うと輪廻転生とは神の意思とやらには何ら関係も無い、記憶と経験を魂という概念で、ある程度以上の自己暗示で補強し、縁も所縁も特に意味の無いランダムな別人を『上書き』することで起こるスワンプマン的バグだという説がある。

 あるにはあるが、それに自分が当て嵌まるとなると割とどうでもいいことなのだなぁ、とよくわかった。

 

 実際、ある程度何かが出来るからと言って、それが社会へ影響を及ぼせるかどうかは個人のスペック(性質)に懸かってくる。

 そしてそれを裏付けるには経験と信頼と影響力と地力、あとは努力が必須なわけだ。

 もうちょっと付け加えるなら素質と下地もあるのだが。

 

 何が言いたいかと言うと、才能などという実は存在しない幻想を見出されて『神童』の名を欲しいままにして飛び級果たしたリアルあずまんが十歳児な私は、無事入学果たした駒王学園なる奇抜な学校で主人公のサブヒロインと同じクラスに収まった。

 チート系天才美幼女と持て囃されるはずの未来を夢想していた自信が、失墜した瞬間である。

 

 

「リアルにペド垂涎の美少女が目の前に居たら勝ち目なんてないじゃないですかヤダァ!」

 

「……とりあえず馬鹿にされていることだけは伝わりました」

 

 

 なんて日だ! と机ダァン!した私と同クラなのは塔城小猫(15)。

 ツッコミを入れてあげるから歯を食いしばりなさい、とニギリコブシでにじり寄られているのだがNo thank you。

 戦車の膂力でツッコミとか、死同然なことは明白なのである。

 

 そう、私は暗に原作を把握している。

 ああ、女神様、どういうわけですか。

 あの流れなら幼女で戦記なverで異聞帯転生を果たすのが道理なのではないのですか。

 何故(ナニユエ)に女性の尊厳危ぶまれる少年漫画的なライトノベルな、むしろ二次創作の方が活動盛んな世界線へと幼女の身にされ漂流されなければならないのか。

 大人しくなろうに流せよ! ハーメルンはヤダァ! どっちも玉石混合なのは甲乙付け難いのだけどもさ!

 ……前世で私、其処まで酷い目に遭わされるような酷い真似致しましたかね?

 紅守黒湖と比べればまだ平穏な生き方をしていたはずなのだけどなぁ。

 

 

「ときに小猫センパイ、センパイって何処か部活とか入ってます? 入学してそろそろ桜も散るのですが、ワタクシ未だに適当な部活動を決定できておりませぬ」

 

「……入ってはいますが、ふむむ……」

 

 

 クール系ジト目幼女な小猫パイセンは内心でニヨニヨしつつ私の言葉を吟味した。

 同学年同クラスですが、年齢的には間違いではないので遜って見ます。

 お気に召したご様子。

 表情は微細な変化ですが、人間の感情は顔のみに出るわけでは無いのです。

 仮にもチート系美幼女でしたし、読むのも容易いのです。ドヤァ。

 

 

「……良ければ私の入っている部でも見学しますか? 『先輩』が案内してあげます」

 

 

 私以上のドヤ顔で『先輩』を強調されたドヤ。

 お気に召しましたか(二回目。

 

 しかしどうしたモノか。

 隣の席なので最年少の強みを活かして愛玩動物アピールするムーブを致していただけ、とは流石に言い切り難い。

 いや、仲良くなるのに異論は挟みませぬが、その行き先が『主人公』の待つ『地獄』なのは如何なモノか。

 アレでしょ? 女子は衣服を剥ぎ取られて思考能力剥奪されてハーレムに入れられて主人公が『決意』するまで飼い殺しにされるんでしょ?

 嫌ですわそんな場所。

 

 

「ちなみにパイセンの部活ってなんすか?」

 

「……オカルト研究部です」

 

「あっ、けっこうです」

「何故ですか」

 

 

 一縷の望みを賭けて私の知る世界線との差異でも探ってみたのだが、どうやら原作通りな状況なことに察した私は即お断りを申し込んだ。

 しかし、だ。

 いっしょに帰るのを見られるのって、恥ずかしいし……みたいな丁寧なお断りをした大和撫子な私と違い、小猫パイセンは己のキャラも脱ぎ捨てて詰め寄ってきたのである。クールキャラ気取った『…(三点リーダー)』は何処へやった。

 

 

「いえ、高校生にもなってオカルトとか、中二病とか、二次小説書くとか、いい加減卒業しないと社会に馴染めなくなっちゃいますので……」

「明らかに方向性の違う飛び火を招く発言に勤しむのは辞めてください、炎上したらどうするんですか」

 

 

 私のこの言葉でどれだけの人が胸を抑えたのだろうか。

 

 さておいて、私個人は小猫パイセンは嫌いじゃない。

 思わず他人行儀な『お断り』をムーヴしてしまったが、しかし待てよ? と私は思い悩む。

 小猫パイセンは美少女だ。

 というか、この世界線においてはサブヒロインだ。

 そのうえ、ぶっちゃけなんちゃってメインヒロインであるリアスグレモリーよりも人気がある。まあ読み手や書き手にロリコンが多いこともあるのだろうが、最人気は姫島朱乃だったりするのだけど。フレキシブルSM巫女バンザイ。

 

 問題は、サブヒロインでありながらそれだけの人気を博している点にある。

 はっきり言って、寝取られやすいのだ、オリ主に。

 

 原作と二次、どっちの主人公も悪く言う心算も無い。

 ヒロインという立場に収まっている以上、攻略されることが前提なので何処かで『デレ』を発揮する必要はある。

 そうしなくてはキャラが死ぬ。

 上手く生きることなく死んでいった、そんなキャラたちを私たちは死ぬほどみて来たのだ。

 そんな事態が起こることは、本懐からずっと外れている。

 それは私たちが望むことではない、だから、時間をかけてサブヒロインのATフィールドを鋳溶かして逝く原作主人公も、スパンもスタンスもすっ飛ばしてチートなハーレム形成趣旨でサブヒロインのハートをキャッチするオリ主も、どれもが誰かの願いのひとつなのである。

 それは否定してはいけない。

 それを読むことが、私たちはそれぞれ愉しくて面白いのだから。

 

 だからさらに挙げるべき問題点は、そんな小猫パイセンがいらっしゃるこの世界線の方だ。

 

 少年漫画的、というのは控えめな表現で、この世界は女性の扱いが酷い。

 最終的に物理で事態を解決する点は、少年漫画的と言ってしまったのだし目を瞑ろう。

 主人公が活躍するために必要なことであるし、毎度テンプレートにヒロインやそれに準じない女性が酷い目に遭っているのだけども。悲劇が多すぎる。平穏は嫌いですか……?

 

 其処はまあ、目を瞑ると言ったのだから目を瞑る。百億歩譲って。

 しかし被害にエロいのが多いのは如何なモノか。

 

 触発されたのか、数多居る二次制作の方々も、ヒロインを据える場合大体めっちゃエロくする。

 キャラデザがそれに則っているから、まあ連想はし易いのだから、致し方が無いのだろう。

 ポプテピでエロとか書かれても困惑するだろうし、ある意味では適材適所だ。

 

 話を纏めよう。

 私は小猫パイセンが主人公にもやもやする思いを抱かれるのも気分が悪いし、オリ主に寝取られてアヘ顔ダブルピースをキメながら子作りにどうしたって適さない小さい身体を上下に揺すられる様を見るのも忍びない。

 ので、誠に勝手ながら私は小猫パイセンの幸せを臨む。

 

 同年代眷属のギャスパーとの疑似百合恋愛でも構わない。

 いつだったか短いスパンで修了したアーシアとの癒し系コラボなるモノでも構わない。

 黒歌お姉さまが平穏無事に掻っ攫って姉妹は幸せに暮らしましたとさどっとはらい、なるエンドでも問題ない。

 

 他に不都合が出る?

 知ったことか!

 

 幼女を幸せにしないで何がオリ主だ!

 幼女はテメェらの性の捌け口じゃねえんだよ!

 此処から先は一方通行だ! もたついてんじゃねぇぞ三下ァ!

 

 

「――よし、考えが変わりました。オカルト研究部、逝ってやろうじゃありませんか……!」

 

「この数秒で何を決意したんですか……?」

 

 

 小猫(幼女)パイセンをアヘ顔ダブルピースさせようとする、その幻想をぶち殺す……ッ!!

 

 私の読み通り、オカ研に入部していた獅子王なるオリ主に、私はこれから先も警戒を緩ませないことになるのは、もう少し先の話である。

 




この子をオリ主に据えて置いたら普通にR指定ナシのハーメルン復帰二次小説として真っ当に物語を推し進められた気がするのは俺だけなのか
なんっっっでジウハッキンに走っちゃったのかなァ!? コレガワカラナイ

感想返信してませぬがより良き意見があったご様子で何より。ニマニマしてます
その中に『これって寝取られより酷い主人公だしより質が悪くね?』みたいなご意見があって猛省してます

――そうだよ…ッ!

ナチュラルに俺の中では『ハイスクールD×Dのキャラは酷い目に合わせても平気』みたいな認識があったことに愕然となる
せめて【托卵】とか【寝取られ】なんかのタグを貼っておけば読む側だって心構え出来てたよ…!
ていうかこれ普通に原作レイプになるんじゃねーか反省しろ俺!
テラフォアドルフさんの墓前に俺の首を差し出しても差し支えのないレベル

クロエたんにはお兄様レベルでの守護神役を担って頂けると私信じてる
どっかで見たような容姿とネームだけども多分平気平気
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